JP3019497U

JP3019497U - 立体パズル用の折り紙

Info

Publication number: JP3019497U
Application number: JP1995006039U
Authority: JP
Inventors: ジュ−スンヤン
Original assignee: ジュ−スンヤン
Priority date: 1995-06-16
Filing date: 1995-06-16
Publication date: 1995-12-19
Anticipated expiration: 2001-06-16

Abstract

(57)【要約】【目的】折り方によって複数のパターンのグループを
それぞれ折り上がりの立体上に表示することが可能な折
り紙の構造を提供する。【構成】立体パズル用の折り紙の構造は、一枚の紙
（１０）により、形成され、該紙の上に、複数の折り畳
みラインを設けて紙を１２の方形に分け、各方形は上面
と下面を有し、３列（第１列、第２列、第３列）４行の
マトリックスを構成し、第１列の第２行と第３行との間
に、第１の切断ライン（１１）を設け、第１列の第１行
と第２列の第１行との間に、第２の切断ライン（１２）
を設け、第２列の第１行と第３列の第１行との間に、第
３の切断ライン（１３）を設け、第３列の第２行と第３
行との間に、第４の切断ライン（１４）を設け、第３列
の第４行と第２列の第４行との間に、第５の切断ライン
（１５）を設け、第１列の第４行と第２列の第４行との
間に、第６の切断ライン（１６）を設け、各方形の上、
下面には４つのグループのパターンを設けてなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は立体パズルの折り紙に関するものであり、更に詳しくは紙を折って立体を構成することが立体パズルになる折り紙の構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来のゲーム用の折り紙は紙を多数の方形に分割するための多数の折り線を有し、種々のパターンを両面に印刷された紙からなるが、一平面内に折りたたまれるだけであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の目的は上記欠点を解決し折り方によって複数のパターンのグループをそれぞれ折り上がりの立体上に表示することが可能な折り紙の構造を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的は一枚の紙（１０）により、形成され、該紙の上に、複数の折り畳みラインを設けて、紙を１２の方形に分け、各方形は上面と下面を有し、３列（第１列、第２列、第３列）４行のマトリックスを構成し、第１列の第２行と第３行との間に、第１の切断ライン（１１）を設け、第１列の第１行と第２列の第１行との間に、第２の切断ライン（１２）を設け、第２列の第１行と第３列の第１行との間に、第３の切断ライン（１３）を設け、第３列の第２行と第３行との間に、第４の切断ライン（１４）を設け、第３列の第４行と第２列の第４行との間に、第５の切断ライン（１５）を設け、第１列の第４行と第２列の第４行との間に、第６の切断ライン（１６）を設け、各方形の上、下面には、４つのグループのパターンを設けてなる立体パズル用の折り紙の構造により達成される。

【０００５】

【実施例】

図１〜４を参照するに、折り紙の構造は一枚の紙上に形成される。紙の上に、複数の折り畳み線を設け、紙を１２個の方形に分けて、３列４行というマトリックスにする。第１列と第３列に対して、第２行と第３行との間に、２本の切断ライン（１１，１４）を設ける。第１行の第１，第２，第３列の間にも、２本の切断ライン（１２，１３）を設ける。第４行の第１，第２，第３列の間に、２本の切断ライン（１５，１６）を設ける。また、１２個の方形には、四つのグループのパターンを印刷する上面及び下面が含まれる。その四つのグループのパターンに対応する符号はＡ₁〜Ａ₆，Ｂ₁〜Ｂ₆，Ｃ₁〜Ｃ₆，Ｄ₁〜Ｄ₆である。

【０００６】図１を参照するに、これは折り紙の一実施例である。第１列の方形の上面に、Ａ₁，Ａ₂，Ｂ₁，Ａ₃などのパターンが設けられる。それと同じように、第２列の方形の上面に、Ｃ₁，Ａ₄，Ａ₅，Ｂ₂などのパターンが設けられる。第３列の方形の上面に、Ｂ₃，Ｂ₄，Ｃ₂，Ｄ₁などのパターンが設けられる。それに対して、第１列の方形の下面に、Ｄ₂，Ｃ₃，Ｄ₃，Ｄ₄などのパターンが配置される。第２列の方形の下面に、Ｃ₄，Ｄ₅，Ｄ₆，Ｂ₅などのパターンが設けられる。第３列の方形の下面にＡ₆，Ｂ₆，Ｃ₅，Ｃ₆などの方形のパターンが用意される。

【０００７】図２〜４を参照するに、平面状の折り紙を折って立方体を構成する場合において、第１行の三つの方形“２０，２１，２２”の中のどの１つの方形でも、他の二つの方形の最も外側に折り重ねるような位置に折ることができる。同じように、第４行の三つの方形の中のどの１つの方形でも、他の二つの方形の最も外側に折り重ねるような位置に折ることができる。

【０００８】第１列の第２，第３方形の中のどの１つの方形でも、他の二つの方形の最も外側に折り重ねるような位置に折ることができる。第３列の第２，第３方形の中のどの１つの方形でも、他の二つの方形の最も外側に折り重ねるような位置に折ることができる。図５，６，１を参照するに、第３列の第４行を折り、第３列の第３行と折り重なるので、第３列の第４方形の下面におけるパターン（Ａ₆）が現れる。このようにして図６に示すように、パターンＡ₁〜Ａ₆のグループが立方体を構成するように折られる。

【０００９】図７，８，１を参照するに、まず、第３列の第４行を折り、第３列の第３方形と折り重ねる。その次に第３列の第３行を折り、第２列の第３方形と折り重なるので、第３列の第３行の下面におけるパターン（Ｂ₆）が現れる。第２列の第１行を折り、第２列の第２行と折り重なるので、第２列の第１行の下面におけるパターン（Ｂ₅）が現れる。このようにして、図８に示すように、パターンＢ₁〜Ｂ₆のグループが立方体の構造に折られる。

【００１０】図９，１０，１を参照するに、図１の折りを裏返したあとで、第３列の第１行を折り、第３列の第２行と折り重なるので、第３列の第１行の下面におけるパターン（Ｄ₁）が現れる。このようにして、図１０に示すようにし、パターンＤ₁ 〜Ｄ₆のグループが立方体を構成するように折られる。図１１，１２，１を参照するに、図１の紙を裏返したあとで、第３列の第１行を折り、第３列の第２行と折り重なるので、第３列の第２行の下面のパターンＣ ₂ が現れる。

【００１１】第２列の第４行を折り、第２列の第３行と折り重なるので、第２列の第４行の下面のパターンＣ₁が現れる。このようにして、図１２に示すようにパターンＣ ₁ 〜Ｃ₆のグループが立方体を構成するように折られる。

【図面の簡単な説明】

【図１】折り紙の平面図である。

【図２】折り紙の折り方についての操作を説明する斜視
図である。

【図３】折り紙の折り方についての操作を説明する斜視
図である。

【図４】折り紙の折り方についての操作を説明する斜視
図である。

【図５】折り紙の四種類のパターンを説明する平面図で
ある。

【図６】図５のパターンに対応して、立体パズルを組み
立てた後の透視図である。

【図７】折り紙の四種類のパターンを説明する平面図で
ある。

【図８】図７のパターンに対応して立体パズルを組立て
た後の透視図である。

【図９】折り紙の四種類のパターンを説明する平面図で
ある。

【図１０】図９のパターンに対応して立体パズルを組立
てた後の透視図である。

【図１１】折り紙の四種類のパターンを説明する平面図
である。

【図１２】図１１のパターンに対応して立体パズルを組
立てた後の透視図である。

【符号の説明】

１０折り紙１１，１２，１３，１４，１５，１６切断ライン２０，２１，２２方形Ａ₁〜Ａ₆，Ｂ₁〜Ｂ₆，Ｃ₁〜Ｃ₆ パターンのグル
ープ

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】一枚の紙（１０）により、形成され、該
紙の上に、複数の折り畳みラインを設けて、紙を１２の
方形に分け、各方形は上面と下面を有し、３列（第１
列、第２列、第３列）４行のマトリックスを構成し、第１列の第２行と第３行との間に、第１の切断ライン
（１１）を設け、第１列の第１行と第２列の第１行との間に、第２の切断
ライン（１２）を設け、第２列の第１行と第３列の第１行との間に、第３の切断
ライン（１３）を設け、第３列の第２行と第３行との間に、第４の切断ライン
（１４）を設け、第３列の第４行と第２列の第４行との間に、第５の切断
ライン（１５）を設け、第１列の第４行と第２列の第４行との間に、第６の切断
ライン（１６）を設け、各方形の上、下面には、４つの
グループのパターンを設けてなる立体パズル用の折り紙
の構造。