JP3077931U - １８コマ知恵パズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直角二等辺三角形を一単位として構成した１
８種類のコマを具えた１８コマ知恵パズルの提供。 【解決手段】 一つの外盤と１８片のコマで組成され、
各コマが複数の直角二等辺三角形を配列して構成され、
該外盤が正方形の凹面を具え、該凹面の各辺長が六個の
上述の二等辺三角形の底辺に等しく、１８片のコマがそ
の外形の酷似する英文字によりＡ形コマ、Ｂ形コマ、Ｃ
形コマ、Ｄ形コマ、Ｆ形コマ、Ｇ形コマ、Ｈ形コマ、Ｉ
形コマ、Ｊ形コマ、Ｋ形コマ、Ｍ形コマ、Ｑ形コマ、Ｒ
形コマ、Ｓ形コマ、Ｖ形コマ、Ｗ形コマ、Ｘ形コマ、Ｚ
形コマとされ、以上の１８片のコマが外盤の凹面上に配
列され、且つ多種の異なる配列方法と模様を形成可能で
ある１８コマ知恵パズルとされている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の知育コマ玩具に係り、特に、直角二等辺三角形を一単位として 構成した１８種類のコマを具えた１８コマ知恵パズルに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来より各種の幾何形状で構成されたコマを組み合わせて遊ぶ知育玩具が提供 されている。例えば周知のペントシノパズルは、正方形を基本単位として、複数 の正方形を組み合わせて長条状、Ｌ形状、十字状、方形、Ｚ字状、階段形、ト字 形の各種コマが形成され、これらの各種のコマを当接配列して矩形を形成するこ とにより、知育増進の目的を達成する。

【０００３】 しかし、正方形を単位とするコマは、その配列組合せが比較的簡単であり、且 つ組合せ変化が少ないため、次第に面白さがなくなった。また正方形を基本とし それを組み合わせてなるコマは、すでに長く使用されており、新規性がなく、消 費者に対する吸引力を失っている。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主要な課題は、直角二等辺三角形を一つの単位として構成された１８ 種類のコマを包括する知育玩具を提供することにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、外盤１と直角二等辺三角形を配列構成してなる１８片のコ マとで組成され、該外盤１は一つの正方形の凹面１１を具え、該凹面１１の各辺 長が該直角二等辺三角形の底辺の６個分に相当し、１８片のコマが外盤１の凹面 １１内に配列設置され、そのうち、 Ａ形コマ２１は、三つの直角二等辺三角形で構成され、一つの正方形の上に一 つの三角形を具え、 Ｂ形コマ２２は、三つの直角二等辺三角形で構成された一つの切欠きを具えた 四角形とされ、 Ｃ形コマ２３は、三つの直角二等辺三角形で構成され、平行四辺形の下方に一 つの三角形を具え、 Ｄ形コマ２４は、三つの直角二等辺三角形で構成され、斜めに置かれた台形と され、 Ｆ形コマ２５は、四つの直角二等辺三角形で構成され、一つの大三角形の下方 に一つの正方形を有し、 Ｇ形コマ２６は、四つの直角二等辺三角形で構成された一つの四角形のうちの 一つの直角二等辺三角形を外向きに回転させた形状とされ、 Ｈ形コマ２７は、四つの直角二等辺三角形で構成され、一つの長方形とされ、 Ｉ形コマ２８は、四つの直角二等辺三角形で構成され、一つの長い平行四辺形 とされ、 Ｊ形コマ２９は、四つの直角二等辺三角形で構成され、一つの三角形の上方に 一つの平行四辺形があり、 Ｋ形コマ２１０は、四つの直角二等辺三角形で構成され、一つの正方形の二つ の相互に隣接する辺それぞれに同一方向の三角形があり、 Ｍ形コマ２１１は、四つの直角二等辺三角形で構成された一つの台形とされ、 Ｑ形コマ２１２は、四つの直角二等辺三角形で構成され、一つの平行四辺形の 上方に一つの正方形があり、 Ｒ形コマ２１３は、四つの直角二等辺三角形で構成され、一つの正方形の二つ の相互に隣接する辺それぞれに反対方向の三角形があり、 Ｓ形コマ２１４は、四つの直角二等辺三角形で構成され、底辺が一単位錯開し た二つの大三角形を有し、 Ｖ形コマ２１５は、四つの直角二等辺三角形で構成され、Ｖ形を呈し、 Ｗ形コマ２１６は、四つの直角二等辺三角形で構成された一つの大きな直角二 等辺三角形とされ、 Ｘ形コマ２１７は、四つの直角二等辺三角形で構成された一つの正方形とされ 、 Ｚ形コマ２１８は、四つの直角二等辺三角形で構成された一つの大きな平行四 辺形とされ、 以上を特徴とする、１８コマ知恵パズルとしている。 請求項２の考案は、請求項１に記載の１８コマ知恵パズルにおいて、外盤１の 底面にもう一つの凹面１２が設けられて１８片のコマから一つを抜かした１７片 のコマを配列するのに供され、該もう一つの凹面１２が正方形とされてその各辺 長が上述の直角二等辺三角形の斜辺の四つ分に相当することを特徴とする、１８ コマ知恵パズルとしている。 請求項３の考案は、請求項１に記載の１８コマ知恵パズルにおいて、外盤１の 上面及び底面の凹面の少なくとも一方に、十字状網線が設けられたことを特徴と する、１８コマ知恵パズルとしている。 請求項４の考案は、請求項１に記載の１８コマ知恵パズルにおいて、外盤１の 上面及び底面の凹面に、十字状網線を具えたシートが装着されたことを特徴とす る、１８コマ知恵パズルとしている。 請求項５の考案は、請求項１に記載の１８コマ知恵パズルにおいて、コマがそ の正面及び背面の各種の回転方向に関して合計８種類の状態を有し、各種の回転 方向において左下角に数字０から７の整数が付けられて各種の転向の状態を表示 し、並びに該コマの名称が記され、外盤１の左下角を基準開始点として、左から 右、さらに下から上に順に配列され、この規則コードにより、文字或いは言語方 式で遠端とのコミュニケーションを進行でき、図形の方式を必要とせず、遠端と の通信交流を行えることを特徴とする、１８コマ知恵パズルとしている。

【０００６】

【考案の実施の形態】

本考案の提供する１８コマ知恵パズルは、直角二等辺三角形を一単位として構 成した１８種類のコマを具えた１８コマ知恵パズルである。それは、一つの外盤 と１８片のコマで組成され、各コマが複数の二等辺三角形を配列して構成され、 該外盤が正方形の凹面を具え、該凹面の各辺長が六個の上述の二等辺三角形の底 辺に等しく、１８片のコマがその外形の酷似する英文字によりＡ形コマ、Ｂ形コ マ、Ｃ形コマ、Ｄ形コマ、Ｆ形コマ、Ｇ形コマ、Ｈ形コマ、Ｉ形コマ、Ｊ形コマ 、Ｋ形コマ、Ｍ形コマ、Ｑ形コマ、Ｒ形コマ、Ｓ形コマ、Ｖ形コマ、Ｗ形コマ、 Ｘ形コマ、Ｚ形コマとされ、以上の１８片のコマが外盤の凹面上に配列され、且 つ多種の異なる配列方法と模様を形成可能である。

【０００７】

【実施例】

図１及び図２に示されるように、本考案は外盤１と直角二等辺三角形を配列構 成してなる１８片のコマとで組成されている。該外盤１は一つの凹面１１を具え 、該凹面１１は四角形とされ、また凹面１１の各辺長が該直角二等辺三角形の底 辺ａ６個分に相当する。１８片のコマが外盤１の凹面１１内に置かれ、配列され る。

【０００８】 そのうちＡ形コマ２１は、三つの直角二等辺三角形で構成され、一つの正方形 の上に一つの三角形を具えている。

【０００９】 Ｂ形コマ２２は、三つの直角二等辺三角形で構成された一つの切欠きを具えた 四角形とされる。

【００１０】 Ｃ形コマ２３は、三つの直角二等辺三角形で構成され、平行四辺形の下方に一 つの三角形を具えている。

【００１１】 Ｄ形コマ２４は、三つの直角二等辺三角形で構成され、斜めに置かれた台形と される。

【００１２】 Ｆ形コマ２５は、四つの直角二等辺三角形で構成され、一つの大三角形の下方 に一つの正方形を有する。

【００１３】 Ｇ形コマ２６は、四つの直角二等辺三角形で構成された一つの四角形のうちの 一つの直角二等辺三角形を外向きに回転させた形状とされる。

【００１４】 Ｈ形コマ２７は、四つの直角二等辺三角形で構成され、一つの長方形とされる 。

【００１５】 Ｉ形コマ２８は、四つの直角二等辺三角形で構成され、一つの長い平行四辺形 とされる。

【００１６】 Ｊ形コマ２９は、四つの直角二等辺三角形で構成され、一つの三角形の上方に 一つの平行四辺形がある。

【００１７】 Ｋ形コマ２１０は、四つの直角二等辺三角形で構成され、一つの正方形の二つ の相互に隣接する辺それぞれに同一方向の三角形がある。

【００１８】 Ｍ形コマ２１１は、四つの直角二等辺三角形で構成された一つの台形とされる 。

【００１９】 Ｑ形コマ２１２は、四つの直角二等辺三角形で構成され、一つの平行四辺形の 上方に一つの正方形がある。

【００２０】 Ｒ形コマ２１３は、四つの直角二等辺三角形で構成され、一つの正方形の二つ の相互に隣接する辺それぞれに反対方向の三角形がある。

【００２１】 Ｓ形コマ２１４は、四つの直角二等辺三角形で構成され、底辺が一単位錯開し た二つの大三角形を有する。

【００２２】 Ｖ形コマ２１５は、四つの直角二等辺三角形で構成され、Ｖ形を呈する。

【００２３】 Ｗ形コマ２１６は、四つの直角二等辺三角形で構成された一つの大きな直角二 等辺三角形とされる。

【００２４】 Ｘ形コマ２１７は、四つの直角二等辺三角形で構成された一つの正方形とされ る。

【００２５】 Ｚ形コマ２１８は、四つの直角二等辺三角形で構成された一つの大きな平行四 辺形とされる。

【００２６】 以上の構造により、上述のＡ形コマ２１、Ｂ形コマ２２、Ｃ形コマ２３、Ｄ形 コマ２４、Ｆ形コマ２５、Ｇ形コマ２６、Ｈ形コマ２７、Ｉ形コマ２８、Ｊ形コ マ２９、Ｋ形コマ２１０、Ｍ形コマ２１１、Ｑ形コマ２１２、Ｒ形コマ２１３、 Ｓ形コマ２１４、Ｖ形コマ２１５、Ｗ形コマ２１６、Ｘ形コマ２１７、Ｚ形コマ ２１８を包括する１８片のコマを配列させて、図３のような、面取りされた正方 形を形成する。これが標準の遊び方である。

【００２７】 或いは、図４に示されるように、１８片のコマを、面取りした正方形を上下二 半部に分けた形態に配列するか、或いは、図５に示されるように、面取りした正 方形を対角線で二つに分けた形態に配列する。これらは特殊な遊び方である。

【００２８】 或いは、図６に示される正方形を配列形成した後に、さらに図７に示される面 取りした正方形に配列して、こうして面取りした正方形の内側に正方形を含むよ うにすることができ、これは特殊なコマ並べの遊び方である。

【００２９】 または、図８及び図９に示されるように、二つの対称な台形と一方が大きくも う一方が小さい二つの六角形に配列することができ、且つ図８及び図９は２種類 の異なる配列方式であり、別種の変形の特殊配列遊び方である。特殊配列の遊び 方には複数種類があり、以上は僅かにそのうちの比較的特別な実施例を参考のた めに提示したものであり、実際にはさらに多くの配列方法を有して遊戯者が自分 で創造を発揮する空間を提供している。

【００３０】 さらに、１８片のコマに一つのコマを増加して１９片のコマとなし、この増加 する一つのコマは、例えば、Ｆ形コマ２５、Ｇ形コマ２６、Ｋ形コマ２１０、Ｑ 形コマ２１２、Ｒ形コマ２１３、Ｖ形コマ２１５、Ｗ形コマ２１６、Ｘ形コマ２ １７とされ、図１から図１７に示される各種の配列を形成することができる。

【００３１】 また、１８片のコマ中のうち一つ、例えば、Ｆ形コマ２５、Ｇ形コマ２６、Ｈ 形コマ２７、Ｉ形コマ２８、Ｋ形コマ２１０、Ｍ形コマ２１１、Ｑ形コマ２１２ 、Ｒ形コマ２１３、Ｓ形コマ２１４、Ｖ形コマ２１５、Ｗ形コマ２１６、Ｘ形コ マ２１７、Ｚ形コマ２１８を使用せずに、僅かに１７片のコマとして、図１８か ら図３１に示される各種配列を形成することができる。

【００３２】 再度図１を参照されたい。外盤１の凹面１１は１８片のコマに、そのうちの一 つの種類のコマを加えて１９片のコマを配列することができ、正方形に配列させ ることができ、該凹面１１の各辺長は上述の直角二等辺三角形の底辺ａの６個分 の長さに等しい。

【００３３】 図３２及び図３３を参照されたい。該外盤１の底面にはもう一つの凹面１２が 設けられて、１８片のコマのそのうちの一つを取り除いた後の１７片のコマを配 列することができ、このもう一つの凹面１２は正方形を呈し、且つ該凹面１２の 各辺長が上述の直角二等辺三角形の斜辺四個分に等しい。

【００３４】 図３４は参照されたい。Ａ形コマ２１を例として説明すると、その正面及び背 面の各種回転方向は合計８種類の状態を有し、各種の回転方向の左下角に付けら れた番号０、１、２、・・・７は各種の回転方向の状態を示している。並びにこ のコマの名称、例えばＡ０、Ａ１、・・・Ａ７が付けられている。その他のコマ についてもこれから類推できるため説明は省略する。並びに、外盤１の左下角を 基準開始点とし、左から右にｘ１、ｘ２、ｘ３、ｘ４、ｘ５、ｘ６、さらに下か ら上にｙ１、ｙ２、ｙ３、ｙ４、ｙ５、ｙ６の配列が設けられ、この番号規則に より、図３に示される配列は、Ｂ０Ｆ４Ａ６Ｒ３Ｖ１Ｄ３Ｑ５Ｈ０Ｍ２Ｘ５Ｊ２ Ｋ４Ｓ２Ｗ２Ｇ７Ｃ１Ｉ１Ｚ１と示され、これを利用して文字或いは言語の方式 を以て遠端とのコミュニケーションをとることができ、図形の方式を必要とせず 、遠端との通信交流が行える。

【００３５】 図３５を参照されたい。該外盤１の凹面１１或いは凹面１２は十字状網線１１ １、１２１を具え、使用者が十字状網線１１１、１２１を基準線として配置でき 、思考使用に便利とされている。

【００３６】 図３６を参照されたい。該外盤１の凹面１１或いは凹面１２は十字状網線１１ １、１２１を具えるか、或いは該凹面１１又は凹面１２に十字状網線１１１、１ ２１を具えたシート１３が設置され、同様に思考使用に便利とされている。

【００３７】 図３７、３８、３９はそれぞれ標準配列法、１コマ増加、１コマ減少の配列法 を示し、Ｘ形コマ１７が配置可能な配列方法であり、参考までに提示した。

【００３８】 図４０及び図４１は、四つの角部を面取りした長方形或いは面取りしない長方 形に配列し、及びＸ形コマ１７が配置可能な配列方法であり、参考までに提示し た。

【００３９】

【考案の効果】

本考案は、一種の１８コマ知恵パズルを提供し、それは、一つの外盤と１８片 のコマで組成され、各コマが複数の直角二等辺三角形を配列して構成され、該外 盤が正方形の凹面を具え、該凹面の各辺長が六個の上述の二等辺三角形の底辺に 等しく、１８片のコマがその外形の酷似する英文字によりＡ形コマ、Ｂ形コマ、 Ｃ形コマ、Ｄ形コマ、Ｆ形コマ、Ｇ形コマ、Ｈ形コマ、Ｉ形コマ、Ｊ形コマ、Ｋ 形コマ、Ｍ形コマ、Ｑ形コマ、Ｒ形コマ、Ｓ形コマ、Ｖ形コマ、Ｗ形コマ、Ｘ形 コマ、Ｚ形コマとされ、以上の１８片のコマが外盤の凹面上に配列され、且つ多 種の異なる配列方法と模様を形成可能でありる。ゆえに、本考案は、知育増進効 果が高くまた周知の構造にはない新規性を有し、消費者の興味を引くと共にその 変化性のある遊び方により遊ぶ者を飽きさせない。ゆえに本考案は実用性、新規 性、進歩性及び産業上の利用価値を有している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の外盤の平面図である。

【図２】本考案の１８片のコマの平面図である。

【図３】本考案の標準の遊び方であり正方形に配列した
平面図である。

【図４】本考案の特殊な遊び方であり正方形に配列した
平面図である。

【図５】本考案の特殊な遊び方であり正方形に配列した
平面図である。

【図６】本考案の特殊な遊び方であり正方形に配列した
平面図である。

【図７】本考案の特殊な遊び方であり正方形に配列した
平面図である。

【図８】本考案の特殊な遊び方であり正方形に配列した
平面図である。

【図９】本考案の特殊な遊び方であり正方形に配列した
平面図である。

【図１０】本考案の１つのＦ形コマを余分に使用した平
面図である。

【図１１】本考案の１つのＧ形コマを余分に使用した平
面図である。

【図１２】本考案の１つのＫ形コマを余分に使用した平
面図である。

【図１３】本考案の１つのＱ形コマを余分に使用した平
面図である。

【図１４】本考案の１つのＲ形コマを余分に使用した平
面図である。

【図１５】本考案の１つのＶ形コマを余分に使用した平
面図である。

【図１６】本考案の１つのＷ形コマを余分に使用した平
面図である。

【図１７】本考案の１つのＸ形コマを余分に使用した平
面図である。

【図１８】本考案のＦ形コマを減らして使用した平面図
である。

【図１９】本考案のＧ形コマを減らして使用した平面図
である。

【図２０】本考案のＨ形コマを減らして使用した平面図
である。

【図２１】本考案のＩ形コマを減らして使用した平面図
である。

【図２２】本考案のＪ形コマを減らして使用した平面図
である。

【図２３】本考案のＫ形コマを減らして使用した平面図
である。

【図２４】本考案のＭ形コマを減らして使用した平面図
である。

【図２５】本考案のＱ形コマを減らして使用した平面図
である。

【図２６】本考案のＲ形コマを減らして使用した平面図
である。

【図２７】本考案のＳ形コマを減らして使用した平面図
である。

【図２８】本考案のＶ形コマを減らして使用した平面図
である。

【図２９】本考案のＷ形コマを減らして使用した平面図
である。

【図３０】本考案のＸ形コマを減らして使用した平面図
である。

【図３１】本考案のＺ形コマを減らして使用した平面図
である。

【図３２】本考案の外盤の断面図である。

【図３３】本考案の外盤の底面図である。

【図３４】本考案のＡ形コマの正面、背面の各種回転方
向表示図である。

【図３５】本考案の外盤の凹面に十字状網線を設けた実
施例図である。

【図３６】本考案の外盤の凹面に十字状網線を設けたシ
ートを設置した実施例図である。

【図３７】本考案の標準配列法中Ｘ形コマを配置可能な
位置表示図である。

【図３８】本考案の１片増設配列法中、Ｘ形コマを配置
可能な位置表示図である。

【図３９】本考案の１片減少配列法中、Ｘ形コマを配置
可能な位置表示図である。

【図４０】本考案の、面取りした長方形に配列した状態
表示図である。

【図４１】本考案の、長方形に配列した状態表示図であ
る。

【符号の説明】

１ 外盤 １１ 凹面 １１１ 十字状網線 １２ もう一つの凹面 １２１ 十字状網線 １３ シート ２１ Ａ形コマ ２２ Ｂ形コマ ２３ Ｃ形コマ ２４ Ｄ形コマ ２５ Ｆ形コマ ２６ Ｇ形コマ ２７ Ｈ形コマ ２８ Ｉ形コマ ２９ Ｊ形コマ ２１０ Ｋ形コマ ２１１ Ｍ形コマ ２１２ Ｑ形コマ ２１３ Ｒ形コマ ２１４ Ｓ形コマ ２１５ Ｖ形コマ ２１６ Ｗ形コマ ２１７ Ｘ形コマ ２１８ Ｚ形コマ

Claims (5)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 外盤１と直角二等辺三角形を配列構成し
   てなる１８片のコマとで組成され、該外盤１は一つの正
   方形の凹面１１を具え、該凹面１１の各辺長は該直角二
   等辺三角形の底辺の６個分に相当し、１８片のコマが外
   盤１の凹面１１内に配列設置され、そのうち、 Ａ形コマ２１は、三つの直角二等辺三角形で構成され、
   一つの正方形の上に一つの三角形を具え、 Ｂ形コマ２２は、三つの直角二等辺三角形で構成された
   一つの切欠きを具えた四角形とされ、 Ｃ形コマ２３は、三つの直角二等辺三角形で構成され、
   平行四辺形の下方に一つの三角形を具え、 Ｄ形コマ２４は、三つの直角二等辺三角形で構成され、
   斜めに置かれた台形とされ、 Ｆ形コマ２５は、四つの直角二等辺三角形で構成され、
   一つの大三角形の下方に一つの正方形を有し、 Ｇ形コマ２６は、四つの直角二等辺三角形で構成された
   一つの四角形のうちの一つの直角二等辺三角形を外向き
   に回転させた形状とされ、 Ｈ形コマ２７は、四つの直角二等辺三角形で構成され、
   一つの長方形とされ、 Ｉ形コマ２８は、四つの直角二等辺三角形で構成され、
   一つの長い平行四辺形とされ、 Ｊ形コマ２９は、四つの直角二等辺三角形で構成され、
   一つの三角形の上方に一つの平行四辺形があり、 Ｋ形コマ２１０は、四つの直角二等辺三角形で構成さ
   れ、一つの正方形の二つの相互に隣接する辺それぞれに
   同一方向の三角形があり、 Ｍ形コマ２１１は、四つの直角二等辺三角形で構成され
   た一つの台形とされ、 Ｑ形コマ２１２は、四つの直角二等辺三角形で構成さ
   れ、一つの平行四辺形の上方に一つの正方形があり、 Ｒ形コマ２１３は、四つの直角二等辺三角形で構成さ
   れ、一つの正方形の二つの相互に隣接する辺それぞれに
   反対方向の三角形があり、 Ｓ形コマ２１４は、四つの直角二等辺三角形で構成さ
   れ、底辺が一単位錯開した二つの大三角形を有し、 Ｖ形コマ２１５は、四つの直角二等辺三角形で構成さ
   れ、Ｖ形を呈し、 Ｗ形コマ２１６は、四つの直角二等辺三角形で構成され
   た一つの大きな直角二等辺三角形とされ、 Ｘ形コマ２１７は、四つの直角二等辺三角形で構成され
   た一つの正方形とされ、 Ｚ形コマ２１８は、四つの直角二等辺三角形で構成され
   た一つの大きな平行四辺形とされ、 以上を特徴とする、１８コマ知恵パズル。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の１８コマ知恵パズルに
   おいて、外盤１の底面にもう一つの凹面１２が設けられ
   て１８片のコマから一つを抜かした１７片のコマを配列
   するのに供され、該もう一つの凹面１２が正方形とされ
   てその各辺長が上述の直角二等辺三角形の斜辺の四つ分
   に相当することを特徴とする、１８コマ知恵パズル。
3. 【請求項３】 請求項１に記載の１８コマ知恵パズルに
   おいて、外盤１の上面及び底面の凹面の少なくとも一方
   に、十字状網線が設けられたことを特徴とする、１８コ
   マ玩具。
4. 【請求項４】 請求項１に記載の１８コマ知恵パズルに
   おいて、外盤１の上面及び底面の凹面に、十字状網線を
   具えたシートが装着されたことを特徴とする、１８コマ
   玩具。
5. 【請求項５】 請求項１に記載の１８コマ知恵パズルに
   おいて、コマがその正面及び背面の各種の回転方向に関
   して合計８種類の状態を有し、各種の回転方向において
   左下角に数字０から７の整数が付けられて各種の転向の
   状態を表示し、並びに該コマの名称が記され、外盤１の
   左下角を基準開始点として、左から右、さらに下から上
   に順に配列され、この規則コードにより、文字或いは言
   語方式で遠端とのコミュニケーションを進行でき、図形
   の方式を必要とせず、遠端との通信交流を行えることを
   特徴とする、１８コマ知恵パズル。