JP3077023U - 家具用把手 - Google Patents
家具用把手Info
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- JP3077023U JP3077023U JP2000007388U JP2000007388U JP3077023U JP 3077023 U JP3077023 U JP 3077023U JP 2000007388 U JP2000007388 U JP 2000007388U JP 2000007388 U JP2000007388 U JP 2000007388U JP 3077023 U JP3077023 U JP 3077023U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furniture
- mounting
- peripheral wall
- inner peripheral
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 把手にガタが生じたり、外れたりすることを
防止でき、家具内部の換気ができ、引き出しや戸の開閉
をスムーズにした家具用把手を提供する。 【解決手段】 取付け面に設けた取付け孔に嵌合する外
側形状で、取付面と同一の厚さを有する周側部7を有
し、周側部の一方の口端側の外周縁に前面当着部8を有
する指掛け部材2と、取付け孔後面周辺の後面当着部1
6を周囲に有し、後面当着部の対向位置にネジ挿通孔1
7を有し、指掛け部材の背面にネジ4で止着する背面部
材3から構成する。周側部の前後にネジ挿通孔に対応す
るネジ孔を設ける。背面部材の板面に前端が指掛け部材
の周壁の段部に突合し、外側面が内周壁10の内側に接
触し、内側面が前方の内周壁と面一になるように指掛け
部材の後面より内周壁に嵌合する嵌合壁15を突設し、
板面に通気孔18を設ける。
防止でき、家具内部の換気ができ、引き出しや戸の開閉
をスムーズにした家具用把手を提供する。 【解決手段】 取付け面に設けた取付け孔に嵌合する外
側形状で、取付面と同一の厚さを有する周側部7を有
し、周側部の一方の口端側の外周縁に前面当着部8を有
する指掛け部材2と、取付け孔後面周辺の後面当着部1
6を周囲に有し、後面当着部の対向位置にネジ挿通孔1
7を有し、指掛け部材の背面にネジ4で止着する背面部
材3から構成する。周側部の前後にネジ挿通孔に対応す
るネジ孔を設ける。背面部材の板面に前端が指掛け部材
の周壁の段部に突合し、外側面が内周壁10の内側に接
触し、内側面が前方の内周壁と面一になるように指掛け
部材の後面より内周壁に嵌合する嵌合壁15を突設し、
板面に通気孔18を設ける。
Description
【0001】
本考案は、机、戸棚等一般家庭用家具やオフイス用家具の引き出しや戸等に取 り付けられる家具用把手に関するものである。
【0002】
従来の家具用把手は、家具本体の取り付け面に設けられる取り付け孔に嵌合す る指掛け部の周側部と指掛け部の周側部の前面に設けた取り付け孔の前面周辺の 取り付け面に当着する当着部と、指掛け部の周側部の後部と連続した背面部が一 体に形成され、把手の取り付けは指掛け部をそのまま取り付け孔に嵌合して取り 付けていた。
【0003】
上記従来の家具用把手は、家具本体の取り付け面の取り付け孔に嵌合するだけ のものであるから、ガタつきが生じると共に外れ易い欠点があった。 又、家具の内部は外部との空気の流通がないとカビの発生等衛生面でも問題が あり、又密閉状態にあると引き出し等の開閉時に内部の空気圧により開閉がスム ーズにならない問題点を有している。
【0004】 上記点より本考案は、家具の引き出しや戸等に取り付けた把手にガタつきが生 じたり、或いは把手が外れたりすることを防止でき、かつ家具の内部の換気がで きると共に、引き出しや戸等の開閉をスムーズにできるようにした家具用把手を 提供しようとするものである。
【0005】
上記課題を解決するため本考案家具用把手は、家具本体の取り付け面に設けら れる取り付け孔に嵌合する外側形状で、かつ取り付け面の厚さと同一の前後の長 さの短筒形の周側部を有し、この周側部の一方の口端側の外周縁に、取り付け孔 の前面周辺の取り付け面への前面当着部を有する指掛け部材と、前記取り付け孔 の後面周辺の取り付け面への後面当着部を周囲に有すると共に、この後面当着部 の対向位置にネジ挿通孔を有し、前記指掛け部材の背面にネジで止着される板状 の背面部材から成り、前記指掛け部材は周側部の内側に後部がその前方より肉薄 に形成されて段部が内側に形成された内周壁が設けられると共に、周側部に前後 方向に前記ネジ挿通孔に対応するネジ孔が設けられ、前記背面部材の板面に指掛 け部材の後面より内周壁に嵌合する嵌合壁が突設され、この嵌合壁は前端が指掛 け部材の内周壁の段部に突合し、外側面が後方の内周壁の内側に接触すると共に 、内側面が前方の内周壁と面一になるよう形成されていることを特徴とするもの である。 又、請求項1の家具用把手に於いて、背面部材の板面に通気孔が設けられてい ることを特徴とするものである。
【0006】 上記構成を有する本考案は、家具本体の取り付け面への取り付けは、指掛け部材 の周側部を家具本体の取り付け孔に前面より嵌合し、周側部の一方の口端側の外 周縁に設けた前面当着部を取り付け孔の周辺に当着する。 次いで、取り付け孔の後面より背面部材の嵌合壁を指掛け部材の周側部の内周 壁に嵌合し、位置決めすればネジ挿通孔とネジが合致すると共に、背面部材の後 面当着部が取り付け面の後面に当着する。
【0007】 そして、ネジで指掛け部材の背面に背面部材を止着すれば、指掛け部材の前面 当着部と、背面部材の後面当着部の両方で家具本体の取り付け面を挾着した状態 でビスで止着するため、結合が強固で容易に外れることが防止される。 又、背面部材の嵌合壁はその内側面が指掛け部材の前方の内周壁と面一となる ため、指を掛けた時に指先が内側に支えることはない。 又、背面部材の板面に通気孔が設けられているので、家具の内部の換気ができ ると共に、家具の内部と外部の空気圧に差がなくなり、引き出しや戸等の開閉が スムーズとなる。
【0008】
以下、本考案の一実施の形態を図面に基づき説明する。 図1は本考案家具用把手の一実施の形態を示す分解斜視図、図2は同上の使用 状態を示す断面図、図3は指掛け部材の背面図である。
【0009】 而して、図中1は合成樹脂製の把手であり、指掛け部材2及び背面部材3とネ ジ4から構成される。 指掛け部材2は家具本体の引き出しや戸等の取り付け面5に設けられた横長の 長方形の取り付け孔6に嵌合する長方形の外側形状で、かつ取り付け面5の厚さ と同一の前後の長さを有する短筒形の周側部7を有している。
【0010】 8は周側部7の一方の口端側の外周縁に外側に向けて周側部7と一体に設けた 前面当着部であり、この前面当着部8は取り付け孔6の前面周辺の前面取り付け 面5Aに当着する。 9は前面当着部8の上辺部を前面に膨出すると共に、下方に延出して形成した 指掛り部である。
【0011】 10は周側部7の内周壁であり、周側部7の左右の側部の内周壁は間隙11を 於いて内側に二重構成となっている。 そして、この両側の隙間11にネジ孔12を有する左右一対の筒体13が周側 部7の前後方向に周側部7と一体成形されている。 左右の内周壁10は隙間11を於いた二重構成となっているが、構成に限定さ れるものではなく、周側部7の左右の壁面を肉厚として肉厚部にネジ孔を設ける こともできる。 又、内周壁10は後部がその前方より肉薄に形成され、段部14が形成されて いる。
【0012】 次に、背面部材3は長方形の板状体で、板面に前端が指掛け部材2の内周壁1 0の段部14に突合し、外側面が後方の肉薄の内周壁10に接触し、内側面が前 方の内周壁10の内側面と面一になるよう指掛け部材2の後面より内周壁10に 嵌合する嵌合壁15が突設されている。 16は背面部材3の板状面で嵌合壁15の外側周囲を形成する後面当着部であ り、この後面当着部16は取り付け孔6の後面周辺の後面取り付け面5Bに当着 する。
【0013】 17は後面当着部16の左右で背面部材3の指掛け部材2への嵌合時に指掛け 部材2のネジ孔12に対応した位置に穿設された左右一対のネジ挿通孔である。 18は背面部材3の板状面で嵌合壁15の内側に設けた通気孔であり、この通 気孔18は縦長で一定の間隔を於いて複数個横一列に設けられている。
【0014】
本考案によれば、家具の引き出しや戸等に取り付けた把手は、指掛け部材の前 面当着部と背面部材の後面当着部の両方で家具本体の取り付け面を挾着した状態 でビスで止着するため、結合が強固でガタつきが生じたり容易に外れることがな い。 又、背面部材の板面に通気孔が設けられているので、家具の内部の換気ができ ると共に家具の内部と外部の空気圧に差がなくなり、引き出しや戸等の開閉がス ムーズになる。
【図1】本考案家具用把手の一実施の形態を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図2】本考案家具用把手の使用状態を示す断面図であ
る。
る。
【図3】本考案家具用把手の指掛け部材の背面図であ
る。
る。
1 把手 2 指掛け部材 3 背面部材 4 ネジ 5 取り付け面 6 取り付け孔 7 周側部 8 前面当着部 10 内周壁 12 ネジ孔 14 段部 15 嵌合壁 16 後面当着部 17 ネジ挿通孔 18 通気孔
Claims (2)
- 【請求項1】 家具本体の取り付け面に設けられる取り
付け孔に嵌合する外側形状で、かつ取り付け面の厚さと
同一の前後の長さの短筒形の周側部を有し、この周側部
の一方の口端側の外周縁に、取り付け孔の前面周辺の取
り付け面への前面当着部を有する指掛け部材と、前記取
り付け孔の後面周辺の取り付け面への後面当着部を周囲
に有すると共に、この後面当着部の対向位置にネジ挿通
孔を有し、前記指掛け部材の背面にネジで止着される板
状の背面部材から成り、前記指掛け部材は周側部の内側
に後部がその前方より肉薄に形成されて段部が内側に形
成された内周壁が設けられると共に、周側部に前後方向
に前記ネジ挿通孔に対応するネジ孔が設けられ、前記背
面部材の板面に指掛け部材の後面より内周壁に嵌合する
嵌合壁が突設され、この嵌合壁は前端が指掛け部材の内
周壁の段部に突合し、外側面が後方の内周壁の内側に接
触すると共に、内側面が前方の内周壁と面一になるよう
形成されていることを特徴とする家具用把手。 - 【請求項2】 背面部材の板面に通気孔が設けられてい
ることを特徴とする請求項1記載の家具用把手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000007388U JP3077023U (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 家具用把手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000007388U JP3077023U (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 家具用把手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3077023U true JP3077023U (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=43210053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000007388U Expired - Fee Related JP3077023U (ja) | 2000-10-16 | 2000-10-16 | 家具用把手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3077023U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107983933A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-05-04 | 兰溪市浩翔金属制品厂 | 一种带镶件的把手制作工艺 |
JP2022157451A (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 株式会社Sanka | 引出し式収納ケース |
-
2000
- 2000-10-16 JP JP2000007388U patent/JP3077023U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107983933A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-05-04 | 兰溪市浩翔金属制品厂 | 一种带镶件的把手制作工艺 |
JP2022157451A (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-14 | 株式会社Sanka | 引出し式収納ケース |
JP7269669B2 (ja) | 2021-03-31 | 2023-05-09 | 株式会社Sanka | 引出し式収納ケース |
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |