JP3001126U - 魔方陣 - Google Patents

魔方陣

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JP3001126U
JP3001126U JP1994002825U JP282594U JP3001126U JP 3001126 U JP3001126 U JP 3001126U JP 1994002825 U JP1994002825 U JP 1994002825U JP 282594 U JP282594 U JP 282594U JP 3001126 U JP3001126 U JP 3001126U
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stage
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JP1994002825U
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重明 坂上
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重明 坂上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯に便利で且つ耐衝撃性や耐振動性に優
れ、かつ興趣に富み使用者のレベルに応じて難易度を設
定できる魔方陣を提供する。 【構成】 正六面体の駒Kを縦横各4列に並べて第1段
群Aを形成し、この第1段群Aの上方に駒Kを前記と同
様に並べ、第2段群B、第3段群C及び第4段群Dを組
上げ立方体状にする。さらに第1段群Aの下面及び第4
段群Dの上面に蓋体20を取り付け、第1段群Aと第2
段群Bの間、第2段詳Bと第3段群Cの間及び第3段群
Cと第4段群Dの間に接続体30を取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、6面に同一数字を表記した駒を縦、横及び上方向に同数個積重ねて 立方体を構築し、この立方体の各面に位置する各駒を容易に入替及び移動させる ことで魔方陣を作成することが可能で且つ携帯にも便利な魔方陣に関する。
【0002】
【従来の技術】
魔方陣は縦横に数字を配列し、縦、横、斜めの何れの方向に加算しても総和が 等しくなる数字表であり、計算能力や思考能力の向上等に適した魔方陣である。 従来、この種の魔方陣は上面に数字を表記した略正方形状の紙片を多数設け、こ の紙片を縦横に同数個並べ、魔方陣として使用している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、多数の紙片を入替等して使用すると僅かな衝撃で配置が崩れることが あり、携帯にも不便である。形成される魔方陣も平面的な1つのものに限られる ため、単調で興趣に欠けていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために、正六面体の駒を縦横同数のN列に並べて 第1段群を形成し、この第1段群の上方に駒を前記と同様に並べ、第2段群、第 3段群と順次第N段群まで組上げて全体を立方体状に構成し、さらに第1段群の 下面及び最上段の第N段群の上面に蓋体を取り付け、第1段群と第2段群の間、 第2段群と第3段群の間、第N−1段群と第N段群と順次各段群の間に接続体を 取付けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】
任意の個数の駒を選んで蓋体の上に縦横各N列に並べ第1段群の魔方陣を作成 する。この第1段群の上面に接続体を載置する。次いで残りの駒から任意の駒を 選び接続体上部に縦横N列に組上げ、前記と同様に第2段群の上面に魔方陣を作 成する。以下同様に、第2段群の上面に接続体を載置し第3段群の駒を組上げ、 順次最上段の第N段群まで組み上げて完全な立方体(立方陣)を構築する。 この場合、蓋体及び接続体は駒の容器として作用し、さらに蓋体及び接続体中 で駒の入替、移動の操作を行い魔方陣を作成する。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の魔方陣の一実施例の斜視図、図2は本実施例に使用する一つの 駒の展開説明図、図3は蓋体の斜視図、図4は接続体の斜視図、図5は本実施例 の第1段群の駒の一配列を示す平面図、図6は第2段群の駒の一配列を示す平面 図、図7は第3段群の駒の一配列を示す平面図、図8は第3段群の駒の一配列を 示す平面図及び図9は駒を組上げて構築した立方陣の展開説明図である。
【0007】 本実施例は、正六面体の駒Kを縦横各4列に並べて第1段群A(最下段群)を 形成し、この第1段群Aの上方に駒Kを前記と同様に並べ、第2段群B、第3段 群C及び第4段群Dを組上げ立方体状に構成したものである。そして第1段群A の下面及び第4段群Dの上面に取付可能な蓋体20を設け、第1段群Aと第2段 群Bの間、第2段群Bと第3段群Cの間及び第3段群Cと第4段群Dの間に取付 可能な接続体30を設けている。これらの構成を以下に詳細に説明する。
【0008】 駒Kは一辺が2cmから2.5cm程度が望ましく本実施例ではプラスチック 製のものを64個使用する。一個の駒Kの6面には図2に示すように同一数字を 表記し、各駒Kには1から64までの数字が夫々表記してある。駒Kの上面及び 下面に表記した数字は黒色に着色し、正面及び背面に表記した数字は青色に着色 し、左右両側面に表記した数字は緑色に着色する。 この3色の色分けは平方陣または立方陣に利用する場合の幾何学適模様を構成 す。また、パズルとして使用するときには出題駒と回答駒に分類できる。さらに 奇数と偶数に色分けを行っても良い。
【0009】 蓋体20は、図3に示すように縦横各4列に配置した駒Kを載置する正方形状 の盤部21を設け、この盤部21の側周より上方あるいは下方向に向けて縁部2 2を延設して構成する。素材は透明のプラスチックにより形成することが望まし い。盤部21の一辺は、駒Kを配列して組上げた立方体の一辺より2〜3mm程 度大きなものとし、縁部22の高さ(深さ)は駒Kの一辺の略半分とする。
【0010】 接続体30は、図4に示すように上記盤部31の側周より上方及び下方向に縁 部32を延設して構成したものである。接続体30の素材は透明のプラスチック により形成することが望ましい。しかし、接続体30の盤部31は必ずしも透明 素材に限られるものではない。なお蓋体20及び接続体30の肉圧は2〜3mm 程度とする。
【0011】 次に本実施例の使用方法について説明する。縁部22を上方に向けて蓋体20 を載置し、64個の駒Kから任意の16個の駒Kを選んで前記蓋体20の盤部2 1上に縦横各4列に並べ上面に魔方陣を作成する。図5に示す魔方陣は一例にす ぎず、幾通りもの魔方陣を作ることができ、第1段群Aだけを完成させるだけで も興趣に富む。また駒Kはプラスチックで構成したから素材が均一となる上に、 枠の中で操作するときに重量感が得られ、かつ、僅かな衝撃で配置が崩れること はない。
【0012】 このようにして形成し第1段群Aの上面に接続体30の盤部21を載置し、縁 部22で第1段群Aの駒Kの外周上端を保護する。次いで残りの48個の駒Kか ら任意の16個を選び、接続体30の盤部21上部に図6に示すように縦横4列 に組上げ、前記と同様に第2段群Bの上面に魔方陣を作成する。図6に示す魔方 陣も一例にすぎず他の配列の魔方陣を作ることができることはいうまでもない。
【0013】 また第2段群Bの外周に配置された各駒Kは第1段群Aと第2段群Bの間に載 置された接続体30の縁部22に保護されているため、第2段群Bと第1段群A との間に組上げのズレが生じることはない。
【0014】 この第2段群Bの上面にも上記と同様に接続体30を載置し第3段群Cの駒K を組上げる。この第3段群Cの駒K上面に形成した魔方陣の組合わせも図7に限 定されるものではない。そして第3段群Cの上面に更に接続体30を載置し、そ の上部に第4段群D(最上段)を組上げて完全な立方体(立方陣)を構築する。 第4段群Dの上目面の魔方陣も図8に限定されるものではないが、最上段を組上 げる際に、立方体の横4面の全ての面が夫々魔方陣として完成していなければな らない。 なお、図5ないし図8において、○印を付した駒Kは組み立てたときの側面の 対角線に位置するものであり、図6と図7の内側の各々4個の駒Kは組み立てた ときには外部から見えない。
【0015】 従って本実施例を使用する者は、第1段目乃至第4段目の各上面の魔方陣を作 成する楽しみを享受できるほか、第4段目まで組上げて初めて完成される立方体 の側方4面の魔方陣を同時に作成していく楽しみを享受できる。かかる立体的な 魔方陣は紙等に記載した表等によっては作成することは到底不可能であり、本実 施例のよって初めて達成できる。
【0016】 また、本実施例は各駒Kに加えて蓋体20と接続体30を使用して立方体を組 上げるため、振動や衝撃にも強く車窓や傾斜地等にても魔方陣を作成できる。さ らに蓋体20の盤部21は立方体の最上面及び最下面及を確実に保護し、蓋体2 0及び接続体30の縁部22は立方体の側方を確実に保護する。加えて上下の蓋 体20を輪ゴムで掛止しておくだけで、64個の駒Kが散逸するのを防止できる ため、携帯する際にたいへん便利である。
【0017】 なお、第2段目と第3段目は立方体を構築した状態では外部から見ることはで きないが、組立順序を変えて第2段群Bを最下段に配置し、この上に第4段群D を第2段目に、第1段群Aを第3段目に、第2段群Bを最上段に配置すると、夫 々の面が最上面あるいは最下面に露出してくる。但し、立方体の側面に形成され る魔方陣の対角線上の合計を修正するため一部を入れ替る必要がある。
【0018】 以上は、縦横及び上方向に夫々4個ずつ駒Kを組上げて立方体を構築する実施 例について説明したが、本実施例では4人で15ゲームができる。これに限られ ず、一辺が2個乃至3個、あるいは一辺が5個以上の立方体(立方陣)を構築す ることも可能である。多方陣となる程、作成する魔方陣の計算が複雑になり、非 常に高度な計算能力、思考能力が必要となるほか完成までに忍耐を必要とする。 そのため、各個人の能力に応じて構築する立方陣を設定することができる。
【0019】 特に駒K数が増加するに従って作成する魔方陣の組合わせは無限に拡大し、構 築する魔方陣の数字の配色パターンが規則性を有するように組上げることもでき る。なお、多方陣になるほど接続体30の数も多くなるが、上下の蓋体20を輪 ゴム等で掛止して携帯できる点は上記となんら変わりなく便利である。
【0020】
【考案の効果】
本考案によれば、蓋体と接続体を容器として使用できるため、携帯に便利で且 つ耐衝撃性や耐振動性に優れる。また魔方陣は立方体を構成する第1段目上面か ら最上段の第N段目の各上面のほか、前記立方体の各側面に作成できるため、興 趣に富み使用者のレベルに応じて難易度を設定できる。さらに立方体の各面に作 成される魔方陣の数字に着色を施したため、魔方陣を作成する楽しみに加えて模 様を作成する楽しみを享受できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の魔方陣の一実施例の斜視図
【図2】本実施例に使用する一つの駒の展開説明図
【図3】蓋体の斜視図
【図4】接続体の斜視図
【図5】第1段群の駒の一配列を示す平面図
【図6】第2段群の駒の一配列を示す平面図
【図7】第3段群の駒の一配列を示す平面図
【図8】第4段群の駒の一配列を示す平面図
【図9】駒を組上げて構築した立方体(立方陣)の展開
説明図
【符号の説明】
20 蓋体 21 盤部 22 縁部 30 接続体 31 盤部 32 縁部 A 第1段群 B 第2段群 C 第3段群 D 第4段群 K 駒

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正六面体の駒を縦横同数のN列に並べて
    第1段群を形成し、この第1段群の上方に駒を前記と同
    様に並べ、第2段群、第3段群と順次第N段群まで組上
    げて全体を立方体状に構成し、さらに第1段群の下面及
    び最上段の第N段群の上面に蓋体を取り付け、第1段群
    と第2段群の間、第2段群と第3段群の間、第N−1段
    群と第N段群と順次各段群の間に接続体を取付けた魔方
    陣。
JP1994002825U 1994-02-16 1994-02-16 魔方陣 Expired - Lifetime JP3001126U (ja)

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