JP3077837B2 - 埋設配管の立上げ管及び立ち上げ方法 - Google Patents
埋設配管の立上げ管及び立ち上げ方法Info
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- JP3077837B2 JP3077837B2 JP03358393A JP35839391A JP3077837B2 JP 3077837 B2 JP3077837 B2 JP 3077837B2 JP 03358393 A JP03358393 A JP 03358393A JP 35839391 A JP35839391 A JP 35839391A JP 3077837 B2 JP3077837 B2 JP 3077837B2
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- pipe
- flexible tube
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L9/00—Rigid pipes
- F16L9/02—Rigid pipes of metal
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/20—Controlling water pollution; Waste water treatment
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は都市ガスや水道等の埋設
配管、特に樹脂製埋設配管の立上げ管、そしてこの立上
げ管を用いた立ち上げ方法に関するものである。
配管、特に樹脂製埋設配管の立上げ管、そしてこの立上
げ管を用いた立ち上げ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、都市ガスや水道等の配管の土中埋
設部には耐腐食性等に優れた樹脂製埋設配管、例えばポ
リエチレン管が多く使用されている。
設部には耐腐食性等に優れた樹脂製埋設配管、例えばポ
リエチレン管が多く使用されている。
【0003】しかしながらポリエチレン管は、耐熱性、
耐衝撃性、耐候性の点から地上露出部を有する立上げ管
に使用することは難しい。このため立上げ管としては樹
脂被覆鋼管、例えば塩化ビニル被覆鋼管が多く使用され
ており、それらは例えば図6に示すような機械的接合機
構を有する継手を用いて接続している。
耐衝撃性、耐候性の点から地上露出部を有する立上げ管
に使用することは難しい。このため立上げ管としては樹
脂被覆鋼管、例えば塩化ビニル被覆鋼管が多く使用され
ており、それらは例えば図6に示すような機械的接合機
構を有する継手を用いて接続している。
【0004】図6の接合機構を説明すると、符号50は
筒状の継手本体で、両端の外側に雄ねじ部51を形成す
ると共に外側に樹脂被覆52を施している。符号53は
継手本体50の前記雄ねじ部51の夫々に対応するナッ
トで、このナット53の外側にも樹脂被覆54を施して
いる。かかる構成に於いて継手本体50を、ポリエチレ
ン管55と塩化ビニル被覆鋼管56の接続部57に位置
させ、継手本体50とナット53間にパッキン58、リ
テーナ59、ロックリング60、シールリング61を介
装して締め付けることにより接続を行うことができる。
このように可撓性を有しない鋼管を立上げ管として使用
するものでは、立上りに於ける曲がり部の夫々の個所に
エルボ等の継手を使用する。
筒状の継手本体で、両端の外側に雄ねじ部51を形成す
ると共に外側に樹脂被覆52を施している。符号53は
継手本体50の前記雄ねじ部51の夫々に対応するナッ
トで、このナット53の外側にも樹脂被覆54を施して
いる。かかる構成に於いて継手本体50を、ポリエチレ
ン管55と塩化ビニル被覆鋼管56の接続部57に位置
させ、継手本体50とナット53間にパッキン58、リ
テーナ59、ロックリング60、シールリング61を介
装して締め付けることにより接続を行うことができる。
このように可撓性を有しない鋼管を立上げ管として使用
するものでは、立上りに於ける曲がり部の夫々の個所に
エルボ等の継手を使用する。
【0005】一方、曲がり部にエルボ等の継手を使用し
ない試みとして、可撓管を立上げ管として使用するもの
がある。例えば実開平1−94693号公報参照。この
立上げ管は、図7に示すように、内面に補強のための薄
肉金属管70を有する耐候性軟質樹脂管71の両端に管
継手72、73を接続して構成し、管継手72を介して
樹脂製埋設管74の端部に接続すると共に、管継手73
により地上側の接続部位(図示省略)に接続するもので
ある。
ない試みとして、可撓管を立上げ管として使用するもの
がある。例えば実開平1−94693号公報参照。この
立上げ管は、図7に示すように、内面に補強のための薄
肉金属管70を有する耐候性軟質樹脂管71の両端に管
継手72、73を接続して構成し、管継手72を介して
樹脂製埋設管74の端部に接続すると共に、管継手73
により地上側の接続部位(図示省略)に接続するもので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前者の従来技術のよう
に、可撓性を有しない鋼管を立上げ管として使用するも
のでは、建物基礎近傍での立上げに於いて曲がり部が多
くなると、それだけエルボ等の継手を多用しなければな
らないので、接続作業が煩雑であるし、地上側に於ける
接続作業に於いて、長さ調節に伴うねじ加工が必要であ
るという課題がある。
に、可撓性を有しない鋼管を立上げ管として使用するも
のでは、建物基礎近傍での立上げに於いて曲がり部が多
くなると、それだけエルボ等の継手を多用しなければな
らないので、接続作業が煩雑であるし、地上側に於ける
接続作業に於いて、長さ調節に伴うねじ加工が必要であ
るという課題がある。
【0007】一方、後者の従来技術では、曲がり部に於
ける前者の課題は解決することができるのであるが、前
記管継手の具体的構成が開示されていないので、接続作
業が簡素化されるか否かは不明である。加えて両端の管
継手によって可撓管の長さ、即ち、この立上げ管を介し
て接続する相手間の距離が予め決められてしまい、現場
合わせを行えないという課題がある。本発明は、以上の
課題を解決することを目的とするものである。
ける前者の課題は解決することができるのであるが、前
記管継手の具体的構成が開示されていないので、接続作
業が簡素化されるか否かは不明である。加えて両端の管
継手によって可撓管の長さ、即ち、この立上げ管を介し
て接続する相手間の距離が予め決められてしまい、現場
合わせを行えないという課題がある。本発明は、以上の
課題を解決することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明では、耐候性の樹脂被覆を施した金属製可
撓管の一端側に、樹脂製端管を機械的に接合する構成と
して、この樹脂製端管を介して土中に埋設された樹脂製
埋設配管と電気溶融接合するようにし、該金属製可撓管
の一端側の一部の外側に樹脂製可撓管を装着し、この樹
脂製可撓管の両端部に防滴処理を施した立上げ管を提案
する。
めに、本発明では、耐候性の樹脂被覆を施した金属製可
撓管の一端側に、樹脂製端管を機械的に接合する構成と
して、この樹脂製端管を介して土中に埋設された樹脂製
埋設配管と電気溶融接合するようにし、該金属製可撓管
の一端側の一部の外側に樹脂製可撓管を装着し、この樹
脂製可撓管の両端部に防滴処理を施した立上げ管を提案
する。
【0009】そして本発明では、上記構成の立上げ管
を、その一端側に於いては、樹脂製端管と樹脂製埋設配
管の端部とを溶融接合継手を介して近接させて溶融接合
により接続を行うと共に、他端側は機械的継手により地
上側接続部位と接続する埋設配管の立ち上げ方法を提案
する。
を、その一端側に於いては、樹脂製端管と樹脂製埋設配
管の端部とを溶融接合継手を介して近接させて溶融接合
により接続を行うと共に、他端側は機械的継手により地
上側接続部位と接続する埋設配管の立ち上げ方法を提案
する。
【0010】また本発明では、上記構成の立上げ管を一
対使用し、それらの一端側同士を溶融接合継手を介して
近接させ、溶融接合により接続を行って土中に埋設する
と共に、夫々の他端側を地上に立ち上げる埋設配管の立
ち上げ方法を提案する。
対使用し、それらの一端側同士を溶融接合継手を介して
近接させ、溶融接合により接続を行って土中に埋設する
と共に、夫々の他端側を地上に立ち上げる埋設配管の立
ち上げ方法を提案する。
【0011】
【作用】上述したように本発明の立上げ管では、その一
端側に溶融接合可能な樹脂製端管を構成しているので、
この樹脂製端管と樹脂製埋設配管の端部とを溶融接合継
手を介して近接させ、溶融接合を行うことにより容易
に、そして確実に接続を行うことができる。
端側に溶融接合可能な樹脂製端管を構成しているので、
この樹脂製端管と樹脂製埋設配管の端部とを溶融接合継
手を介して近接させ、溶融接合を行うことにより容易
に、そして確実に接続を行うことができる。
【0012】そして樹脂製埋設配管に接続した樹脂製端
管と予め機械的に接合され、この側の一部の外側に樹脂
製可撓管を装着した金属製可撓管は、それらの可撓性に
より適宜に曲げて土中から地上に立ち上げることができ
る。このように樹脂製埋設配管に接続された土中の金属
製可撓管は、両端部に防滴処理が施された樹脂製可撓管
により土中に於いて必要な耐腐食性を有すると共に、地
上露出部に於いては耐候性の樹脂被覆と相俟って、必要
な耐候性、耐熱性、耐衝撃性を有する。
管と予め機械的に接合され、この側の一部の外側に樹脂
製可撓管を装着した金属製可撓管は、それらの可撓性に
より適宜に曲げて土中から地上に立ち上げることができ
る。このように樹脂製埋設配管に接続された土中の金属
製可撓管は、両端部に防滴処理が施された樹脂製可撓管
により土中に於いて必要な耐腐食性を有すると共に、地
上露出部に於いては耐候性の樹脂被覆と相俟って、必要
な耐候性、耐熱性、耐衝撃性を有する。
【0013】このようにして樹脂製埋設配管から立ち上
げた立上げ管の他端側は金属製可撓管であるから、この
端部を機械的継手により元コック、メータ等の所望の接
続部位に接続することができる。
げた立上げ管の他端側は金属製可撓管であるから、この
端部を機械的継手により元コック、メータ等の所望の接
続部位に接続することができる。
【0014】また上記の立上げ管を一対使用し、それら
の一端側同士を溶融接合継手を介して近接させ、溶融接
合により接続を行って土中に埋設すると共に、夫々の他
端側を地上に立ち上げて他端側を上述と同様に機械的継
手により元コック、メータ等の所望の接続部位に接続す
ることができる。
の一端側同士を溶融接合継手を介して近接させ、溶融接
合により接続を行って土中に埋設すると共に、夫々の他
端側を地上に立ち上げて他端側を上述と同様に機械的継
手により元コック、メータ等の所望の接続部位に接続す
ることができる。
【0015】以上の接続作業に於いて、立上げ管の長さ
は前記他端側の金属製可撓管の端部を切断することによ
り容易に適宜に調節することができ、即ち、前記接続部
位と前記樹脂製埋設配管の端部との距離に応じて現場合
わせが可能である。
は前記他端側の金属製可撓管の端部を切断することによ
り容易に適宜に調節することができ、即ち、前記接続部
位と前記樹脂製埋設配管の端部との距離に応じて現場合
わせが可能である。
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例を図について説明する。
図1は本発明の立上げ管の実施例を表した縦断面図であ
る。図に於いて、符号1は金属製可撓管で、この金属製
可撓管1はステンレス製波形管としている。そしてこの
金属製可撓管1は耐候性の樹脂被覆2を施している。耐
候性の樹脂被覆2としては、例えば0.75mm程度の塩化ビ
ニル被覆を挙げることができる。符号3は溶融接合可能
な樹脂製端管であり、この樹脂製端管3は上記金属製可
撓管1の一端側に機械的に接合している。この樹脂製端
管3は接続すべき樹脂製埋設配管4と同様の材質、例え
ばポリエチレン管とすることができる。
図1は本発明の立上げ管の実施例を表した縦断面図であ
る。図に於いて、符号1は金属製可撓管で、この金属製
可撓管1はステンレス製波形管としている。そしてこの
金属製可撓管1は耐候性の樹脂被覆2を施している。耐
候性の樹脂被覆2としては、例えば0.75mm程度の塩化ビ
ニル被覆を挙げることができる。符号3は溶融接合可能
な樹脂製端管であり、この樹脂製端管3は上記金属製可
撓管1の一端側に機械的に接合している。この樹脂製端
管3は接続すべき樹脂製埋設配管4と同様の材質、例え
ばポリエチレン管とすることができる。
【0017】金属製可撓管1の一端部5は波無しに形成
しており、この一端部5を樹脂製端管3内に嵌合すると
共に、この一端部5と樹脂製端管3とを金属製の外周リ
ング6とスティフナー7により挾持し、このスティフナ
ー7を内側から拡張してかしめることにより機械的接合
を行っている。この際、スティフナー7と上記一端部5
間にはパッキン8を介装しており、また外周リング6の
外側には防食用樹脂被覆9を施している。
しており、この一端部5を樹脂製端管3内に嵌合すると
共に、この一端部5と樹脂製端管3とを金属製の外周リ
ング6とスティフナー7により挾持し、このスティフナ
ー7を内側から拡張してかしめることにより機械的接合
を行っている。この際、スティフナー7と上記一端部5
間にはパッキン8を介装しており、また外周リング6の
外側には防食用樹脂被覆9を施している。
【0018】また金属製可撓管1の一端側の一部には波
形の樹脂製可撓管10を装着しており、この樹脂製可撓
管10の一端部と上記外周リング6の防食用樹脂被覆9
の端部間に接続リング11を装着して防滴処理を施して
いる。また樹脂製可撓管10の他端部と金属製可撓管1
の樹脂被覆2間に防滴カバー12を装着して防滴処理を
施している。
形の樹脂製可撓管10を装着しており、この樹脂製可撓
管10の一端部と上記外周リング6の防食用樹脂被覆9
の端部間に接続リング11を装着して防滴処理を施して
いる。また樹脂製可撓管10の他端部と金属製可撓管1
の樹脂被覆2間に防滴カバー12を装着して防滴処理を
施している。
【0019】以上の構成の立上げ管では、その一端側に
溶融接合可能な樹脂製端管3を構成しているので、図
2、図3に示すように樹脂製端管3と樹脂製埋設配管4
の端部とを溶融接合継手13を介して近接させ、溶融接
合を行うことにより容易に、そして確実に接続を行うこ
とができる。図示するように溶融接合継手13は直管型
やエルボ型のいずれでもよい。また図示の溶融接合継手
13は、予め埋め込んでいる電熱線14に接続端子15
を介して電流を流すことにより溶融接合を行う方式、即
ちエレクトロフュージョン方式の継手(EF継手)であ
るが、場合によってはヒータを用いて溶融接合を行う方
式、即ちヒートフュージョン方式の継手(HF継手)を
利用して接合を行うこともできる。
溶融接合可能な樹脂製端管3を構成しているので、図
2、図3に示すように樹脂製端管3と樹脂製埋設配管4
の端部とを溶融接合継手13を介して近接させ、溶融接
合を行うことにより容易に、そして確実に接続を行うこ
とができる。図示するように溶融接合継手13は直管型
やエルボ型のいずれでもよい。また図示の溶融接合継手
13は、予め埋め込んでいる電熱線14に接続端子15
を介して電流を流すことにより溶融接合を行う方式、即
ちエレクトロフュージョン方式の継手(EF継手)であ
るが、場合によってはヒータを用いて溶融接合を行う方
式、即ちヒートフュージョン方式の継手(HF継手)を
利用して接合を行うこともできる。
【0020】このように樹脂製端管3を以って樹脂製埋
設配管4の端部に接続した後、この樹脂製端管3に予め
機械的に接合されており、そしてこの側の一部の外側に
樹脂製可撓管10を装着した金属製可撓管1は、それら
の可撓性により適宜に曲げて土中から地上に立ち上げる
ことができる。このように樹脂製埋設配管4に接続され
た土中の金属製可撓管1は、樹脂被覆2と共に、両端部
に防滴処理が施された樹脂製可撓管10により土中に於
いて必要な耐腐食性を有し、また地上露出部に於いては
耐候性の樹脂被覆と相俟って、必要な耐候性、耐熱性、
耐衝撃性を有する。
設配管4の端部に接続した後、この樹脂製端管3に予め
機械的に接合されており、そしてこの側の一部の外側に
樹脂製可撓管10を装着した金属製可撓管1は、それら
の可撓性により適宜に曲げて土中から地上に立ち上げる
ことができる。このように樹脂製埋設配管4に接続され
た土中の金属製可撓管1は、樹脂被覆2と共に、両端部
に防滴処理が施された樹脂製可撓管10により土中に於
いて必要な耐腐食性を有し、また地上露出部に於いては
耐候性の樹脂被覆と相俟って、必要な耐候性、耐熱性、
耐衝撃性を有する。
【0021】そして、このようにして土中から立ち上げ
た立上げ管の他端側は金属製可撓管1であるから、その
端部を機械的継手16により元コック17、メータ18
等の所定の接続部位に容易に接続することができる。図
4は金属製可撓管1を鋼管19に接続する場合の構成を
示すもので、この図に於いて、符号20は継手本体であ
り、その一端側には鋼管19に螺合する雄ねじ部21を
形成すると共に、他端側にはナット22の雄ねじ部23
を螺合する雌ねじ部24を形成している。またナット2
2の内壁には水密パッキン25を装着している。
た立上げ管の他端側は金属製可撓管1であるから、その
端部を機械的継手16により元コック17、メータ18
等の所定の接続部位に容易に接続することができる。図
4は金属製可撓管1を鋼管19に接続する場合の構成を
示すもので、この図に於いて、符号20は継手本体であ
り、その一端側には鋼管19に螺合する雄ねじ部21を
形成すると共に、他端側にはナット22の雄ねじ部23
を螺合する雌ねじ部24を形成している。またナット2
2の内壁には水密パッキン25を装着している。
【0022】かかる構成に於いては、継手本体20の雄
ねじ部21を鋼管19に螺合すると共に、必要に応じて
樹脂被覆2を剥がした金属製可撓管1の先端部と継手本
体20間にパッキン26を、そして金属製可撓管1の端
部外周と継手本体20間にリテーナ27を介装してナッ
ト22を締め付けることにより、金属製可撓管1と鋼管
19の機械的接合を行うことができる。
ねじ部21を鋼管19に螺合すると共に、必要に応じて
樹脂被覆2を剥がした金属製可撓管1の先端部と継手本
体20間にパッキン26を、そして金属製可撓管1の端
部外周と継手本体20間にリテーナ27を介装してナッ
ト22を締め付けることにより、金属製可撓管1と鋼管
19の機械的接合を行うことができる。
【0023】以上の接続作業に於いて、立上げ管の長さ
は金属製可撓管1の端部を切断することにより容易に適
宜に調節することができる。従って前記接続部位と樹脂
製埋設配管4の端部との距離に応じての現場合わせを容
易に行うことができる。この長さ調節を行えるようにす
るために、立上げ管は比較的長めに、例えば1m〜2.
5m程度に構成する。また樹脂製可撓管10は例えば5
0cm程度に構成する。
は金属製可撓管1の端部を切断することにより容易に適
宜に調節することができる。従って前記接続部位と樹脂
製埋設配管4の端部との距離に応じての現場合わせを容
易に行うことができる。この長さ調節を行えるようにす
るために、立上げ管は比較的長めに、例えば1m〜2.
5m程度に構成する。また樹脂製可撓管10は例えば5
0cm程度に構成する。
【0024】以上の説明では立上げ管を樹脂製埋設配管
4の端部に接続して立ち上げているが、この他の使用態
様として図5に示すように立上げ管を一対使用し、それ
らの一端側同士を溶融接合継手13を介して近接させ、
溶融接合により接続を行って土中に埋設すると共に、夫
々の他端側を地上に立ち上げて端部を上述と同様に機械
的継手によりメータ18、コック17´等の所望の接続
部位に接続することができる。
4の端部に接続して立ち上げているが、この他の使用態
様として図5に示すように立上げ管を一対使用し、それ
らの一端側同士を溶融接合継手13を介して近接させ、
溶融接合により接続を行って土中に埋設すると共に、夫
々の他端側を地上に立ち上げて端部を上述と同様に機械
的継手によりメータ18、コック17´等の所望の接続
部位に接続することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、次のよ
うな効果がある。 曲がり部が多い建物基礎近傍での立ち上げも、最少の
接続作業で行うことができ、ねじ加工も必要でないので
作業が非常に容易である。 継目が最少であることから保安レベルが向上し、維持
管理コストを低減することができる。 立上げ管を介して接続する相手間の距離に応じて、こ
の立上げ管の長さ調節を容易に行うことができる。
うな効果がある。 曲がり部が多い建物基礎近傍での立ち上げも、最少の
接続作業で行うことができ、ねじ加工も必要でないので
作業が非常に容易である。 継目が最少であることから保安レベルが向上し、維持
管理コストを低減することができる。 立上げ管を介して接続する相手間の距離に応じて、こ
の立上げ管の長さ調節を容易に行うことができる。
【図1】本発明の立上げ管の実施例を表した縦断面図で
ある。
ある。
【図2】図1の立上げ管の一端側に於ける接続状態を表
した縦断面図である。
した縦断面図である。
【図3】図1の立上げ管の一端側に於ける他の接続状態
を表した縦断面図である。
を表した縦断面図である。
【図4】図1の立上げ管の他端側に於ける接続状態を表
した縦断面図である。
した縦断面図である。
【図5】図1の立上げ管による立上りを伴う配管状態の
例を表した斜視図である。
例を表した斜視図である。
【図6】従来の立上げ管に於ける樹脂製埋設配管との接
続状態を表した縦断面図である。
続状態を表した縦断面図である。
【図7】従来の立上げ管による立上りを伴う配管状態の
例を表した縦断面図である。
例を表した縦断面図である。
1 金属製可撓管 2 樹脂被覆 3 樹脂製端管 4 樹脂製埋設配管 5 一端部 6 外周リング 7 スティフナー 8 パッキン 9 防食用樹脂被覆 10 樹脂製可撓管 11 接続リング 12 防滴カバー 13 溶融接合継手 14 電熱線 15 接続端子 16 機械的継手 17 元コック 17´ コック 18 メータ 19 鋼管 20 継手本体 21 雄ねじ部 22 ナット 23 雄ねじ部 24 雌ねじ部 25 水密パッキン 26 パッキン 25 リテーナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−180386(JP,A) 特開 平5−180388(JP,A) 実開 昭57−85689(JP,U) 実開 平1−94693(JP,U) 実開 昭62−41988(JP,U) 実開 昭62−34281(JP,U) 実開 昭63−190688(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 43/00 F16L 1/00 - 1/11 F16L 47/02 G01F 15/18
Claims (5)
- 【請求項1】 耐候性の樹脂被覆を施した金属製可撓
管の一端側に、樹脂製端管を機械的に接合する構成とし
て、この樹脂製端管を介して土中に埋設された樹脂製埋
設配管と電気溶融接合するようにし、該金属製可撓管の
一端側の一部の外側に樹脂製可撓管を装着し、この樹脂
製可撓管の両端部に防滴処理を施したことを特徴とする
埋設配管の立上げ管 - 【請求項2】 金属製可撓管の一端部は波無しに形成
して樹脂製端管内に嵌合すると共に、樹脂製端管と前記
一端部を防食用被覆を施した外周リングとスティフナー
により挟持して、このスティフナーのかしめにより機械
的接合を行う一方、前記外周リングの防食被覆の端部と
樹脂製可撓管の端部間に防滴リングを装着し、樹脂製可
撓管の他の端部には防滴カバーを装着したことを特徴と
する請求項1の埋設配管の立ち上げ管 - 【請求項3】 請求項1、2の立上げ管の一端側に於
いて、樹脂製端管と樹脂製埋設配管の端部とを溶融接合
継手を介して近接させ、溶融接合により接続を行うと共
に、他端側は機械的継手により地上側接続部位と接続す
ることを特徴とする埋設配管の立ち上げ方法 - 【請求項4】 請求項1、2または3の立上げ管の一
対の一端側同士を溶融接合継手を介して近接させ、溶融
接合により接続を行って土中に埋設すると共に、夫々の
他端側を地上に立ち上げることを特徴とする埋設配管の
立ち上げ方法 - 【請求項5】 請求項3または4の方法に於いて、溶
融接合はエレクトロフュージョン接合であることを特徴
とする埋設配管の立ち上げ方法
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JP03358393A JP3077837B2 (ja) | 1991-12-31 | 1991-12-31 | 埋設配管の立上げ管及び立ち上げ方法 |
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-
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- 1991-12-31 JP JP03358393A patent/JP3077837B2/ja not_active Expired - Fee Related
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