JP3077957U

JP3077957U - 携帯電話電磁波減衰吸収プレート

Info

Publication number: JP3077957U
Application number: JP2000008874U
Authority: JP
Inventors: 弘今村
Original assignee: 株式会社日本ハネック
Priority date: 2000-11-10
Filing date: 2000-11-10
Publication date: 2001-06-12
Anticipated expiration: 2006-11-10

Abstract

(57)【要約】【課題】本考案は、簡単な手段構造にて電磁波を防ぐ事
が出来る。さらにマイナスイオンと、遠赤外線の効果が
あり人体に健康を提供する。【解決手段】電磁波減衰吸収体（１）の片側表面に布生
地（２）を設け、反対側表面に粘着テープ（３）を装着
してなる、携帯電話電磁波減衰吸収プレート。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、携帯電話の電磁波シールド技術に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

最近、携帯電話の普及率は子供から老人迄、大変な勢いで増加しており、まもなく国民一人一台の時代を迎えようとしている。その為、発生している強力な電磁波をシールドする事が大きな課題である。従来、使用者側の頭部の耳覆いを付けて、電磁波を遮蔽する手段（特開平８−７８８７４）や電話のアンテナ部分をシールドする（特開平９−４６７５６および特開平１０−６５７８３）ものや電話ケースにシールド素材をもちいて、電話全体を包み込んでシールドするもの（特開平１０−３０８５９５および特開平１１−３１２８９１）等あるが、どれもスマートな構造とは言えず、遮蔽効果も大きいものではなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような問題点があった。携帯電話は常時電磁波を発生しており、また通話中は一段と強くなる。しかし一番強力な電磁波が発生するのは、電話着信時である。通話中の２倍から３倍に達する、だから呼出し中の音発信時、バイブレータ作動時、が特に強烈な電磁波が流れる、つまり電界も磁界も強く出る。これは社会問題にまで、取り上げられている。事実、心臓病患者のペースメーカーや精密機器回路を狂わす程である。この電磁波をシールドする方法に、シンプルで効果的なものがなかった。本考案は、これらの問題点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は、常時手元に置いたり身につけたりするので、電磁波を遮蔽する能力と共に、取り扱い面に於いても、装着利用する面に於いても、シンプルで手軽さを提供することを目的としている。また本考案は本人の先行技術である、特開平１１−２４４４００のプレートや、実願２０００−５０１０電磁波減衰遮蔽携帯電話ケース、等の改良応用技術である。上記目的を達成するために本考案においては、電磁波減衰吸収体（１）を中心に挟んで、片側に布生地（２）、反対側に粘着テープ（３）を装着する。本考案は、以上のような構成よりなる携帯電話電磁波減衰吸収カードである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

本考案に於いては、電磁波減衰吸収体（１）のノウハウでその性能が決まる。図５、図４に示すように、電磁波減衰吸収体（１）を以下説明する。１．パーマロイ板をベースにして、この表面にトルマリンイオンコート塗料（特開平１１−２７９４４５）をコーティングしたもの。２．銅やアルミの箔板をベースにして、トルマリンイオンコート塗料をコーティングしたもの。３．ニッケルおよび真鍮類、そして上記１．２．類等、あるいはその他の金属も含めて金属メッシュ板にして、これにトルマリンイオンコート塗料をコーティングしたもの。４．樹脂プレートおよび樹脂テープに、電磁波シールド塗料を塗布し、これらにトルマリンイオンコート塗料をコーティングしたもの。この、１．２．３．４で構成された、それぞれの電磁波減衰吸収体（１）を形成、中心にサンドウィッチ状態に挟み込んで、その片面に布生地（２）その反対面に粘着テープ（３）を装着せしめ、それぞれの特徴を生かしたものが完成する。

【０００６】本考案は電池収納部と本体部に分割したタイプ図２および図６に示すものがベストである。また、電磁波減衰吸収体（１）は各図のごとく、携帯電話本体形状に沿った形にすると共に、特に強力な電磁波を放出しているアンテナ低位部分に並立させた出っぱり形状を設ける点が重要である。以下、実験テストから得られた結果は次のごとくである。

【０００７】図のごとく電磁波測定器のトリフィールドメーターと携帯電話（ＮＴＴ２０７）を１００ミリ以内の距離に置いて、携帯電話を呼び出し、通話状態にして測定を行った結果。１．電磁波（ＭＡＸ値）１（Ｗ／Ｃｍ^２）→０．０３（Ｗ／Ｃｍ^２）に減少する。２．携帯電話は特にボタンパネル側、マイク側、アンテナ側に強く電磁波を放射するが、図のごとく携帯電話の裏に装着するだけで、四方向に出る電磁波を本考案がひっぱり、且つ吸収減衰する事が証明された。つまり、電磁波が前方に放射されても、後ろの電磁波減衰吸収体（１）が強力に引き込み、減衰吸収を行うので通話者への影響はほとんどなくなる。３．アンテナ低位部分に沿った出っぱり形状をつける事により、電磁波吸収数値が変わり、その形状は１６０°〜１８０°の半円状が良く、さらに収納されているアンテナ先端部分の高さ面より、マイナス３ミリ程低い状態にて囲む方法がベストであり、アンテナ先端部分より上に出ない事である。

【０００８】

【実施例】

本考案は以上のような構造であり、これを使用するときは電磁波減衰吸収体（１）の粘着テープ（３）のフィルムを剥がして、図２のごとく携帯電話の背面に貼る。または携帯電話ケースに図３に示すごとく、ケース内側背面に布生地（２）側が携帯電話に接するように貼りつける。あるいは、携帯電話ケースに予め縫い込んでおく方法もある。このように簡単な装着で使用できる。本考案の特徴は、電磁波を減衰吸収すると共に、またトルマリンイオンコートの働きにより、マイナスイオンが自然に発生し続けるので、人体の細胞の要になるイオンチャンネルを電磁波の破壊から守り、細胞膜にあるイオンチャンネルを活性化し、毛細血管の血流の浄化を行うので、電磁波を減衰吸収するだけでなく、複合的に人体への健康にも寄与している。

【０００９】

【考案の効果】

１．携帯電話本体、アンテナ部分からの、四方に飛散放射する強力有害電磁波を携帯電話の後ろ側に貼るだけで、全部減衰吸収する事が出来る。２．マイナスイオンや遠赤外線を発生し続けるので、皮下の毛細血流を徐々に浄化し、帯電してる静電気を中和し、同時に消臭作用もある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の分割タイプを携帯電話へ装着する実施
図である。

【図３】本考案の携帯電話ケースへの装着実施図であ
る。

【図４】本考案の金属メッシュ説明斜視図である。

【図５】本考案の断面図である。

【図６】本考案の分割タイプの斜視図である。

【図７】本考案の出っぱり形状部分の説明図である。

【図８】本考案の測定説明図である。

【符号の説明】

１電磁波減衰吸収体２布生地３粘着テープ４電磁波

【手続補正書】

【提出日】平成１２年１１月３０日（２０００．１１．
３０）

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】考案の名称

【補正方法】変更

【補正内容】

【考案の名称】携帯電話電磁波減衰吸収プレート

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号ＦＩＨ０５Ｋ 9/00 Ｈ０５Ｋ 9/00 Ｍ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】電磁波減衰吸収体（１）の片側表面に布生
地（２）を設け、反対側表面に粘着テープ（３）を装着
してなる、携帯電話電磁波減衰吸収カード。