JP3078062U - スライドファスナーのプルタブ快速位置決め装置 - Google Patents

スライドファスナーのプルタブ快速位置決め装置

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JP3078062U
JP3078062U JP2000008549U JP2000008549U JP3078062U JP 3078062 U JP3078062 U JP 3078062U JP 2000008549 U JP2000008549 U JP 2000008549U JP 2000008549 U JP2000008549 U JP 2000008549U JP 3078062 U JP3078062 U JP 3078062U
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piece
hole
connecting seat
slide
pull tab
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忠和 楊
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▲くん▼▲い▼股▲ふん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 スライド本体へのプルタブの組み付けが速や
かに行え、スライド本体成形用金型を簡易化し、高効率
低コストのスライドの大量生産を可能とするスライドフ
ァスナーのプルタブ快速位置決め装置の提供。 【解決手段】 スライド本体30に一つの象鼻部31が
設けられ、象鼻部の一端32と本体上表面の間にプルタ
ブ70取り付け用の切欠きが設けられたスライドファス
ナーのスライドにおいて、象鼻部の切欠きの一端下方に
連接座34が形成され、連接座に一つの弾性片50を組
み付けるための貫通孔36が設けられ、この貫通孔の内
底面に一つの係止ブロックが設けられ、弾性片が下折り
片51と上折り片52を具え、下折り片に貫通孔内部の
係止ブロックに嵌合する嵌め孔53が設けられ、上折り
片に連接座の貫通孔より突出可能な斜片54が設けられ
て常態で斜めに張開して連接座と象鼻部の形成する間隙
の口部を閉じる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のスライドファスナーのプルタブ快速位置決め装置に係り、特に 、スライド本体へのプルタブの組み付けが速やかに行え、スライド本体成形用金 型を簡易化し、高効率低コストのスライドの大量生産を可能とする構造に関する 。
【0002】
【従来の技術】
一般にスライドファスナーのスライドは、ティース規格に対応する本体を具え 、該本体の上表面にいわゆる象鼻部が設けられて該象鼻部がプルタブの取付けに 供される。このプルタブはスライド全体の上下スライドを制御することができる 。プルタブは通常、活動状態でスライド本体と組み合わされ、このためスライド にはいずれも象鼻部に対して加工してプルタブを可動式に位置決めする。しかし このような構造と製造工程はいずれも時間と手間がかかり、製造速度が緩慢であ り、製造コストもまた高かった。
【0003】 このため、現在スライドに対する改良が加えられ、図1、2に示されるものが 出現している。それは、スライド本体10の上表面の象鼻部11にヒト鵜の切欠 き12が設けられ、並びに切欠き12の下方に対応する収容室13が設けられ、 この収容室13にプラグ14が挿置され、該プラグ14の下方にスプリング15 が設けられ、且つ該プラグ14が上斜面16を具え、該収容室13の両側の延伸 翼17に一つの押片18が圧入されてプラグ14とスプリング15が収容室13 内に固定される。このスライド本体に一つのプルタブ(図示せず)を組み合わせ る時は、プルタブに圧力をかけてプラグ14を通過させ、こうして活動状態でス ライド本体10に組み合わせる。この設計は、伝統的な象鼻部に対する加工を省 略できるが、その関係部品が多過ぎるため、製造コストが高くなるほか、別に延 伸翼の折り曲げ加工を必要とするため理想的でなかった。
【0004】 図3、4は別の周知のプルタブ位置決め構造を示す。それは、スライド本体2 0の上表面に同様に、切欠き22を具えた象鼻部21が形成されている。この切 欠き22の下方に一つの凹部23が設けられ、該凹部23が両側の滑り溝24を 具え、一つの弾性片25が該滑り溝24に挿入され、並びに該弾性片25に前斜 片26が設けられて、該前斜片26が組合せ後に切欠き22の内壁に当接する。 これにより、プルタブ端部を切欠きより挿入して前斜片26を押動して象鼻部2 1内部に進入させた後、前斜片26の弾性回復により位置決め組立作業を完成す る。その欠点は弾性片25が単純にその両側を以て水平方向にスライド本体20 の滑り溝24にスライド方式で組み合わせられるため、構造が非常に不安定であ り、該弾性片25及びプルタブが長期の使用で脱落する恐れがあることであり、 この構造も理想的とは言えなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、一種のスライドファスナーのプルタブ快速位置決め装置を提 供することにあり、それは、経済的な構造でプルタブを快速に組み付けることが でき、且つスライド本体の成形金型を簡素化でき、高効率低コストでスライドの 大量生産を行えるようにする構造を有するものとする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、スライド本体に一つの象鼻部が設けられ、該象鼻部の一端 と本体上表面の間にプルタブ取り付け用の切欠きが設けられたスライドファスナ ーのスライドにおいて、該象鼻部の切欠きの一端の下方に連接座が形成され、該 連接座に一つの弾性片を組み付けるための貫通孔が設けられ、この貫通孔の内底 面に一つの係止ブロックが設けられ、上述の弾性片が下折り片と上折り片を具え 、該下折り片に上述の貫通孔内部の係止ブロックに嵌合する嵌め孔が設けられ、 該上折り片に連接座の貫通孔より突出可能な斜片が設けられて常態で斜めに張開 して連接座と象鼻部の形成する間隙の口部を閉じることを特徴とする、スライド ファスナーのプルタブ快速位置決め装置としている。 請求項2の考案は、前記弾性片の斜片がその主片部分より幅広に設けられ、該 主片部分との連接部分に肩部が形成され、該連接座の貫通孔の内側上端に該主片 部分に対応する小幅の位置決め溝が設けられて、弾性片の肩部の位置決めに供さ れることを特徴とする、請求項1に記載のスライドファスナーのプルタブ快速位 置決め装置としている。 請求項3の考案は、前記象鼻部の内端面に弾性片の斜片の端部が当接する階段 部が形成されたことを特徴とする、請求項1に記載のスライドファスナーのプル タブ快速位置決め装置としている。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案のスライドファスナーのプルタブ快速位置決め装置は、スライドファス ナーのスライド本体に一つの象鼻部が設けられ、該象鼻部の一端と本体上表面の 間にプルタブ取り付け用の切欠きが設けられたスライドファスナーのスライドに おいて、該象鼻部の切欠きの一端下方に連接座が形成され、該連接座に一つの弾 性片を組み付けるための貫通孔が設けられ、この貫通孔の内底面に一つの係止ブ ロックが設けられ、上述の弾性片が下折り片と上折り片を具え、該下折り片に上 述の貫通孔内部の係止ブロックに嵌合する嵌め孔が設けられ、該上折り片に連接 座の貫通孔より突出可能な斜片が設けられて常態で斜めに張開して連接座と象鼻 部の形成する間隙の口部を閉じることを特徴としている。
【0008】
【実施例】
図5を参照されたい。本考案は従来の技術と同様に、ティース規格に適合する スライド本体30を具え、該本体30に象鼻部31が設けられ、該象鼻部31の 一端32と本体30の上表面33の間にプルタブを組み付けるための切欠きが設 けられている。
【0009】 上述の本体30の上表面33は該象鼻部31の一端32の下方にあって一体成 形された連接座34を具え、該連接座34が適宜隆起高度に設計され、それと象 鼻部31の一端32が特定の寸法の間隙35を保留している。図5、6に示され るように、該連接座34に象鼻部31内側下方に貫通する貫通孔36と、該貫通 孔36の内底面の僅かに突出する係止ブロック37が設けられている。
【0010】 一つの弾性片50が上述の連接座34に組み合わされ、該弾性片50に下折り 片51と上折り片52が設けられ、該下折り片51に上述の係止ブロック37の 寸法に対応する嵌め孔53が設けられ、上折り片52の端部に斜片54が設けら れ、弾性片50組合わせ後の全体の安定性を増加するため、図示される実施例に よると(図5乃至図7参照)、上述の斜片54の幅が上折り片52の主片の幅よ りやや大きくされて、連接部分に肩部55、56が形成され、連接座34に該肩 部55、56に合わせて、内側上端に貫通孔36の幅より小さい位置決め溝38 が形成されている。
【0011】 図5、8に示されるように、上述の弾性片50がスライド本体30の連接座3 4の貫通孔36中に組み合わせられて、下折り片51の嵌め孔53が係止ブロッ ク37に嵌合し、上折り片52が下折り片51と共同で、弾性状態を以て連接座 34の貫通孔36の上下内壁面に圧接し、並びに斜片54が連接座34より突出 して状態で斜めに張開して間隙35を閉じる。図示される実施例によると、該斜 片54の端部は弾性を以て象鼻部31の内底面に設けられた階段部310に圧接 している。また、この弾性張開接合状態において、上折り片52の主片体が上述 の位置決め溝38に圧接し、並びにその連接部分の肩部55、56が連接座34 の内端面に設けられた階段部39に当接する(図7、8参照)。
【0012】 図8、9に示されるのは、すでに弾性片50を組み合わせたスライド本体30 であり、即ち必要なプルタブ70の接合準備の状態を示す。プルタブ70の一端 はまず図8に示されるように、間隙35の開口より挿入され、該プルタブ70に より斜片54が押され後退し、プルタブ70の孔71が完全に象鼻部31の下方 と本体30の上表面の間に完全に挿入されると、該斜片54が弾性回復し、こう してプルタブ70とスライド本体の組合せ作業が完成する(図9、10参照)。
【0013】
【考案の効果】 本考案は速やかにプルタブをスライド本体に組付けられる長所を有しており、 その全体のスライド本体はその成形用金型を簡易化することができ、迅速に大量 のスライド本体を生産することができ、さらに上述の全体構造により、複雑或い は高コストの部品を使うことなく、生産時に大幅に製造コストを削減することが でき、比較的高い生産効率を有する。なお、上述の実施例は本考案を説明するた めに提示されたものであって本考案の請求範囲を限定するものではなく、本考案 に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本考案の請求範囲に属する ものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知のスライド本体の構造分解図である。
【図2】図1の組合せ断面図である。
【図3】もう一種類の周知のスライド本体の構造分解図
である。
【図4】図3の組合せ図である。
【図5】本考案の実施例のスライド本体とその弾性片の
組合せ前の分解図である。
【図6】図5のスライド本体の断面図である。
【図7】図5のスライド本体の連接座部分の別方向から
の斜視図である。
【図8】図5の組合せ後の断面図であり、プルタブがス
ライド本体に組合せられようとする状態を示す。
【図9】図8のすでにプルタブが位置決めされた状態を
示す断面図である。
【図10】図9の斜視図である。
【符号の説明】
30 本体 31 象鼻部 32 一端 33 上表面 34 連接座 35 間隙 36 貫通孔 37 係止ブロック 38 位置決め溝 39 階段部 50 弾性片 51 下折り片 52 上折り片 53 嵌め孔 54 斜片 55、56 肩部 70 プルタブ 71 孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライド本体に一つの象鼻部が設けら
    れ、該象鼻部の一端と本体上表面の間にプルタブ取り付
    け用の切欠きが設けられたスライドファスナーのスライ
    ドにおいて、該象鼻部の切欠きの一端の下方に連接座が
    形成され、該連接座に一つの弾性片を組み付けるための
    貫通孔が設けられ、この貫通孔の内底面に一つの係止ブ
    ロックが設けられ、上述の弾性片が下折り片と上折り片
    を具え、該下折り片に上述の貫通孔内部の係止ブロック
    に嵌合する嵌め孔が設けられ、該上折り片に連接座の貫
    通孔より突出可能な斜片が設けられて常態で斜めに張開
    して連接座と象鼻部の形成する間隙の口部を閉じること
    を特徴とする、スライドファスナーのプルタブ快速位置
    決め装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性片の斜片がその主片部分より幅
    広に設けられ、該主片部分との連接部分に肩部が形成さ
    れ、該連接座の貫通孔の内側上端に該主片部分に対応す
    る小幅の位置決め溝が設けられて、弾性片の肩部の位置
    決めに供されることを特徴とする、請求項1に記載のス
    ライドファスナーのプルタブ快速位置決め装置。
  3. 【請求項3】 前記象鼻部の内端面に弾性片の斜片の端
    部が当接する階段部が形成されたことを特徴とする、請
    求項1に記載のスライドファスナーのプルタブ快速位置
    決め装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012140780A1 (ja) * 2011-04-15 2012-10-18 Ykk株式会社 スライドファスナー用スライダー
US9427051B2 (en) 2010-01-18 2016-08-30 Ykk Corporation Slider for slide fastener

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