JP3035856B2 - 埋設配管の立上げ管 - Google Patents
埋設配管の立上げ管Info
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- JP3035856B2 JP3035856B2 JP3358394A JP35839491A JP3035856B2 JP 3035856 B2 JP3035856 B2 JP 3035856B2 JP 3358394 A JP3358394 A JP 3358394A JP 35839491 A JP35839491 A JP 35839491A JP 3035856 B2 JP3035856 B2 JP 3035856B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は都市ガスや水道等の埋設
配管、特に樹脂製埋設配管の立上げ管、そしてこの立上
げ管を用いた立ち上げ方法に関するものである。
配管、特に樹脂製埋設配管の立上げ管、そしてこの立上
げ管を用いた立ち上げ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、都市ガスや水道等の配管の土中埋
設部には耐腐食性等に優れた樹脂製埋設配管、例えばポ
リエチレン管が多く使用されている。
設部には耐腐食性等に優れた樹脂製埋設配管、例えばポ
リエチレン管が多く使用されている。
【0003】しかしながらポリエチレン管は、耐熱性、
耐衝撃性、耐候性の点から地上露出部を有する立上げ管
に使用することは難しい。このため立上げ管としては樹
脂被覆鋼管、例えば塩化ビニル被覆鋼管が多く使用され
ており、それらは例えば図4に示すような機械的接合機
構を有する継手を用いて接続している。
耐衝撃性、耐候性の点から地上露出部を有する立上げ管
に使用することは難しい。このため立上げ管としては樹
脂被覆鋼管、例えば塩化ビニル被覆鋼管が多く使用され
ており、それらは例えば図4に示すような機械的接合機
構を有する継手を用いて接続している。
【0004】図4の接合機構を説明すると、符号50は
筒状の継手本体で、両端の外側に雄ねじ部51を形成す
ると共に外側に樹脂被覆52を施している。符号53は
継手本体50の前記雄ねじ部51の夫々に対応するナッ
トで、このナット53の外側にも樹脂被覆54を施して
いる。かかる構成に於いて継手本体50を、ポリエチレ
ン管55と塩化ビニル被覆鋼管56の接続部57に位置
させ、継手本体50とナット53間にパッキン58、リ
テーナ59、ロックリング60、シールリング61を介
装して締め付けることにより接続を行うことができる。
このように可撓性を有しない鋼管を立上げ管として使用
するものでは、立上りに於ける曲がり部の夫々の個所に
エルボ等の継手を使用する。
筒状の継手本体で、両端の外側に雄ねじ部51を形成す
ると共に外側に樹脂被覆52を施している。符号53は
継手本体50の前記雄ねじ部51の夫々に対応するナッ
トで、このナット53の外側にも樹脂被覆54を施して
いる。かかる構成に於いて継手本体50を、ポリエチレ
ン管55と塩化ビニル被覆鋼管56の接続部57に位置
させ、継手本体50とナット53間にパッキン58、リ
テーナ59、ロックリング60、シールリング61を介
装して締め付けることにより接続を行うことができる。
このように可撓性を有しない鋼管を立上げ管として使用
するものでは、立上りに於ける曲がり部の夫々の個所に
エルボ等の継手を使用する。
【0005】一方、曲がり部にエルボ等の継手を使用し
ない試みとして、可撓管を立上げ管として使用するもの
がある。例えば実開平1−94693号公報参照。この
立上げ管は、図5に示すように、内面に補強のための薄
肉金属管70を有する耐候性軟質樹脂管71の両端に管
継手72、73を接続して構成し、管継手72を介して
樹脂製埋設管74の端部に接続すると共に、管継手73
により地上側の接続部位(図示省略)に接続するもので
ある。
ない試みとして、可撓管を立上げ管として使用するもの
がある。例えば実開平1−94693号公報参照。この
立上げ管は、図5に示すように、内面に補強のための薄
肉金属管70を有する耐候性軟質樹脂管71の両端に管
継手72、73を接続して構成し、管継手72を介して
樹脂製埋設管74の端部に接続すると共に、管継手73
により地上側の接続部位(図示省略)に接続するもので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前者の従来技術のよう
に、可撓性を有しない鋼管を立上げ管として使用するも
のでは、建物基礎近傍での立上げに於いて曲がり部が多
くなると、それだけエルボ等の継手を多用しなければな
らないので、接続作業が煩雑であるし、地上側に於ける
接続作業に於いて、長さ調節に伴うねじ加工が必要であ
るという課題がある。
に、可撓性を有しない鋼管を立上げ管として使用するも
のでは、建物基礎近傍での立上げに於いて曲がり部が多
くなると、それだけエルボ等の継手を多用しなければな
らないので、接続作業が煩雑であるし、地上側に於ける
接続作業に於いて、長さ調節に伴うねじ加工が必要であ
るという課題がある。
【0007】一方、後者の従来技術では、曲がり部に於
ける前者の課題は解決することができるのであるが、前
記管継手の具体的構成が開示されていないので、接続作
業が簡素化されるか否かは不明である。加えて両端の管
継手によって可撓管の長さ、即ち、この立上げ管を介し
て接続する相手間の距離が予め決められてしまい、現場
合わせを行えないという課題がある。本発明は、以上の
課題を解決することを目的とするものである。
ける前者の課題は解決することができるのであるが、前
記管継手の具体的構成が開示されていないので、接続作
業が簡素化されるか否かは不明である。加えて両端の管
継手によって可撓管の長さ、即ち、この立上げ管を介し
て接続する相手間の距離が予め決められてしまい、現場
合わせを行えないという課題がある。本発明は、以上の
課題を解決することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明では、直埋設を可能とするように樹脂被覆
を施した金属製可撓管の一端側に、防食処理を施した機
械的接合継手を介して溶融接合継手を接合した立上げ管
を提案する。
めに、本発明では、直埋設を可能とするように樹脂被覆
を施した金属製可撓管の一端側に、防食処理を施した機
械的接合継手を介して溶融接合継手を接合した立上げ管
を提案する。
【0009】そして本発明では、上記構成の立上げ管の
一端側の溶融接合継手を樹脂製埋設配管の端部に溶融接
続により接続すると共に、他端側の金属製可撓管は機械
的継手により地上側接続部位と接続する埋設配管の立上
げ管を提案する。
一端側の溶融接合継手を樹脂製埋設配管の端部に溶融接
続により接続すると共に、他端側の金属製可撓管は機械
的継手により地上側接続部位と接続する埋設配管の立上
げ管を提案する。
【0010】
【作用】上述したように本発明の立上げ管では、その一
端側に溶融接合継手を構成しているので、この溶融接合
継手により樹脂製埋設配管の端部に、容易に、そして確
実に接続を行うことができる。
端側に溶融接合継手を構成しているので、この溶融接合
継手により樹脂製埋設配管の端部に、容易に、そして確
実に接続を行うことができる。
【0011】そして溶融接合継手と予め機械的接合継手
を介して接合されている金属製可撓管は、その可撓性に
より適宜に曲げて土中から地上に立ち上げることができ
る。この際、金属製可撓管は直埋設を可能とする樹脂被
覆により、そして機械的接合継手は防食処理により土中
に於いて必要な耐腐食性を有すると共に、金属製可撓管
は地上露出部に於いて必要な耐熱性、耐衝撃性、耐候性
を有する。
を介して接合されている金属製可撓管は、その可撓性に
より適宜に曲げて土中から地上に立ち上げることができ
る。この際、金属製可撓管は直埋設を可能とする樹脂被
覆により、そして機械的接合継手は防食処理により土中
に於いて必要な耐腐食性を有すると共に、金属製可撓管
は地上露出部に於いて必要な耐熱性、耐衝撃性、耐候性
を有する。
【0012】このようにして樹脂製埋設配管から立ち上
げた立上げ管の他端側は金属製可撓管であるから、この
端部を機械的継手により元コック、メータ等の所望の接
続部位に接続することができる。
げた立上げ管の他端側は金属製可撓管であるから、この
端部を機械的継手により元コック、メータ等の所望の接
続部位に接続することができる。
【0013】以上の接続作業に於いて、立上げ管の長さ
は前記他端側の金属製可撓管の端部を切断することによ
り容易に適宜に調節することができ、即ち、前記接続部
位と前記樹脂製埋設配管の端部との距離に応じた現場合
わせが可能である。
は前記他端側の金属製可撓管の端部を切断することによ
り容易に適宜に調節することができ、即ち、前記接続部
位と前記樹脂製埋設配管の端部との距離に応じた現場合
わせが可能である。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例を図について説明する。
図1、図2及び図3は本発明の立上げ管の実施例を、所
定の接続を行った状態に於いて表した縦断面図及び説明
図である。これらの図に於いて、符号1は金属製可撓管
で、この金属製可撓管1はステンレス製波形管としてい
る。そしてこの金属製可撓管1は直埋設を可能とするよ
うに樹脂被覆2を施している。直埋設を可能とする樹脂
被覆2としては例えば2mm程度の塩化ビニル被覆を挙げ
ることができる。
図1、図2及び図3は本発明の立上げ管の実施例を、所
定の接続を行った状態に於いて表した縦断面図及び説明
図である。これらの図に於いて、符号1は金属製可撓管
で、この金属製可撓管1はステンレス製波形管としてい
る。そしてこの金属製可撓管1は直埋設を可能とするよ
うに樹脂被覆2を施している。直埋設を可能とする樹脂
被覆2としては例えば2mm程度の塩化ビニル被覆を挙げ
ることができる。
【0015】この金属製可撓管1の一端側には、防食処
理を施した機械的接合継手Bを介して溶融接合継手Aを
接合している。この部分の構成を図1について詳細に説
明すると、まず溶融接合継手Aは、接続すべき樹脂製埋
設配管3と同様の材質、例えばポリエチレン等の樹脂製
筒体4の一方側aの内壁近傍に電熱線5を埋め込み、こ
の電熱線5への接続端子6を外側に設けると共に、他方
側bは機械的接合継手Bの本体7の一方側に構成した嵌
合部8内への嵌合部として構成している。
理を施した機械的接合継手Bを介して溶融接合継手Aを
接合している。この部分の構成を図1について詳細に説
明すると、まず溶融接合継手Aは、接続すべき樹脂製埋
設配管3と同様の材質、例えばポリエチレン等の樹脂製
筒体4の一方側aの内壁近傍に電熱線5を埋め込み、こ
の電熱線5への接続端子6を外側に設けると共に、他方
側bは機械的接合継手Bの本体7の一方側に構成した嵌
合部8内への嵌合部として構成している。
【0016】機械的接合継手Bは、概ね継手本体7とナ
ット9とから構成される。継手本体7は、一方側に嵌合
部8を形成すると共に他方側の内側に雌ねじ部10を構
成しており、嵌合部8の内周にはパッキン11と水密リ
ング12を装着している。一方、ナット9には、一方側
の外側に上記雌ねじ部10と螺合する雄ねじ部13を構
成すると共に、他方側の内周に水密パッキン14を装着
している。また継手本体7とナット9の外側には防食被
覆15を施している。
ット9とから構成される。継手本体7は、一方側に嵌合
部8を形成すると共に他方側の内側に雌ねじ部10を構
成しており、嵌合部8の内周にはパッキン11と水密リ
ング12を装着している。一方、ナット9には、一方側
の外側に上記雌ねじ部10と螺合する雄ねじ部13を構
成すると共に、他方側の内周に水密パッキン14を装着
している。また継手本体7とナット9の外側には防食被
覆15を施している。
【0017】以上の構成に於いて、溶融接合継手Aの他
方側bを、機械的接合継手Bの継手本体7の嵌合部8内
に嵌合すると共に内側にスティフナー16を嵌合し、こ
のスティフナー16を内側から拡張してかしめることに
より、溶融接合継手Aと機械的接合継手Bを機械的に接
合することができる。また必要に応じて樹脂被覆2を剥
がした金属製可撓管1の先端部と継手本体7間にパッキ
ン17を、そして金属製可撓管1の先端部外周と継手本
体7間にリテーナ18を介装すると共に継手本体7とナ
ット9間に水密リング19を介装してナット9を締め付
けることにより、金属製可撓管1と機械的接合継手Bと
の接合を行うことができる。
方側bを、機械的接合継手Bの継手本体7の嵌合部8内
に嵌合すると共に内側にスティフナー16を嵌合し、こ
のスティフナー16を内側から拡張してかしめることに
より、溶融接合継手Aと機械的接合継手Bを機械的に接
合することができる。また必要に応じて樹脂被覆2を剥
がした金属製可撓管1の先端部と継手本体7間にパッキ
ン17を、そして金属製可撓管1の先端部外周と継手本
体7間にリテーナ18を介装すると共に継手本体7とナ
ット9間に水密リング19を介装してナット9を締め付
けることにより、金属製可撓管1と機械的接合継手Bと
の接合を行うことができる。
【0018】以上の構成の立上げ管では、その一端側の
溶融接合継手の筒体4の一方側aを樹脂製埋設配管3の
端部に嵌合させ、しかる後、通電用電極6を介して電熱
線5に所定の通電を行うことにより電気溶融接合を行う
ことができる。こうして立上げ管の一端側は、溶融接合
継手Aにより樹脂製埋設配管3の端部に、容易に、そし
て確実に接続を行うことができる。
溶融接合継手の筒体4の一方側aを樹脂製埋設配管3の
端部に嵌合させ、しかる後、通電用電極6を介して電熱
線5に所定の通電を行うことにより電気溶融接合を行う
ことができる。こうして立上げ管の一端側は、溶融接合
継手Aにより樹脂製埋設配管3の端部に、容易に、そし
て確実に接続を行うことができる。
【0019】以上に説明した溶融接合継手Aは予め埋め
込んでいる電熱線5に接続端子6を介して電流を流すこ
とにより溶融接合を行う方式、即ちエレクトロフュージ
ョン方式の継手(EF継手)であるが、場合によっては
ヒータを用いて溶融接合を行う方式、即ちヒートフュー
ジョン方式の継手(HF継手)とすることもできる。ま
た図示の溶融接合継手Aは直管型に構成しているが、場
合によってはエルボ型に構成することもできる。
込んでいる電熱線5に接続端子6を介して電流を流すこ
とにより溶融接合を行う方式、即ちエレクトロフュージ
ョン方式の継手(EF継手)であるが、場合によっては
ヒータを用いて溶融接合を行う方式、即ちヒートフュー
ジョン方式の継手(HF継手)とすることもできる。ま
た図示の溶融接合継手Aは直管型に構成しているが、場
合によってはエルボ型に構成することもできる。
【0020】このように溶融接合継手Aを以って樹脂製
埋設配管3の端部に接続した後、この溶融接合継手Aに
機械的接合継手Bを介して予め接合されている金属製可
撓管1は、図3に示すように、その可撓性により適宜に
曲げて土中から地上に立ち上げることができる。この金
属製可撓管1は、直埋設を可能とする樹脂被覆2により
土中に於いて必要な耐腐食性を有すると共に、地上露出
部に於いて必要な耐熱性、耐衝撃性、耐候性を有する。
また機械的接合継手Bも防食処理により土中に於いて必
要な耐腐食性を有する。
埋設配管3の端部に接続した後、この溶融接合継手Aに
機械的接合継手Bを介して予め接合されている金属製可
撓管1は、図3に示すように、その可撓性により適宜に
曲げて土中から地上に立ち上げることができる。この金
属製可撓管1は、直埋設を可能とする樹脂被覆2により
土中に於いて必要な耐腐食性を有すると共に、地上露出
部に於いて必要な耐熱性、耐衝撃性、耐候性を有する。
また機械的接合継手Bも防食処理により土中に於いて必
要な耐腐食性を有する。
【0021】そして、このようにして土中から立ち上げ
た立上げ管の他端側は金属製可撓管1であるから、図2
に示すように、その端部を機械的継手Cにより元コッ
ク、メータ等の所定の接続部位に容易に接続することが
できる。この機械的継手Cは上記機械的継手Bと同様な
構成のものであるが、この機械的継手Cは上記金属製可
撓管1を鋼管20に接続する場合の構成を示すものであ
る。この図に於いて、符号21は継手本体であり、その
一端側には鋼管20に螺合する雄ねじ部22を形成する
と共に、他端側にはナット23の雄ねじ部24を螺合す
る雌ねじ部25を形成している。またナット23の内壁
には水密パッキン26を装着している。
た立上げ管の他端側は金属製可撓管1であるから、図2
に示すように、その端部を機械的継手Cにより元コッ
ク、メータ等の所定の接続部位に容易に接続することが
できる。この機械的継手Cは上記機械的継手Bと同様な
構成のものであるが、この機械的継手Cは上記金属製可
撓管1を鋼管20に接続する場合の構成を示すものであ
る。この図に於いて、符号21は継手本体であり、その
一端側には鋼管20に螺合する雄ねじ部22を形成する
と共に、他端側にはナット23の雄ねじ部24を螺合す
る雌ねじ部25を形成している。またナット23の内壁
には水密パッキン26を装着している。
【0022】かかる構成に於いては、継手本体21の雄
ねじ部22を鋼管20に螺合すると共に、必要に応じて
樹脂被覆2を剥がした金属製可撓管1の先端部と継手本
体21間にパッキン27を、そして金属製可撓管1の端
部外周と継手本体21間にリテーナ28を介装してナッ
ト23を締め付けることにより、金属製可撓管1と鋼管
20の機械的接合を行うことができる。
ねじ部22を鋼管20に螺合すると共に、必要に応じて
樹脂被覆2を剥がした金属製可撓管1の先端部と継手本
体21間にパッキン27を、そして金属製可撓管1の端
部外周と継手本体21間にリテーナ28を介装してナッ
ト23を締め付けることにより、金属製可撓管1と鋼管
20の機械的接合を行うことができる。
【0023】以上の接続作業に於いて、立上げ管の長さ
は金属製可撓管1の端部を切断することにより容易に適
宜に調節することができる。従って前記接続部位と樹脂
製埋設配管4の端部との距離に応じての現場合わせを容
易に行うことができる。この長さ調節を行えるようにす
るために、立上げ管は比較的長めに、例えば1m〜2.
5m程度に構成する。
は金属製可撓管1の端部を切断することにより容易に適
宜に調節することができる。従って前記接続部位と樹脂
製埋設配管4の端部との距離に応じての現場合わせを容
易に行うことができる。この長さ調節を行えるようにす
るために、立上げ管は比較的長めに、例えば1m〜2.
5m程度に構成する。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、次のよ
うな効果がある。 曲がり部が多い建物基礎近傍での立ち上げも、最少の
接続作業で行うことができ、ねじ加工も必要でないので
作業が非常に容易である。 継目が最少であることから保安レベルが向上し、維持
管理コストを低減することができる。 立上げ管を介して接続する相手間の距離に応じて、こ
の立上げ管の長さ調節を容易に行うことができる。
うな効果がある。 曲がり部が多い建物基礎近傍での立ち上げも、最少の
接続作業で行うことができ、ねじ加工も必要でないので
作業が非常に容易である。 継目が最少であることから保安レベルが向上し、維持
管理コストを低減することができる。 立上げ管を介して接続する相手間の距離に応じて、こ
の立上げ管の長さ調節を容易に行うことができる。
【図1】本発明の立上げ管の実施例の一端側の部分を接
続状態として表した縦断面図である。
続状態として表した縦断面図である。
【図2】図1の立上げ管の他端側の部分を接続状態とし
て表した縦断面図である。
て表した縦断面図である。
【図3】図1の立上げ管の全体を接続状態として表した
説明図である。
説明図である。
【図4】従来の立上げ管の例に於ける樹脂製埋設配管と
の接続状態を表した縦断面図である。
の接続状態を表した縦断面図である。
【図5】従来の立上げ管による立上りを伴う配管状態の
例を表した縦断面図である。
例を表した縦断面図である。
A 溶融接合継手 B 機械的接合継手 C 機械的接合継手 1 金属製可撓管 2 樹脂被覆 3 樹脂製埋設配管 4 樹脂製筒体 5 電熱線 6 接続端子 7 継手本体 8 嵌合部 9 ナット 10 雌ねじ部 11 パッキン 12 水密リング 13 雄ねじ部 14 水密パッキン 15 防食被覆 16 スティフナー 17 パッキン 18 リテーナ 19 水密リング 20 鋼管 21 継手本体 22 雄ねじ部 23 ナット 24 雄ねじ部 25 雌ねじ部 26 水密パッキン 27 パッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−205087(JP,A) 特開 平2−256997(JP,A) 実開 昭57−85689(JP,U) 実開 昭62−34281(JP,U) 実開 平1−94693(JP,U) 実開 昭63−190688(JP,U) 実公 平5−20981(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 43/00 F16L 47/02 G01F 15/18 F16L 1/00 - 1/11
Claims (3)
- 【請求項1】 直埋設を可能とするように樹脂被覆を
施した金属製可撓管の一端側に、防食処理を施した機械
的接合継手を介して溶融接合継手を接合したことを特徴
とする埋設配管の立上げ管 - 【請求項2】 溶融接合継手は電熱線を埋め込んだ電
気溶融接合継手である請求項1の埋設配管の立ち上げ管 - 【請求項3】 請求項1または2の立上げ管の一端側
の溶融接合継手を樹脂製埋設配管の端部に溶融接合によ
り接続すると共に、他端側の金属製可撓管は機械的継手
により地上側接続部位と接続することを特徴とする埋設
配管の立上げ管
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3358394A JP3035856B2 (ja) | 1991-12-31 | 1991-12-31 | 埋設配管の立上げ管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3358394A JP3035856B2 (ja) | 1991-12-31 | 1991-12-31 | 埋設配管の立上げ管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05180388A JPH05180388A (ja) | 1993-07-20 |
JP3035856B2 true JP3035856B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=18459065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3358394A Expired - Fee Related JP3035856B2 (ja) | 1991-12-31 | 1991-12-31 | 埋設配管の立上げ管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035856B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009228761A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd | 管継手 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB201611752D0 (en) * | 2016-07-06 | 2016-08-17 | Kimplas Piping Systems Ltd | Gas connections |
JP7049280B2 (ja) * | 2019-01-22 | 2022-04-06 | タイフレックス株式会社 | 可撓性継手管 |
-
1991
- 1991-12-31 JP JP3358394A patent/JP3035856B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009228761A (ja) * | 2008-03-21 | 2009-10-08 | Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd | 管継手 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05180388A (ja) | 1993-07-20 |
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