JP3078170B2 - 血行促進装置 - Google Patents

血行促進装置

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JP3078170B2
JP3078170B2 JP06042296A JP4229694A JP3078170B2 JP 3078170 B2 JP3078170 B2 JP 3078170B2 JP 06042296 A JP06042296 A JP 06042296A JP 4229694 A JP4229694 A JP 4229694A JP 3078170 B2 JP3078170 B2 JP 3078170B2
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air
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exhaust
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真一郎 真野
享 星野
勝 亀井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、身体に装着されるエ
アバックと、このエアバックに対して空気を給排気する
給排気装置とを備えた血行促進装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、身体に装着するエアバック
と、このエアバックの空気を給排気する給排気装置とを
備え、前記エアバックの空気を給排気装置により給排気
してエアバックを膨張・収縮させることにより前記身体
を圧迫・開放し、これにより血行促進させる血行促進装
置が知られている。
【0003】前記エアバックには連通管を介してコンプ
レッサが接続され、連通管には排気口が設けられてい
る。前記排気口には電磁石弁が設けられており、電磁石
弁には電磁石が設けられている。この電磁石の励磁力に
よって電磁石弁が排気口を閉塞しており、この電磁弁が
開成されるとエアバックの空気が排出されてエアバック
が収縮するようになっている。すなわち、電磁石の励磁
力によってエアバックの圧力が決定される。
【0004】そして、励磁力は電磁石に直列接続された
可変抵抗のツマミによって調整可能となっており、可変
抵抗のツマミを調整することによりエアバックの圧力が
調整される(特開昭51−148283号公報参照)。
【0005】ところで、このような血行促進装置にあっ
ては、先ずエアバックを身体に装着する。次に、可変抵
抗のツマミを適当な位置に移動させるとともに給排気装
置を作動させてエアバックを膨張・収縮させる。このと
き、エアバックが膨張した際の圧迫力が弱いと感じれば
エアバックの圧力が強くなる方向へ可変抵抗のツマミを
調整し直し、圧迫力が強過ぎると感じればエアバックの
圧力が弱くなる方向へツマミを調整し直す。このような
操作を繰り返し行うことにより使用者の所望の圧迫力が
得られるツマミの位置を見つけていくものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、使用者の
所望の圧迫力を得るためにエアバックの膨張・収縮を繰
返し行いながら、可変抵抗のツマミを何回も調整し直さ
なければならず、この間にエアバックは何回も膨張・収
縮を繰し返してしまい、最初から使用者の所望のの圧迫
力が得られるようにエアバックを膨張・収縮させること
ができないという問題があった。
【0007】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、最初から使用者の所望の圧迫力が
得られるようにエアバックを膨張・収縮させることので
きる血行促進装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の請求項1は、身体に装着されるエアバッ
クと、このエアバックに対して空気を給排気してエアバ
ックを膨張・収縮させることにより前記身体に前記エア
バックの膨張圧力を間欠的に作用させる給排気手段とを
備えた血行促進装置において、前記エアバックの空気圧
を検知する圧力センサと、設定スイッチが押される毎に
圧力を段階的にレベルアップして順次設定していく設定
手段と、 この設定手段により設定した圧力を確定する確
定スイッチと、 前記設定手段は、前記給排気手段を動作
させてエアバックを膨張させ、前記圧力センサが検出す
る圧力がその設定手段によって設定された圧力になった
際にその動作を停止させる制御手段を備え、 前記制御手
段は、前記動作を停止した後に前記設定スイッチが押さ
れて圧力が設定し直されたとき、前記圧力センサの検出
圧力が設定し直された圧力になるまで給排気手段を動作
させ、圧力が設定し直されずに確定スイッチが押された
とき、確定スイッチの操作時に設定されている圧力を初
期設定し、 前記エアバックを繰り返し膨張・収縮させた
際に、圧力センサが検出する圧力が、初期設定圧力とな
るまで前記給排気手段が駆動制御されることを特徴とす
る。請求項2の発明は、操作され続けている間、前記給
排気手段を動作させてエアバックを膨張させ続けるスイ
ッチを設けたことを特徴とする。請求項3の発明は、前
記エアバックを複数重ねた多重構造にするとともに、各
エアバックを独立して空気の給排気が行なえるようにし
たことを特徴とする。 請求項4の発明は、 前記エアバ
ックと給排気手段との間に弁を介在させ、この弁は、エ
アバック内の圧力よりも給排気手段側の圧力が大きいと
き、エアバックと給排気手段とを連通させ、エアバック
内の圧力が給排気手段側の圧力よりも大きいとき、エア
バックと外気とを連通させることを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明は、上記構成により、設定スイッチが
押される毎に設定手段が初期設定圧力を最小圧力から段
階的にレベルアップして順次変更して設定していき、そ
の初期設定圧力が変更されると、制御手段はその変更さ
れた初期設定圧力となるまで給排気手段を動作させてエ
アバックを膨張させていく。
【0010】
【実施例】以下、この発明に係る血行促進装置の実施例
を図面に基づいて説明する。
【0011】図1において、10は身体の上半身に装着
される上着状のエアバックで、このエアバック10は連
通管11を介して図2に示す給排気装置本体20に接続
されている。連通管11には、エアバック10内へ空気
を供給したり、エアバック10内の空気を外部へ排出し
たりする弁40が設けられている。
【0012】給排気装置本体20には操作パネル21が
設けられており、操作パネル21にはエアバック10の
圧力の強さと設定した圧力を表示するレベル表示器22
と、エアバック10の膨張・収縮の回数を表示するカウ
ンタ表示器23と電源スイッチ24とが設けられてい
る。表示器22は複数の発光ダイオード22a…22nを
直線状に配置して構成したもので、エアバック10の圧
力が強くなるにしたがって左から右へ発光ダイオード2
2a…22kが順次点灯して圧力の強さを示すようになっ
ている。また、初期設定した圧力に対応した発光ダイオ
ード22a…22kも点灯するようになっている。
【0013】例えば、後述する初期設定スイッチS1が
1回押されると発光ダイオード22aが点灯し、初期設
定スイッチS1が2回押されると発光ダイオード22bが
点灯する。このように、押される回数に応じた発光ダイ
オード22a…22kが点灯する。
【0014】操作パネル21には、リモコン本体25を
着脱自在に取り付けておく凹部26が設けられており、
リモコン本体25には、エアバック10の圧力を初期設
定するために圧力を順次指定していく初期設定スイッチ
S1と、初期設定された圧力を確定したりその確定され
た設定圧力を増減したりする強弱スイッチS2,S3とが
設けられている。初期設定スイッチS1は押す毎に圧力
を段階的にレベルアップして順次設定していくもので、
1回押すとP1の圧力が初期設定され、N回押すとPnの
圧力が初期設定される。
【0015】また、本体25の裏面と前面に赤外線によ
る各操作信号を送信する送信部Tがそれぞれ設けられて
いる。
【0016】リモコン本体25は、本体20aの凹部2
6から取り外すことにより手元でエアバック10の圧力
を初期設定したり、初期設定した設定圧力の確定等の操
作が行えるが、凹部26に取り付けた状態でもスイッチ
S1〜S3を操作することにより圧力の初期設定やこの初
期設定した設定圧力の確定等が行えるように、裏面に設
けた送信部Tに対応した凹部26の位置に赤外線を受光
する受光部Rが設けられている。
【0017】給排気装置本体20内には、図3に示すよ
うに、エアバック10に弁40を介して圧縮空気を供給
するエアコンプレッサ27と、エアバック10の空気圧
を検出する圧力センサ28と、連通管11を外気に連通
させる電磁弁29と、エアコンプレッサ27,電磁弁2
9,表示器22等を制御する制御装置(制御手段)30
と、各圧力P1〜Pnを記憶したメモリ31等とが内蔵さ
れている。
【0018】弁40は、図4および図5に示すように、
外部に連通した排出孔41a,41aを設けた容器体41
と、この容器体41内に左右方向に移動可能な弁体42
とを備え、弁体42には弁孔43とこの弁孔43を閉塞
する逆止弁44とが設けられている。弁体42が左方向
に移動すると排出孔41a,41aを閉塞してエアバック
10内へ空気が供給され、弁体42が右方向に移動する
と容器体41の左側が外気と連通し、エアバック10内
の空気が矢印方向に流れて外部へ急速排出される。これ
は、電磁弁29を介さずに排気されるので排気流路が短
くなり、その分排気抵抗が小さいので急速排気されるも
のである。
【0019】弁体42は、エアバック10の圧力とコン
プレッサ27側の圧力とに差がある場合に移動するもの
である。つまり、コンプレッサ27側の圧力が高い場合
には、図4に示すように左側に移動して排出孔41a,4
1aを閉塞し、エアバック10側の圧力が高い場合には
図5に示すように右方向に移動して排出孔41a,41a
が開放される。
【0020】そして、コンプレッサ27と電磁弁29と
弁40とでエアバック10を給排気する給排気手段が構
成される。また、初期設定スイッチS1とメモリ31と
制御装置30とで設定手段が構成される。
【0021】次に、上記実施例の動作を図6に示すフロ
ー図を基にして説明する。
【0022】先ず、図1に示すようにエアバック10を
上半身に装着し、電源スイッチ24を投入する。ステッ
プ1ではキー操作の入力待ちとなる。すなわち、初期設
定スイッチS1の操作の入力待となる。そして、ステッ
プ2では初期設定スイッチS1が押されたか否かが判断
され、ノーであればステップ1へ戻る。
【0023】初期設定スイッチS1が押されると、ステ
ップ2でイエスと判断されてステップ3へ進む。ステッ
プ3では電磁弁29がオンされ、連通管11は外気と遮
断される(電磁弁40がオフのとき連通管11は外気と
連通されている)。そして、ステップ4ではコンプレッ
サ27が所定時間だけ駆動され圧縮空気が弁40を介し
てエアバック10に供給される。このとき、弁40の弁
体42はコンプレッサ27側の圧力が高いことより図4
に示す状態となり、排出孔41a,41aは弁体42によ
り閉塞されている。
【0024】エアバック10に空気が供給されることに
よりエアバック10は膨張して身体を圧迫する。ステッ
プ5ではエアバック10の空気圧が初期設定圧になった
か否かが判断される。すなわち、初期設定スイッチS1
を1回押すと、メモリ31に記憶されている最小圧力P
1が読み出されて圧力P1が初期設定される。そして、こ
の初期設定された圧力P1と圧力センサ28が検出する
圧力であるエアバック10の圧力とが比較されて、エア
バック10の空気圧が初期設定圧力P1になったか否か
が判断される。ノーであればステップ4へ戻り、エアバ
ック10の空気圧がP1になるまでステップ4,5の動作
が繰り返され、コンプレッサ27は駆動され続ける。
【0025】エアバック10の空気圧がP1になると、
ステップ6へ進み、コンプレッサ27の駆動が停止され
る。ステップ7では、所定時間内に再度初期設定スイッ
チS1が押されたか否かが判断される。つまり、初期設
定スイッチS1が1回押されてから例えば15秒以内に
2回目が押されたか否かが判断され、イエスであればス
テップ4へ戻る。
【0026】すなわち、初期設定スイッチS1が所定時
間以内に押される毎にステップ4〜7の動作が繰り返さ
れて、初期設定スイッチS1が押された回数に対応した
圧力がメモリ31から読み出されてこの読み出された圧
力が初期設定されていく。そして、圧力センサ28が検
出する圧力が初期設定圧力になるまでコンプレッサ27
が駆動される。例えば、初期設定スイッチS1が5回押
されれば、5回に対応した圧力P5がメモリ31から読
み出されて圧力P5が初期設定され、圧力センサ28が
検出する圧力であるエアバック10の空気圧がP5にな
るまでコンプレッサ27が駆動される。このとき、表示
器22では、初期設定された圧力P5に対応した発光ダ
イオード22eが発光する。
【0027】そして、エアバック10の空気圧による圧
迫力が所望の強さであるか否かを使用者が判断し、圧迫
力がまだ弱いものであればその圧迫力が所望の強さにな
るまで初期設定スイッチS1を押していく。この初期設
定スイッチS1が押される毎にステップ4〜7の動作が
繰り返され、初期設定される圧力が高い圧力へと順次変
更されていく。
【0028】圧迫力が所望の強さになったら、強,弱ス
イッチS2,S3のいずれか一方を一回押す。この強,弱ス
イッチS2,S3は初期設定スイッチS1が最後に押されて
から所定時間(例えば15秒)以内に押せば、初期設定
された圧力が確定されるとともにステップ8でイエスと
判断されてステップ10へ進む。
【0029】強,弱スイッチS2,S3が2回以上押される
と、初期設定スイッチS1によって初期設定された圧力
が増減され、その増減された圧力が確定されることとな
る。例えば、初期設定スイッチS1を5回押して圧力P5
を初期設定した場合、この圧力では強すぎた場合、弱ス
イッチS3を2回押せば圧力P5から圧力P4に変更さ
れ、圧力P4が確定されることとなる。
【0030】ステップ8で所定時間内に強弱スイッチS
2,S3が押されなければノーと判断されてステップ9へ
進む。なお、ステップ7において所定時間以内に初期設
定スイッチS1が押されずに強,弱スイッチS2,S3が押
された場合にはステップ8へ進む。
【0031】ここで、ステップ7で初期設定スイッチS
1が所定時間以内に押されず、且つ、強,弱スイッチS2,
S3が所定時間以内に押されなければ、使用しないもの
と見なしてステップ7,8でノーと判断されステップ9
で電磁弁29をオフにする。
【0032】電磁弁29がオフになると、連通管11が
外気と連通され、弁40の弁体42の右側であるコンプ
レッサ側の圧力がエアバック10の空気圧に比べて低い
ものとなる。この結果、弁体42が図4に示す位置から
図5に示す位置へ移動し、容器体41の排出孔41a,4
1aが開放され、エアバック10の空気が排出孔41a,
41aから急速に外部へ排出されエアバック10は収縮
される。そして、ステップ1へ戻る。
【0033】ステップ8からステップ10へ進むと、上
記と同様に電磁弁29がオフされてエアバック10の空
気が外部へ排出される。これにより、エアバック10は
収縮していく。この収縮が終了すると、ステップ11で
電磁弁29がオンされて連通管11の外気との連通が遮
断される。そして、ステップ12でコンプレッサ27が
駆動される。
【0034】コンプレッサ27の駆動により、弁40の
弁体42の右側であるコンプレッサ27側の圧力が高く
なっていくので、弁体42は図5に示す位置から図4に
示す位置へ移動して容器体41の排出孔41a,41aを
閉塞する。この閉塞により、コンプレッサ27からの圧
縮空気が逆止弁44を介してエアバック10に供給さ
れ、エアバック10は膨張していく。
【0035】ステップ13ではエアバック10の空気圧
が確定された初期設定圧力、すなわち強,弱スイッチS
2,S3によって確定された例えば初期設定圧力P5になっ
たか否かが判断される。ノーであればステップ12へ戻
り、エアバック10の空気圧が確定された初期設定圧力
P5になるまでステップ12,13の動作が繰り返し行わ
れ、エアバック10は初期設定圧力P5となるまで膨張
し続ける。エアバック10の空気圧が初期設定圧力P5
になるとイエスとなってステップ10へ戻り、エアバッ
ク10は収縮される。
【0036】そして、ステップ10〜13の動作が繰り
返し行われることによりエアバック10の膨張,収縮が
繰り返し行われ、エアバック10の膨張圧力によって身
体を間欠的に且つ所望の圧迫力で締め付けていくことと
なる。
【0037】このように、エアバック10の圧力を初期
設定すれば、エアバックの膨張・収縮により最初から使
用者の所望の圧迫力で身体を間欠的に締め付けていくこ
ととなる。このため、エアバックの圧力を調整する調整
スイッチを何回も調整し直す必要はない。
【0038】このとき、初期設定圧力P5が確定されて
いるので発光ダイオード22eが発光しつづけるが、エ
アバック10の膨張・収縮に対応してその圧力に応じた
発光ダイオード22a〜22eも発光する。例えば、エア
バック10の圧力がP3であれば発光ダイオード22cも
発光し、現時点の圧力のレベルを知ることができる。
【0039】エアバック10の膨張・収縮が繰り返し行
われている際に、エアバック10の圧力を変えたい場合
には強,弱スイッチS2,S3を押せばよい。この強,弱ス
イッチS2,S3を押すことにより確定された初期設定圧
力が変更される。例えば、強スイッチS2を押していけ
ば初期設定圧力P5からP6,P7…へと変更されていき、
弱スイッチS3を押していけば初期設定圧力P5からP4,
P3…へと変更されていく。
【0040】なお、圧力センサ28による圧力の検出
は、変動による誤差を小さくするために、3つの時点で
検出した圧力の平均をとっている。
【0041】図7は第2実施例を示したものである。こ
の実施例では、リモコン本体25にマッサージスイッチ
48を設け、このマッサージスイッチ48を押し続けて
いる間だけコンプレッサ27を作動させる機能を追加し
たものである。以下、この機能を図8に示すフロー図に
基づいて詳細に説明する。
【0042】ステップ20ではキーの操作入力待とな
り、ステップ21ではマッサージスイッチ48が押され
たか否かが判断され、ノーであればステップ20へ戻
る。マッサージスイッチ48が押されると、ステップ2
1でイエスと判断されてステップ22へ進む。
【0043】ステップ22では電磁弁29がオンされ、
連通管11は外気と遮断される。ステップ23ではコン
プレッサ27が駆動されてエアバック10に空気が供給
され、エアバック10は膨張していく。
【0044】ステップ24では、マッサージスイッチ4
8が押されているか否かかが判断され、ノーであればス
テップ26へ進み、イエスであればステップ25へ進
む。ステップ25ではエアバック25の空気圧が危険な
圧力になっているか否かが判断され、ノーであればステ
ップ22へ戻る。
【0045】すなわち、マッサージスイッチ48が押さ
れ続けていれば、ステップ22〜25の動作が繰り返し
行われ、エアバック10は膨張し続けて身体を圧迫する
力が徐々に強くなっていくこととなる。そして、ステッ
プ24でノーと判断されると、すなわちマッサージスイ
ッチ48がオフになるとステップ26へ進む。
【0046】ステップ26ではコンプレッサ27がオフ
となり、ステップ27で電磁弁29がオフとなってエア
バック10の排気が行われ、エアバック10は収縮して
いく。このように、マッサージスイッチ48を押してい
る間エアバック10は膨張し続けて身体を圧迫し続けそ
の圧迫する力が強くなっていき、そして、マッサージス
イッチ48が押されなくなると、すなわち、マッサージ
スイッチ48から指を離すとエアバック10は収縮して
いくので、指圧感覚で身体を圧迫してマッサージを行う
ことができる。
【0047】また、身体を圧迫し過ぎた場合であっても
マッサージスイッチ48から指を離すだけでエアバック
10が収縮していくので、その圧迫し過ぎによる危険を
感じても直ちにその危険を回避することができ、病人や
老人にも安心して使用することができる。
【0048】ステップ25でイエスと判断されるとステ
ップ26へ進み、コンプレッサ27がオフとなる。そし
て、ステップ27で電磁弁29がオフとなってエアバッ
ク10が収縮され危険が回避される。
【0049】図9および図10は第3実施例を示したも
のである。この実施例では3つのエアバック10A,1
0B,10Cを重ね、各エアバック10A,10B,10
Cには電磁弁51〜53を制御することにより独立して
空気の給排気が行えるようにしたものである。
【0050】このような3重構造にすると、エアバック
10Aの空気圧が同じであっても体型に拘りなく所望の
圧迫力を与えることができる。例えば、痩せた体型の場
合には、エアバック10B,10Cを膨張させたままで
エアバック10Aのみを膨張・収縮させ、逆に太った体
型の場合には、エアバック10B,10Cを収縮させた
ままでエアバック10Aのみを膨張・収縮させれば体型
に拘りなく所望の圧迫力を与えることができる。
【0051】また、エアバック10Aを膨張・収縮させ
た際に、エアバックCまたはエアバックBを膨張させて
おくことにより、エアバック10Cの外側の硬い生地に
身体が触れてしまうことを防止することができる。この
ため、感触のよいソフト感のあるものとなる。
【0052】図9および図10に示すものは3重構造で
あるが、2重構造のものでも同様な効果を得ることがで
きる。
【0053】上記実施例では、いずれも上半身に装着す
るエアバックについて説明したが、これに限らず、他の
身体部分に装着するエアバックであってもよいことは勿
論である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
、エアバックの圧力を初期設定すれば、エアバックの
膨張・収縮により最初から使用者の所望の圧迫力で身体
を間欠的に締め付けていくこととなり、エアバックの圧
力を調整する調整スイッチを何回も調整し直す必要はな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる血行促進装置のエアバックを
示した正面図である。
【図2】図1に示したエアバックを膨張・収縮させる給
排気装置本体を示した正面図である。
【図3】給排気装置の構成を示したブロック図である。
【図4】弁の構成を示した断面図である。
【図5】弁の動作を説明した断面図である。
【図6】給排気装置の動作を示したフロー図である。
【図7】第2実施例のリモコン本体を示した平面図であ
る。
【図8】第2実施例の動作を示したフロー図である。
【図9】第3実施例のエアバックを示した正面図であ
る。
【図10】第3実施例の給排気装置の構成を示したブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 エアバック 27 コンプレッサ 28 圧力センサ 29 電磁弁 30 制御装置 31 メモリ 40 弁 S1 初期設定スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鵜沢 博 神奈川県秦野市堀山下43番地東京電気株 式会社秦野工場内 (56)参考文献 特開 昭50−16391(JP,A) 特開 平3−149047(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】身体に装着されるエアバックと、このエア
    バックに対して空気を給排気してエアバックを膨張・収
    縮させることにより前記身体に前記エアバックの膨張圧
    力を間欠的に作用させる給排気手段とを備えた血行促進
    装置において、 前記エアバックの空気圧を検知する圧力センサと、設定スイッチが押される毎に圧力を段階的にレベルアッ
    プして順次設定していく設定手段と、 この設定手段により設定した圧力を確定する確定スイッ
    チと、 前記設定手段は、前記給排気手段を動作させてエアバッ
    クを膨張させ、前記圧力センサが検出する圧力がその設
    定手段によって設定された圧力になった際にその動作を
    停止させる制御手段を備え、 前記制御手段は、前記動作を停止した後に前記設定スイ
    ッチが押されて圧力が設定し直されたとき、前記圧力セ
    ンサの検出圧力が設定し直された圧力になるまで給排気
    手段を動作させ、圧力が設定し直されずに確定スイッチ
    が押されたとき、確定スイッチの操作時に設定されてい
    る圧力を初期設定し、 前記エアバックを繰り返し膨張・収縮させた際に、圧力
    センサが検出する圧力が、初期設定圧力となるまで前記
    給排気手段が駆動制御される ことを特徴とする血行促進
    装置。
  2. 【請求項2】 操作され続けている間、前記給排気手段を
    動作させてエアバックを膨張させ続けるスイッチを設け
    たことを特徴とする請求項1の血行促進装置。
  3. 【請求項3】 前記エアバックを複数重ねた多重構造にす
    るとともに、各エアバックを独立して空気の給排気が行
    なえるようにしたことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の血行促進装置。
  4. 【請求項4】 前記エアバックと給排気手段との間に弁を
    介在させ、この弁は、エアバック内の圧力よりも給排気
    手段側の圧力が大きいとき、エアバックと給排気手段と
    を連 通させ、エアバック内の圧力が給排気手段側の圧力
    よりも大きいとき、エアバックと外気とを連通させるこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つ
    に記載の血行促進装置。
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