JP3077076B2 - 多点入力2線式伝送器 - Google Patents
多点入力2線式伝送器Info
- Publication number
- JP3077076B2 JP3077076B2 JP05340379A JP34037993A JP3077076B2 JP 3077076 B2 JP3077076 B2 JP 3077076B2 JP 05340379 A JP05340379 A JP 05340379A JP 34037993 A JP34037993 A JP 34037993A JP 3077076 B2 JP3077076 B2 JP 3077076B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nth
- sub
- local power
- transmission data
- processing means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、温度センサ等のセン
サからの検出信号を入力とし、この検出信号をディジタ
ル信号に変換して送信データを生成し、この送信データ
を電源の供給通路を兼ねる2線の伝送路を介して上位装
置へ送る2線式伝送器に関するものである。
サからの検出信号を入力とし、この検出信号をディジタ
ル信号に変換して送信データを生成し、この送信データ
を電源の供給通路を兼ねる2線の伝送路を介して上位装
置へ送る2線式伝送器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の2線式伝送器は、図2に
示すように、A/D変換回路1と、サブCPU2と、ア
イソレーション回路3と、メインCPU4と、ドライバ
回路5と、電源生成回路(REG)6−1,6−2とを
備えている。
示すように、A/D変換回路1と、サブCPU2と、ア
イソレーション回路3と、メインCPU4と、ドライバ
回路5と、電源生成回路(REG)6−1,6−2とを
備えている。
【0003】この2線式伝送器において、電源生成回路
6−1は、2線の伝送路L1からの電流(4mA)の供
給を受けて電源を生成し、その電源をA/D変換回路
1,サブCPU2,アイソレーション回路3へ供給す
る。電源生成回路6−2は、2線の伝送路L1からの電
流(4mA)の供給を受けて電源を生成し、その電源を
メインCPU4へ供給する。電源の供給を受けたA/D
変換回路1は、熱電対や測温抵抗体等の温度センサTC
からの検出信号をディジタル信号に変換する。A/D変
換回路1により変換されたディジタル信号はサブCPU
2へ与えられる。サブCPU2は、入力されるディジタ
ル信号より、送信データを生成する。この送信データ
は、メインCPU4からの返送要求に応えて、メインC
PU4へ送られる。
6−1は、2線の伝送路L1からの電流(4mA)の供
給を受けて電源を生成し、その電源をA/D変換回路
1,サブCPU2,アイソレーション回路3へ供給す
る。電源生成回路6−2は、2線の伝送路L1からの電
流(4mA)の供給を受けて電源を生成し、その電源を
メインCPU4へ供給する。電源の供給を受けたA/D
変換回路1は、熱電対や測温抵抗体等の温度センサTC
からの検出信号をディジタル信号に変換する。A/D変
換回路1により変換されたディジタル信号はサブCPU
2へ与えられる。サブCPU2は、入力されるディジタ
ル信号より、送信データを生成する。この送信データ
は、メインCPU4からの返送要求に応えて、メインC
PU4へ送られる。
【0004】この際、メインCPU4からの返送要求お
よびサブCPU2からの送信データは、アイソレーショ
ン回路3においてアイソレーションされたうえ、サブC
PU2およびメインCPU4へ送られる。この例では、
アイソレーション回路4として、フォトカプラが用いら
れている。サブCPU2からの送信データを受信する
と、メインCPU4は、ドライバ回路5を駆動し、その
受信した送信データを2線の伝送路L2に流れる電流I
の変化として上位装置へ送る。この場合、測定レンジの
0〜100%に対し、電流Iは4〜20mAの変化とし
て現れる。
よびサブCPU2からの送信データは、アイソレーショ
ン回路3においてアイソレーションされたうえ、サブC
PU2およびメインCPU4へ送られる。この例では、
アイソレーション回路4として、フォトカプラが用いら
れている。サブCPU2からの送信データを受信する
と、メインCPU4は、ドライバ回路5を駆動し、その
受信した送信データを2線の伝送路L2に流れる電流I
の変化として上位装置へ送る。この場合、測定レンジの
0〜100%に対し、電流Iは4〜20mAの変化とし
て現れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の2線式伝送器100によると、一点の温度し
か測定できない。すなわち、一点の測定データを上位装
置へ伝送することしかできない。このため、多点の温度
を測定し、その測定データを上位装置へ伝送したい場合
には、2線式伝送器100を多数設け、これら2線式伝
送器100と上位装置との間に伝送路L1,L2を各個
に敷設しなければならず、ケーブルの敷設数の増大およ
び敷設工数の増大によりコストがかかり、不経済である
という問題があった。また、このようにすると、各2線
式伝送器100においてその動作電力として最低でも4
mAの電力が消費されるため、すなわち4mA×2線式
伝送器100の数だけの電力が最低でも必要となるた
め、上位装置において大容量の電源を必要とするという
問題が生ずるものであった。
うな従来の2線式伝送器100によると、一点の温度し
か測定できない。すなわち、一点の測定データを上位装
置へ伝送することしかできない。このため、多点の温度
を測定し、その測定データを上位装置へ伝送したい場合
には、2線式伝送器100を多数設け、これら2線式伝
送器100と上位装置との間に伝送路L1,L2を各個
に敷設しなければならず、ケーブルの敷設数の増大およ
び敷設工数の増大によりコストがかかり、不経済である
という問題があった。また、このようにすると、各2線
式伝送器100においてその動作電力として最低でも4
mAの電力が消費されるため、すなわち4mA×2線式
伝送器100の数だけの電力が最低でも必要となるた
め、上位装置において大容量の電源を必要とするという
問題が生ずるものであった。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、上位装置に
おいて大容量の電源を必要とせず、また上位装置との間
に2線の伝送路を一つ敷設するのみで多点の測定データ
を上位装置へ伝送することのできる多点入力2線式伝送
器を提供することにある。
なされたもので、その目的とするところは、上位装置に
おいて大容量の電源を必要とせず、また上位装置との間
に2線の伝送路を一つ敷設するのみで多点の測定データ
を上位装置へ伝送することのできる多点入力2線式伝送
器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、第1〜第Nのセンサからの検出信
号をディジタル信号に変換する第1〜第NのA/D変換
手段と、この第1〜第NのA/D変換手段の変換したデ
ィジタル信号を入力とし送信データを生成する第1〜第
Nのサブ演算処理手段と、この第1〜第Nのサブ演算処
理手段の生成する送信データに対しての返送要求および
この返送要求に応えて返送される送信データをアイソレ
ーションして伝送する第1〜第Nのアイソレーション手
段と、2線の伝送路からの電流の供給を受けてメイン電
源を生成するメイン電源生成手段およびローカル電源を
生成する第1〜第Nのローカル電源生成手段と、メイン
電源生成手段の生成するメイン電源の供給を受けて、第
1〜第Nのローカル電源生成手段を順次に切り替えて作
動させ、この第1〜第Nのローカル電源生成手段の生成
するローカル電源を第1〜第NのA/D変換手段,サブ
演算処理手段およびアイソレーション手段へ供給すると
共に、ローカル電源の供給されるサブ演算処理手段へそ
のサブ演算処理手段の生成する送信データに対しての返
送要求を送り、この返送要求に応えて返送されてくる送
信データを受信し、この受信した送信データを伝送路に
流れる電流の変化として上位装置へ送るメイン演算処理
手段とを備えたものである。
るために、本発明は、第1〜第Nのセンサからの検出信
号をディジタル信号に変換する第1〜第NのA/D変換
手段と、この第1〜第NのA/D変換手段の変換したデ
ィジタル信号を入力とし送信データを生成する第1〜第
Nのサブ演算処理手段と、この第1〜第Nのサブ演算処
理手段の生成する送信データに対しての返送要求および
この返送要求に応えて返送される送信データをアイソレ
ーションして伝送する第1〜第Nのアイソレーション手
段と、2線の伝送路からの電流の供給を受けてメイン電
源を生成するメイン電源生成手段およびローカル電源を
生成する第1〜第Nのローカル電源生成手段と、メイン
電源生成手段の生成するメイン電源の供給を受けて、第
1〜第Nのローカル電源生成手段を順次に切り替えて作
動させ、この第1〜第Nのローカル電源生成手段の生成
するローカル電源を第1〜第NのA/D変換手段,サブ
演算処理手段およびアイソレーション手段へ供給すると
共に、ローカル電源の供給されるサブ演算処理手段へそ
のサブ演算処理手段の生成する送信データに対しての返
送要求を送り、この返送要求に応えて返送されてくる送
信データを受信し、この受信した送信データを伝送路に
流れる電流の変化として上位装置へ送るメイン演算処理
手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】したがってこの発明によれば、2線の伝送路か
らの電流の供給を受けて、メイン電源生成手段がメイン
電源を生成する。このメイン電源の供給を受けて、メイ
ン演算処理手段は、第1〜第Nのローカル電源生成手段
を順次に切り替えて作動させる。第1〜第Nのローカル
電源生成手段の生成するローカル電源(伝送路からの電
流の供給を受けて生成されるローカル電源)は、第1〜
第NのA/D変換手段,サブ演算処理手段およびアイソ
レーション手段へ供給される。例えば、第1のローカル
電源生成手段が作動した場合には、この第1のローカル
電源生成手段の生成するローカル電源が、第1のA/D
変換手段,第1のサブ演算処理手段および第1のアイソ
レーション手段へ供給される。また、メイン演算処理手
段は、ローカル電源の供給されるサブ演算処理手段へ、
そのサブ演算処理手段の生成する送信データに対しての
返送要求を送り、この返送要求に応えて返送されてくる
送信データを受信し、この受信した送信データを伝送路
に流れる電流の変化として上位装置へ送る。例えば、ロ
ーカル電源の供給されるサブ演算処理手段が第1のサブ
演算処理手段であれば、第1のサブ演算処理手段へ第1
のアイソレーション手段を介して返送要求を送り、この
返送要求に応えて第1のアイソレーション手段を介して
返送されてくる第1のサブ演算処理手段からの送信デー
タを受信し、この受信した送信データを伝送路に流れる
電流の変化として上位装置へ送る。
らの電流の供給を受けて、メイン電源生成手段がメイン
電源を生成する。このメイン電源の供給を受けて、メイ
ン演算処理手段は、第1〜第Nのローカル電源生成手段
を順次に切り替えて作動させる。第1〜第Nのローカル
電源生成手段の生成するローカル電源(伝送路からの電
流の供給を受けて生成されるローカル電源)は、第1〜
第NのA/D変換手段,サブ演算処理手段およびアイソ
レーション手段へ供給される。例えば、第1のローカル
電源生成手段が作動した場合には、この第1のローカル
電源生成手段の生成するローカル電源が、第1のA/D
変換手段,第1のサブ演算処理手段および第1のアイソ
レーション手段へ供給される。また、メイン演算処理手
段は、ローカル電源の供給されるサブ演算処理手段へ、
そのサブ演算処理手段の生成する送信データに対しての
返送要求を送り、この返送要求に応えて返送されてくる
送信データを受信し、この受信した送信データを伝送路
に流れる電流の変化として上位装置へ送る。例えば、ロ
ーカル電源の供給されるサブ演算処理手段が第1のサブ
演算処理手段であれば、第1のサブ演算処理手段へ第1
のアイソレーション手段を介して返送要求を送り、この
返送要求に応えて第1のアイソレーション手段を介して
返送されてくる第1のサブ演算処理手段からの送信デー
タを受信し、この受信した送信データを伝送路に流れる
電流の変化として上位装置へ送る。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。図1はこの発明の一実施例を示す多点入力2線式伝
送器のブロック回路構成図である。同図において、1−
1〜1−4は第1〜第4のA/D変換回路、2−1〜2
−4は第1〜第4のサブCPU、3−1〜3−4は第1
〜第4のアイソレーション回路、4’はメインCPU、
5はドライバ回路、7はメイン電源生成回路(REGメ
イン)、8−1〜8−4はローカル電源生成回路(RE
G1〜REG4)、9はデータセレクタである。
る。図1はこの発明の一実施例を示す多点入力2線式伝
送器のブロック回路構成図である。同図において、1−
1〜1−4は第1〜第4のA/D変換回路、2−1〜2
−4は第1〜第4のサブCPU、3−1〜3−4は第1
〜第4のアイソレーション回路、4’はメインCPU、
5はドライバ回路、7はメイン電源生成回路(REGメ
イン)、8−1〜8−4はローカル電源生成回路(RE
G1〜REG4)、9はデータセレクタである。
【0010】この多点入力2線式伝送器100’におい
て、メイン電源生成回路7は、伝送路L1からの電流の
供給を受けてメイン電源PWRM を生成し、メインCP
U4’へ与える。メインCPU4’は、このメイン電源
PWRM の供給を受けて、予め定められているプログラ
ムに従って動作する。先ず、メインCPU4’は、発振
選択信号S1をローカル電源生成回路8−1へ送る。こ
れにより、ローカル電源生成回路8−1が作動し、伝送
路L1からの電流の供給を受けてローカル電源PWR1
を生成し、A/D変換回路1−1,サブCPU2−1,
アイソレーション回路3−1へ供給する。ローカル電源
PWR1の供給を受けて、A/D変換回路1−1は、温
度センサTC1からの検出信号をディジタル信号に変換
し、サブCPU2−1へ送る。サブCPU2−1は、入
力されるディジタル信号より、送信データを生成する。
て、メイン電源生成回路7は、伝送路L1からの電流の
供給を受けてメイン電源PWRM を生成し、メインCP
U4’へ与える。メインCPU4’は、このメイン電源
PWRM の供給を受けて、予め定められているプログラ
ムに従って動作する。先ず、メインCPU4’は、発振
選択信号S1をローカル電源生成回路8−1へ送る。こ
れにより、ローカル電源生成回路8−1が作動し、伝送
路L1からの電流の供給を受けてローカル電源PWR1
を生成し、A/D変換回路1−1,サブCPU2−1,
アイソレーション回路3−1へ供給する。ローカル電源
PWR1の供給を受けて、A/D変換回路1−1は、温
度センサTC1からの検出信号をディジタル信号に変換
し、サブCPU2−1へ送る。サブCPU2−1は、入
力されるディジタル信号より、送信データを生成する。
【0011】一方、メインCPU4’は、発振選択信号
S1をデータセレクタ9へも送る。この発振選択信号S
1を受けて、データセレクタ9は、メインCPU4’か
らのラインL3を介する返送要求(シリアルデータ)を
アイソレーション回路3−1を介してサブCPU2−1
へ送る。サブCPU2−1は、メインCPU4’からの
返送要求に応えて、送信データ(シリアルデータ)をア
イソレーション回路3−1およびデータセレクタ9を介
しラインL4を通してメインCPU4’へ送る。メイン
CPU4’は、ドライバ回路5を駆動し、その受信した
サブCPU2−1からの送信データを伝送路L2に流れ
る電流Iの変化として上位装置へ送る。
S1をデータセレクタ9へも送る。この発振選択信号S
1を受けて、データセレクタ9は、メインCPU4’か
らのラインL3を介する返送要求(シリアルデータ)を
アイソレーション回路3−1を介してサブCPU2−1
へ送る。サブCPU2−1は、メインCPU4’からの
返送要求に応えて、送信データ(シリアルデータ)をア
イソレーション回路3−1およびデータセレクタ9を介
しラインL4を通してメインCPU4’へ送る。メイン
CPU4’は、ドライバ回路5を駆動し、その受信した
サブCPU2−1からの送信データを伝送路L2に流れ
る電流Iの変化として上位装置へ送る。
【0012】次に、メインCPU4’は、発振選択信号
S2をローカル電源生成回路8−2へ送る。これによ
り、ローカル電源生成回路8−1に替わってローカル電
源生成回路8−2が作動する。ローカル電源生成回路8
−2は、伝送路L1からの電流の供給を受けてローカル
電源PWR2を生成し、A/D変換回路1−2,サブC
PU2−2,アイソレーション回路3−2へ供給する。
ローカル電源PWR2の供給を受けて、A/D変換回路
1−2は、温度センサTC2からの検出信号をディジタ
ル信号に変換し、サブCPU2−2へ送る。サブCPU
2−2は、入力されるディジタル信号より、送信データ
を生成する。
S2をローカル電源生成回路8−2へ送る。これによ
り、ローカル電源生成回路8−1に替わってローカル電
源生成回路8−2が作動する。ローカル電源生成回路8
−2は、伝送路L1からの電流の供給を受けてローカル
電源PWR2を生成し、A/D変換回路1−2,サブC
PU2−2,アイソレーション回路3−2へ供給する。
ローカル電源PWR2の供給を受けて、A/D変換回路
1−2は、温度センサTC2からの検出信号をディジタ
ル信号に変換し、サブCPU2−2へ送る。サブCPU
2−2は、入力されるディジタル信号より、送信データ
を生成する。
【0013】一方、メインCPU4’は、発振選択信号
S2をデータセレクタ9へも送る。この発振選択信号S
2を受けて、データセレクタ9は、メインCPU4’か
らのラインL3を介する返送要求をアイソレーション回
路3−2を介してサブCPU2−2へ送る。サブCPU
2−2は、メインCPU4’からの返送要求に応えて、
送信データをアイソレーション回路3−2およびデータ
セレクタ9を介しラインL4を通してメインCPU4’
へ送る。メインCPU4’は、ドライバ回路5を駆動
し、その受信したサブCPU2−2からの送信データを
伝送路L2に流れる電流Iの変化として上位装置へ送
る。
S2をデータセレクタ9へも送る。この発振選択信号S
2を受けて、データセレクタ9は、メインCPU4’か
らのラインL3を介する返送要求をアイソレーション回
路3−2を介してサブCPU2−2へ送る。サブCPU
2−2は、メインCPU4’からの返送要求に応えて、
送信データをアイソレーション回路3−2およびデータ
セレクタ9を介しラインL4を通してメインCPU4’
へ送る。メインCPU4’は、ドライバ回路5を駆動
し、その受信したサブCPU2−2からの送信データを
伝送路L2に流れる電流Iの変化として上位装置へ送
る。
【0014】以下、同様にして、メインCPU4’は、
発振選択信号S3,S4をローカル電源生成回路8−
3,8−4へ順次に送り、ローカル電源生成回路8−
3,8−4を順次に切り替えて作動させ、これにより順
次に生成されるローカル電源PWR3,PWR4をA/
D変換回路1−3,1−4、サブCPU2−3,2−
4、アイソレーション回路3−3,3−4へ供給し、サ
ブCPU2−3,2−4からの送信データを伝送路L2
に流れる電流Iの変化として順次に上位装置へ送る。そ
して、サブCPU2−4からの送信データを上位装置へ
送った後は、発振選択信号S1をローカル電源生成回路
8−1へ送り、上述した動作を繰り返す。
発振選択信号S3,S4をローカル電源生成回路8−
3,8−4へ順次に送り、ローカル電源生成回路8−
3,8−4を順次に切り替えて作動させ、これにより順
次に生成されるローカル電源PWR3,PWR4をA/
D変換回路1−3,1−4、サブCPU2−3,2−
4、アイソレーション回路3−3,3−4へ供給し、サ
ブCPU2−3,2−4からの送信データを伝送路L2
に流れる電流Iの変化として順次に上位装置へ送る。そ
して、サブCPU2−4からの送信データを上位装置へ
送った後は、発振選択信号S1をローカル電源生成回路
8−1へ送り、上述した動作を繰り返す。
【0015】以上の説明から分かるように、本実施例に
よる多点入力2線式伝送器100’によれば、常時生成
されるメイン電源PWRM と順次切り替わって生成され
るローカル電源PWR1〜PWR4とが使用されるの
で、その作動電力としては1点入力の場合と同じ4mA
の電流で間に合い、上位装置において大容量の電源を必
要としないものとなる。また、本実施例によれば、上位
装置との間に2線の伝送路L1,L2を一つ敷設するの
みで4点の測定データを上位装置へ送ることができ、ケ
ーブルの敷設数の増大および敷設工数の増大によりコス
トがかかるという問題が生じず、非常に経済的となる。
よる多点入力2線式伝送器100’によれば、常時生成
されるメイン電源PWRM と順次切り替わって生成され
るローカル電源PWR1〜PWR4とが使用されるの
で、その作動電力としては1点入力の場合と同じ4mA
の電流で間に合い、上位装置において大容量の電源を必
要としないものとなる。また、本実施例によれば、上位
装置との間に2線の伝送路L1,L2を一つ敷設するの
みで4点の測定データを上位装置へ送ることができ、ケ
ーブルの敷設数の増大および敷設工数の増大によりコス
トがかかるという問題が生じず、非常に経済的となる。
【0016】なお、本実施例においては、TC1〜TC
4を温度センサとしたが、湿度センサ等を接続するもの
としてもよい。また、本実施例において、温度センサT
C1〜TC4を測温抵抗体とした場合には、測温抵抗体
に電流を流さなければならないので測定に際しての立ち
上がり時間をある程度必要とするが、これに対しては発
振選択信号S1〜S4の切替周期を長くすることによっ
て対応することができる。温度センサTC1〜TC4を
熱電対とした場合には、検出信号が起電力として即座に
得られるので、発振選択信号S1〜S4の切替周期は短
くてもよい。
4を温度センサとしたが、湿度センサ等を接続するもの
としてもよい。また、本実施例において、温度センサT
C1〜TC4を測温抵抗体とした場合には、測温抵抗体
に電流を流さなければならないので測定に際しての立ち
上がり時間をある程度必要とするが、これに対しては発
振選択信号S1〜S4の切替周期を長くすることによっ
て対応することができる。温度センサTC1〜TC4を
熱電対とした場合には、検出信号が起電力として即座に
得られるので、発振選択信号S1〜S4の切替周期は短
くてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、常時生成されるメイン電源と順次切り替
わって生成されるローカル電源とが使用されるので、そ
の作動電力としては1点入力の場合と同じ電力で間に合
い、上位装置において大容量の電源を必要としないもの
となる。また、上位装置との間に2線の伝送路を一つ敷
設するのみで多点の測定データを上位装置へ送ることが
でき、ケーブルの敷設数の増大および敷設工数の増大に
よりコストがかかるという問題が生じず、非常に経済的
となる。
発明によれば、常時生成されるメイン電源と順次切り替
わって生成されるローカル電源とが使用されるので、そ
の作動電力としては1点入力の場合と同じ電力で間に合
い、上位装置において大容量の電源を必要としないもの
となる。また、上位装置との間に2線の伝送路を一つ敷
設するのみで多点の測定データを上位装置へ送ることが
でき、ケーブルの敷設数の増大および敷設工数の増大に
よりコストがかかるという問題が生じず、非常に経済的
となる。
【図1】本発明の一実施例を示す多点入力2線式伝送器
のブロック回路構成図である。
のブロック回路構成図である。
【図2】従来の2線式伝送器のブロック回路構成図であ
る。
る。
1−1〜1−4 A/D変換回路 2−1〜2−4 サブCPU 3−1〜3−4 アイソレーション回路 4’メインCPU 5 ドライバ回路 7 メイン電源生成回路 8−1〜8−4 ローカル電源生成回路 9 データセレクタ TC1〜TC4 温度センサ L1,L2 伝送路 100’多点入力2線式伝送器
Claims (1)
- 【請求項1】 第1〜第Nのセンサからの検出信号をデ
ィジタル信号に変換する第1〜第NのA/D変換手段
と、 この第1〜第NのA/D変換手段の変換したディジタル
信号を入力とし送信データを生成する第1〜第Nのサブ
演算処理手段と、 この第1〜第Nのサブ演算処理手段の生成する送信デー
タに対しての返送要求およびこの返送要求に応えて返送
される送信データをアイソレーションして伝送する第1
〜第Nのアイソレーション手段と、 2線の伝送路からの電流の供給を受けてメイン電源を生
成するメイン電源生成手段およびローカル電源を生成す
る第1〜第Nのローカル電源生成手段と、 前記メイン電源生成手段の生成するメイン電源の供給を
受けて、前記第1〜第Nのローカル電源生成手段を順次
に切り替えて作動させ、この第1〜第Nのローカル電源
生成手段の生成するローカル電源を前記第1〜第NのA
/D変換手段,サブ演算処理手段およびアイソレーショ
ン手段へ供給すると共に、ローカル電源の供給されるサ
ブ演算処理手段へそのサブ演算処理手段の生成する送信
データに対しての返送要求を送り、この返送要求に応え
て返送されてくる送信データを受信し、この受信した送
信データを前記伝送路に流れる電流の変化として上位装
置へ送るメイン演算処理手段とを備えたことを特徴とす
る多点入力2線式伝送器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05340379A JP3077076B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 多点入力2線式伝送器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05340379A JP3077076B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 多点入力2線式伝送器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07162345A JPH07162345A (ja) | 1995-06-23 |
JP3077076B2 true JP3077076B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=18336390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05340379A Expired - Lifetime JP3077076B2 (ja) | 1993-12-09 | 1993-12-09 | 多点入力2線式伝送器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3077076B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7228186B2 (en) | 2000-05-12 | 2007-06-05 | Rosemount Inc. | Field-mounted process device with programmable digital/analog interface |
US6574515B1 (en) | 2000-05-12 | 2003-06-03 | Rosemount Inc. | Two-wire field-mounted process device |
US7844365B2 (en) | 2000-05-12 | 2010-11-30 | Rosemount Inc. | Field-mounted process device |
US7016741B2 (en) | 2003-10-14 | 2006-03-21 | Rosemount Inc. | Process control loop signal converter |
JP2006170731A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Yamari Sangyo Kk | 温度伝送器における温度制御システム |
JP2009503952A (ja) | 2005-07-20 | 2009-01-29 | ローズマウント インコーポレイテッド | イーサネットを介する給電を備えたフィールド装置 |
JP4817117B2 (ja) * | 2006-04-25 | 2011-11-16 | 横河電機株式会社 | 測定システム |
JP4766006B2 (ja) * | 2007-06-13 | 2011-09-07 | 株式会社明電舎 | ディジタル保護継電装置のアナログ入力回路 |
JP5021510B2 (ja) * | 2008-01-31 | 2012-09-12 | アズビル株式会社 | 計測機器 |
US8311778B2 (en) | 2009-09-22 | 2012-11-13 | Rosemount Inc. | Industrial process control transmitter with multiple sensors |
US11159203B2 (en) | 2019-09-13 | 2021-10-26 | Micro Motion, Inc. | Process control loop bridge |
-
1993
- 1993-12-09 JP JP05340379A patent/JP3077076B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07162345A (ja) | 1995-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3077076B2 (ja) | 多点入力2線式伝送器 | |
US5495240A (en) | Master-slave data transmission system employing a flexible single-wire bus | |
US6381293B1 (en) | Apparatus and method for serial data communication between plurality of chips in a chip set | |
US5963609A (en) | Apparatus and method for serial data communication between plurality of chips in a chip set | |
US9537692B2 (en) | Automation device operable to convert between data byte streams and frequency modulated line signals | |
JP2003533809A (ja) | 2線式現場取付け可能プロセス装置 | |
JP3165978B2 (ja) | 切替制御方式 | |
JP7156839B2 (ja) | 2線式プロセス装置 | |
TWI798642B (zh) | 陣列式控制系統及其控制方法 | |
JP2893867B2 (ja) | デジタルサーボドライブシステム | |
JP3881088B2 (ja) | コンピュータ装置 | |
JP2956385B2 (ja) | バスライン監視方式 | |
JPS60106358A (ja) | 電力変換装置 | |
KR100276973B1 (ko) | 콘트롤러에어리어네트웍을이용한피엘씨제어시스템 | |
JPH0425627Y2 (ja) | ||
JPH0685514B2 (ja) | 多重伝送制御装置 | |
JP2791148B2 (ja) | 2線式信号伝送装置 | |
JP2854873B2 (ja) | オンライン・デュアル処理システムのバックアップ方法 | |
JPS61170688A (ja) | 放射線モニタシステム | |
JPH0637723A (ja) | 固定部と可動部間の接続装置 | |
JPS59214728A (ja) | 流体漏洩検出装置 | |
JPH09218994A (ja) | 測定装置 | |
JPH052695A (ja) | 信号伝送装置及びその信号伝送方法 | |
JPH05225486A (ja) | 計測用信号伝送装置 | |
JPS63228357A (ja) | チヤネル間距離延長インタ−フエイス |