JP3078336B2 - シート送り装置 - Google Patents

シート送り装置

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JP3078336B2
JP3078336B2 JP03010083A JP1008391A JP3078336B2 JP 3078336 B2 JP3078336 B2 JP 3078336B2 JP 03010083 A JP03010083 A JP 03010083A JP 1008391 A JP1008391 A JP 1008391A JP 3078336 B2 JP3078336 B2 JP 3078336B2
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/66Article guides or smoothers, e.g. movable in operation
    • B65H3/68Article guides or smoothers, e.g. movable in operation immovable in operation

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿シートを順次送り
出すための原稿送り装置または原稿取扱装置に特に有用
であり、シート給送中のジャム、シートの損傷、その他
の問題すなわち給送中のシートの隅が折れたり、カール
したり、耳折れしたりする傾向を減らすように改良した
シート送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の装置に特に関係がある文献とし
て、米国特許第3,957,366 号は、カールしたシートの縁
を平らにするための案内装置を開示している。
【0003】記載した実施例では原稿の送り出すを開示
しているが、本装置はコピー用紙の送り出しにも同様に
使用することができる。
【0004】開示した装置は、さまざまな原稿送り装置
または原稿取扱装置(ここでは、便宜上、ADF (Automat
ic document feeder) と呼ぶ)に組み入れることができ
る。開示した原稿送り装置は典型的なものである。
【0005】付け加える情報として、記載した基本的な
ADF は、ゼロックス社の米国特許第4,727,401 号(19
88年2月23日発行)の主題である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ゼログラフィー方式や
その他の形式の複写機がより高速になり、より自動化さ
れるにつれて、複写する原稿シートをより高速に、より
確実に、かつより自動的に取り扱うことがますます重要
になってきた。
【0007】取り扱う原稿書類のシートサイズ、坪量、
厚さ、材質、状態、湿度、経過年数、等はさまざまであ
る。その上、原稿書類は、カール、しわ、ちぎれ、耳折
れ、切抜き、オーバーレイ、テープ、糊付け、パンチ
孔、ステープル、接着剤、つるつるの領域、その他の不
規則さを有することもある。一般に新しいきれいな同一
バッチから作られ、したがってほぼ同じ状態およびサイ
ズのコピー用紙と異なり、原稿書類は、たとえそれらの
すべてが同じ標準サイズであっても、かなり相違してい
ることが多い。
【0008】ここで使用する用語「原稿」または「シー
ト」は、通常の個別のイメージ支持体たとえば紙、プラ
スチック、その他の通常の薄いシートを言う。「原稿」
は、複写機内で、コピー用紙(コピーと略すことがあ
る)の上に複写されるシート(原物または前にコピー)
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、向かい合って
間隔をおいて配置されたシート送り案内板を有するシー
ト送り通路を備え、前記シート送り通路の向かい合った
2つの側を通して、2つの向かい合った隅を有する紙ま
たは類似物の薄いシートをシート送り方向に送るための
シート送り装置において、そのようなシートの幾つかの
隅に耳折れまたはカールした縁がある場合のシート送り
の難しさを軽減する。本発明のシート送り装置は、前記
シート送り案内板が、シートが上面を移動する下部シー
ト送り案内板と前記シート送り通路の上方に配置される
上部シート送り案内板とから成り、前記下部および上部
シート送り案内板の各々は、シート送り通路に対向する
面に、第1の複数の第1シート接触斜めリブを有してお
り、前記第1の複数の第1シート接触斜めリブは、前記
シート送り通路にあるシートの隅の耳折れまたはカール
を平らに延ばすように、前記シート送り方向に対し斜め
に延び、かつ前記シート送り通路の一方の側の方へ斜め
に延びており、前記下部および上部シート送り案内板の
各々は、シート送り通路に対向する面に、第2の複数の
第2シート接触斜めリブを有しており、前記第2の複数
の第2シート接触斜めリブは、前記シート送り通路の他
方の側にあるシートの隅の耳折れまたはカールを平らに
延ばすように、前記シート送り方向に対し斜めに延び、
かつ前記シート送り通路の他方の側の方へ斜めに延びて
おり、前記上部シート送り案内板の少なくとも一部のリ
ブはより高く形成されていることを特徴とする。
【0010】上記シート送り装置において、前記2つの
シート送り案内板を、その上に、対応する斜め模様で、
それぞれの前記第1および第2の複数の第1および第2
シート接触斜めリブを有することとすることができる。
また、上記のシート送り装置において、前記第1および
第2の複数の第1および第2シート接触斜めリブを、前
記シート送り通路内のシートが前記シート送り通路を通
して前記リブの影響を受けるように、前記シート送り案
内板の少なくとも大部分にわたって延ばすこともでき
る。
【0011】追加または代わりの構造、特徴、または技
術的背景を説明するため、本明細書に引用したすべての
文献およびそれらの引用文献を適当な箇所で引用するの
で参照されたい。
【0012】本発明の上記およびその他のさまざまな特
徴および利点は、以下述べる特定の実施例について説明
する装置とその作用から明らかになるであろう。したが
って、添付図面を参照して以下の説明を読まれれば、本
発明をよく理解することができるであろう。
【0013】
【実施例】図1に、1つの応用として原稿書類を複写機
のプラテンへ送る ADF20に使用した本発明に係る典型
的なシート分離/送り装置80の細部を示す。図2およ
び図3に、シート分離/送り装置80を拡大して示す。
シート分離/送り装置80は、他のさまざまな原稿取扱
装置やその他の利用に、または引用した特許文献に記載
されているほとんどのすべての複写機に使用することが
できる。したがって、図1には、典型的な複写機10の
部分として、プラテン12のみを示す。
【0014】図1に示した典型的な ADF20は、前に挙
げた米国特許第4,881,729 号、同第4,884,794 号、同第
4,849,788 号に記載されているものと類似しているの
で、ここでは説明は省略する。複写機10によって複写
される原稿シートは、 ADF20によって原稿スタックか
ら分離され、順次プラテン12へ送られる。続いて、原
稿シートは、プラテンベルト搬送装置22とその駆動装
置24によってプラテン12の表面の上を、所望の複写
整合位置まで運ばれる。複写後、原稿シートはプラテン
搬送装置22によってプラテン12から搬出される。
【0015】複写する原稿シートのスタックは、最初
に、原稿トレイ26の中に、表を上に積み重ねて置かれ
る。原稿シートは、シート分離/送り装置80によって
スタックの底から順次送り出される(あとで詳しく説明
する)。最初、すべての原稿シートは、下流に片面複写
用通路30を通過してプラテン12に隣接するベルト搬
送装置22の搬入口まで送られる。この片面複写用通路
30の最初の部分(シート分離/送り装置80のすぐ下
流)に、側縁整合・斜行修正装置34が配置されてい
る。この装置34は既知の交差ロール46,48と縁案
内装置から成るものがよい。
【0016】ADF20は、複写後、原稿シートをトレイ
26へ戻さずに、非循環式自動原稿送り装置として使用
することができる。すなわち、複写後、図示のように、
原稿シートをプラテンの下流側の反対端から出力反転通
路36へ送り込み、その通路36で原稿シートを反転し
た後、出力再積重ねトレイ38へ排出することができ
る。
【0017】もし原稿シートが両面原稿シート(裏返す
必要がある)であれば、両面複写用通路40を通して反
転させることができる。この両面複写用通路40はプラ
テンの一の側で始まり、同じ側で終わる単方向ループで
ある。両面複写用通路40は、縁整合・修正装置34の
上流、シート分離/送り装置80の下流の交差点42で
片面複写用通路30と滑らかに合流する。各両面原稿シ
ートは、この交差点42で、プラテンから出てきた向き
から2回裏返されており、続いて下流の片面複写用通路
30へ送り込まれる、すなわち、図1の矢印で示すよう
に、トレイ26から最初に送り出された原稿シートと同
じ送り方向に送られる。上記のほかに、二点鎖線矢印で
示すように、シートバイパス入力口44を設けることも
できる。3つのすべての通路30,40,44は、同じ
縁整合・斜行修正装置34に入るので、三角形で示した
同じシート前縁センサを使用することができる。
【0018】通例、原稿通路のまわりに計画的に配置さ
れたスタック入力センサ78を含む別の原稿シート前縁
センサと(または)後縁センサが複写機の制御装置に接
続されている。
【0019】次に、図面に記載したシート分離/送り装
置80の特定実施例について詳しく説明する。図示した
遅延式シート分離/送り装置の場合、シートスタックの
底面が遅延パッド62を含むニップと接触しており、被
駆動摩擦送りベルト50の平坦な上走行部によって下流
へ駆動され、一番下のシートのみが分離されて送り出さ
れる。
【0020】送りベルト50による前記の送り出し作用
は、垂直力作用シューユニツト70によって支援され
る。シュー72が取付け部74に旋回可能に取り付けら
れている下方旋回アームアセンブリ76まで原稿スタッ
クが挿入されると、原稿スタックの挿入を検出したセン
サ78が、シューユニット70を起動させる。シュー7
2は、ベルト50の上のシートスタックの上面に載り、
所定の下向き垂直力でシートスタックをベルト50に押
しつける。このシュー72の垂直力が作用する比較的広
い領域と場所を、図3に想像線で上方から、そして図2
に側面から示す。シュー72の底は平坦であり、比較的
低い摩擦係数の材料で作られているので、スタックはそ
の下で滑ることができる。取付け部74は旋回自在であ
るから、シュー72の底面は自動的に回転し、ベルト5
0とシート案内面(リブ)90とによって間接的に制御
されるだけのスタックの上面とぴったり合わさるので、
アーム76を介して下向きの垂直力は原稿シートに均一
に作用する。この結果、原稿シートの比較的広い領域に
わたって垂直力が均一に分布し、原稿イメージのスミア
リングを生じさせる可能性がある高い圧力集中が減る。
さらに、シュー72の2軸ジンバル自在取付け部74
は、シューの広い接触領域で低い圧力を均一に加えるこ
とにより原稿イメージのスミアリングを生じさせる可能
性がある高い圧力集中を防止すると同時に、シューを異
なるスタック高さに順応させて適切な全垂直力を維持す
ることができる。これは、一の軸上で旋回することを許
し、直交する他の軸上で自由に傾くことを許す回転可能
なピンとゆるい(オーバーサイズの)ピン孔または当て
金から成る連結部によって得られる。スナップ嵌合いボ
ールとソケットから成る連結部など、他の代替案を用い
ることができる。
【0021】シュー72は、遅延パッド62による遅延
ニップのすぐ上流に配置され、ほぼ同じ横幅を有し、ま
たシートスタックを平坦にするのを助ける。また、図3
に示すように、シュー72の接触領域の両側の下向きに
ある角度をなす2個の細長い帯状ゴム部材が、遅延ニッ
プへのスタックの送り込みを助ける。
【0022】弾性摩擦遅延パッド62は独自の遅延パッ
ド取付けアセンブリの一部である。遅延パッド62は、
図2に示すように、固定フレーム取付け板の対応する孔
すなわち案内溝孔を通して垂直方向にのみ動くことがで
きる逆U字形チャンネルまたは他の適当なパッド保持ク
リップ64で支持され、両方向矢印で示すように、上下
に(シート通路に直角な方向に)動くことができる。し
たがって、パッド保持クリップ64は回転すなわち傾く
ことはできない。また、下向きにベルト50の上走行部
の下流端に近いシート分離ニップに向けて所望のニップ
力でばね荷重を、クリップ64に加えることができる。
また、図示した遅延パッド取付けアセンブリ60は、ク
リップ64に嵌め込まれたピボットピン軸のまわりの両
方向矢印で示すように、遅延パッド62がほとんど制限
されずに横回転して自動的に水平になることを許し、ニ
ップ力をベルト50を横切る方向に均一化する。しか
し、前記軸に直交する軸(シート通路方向)に対し遅延
パッド62が回転することは、取付けアセンブリ60に
よって妨げられる。これにより、遅延パッド62が正し
い姿勢に保たれ、遅延パッド62の上流側下面62aの
小さな角度が一定に保たれる。この遅延パッドの下面6
2aは、初期スタック分離入口であり、遅延パッド62
の狭い下端平坦領域62bが形成している最終遅延ニッ
プに、複数のシートがどっと送り込まれるのを防止す
る。このように、遅延パッドがシート送り方向に回転す
ることができないので、送りベルト50(もし代わりに
使用されていれば、送りローラー)に対する遅延パッド
の位置決めの敏感さが緩和される。また、イメージのス
ミアリングを減らすことができる。また、スライドステ
ィックタイプの騒音の発生を減らすことができるであろ
う。この低価格の簡単な取付けアセンブリ60はポリカ
ーボネートなどの成形プラスチック部品と30%のガラ
ス繊維で作ることができる。潤滑は必要ない。図示のよ
うに、遅延パッド62の作用下面は全体的に凸面であ
る。上流側下面62aによって形成された小角度(15°
以下が好ましい)のくさび(スタックをこけら板状にす
る)は頂点62bまでせばまり、この主遅延領域62b
の後方でより大きな出口クリアランス角になることが好
ましい。
【0023】一番下のシートは、スタックの残部から分
離されたあと、下流に、取出し駆動ローラー82とアイ
ドラローラー84から成るニップに入り、このニップで
プラテンに向けて送り出される。この取出しニップ内で
シートが斜めになるのを防止するために、アイドラロー
ラー84は、45ショアAデュロメータを有する厚さ1m
mのウレタンスリーブで被覆された硬質プラスチックま
たは金属シリンダにすることが好ましい。この表面の自
己水平化作用により、アイドラローラー84が駆動ロー
ラー82のニップ面に対し自己水平化するように、アイ
ドラローラー84を軸方向に旋回可能に取り付ける必要
がない。上記の代わりに、アイドラローラー84を、固
定された中実金属軸上で回転する簡単な(しかし、上記
のように被覆された)開孔付き中実デルリンスリーブ
(delrin sleeve)にすることができる。駆動ローラー8
2は厚さ2mmのイソプレンまたは他の適当なエラスト
マーで被覆した中実金属シリンダにすることができる。
【0024】開示した分離/送り装置は、さらに、遅延
パッド62と接触する前および接触中に、弾性摩擦送り
ベルト50を平らに保持し、ベルト走行部を確実に支持
する独自の装置を有する。複数の狭い間隔で配置された
共通の小径アイドラ52は小径軸上の円板である。すべ
てのアイドラ52はベルト50の内側に、一平面内に取
り付けられ、平坦な支持板を模擬しているが、これらの
アイドラ52はベルト50と転がり接触するので、摩擦
ベルトの下で平板摩擦抗力は生じない。円板52の軸
は、撓みを避けるため、中央で追加して支持することが
できる。隣り合うアイドラ52は、少し横にずれて互い
に入り込んでおり、したがってベルトの下に平坦な支持
接触点の一様な密集パターンを提供する、すなわち中心
間距離を最小にして、でこぼこにならないようにする。
同様に、図3の平面図に想像線で示すように、ベルト駆
動ローラー54,56の一部として、互いに入り込ん
だ、薄い、より大きな直径の複数のアイドラ円板が設け
てある。これらのすべての部品は安価なブラスチック部
品を組み立てたものであり、それらの部品によって周囲
のベルト50に張力が付与される。さらに、このベルト
取付け装置は、摩擦遅延式送り装置においてイメージま
たは第2面のスミアリングを少なくするのを助ける。真
に平坦で、完全に連続しているベルト支持面は、本発明
が提供する複数の支持点のように望ましくない、すなわ
ち接点で保持することができない。複数のベルト支持ロ
ーラーを使用する一般的な概念は、多数の大型プラテン
搬送ベルト原稿取扱装置や他の大型ベルト式送り装置に
使用されているが、本装置およびその利用の場合、特に
利点がある。
【0025】次に、図3を参照して、シート分離/送り
装置80の主要な特徴であるシート隅案内・伸ばし斜め
リブ装置90,92について詳細に説明する。この装置
は、紙や類似物の薄いシートをシート送り方向にシート
送り通路を通して送るための他のさまざまな装置に使用
することができる。上記のシート送り通路は、一般に、
平坦な、またはシート移動方向に伸びたリブを有する、
向かい合って間隔をおいて配置された一対のシート案内
板を有する。特に、向かい合った案内板面の間隔が比較
的広い場合に、耳折れまたはカールした隅をもつ原稿シ
ートを損傷させずに送り出す必要がある。開示した装置
90,92は、向かい合った2つのシート隅が、シート
送り通路の向かい合った2つの側を通して送られるとい
う事実を利用する。装置90,92は、幾つかのシート
隅が耳折れまたはカールした縁をもつ場合(原稿書類を
給送するときしばしば起きる)のシート送りの難しさを
軽減する。
【0026】下部シート送り案内板面は、間隔をおいて
配置された、垂直方向に少し伸びた複数のシート接触リ
ブ90を有する。シートは、通常は、自由にリブ90の
上を滑る。シートが ADF20に完全に入れるまでシート
が影響を受けるように、シートが分離/送り装置80お
よび取出しローラーと接触する狭い領域を除いて、リブ
90は案内板のほぼ全領域にわたって伸びていることが
好ましい。リブの高さが低く、かつリブの間隔が比較的
狭いので、シートの前縁隅がリブにぶつかる状態には決
してならない。リブ90は直線であることが好ましい
が、図示のように、リブ90は、シート送り通路の向か
い合った2つの側で、向かい合った2組の多数のシート
接触リブ90a,90bに分割され、シート送り通路お
よび分離/送り装置80の中心線から外側へ斜めに伸び
ている。第1組の複数のシート接触リブ90aは前記シ
ート送り方向に対し斜めに伸び、かつ前記シート送り通
路の対応する側の縁の方へ斜めに伸びている。したがっ
て、これらの斜めリブは、シート送り通路の対応する側
のシート隅の上向きまたは下向きの耳折れまたはカール
を、その側に向けて平らに伸ばすことができる。同様
に、向かい合った第2組の複数のシート接触リブ90b
はシート送り通路の他の側で外側へ斜めに伸びており、
他の側のシート隅と接触し、シート送り通路の他の側の
シート隅の耳折れまたはカールを、他の側の縁に向けて
平らに伸ばすことができる。原稿シート分離/送り装置
80は、シート接触リブ90の上面の平面とほぼ同じ平
面内でシートと接触することが好ましい。
【0027】上部シート送り案内板面は、対応するリブ
92、すなわち対応する2組の斜めリブ92a,92b
を有する。少なくとも一部のリブ92は、より大きな高
さを有し、原稿シート分離/送り装置80の領域内で
は、分離/送り装置80を配置するため、中断してい
る。この上部シート送り案内板は、下部シート送り案内
板に対して旋回させて開けることが好ましい。
【0028】開示した実施例は好ましいものであるが、
この分野の専門家は、この実施例からさまざまな代替
物、修正物、均等物、あるいは改良を思いつくであろ
う。したがって、特許請求の範囲は、これらの代替物、
等を含んでいるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分離/送り装置を組み入れた典型
的な原稿取扱装置の部分側面図である。
【図2】図1の原稿取扱装置のシート分離/送り装置の
拡大断面図である。明確にするため、比較的小さい多数
のシートは離して示し、シートの厚さは拡大して示して
ある。
【図3】垂直力付与シューすなわちスタック押えシュー
の接触領域を想像線で示した、図2の線3−3に沿った
部分平面図である。
【符号の説明】
10 複写機 12 プラテン 20 ADF 22 プラテンベルト搬送装置 26 原稿トレイ 30 片面複写用通路 34 側縁整合・斜行修正装置 36 出力反転通路 38 出力再積重ねトレイ 40 両面複写用通路 42 交差点 44 バイパス入力口 46,48 交差ロール 50 摩擦送りベルト 52 アイドラ 54,56 ベルト駆動ローラー 60 遅延パッド取付けアセンブリ 62 遅延パッド 62a 遅延パッドの下面 62b 遅延パッドの下端平坦領域 64 逆U字形パッド保持チャンネル 70 垂直力付与シューユニット 72 シュー 74 二重ジンバル取付け部 76 旋回可能なロワーアームアセンブリ 78 センサ 80 本発明のシート分離/送り装置 82 駆動ローラー 84 アイドラローラー 90,92 シート案内・伸ばし斜めリブ装置
フロントページの続き (72)発明者 ジェフリー エル アンデラ アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14551 ソーダス ニューアーク スト リート 11 (56)参考文献 特開 平1−156267(JP,A) 特開 平1−99050(JP,A) 実開 昭58−5056(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/06 B65H 3/04 G03G 15/00 516

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 向かい合って間隔をおいて配置されたシ
    ート送り案内板を有するシート送り通路を備え、前記シ
    ート送り通路の向かい合った2つの側を通して、2つの
    向かい合った隅を有する紙または類似物の薄いシートを
    シート送り方向に送るためのシート送り装置において、 このようなシートの幾つかの隅に耳折れまたはカールし
    た縁がある場合のシート送りの難しさを軽減するため
    に、前記シート送り案内板は、シートが上面を移動する下部
    シート送り案内板と前記シート送り通路の上方に配置さ
    れる上部シート送り案内板とから成り、 前記下部および上部シート送り案内板の各々は、シート
    送り通路に対向する面に 、第1の複数の第1シート接触
    斜めリブを有しており、 前記第1の複数の第1シート接触斜めリブは、前記シー
    ト送り通路にあるシートの隅の耳折れまたはカールを平
    らに延ばすように、前記シート送り方向に対し斜めに延
    び、かつ前記シート送り通路の一方の側の方へ斜めに延
    びており、前記下部および上部シート送り案内板の各々は、シート
    送り通路に対向する面に 、第2の複数の第2シート接触
    斜めリブを有しており、 前記第2の複数の第2シート接触斜めリブは、前記シー
    ト送り通路の他方の側にあるシートの隅の耳折れまたは
    カールを平らに延ばすように、前記シート送り方向に対
    し斜めに延び、かつ前記シート送り通路の他方の側の方
    へ斜めに延びており、 前記上部シート送り案内板の少なくとも一部のリブはよ
    り高く形成されて いることを特徴とするシート送り装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシート送り装置におい
    て、前記第1および第2の複数の第1および第2シート
    接触斜めリブは、前記シート送り通路内のシートが前記
    シート送り通路を通して前記リブの影響を受けるよう
    に、前記シート送り案内板の少なくとも主部分上にある
    ことを特徴とするシート送り装置。
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