JP3078545U - 異なる耐力の引き寄せ金物に対応する連結ボールト - Google Patents

異なる耐力の引き寄せ金物に対応する連結ボールト

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 台風時あるいは地震時、耐力壁によって生ず
る上階と下階の柱の異なった引張応力に対応して、それ
ぞれの適切な耐力の引き寄せ金物を使用し、構造金物の
経費の節約と、作業の省力化を計るための考案である。 【構成】 上下2個の引き寄せ金物1の、連結ボールト
2の中間部に、めり込みみ防止鋼板3を設けたことを特
徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 [産業上の利用分野] この考案は、木造建築物の上階と下階の柱を引き寄せて取り付ける際、この金 物を利用して、上階部の引き寄せ金物を、所要耐力相応のものまで縮小させて、 金具経費の節約と作業の省力化を計るものである。
【0002】 [従来の技術] 従来の工法では、上階と下階との引き寄せ金物は、所要耐力の大きい方の引き寄 せ金物を双方に使用して、柱の引張応力に対応して来た。
【0003】 [考案が解決しょうとする課題] これには、次のような欠点があった。 柱の引張応力は、地震または暴風の水平力によって決定されるため、上階と下階 では著しい差を生じていて、上下共に同一耐力の引き寄せ金物を使用して柱の安 全を計ることは不経済となる。 本考案は、この欠点を除くためになされたものである。
【0004】 [課題を解決するための手段] 2個の引き寄せ金物1の、連結ボールト2の中間部に、溶接またはネジしめに より、めりこみ防止鋼板3を設けた。 本考案は、以上のような構成からなる連結ボールトである。
【0005】 [作用] 横架材に、引き寄せ金物取り付け用の孔4をあけたのち、上部より連結ボール ト2を差し込み、めり込み防止鋼板3が横架材の上端に達するまで降ろして、横 架材の上下に引き寄せ金物1を取り付け、連結ボールト2の両端を締めつける。
【0006】 [実施例] 以下、本案の実施例について説明する。 (イ) 横架材に、引き寄せ金物取り付け用の孔4をあける。 (ロ) 上部より連結ボールト2を差し込み、めりこみ防止鋼板3が横架材の上 端に達するまで降ろす。 (ハ) 横架材の上下に引き寄せ金物1を取り付けたのち連結ボールト2の両端 を締めつける。 本案は、以上のように実施するが、重要な点は、下階の引張応力から上階の引 張応力を差し引いた力を、めり込み防止鋼板に対応させることである。現在市販 の引き寄せ金物は、最大2・5トン用、最小0・5トン用で、この差2トンを4 センチメートル×10センチメートルのめり込み防止板で負担させれば、横架材 の孔面積を差し引いても、1平方センチメートル当り約55キログラムとなり、 松材の短期めり込み応力度1平方センチメートル当り60キログラム以内となり 、充分対応出来る。 なお、図3に示すように、溶接の代わりに、連結ボールト全体を雄ねじ5とし、 めり込み防止板3に雌ねじ6を掘って取り付けたり、あるいは図4に示すように 、ナット7を介して、めり込み防止鋼板3を座がねのような形態で取り付けても よい。
【0007】 [考案の効果] 木造建築物の上下階の、相違する所要引張力に対応して、それぞれ適切な耐力 の引き寄せ金物を使用出来、構造金具の経費の節約と、作業の省力化を計ること が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の断面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 引き寄せ金物 2 連結ボールト 3 めり込み防止鋼板 4 引き寄せ金物取り付け用の孔 5 雄ねじ 6 雌ねじ 7 ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材を挟んで相対する引き寄せ金物1を
    連結するボールト2の中間に、めり込み止め鋼板3を設
    けた連結ボールト
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012177224A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Building Research Institute めり込み防止構造

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