JP3078637B2 - Upc装置 - Google Patents
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- JP3078637B2 JP3078637B2 JP6828692A JP6828692A JP3078637B2 JP 3078637 B2 JP3078637 B2 JP 3078637B2 JP 6828692 A JP6828692 A JP 6828692A JP 6828692 A JP6828692 A JP 6828692A JP 3078637 B2 JP3078637 B2 JP 3078637B2
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- Japan
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- cells
- cell
- traffic
- policing
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- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はUPC装置に関し、更に
詳しくはセルのトラヒックに関する規定情報に基づいて
違反セルのポリシング制御を行うUPC装置に関する。
B−ISDN(Broadband-Integrated Services Digita
l Network )の基幹技術として固定長パケットの一種で
あるセルを非同期転送するATM(Asynchronous Trans
fer Mode)技術の開発が進められている。ATM網にお
いては、予め加入者はセルの流量(トラヒック)に関す
る申告を行い、局側では加入者の申告値に基づいてセル
の流量を制限する所謂ポリシング制御を行うが、この制
御はUPC(Usage Parameter Control )とも呼ばれ、
ATM網の円滑な運営に不可欠の技術である。そこで、
かかるポリシング機能を如何に効率よく実現するかが重
要な課題になっている。
詳しくはセルのトラヒックに関する規定情報に基づいて
違反セルのポリシング制御を行うUPC装置に関する。
B−ISDN(Broadband-Integrated Services Digita
l Network )の基幹技術として固定長パケットの一種で
あるセルを非同期転送するATM(Asynchronous Trans
fer Mode)技術の開発が進められている。ATM網にお
いては、予め加入者はセルの流量(トラヒック)に関す
る申告を行い、局側では加入者の申告値に基づいてセル
の流量を制限する所謂ポリシング制御を行うが、この制
御はUPC(Usage Parameter Control )とも呼ばれ、
ATM網の円滑な運営に不可欠の技術である。そこで、
かかるポリシング機能を如何に効率よく実現するかが重
要な課題になっている。
【0002】
【従来の技術】ポリシング制御の具体的方法に関しては
従来より幾つかの提案がある。例えば、時間間隔法では
各セルが到着する時間間隔tを測定し、これらと規定時
間Tとを比較することにより流量過剰か否かの判定を行
う。T−X法では規定周期Tの間に到来するセル数xを
測定し、これらと規定セル数Xとを比較することにより
流量過剰か否かの判定を行う。DB(Dangerous Bridg
e)法では1セル通過時間づつ位相をずらした各規定時
間Tの間に到来するセル数xを測定し、これらと規定セ
ル数Xとを比較するこにより流量過剰か否かの判定を行
う。CAT−M法では到着セル数が規定セル数Xに1を
加えた数になるまでの時間間隔tを1セル到着毎に位相
をずらして測定し、これらと規定時間Tとを比較するこ
とにより流量過剰か否かの判定を行う。そして、LB法
では1セル到着毎にカウンタをカウントアップし、かつ
常時所定レートで前記カウンタをカウントダウンし、該
カウンタのカウント値と規定カウント値Bとを比較する
ことにより流量過剰か否かの判定を行う。
従来より幾つかの提案がある。例えば、時間間隔法では
各セルが到着する時間間隔tを測定し、これらと規定時
間Tとを比較することにより流量過剰か否かの判定を行
う。T−X法では規定周期Tの間に到来するセル数xを
測定し、これらと規定セル数Xとを比較することにより
流量過剰か否かの判定を行う。DB(Dangerous Bridg
e)法では1セル通過時間づつ位相をずらした各規定時
間Tの間に到来するセル数xを測定し、これらと規定セ
ル数Xとを比較するこにより流量過剰か否かの判定を行
う。CAT−M法では到着セル数が規定セル数Xに1を
加えた数になるまでの時間間隔tを1セル到着毎に位相
をずらして測定し、これらと規定時間Tとを比較するこ
とにより流量過剰か否かの判定を行う。そして、LB法
では1セル到着毎にカウンタをカウントアップし、かつ
常時所定レートで前記カウンタをカウントダウンし、該
カウンタのカウント値と規定カウント値Bとを比較する
ことにより流量過剰か否かの判定を行う。
【0003】図7は従来のUPC配備方式のブロック図
で、図はDB法のUPC回路を備える一例を示してい
る。図において、61は加入者端末装置(TE1)、6
2はPBX等の網終端装置(NT2)、63はセル多重
化部(MUX)、641 〜64 n はDSU等の網終端装
置(NT1)、200はATM伝送装置、111 〜11
n は加入者線インタフェース、12はセル多重化部、7
0は中央の監視制御部である。
で、図はDB法のUPC回路を備える一例を示してい
る。図において、61は加入者端末装置(TE1)、6
2はPBX等の網終端装置(NT2)、63はセル多重
化部(MUX)、641 〜64 n はDSU等の網終端装
置(NT1)、200はATM伝送装置、111 〜11
n は加入者線インタフェース、12はセル多重化部、7
0は中央の監視制御部である。
【0004】各加入者端末装置61が発生するセルは夫
々が独自のVPI情報(Virtual Path Identifier )を
持っており、各セルはPBX等の網終端装置62で集め
られてATM伝送装置200に入力する。従って、例え
ばチャネル毎にポリシングすべき最大m種のセルが有る
とすると、各加入者線インタフェース111 〜11nは
夫々m種のセルをポリシング制御しなくてはならない。
々が独自のVPI情報(Virtual Path Identifier )を
持っており、各セルはPBX等の網終端装置62で集め
られてATM伝送装置200に入力する。従って、例え
ばチャネル毎にポリシングすべき最大m種のセルが有る
とすると、各加入者線インタフェース111 〜11nは
夫々m種のセルをポリシング制御しなくてはならない。
【0005】今、加入者線インタフェース111 に注目
すると、レジスタメモリ(RM)46には予め中央の監
視制御部70よりm種のVPIパラメータVPI1 〜V
PIm 、時間間隔の申告値T1 〜Tm 及びセル数の申告
値X1 〜Xm が設定される。この状態で、チャネルCH
1 に到来したセルは加入者線終端部(IF)21で受信
され、さらにセル情報分岐部(SB)22で所定のヘッ
ダ情報(VPI情報等)を分岐(コピー)され、セル遅
延部(SM)23に一時的に記憶される。
すると、レジスタメモリ(RM)46には予め中央の監
視制御部70よりm種のVPIパラメータVPI1 〜V
PIm 、時間間隔の申告値T1 〜Tm 及びセル数の申告
値X1 〜Xm が設定される。この状態で、チャネルCH
1 に到来したセルは加入者線終端部(IF)21で受信
され、さらにセル情報分岐部(SB)22で所定のヘッ
ダ情報(VPI情報等)を分岐(コピー)され、セル遅
延部(SM)23に一時的に記憶される。
【0006】対象セルフィルタ(SF)41は分岐した
VPI情報が自己のVPIパラメータと一致しているか
否かを識別しており、一致していれば識別パルスVを出
力する。これによりカウンタ(CTR)43は+1され
る。一方、ブリッジメモリ(BM)25は過去に遡る最
大セル時間長TMAX 分のVPI情報を時系列に記憶して
おり、セレクタ(SEL)44は申告値Tに従ってブリ
ッジメモリ25から申告セル時間長Tだけ前のVPI情
報を読み出す。そして、対象セルフィルタ(SF)42
は該読み出されたVPI情報が自己のVPIパラメータ
と一致しているか否かを識別しており、一致していれば
識別パルスV´を出力する。これによりカウンタ43は
−1される。こうして、各トラヒック測定部のカウンタ
431 〜43m は各規定時間T1 〜Tm の間に到来した
セル数x1 〜xm を時々刻々と計数している。
VPI情報が自己のVPIパラメータと一致しているか
否かを識別しており、一致していれば識別パルスVを出
力する。これによりカウンタ(CTR)43は+1され
る。一方、ブリッジメモリ(BM)25は過去に遡る最
大セル時間長TMAX 分のVPI情報を時系列に記憶して
おり、セレクタ(SEL)44は申告値Tに従ってブリ
ッジメモリ25から申告セル時間長Tだけ前のVPI情
報を読み出す。そして、対象セルフィルタ(SF)42
は該読み出されたVPI情報が自己のVPIパラメータ
と一致しているか否かを識別しており、一致していれば
識別パルスV´を出力する。これによりカウンタ43は
−1される。こうして、各トラヒック測定部のカウンタ
431 〜43m は各規定時間T1 〜Tm の間に到来した
セル数x1 〜xm を時々刻々と計数している。
【0007】さらに、識別パルスVは対応するカウンタ
43のセル数xとレジスタメモリ46中の対応する申告
値Xとを付勢する。コンパレータ45はこのセル数xと
申告値Xとを比較することで、もしx>Xの場合はセル
制御信号Dを出力し、これによりセル遅延部23の当該
セルはセル制御部(SC)24においてマーキングされ
又は廃棄される。またx>Xでない場合は、コンパレー
タ45はセル制御信号Dを出力せず、これによりセル遅
延部23の当該セルはセル制御部24をそのまま通過す
る。他の加入者線インタフェース112 〜11n につい
ても同様である。そして、セル多重化部12は各加入者
線インタフェース111 〜11n でポリシングされた後
の各セルを多重化している。
43のセル数xとレジスタメモリ46中の対応する申告
値Xとを付勢する。コンパレータ45はこのセル数xと
申告値Xとを比較することで、もしx>Xの場合はセル
制御信号Dを出力し、これによりセル遅延部23の当該
セルはセル制御部(SC)24においてマーキングされ
又は廃棄される。またx>Xでない場合は、コンパレー
タ45はセル制御信号Dを出力せず、これによりセル遅
延部23の当該セルはセル制御部24をそのまま通過す
る。他の加入者線インタフェース112 〜11n につい
ても同様である。そして、セル多重化部12は各加入者
線インタフェース111 〜11n でポリシングされた後
の各セルを多重化している。
【0008】係る構成により、従来は、各加入者線イン
タフェースが夫々につき全加入者分のトラヒック測定機
能を具備して、夫々に全加入者分のポリシング制御を同
時に実行可能としていた。
タフェースが夫々につき全加入者分のトラヒック測定機
能を具備して、夫々に全加入者分のポリシング制御を同
時に実行可能としていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のU
PC装置では、各加入者線インタフェースが夫々につき
全加入者分のトラヒック測定機能を具備して、夫々に全
加入者分のポリシング制御を同時に実行可能としていた
ため、加入者線インタフェースが大型化する上、ATM
伝送装置全体が大型化かつ複雑化していた。本発明の目
的は、少ないトラフィック測定機能で多種のセルを効率
良くポリシング制御可能なUPC装置を提供することに
ある。
PC装置では、各加入者線インタフェースが夫々につき
全加入者分のトラヒック測定機能を具備して、夫々に全
加入者分のポリシング制御を同時に実行可能としていた
ため、加入者線インタフェースが大型化する上、ATM
伝送装置全体が大型化かつ複雑化していた。本発明の目
的は、少ないトラフィック測定機能で多種のセルを効率
良くポリシング制御可能なUPC装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図1
の構成により解決される。即ち、本発明(1)のUPC
装置は、セルのトラヒックに関する規定情報に基づいて
違反セルのポリシング制御を行うUPC装置において、
n種のセルのトラヒックを同時に測定可能なトラヒック
測定部と、トラヒック測定部の測定結果に基づき違反セ
ルのポリシング制御を行うポリシング制御部とを備え、
ポリシング制御部はトラヒック測定部の一部又は全部の
測定対象を動的に変更することにより監視すべきm(>
n)種のセルのポリシング制御を実質的に同時に行うも
のである。
の構成により解決される。即ち、本発明(1)のUPC
装置は、セルのトラヒックに関する規定情報に基づいて
違反セルのポリシング制御を行うUPC装置において、
n種のセルのトラヒックを同時に測定可能なトラヒック
測定部と、トラヒック測定部の測定結果に基づき違反セ
ルのポリシング制御を行うポリシング制御部とを備え、
ポリシング制御部はトラヒック測定部の一部又は全部の
測定対象を動的に変更することにより監視すべきm(>
n)種のセルのポリシング制御を実質的に同時に行うも
のである。
【0011】
【作用】本発明(1)のUPC装置においては、ポリシ
ング制御部はトラヒック測定部の一部又は全部の測定対
象を動的に変更することにより監視すべきm(>n)種
のセルのポリシング制御を実質的に同時に行う構成によ
り、少ないトラフィック測定機能を活用して監視すべき
多(m)種のセルを実質的に同時に効率良くポリシング
制御できる。
ング制御部はトラヒック測定部の一部又は全部の測定対
象を動的に変更することにより監視すべきm(>n)種
のセルのポリシング制御を実質的に同時に行う構成によ
り、少ないトラフィック測定機能を活用して監視すべき
多(m)種のセルを実質的に同時に効率良くポリシング
制御できる。
【0012】好ましくは、ポリシング制御部は監視すべ
きm種の測定対象につきn種の測定対象を巡回的に変更
する。従って、簡単な巡回的制御で監視すべき多種のセ
ルを公平にポリシング制御できる。また好ましくは、ポ
リシング制御部はk(<n)種のセルを固定的にポリシ
ング制御すると共に、残りの(m−k)種のセルを(n
−k)個のトラヒック監視情報に基づき巡回的にポリシ
ング制御する。従って、トラヒックが混んでいる又は違
反の可能性が高いセル種についてはこれらを固定的かつ
集中的にポリシング制御し、かつトラヒックが混んでい
ない又は違反の可能性が少ないセル種についてはこれら
を巡回的に公平にポリシング制御することが可能とな
り、よって少ないトラフィック測定機能を活用して監視
すべき多種のセルを効率良くポリシング制御できる。
きm種の測定対象につきn種の測定対象を巡回的に変更
する。従って、簡単な巡回的制御で監視すべき多種のセ
ルを公平にポリシング制御できる。また好ましくは、ポ
リシング制御部はk(<n)種のセルを固定的にポリシ
ング制御すると共に、残りの(m−k)種のセルを(n
−k)個のトラヒック監視情報に基づき巡回的にポリシ
ング制御する。従って、トラヒックが混んでいる又は違
反の可能性が高いセル種についてはこれらを固定的かつ
集中的にポリシング制御し、かつトラヒックが混んでい
ない又は違反の可能性が少ないセル種についてはこれら
を巡回的に公平にポリシング制御することが可能とな
り、よって少ないトラフィック測定機能を活用して監視
すべき多種のセルを効率良くポリシング制御できる。
【0013】また好ましくは、ポリシング制御部はn種
のセルを同時にポリシング制御すると共に、そのセル種
毎に違反セル数を計数し、かつ残りの(m−n)種のセ
ルについてはそのセル種毎に到来セル数を計数し、何れ
か1のセル種の到来セル数が0以外となったことによ
り、前記n種の内の違反セル数が0のセル種を探索し、
これらの間でポリシング制御対象を切り替える。従っ
て、一般にダイナミックかつ予測不可能に変化する様な
回線の使用状況に対しても有効(動的)に対処でき、よ
って少ないトラフィック測定機能を活用して監視すべき
多種のセルを効率良くポリシング制御できる。
のセルを同時にポリシング制御すると共に、そのセル種
毎に違反セル数を計数し、かつ残りの(m−n)種のセ
ルについてはそのセル種毎に到来セル数を計数し、何れ
か1のセル種の到来セル数が0以外となったことによ
り、前記n種の内の違反セル数が0のセル種を探索し、
これらの間でポリシング制御対象を切り替える。従っ
て、一般にダイナミックかつ予測不可能に変化する様な
回線の使用状況に対しても有効(動的)に対処でき、よ
って少ないトラフィック測定機能を活用して監視すべき
多種のセルを効率良くポリシング制御できる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明による実施例
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は実施例のUPC
配備方式のブロック図で、図において131 〜13n は
加入者線インタフェース、21は加入者線終端部(I
F)、1a ,1b はセル多重化部、2a ,2b はUPC
回路部、32はUPC回路、33はCPU、35はCP
Uの共通バス、14a ,14b はVPI変換部、15,
16はスイッチ回路(SW)である。
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図2は実施例のUPC
配備方式のブロック図で、図において131 〜13n は
加入者線インタフェース、21は加入者線終端部(I
F)、1a ,1b はセル多重化部、2a ,2b はUPC
回路部、32はUPC回路、33はCPU、35はCP
Uの共通バス、14a ,14b はVPI変換部、15,
16はスイッチ回路(SW)である。
【0015】このATM伝送装置は、例えば各150M
b/sのn(=32)本のチャネルCH1 〜CHn を収
容しており、セル多重化部1a ,1b は全回線CH1 〜
CH n のセルを4.8Gb/sのハイウェイに多重化す
る。しかる後、UPC回路部2a ,2b は多重化された
各種セルのトラヒックをセル種毎に測定し、該セルを夫
々のセルトラヒックに関する規定情報に基づいて集中的
にポリシング制御する。そして、VPI変換部14a ,
14b はUPC回路部2a 又は2b を通過したセルのV
PI情報に基づいて該セルの方路を決定する。
b/sのn(=32)本のチャネルCH1 〜CHn を収
容しており、セル多重化部1a ,1b は全回線CH1 〜
CH n のセルを4.8Gb/sのハイウェイに多重化す
る。しかる後、UPC回路部2a ,2b は多重化された
各種セルのトラヒックをセル種毎に測定し、該セルを夫
々のセルトラヒックに関する規定情報に基づいて集中的
にポリシング制御する。そして、VPI変換部14a ,
14b はUPC回路部2a 又は2b を通過したセルのV
PI情報に基づいて該セルの方路を決定する。
【0016】さらに、このATM伝送装置は、セル多重
化部1、UPC回路部2及びVPI変換部14等の随所
を二重化しており、各部の故障に対しては不図示の中央
の監視制御部からのスイッチ制御信号SWCによりスイ
ッチ回路15,16等を切り換え、ATM伝送装置の安
全な運用を確保している。図3は実施例のUPC回路の
ブロック図である。レジスタメモリ46にはCPU33
よりq種のVPIパラメータVPI1 〜VPIq 、時間
間隔の申告値T1〜Tq 及びセル数の申告値X1 〜Xq
が設定されている。この状態で、入力端子IPa に到来
したセルはセル情報分岐部22で所定のVPI情報等を
分岐(コピー)され、セル遅延部23に一時的に記憶さ
れる。
化部1、UPC回路部2及びVPI変換部14等の随所
を二重化しており、各部の故障に対しては不図示の中央
の監視制御部からのスイッチ制御信号SWCによりスイ
ッチ回路15,16等を切り換え、ATM伝送装置の安
全な運用を確保している。図3は実施例のUPC回路の
ブロック図である。レジスタメモリ46にはCPU33
よりq種のVPIパラメータVPI1 〜VPIq 、時間
間隔の申告値T1〜Tq 及びセル数の申告値X1 〜Xq
が設定されている。この状態で、入力端子IPa に到来
したセルはセル情報分岐部22で所定のVPI情報等を
分岐(コピー)され、セル遅延部23に一時的に記憶さ
れる。
【0017】対象セルフィルタ41は分岐したVPI情
報が自己のVPIパラメータと一致しているか否かを識
別しており、一致していれば識別パルスVを出力する。
これによりカウンタ43は+1される。一方、ブリッジ
メモリ25は過去に遡る最大セル時間長TMAX 分のVP
I情報を時系列に記憶しており、セレクタ44は規定時
間の申告値Tに従ってブリッジメモリ25から申告セル
時間長Tだけ前のVPI情報を読み出す。そして、対象
セルフィルタ42は該読み出されたVPI情報が自己の
VPIパラメータと一致しているか否かを識別してお
り、一致していれば識別パルスV´を出力する。これに
よりカウンタ43は−1される。こうして、各トラヒッ
ク測定部のカウンタ431 〜43q は各規定時間T1 〜
Tq の間に到来したセル数x1 〜xq を時々刻々と計数
している。
報が自己のVPIパラメータと一致しているか否かを識
別しており、一致していれば識別パルスVを出力する。
これによりカウンタ43は+1される。一方、ブリッジ
メモリ25は過去に遡る最大セル時間長TMAX 分のVP
I情報を時系列に記憶しており、セレクタ44は規定時
間の申告値Tに従ってブリッジメモリ25から申告セル
時間長Tだけ前のVPI情報を読み出す。そして、対象
セルフィルタ42は該読み出されたVPI情報が自己の
VPIパラメータと一致しているか否かを識別してお
り、一致していれば識別パルスV´を出力する。これに
よりカウンタ43は−1される。こうして、各トラヒッ
ク測定部のカウンタ431 〜43q は各規定時間T1 〜
Tq の間に到来したセル数x1 〜xq を時々刻々と計数
している。
【0018】さらに、識別パルスVは対応するカウンタ
43のセル数xとレジスタメモリ46の対応する申告値
Xとを付勢する。コンパレータ45はこのセル数xと申
告値Xとを比較することで、もしx>Xの場合はセル制
御信号Da を出力し、これによりセル遅延部23の当該
セルはセル制御部24においてマーキングされ又は廃棄
される。またx>Xでない場合は、コンパレータ45は
セル制御信号Da を出力せず、これによりセル遅延部2
3の当該セルはセル制御部24をそのまま通過する。
43のセル数xとレジスタメモリ46の対応する申告値
Xとを付勢する。コンパレータ45はこのセル数xと申
告値Xとを比較することで、もしx>Xの場合はセル制
御信号Da を出力し、これによりセル遅延部23の当該
セルはセル制御部24においてマーキングされ又は廃棄
される。またx>Xでない場合は、コンパレータ45は
セル制御信号Da を出力せず、これによりセル遅延部2
3の当該セルはセル制御部24をそのまま通過する。
【0019】こうして、例えばトラヒック測定部の数q
をポリシングすべき最大セル種の数(n×m)に選ぶと
すると、各トラヒック測定部以外の部分は共通に構成で
きるから、従来のようなUPC回路の分割損は無くな
る。しかも、このようなUPC回路32は単一のLSI
として実現できる。一方、各加入者線インタフェース1
31 〜13n にはUPC回路は含まれていないので、各
加入者線インタフェースのパッケージを小型化できる。
しかも、外部の監視制御部はUPC回路2a 又は2b の
みを一括、集中的に監視制御すれば良いので、制御線や
インタフェース回路を一本化できる。
をポリシングすべき最大セル種の数(n×m)に選ぶと
すると、各トラヒック測定部以外の部分は共通に構成で
きるから、従来のようなUPC回路の分割損は無くな
る。しかも、このようなUPC回路32は単一のLSI
として実現できる。一方、各加入者線インタフェース1
31 〜13n にはUPC回路は含まれていないので、各
加入者線インタフェースのパッケージを小型化できる。
しかも、外部の監視制御部はUPC回路2a 又は2b の
みを一括、集中的に監視制御すれば良いので、制御線や
インタフェース回路を一本化できる。
【0020】ところで、このようなATM伝送装置が収
容する各チャネルCH1 〜CHn には、常時m種のセル
が入力しているとは限らない。従って、上記のようにト
ラヒック測定部の数qをポリシングすべき最大セル種の
数(n×m)に選ぶと、UPC回路の使用効率は著しく
低下してしまう場合がある。そこで、以下にトラヒック
測定部の数qをポリシングすべき最大セル種の数(n×
m)よりも少ない数に選び、これにより最大セル種のセ
ルを動的にポリシング制御する場合を説明する。CPU
33は、この動的なポリシング制御の監視・制御を行う
ものである。
容する各チャネルCH1 〜CHn には、常時m種のセル
が入力しているとは限らない。従って、上記のようにト
ラヒック測定部の数qをポリシングすべき最大セル種の
数(n×m)に選ぶと、UPC回路の使用効率は著しく
低下してしまう場合がある。そこで、以下にトラヒック
測定部の数qをポリシングすべき最大セル種の数(n×
m)よりも少ない数に選び、これにより最大セル種のセ
ルを動的にポリシング制御する場合を説明する。CPU
33は、この動的なポリシング制御の監視・制御を行う
ものである。
【0021】図6は実施例の監視テーブルを説明する図
で、この監視テーブル100はCPU33内に設けられ
ている。図6の(A)は一例として4個のトラヒック測
定部TMC1 〜TMC4 を模式的に表したものであり、
図6の(B)は最大8種のセルを動的にポリシング制御
するための監視テーブル100の記憶内容を示してい
る。
で、この監視テーブル100はCPU33内に設けられ
ている。図6の(A)は一例として4個のトラヒック測
定部TMC1 〜TMC4 を模式的に表したものであり、
図6の(B)は最大8種のセルを動的にポリシング制御
するための監視テーブル100の記憶内容を示してい
る。
【0022】なお、図6の(B)において、「VPI」
はトラヒック測定部TMC1 〜TMC4 に対して設定す
べきVPIパラメータ、「T」は同規定時間、「X」は
同規定セル数である。また、「AF」は現在どのセル種
に対するポリシングがアクティブになっているかを表す
アクティブフラグ、「CD」はポリシングがアクティブ
になっているセル種について実際にセルを廃棄した回数
をカウントするポリシング回数カウンタ、「CI」はポ
リシングがアクティブになっていないセル種についての
セルが到着した回数をカウントするポリシング対象外セ
ルカウンタである。
はトラヒック測定部TMC1 〜TMC4 に対して設定す
べきVPIパラメータ、「T」は同規定時間、「X」は
同規定セル数である。また、「AF」は現在どのセル種
に対するポリシングがアクティブになっているかを表す
アクティブフラグ、「CD」はポリシングがアクティブ
になっているセル種について実際にセルを廃棄した回数
をカウントするポリシング回数カウンタ、「CI」はポ
リシングがアクティブになっていないセル種についての
セルが到着した回数をカウントするポリシング対象外セ
ルカウンタである。
【0023】図4は実施例の動的なポリシング制御のフ
ローチャートである。ATM伝送装置に電源投入すると
「PWR−ON」の処理に入力する。ステップS1では
動的なポリシング制御のスケジュールカウンタSCをリ
セットし、ステップS2ではUPC回路32のレジスタ
メモリ46に各種のパラメータを初期設定する。これを
図6で説明すると、例えばトラヒック測定部TMC1 〜
TMC4 に対して夫々VPIパラメータVPI1 〜VP
I4 ,規定時間T1 〜T4 及び規定セル数X1〜X4 を
設定し、かつこれらのアクティブフラグAFを「1」に
する。ステップS3ではCPU内蔵の所定時間tのタイ
マをスタートさせ、ステップS4では割込を許可する。
ステップS5ではCPU33はIDLE状態又は他の処
理を実行している。
ローチャートである。ATM伝送装置に電源投入すると
「PWR−ON」の処理に入力する。ステップS1では
動的なポリシング制御のスケジュールカウンタSCをリ
セットし、ステップS2ではUPC回路32のレジスタ
メモリ46に各種のパラメータを初期設定する。これを
図6で説明すると、例えばトラヒック測定部TMC1 〜
TMC4 に対して夫々VPIパラメータVPI1 〜VP
I4 ,規定時間T1 〜T4 及び規定セル数X1〜X4 を
設定し、かつこれらのアクティブフラグAFを「1」に
する。ステップS3ではCPU内蔵の所定時間tのタイ
マをスタートさせ、ステップS4では割込を許可する。
ステップS5ではCPU33はIDLE状態又は他の処
理を実行している。
【0024】タイマ割込が発生すると「T−INT」の
処理に入力する。ステップS11では割込を不可にし、
ステップS12ではスケジュールカウンタSCに+1す
る。ステップS13ではSC=kか否かの判別を行い、
SC=kならステップS14でスケジュールカウンタS
Cをリセットする。またSC=kでない場合はステップ
S14をスキップする。そして、ステップS15ではス
ケジュールカウンタSCの内容に従ってポリシングの対
象セル種を変更する。
処理に入力する。ステップS11では割込を不可にし、
ステップS12ではスケジュールカウンタSCに+1す
る。ステップS13ではSC=kか否かの判別を行い、
SC=kならステップS14でスケジュールカウンタS
Cをリセットする。またSC=kでない場合はステップ
S14をスキップする。そして、ステップS15ではス
ケジュールカウンタSCの内容に従ってポリシングの対
象セル種を変更する。
【0025】これを図6で説明すると、まずスケジュー
ルカウンタSC=1の場合はトラヒック測定部TMC1
にVPIパラメータVPI5 ,規定時間T5 及び規定セ
ル数X5 を設定し、かつそのアクティブフラグAFを
「1」にし、代わりにVPI1に係るアクティブフラグ
AFを「0」にする。次にSC=2の場合はトラヒック
測定部TMC2 にVPIパラメータVPI6 ,規定時間
T6 ,規定セル数X6 を設定し、かつそのアクティブフ
ラグAFを「1」にし、代わりにVPI2 に係るアクテ
ィブフラグAFを「0」にする。以下同様である。こう
すれば4個のトラヒック測定部で全8種のセルを巡回的
にかつ公平にポリシング制御できる。
ルカウンタSC=1の場合はトラヒック測定部TMC1
にVPIパラメータVPI5 ,規定時間T5 及び規定セ
ル数X5 を設定し、かつそのアクティブフラグAFを
「1」にし、代わりにVPI1に係るアクティブフラグ
AFを「0」にする。次にSC=2の場合はトラヒック
測定部TMC2 にVPIパラメータVPI6 ,規定時間
T6 ,規定セル数X6 を設定し、かつそのアクティブフ
ラグAFを「1」にし、代わりにVPI2 に係るアクテ
ィブフラグAFを「0」にする。以下同様である。こう
すれば4個のトラヒック測定部で全8種のセルを巡回的
にかつ公平にポリシング制御できる。
【0026】図4に戻り、ステップS16では割込を許
可し、メインルーチンに戻る。なお、上記以外にも幾つ
かの動的なポリシング制御方法がある。例えばトラヒッ
ク測定部TMC1 〜TMC3 には違反の確率の高いVP
IパラメータVPI1〜VPI3 ,規定時間T1 〜T3
及び規定セル数X1 〜X3 を設定して固定しておき、残
りのトラヒック測定部TMC4 をセル種別VPI4 〜V
PI8 に対して巡回させるものである。
可し、メインルーチンに戻る。なお、上記以外にも幾つ
かの動的なポリシング制御方法がある。例えばトラヒッ
ク測定部TMC1 〜TMC3 には違反の確率の高いVP
IパラメータVPI1〜VPI3 ,規定時間T1 〜T3
及び規定セル数X1 〜X3 を設定して固定しておき、残
りのトラヒック測定部TMC4 をセル種別VPI4 〜V
PI8 に対して巡回させるものである。
【0027】あるいは、所定時間間隔t毎にではなく、
所定時刻毎にタイマ割込を発生させるようにしてもよ
い。この場合は時間帯に応じて異なるポリシング制御パ
ターンを有するような監視テーブル1001 ,1002
等を設けるとよい。これを図6で説明すると、まず午前
9時にタイマ割込が発生した場合はスケジュールカウン
タSC=1により監視テーブル1001 のポリシング制
御パターンを選択する。ここでアクティブとされている
セル種別VPI1 〜VPI4 は例えば企業ユーザ等のV
PIであって、午前9時より網の使用頻度が高くなるの
で、セル違反の確立も高いと考えられる。次に午後7時
にタイマ割込が発生した場合はスケジュールカウンタS
C=2により監視テーブル1002 のポリシング制御パ
ターンを選択する。監視テーブル1002 のポリシング
制御パターンは、例えば残りのセル種別VPI5 〜VP
I8 をアクティブにするようなものでよい。これらは例
えば個人や店等のユーザのVPIであり、午後7時以降
に網の使用頻度が高くなると考えられる。
所定時刻毎にタイマ割込を発生させるようにしてもよ
い。この場合は時間帯に応じて異なるポリシング制御パ
ターンを有するような監視テーブル1001 ,1002
等を設けるとよい。これを図6で説明すると、まず午前
9時にタイマ割込が発生した場合はスケジュールカウン
タSC=1により監視テーブル1001 のポリシング制
御パターンを選択する。ここでアクティブとされている
セル種別VPI1 〜VPI4 は例えば企業ユーザ等のV
PIであって、午前9時より網の使用頻度が高くなるの
で、セル違反の確立も高いと考えられる。次に午後7時
にタイマ割込が発生した場合はスケジュールカウンタS
C=2により監視テーブル1002 のポリシング制御パ
ターンを選択する。監視テーブル1002 のポリシング
制御パターンは、例えば残りのセル種別VPI5 〜VP
I8 をアクティブにするようなものでよい。これらは例
えば個人や店等のユーザのVPIであり、午後7時以降
に網の使用頻度が高くなると考えられる。
【0028】ところで、上記のような一方的な時間的な
制御のみでは、ある時間帯に思わぬ種類のセルが到来し
たような場合には、これをポリシング制御できない。そ
こで、図3のUPC回路32は、さらに以下に述べるよ
うなポリシング状態の検出回路を備えている。図3にお
いて、セルフィルタ(SIF)27は指定のVPIパラ
メータ以外のVPI情報を検出するとそのVPI情報を
通過させる。またセルタイミング検出部(SDT)26
はヘッダ情報中の所定ビットを検出して1セル通過毎に
セルタイミングパルスSTPを出力する。そして、NO
Rゲート回路(NO)53はトラヒック測定部において
いずれかの識別パルスV1 〜Vq が発生するとANDゲ
ート回路52の入力を消勢する。従って、もしセルフィ
ルタ27にブランク(空)のセルのVPIパラメータを
指定しておけば、レジスタ(RG)51にはブランク以
外のセルであってかつ現時点ではポリシング対象となっ
ていないような種類のセルが到来した時にそのVPI情
報がセットされる。そして、このVPI情報のセットに
よりレジスタ51はCPU33に対して割込要求信号I
a を出力する。一方、この割込要求信号Ia を受け付け
たCPU33は共通バス35を介してレジスタ51のV
PI情報を読み取ることができる。
制御のみでは、ある時間帯に思わぬ種類のセルが到来し
たような場合には、これをポリシング制御できない。そ
こで、図3のUPC回路32は、さらに以下に述べるよ
うなポリシング状態の検出回路を備えている。図3にお
いて、セルフィルタ(SIF)27は指定のVPIパラ
メータ以外のVPI情報を検出するとそのVPI情報を
通過させる。またセルタイミング検出部(SDT)26
はヘッダ情報中の所定ビットを検出して1セル通過毎に
セルタイミングパルスSTPを出力する。そして、NO
Rゲート回路(NO)53はトラヒック測定部において
いずれかの識別パルスV1 〜Vq が発生するとANDゲ
ート回路52の入力を消勢する。従って、もしセルフィ
ルタ27にブランク(空)のセルのVPIパラメータを
指定しておけば、レジスタ(RG)51にはブランク以
外のセルであってかつ現時点ではポリシング対象となっ
ていないような種類のセルが到来した時にそのVPI情
報がセットされる。そして、このVPI情報のセットに
よりレジスタ51はCPU33に対して割込要求信号I
a を出力する。一方、この割込要求信号Ia を受け付け
たCPU33は共通バス35を介してレジスタ51のV
PI情報を読み取ることができる。
【0029】また、ラッチ回路(LTCH)55はトラ
ヒック測定部においていずれかの識別パルスV1 〜Vq
が発生すると、当該識別パルスVをラッチし、エンコー
ダ(ENC)54はラッチ回路55の出力をエンコード
する。一方、コンパレータ45の出力のセル制御信号D
a は同時にCPU33に対する割込要求信号Da でもあ
るので、これを受け付けたCPU33は共通バス35を
介してエンコーダ54の出力の間接的なVPI情報を読
み取ることができる。
ヒック測定部においていずれかの識別パルスV1 〜Vq
が発生すると、当該識別パルスVをラッチし、エンコー
ダ(ENC)54はラッチ回路55の出力をエンコード
する。一方、コンパレータ45の出力のセル制御信号D
a は同時にCPU33に対する割込要求信号Da でもあ
るので、これを受け付けたCPU33は共通バス35を
介してエンコーダ54の出力の間接的なVPI情報を読
み取ることができる。
【0030】CPU33は、これらの検出回路を活用
し、かつ以下に述べる割込制御を加えることである時間
帯に思わぬ種類のセルが到来した場合でもこれをポリシ
ング制御できる。図5は実施例の割込制御のフローチャ
ートで、図5の(A)はセル制御信号D a による割込が
発生した場合の処理、図5の(B)はポリシング対象外
のセルが入力した場合の処理を夫々示している。
し、かつ以下に述べる割込制御を加えることである時間
帯に思わぬ種類のセルが到来した場合でもこれをポリシ
ング制御できる。図5は実施例の割込制御のフローチャ
ートで、図5の(A)はセル制御信号D a による割込が
発生した場合の処理、図5の(B)はポリシング対象外
のセルが入力した場合の処理を夫々示している。
【0031】図5の(A)において、セル制御信号Da
による割込が発生すると「P−INT」の処理に入力す
る。ステップS21では割込を不許可にし、ステップS
22ではエンコーダ54のVPI情報を読み取る。ステ
ップS23では監視テーブル1001 の該読み取ったV
PI情報に対応するポリシング回数カウンタCDに+1
する。ステップS24では割込を許可し、メインルーチ
ンに戻る。
による割込が発生すると「P−INT」の処理に入力す
る。ステップS21では割込を不許可にし、ステップS
22ではエンコーダ54のVPI情報を読み取る。ステ
ップS23では監視テーブル1001 の該読み取ったV
PI情報に対応するポリシング回数カウンタCDに+1
する。ステップS24では割込を許可し、メインルーチ
ンに戻る。
【0032】図5の(B)において、ポリシング対象以
外のセルの到来による割込が発生すると「V−INT」
の処理に入力する。ステップS31では割込を不許可に
し、ステップS32ではレジスタ51のVPI情報を読
み取る。ステップS33では監視テーブル1001 の該
読み取ったVPI情報に対応するポリシング対象外セル
カウンタCIに+1する。ステップS34ではCI>Q
(所定数)か否かを判別し、CI>QならステップS3
5でポリシング対象を変更する。
外のセルの到来による割込が発生すると「V−INT」
の処理に入力する。ステップS31では割込を不許可に
し、ステップS32ではレジスタ51のVPI情報を読
み取る。ステップS33では監視テーブル1001 の該
読み取ったVPI情報に対応するポリシング対象外セル
カウンタCIに+1する。ステップS34ではCI>Q
(所定数)か否かを判別し、CI>QならステップS3
5でポリシング対象を変更する。
【0033】これを図6で説明すると、監視テーブル1
001 によれば現時点ではVPI1〜VPI4 がポリシ
ングの対象であり、VPI2 については過去に違反セル
が3回廃棄されおり、VPI4 については1回廃棄され
ている。この時点で新たにポリシング対象外のVPI6
が検出されたとすると、今度はこのVPI6 をポリシン
グの対象にしたい。そこで、例えば過去に違反セルを出
していないVPI1 又はVPI3 をポリシングの対象か
ら一時的に外し、代わりにVPI6 をポリシングの対象
とするような変更を行う。
001 によれば現時点ではVPI1〜VPI4 がポリシ
ングの対象であり、VPI2 については過去に違反セル
が3回廃棄されおり、VPI4 については1回廃棄され
ている。この時点で新たにポリシング対象外のVPI6
が検出されたとすると、今度はこのVPI6 をポリシン
グの対象にしたい。そこで、例えば過去に違反セルを出
していないVPI1 又はVPI3 をポリシングの対象か
ら一時的に外し、代わりにVPI6 をポリシングの対象
とするような変更を行う。
【0034】図5に戻り、ステップS34の判別でCI
>QでないならステップS35をスキップする。ステッ
プS36では割込を許可し、メインルーチンに戻る。な
お、上記実施例ではDB法への適用例を示したがこれに
限らない。本発明は他の時間間隔法、T−X法、CAT
−M法、LB等にも適用可能である。また、上記実施例
ではUPC回路のトラヒック測定部の一部としてハード
ウエアによるカウンタ回路43を使用したがこれに限ら
ない。例えば、カウンタ等の機能をソフトウエア的な監
視テーブル100上に設けても良い。
>QでないならステップS35をスキップする。ステッ
プS36では割込を許可し、メインルーチンに戻る。な
お、上記実施例ではDB法への適用例を示したがこれに
限らない。本発明は他の時間間隔法、T−X法、CAT
−M法、LB等にも適用可能である。また、上記実施例
ではUPC回路のトラヒック測定部の一部としてハード
ウエアによるカウンタ回路43を使用したがこれに限ら
ない。例えば、カウンタ等の機能をソフトウエア的な監
視テーブル100上に設けても良い。
【0035】また、上記実施例では網側のATM伝送装
置への適用例を示したがこれに限らない。例えば加入者
側のPBX62においても自発的に違反セルを出さない
ようにポリシング制御機能を設けることが可能であり、
本発明はかかるPBX(ATM伝送装置)への適用も可
能である。また、上記実施例ではCPU33を使用した
がこれに限らない。超高速処理が要求される場合は専用
に構成された超高速CPU又は同等の機能を実現するハ
ードウエア回路を採用してもよい。
置への適用例を示したがこれに限らない。例えば加入者
側のPBX62においても自発的に違反セルを出さない
ようにポリシング制御機能を設けることが可能であり、
本発明はかかるPBX(ATM伝送装置)への適用も可
能である。また、上記実施例ではCPU33を使用した
がこれに限らない。超高速処理が要求される場合は専用
に構成された超高速CPU又は同等の機能を実現するハ
ードウエア回路を採用してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、ポリシ
ング制御部はトラヒック測定部の一部又は全部の測定対
象を動的に変更することにより監視すべきm(>n)種
のセルのポリシング制御を実質的に同時に行う構成によ
り、少ないトラフィック測定機能を活用して監視すべき
多(m)種のセルを実質的に同時に効率良くポリシング
制御できる。
ング制御部はトラヒック測定部の一部又は全部の測定対
象を動的に変更することにより監視すべきm(>n)種
のセルのポリシング制御を実質的に同時に行う構成によ
り、少ないトラフィック測定機能を活用して監視すべき
多(m)種のセルを実質的に同時に効率良くポリシング
制御できる。
【図1】図1は本発明の原理的構成図である。
【図2】図2は実施例のUPC配備方式のブロック図で
ある。
ある。
【図3】図3は実施例のUPC回路のブロック図であ
る。
る。
【図4】図4は実施例の動的なポリシング制御のフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】図5は実施例の割込制御のフローチャートであ
る。
る。
【図6】図6は実施例の監視テーブルを説明する図であ
る。
る。
【図7】図7は従来のUPC配備方式のブロック図であ
る。
る。
1 セル多重化部 2 UPC回路部
フロントページの続き (72)発明者 竹尾 浩 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 立石 博臣 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 山中 直明 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 佐藤 陽一 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−25255(JP,A) 特開 平1−183938(JP,A) 特開 平3−247145(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56
Claims (4)
- 【請求項1】 セルのトラヒックに関する規定情報に基
づいて違反セルのポリシング制御を行うUPC装置にお
いて、 n種のセルのトラヒックを同時に測定可能なトラヒック
測定部と、 トラヒック測定部の測定結果に基づき違反セルのポリシ
ング制御を行うポリシング制御部とを備え、 ポリシング制御部はトラヒック測定部の一部又は全部の
測定対象を動的に変更することにより監視すべきm(>
n)種のセルのポリシング制御を実質的に同時に行うこ
とを特徴とするUPC装置。 - 【請求項2】 ポリシング制御部は監視すべきm種の測
定対象につきn種の測定対象を巡回的に変更することを
特徴とする請求項1に記載のUPC装置。 - 【請求項3】 ポリシング制御部はk(<n)種のセル
を固定的にポリシング制御すると共に、残りの(m−
k)種のセルを(n−k)個のトラヒック監視情報に基
づき巡回的にポリシング制御することを特徴とする請求
項1に記載のUPC装置。 - 【請求項4】 ポリシング制御部はn種のセルを同時に
ポリシング制御すると共に、そのセル種毎に違反セル数
を計数し、かつ残りの(m−n)種のセルについてはそ
のセル種毎に到来セル数を計数し、何れか1のセル種の
到来セル数が0以外となったことにより、前記n種の内
の違反セル数が0のセル種を探索し、これらの間でポリ
シング制御対象を切り替えることを特徴とする請求項1
に記載のUPC装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6828692A JP3078637B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | Upc装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6828692A JP3078637B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | Upc装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05276188A JPH05276188A (ja) | 1993-10-22 |
JP3078637B2 true JP3078637B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=13369377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6828692A Expired - Fee Related JP3078637B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | Upc装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3078637B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09224034A (ja) * | 1996-02-19 | 1997-08-26 | Fujitsu Ltd | カウンタ値のオーバーフロー処理方式、セル流入制御方式 |
JPH10242972A (ja) * | 1997-02-24 | 1998-09-11 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Upc装置ならびに輻輳制御方法及び装置 |
JP3801740B2 (ja) | 1997-08-13 | 2006-07-26 | 富士通株式会社 | セル流量制御方法及びこれを用いるセル交換システム |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP6828692A patent/JP3078637B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05276188A (ja) | 1993-10-22 |
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