JP2000208193A - 雌側端子金具 - Google Patents

雌側端子金具

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JP2000208193A
JP2000208193A JP11005742A JP574299A JP2000208193A JP 2000208193 A JP2000208193 A JP 2000208193A JP 11005742 A JP11005742 A JP 11005742A JP 574299 A JP574299 A JP 574299A JP 2000208193 A JP2000208193 A JP 2000208193A
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JP
Japan
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terminal fitting
tab
female terminal
male
male terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP11005742A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Fujitani
光弘 藤谷
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雌側端子金具において、雄側端子金具のタブ
が正規の連結深さを超えて、過度に押し込まれる事態を
回避できるものを提供すること。 【解決手段】 雌側端子金具5の前部には、雄側端子金
具1のタブ3を受け入れ可能な連結部8が設けられてい
る。連結部8の内側には、タブ3に弾性的に接触可能な
弾性接触片10が備えられている。また、連結部8の後
方には、過度押し込み規制部14が側壁13の端縁から
突設されている。両端子金具1,5が正規の深さ位置ま
で押し込まれると、タブ3の抜止孔4内に弾性接触片1
0の抜止突部6が嵌まり込む。このとき、タブ3の先端
が過度押し込み規制部14に当接することにより、雄側
端子金具1の過度押し込みが規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雌側端子金具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図7には、実開平1−132072号に
開示された雌雄一対の端子金具100,101を示し
た。雌側端子金具101の前部には、雄側端子金具10
0のタブ102を受け入れ可能な一対の連結部103が
設けられている。連結部103の内部には、タブ102
に対して弾性的に接触可能な弾性接触片104が備えら
れている。この弾性接触片104の先端部分は、上側に
折り曲げられて過度押し込み規制部105とされてい
る。
【0003】タブ102が、連結部103に対する正規
の連結深さまで押し込まれると、タブ102の先端が過
度押し込み規制部105に当接することにより、雌雄両
端子金具100,101の過度の押し込み規制がなされ
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の過度
押し込み規制部105のなす面は、雄側端子金具100
の押し込み方向に対して直交するように折り曲げられて
いるため、その基部106が前後方向(雄側端子金具1
00の押し込み方向)に撓み変形し得る構成となってい
る。このため、タブ102の押し込み力が大きくなって
くると、過度押し込み規制部105が雄側端子金具10
0の押し込み方向に撓み変形して、その作用を十分に発
揮できない場合がありえた。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、雌側端子金具において、雄側
端子金具のタブが正規の連結深さを超えて、過度に押し
込まれる事態を回避できるものを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明に係る雌側端子金具は、相手側の雄
側端子金具のタブを受け入れて電気的に接続可能な連結
部を備えたものであって、前記連結部の後方には、前記
雄側端子金具が正規の連結深さまで押し込まれたとき
に、前記タブの先端に当接することで、前記雄側端子金
具の過度の押し込みを規制する過度押し込み規制部が、
この過度押し込み規制部のなす面を前記雄側端子金具の
押し込み方向に沿って設けられていることを特徴とす
る。なお、「連結部の後方」とは、連結部から離間して
後方に位置する場合を含める他に、連結部の内側におい
て後方に位置する場合も含められる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
であって、前記過度押し込み規制部は、前記連結部の後
方における側壁の端縁から起立して形成されていること
を特徴とする。
【0008】
【発明の作用、および発明の効果】請求項1の発明によ
れば、雌雄両端子金具を連結するには、雄側端子金具の
タブを雌側端子金具の連結部に押し入れる。雄側端子金
具が正規の連結深さまで押し込まれると、タブの先端が
過度押し込み規制部に当接して、過度の押し込みが規制
される。このとき、過度押し込み規制部のなす面は、雄
側端子金具の押し込み方向に沿って配置されているた
め、従来のように過度押し込み規制部のなす面が雄側端
子金具の押し込み方向に対して垂直に設けられている場
合に比べると、タブの押し込みによって変形することが
少なくなり、より確実に雄側端子金具の過度押し込みを
規制できる。
【0009】請求項2の発明によれば、過度押し込み規
制部は、雌側端子金具の側壁の端縁から起立して形成さ
れているので、簡易に設けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図1〜図6を参照しつつ詳細に説明する。図1に
は、雄側端子金具1が備えられているランプ2を示し
た。ランプ2の背面からは、図示三本の雄側端子金具1
のタブ3が互いに所定の方向を向いた状態で突出してい
る。タブ3の中央には、抜止孔4が開口されている。こ
の抜止孔4には、後述する雌側端子金具5の抜止突部6
が嵌まり込むことで、両端子金具1,5が抜止保持され
るようになっている。
【0011】図2には、雌雄両端子金具1,5が連結さ
れる前の様子を示した。なお、本実施形態中において
は、説明の便宜のため、雌側端子金具5が露出された状
態で表示する。しかしながら、実際には、雌側端子金具
5は電線(図示せず)の一端に連結された状態で、コネ
クタハウジング(図示せず)の内部に収容されている。
【0012】雌側端子金具5は、導電性板材を折り曲げ
て形成されており、その後端部分には、電線を連結可能
な前後一対のバレル部7が突設されている。また、雌側
端子金具5の前部には、雄側端子金具1のタブ3を受け
入れて電気的に接続可能な連結部8が設けられている。
図に示すように、雌側端子金具5の底壁9の幅は、タブ
3の幅よりも小さくされている。このため、タブ3を雌
側端子金具5に受け入れ可能とするために、連結部8の
上部中央では、タブ3の幅方向(以降、この方向を「左
右方向」とする)に突出するように折り曲げられて台部
16が形成されており、さらに台部16の上端部分は、
タブ3の上面に対して覆い被せられるようにして折り返
されて接触部15が設けられている。接触部15の先端
は、互いに僅かに内側方向に折り曲げられているととも
に、接触部15は上方に僅かに撓み変形可能とされてタ
ブ3の上面に弾接できるようになっている。
【0013】また、雌側端子金具5の底壁9の前端部分
は、連結部8よりも前方に突設されており、この部分が
連結部8の内部に収容されるように折り返されて、弾性
接触片10が設けられている。この弾性接触片10は、
タブ3の厚さ方向(以降、この方向を「上下方向」とす
る)に弾性変形可能とされている。また、弾性接触片1
0の中央には、抜止突部6が突設されており、雌雄両端
子金具1,5が正規位置に連結されると、タブ3の抜止
孔4に嵌まり込むようになっている。
【0014】なお、詳細な説明はしないが、弾性接触片
10の先端部分は、左右両方向に突設されており(つま
り、弾性接触片10全体は、略T字状とされている)、
この部分は、係合解除部11とされる。係合解除部11
は、連結部8の左右側壁に設けられている溝部12に嵌
まり込んでおり、両端子金具1,5の解離させるときに
は、係合解除部11を下方に押圧することで、弾性接触
片10を撓み変形させ、抜止突部6と抜止孔4との係合
を解除できる。
【0015】また、連結部8の後方には、左右両側壁1
3の端縁を上方に延設させることにより、一対の過度押
し込み規制部14が設けられている。過度押し込み規制
部14のなす面は、雌雄両端子金具1,5が連結操作さ
れるときにタブ3が押し込まれる方向(以降、この方向
を「前後方向」とする)に沿って設けられている。タブ
3が正規の連結深さまで押し込まれると、タブ3の先端
に過度押し込み規制部14の手前側の側縁が共に当接す
るようになっている。
【0016】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用及び効果について説明する。雌雄両端子金具1,
5を連結するには、まず、雄側端子金具1のタブ3を雌
側端子金具5の連結部8に押し入れる。タブ3は、台部
16の上面に接しながら連結部8の奥側へ侵入する。こ
のとき、タブ3は、接触部15と弾性接触片10との間
に弾性的に挟持されるとともに、両部材15,10をそ
れぞれ上方または下方に僅かに押圧変形させながら押し
込まれている。
【0017】そして、タブ3が正規の連結深さに達する
と、タブ3の抜止孔4に弾性接触片10の抜止突部6が
嵌まり込み、両端子金具1,5が抜止保持される。ま
た、このとき、タブ3の先端は、過度押し込み規制部1
4に当接して、両端子金具1,5の過度の押し込みが規
制される。
【0018】このように、本実施形態によれば、過度押
し込み規制部14のなす面は、前後方向に沿って配置さ
れているため、従来のように過度押し込み規制部105
のなす面が雄側端子金具100の押し込み方向に対して
垂直に設けられている場合に比べると、タブ3によって
変形することが少なくなり、より確実にタブ3の過度押
し込みを規制できる。
【0019】また、過度押し込み規制部14は、雌側端
子金具5の側壁13を延設することにより形成されてい
るので、簡易に設けることができる。
【0020】さらに、過度押し込み規制部14は側壁1
3の端縁から形成されているので、例えば、雌側端子金
具5の底壁9を切り起こすことにより過度押し込み規制
部を形成する場合に比べ、底壁9への切り欠きがない分
だけ、雌側端子金具5の強度を高く保持できる。
【0021】本発明は前記実施形態に限定されるもので
はなく、例えば次に記載するようなものも本発明の技術
的範囲に含まれる。 (1)本実施形態では、過度押し込み規制部14は、雌
側端子金具5の側壁13に設けられているが、本発明に
よれば、過度押し込み規制部は、雌側端子金具の底壁か
ら折り返すことにより形成してもよい。 (2)本実施形態では、連結部8の上面側は開放されて
いるが、本発明によれば、連結部の形状は、例えば角筒
・丸筒等の筒状でもよい。
【0022】(3)本実施形態では、過度押し込み規制
部14は、雌側端子金具5の左右両側壁13に一対に設
けられているが、本発明によれば、過度押し込み規制部
の個数は問われず、一個または三個以上でもよい。 (4)本実施形態では、雌雄両端子金具1,5が連結し
たときに係合して抜止めを行う抜止孔4と抜止突部6が
設けられているが、本発明によれば、両端子金具を抜止
保持するための構成は、特に必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における雄側端子金具が設けられて
いる様子の一例を示す斜視図
【図2】雌雄両端子金具を連結する前の斜視図
【図3】雌雄両端子金具を連結する前の側面図
【図4】雌雄両端子金具を連結する前の平面図
【図5】雌雄両端子金具を連結させた後の側面図
【図6】雌雄両端子金具を連結させた後の平面図
【図7】従来例における雌雄両端子金具を連結する前の
斜視図
【符号の説明】
1…雄側端子金具 3…タブ 5…雌側端子金具 8…連結部 13…側壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側の雄側端子金具のタブを受け入れ
    て電気的に接続可能な連結部を備えた雌側端子金具であ
    って、 前記連結部の後方には、前記雄側端子金具が正規の連結
    深さまで押し込まれたときに、前記タブの先端に当接す
    ることで、前記雄側端子金具の過度の押し込みを規制す
    る過度押し込み規制部が、この過度押し込み規制部のな
    す面を前記雄側端子金具の押し込み方向に沿って設けら
    れていることを特徴とする雌側端子金具。
  2. 【請求項2】 前記過度押し込み規制部は、前記連結部
    の後方における側壁の端縁から起立して形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の雌側端子金具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200302449Y1 (ko) * 2002-12-26 2003-02-05 한국단자공업 주식회사 터미널
WO2014017120A1 (ja) * 2012-07-25 2014-01-30 住友電装株式会社 コネクタ
WO2014017121A1 (ja) * 2012-07-25 2014-01-30 住友電装株式会社 コネクタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200302449Y1 (ko) * 2002-12-26 2003-02-05 한국단자공업 주식회사 터미널
WO2014017120A1 (ja) * 2012-07-25 2014-01-30 住友電装株式会社 コネクタ
WO2014017121A1 (ja) * 2012-07-25 2014-01-30 住友電装株式会社 コネクタ

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