JP3025346U - ゲームボード - Google Patents

ゲームボード

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JP3025346U
JP3025346U JP1995013590U JP1359095U JP3025346U JP 3025346 U JP3025346 U JP 3025346U JP 1995013590 U JP1995013590 U JP 1995013590U JP 1359095 U JP1359095 U JP 1359095U JP 3025346 U JP3025346 U JP 3025346U
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能郎 大石
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(57)【要約】 【目的】 新規かつ複数のゲームを楽しむことができ、
また、ゲームに複雑性をもたせることができる新規なゲ
ームボードを提供する。 【構成】 正六角形枠1の内側に、その一辺が正六角形
枠1の一辺の長さの1/n(nは3以上の奇数)の長さ
である複数の同一正六角形マス3等を、互いに辺を共有
しないが頂点を共有するように配置するとともに、近接
する正六角形マス3、4と一辺を共有する正三角形マス
8を配置してなる正六角形盤であって、かつ、正六角形
マスと正三角形マスとを色分け、濃淡、ハッチング、模
様等で視覚的に識別できるようにしてなることを特徴と
するゲームボード。上記ゲームボードにおいて、nが
5、7、9又は11であるゲームボード。上記ゲームボ
ードにおいて、それぞれの正六角形マスに、その中心位
置を表示し、かつ、その対向する頂点を結ぶ線上に連続
線又は不連続線を表示してなるゲームボード。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、室内ゲームに使用する新規な正六角形盤よりなるゲームボードに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊戯盤を使用する室内ゲームは古くからの囲碁、将棋、チェス等に加え、新し いところでは、オセロゲーム等が人気のあるゲームである。 従来の遊戯盤は碁盤、将棋盤、チェス盤のように正方形又は長方形の盤に正方 形又は長方形のマスを設けたものが多いが、三角盤、五角盤、六角盤、八角盤等 の多角盤、さらに星型盤や六角星盤のような異形盤も提案されている。
【0003】 八角盤を使った陣取りゲーム(実開平1−157788号公報)、六角星形の 陣地取りゲーム(実開平3−24177号公報)のほか、六角盤を使ったものが 多数提案されている。例えば、一つ一つの面が六角形の移動ゲーム(実開平1− 155482号公報)、三角形を使った思考ゲーム(実開平2−102282号 公報)、三人用オセロ(登録商標)ゲーム(実開平2−121075号公報)、 三人用将棋盤(実開平6−48758号公報)、ゲーム盤のマスを三角形にして 三角型の駒を使ったゲーム(実開平6−66757号公報)、六角盤と六角トラ ンプを使ったゲーム(実開平6−83071号公報)などがあげられる。
【0004】 従来の六角盤を使用するものは、そのマスを三角形にするか、それとも、その マスを六角形にして蜂の巣状に配置したものが多い。マスを六角形にして蜂の巣 状にしたものは、いわゆるヘックスと称されるもので、ヘックスを使用したチェ スは三人チェス用のヘクサゴナル・チェスとして知られている。
【0005】 上記のゲーム盤のうち、蜂の巣状の六角盤を使用するのは、実開平1−155 482号公報、実開平6−48758号公報、実開平6−83071号公報に記 載のものである。しかしながら、マスを六角形にして、各六角形が互いに頂点を 共有するが辺を共有しないように配置した非蜂の巣状の六角盤は、意外に知られ ていない。
【0006】 かかる従来の遊戯盤を使用するゲームは、基本的に、その遊戯盤を使用して一 種類のゲームを楽しむものであって、複数のゲームを楽しむようには考えられて いない。例えば、将棋盤はあくまでも将棋(本将棋)を楽しむものであって、ハ サミ将棋やマワリ将棋など将棋盤を使うゲームは、後に派生的に生まれたもので あって、最初から多目的ゲームとして立案されたものではない。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、新規かつ複数のゲームを楽しむことができ、また、ゲームに 複雑性をもたせることができる新規なゲームボードを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案は、正六角形枠の内側に、その一辺が該正六角形枠の一辺の 長さの1/n(nは3以上の奇数)の長さである複数の同一正六角形マスを、互 いに辺を共有しないが頂点を共有するように配置するとともに、近接する正六角 形マスと一辺を共有する正三角形マスを配置してなる正六角形盤であって、かつ 、正六角形マスと正三角形マスとを色分け、濃淡、ハッチング、模様等で視覚的 に識別できるようにしてなることを特徴とするゲームボードである。 また、本考案は、上記ゲームボードにおいて、nが5、7、9又は11である ゲームボードである。 さらに、本考案は、上記ゲームボードにおいて、それぞれの正六角形マスに、 その中心位置を表示し、かつ、その対向する頂点を結ぶ線上に連続線又は不連続 線を表示してなるゲームボードである。
【0009】 以下、図1に基づき本考案のゲームボードを詳細に説明する。 図1は、本考案のゲームボードの一例を示す平面図で、正六角形枠の一辺に5 個の正六角形マスを有する六角盤である。 ゲームボードは、正六角形枠1とそれを囲む周縁2で構成され、正六角形枠1 はA、B、C、D、E及びFの6頂点と辺AB、辺BC、辺CD、辺DE、辺E F及び辺FAの6辺を有する。
【0010】 正六角形枠1には、辺ABに沿って正六角形マス3、4、5、6及び7が配置 され、正六角形マス3と4の間に正三角形マス8、正六角形マス4と5の間に正 三角形マス9というように、正六角形マスと正三角形マスが交互に配置されてい る。この正三角形マス8の一辺は正六角形マス3の一辺であり、また、正六角形 マス4の一辺でもある。
【0011】 図1から明らかなように、例えば、正六角形マス3と4とは、共通の頂点を有 するが共通の辺を有さず、いわゆる蜂の巣状ではない。辺ABに接する側を観る と、正六角形マス3と4とは、それぞれと共通の辺でもって正三角形マス8の二 辺を構成し、両者はそれぞれ正三角形マス8を介して配置されている。
【0012】 辺ABには、5個の正六角形マスと4個の正三角形マスが配置されており、正 六角形マスの一辺の長さは正六角形枠1の辺ABの長さの1/9になる。図1の 5個の正六角形マスを1個減らして4個にすると、正六角形マスの一辺の長さは 辺ABの1/7、2個減らすと同1/5になる。逆に、1個増やすと同1/11 、2個増やすと同1/13になる。
【0013】 つまり、正六角形マスの一辺の長さは、辺ABの長さ/(正六角形マスの個数 ×2−1)となる。ここで、nを正六角形マスの個数×2−1とすると、正六角 形マスの一辺の長さは1/n(nは3以上の奇数)で表される。
【0014】 図1の5個から正六角形マスを1〜2個増やしてnを11〜13とすると、ゲ ームの複雑性を増して面白さを高めることができる。反対に、幼児や低学年学童 向けには、図1の5個から正六角形マスを1個又は2個減らしてnを7〜5とす ると、ゲームの面白さを保持しつつ複雑性を抑えて理解を容易にすることもでき る。
【0015】 本考案の最も好ましい形態は、図1の5個すなわちnが9であるときで、適度 の複雑性とゲームの多様性があり、しかも、視覚把握性がよいので、ゲームプレ イヤーが親しみやすい。
【0016】 上記したように、本考案のゲームボードは、正六角形マスと正三角形マスとの みで構成された正六角形盤からなるが、さらに、この正六角形マスと正三角形マ スとを視覚的に識別できるようにしたものである。
【0017】 視覚的に識別できるとは、例えば、図1に示すように、正六角形マスを白抜き にして、正三角形マスを黒塗りにして、両者間にコンスラスト等を付与すること をいう。それ以外に、両者を別々の色に着色してもよいし、同色で濃淡をつけて もよいし、白抜きとハッチングにしてもよいし、また場合によっては、正六角形 マス又は正三角形マスに模様や動物、植物、アニメキャラクター等の図柄を書き 込んでもよい。
【0018】 さらに、本考案のゲームボードにおいて、それぞれの正六角形マスに、その中 心位置を点や○その他で表示し、かつ、それぞれの正六角形マスの対向する頂点 を結ぶ線上に連続線又は不連続線を表示したものが好ましい。
【0019】 この中心位置と連続線又は不連続線は、本考案のゲームボードを使ってゲーム プレーする際、駒等は連続線又は不連続線の上を移動でき、正六角形マスの中心 点又は頂点のいずれかに止めることができ、駒等を置くことかでき、あるいは他 の駒等を取り上げ、自己の駒等で置換できるなどを表すのに好都合である。
【0020】 また、本考案のゲームボードを使って、ゲームボード上に大きな正三角形や菱 形等を作ることを競うゲームにあっては、大きな正三角形や菱形等を見つけるの に役立つ。
【0021】 なお、これらの中心位置や連続線又は不連続線は視覚的に明確に捉えることが できる程度でよく、大きな点や大きな○、太い連続線や太い不連続線などにする と、ゲームプレイヤーに圧倒感や嫌悪感を与えるので好ましくない。
【0022】 正六角形マスの中心点と及び不連続線を表示した一例を、図2によって説明す る。図2の平面図において、図1と同じ記号は同じものを示す。
【0023】 図2の正六角形マス7には、その中心点12と、短い棒線13として不連続線 の一部を表示している。また、正六角形マス7には、中心点12から六方向に不 連続線の一部である棒線を表示している。同様に、全ての正六角形マスに、中心 点と、中心点から六方向に不連続線の一部である棒線を表示している。
【0024】 このように、棒線13を含む不連続線は、正六角形マス3、4、5、6及び7 の各中心点と各頂点が一直線上にあることを明示し、ゲームプレイヤーの視覚に 強く印象づけることができる。
【0025】 本考案のゲームボードは、2人ゲームに限らず、3人ゲームや6人ゲーム等の 多人数ゲームに使うことができる。また、サイコロ等を使う「運ありゲーム」に もサイコロ等を使わない「実力ゲーム」にも使える。さらに、ボード上の点を活 用する「プットゲーム」(駒を置くゲーム)、ボード上の線を活用する「ムーブ ゲーム」(駒を動かすゲーム)、あるいはボード上の模様(正六角形マスと正三 角形マス)を活用するゲーム、さらにはそれらを複合的に活用するゲームのよう に、実に多彩な楽しみ方ができる。
【0026】 以下に、本考案のゲームボードを使用するプットゲームの例を説明するが、本 考案は様々なゲームに使えるものであり、以下のゲーム例によって制限を受ける ものではない。
【0027】 プットゲームにおいては、例えば、「自駒(自分の駒)3個を頂点とする正三 角形で相手方の駒(敵駒)を囲む」とか「自駒4個を頂点とする菱形で敵駒を囲 む」とか「自駒6個を頂点とする正六角形で敵駒を囲む」とか「敵駒を自駒3個 で互いに120度離れた方向から挟む」とか「敵駒を自駒6個で互いに60度離 れた方向から挟む」などのゲーム要素を用いて、「敵駒を捕獲するゲーム」や、 「敵駒を消去するゲーム」とか「敵駒を消去したあとに自駒を置くゲーム」など を楽しむことができる。
【0028】
【考案の効果】
本考案のゲームボードは新規かつ複数のゲームを楽しむことができ、かつ、ゲ ームに複雑性をもたせることができる。また、構成も簡単で製作費用も低廉であ り、視覚的になじみ易いもので、新規ゲームに広く使えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のゲームボードの一例を示す平面図
【図2】 正六角形マスに中心点と不連続線を表示した
本考案のゲームボードの一例を示す平面図
【符号の説明】
1 正六角形枠 3、4、5、6、7 正六角形マス 8、9、10、11 正三角形マス 12 中心点 13 不連続線の一部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正六角形枠の内側に、その一辺が該正六
    角形枠の一辺の長さの1/n(nは3以上の奇数)の長
    さである複数の同一正六角形マスを、互いに辺を共有し
    ないが頂点を共有するように配置するとともに、近接す
    る正六角形マスと一辺を共有する正三角形マスを配置し
    てなる正六角形盤であって、かつ、正六角形マスと正三
    角形マスとを色分け、濃淡、ハッチング、模様等で視覚
    的に識別できるようにしてなることを特徴とするゲーム
    ボード。
  2. 【請求項2】 nが5、7、9又は11である請求項1
    に記載のゲームボード。
  3. 【請求項3】 それぞれの正六角マスに、その中心位置
    を表示し、かつ、その対向する頂点を結ぶ線上に連続線
    又は不連続線を表示してなる請求項1に記載のゲームボ
    ード。
JP1995013590U 1995-11-30 1995-11-30 ゲームボード Expired - Lifetime JP3025346U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4986135A (ja) * 1972-06-02 1974-08-17
JPS63186677A (ja) * 1986-09-06 1988-08-02 株式会社 日高興産 ゲ−ム盤型遊戯具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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