JP2850227B2 - 携帯電話機用電波遮蔽ケースおよびその作製方法 - Google Patents

携帯電話機用電波遮蔽ケースおよびその作製方法

Info

Publication number
JP2850227B2
JP2850227B2 JP5430897A JP5430897A JP2850227B2 JP 2850227 B2 JP2850227 B2 JP 2850227B2 JP 5430897 A JP5430897 A JP 5430897A JP 5430897 A JP5430897 A JP 5430897A JP 2850227 B2 JP2850227 B2 JP 2850227B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plating layer
electroless plating
mobile phone
radio wave
wave shielding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5430897A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10239470A (ja
Inventor
▲ヤオンジュ▼ 李
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP5430897A priority Critical patent/JP2850227B2/ja
Publication of JPH10239470A publication Critical patent/JPH10239470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2850227B2 publication Critical patent/JP2850227B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機から放
射される電波を遮蔽して使用者が電波に曝される機会を
積極的に減らすために作製された携帯電話機用電波遮蔽
ケースおよびその作製方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、市販されている携帯電話機は、外
形が一般無線電話機に類似しているが、無線電話機とは
異なり、300MHzないし3000MHzのマイクロ
波を使用しているため、それによる電波の弊害が極めて
強い電子機器として知られている。特に、携帯電話機か
らの電波の放射は、使用中に最高潮に達する。たとえ
ば、使用者は、電話中に、携帯電話機を口と耳付近に近
づけるように密着させて使用するので、電波に対する被
曝度が他の電子機器製品と比較して可なり大きくなる。
電波による人体の有害性の有無は、各国の権威ある機関
が数年にわたって綿密に調査研究したことがある。その
結果によると、人体が電波に長時間曝されると免疫機能
は、低下して、小児白血病、成人急性骨髄炎、骨髄性白
血病等の癌関連の発病率が著しく高まることが判明して
いる。
【0003】電波が人体に有害である理由は、特に、波
長が1mmないし1mの範囲にあるマイクロ波は、熱作
用が誘発され、このマイクロ波の波長によって、人体の
皮膚に浸透する程度が異なる。たとえば、波長3cmの
ものは、皮膚上で吸収され、3cmないし10cmのも
のは、皮膚内1cm程度まで浸透し、それ以上の25c
mないし1mのマイクロ波は、皮膚内に深く浸透して、
臓器にも影響を及ぼして、生体リズムを破壊することに
なる。このようなマイクロ波の作用によりパーソナルコ
ンピュータ等のオペレータのように長時間電波に曝され
る職業に勤める者は、まっさきにVDT(visual displ
ay terminal またはvideo display terminal)症候群と
言われる疾病により悩まされることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、携帯電話
機使用者は、有害な電波に対して、人体の最も重要な顔
部分が曝されるため、その弊害を未然に防止し得る案が
急に要望されているのが実情である。このような携帯電
話機の電波問題を解決しようとする何の努力も従来試さ
れたことがなかったので、携帯電話機使用者は、電波に
曝される危険を甘受しなければならなかった。したがっ
て、以上のような課題を解決するために、本発明は、携
帯電話機から放射される電波を遮蔽して使用者が電波に
曝される機会を積極的に減らし、健康を保護するための
もので、電波遮蔽機能を有する新しい携帯電話機用電波
遮蔽ケースを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(第1発明)本発明の携帯電話機用電波遮蔽ケースは、
天然皮革、人工皮革、天然繊維、合成繊維の内の少なく
とも一つからなる表地と;形成されている空隙2に無電
解メッキ用の触媒3が付着している、ポリエステル系合
成繊維、アクリルニトリル系合成繊維、ポリアミド系合
成繊維の内の少なくとも一つを主成分とした繊維によっ
て織られた織物1と、当該織物1に形成された導電性金
属からなる無電解メッキ層とからなる裏地と;が一体に
なって、携帯電話機を収容するように縫製されているこ
とを特徴とする。
【0006】(第2発明)本発明の携帯電話機用電波遮
蔽ケースにおける導電性金属からなる無電解メッキ層
は、銅とニッケルとの二層からなることを特徴とする。
【0007】(第3発明)本発明の携帯電話機用電波遮
蔽ケースにおける無電解メッキ層の上には、合成樹脂製
コーティング層が形成されていることを特徴とする。
【0008】(第4発明)本発明の携帯電話機用電波遮
蔽ケースの作製方法は、ポリエステル系合成繊維、アク
リルニトリル系合成繊維、ポリアミド系合成繊維を主成
分とした少なくとも一つの繊維によって織られた織物1
を腐食性液体に浸漬することによって、その表面に空隙
2を形成する工程と、上記織物1に形成された空隙2に
無電解メッキ用の触媒3を付着させる工程と、上記工程
によって作製された織物1に無電解メッキ層を施す工程
と、上記各工程によって作製された裏地と、天然皮革、
人工皮革、天然繊維、合成繊維の内の少なくとも一つか
らなる表地とを携帯電話機が収容されるように縫製する
工程とを含むことを特徴とする。
【0009】(第5発明)本発明の携帯電話機用電波遮
蔽ケースの作製方法における無電解メッキ層は、銅メッ
キ層を形成した後に、ニッケルメッキ層を形成すること
を特徴とする。
【0010】(第6発明)本発明の携帯電話機用電波遮
蔽ケースの作製方法は、無電解メッキ層の上に、合成樹
脂層がコーティングされることを特徴とする。
【0011】(第7発明)本発明の携帯電話機用電波遮
蔽ケースの作製方法は、表地と裏地とが熱圧着によって
一体に接合されることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1発明)本発明の携帯電話機用電波遮蔽ケースにお
ける表地は、天然皮革、人工皮革、天然繊維、合成繊維
の内の少なくとも一つからなる。裏地は、ポリエステル
系合成繊維、アクリルニトリル系合成繊維、ポリアミド
系合成繊維(たとえば、ナイロン−商標名)を主成分と
した繊維で織られた織物を腐食性液体によってエッチン
グが施される。上記裏地となる織物は、腐食性液体、た
とえば、酸性液体からなるエッチング溶液によって、そ
の表面に空隙が形成される。
【0013】上記空隙が形成された織物は、無電解メッ
キ用の触媒が付着される。この無電解メッキ用の触媒が
付着した織物は、さらに、金属による無電解メッキ層が
施される。上記表地と裏地とは、一体になって、携帯電
話機が収容されるように縫製されて、携帯電話機用電波
遮蔽ケースとなる。上記のような携帯電話機用電波遮蔽
ケースは、携帯電話機に使用されるマイクロ波が顔の近
傍に放射されずに、使用者の安全を守ることができる。
【0014】(第2発明)上記無電解メッキ層は、銅と
ニッケルからなる。銅は、導電度が一番高いため電波の
遮蔽効率がよい代わりに、錆易いため、その上にニッケ
ルメッキ層を設けることが望ましい。また、ニッケルメ
ッキ層は、裏地の表面を平坦化し、その後に設ける合成
樹脂層の接合を向上させる。
【0015】(第3発明)上記無電解メッキ層の上に
は、さらに、熱可塑性樹脂からなる合成樹脂層がコーテ
ィングされる。上記織物の上に形成された三層構造は、
銅メッキ層の腐食を防止し、電波遮蔽効果が経年変化に
よって減退しない。上記熱可塑性樹脂は、たとえば、ポ
リエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミ
ド等を主成分とした合成樹脂がある。
【0016】上記三層構造は、必要により二層構造とす
ることができる。たとえば、メッキ層は、銅の上にニッ
ケル層、銅の上に合成樹脂層、ニッケルの上に合成樹脂
層とすることができる。しかし、上記メッキ層は、伝導
性のよい銅を使用し、銅が腐食しないようにニッケル層
を形成し、その上に装飾性を向上させる合成樹脂層を形
成することが望ましい。
【0017】(第4発明)本発明の裏地に使用されるポ
リエステル系合成繊維、アクリルニトリル系合成繊維、
ポリアミド系合成繊維を主成分とした少なくとも一つの
繊維によって織られた織物は、腐食性液体(酸性液体)
に浸漬することによって、その表面に空隙が形成され
る。その後、上記空隙が形成された織物は、たとえば、
染色技術と同様にして、無電解メッキ用の触媒を付着さ
せる。次に、上記織物は、無電解メッキ層が施されて、
裏地が作製される。天然皮革、人工皮革、天然繊維、合
成繊維の内の少なくとも一つからなる表地と上記裏地と
は、携帯電話機が収容されるように縫製されて携帯電話
機用電波遮蔽ケースが作製される。
【0018】(第5発明)上記無電解メッキ層は、最初
に、銅メッキ層を形成した後、ニッケルメッキ層が形成
される。銅メッキ層は、ニッケルメッキ層によって錆び
るのが防止される。上記伝導性の良い銅メッキ層の厚さ
は、1/1000mm程度の極めて薄い層になる。前記
銅メッキ層は、携帯電話機から放射される電波の50%
を反射し、残りの50%を織物の全体面積に拡散させ
て、外部に電波が放射されないようにする。
【0019】(第6発明)上記無電解メッキ層の上に
は、合成樹脂層がコーティングされることによって、使
用者の好みに合った色にすることができる。
【0020】(第7発明)表地と裏地とは、その素材に
よって決まる所定の温度を加えることによって、熱圧着
される。特に、表地は、裏地に熱可塑性の合成樹脂繊維
を使用すると、その接合が簡単になる。
【0021】
【実 施 例】本発明の具体的な実施例を図1ないし図
3に基づいて次に説明する。図1は本発明の一実施例
で、裏地の織物がエッチングされて空隙が生じている状
態を説明するための概略図である。図2は本発明の一実
施例で、空隙が生じている裏地に無電解用の触媒が付着
している状態を説明するための概略図である。図3は本
発明の一実施例で、触媒が付着している裏地に無電解メ
ッキ層および合成樹脂製コーティング層を形成した状態
を説明するための概略図である。図1において、横方向
の繊維1と縦方向の繊維(断面が示されている)とによ
って織られた織物が示されている。上記繊維1は、ポリ
エステル系合成繊維、アクリルニトリル系合成繊維、ポ
リアミド系合成繊維を主成分とした繊維が織りこまれた
裏地用の織物となる。各繊維1によって織られた織物
は、その特性に合わせて、酸性の溶液に浸漬することに
よってエッチングされて、繊維の組織に、空隙2が形成
される。上記エッチング処理は、たとえば、酸性液体に
上記織物を一定時間浸漬して、その表面に無作為的な空
隙2が形成される。
【0022】空隙2を有する繊維1には、図2に示すよ
うに、無電解用触媒3が、たとえば、染色技術、または
類似の方法によって付着される。次に、無電解用触媒3
の付着した繊維1は、銅による無電解メッキが施され
て、図3に示す銅メッキ層4が形成される。無電解メッ
キは、液状化学メッキで、溶液中の金属イオンをメッキ
素材上に還元析出させて金属被膜を作る方法である。本
発明において、裏地材に施す一次のメッキ層は、無電解
銅メッキであり、硫酸銅0.04モル/リットル、37
%ホルマリン0.06モル/リットル、エチレンジニト
ロ酢酸0.04モル/リットルに界面活性剤、安定剤、
および展延性促進剤を少し添加した組成である液状物に
苛性ソーダを投与してpHを12になるように調節した
ものが使用される。
【0023】前記ホルマリンは、還元剤として使用さ
れ、エチレンジニトロ4酢酸は、着化剤として使用され
る。溶液の温度は、70°Cないし80°Cが好まし
く、メッキ層は、0.001mmにすることが適当であ
る。裏地において、エッチングされて空隙2が形成され
た側の部分は、前記無電解メッキにより銅メッキ層4で
埋められる。このように無電解メッキを終えた後、銅メ
ッキ層4の被膜の上には、同様に無電解メッキによっ
て、二次ニッケルメッキ層5が形成される。この無電解
メッキ法は、次亜燐酸ソーダを還元剤とし、ニッケルの
塩化物または硫酸塩を金属塩として使用する方式と、ア
ミンボランを使用する低温浴槽方式が知られており、こ
れらのいずれかを適用してもかまわない。
【0024】本発明において、ニッケルメッキ層5は、
銅メッキ層4の酸化を防ぐために行われる。その後、前
記ニッケルメッキ層5の上面は、熱可塑性樹脂、たとえ
ば、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リアミド等からなる保護被膜によって覆われる。このよ
うにらして作られた裏地は、表地である天然皮革または
人工皮革等に、たとえば、熱圧着される。表地と裏地と
の熱圧着は、使用される素材によって多少異なる。表地
に接合された裏地は、一体となって電波遮蔽織物とな
り、共に適当な形状に裁断され、縫製されて所望の形状
をした携帯電話機を収容する携帯電話機用電波遮蔽ケー
スとなる。このようにして得られた携帯電話機用電波遮
蔽ケースは、裏地が電波遮蔽織物であるから、携帯電話
機から放射される電波を効果的に遮蔽する。すなわち、
導電性を有する銅メッキ層4は、純度99.9%以上で
あるので、0.1Ωの低い抵抗値を有するため、携帯電
話機から放射される電波の一部を反射させて外部に漏洩
されないようにし、かつ一部は銅の導電性により裏地材
の全体面積に拡散されて消滅されるようにする電波遮蔽
作用を果たす。
【0025】以上、本実施例を詳述したが、本発明は、
前記実施例に限定されるものではない。そして、特許請
求の範囲に記載された本発明を逸脱することがなけれ
ば、種々の設計変更を行なうことが可能である。たとえ
ば、表地は、例示した各皮革または繊維を組み合わせた
り、一部に使用したりして、装飾性を向上させることが
できる。無電解メッキ層は、銅、ニッケル以外で、導電
性があり、かつ錆びにくい部材等にすることもできる。
携帯電話機用電波遮蔽ケースは、携帯電話機を収納する
ためや、携行に便利な形状に変形することも可能であ
る。エッチング液、無電解用触媒等は、実施例において
例示した以外に公知および周知のものが使用できること
はいうまでもないことである。実施例において、裏地
は、合成樹脂製繊維の一方の側にのみ電波遮蔽用のメッ
キを施したが、両面に設け、天然皮革または人工皮革等
との接合を接着剤等により接合することもできる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
放射量の高い携帯電話機を使用する時、使用者の身体の
一部が電波に被曝されて弊害を受けることが無いよう
に、前記携帯電話機を取り囲むケースの裏地を電波織布
で形成したもので、使用回数の頻繁な携帯電話機からの
電波放出を根本的に抑制して、使用者の身体に被曝する
危険を無くしたものであるから、有害電波を気にせず
に、自由に携帯電話機を使用することができる。本発明
によれば、織物にエッチングを施して空隙を形成してい
るため、織物に対してメッキ層が強固に接合される。本
発明によれば、遮蔽効果の高い銅のメッキ層をニッケル
メッキ層によって覆い、銅の酸化を防止すると共に、織
物の表面をより平坦化して合成樹脂層の接合を容易にす
ることができる。本発明によれば、電波遮蔽用のメッキ
層上に合成樹脂製の被膜を形成することによって、好み
の色にできると共に、メッキによる金属色を和らげるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で、裏地の織物がエッチング
されて空隙が生じている状態を説明するための概略図で
ある。
【図2】本発明の一実施例で、空隙が生じている裏地に
無電解用の触媒が付着している状態を説明するための概
略図である。
【図3】本発明の一実施例で、触媒が付着している裏地
に無電解メッキ層および合成樹脂製コーティング層を形
成した状態を説明するための概略図である。
【符号の説明】
1・・・繊維 2・・・空隙 3・・・触媒 4・・・銅メッキ層 5・・・ニッケルメッキ層 6・・・合成樹脂層(熱可塑性樹脂層)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H05K 9/00 H05K 9/00 D

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天然皮革、人工皮革、天然繊維、合成繊
    維の内の少なくとも一つからなる表地と;形成されてい
    る空隙に無電解メッキ用の触媒が付着している、ポリエ
    ステル系合成繊維、アクリルニトリル系合成繊維、ポリ
    アミド系合成繊維の内の少なくとも一つを主成分とした
    繊維によって織られた織物と、 当該織物に形成された導電性金属からなる無電解メッキ
    層と、 からなる裏地と;が一体になって、携帯電話機を収容す
    るように縫製されていることを特徴とする携帯電話機用
    電波遮蔽ケース。
  2. 【請求項2】 上記導電性金属からなる無電解メッキ層
    は、銅とニッケルとの二層からなることを特徴とする請
    求項1記載の携帯電話機用電波遮蔽ケース。
  3. 【請求項3】 上記無電解メッキ層の上には、合成樹脂
    製コーティング層が形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の携帯電話機用電波遮蔽ケース。
  4. 【請求項4】 ポリエステル系合成繊維、アクリルニト
    リル系合成繊維、ポリアミド系合成繊維を主成分とした
    少なくとも一つの繊維によって織られた織物を腐食性液
    体に浸漬することによって、その表面に空隙を形成する
    工程と、 上記織物に形成された空隙に無電解メッキ用の触媒を付
    着させる工程と、 上記工程によって作製された織物に無電解メッキ層を施
    す工程と、 上記各工程によって作製された裏地と、天然皮革、人工
    皮革、天然繊維、合成繊維の内の少なくとも一つからな
    る表地とを携帯電話機が収容されるように縫製する工程
    と、 を含むことを特徴とする携帯電話機用電波遮蔽ケースの
    作製方法。
  5. 【請求項5】 上記無電解メッキ層は、銅メッキ層を形
    成した後に、ニッケルメッキ層を形成することを特徴と
    する請求項4記載の携帯電話機用電波遮蔽ケースの作製
    方法。
  6. 【請求項6】 上記無電解メッキ層の上に、合成樹脂層
    がコーティングされることを特徴とする請求項4または
    請求項5記載の携帯電話機用電波遮蔽ケースの作製方
    法。
  7. 【請求項7】 上記表地と裏地とは、熱圧着によって一
    体に接合されることを特徴とする請求項4記載の携帯電
    話機用電波遮蔽ケースの作製方法。
JP5430897A 1997-02-24 1997-02-24 携帯電話機用電波遮蔽ケースおよびその作製方法 Expired - Lifetime JP2850227B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5430897A JP2850227B2 (ja) 1997-02-24 1997-02-24 携帯電話機用電波遮蔽ケースおよびその作製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5430897A JP2850227B2 (ja) 1997-02-24 1997-02-24 携帯電話機用電波遮蔽ケースおよびその作製方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10239470A JPH10239470A (ja) 1998-09-11
JP2850227B2 true JP2850227B2 (ja) 1999-01-27

Family

ID=12966955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5430897A Expired - Lifetime JP2850227B2 (ja) 1997-02-24 1997-02-24 携帯電話機用電波遮蔽ケースおよびその作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2850227B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2449069C2 (ru) 2006-11-14 2012-04-27 Колон Глотек, Инк. Гибкая печатная проводящая ткань и способ ее изготовления
KR100938684B1 (ko) * 2007-10-16 2010-01-25 코오롱글로텍주식회사 전자 원단 및 이의 제조방법
WO2013089880A1 (en) * 2011-12-12 2013-06-20 Apple Inc. Methods for forming fiber-reinforced structures with segments formed from different types of fiber
KR101245987B1 (ko) * 2012-10-22 2013-03-20 장성대 전자파 차단 기능을 갖는 모바일 단말기용 파우치
CN104972722A (zh) * 2015-07-20 2015-10-14 深圳中飞腾翔航空科技有限公司 防电磁辐射的纤维复合材料及其制备方法
JP6436399B2 (ja) * 2016-03-15 2018-12-12 有限会社アイック 電磁波除去シート

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10239470A (ja) 1998-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2850227B2 (ja) 携帯電話機用電波遮蔽ケースおよびその作製方法
TWI306386B (en) Electromagnetic interference shield and method of making the same
EP1445347B1 (en) Method of plating nonconductor product
US6831024B2 (en) Gold layer-laminated fabric and method for fabricating the same
CN1558017A (zh) 一种镍铜复合金属织物及其制备方法
JP2918511B2 (ja) 携帯電話機用シールド布及びケース
JPH111874A (ja) 電磁波遮蔽性衣料材
US20020094433A1 (en) Electrically conductive foam and method of preparation thereof
JP2668619B2 (ja) 電磁波シールド材
KR100770395B1 (ko) 전자파 차폐용 쿠션가스켓에 적용되는 단면 전도성커버기재의 제조방법
JP3077957U (ja) 携帯電話電磁波減衰吸収プレート
JPH0513983A (ja) 弾性導電部材及びその製造方法
CN218091590U (zh) 一种具有边部加强结构的集成板
CN2445547Y (zh) 抗电磁波移动电话手机套
JPS61117136A (ja) 金属被覆ガラス繊維を用いたfrp製品
JP6697966B2 (ja) 導電性フォームおよびその製造方法
JPS6044949A (ja) ディスプレイ装置用透光面板
JPH04153034A (ja) 電磁波シールド内装材
KR101074618B1 (ko) 전자파 차폐용 의류
JP3177762B2 (ja) 電極材
JP2002068209A (ja) 携帯電話用プラスチック製袋及び電磁波防止用シール
JP2005079572A (ja) 電磁波シールド材の製造方法及び電磁波シールド材
JP3043318U (ja) 電磁波シールド材
KR20240032676A (ko) 전자파차폐시트, 이를 제조방법 및 이를 구비하는 전자기기
CN2079848U (zh) 镀金属膜的玻璃纤维屏蔽毡