JP3079363B2 - 免震構造部における耐火構造 - Google Patents

免震構造部における耐火構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の免震装置の
設置部や壁の免震スリットの形成部などの免震構造部に
おける耐火構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】積層ゴム等の免震装置は、建物などの構
造物下部と基礎との間に設置されることが従来一般的で
あるが、かかる免震装置を建物の一般階の柱頭、柱脚間
など主構造体間に設置し、任意の階以上を免震構造化す
ることもある。このような場合は特にこの免震構造部を
防災上、耐火構造とすることが義務付けられるが、免震
装置自体が耐火構造とはなっていないため、この部位に
免震機能を損なわないようにしながら新たに耐火性能を
有する構造を付加する必要がある。
【0003】免震構造部に耐火性能を付与するための構
造として、従来、例えば図6に示すように、上下の構造
体である柱1a,1bの間に配設した積層ゴムによる免
震装置3の周囲をセラミックファイバー製のブランケッ
トなどによる耐火被覆材14で囲んでおり、この耐火被覆
材14は端部をボルト5で柱1a,1bなどに固定してい
る。
【0004】建物などの構造物における免震構造部は前
記のような免震装置3の設置部位だけでなく、図7に示
すように外壁や間仕切壁などの壁7に形成した免震スリ
ット6の形成箇所も免震構造部であり、かかる免震構造
部の箇所に耐火性能を持たせようとすると、前記免震装
置3の場合と同様にしてこの免震スリット6を覆うよう
にしてセラミックファイバー製のブランケットなどによ
る耐火被覆材14を取り付ける必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】セラミックファイバー
製のブランケットなどによる耐火被覆材14は、繊維質で
はあるが、実際の物は厚く、これを取り付けたままの状
態では内部の免震装置3の点検を行うことが困難で、点
検のためにはこれを外す必要があり、その作業は面倒な
ものである。
【0006】また、外観も例えば座布団のようなもので
あるため、体裁が悪く、特に壁に形成した免震スリット
6などに使用した場合、免震のクリアランスを確保しな
がら化粧パネルなどでこの耐火被覆材14を別途覆い隠す
ようにしており、化粧パネルなどの部材を別途必要と
し、コスト高となるだけでなく、該パネルの取り付けの
ための作業工程も必要とする。
【0007】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、免震装置を設置した免震構造部においては、免震機
能を損なうことなく簡単な構造で耐火性能を向上するこ
とができ、免震装置を設置した箇所ではその点検が容易
となり、また、体裁もよく、壁に設けた免震スリットに
も適用できて容易に耐火性能を向上でき、既存の建物に
も実施可能な免震構造部における耐火構造を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、上下に区分される柱などの構造体間
や、構造体と基礎との間に設置した免震装置および、壁
や間仕切壁などの壁に設けた免震スリットにより形成し
た免震構造部において、前記免震装置の周囲を囲むよう
に上下の構造体や基礎から不燃材や準不燃材を用いる複
数枚の板状体を、上下方向の板状体間に免震スリットが
形成されるように、また、隣接する左右の板状体間にも
スリットが形成されるように取り付けるとともに、壁に
設けた免震スリットに臨ませて不燃材や準不燃材を用い
る板状体を前記壁に取り付け、これらスリットに耐火性
能を有する中空のガスケットを挿着し、該ガスケットの
うち、上下方向の板状体間の免震スリットに挿着したも
のは、一方の板状体に固着し、他方の板状体に摺動自在
に接触させて、該上下方向のガスケットとの接触面を曲
面形状に形成したことを要旨とするものである。
【0009】第2に、スリットに挿着する耐火性能を有
するガスケットに並べて、平常時には隙間が確保される
ように熱により発泡する発泡材を配設すること、第3
に、不燃材や準不燃材を用いる板状体は、構造体や壁に
取り外し可能に取り付けること、第4に、スリットの近
傍に消火剤の噴出ノズルなどの消火設備を設置すること
を要旨とするものである。
【0010】請求項1記載の本発明によれば、柱などの
構造体間に設置した免震装置の設置箇所の周囲に不燃材
や準不燃材を用いる複数枚の板状体を取り付け、これら
の板状体間に隙間を設けるだけで免震スリットを形成で
き、この免震スリットに耐火性能を有するガスケットを
設けることにより、簡単な構造で免震機能を損なうこと
なく免震装置の設置箇所である柱などの免震構造部を耐
火構造とすることができ、また、体裁もよいものにでき
る。
【0011】また、壁に形成してある免震スリットに対
しても、ここに不燃材や準不燃材を用いる板状体を取り
付け、該板状体と免震スリットとの間に耐火性能を有す
るガスケットを挿着するだけで簡単な構造で免震機能を
損なうことなく免震スリットによる免震構造部を耐火構
造とすることができ、簡単に建物内の壁の耐火性能を向
上できる。
【0012】請求項2記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、スリットに挿着する耐火性能を有するガスケ
ットに並べて、平常時には隙間が確保されるように熱に
より発泡する発泡材を配設することにより、平常時は免
震のためのクリアランスを確保でき、火災発生時には発
泡材が熱により発泡、膨張してスリットを塞ぎ、耐火性
能を向上させる。
【0013】請求項3記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、板状体は、構造体や壁に取り外し可能に取り
付けたから、免震装置のメンテナンス時などには簡単に
外すことができ、作業しやすい。
【0014】請求項4記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、スリットの近傍に消火剤の噴出ノズルなどの
消火設備を設置することにより、火災発生時にこの消火
設備から消火剤を免震スリットの方向に噴射して、免震
装置を火災から防護し、また、建物内の壁の耐火性能を
より向上できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の免震構造部に
おける耐火構造の第1実施形態を示す縦断正面図、図2
は同上横断平面図で、図中、図6に示した従来例と同一
の構成要素には同一の参照符号を付してある。
【0016】上下に区分されるRC(鉄筋コンクリー
ト)造の柱1a,1bなどの構造体間や、構造体と基礎
との間に積層ゴムなどによる免震装置3を設置して形成
した免震構造部において、前記免震装置3の周囲を方形
に囲むように例えば上下の構造体であるRC(鉄筋コン
クリート)による柱1a,1bから不燃材や準不燃材を
用いる複数枚の板状体2を上下に対向させ、かつ左右に
隣接させて突設した。
【0017】この板状体2は材質としては、例えばPC
(プレキャストコンクリート)板、ALC(軽量コンク
リート)板、金属板、耐火ガラス板、網入ガラス板など
を用い、上下方向の板状体2間に免震スリット4が、ま
た、隣接の左右方向の板状体の間にもスリット8が形成
されるように取り付ける。
【0018】免震装置3の周囲にRC(鉄筋コンクリー
ト)による壁7がある場合は、前板状体2の配設位置は
この壁7の端面との間にも隙間が形成されるような位置
とし、さらに、壁7にもPC(プレキャストコンクリー
ト)板などによる板状体2を該壁7に重合して当接させ
た状態で別途取り付け、この壁7の側の板状体2の端面
と免震装置3を囲む板状体2との間にスリット8を形成
する。
【0019】これら板状体2の取り付けは、簡単に外せ
るようにボルト5で柱1a,1bに固定する。なお、図
示は省略するが、該板状体2の外側に化粧パネルを別途
取り付けることも可能である。
【0020】そして、図3に示すように免震スリット4
やスリット8に中空の耐火性能を有するガスケット9
と、これに並べて熱により発泡する発泡材10を挿着す
る。発泡材10は材質として、例えばグラファィト系発泡
材、カーボングラファィト系発泡材を用い、地震時のス
リット上下に位相が生じる際に、板状体2との接触摩擦
により剥離しないよう免震スリット4の隙間を全部は塞
がないように取り付ける。
【0021】さらに図1に示すように免震装置3を囲む
ように配設した板状体2の外方位置で、免震スリット4
の方向に向けて消火剤の噴出ノズルなどの消火設備11を
設置する。
【0022】次に作用について説明する。免震装置3の
周囲に板状体2が配設されているが、この板状体2は上
側の柱1aに固定されるものと下側の柱1bに固定され
るものとの分割体で構成されて、上下のものの間に免震
スリット4が形成してあるから、地震発生時にはこの免
震スリット4によって揺れが吸収され、板状体2が免震
装置3の機能を損なうことはない。そして、地震がおさ
まった後は、免震装置3の周囲はこれらの板状体2で再
び覆われる。
【0023】免震スリット4には耐火性能を有するガス
ケット9が挿着されているが、これは中空に形成してあ
りかつ、板状体2の一方にのみ固着してありさらに、他
方の板状体2の耐火性能を有するガスケット9との接触
面は曲面形状にしてあるから地震発生時には上下の板状
体2の動きに追従して変形するとともに、接触面を曲面
に形成した板状体2とは円滑に摺れ合い耐火性能を有す
るガスケット9の存在が板状体2の動きを妨げることは
ない。
【0024】また、免震スリット4に挿着されている発
泡材10は、スリットの隙間が確保されるように配設され
ており、かつ耐火性能を有するガスケット9と同一側の
板状体2に固着してあるから、この発泡材10も板状体2
の動きを妨げることはなく、免震機能に支障をきたさな
い。
【0025】火災発生時には、免震装置3の周囲を覆う
板状体2が火災から免震装置3を保護し、さらに、板状
体2に免震のために形成されている免震スリット4や左
右の水平方向の板状体2間や板状体2と壁7との間に形
成されるスリット8の箇所から免震装置3の側に侵入し
ようとする炎や煙に対しては、ここに挿着してある耐火
性能を有するガスケット9が侵入を阻止し、さらに、発
泡材10が熱によって発泡しスリットの隙間を埋め、免震
装置3を火災から保護する。
【0026】さらに、消火設備11からも消火剤が免震ス
リット4に向けて噴射されるから、特に免震スリット4
の箇所での消火がなされ、免震装置3が火災から保護さ
れる。
【0027】板状体2で囲まれた免震装置3のメンテナ
ンス時には、ボルト5をゆるめれば板状体2を簡単に外
せるから、メンテナンス作業が容易となる。
【0028】前記第1実施形態は、免震構造部を免震装
置3の設置場所としたが、第2実施形態の耐火構造は図
4、図5に示すようにRC(鉄筋コンクリート)壁によ
る外壁12や間仕切壁13に形成した免震スリット15の箇所
のおけるものとする。
【0029】外壁12に形成した免震スリット15の部位に
おける耐火構造を図4について説明すると、図中16は外
壁12の外側で免震スリット15の箇所に取り付けた水切り
プレート、17は免震スリット15の下方に位置する外壁12
の内側箇所に施工されたモルタル打継ぎ部であり、この
モルタル打継ぎ部17に対向させて免震スリット15の上方
に位置する外壁12の内側にPC(プレキャストコンクリ
ート)板などによる板状体2をボルト5などで簡単に取
り外せるように取り付ける。
【0030】この場合、モルタル打継ぎ部17の端部と板
状体2の端面との間の隙間は、免震スリット15のスリッ
ト幅よりも狭くし、この狭い隙間に第1実施形態の免震
スリット4におけるのと同様にして耐火性能を有するガ
スケット9と発泡材10を設ける。
【0031】図5に示す間仕切壁13の場合も外壁12と同
様で、免震スリット15の下方に位置する間仕切壁13に、
該免震スリット15の幅が狭くなるように施工したモルタ
ル打継ぎ部17に対向させて、免震スリット15の上方に位
置する間仕切壁13にPC(プレキャストコンクリート)
板などによる板状体2をボルト5などで簡単に取り外せ
るように取り付ける。
【0032】そして、このモルタル打継ぎ部17と板状体
2との間の隙間に耐火性能を有するガスケット9と発泡
材10を設ける。また、免震スリット15の方向に向けて消
火剤の噴出ノズルなどの消火設備11を設置する。
【0033】次に作用について説明すると、地震発生
時、揺れは免震スリット15で吸収される。免震スリット
15には耐火性能を有するガスケット9が挿着されている
が、これは中空に形成してあるから地震発生時には上の
板状体2と下のモルタル打継ぎ部17の動きに追従して変
形し、耐火性能を有するガスケット9の存在が外壁12や
間仕切壁13の動きを妨げることはない。
【0034】また、免震スリット15に挿着されている発
泡材10は、スリットの隙間が確保されるように配設され
ているから、この発泡材10も外壁12や間仕切壁13の動き
を妨げることはなく、免震機能に支障をきたさない。
【0035】火災発生時には、免震スリット15の箇所か
ら外壁12や間仕切壁13の向側に侵入しようとする炎や煙
に対しては、ここに挿着してある耐火性能を有するガス
ケット9が侵入を阻止し、さらに、発泡材10が熱によっ
て発泡しスリットの隙間を埋め、これら外壁12や間仕切
壁13の箇所で火災を止め、耐火性能の向上が可能とな
る。
【0036】さらに、消火設備11からも消火剤が免震ス
リット15に向けて噴射されるから、特に免震スリット4
の箇所での消火がなされ、耐火性能の向上をさらに確実
なものにできる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように本発明の免震構造部に
おける耐火構造は、免震装置を設置した免震構造部にお
いては、免震装置の周囲に免震スリットを有する耐火性
能向上部材を配設でき、しかも、免震スリットの箇所で
の耐火性能を向上したから、免震機能を損なうことなく
簡単な構造で免震装置の耐火性能を向上することができ
る。
【0038】そして、免震装置を設置した箇所ではその
周囲を囲む耐火のための板状体を簡単にはずせるからそ
の点検が容易となり、また、板状体で囲むだけであり、
この板状体の外側にさらに化粧板を取り付けることも容
易であるから体裁もよく、さらに、壁に設けた免震スリ
ットにも適用できて容易に耐火性能を向上でき、既存の
建物にも実施可能なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の免震構造部における耐火構造の第1実
施形態を示す縦断正面図である。
【図2】本発明の免震構造部における耐火構造の第1実
施形態を示す横断平面図である。
【図3】本発明の免震構造部における耐火構造の第1実
施形態を示す要部でる免震スリットの縦断正面図であ
る。
【図4】本発明の免震構造部における耐火構造の第2実
施形態の第1例を示す縦断側面図である。
【図5】本発明の免震構造部における耐火構造の第2実
施形態の第2例を示す縦断側面図である。
【図6】従来の免震装置を設置した免震構造部の耐火構
造を示す縦断正面図である。
【図7】従来の免震スリット壁による免震構造部の耐火
構造を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1a、1b…柱 2…板状体 3…免震装置 4…免震スリット 5…ボルト 6…免震スリット 7…壁 8…スリット 9…耐火性能を有するガスケット 10…発泡材 11…消火設備 12…外壁 13…間仕切壁 14…耐火被覆材 15…免震スリット 16…水切りプレート 17…モルタル打継ぎ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 正夫 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 桑原 毅 北海道札幌市中央区北三条西三丁目1番 地4号 鹿島建設株式会社 札幌支店内 (72)発明者 宮本 圭一 東京都調布市飛田給二丁目19番1号 鹿 島建設株式会社 技術研究所内 (56)参考文献 特開 平4−272372(JP,A) 実開 平2−134109(JP,U) 実開 昭61−179203(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/94 E04B 1/36 E04H 9/02 331

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に区分される柱などの構造体間や、
    構造体と基礎との間に設置した免震装置および、壁や間
    仕切壁などの壁に設けた免震スリットにより形成した免
    震構造部において、前記免震装置の周囲を囲むように上
    下の構造体や基礎から不燃材や準不燃材を用いる複数枚
    の板状体を、上下方向の板状体間に免震スリットが形成
    されるように、また、隣接する左右の板状体間にもスリ
    ットが形成されるように取り付けるとともに、壁に設け
    た免震スリットに臨ませて不燃材や準不燃材を用いる板
    状体を前記壁に取り付け、これらスリットに耐火性能を
    有する中空のガスケットを挿着し、該ガスケットのう
    ち、上下方向の板状体間の免震スリットに挿着したもの
    は、一方の板状体に固着し、他方の板状体に摺動自在に
    接触させて、該上下方向のガスケットとの接触面を曲面
    形状に形成したことを特徴とする免震構造部における耐
    火構造。
  2. 【請求項2】 スリットに挿着する耐火性能を有するガ
    スケットに並べて、平常時には隙間が確保されるように
    熱により発泡する発泡材を配設する請求項1に記載の免
    震構造部における耐火構造。
  3. 【請求項3】 不燃材や準不燃材を用いる板状体は、構
    造体や壁に取り外し可能に取り付ける請求項1または請
    求項2に記載の免震構造部における耐火構造。
  4. 【請求項4】 スリットの近傍に消火剤の噴出ノズルな
    どの消火設備を設置する請求項1から請求項3のいずれ
    かに記載の免震構造部における耐火構造。
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