JPH032297Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH032297Y2 JPH032297Y2 JP12891084U JP12891084U JPH032297Y2 JP H032297 Y2 JPH032297 Y2 JP H032297Y2 JP 12891084 U JP12891084 U JP 12891084U JP 12891084 U JP12891084 U JP 12891084U JP H032297 Y2 JPH032297 Y2 JP H032297Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pieces
- board
- bases
- color
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この考案は、盤面上において、駒を一定のルー
ルに従つて逐次移動して敵駒と戦闘し、一定条件
下における味方駒数の大小により勝負を決める戦
闘ゲームに関するものである。
ルに従つて逐次移動して敵駒と戦闘し、一定条件
下における味方駒数の大小により勝負を決める戦
闘ゲームに関するものである。
「従来の技術とその欠点」
従来のこの種のゲーム具の盤体は、平滑な盤面
上に陣地、戦闘地、駒進め進路などを印刷してな
り、また、駒は、単に盤体の平滑面上に静置さ
れ、所定の経路に沿つて移動して、再び盤面上に
静置するものであつた。
上に陣地、戦闘地、駒進め進路などを印刷してな
り、また、駒は、単に盤体の平滑面上に静置さ
れ、所定の経路に沿つて移動して、再び盤面上に
静置するものであつた。
従つて、遊戯中に盤体に誤つて接触して衝撃を
加えると、駒が一斉に盤面上を移動して、ゲーム
内容がメチヤクチヤになつてしまつたり、ゲーム
場所を変えるときに、駒が盤面上で転倒又は落下
しないようにするには、かなりの注意が要求され
たりする。さらに、駒どうしが接近しすぎて、駒
進めをするため駒を摘み上げる際に、隣りの駒が
邪魔になり、円滑にゲームを進められない。
加えると、駒が一斉に盤面上を移動して、ゲーム
内容がメチヤクチヤになつてしまつたり、ゲーム
場所を変えるときに、駒が盤面上で転倒又は落下
しないようにするには、かなりの注意が要求され
たりする。さらに、駒どうしが接近しすぎて、駒
進めをするため駒を摘み上げる際に、隣りの駒が
邪魔になり、円滑にゲームを進められない。
さらに、駒を静置する際に、その向きは全く規
制されないから、敵、味方の駒が多数混在する
と、すぐに雑然となつて、各駒の進行方向が判り
にくくなり、遊戯者は疲労させられる。
制されないから、敵、味方の駒が多数混在する
と、すぐに雑然となつて、各駒の進行方向が判り
にくくなり、遊戯者は疲労させられる。
「この考案の目的」
この考案は、上記の点に鑑み、遊戯者各自の駒
の進行方向が判りやすくて駒進めが容易にできる
とともに、敵味方の混在によつても方向性を失う
ことなく、また、盤体接触又は移動時にも駒のず
れや落下の生じないゲーム具を提供することを目
的とする。
の進行方向が判りやすくて駒進めが容易にできる
とともに、敵味方の混在によつても方向性を失う
ことなく、また、盤体接触又は移動時にも駒のず
れや落下の生じないゲーム具を提供することを目
的とする。
「この考案の作用」
次に、この考案を図面に基いて説明する。
この考案による戦闘ゲーム具は、第1図に例示
するような盤体Aと、第2図に一つを代表的に示
すようないずれも同一の形状を有する多数個の駒
Bとから構成されている。
するような盤体Aと、第2図に一つを代表的に示
すようないずれも同一の形状を有する多数個の駒
Bとから構成されている。
盤体Aは、盤面中央にほぼ六角形の戦闘地1を
有し、この戦闘地1の周囲に、その戦闘地の互い
に反対側に存する発進陣地と目標陣地とを一組と
する三組の陣地2dp,2dn,3dp,3dn,4
dp,4dnが、戦闘地の周囲方向に一組の発進陣
地と他の組の目標陣地が順次隣り合うように配置
されている。各発進陣地は三角形をなし、それぞ
れの底辺を戦闘地の一つ置きの一辺に接させてあ
り、また、各目標陣地は台形をなしてその短辺を
前記戦闘地の発進陣地が接している一辺と反対側
の一方に接させてある。
有し、この戦闘地1の周囲に、その戦闘地の互い
に反対側に存する発進陣地と目標陣地とを一組と
する三組の陣地2dp,2dn,3dp,3dn,4
dp,4dnが、戦闘地の周囲方向に一組の発進陣
地と他の組の目標陣地が順次隣り合うように配置
されている。各発進陣地は三角形をなし、それぞ
れの底辺を戦闘地の一つ置きの一辺に接させてあ
り、また、各目標陣地は台形をなしてその短辺を
前記戦闘地の発進陣地が接している一辺と反対側
の一方に接させてある。
こうして、戦闘地1と三つの発進陣地2dp,
3dp,4dpは一つの大きな三角形を形成してい
る。
3dp,4dpは一つの大きな三角形を形成してい
る。
また、目標陣地2dn,3dn,4nはいずれも
同様に各発進陣地よりも大きい面を有している。
同様に各発進陣地よりも大きい面を有している。
上記戦闘地1及び各対の陣地2dp,2dn,〜
4dp,4dnにはそれぞれの辺の上および各辺に
平行な斜線上において、三角形の駒進め孔5が等
間隔をもつて設けられている。いずれの駒進め孔
もほぼ正三角形に形成され、しかもいずれの組の
陣地においてもその駒進め孔の頂点を発進陣地か
ら目標陣地方向に向けてある。これにより、この
ゲーム具の遊戯者が各発進陣地側に着座したとき
は、駒進め方向が目標陣地方向であることが容易
に判る。
4dp,4dnにはそれぞれの辺の上および各辺に
平行な斜線上において、三角形の駒進め孔5が等
間隔をもつて設けられている。いずれの駒進め孔
もほぼ正三角形に形成され、しかもいずれの組の
陣地においてもその駒進め孔の頂点を発進陣地か
ら目標陣地方向に向けてある。これにより、この
ゲーム具の遊戯者が各発進陣地側に着座したとき
は、駒進め方向が目標陣地方向であることが容易
に判る。
さらに、前記戦闘地1は無色又は任意の一色に
着色され、各組の陣地はそれぞれ戦闘地にもまた
他の陣地とも異なる色に着色されている。これに
より、各組の陣地の連係性が表現されている。
着色され、各組の陣地はそれぞれ戦闘地にもまた
他の陣地とも異なる色に着色されている。これに
より、各組の陣地の連係性が表現されている。
一方、駒Bは、第2図に例示するように、ほぼ
正三角錐状に形成され、その三面は前記三組の陣
地の色とそれぞれ同一に着色され、残り一面はこ
れら三面のいずれとも異なる色、例えば、白色に
着色されている。
正三角錐状に形成され、その三面は前記三組の陣
地の色とそれぞれ同一に着色され、残り一面はこ
れら三面のいずれとも異なる色、例えば、白色に
着色されている。
駒がこのように三角錐に形成されているから、
その任意の頂点を下向きにし、前記駒進め孔のい
ずれか一つに嵌合して、その駒を希望する位置に
止めておくことができる。
その任意の頂点を下向きにし、前記駒進め孔のい
ずれか一つに嵌合して、その駒を希望する位置に
止めておくことができる。
「ゲーム方法」
以上のような盤体Aと多数個の駒Bとを用いて
遊ぶゲーム方法の一例を説明すると、このゲーム
は二人でも三人でも行なうことができ、まず準備
として、各遊戯者は自己に配当された陣地のう
ち、三角形の発進陣地2dp,3dp,4dpのすべ
て(図示の例では10個)の駒進め孔に駒Bを、自
分に定められた色を上に向けて嵌合して並べる。
各遊戯は順番に一つ宛ての駒を所定の進行規制に
従つて動かして台形の自分の目標陣地に向けて進
める。遊戯順序は原則として常に所定の順番によ
るが、自分の駒がどうしても動かせないときは、
次の人の番になる。駒の進め方は、斜線上の駒進
め孔を一つ宛て進むことができるが、進み先に一
つの駒がある場合は、それを跳び越えて進むこと
ができる。一つ置きに並んだ駒は、これを連続し
て前後又は左右に跳び越えて進める。(二つ以上
並んだ駒は跳び越えられない。) 駒を動かした結果、動かす前よりも自分の目標
陣地側に進んでいなければ、その駒はいずれの陣
地の色とも異なる色(白色)に着色された面を上
にしなければならず、その色に変化したときは、
その駒は自分の駒でなくなる。また、一回に同じ
所は二度通れない。陣地と陣地の間及び陣地と戦
闘地の間の境界線については、駒は他人の陣地に
は入れないが、境界線上を通ることはできる。
遊ぶゲーム方法の一例を説明すると、このゲーム
は二人でも三人でも行なうことができ、まず準備
として、各遊戯者は自己に配当された陣地のう
ち、三角形の発進陣地2dp,3dp,4dpのすべ
て(図示の例では10個)の駒進め孔に駒Bを、自
分に定められた色を上に向けて嵌合して並べる。
各遊戯は順番に一つ宛ての駒を所定の進行規制に
従つて動かして台形の自分の目標陣地に向けて進
める。遊戯順序は原則として常に所定の順番によ
るが、自分の駒がどうしても動かせないときは、
次の人の番になる。駒の進め方は、斜線上の駒進
め孔を一つ宛て進むことができるが、進み先に一
つの駒がある場合は、それを跳び越えて進むこと
ができる。一つ置きに並んだ駒は、これを連続し
て前後又は左右に跳び越えて進める。(二つ以上
並んだ駒は跳び越えられない。) 駒を動かした結果、動かす前よりも自分の目標
陣地側に進んでいなければ、その駒はいずれの陣
地の色とも異なる色(白色)に着色された面を上
にしなければならず、その色に変化したときは、
その駒は自分の駒でなくなる。また、一回に同じ
所は二度通れない。陣地と陣地の間及び陣地と戦
闘地の間の境界線については、駒は他人の陣地に
は入れないが、境界線上を通ることはできる。
遊戯者の誰か一人の色の駒がすべて目標陣地に
入つた時点で、各自の目標陣地内に自分の色の駒
が一番多く入つている人を勝ちとする。三人とも
動けなくなつたときも、同様にその時点における
目標陣地内の自分の色の駒数により勝負を決す
る。
入つた時点で、各自の目標陣地内に自分の色の駒
が一番多く入つている人を勝ちとする。三人とも
動けなくなつたときも、同様にその時点における
目標陣地内の自分の色の駒数により勝負を決す
る。
上述されたゲームの一例を実行する場合、遊戯
者は盤面上の駒を順次指先で摘み上げるが、いず
れの駒も三角錐の一つの頂点側の一部を駒進め孔
に嵌合しているので、各駒間に指先を差し込みや
すい間隙が存するため、駒の摘み上げが確実容易
にできる。また、各駒は孔に嵌合して保持されて
いるので、遊戯者が誤つて盤体に接触してもその
衝撃による駒ずれや脱落、散乱などを生じず、さ
らに、ゲーム遊戯途中で、止むを得ず、場所の移
動をする場合にも、駒の脱落、紛失など、あるい
はゲーム内容の滅失の心配が不要である。そし
て、各遊戯者は自分の席から見て自分の駒すべて
必ず頂点を自分の目標陣地方向に向いているの
で、自分の駒と他人の敵駒が多数混在することに
よつて、自分の駒の進行方向を錯誤することがな
い。
者は盤面上の駒を順次指先で摘み上げるが、いず
れの駒も三角錐の一つの頂点側の一部を駒進め孔
に嵌合しているので、各駒間に指先を差し込みや
すい間隙が存するため、駒の摘み上げが確実容易
にできる。また、各駒は孔に嵌合して保持されて
いるので、遊戯者が誤つて盤体に接触してもその
衝撃による駒ずれや脱落、散乱などを生じず、さ
らに、ゲーム遊戯途中で、止むを得ず、場所の移
動をする場合にも、駒の脱落、紛失など、あるい
はゲーム内容の滅失の心配が不要である。そし
て、各遊戯者は自分の席から見て自分の駒すべて
必ず頂点を自分の目標陣地方向に向いているの
で、自分の駒と他人の敵駒が多数混在することに
よつて、自分の駒の進行方向を錯誤することがな
い。
「この考案の効果」
上述のように、この考案によれば、盤体はその
盤面上に駒進め孔を所定の位置に有し、駒は前記
駒進め孔に嵌合する三角錐状に形成されているか
ら、ゲーム中に誤つて盤体に接触しても、あるい
は場所移動をしても、駒が盤面上をすべつたり、
盤面から落下して紛失するなどがなく、ゲーム内
容を保存することができる。
盤面上に駒進め孔を所定の位置に有し、駒は前記
駒進め孔に嵌合する三角錐状に形成されているか
ら、ゲーム中に誤つて盤体に接触しても、あるい
は場所移動をしても、駒が盤面上をすべつたり、
盤面から落下して紛失するなどがなく、ゲーム内
容を保存することができる。
また、駒進め孔はその頂点を発進陣地からこれ
に対応する目標陣地方向に向けてあるから、駒の
頂点が目標陣地方向に向き各遊戯者は敵味方の多
数の駒が混在することになつても自分の駒の進行
方向が判らなくなることがない。
に対応する目標陣地方向に向けてあるから、駒の
頂点が目標陣地方向に向き各遊戯者は敵味方の多
数の駒が混在することになつても自分の駒の進行
方向が判らなくなることがない。
さらに、駒はいずれも同一の簡単な形状であつ
て、しかも内容の変化に富んだゲームを楽しむこ
とができる。
て、しかも内容の変化に富んだゲームを楽しむこ
とができる。
第1図は盤体の斜視図、第2図は駒の一例の斜
視図である。 A……盤体、1……戦闘地、2dp〜4dp……
発進陣地、2dn〜4dn……目標陣地、5……駒
進め孔、B……駒。
視図である。 A……盤体、1……戦闘地、2dp〜4dp……
発進陣地、2dn〜4dn……目標陣地、5……駒
進め孔、B……駒。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 盤体と多数の駒からなり、 (ロ) 前記盤体は、戦闘地とその戦闘地の互いに反
対側に配置された発進陣地及び目標陣地を一組
とする三組の陣地とを盤面上に有し、各組の陣
地は同一色でかつ他の組の陣地と異なる色で色
分けされているとともに、前記目標陣地は前記
発進陣地よりも大きい面積を有し、各組の陣地
及び戦闘地に所定の連続線上に配置された三角
形の駒進め孔をその三角形の頂点をそれぞれ各
組の目標陣地方向に向けて他数個配設してあ
り、 (ハ) 前記駒は、いずれもほぼ正三角錐状に形成さ
れ、三面が前記盤体の三組の陣地の色とそれぞ
れ同一色に、残り一面が前記三色以外の異色に
着色されてあり、 (ニ) 前記盤面の駒進め孔は一面が盤面と平行で任
意の一頂点を含む部分を嵌合できる形状に孔を
刻設されていることを特徴とする戦闘ゲーム
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12891084U JPS6142973U (ja) | 1984-08-25 | 1984-08-25 | 戦闘ゲ−ム具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12891084U JPS6142973U (ja) | 1984-08-25 | 1984-08-25 | 戦闘ゲ−ム具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6142973U JPS6142973U (ja) | 1986-03-20 |
JPH032297Y2 true JPH032297Y2 (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=30687533
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12891084U Granted JPS6142973U (ja) | 1984-08-25 | 1984-08-25 | 戦闘ゲ−ム具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6142973U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63217912A (ja) * | 1987-03-04 | 1988-09-12 | 興国鋼線索株式会社 | コントロ−ルケ−ブルおよびメ−タ−ケ−ブル用アウタ−ケ−シング |
-
1984
- 1984-08-25 JP JP12891084U patent/JPS6142973U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6142973U (ja) | 1986-03-20 |
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