JP3077332U - 食器等の洗浄用タワシ。 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】乾燥も早く常に清潔に保たれ、洗浄効果もあが
る浄浄用タワシ 【解決手段】耐水性の優れた合成繊維の布を必要な大き
さにカット、これを均等に四分割に出来る状態にして内
側、外側と折り曲げ逢着し、ポケット状の縫製体Ａ・Ｂ
を作る。縫製体はそれぞれに、内側と外側に２ヶ所の開
口部があり、内側の開口部に一方の縫製体を挿入し、一
体化して使用する。内側の開口部に挿入してあった縫製
体を外側に、外側に使用していた縫製体を内側に挿入、
交互に使用すれば、使用期間も持続する。また２個の縫
製体は紐で連結されているので、内側に挿入してある縫
製体を取り出し紐で吊せば乾燥も早く常に清潔が保たれ
る等を特徴とする食器等を洗浄するタワシ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 〔考案の属する技術分野〕 食器等の洗浄に用いるタワシに関するものである。

【０００２】 〔従来の技術〕 従来使用されているものは、ナイロン製のネット内部にスポンジが入り、大き さも手に馴じまず、弾力も持続しなく乾燥にも時間がかヽる欠点がある。

【０００３】 〔考案が解決しようとする課題〕 前記のような欠点を解消するには、２個のポケット状の縫製体Ａ・Ｂを形成し どちらか一方の縫製体の内側の開口部に一方の縫製体を挿入し、挿入した開口部 をひっ繰り返して一体化させて使用する。内側に挿入した縫製体を取り出し、外 側の縫製体を内側に挿入して２個を交互に使用すれば使用期間も持続する。紐で 連結してあるので吊るして干せば乾燥も早く常に清潔に保たれる。

【０００４】 〔課題を解決するための手段〕 構成を図面で説明すると、合成繊維の布を長方形の必要な大きさにカット、四 分割に出来る状態に内側、外側に折り曲げる図１。１ａを外側に折り曲げ１ｂと 縫着１ｅとする図２。これを内側に折り曲げ１ｃに重ね開口部ｈを作る図３。次 に１ｄを内側に折り曲げ１ａ・１ｂ・１ｃ全て重ね合わせ、上端部縫着１ｆ、下 端部縫着１ｇとし開口部ｉを作る図５。開口部ｉをひっ繰り返すと開口部ｈが表 に現われる図６。さらに開口部ｈをひっ繰り返すと縫製体の出来上がり図７。以 上のようにして同型の縫製体をもう１個作り図９の状態にして縫製体のどちらか 一方の開口部ｉに、もう一方の縫製体を挿入して開口部ｈをひっ繰り返せば、使 用状態図１０と成る。以上のように構成された洗浄用タワシである。

【０００５】 〔考案の実施の形態〕 以上のような構成から図６の開口部ｉに縫製体の一方を挿入して開口部ｈをひ っ繰り返して２個の縫製体を一体化して使用する。

【０００６】 〔実施例〕 耐水性の優れた合成繊維の布を使用、２個のポケット状の縫製体を作る。それ ぞれの縫製体には、内側、外側と２ヶ所の開口部が形成される。内側の開口部に 他の縫製体を挿入し一体化して使用する。使用中でも内側に収めた縫製体は、内 側の開口部に挿入してあるので外に出ない。２個の縫製体を内側に挿入したり、 外側に出したり、交互に使用すれば使用期間も持続する。縫製体は紐で連結して あるので吊るして干すことで乾燥も早く常に清潔に保たれること等を特徴とする 食器等の洗浄用タワシである。

【０００７】 〔考案の効果〕 ２個の縫製体を一体化させて使用、一方の縫製体の内側の開口部に挿入した縫 製体を外側とし、外側に使っていた縫製体を内側の開口部に挿入して交互に使用 することにより使用期間が持続する。２個の縫製体は内側に紐で連結してあるの で、内側に挿入した縫製体を取り出し吊るすことで乾燥も早く常に清潔に保たれ る。洗いにくい食器などの隅々も縫製体の角を利用すれば洗浄効果もあがる。食 器のみならず、流し台、洗面台等にも使用することが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】合成繊維の布を長方形にカット、均等に四分割
の状態にした展開図

【図２】図１の１ａを外側に折り曲げ１ｂと重ねて逢着
１ｅとする

【図３】図２で重ねたものを１ｃに内側に折り曲げ重ね
外側になる開口部ｈを作る。

【図４】１ｄを第３折り曲げ部で内側に折り曲げ、図３
に重ね合わせて内側になる開口部ｉを作る。

【図５】１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄすべて重ねて一体化し
上端部・下端部を縫い合わせ、１ｆ、１ｇとする。

【図６】図５の開口部ｉを、ひっ繰り返すと開口部ｈが
現われる。

【図７】図６で現われた開口部ｈを、さらにひっ繰り返
すと縫製体が出来上がる。

【図８】図７で出来た縫製体は同型の物を２個作る。図
５の開口部ｉのポケット口の端に紐をそれぞれ取り付
け、縫製体Ａ・Ｂを連結する。

【図９】図８の縫製体Ａ・Ｂを図６の状態に戻して一方
の縫製体の開口部ｉよりもう一方の縫製体を挿入して一
体化する。

【図１０】図９の開口部ｈをひっ繰り返えして使用状態
図。

【符号の説明】

１ 必要な大きさの長方形にカットした布 ２ 紐 １ａ・１ｂ・１ｃ・１ｄ 長方形の布を均等に四分割す
る １ｅ・１ｆ・１ｇ 縫い合わせ部 ｈ・ｉ 開口部 Ａ・Ｂ 縫製体

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【手続補正書】

【提出日】平成１２年１１月１５日（２０００．１１．
１５）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 耐水性の優れた合成繊維からなる長方形
   布体（１）を第１折り曲げ部・第２折り曲げ部および第
   ３折り曲げ部で均等に４区分し、まず、第１折り曲げ部
   を外側に折り曲げ、布体１ａを布体１ｂに重ねて後、布
   体１ａの側部近傍１ｅを布体１ｂに縫い合わせる。次い
   で、布体１ｃを第２の折り曲げ部で前記縫い合わせた布
   体１ａ・１ｂに重ねると共に、第３の折り曲げ部で布体
   １ａ・１ｂ・１ｃを包むように布体１ｄを重ね合わせ
   る。さらにこれら布体１ａ・１ｂ・１ｃ・１ｄを重ねた
   上端部および下端部を縫い合わせ一体化させて縫製体Ａ
   が作られる。該縫製体は布体１ａと１ｄおよび１ｂと１
   ｃとの縫い合わせない開口部が存在するので、同様にし
   て作られた縫製体Ｂとを紐等で連結させ、これをどちら
   か一方の縫製体の開口部に挿入させ、挿入した縫製体を
   使って、その反対側の開口部から包むようにひっ繰り返
   して使うようにした食器等の洗浄用タワシ。