JP3077129B2 - 水洗式便器 - Google Patents

水洗式便器

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JP3077129B2
JP3077129B2 JP04138040A JP13804092A JP3077129B2 JP 3077129 B2 JP3077129 B2 JP 3077129B2 JP 04138040 A JP04138040 A JP 04138040A JP 13804092 A JP13804092 A JP 13804092A JP 3077129 B2 JP3077129 B2 JP 3077129B2
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rim
water
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rim water
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良祐 林
佳津一 入船
吉喜 太田
隆 吉岡
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東陶機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は確実な洗浄を行えるよう
にするための水洗式便器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図4および図5に示すように、便器10
0のボウル部101の上端周縁のリム部102にリム通
水路103をボウル部101の内方へ突出するように環
状に形成し、このリム通水路103の底面にリム射水孔
104を適宜間隔毎にボウル部101に対して斜めに開
設した水洗式便器は従来から知られている。
【0003】この従来においては、矢印で示すようにリ
ム射水孔104の開口方向はリム通水路103への洗浄
水の流れ方向と同一方向となるようリム部への給水管を
連結する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成にお
いて、リム射水孔からボウル部へ洗浄水を供給した場
合、図4に示すようにリム給水室に近い方のリム射水孔
から順に供給される洗浄水は多く、末端では少なくなっ
てしまい均一な洗浄を行えない事態を生じてしまう。
【0005】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、均一な便器の洗浄を行うことのできる
水洗式便器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明に係る水洗式便器は、リム射水孔の開口方向をリ
ム通水路へ供給される洗浄水の流れ方向とは逆向きの傾
斜とした。
【0007】
【作用】リム射水孔の開口方向をリム通水路へ供給され
る洗浄水の流れ方向と逆傾斜とすることで各リム射水孔
から供給される洗浄水量が略一定となる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基いて説明
する。
【0009】図1は水洗式便器の縦断面図、図2はその
リム部の横断平面図、図3はそのリム通水路の拡大縦断
面図である。
【0010】水洗式便器(以下、単に便器と称する)1
は隔壁2で区画されたボウル部3とトラップ排水路4と
を有する。トラップ排水路4はボウル部3の後壁下部に
開設した流入口5と、便器1の略中央部底面に開設した
流出口6とを略逆U字状に屈曲して連結している。
【0011】ボウル部3の上端周縁のリム部7には、リ
ム通水路8をボウル部3の内方へ突出するように環状に
形成し、このリム通水路8の底面にリム射水孔9を適宜
間隔毎にボウル部3に対して斜めに開設する。
【0012】本実施例においては、図2および図3に矢
印で示すようにリム射水孔9の開口方向は従来と同一の
ままとし、リム通水路8へ供給する洗浄水の流れ方向を
リム射水孔9の開口方向と逆傾斜となるようリム給水管
10を連結する。
【0013】さらに、便器1の後部上方にボックス11
を設け、このボックス11内に洗浄給水装置12を設け
る。
【0014】洗浄給水装置12は制御装置13と、この
制御装置13に洗浄起動入力を与える操作部14と、リ
ム用弁15、ジェット用弁16、および大気開放弁17
を備えている。
【0015】給水管18は分岐してリム用弁15および
ジェット用弁16の一端に接続し、リム用弁15の他端
はリム給水管10を介してリム通水路8へ接続する。
【0016】ジェット用弁16の他端は大気開放弁17
およびジェット用給水管19を介してノズル20のジェ
ット噴射孔21へ接続する。
【0017】制御装置13は洗浄水の給水順序および給
水時間に関するデータを予め記憶しているメモリ(図示
せず)を備えており、洗浄起動入力信号が与えられる
と、このデータに基いて所定の順序でリム用弁15およ
びジェット用弁16を駆動するよう構成している。
【0018】本実施例においてはリム用弁、ジェット用
弁を各々設けたが、シスターン式の便器で同時にリム、
ジェットへ給水するものであってもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る水洗
式便器は、リム射水孔の開口方向をリム通水路へ供給さ
れる洗浄水の流れ方向とは逆向きの傾斜とすることで各
リム射水孔から供給される洗浄水量が略一定となり、強
い水流でボウル部壁面の洗浄を確実に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】水洗式便器の縦断面図
【図2】本発明に係る水洗式便器の洗浄水の流れ方向を
示すリム部の横断平面図
【図3】本発明に係る水洗式便器の洗浄水の流れ方向を
示すリム通水路の拡大縦断面図
【図4】従来の水洗式便器の洗浄水の流れ方向を示すリ
ム部の横断平面図
【図5】従来の水洗式便器の洗浄水の流れ方向を示すリ
ム通水路の拡大縦断面図
【符号の説明】
1…水洗式便器、2…隔壁、2a…下端、3…ボウル
部、4…トラップ排水路、4a…曲折部、4b…排出
部、5…流入口、6…流出口、7…リム部、8…リム通
水路、9…リム斜水孔、10…リム給水管、11…ボッ
クス、12…洗浄給水装置、13…制御装置、14…操
作部、15…リム用弁、16…ジェット用弁、17…大
気開放弁、18…給水管、19…ジェット用給水管、2
0…ノズル、21…ジェット噴射孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 隆 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−138980(JP,U) 実開 昭54−12244(JP,U) 実開 昭58−25381(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03D 11/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リム部にボウル部の内方へ突出するよう
    環状に形成し、一端が給水源に連絡し他端が終端となる
    ようリム通水路を形成し、このリム通水路の底面にリム
    射水孔を開口した水洗式便器において、前記リム射水孔
    の開口方向は前記リム通水路へ供給される洗浄水の流れ
    方向とは逆向きの傾斜としたことを特徴とする水洗式便
    器。
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