JP3078868U

JP3078868U - 紙、再生古紙を使用した生卵、ゆで卵の簡易詰め込み装置

Info

Publication number: JP3078868U
Application number: JP1999010249U
Authority: JP
Inventors: 博一北野
Original assignee: 博一北野
Priority date: 1999-12-29
Filing date: 1999-12-29
Publication date: 2001-07-27
Anticipated expiration: 2005-12-29

Abstract

(57)【要約】（修正有）【課題】卵が割れにくく、詰め込みやすく、１個〜複
数個が詰め込み可能で、どのような大きさの卵にも対応
でき、店頭陳列がしやすく、しかも、低コストで、容器
廃棄の際にダイオキシンが発生しないという優れた紙、
再生古紙を使用した生卵、ゆで卵の簡易詰め込み装置を
提供する。【解決手段】容器背面１に背面卵クッション部２、容
器貼着部３を設け、さらに、上ふた部４、上ふた固定部
５、底Ａ６を設ける。また底Ａ６に底貼着部Ａ７を設
け、底ミシン目Ａ８を貫設する。容器背面１に側面Ａ９
を設け、側面Ａ９に側面窓Ａ１０を貫設し、底貼着部ａ
１１を設ける。容器正面１２に正面卵クッション部１
３、中ふた固定部１４、中ふた１５を設け、卵固定穴１
６、サイズ調整線１７を貫設し、中ふたミシン目Ａ１
８、中ふたミシン目Ｂ１９を貫設し、底Ｂ２０を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、生卵、ゆで卵をワンタッチで容器に詰め込むためのものであり、詳しくは、紙、再生古紙を使用した生卵、ゆで卵の簡易詰め込み装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種の技術としては、生卵は、ポリプロピレンや再生古紙を使用し、複数個を詰め込んだ容器が知られており、また、ゆで卵は、ポリエチレンのネットを容器としたものが知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べたもののうち前者においては、割れやすく、詰め込み機械が高額なため、複数個で販売しないと採算がとれないという問題点を有していた。

【０００４】また、後者においては、前述と同じく割れやすく、店頭陳列がしにくく、容器を廃棄する際にダイオキシンが発生するという問題点を有していた。

【０００５】本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、卵が割れにくく、詰め込みやすく、１個〜複数個が詰め込み可能で、どのような大きさの卵にも対応でき、店頭陳列がしやすく、しかも、紙、再生古紙の使用により、低コストで、容器廃棄の際にダイオキシンが発生しないという優れた紙、再生古紙を使用した生卵、ゆで卵の簡易詰め込み装置を提供しようとするものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案における紙、再生古紙を使用した生卵、ゆで卵の簡易詰め込み装置は、容器背面に背面卵クッション部を設け、容器貼着部を設け、さらに、上ふた部、上ふた固定部を設け、底Ａを設ける。底Ａに底貼着部Ａを設け、底ミシン目Ａを貫設する。容器背面に側面Ａを設け、側面Ａに側面窓Ａを貫設し、底貼着部ａを設ける。容器正面に正面卵クッション部を設け、中ふた固定部、中ふたを設け、卵固定穴、サイズ調整線を貫設し、中ふたミシン目Ａ、中ふたミシン目Ｂを貫設し、底Ｂを設ける。また、底Ｂに底貼着部Ｂを設け、底ミシン目Ｂを貫設する。そして、容器正面に側面Ｂを設け、側面Ｂに側面窓Ｂを貫設し、底貼着部ｂを設けてなるものである。

【０００７】そして、背面卵クッション部、正面卵クッション部を貫設した残空間は、容器の強度増加をはかるため、下部を広く上部を狭くすることが好ましい。

【０００８】また、側面窓Ａ、側面窓Ｂは、前述と同様に容器の強度増加をはかるため、設けなくてもよい。

【０００９】そして、サイズ調整線は、大きな卵も対応できるように、多数貫設するほうが好ましい。

【００１０】

【考案の実施の形態】

実施例について図面を参照して説明する。図１〜図３において、容器は、厚み０．３ｍｍ〜０．７ｍｍ程度の肉厚を有する紙、再生古紙を用い、打ち抜き機により所定の形状に打ち抜かれている。そして、底Ａ、底Ｂを咬合させつつ容器貼着部と側面Ｂ、底貼着部Ａと底貼着部ａ、底貼着部Ｂと底貼着部ｂをそれぞれ貼着し、長方形に形成されている。そして、中ふた固定部は、容器正面に折り込んで係着させるとともに容器内部へ押し込まれている。また、背面卵クッション部、正面卵クッション部は、容器内面へと折り込まれている。

【００１１】そして、詰め込み個数をふやす時は、容器の寸法を横に大きくし、卵クッション部と卵固定穴をふやせばよい。

【００１２】

【考案の効果】

本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。

【００１３】卵が割れにくく、詰め込みやすく、１個〜複数個が詰め込み可能で、どのような大きさの卵にも対応でき、店頭陳列がしやすく、しかも、紙、再生古紙の使用により、低コストで容器廃棄の際にダイオキシンが発生しない。

【図面の簡単な説明】

【図１】容器の展開図である。

【図２】容器の斜視図である。

【図３】容器を折りたたんだ状態の斜視図である。

【符号の説明】

１．容器背面２．背面卵クッション部３．容器貼着部４．上ふた部５．上ふた固定部６．底Ａ７．底貼着部Ａ８．底ミシン目Ａ９．側面Ａ１０．側面窓Ａ１１．底貼着部ａ１２．容器正面１３．正面卵クッション部１４．中ふた固定部１５．中ふた１６．卵固定穴１７．サイズ調整線１８．中ふたミシン目Ａ１９．中ふたミシン目Ｂ２０．底Ｂ２１．底貼着部Ｂ２２．底ミシン目Ｂ２３．側面Ｂ２４．側面窓Ｂ２５．底貼着部ｂ

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１２年４月１１日（２０００．４．１
１）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】容器背面（１）に背面卵クッション部
（２）を設け、容器貼着部（３）を設け、さらに、上ふ
た部（４）、上ふた固定部（５）を設け、底Ａ（６）を
設ける。また、底Ａ（６）に底貼着部Ａ（７）を設け、
底ミシン目Ａ（８）を貫設する。容器背面（１）に側面
Ａ（９）を設け、側面Ａ（９）に側面窓Ａ（１０）を貫
設し、底貼着部ａ（１１）を設ける。容器正面（１２）
に正面卵クッション部（１３）を設け、中ふた固定部
（１４）、中ふた（１５）を設け、卵固定穴（１６）、
サイズ調整線（１７）を貫設し、中ふたミシン目Ａ（１
８）、中ふたミシン目Ｂ（１９）を貫設し、底Ｂ（２
０）を設ける。また、底Ｂ（２０）に底貼着部Ｂ（２
１）を設け、底ミシン目Ｂ（２２）を貫設する。そし
て、容器正面（１２）に側面Ｂ（２３）を設け、側面Ｂ
（２３）に側面窓Ｂ（２４）を貫設し、底貼着部ｂ（２
５）を設けた紙、再生古紙を使用した生卵、ゆで卵の簡
易詰め込み装置。