JPH0710580Y2 - 扉装置 - Google Patents
扉装置Info
- Publication number
- JPH0710580Y2 JPH0710580Y2 JP5718491U JP5718491U JPH0710580Y2 JP H0710580 Y2 JPH0710580 Y2 JP H0710580Y2 JP 5718491 U JP5718491 U JP 5718491U JP 5718491 U JP5718491 U JP 5718491U JP H0710580 Y2 JPH0710580 Y2 JP H0710580Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative plate
- thin
- plate
- panel
- thick
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えばシステムキッ
チンに組込まれる食器洗浄機等の扉装置に関する。そし
て特に、厚さの異なる化粧板を選択的に取付け可能とし
た扉装置に関するものである。
チンに組込まれる食器洗浄機等の扉装置に関する。そし
て特に、厚さの異なる化粧板を選択的に取付け可能とし
た扉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食器洗浄機や製氷機等、システムキッチ
ンを構成する機器は全体としてのデザインが調和のとれ
たものであることが望まれる。このため、機器の扉材も
統一した仕様とすることが一般的である。従来は扉材の
仕様に2種類を設定することが多い。一つはコスト的に
安価な薄板パネル仕様であり、他の一つはハイコストで
はあるが重厚な印象を与える厚板パネル仕様である。
ンを構成する機器は全体としてのデザインが調和のとれ
たものであることが望まれる。このため、機器の扉材も
統一した仕様とすることが一般的である。従来は扉材の
仕様に2種類を設定することが多い。一つはコスト的に
安価な薄板パネル仕様であり、他の一つはハイコストで
はあるが重厚な印象を与える厚板パネル仕様である。
【0003】両仕様の従来例を図4および図5によって
説明すると、図4は薄板パネル仕様を示すものであり、
扉本体50は金属製の板材により中空の壁板状に形成さ
れるとともに、その前面には薄肉化粧板51を取付ける
ために、その厚みよりやや深めに凹み加工されて取付け
凹部52としてある。また、この取付け凹部52の上縁
の段差部分には差込み溝53が形成されて、薄肉化粧板
51の上縁部を差込むことができるようにしている。そ
して、この薄肉化粧板51の取付けは断面L型をなし、
全体としては上向きコの字形状をなした縁枠54によっ
て行われる。この縁枠54は化粧板51の左右両側縁と
下縁を取り囲みビス55によって締付け固定される。こ
のように構成された前扉56は図示しないヒンジによっ
て手前側へ下向きに開放できるようにしてあり、かつ機
器本体57側とは引張り方向に作用するスプリング58
によって連結されて、急激な開放動作の規制と、閉止操
作の際の助勢が行われるようにしてある。
説明すると、図4は薄板パネル仕様を示すものであり、
扉本体50は金属製の板材により中空の壁板状に形成さ
れるとともに、その前面には薄肉化粧板51を取付ける
ために、その厚みよりやや深めに凹み加工されて取付け
凹部52としてある。また、この取付け凹部52の上縁
の段差部分には差込み溝53が形成されて、薄肉化粧板
51の上縁部を差込むことができるようにしている。そ
して、この薄肉化粧板51の取付けは断面L型をなし、
全体としては上向きコの字形状をなした縁枠54によっ
て行われる。この縁枠54は化粧板51の左右両側縁と
下縁を取り囲みビス55によって締付け固定される。こ
のように構成された前扉56は図示しないヒンジによっ
て手前側へ下向きに開放できるようにしてあり、かつ機
器本体57側とは引張り方向に作用するスプリング58
によって連結されて、急激な開放動作の規制と、閉止操
作の際の助勢が行われるようにしてある。
【0004】一方、図5は厚板パネル仕様を示すもので
あり、この場合には薄板パネル仕様とは異なり、縁枠5
4は用いられず、厚肉の化粧板60は扉本体50にビス
59により直接、締付け固定される。但し、スプリング
61は厚板パネル仕様に合わせて別種のものが使用され
ている。
あり、この場合には薄板パネル仕様とは異なり、縁枠5
4は用いられず、厚肉の化粧板60は扉本体50にビス
59により直接、締付け固定される。但し、スプリング
61は厚板パネル仕様に合わせて別種のものが使用され
ている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、システムキ
ッチンにおいてはここに組込まれる各機器の前扉の前面
の位置も揃っている必要がある。このため、仕様が変わ
っても前扉全体の厚みは変わらないようにしておかねば
ならない。
ッチンにおいてはここに組込まれる各機器の前扉の前面
の位置も揃っている必要がある。このため、仕様が変わ
っても前扉全体の厚みは変わらないようにしておかねば
ならない。
【0006】しかし、薄板パネル仕様のものにおいては
化粧板51自体が薄いため、扉本体50の側で厚みを確
保しなければならない。これに対し、厚板パネル仕様で
は化粧板60自体が厚いため、扉本体50は逆に薄く設
定されねばならない。これに伴い、両仕様では前扉全体
の重量も異なってくるため、開放モーメントが相違す
る。したがって、スプリング58,61のばね力も薄板
パネル仕様では弱く、厚板パネル仕様で強い設定としな
ければならない。これを解決するためには、薄板パネル
仕様の時に適当な重量調整部材を介在させればよいので
あるが、従来のものではその組込みのための適当なスペ
ースがない。
化粧板51自体が薄いため、扉本体50の側で厚みを確
保しなければならない。これに対し、厚板パネル仕様で
は化粧板60自体が厚いため、扉本体50は逆に薄く設
定されねばならない。これに伴い、両仕様では前扉全体
の重量も異なってくるため、開放モーメントが相違す
る。したがって、スプリング58,61のばね力も薄板
パネル仕様では弱く、厚板パネル仕様で強い設定としな
ければならない。これを解決するためには、薄板パネル
仕様の時に適当な重量調整部材を介在させればよいので
あるが、従来のものではその組込みのための適当なスペ
ースがない。
【0007】結局のところ、従来では両仕様に合せて扉
本体50の厚みを変更しなければならないこと、および
スプリングも強弱、使い分けることの必要から、仕様ご
とに別途製造せざるを得なかった。つまり、扉本体、ス
プリング共に2種類を用意しなければならず、コスト高
を招く。また両仕様の需要の予測を立てるのはきわめて
困難であるため、製品の在庫管理の面からも不都合を生
じさせるものとなっていた。
本体50の厚みを変更しなければならないこと、および
スプリングも強弱、使い分けることの必要から、仕様ご
とに別途製造せざるを得なかった。つまり、扉本体、ス
プリング共に2種類を用意しなければならず、コスト高
を招く。また両仕様の需要の予測を立てるのはきわめて
困難であるため、製品の在庫管理の面からも不都合を生
じさせるものとなっていた。
【0008】本考案は上記した事情に鑑みて開発工夫さ
れたものであり、その目的とするところは扉本体側の仕
様を統一して厚さの異なる化粧板のいずれをも取付け可
能とした扉装置を提供することである。
れたものであり、その目的とするところは扉本体側の仕
様を統一して厚さの異なる化粧板のいずれをも取付け可
能とした扉装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案の構成は、扉本体の前面に厚肉の化粧板と薄
肉の化粧板とが選択的に取付けられて構成されるものに
おいて、扉本体には厚肉の化粧板を取付けるための取付
け凹部が形成されるとともに、この取付け凹部の内側縁
には薄肉の化粧板の縁部を差込むための差込み溝が形成
され、かつこの差込み溝へ薄肉の化粧板を差込んだとき
に薄肉の化粧板と取付け凹部の前壁面との間に重量調整
用のスペーサパネルを収納するためのスペースが保有さ
れることを特徴とするものである。
めの本考案の構成は、扉本体の前面に厚肉の化粧板と薄
肉の化粧板とが選択的に取付けられて構成されるものに
おいて、扉本体には厚肉の化粧板を取付けるための取付
け凹部が形成されるとともに、この取付け凹部の内側縁
には薄肉の化粧板の縁部を差込むための差込み溝が形成
され、かつこの差込み溝へ薄肉の化粧板を差込んだとき
に薄肉の化粧板と取付け凹部の前壁面との間に重量調整
用のスペーサパネルを収納するためのスペースが保有さ
れることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】厚板パネル仕様とする場合には、厚肉の化粧板
を取付け凹部に収めて扉本体に直接組付ければよい。薄
板パネル仕様とする場合には、所定重量のスペーサパネ
ルを収納スペースに収めた後に薄肉の化粧板の縁部を差
込み溝に差込んで組付けを行えば、両仕様における全体
重量および全体の厚みが揃えられる。
を取付け凹部に収めて扉本体に直接組付ければよい。薄
板パネル仕様とする場合には、所定重量のスペーサパネ
ルを収納スペースに収めた後に薄肉の化粧板の縁部を差
込み溝に差込んで組付けを行えば、両仕様における全体
重量および全体の厚みが揃えられる。
【0011】
【考案の効果】本考案の効果は次のようである。扉本体
の構成が単一の設定であっても、厚肉の化粧板と薄肉の
化粧板とを選択的に組付けることができる。また、薄板
パネルの仕様とした場合には、スペーサパネル材によっ
て厚板仕様との間の重量調整が図られる。このため、製
造コストの低減が達成されると共に、両仕様の需要の伸
びに関わらず扉本体としては常に単一種を用意しておけ
ば良いため、在庫管理等、管理面からも有益である。
の構成が単一の設定であっても、厚肉の化粧板と薄肉の
化粧板とを選択的に組付けることができる。また、薄板
パネルの仕様とした場合には、スペーサパネル材によっ
て厚板仕様との間の重量調整が図られる。このため、製
造コストの低減が達成されると共に、両仕様の需要の伸
びに関わらず扉本体としては常に単一種を用意しておけ
ば良いため、在庫管理等、管理面からも有益である。
【0012】
【実施例】以下、本考案を具体化した実施例を図面にし
たがって詳細に説明する。図1は食器洗浄機の側面を示
しており、洗浄機本体1の前面には開閉可能な前扉2が
取付けられている。この前扉2は図示しないヒンジによ
って手前側へ下向きに開放できるように組付けられてい
る。また、前扉2における内面の下部には前扉2の開度
を規制する公知のストッパアーム3が取付けられてい
る。また、ストッパアーム3の先端と洗浄機本体1の底
面との間には引っ張り方向に作用するスプリング4が張
架されていて、前述したように前扉2の開閉操作を円滑
に行わせる役割を果たす。但し、このスプリング4のば
ね力は厚板パネル仕様に適合した設定となっている。
たがって詳細に説明する。図1は食器洗浄機の側面を示
しており、洗浄機本体1の前面には開閉可能な前扉2が
取付けられている。この前扉2は図示しないヒンジによ
って手前側へ下向きに開放できるように組付けられてい
る。また、前扉2における内面の下部には前扉2の開度
を規制する公知のストッパアーム3が取付けられてい
る。また、ストッパアーム3の先端と洗浄機本体1の底
面との間には引っ張り方向に作用するスプリング4が張
架されていて、前述したように前扉2の開閉操作を円滑
に行わせる役割を果たす。但し、このスプリング4のば
ね力は厚板パネル仕様に適合した設定となっている。
【0013】前扉2は扉本体5を主体として構成され、
扉本体5は図2に示すように、背面側へ開口するように
折曲げ形成された前面板6に背面板7を取付け、これら
をねじ8によって締着することで中空の壁体としてあ
る。扉本体5の上部は各種操作スイッチ9が配置された
操作部10としてあり、その下側は幅方向に沿って段差
が形成されており、これより下側は化粧板11(図1で
は薄肉の化粧板の例が示されている)の取付けのための
取付け凹部13となっている。
扉本体5は図2に示すように、背面側へ開口するように
折曲げ形成された前面板6に背面板7を取付け、これら
をねじ8によって締着することで中空の壁体としてあ
る。扉本体5の上部は各種操作スイッチ9が配置された
操作部10としてあり、その下側は幅方向に沿って段差
が形成されており、これより下側は化粧板11(図1で
は薄肉の化粧板の例が示されている)の取付けのための
取付け凹部13となっている。
【0014】この取付け凹部13における段差部分は内
側へ向かう階段状に形成されており、全体としての深さ
は厚肉の化粧板12の厚みに合せた深さとしてある。す
なわち、図3に示すように厚肉の化粧板12を組付けた
ときには化粧板12の前面と操作部10の前面とがほぼ
面一となるような深さに設定されている。また、操作部
10の下縁には幅方向に沿って化粧縁14が垂下してお
り、上記した段差部分における手前側の段縁15との間
で薄肉の化粧板11の上縁部を差込むための差込み溝1
6を形成するようにしている。したがって、薄肉の化粧
板11を取付けた状態では取付け凹部13の前壁面13
aとの間に所定の奥行きを有する空間が保有されること
になり、スペーサパネル17を収納するためのスペース
18となる。このスペーサパネル17は化粧板11と前
壁面13aのそれぞれに密着し、薄板パネル仕様と厚板
パネル仕様との重量差を調整できる重量に設定されてお
り、このような重量調整の機能に加えて薄肉の化粧板1
1が内側へ反り変形するのを規制する役割を果たす。な
お、スペーサパネル17は扉本体5の前面板6の裏側か
らビス19によって取付けられる。
側へ向かう階段状に形成されており、全体としての深さ
は厚肉の化粧板12の厚みに合せた深さとしてある。す
なわち、図3に示すように厚肉の化粧板12を組付けた
ときには化粧板12の前面と操作部10の前面とがほぼ
面一となるような深さに設定されている。また、操作部
10の下縁には幅方向に沿って化粧縁14が垂下してお
り、上記した段差部分における手前側の段縁15との間
で薄肉の化粧板11の上縁部を差込むための差込み溝1
6を形成するようにしている。したがって、薄肉の化粧
板11を取付けた状態では取付け凹部13の前壁面13
aとの間に所定の奥行きを有する空間が保有されること
になり、スペーサパネル17を収納するためのスペース
18となる。このスペーサパネル17は化粧板11と前
壁面13aのそれぞれに密着し、薄板パネル仕様と厚板
パネル仕様との重量差を調整できる重量に設定されてお
り、このような重量調整の機能に加えて薄肉の化粧板1
1が内側へ反り変形するのを規制する役割を果たす。な
お、スペーサパネル17は扉本体5の前面板6の裏側か
らビス19によって取付けられる。
【0015】薄肉の化粧板11の取付けは、縁枠20に
よって行われる。この縁枠20は薄肉の化粧板11の左
右両側縁部分および下縁部分に沿う範囲を嵌込むことが
できるように全体としてコの字状に形成され、かつその
断面は図2に示すようにL字形状をなしている。また、
縁枠20は扉本体5の両側面を覆うことができるような
幅を有し、かつその上縁は化粧縁14に至る高さに設定
されている。そして、縁枠20の両側面および下面には
適当数の取付け用のビス孔21が貫通しており、これら
は図1に示すように奥行き方向に関する長孔となってお
り、化粧板11の厚みのばら付き等が吸収可能である。
よって行われる。この縁枠20は薄肉の化粧板11の左
右両側縁部分および下縁部分に沿う範囲を嵌込むことが
できるように全体としてコの字状に形成され、かつその
断面は図2に示すようにL字形状をなしている。また、
縁枠20は扉本体5の両側面を覆うことができるような
幅を有し、かつその上縁は化粧縁14に至る高さに設定
されている。そして、縁枠20の両側面および下面には
適当数の取付け用のビス孔21が貫通しており、これら
は図1に示すように奥行き方向に関する長孔となってお
り、化粧板11の厚みのばら付き等が吸収可能である。
【0016】次に、薄板パネル仕様と厚板パネル仕様の
製作手順について説明する。厚板パネル仕様とする場合
には、図3に示すように厚肉化粧板12を取付け凹部1
3の前壁面13aにあてがって、裏側からビス22をね
じ込んで締付け固定すればよい。
製作手順について説明する。厚板パネル仕様とする場合
には、図3に示すように厚肉化粧板12を取付け凹部1
3の前壁面13aにあてがって、裏側からビス22をね
じ込んで締付け固定すればよい。
【0017】薄板パネル仕様とする場合には、まずスペ
ーサパネル17を取付け凹部13の前壁面13aにあて
がい、裏面側からビス19にて固定する。次に、薄肉化
粧板11の上縁部を差込み溝16に差込みながら、スペ
ーサパネル17と密着させる。この場合、両間に両面接
着テープ(図示しない)を介在させておくとよい。最後
に、縁枠20を薄肉化粧板11の両側縁および下縁に適
合させた後、各ビス孔21へビス23を捩じ込んでやれ
ば薄肉化粧板11の固定がなされ、薄板パネル仕様とし
て仕上げられる。
ーサパネル17を取付け凹部13の前壁面13aにあて
がい、裏面側からビス19にて固定する。次に、薄肉化
粧板11の上縁部を差込み溝16に差込みながら、スペ
ーサパネル17と密着させる。この場合、両間に両面接
着テープ(図示しない)を介在させておくとよい。最後
に、縁枠20を薄肉化粧板11の両側縁および下縁に適
合させた後、各ビス孔21へビス23を捩じ込んでやれ
ば薄肉化粧板11の固定がなされ、薄板パネル仕様とし
て仕上げられる。
【0018】このように、本実施例においては同一構成
の扉本体5によって薄肉と厚肉のいずれの化粧板11,
12も取付けることが可能となり、前扉2全体としての
厚みも統一できる。また、スペーサパネル17を介在さ
せるようにすれば、前扉2の重量変化もないため、スプ
リング4は単一種の設定でよい。結局、本実施例のもの
は仕様ごとに扉本体5の構成、スプリング4のばね力を
変更させる必要がないため、製造コストも安価ですむ。
ただ、従来に比べてスペーサパネルの追加に伴うコスト
アップが懸念されるが、扉本体5とスプリング4の統一
化によるコストダウンの方が大きく、全体としてコスト
ダウンに寄与する結果となる。
の扉本体5によって薄肉と厚肉のいずれの化粧板11,
12も取付けることが可能となり、前扉2全体としての
厚みも統一できる。また、スペーサパネル17を介在さ
せるようにすれば、前扉2の重量変化もないため、スプ
リング4は単一種の設定でよい。結局、本実施例のもの
は仕様ごとに扉本体5の構成、スプリング4のばね力を
変更させる必要がないため、製造コストも安価ですむ。
ただ、従来に比べてスペーサパネルの追加に伴うコスト
アップが懸念されるが、扉本体5とスプリング4の統一
化によるコストダウンの方が大きく、全体としてコスト
ダウンに寄与する結果となる。
【0019】なお、本実施例においては薄肉化粧板11
の上縁を差込むような形式の差込み溝16の例を示した
が、例えば側縁を差込むような形式、あるいは上縁と側
縁の双方を差込むような形式であってもよい。
の上縁を差込むような形式の差込み溝16の例を示した
が、例えば側縁を差込むような形式、あるいは上縁と側
縁の双方を差込むような形式であってもよい。
【図1】薄板パネル仕様の一部破断図
【図2】図1のII−II線断面図
【図3】厚板パネル仕様の一部破断図
【図4】従来の薄板パネル仕様の一部破断図
【図5】従来の厚板パネル仕様の一部破断図
2…前扉 4…スプリング 5…扉本体 11…薄肉化粧板 12…厚肉化粧板 13…取付け凹部 16…差込み溝 17…スペーサパネル 18…収納スペース
Claims (1)
- 【請求項1】 扉本体の前面に厚肉の化粧板と薄肉の化
粧板とが選択的に取付けられて構成されるものにおい
て、扉本体には厚肉の化粧板を取付けるための取付け凹
部が形成されるとともに、この取付け凹部の内側縁には
薄肉の化粧板の縁部を差込むための差込み溝が形成さ
れ、かつこの差込み溝へ薄肉の化粧板を差込んだときに
薄肉の化粧板と取付け凹部の前壁面との間に重量調整用
のスペーサパネルを収納するためのスペースが保有され
ることを特徴とする扉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5718491U JPH0710580Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 扉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5718491U JPH0710580Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 扉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051324U JPH051324U (ja) | 1993-01-14 |
JPH0710580Y2 true JPH0710580Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=13048419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5718491U Expired - Lifetime JPH0710580Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 扉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710580Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014180414A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Yoshiyuki Shinano | 履物脱着補助具 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7349601B2 (ja) * | 2020-05-21 | 2023-09-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 食器洗浄機 |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP5718491U patent/JPH0710580Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014180414A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Yoshiyuki Shinano | 履物脱着補助具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH051324U (ja) | 1993-01-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950829 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |