JP3075334U - 遠赤外線マット - Google Patents

遠赤外線マット

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JP3075334U
JP3075334U JP2000005490U JP2000005490U JP3075334U JP 3075334 U JP3075334 U JP 3075334U JP 2000005490 U JP2000005490 U JP 2000005490U JP 2000005490 U JP2000005490 U JP 2000005490U JP 3075334 U JP3075334 U JP 3075334U
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冨久馬 和田
小百合 竹村
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冨久馬 和田
小百合 竹村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天然遠赤外線鉱石を粉末にして塗布し、通気
性のよいマットを形成させ、健康の保持増進や血行障害
による肩こり、腰痛などを軽減させ、糖尿病や高血圧な
どを改善し、とくに床ずれを生じさせない遠赤外線マッ
トを提供する。 【解決手段】 グラファイトシリカ、電気石、トルマリ
ンなどの天然遠赤外線鉱石を5〜10ミクロンの微粉末
にして人体に無害なアクリル酸エステル系樹脂の水性エ
マルジョンを主体にしたバインダーに混合し、これを網
状のマット基材1に吹き付け、刷毛塗り、浸漬などによ
り塗布し、乾燥させてマット面に多数の通気路3をそな
えた遠赤外線塗布層2を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、健康の保持増進や、肩こり、腰痛等の軽減・治癒、床ずれ(褥瘡) の防止、糖尿病、高血圧、心臓病や全身の機能回復などに効果が得られる遠赤外 線マットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、グラファイトシリカ、電気石、トルマリンなどを用いて遠赤外線効果 を利用し、健康の保持増進や血行障害による肩こり、腰痛などを軽減させるシー トが提供されており、たとえば、特開平7−173920号公報には、畳床状に 形成した枠に多数の仕切りを設け、それぞれの仕切り内にグラファイトシリカを 主成分とする粒状の天然鉱石を詰め込んで畳表で覆った健康用敷物が提案されて おり、特開平7−327780号公報には、傾斜できる支持台に載置するマット の上面に、遠赤外線粒子が多数固着された敷布を用いるベッド装置が示されてい る。 しかし、これらの例では、いずれも粒状の遠赤外線粒素子を用いているが、特 開平11−253561号公報には、天然鉱石シリカブラックを7ミクロン以下 の粉末に粉砕し、この粉末を印刷インクに混ぜて和紙に印刷したり、和紙にすき 込んでシートを形成させ、あるいは布に織り込んでシート状に加工することが示 されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、遠赤外線放射素子を粒状にして用いるものでは、大きな放射量が得 られ、粒子による突起が人体のツボに当たって刺激を与える利点があるが、シー ト状に形成させるためには、直径5mm程度の多数の粒子を、それぞれの位置に 接着固着させる必要があるため製作が面倒であった。 また、粉末状にしてインクに混合させ、和紙や布に印刷して遠赤外線放射層を 形成させるものや、粉末を布に織り込むものでは、塗布層が薄く放射量が少ない だけでなく、鉱石粉を印刷するために必要な印刷面積で鉱石粉が密着して分布さ れているので印刷面(塗布面)が硬く、肌触りが悪くなるとともに、塗布面に通 気性がなく、病床で長時間使用する場合などでは、人体と接触させる部分が遠赤 外線による体温の上昇などで発汗して蒸れやすくなり、広い面積に塗布するシー ツなどには適当でなかった。 本考案は、天然遠赤外線鉱石の粉末を用いて通気性のよいマットを提供するも のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため、微粉末にして人体に害を与えないバインダーに混合した天然遠赤外 線鉱石を、網状(格子状を含む)マット基材に塗布乾燥させることによって、多 数の通気路をそなえた遠赤外線塗布層を形成させている。 なお、塗布は、塗装ガンによる吹き付けや、刷毛塗り、浸漬などによって行う ことができる。 天然遠赤外線鉱石としては、グラファイトシリカ、電気石、トルマリンなどの 微粉末を単独に、あるいは複数種を混合して用いることができる。また、バイン ダーとしては、アクリル酸エステル系樹脂の水性エマルジョンを主体にしたバイ ンダーを用いれば、人体に害を与えないので好ましい、 なお、マット基材には、格子状や菱形などに形成されたマットを含み、網状の 厚手の布や、合成樹脂、たとえばボリウレタンなどとくに弾性を有する素材で成 形したものなどが用いられるが、パイル状にした繊維を網状に構成したものを使 用するとクッション性があり、遠赤外線粉末を塗布する面積とともに通気性が増 大する。
【0005】
【考案の実施の形態】
グラファイトシリカ、電気石、トルマリンなどの天然遠赤外線鉱石を5〜10 ミクロンの微粉末にして、人体を害する環境ホルモンを発生しない水性エマルジ ョンからなるパインダーに混合し、これを網状のマット基材に吹き付けや、刷毛 塗り、浸漬などによって塗布し、繊維に付着させた遠赤外線塗布層に、網目に沿 って貫通する多数の通気路を形成させ、その状態で乾燥させてある。
【0006】
【実施例】
1はパイル状にした天然繊維あるいはポリエステルなどの合成繊維を網状(ネ ット)に編んだクッション性を有するマット基材である。2は前記マット基材を 構成する繊維に吹き付けて付着させた遠赤外線塗布層で、5〜10好ましくは7 〜8ミクロンの粉末にしたグラファイトシリカをアクリル酸エステル系樹脂の水 性エマルジョンを主体にしたネオバインダー(株式会社ミノグループ製)に、容 積比1:4で混合し、十分に撹拌してモルタル吹付用ガンにより、吹付角度を変 えて数回吹き付けて形成している。3は遠赤外線塗布層に形成させた通気路であ る。
【0007】 微粉末にした波動値の高い遠赤外線を放射する天然鉱石を、有害な環境ホルモ ンを放出するおそれがないバインダーに均一に混合し、液状態でマット基材1の 繊維に吹き付けて乾燥させる。 したがって、遠赤外線粉末は繊維内に浸透して表面に強固に付着するが、この マット基材1が網状であるため、繊維に付着した遠赤外線塗布層2は、網目を塞 ぐことなく、マット面に網目と同様に開口する多数の通気路3を形成する。
【0008】 マット基材1は、通常の網に形成したものを使用してもよいが、実施例のよう にパイル状にして、厚さ方向に弾力性を持たせ、網目に沿った通気路相互が横方 向に連なるようにすればさらに好適である。 このように構成したマットは必要な大きさにすることができ、通気路によって 遠赤外線塗布層が網状になっているため柔軟性があって肌触りがよく、ベッドに 敷いて仰臥すれば、全身に遠赤外線効果を得られるが、体温の上昇に伴う発汗に よる湿気が通気路によって放出され、皮膚に蒸れを生じさせることがなく、血行 促進や鎮痛作用とともに、とくに床ずれを防ぐことができる。
【0009】 なお、上述の実施例では、微粉末にした天然遠赤外線鉱石として、グラファイ トシリカを用いているが、電気石、トルマリンなどの他の鉱石を用いてもよく、 また、1種または数種の微粉末鉱石を混合させてもよい。 また、マット基材は、繊維に限られず合成樹脂で格子状に成形したマットでも よく、塗布は、吹き付けに限られず、刷毛で塗ることもでき、浸漬して通気路を 残すように余分のバインダーを滴下させて乾燥させるようにしてもよい。
【0010】 なお、この遠赤外線マットを使用する形態としては、ベッドとくに介護用ベッ ドに敷くマット、円座、履物の中敷き、膝や肩、腰あるいはコルセットなど身体 の一部に当てて症状の改善や痛みの発生防止をするサポーターマット、室内じゅ うたんの下地、カーシートのマットやカバーなど、広い範囲で使用でき、それぞ れに適した大きさに選択し、帯状やパット状に形成することができる。
【0011】
【考案の効果】
このように本考案は、天然遠赤外線鉱石を微粉末にし、この粉末を人体に無害な バインダーに混合して網状のマット基材に塗布させ、遠赤外線塗布層に通気路を 形成して乾燥させてあるので、遠赤外線塗布層がマット基材の表面だけでなく通 気路の面にも形成されて遠赤外線の放射量を増大させ、従来知られている遠赤外 線効果を向上させることができ、マットの柔軟性が保たれて肌触りが良好になり 、通気路によって身体の皮膚と遠赤外線塗布層との間の蒸れを防止することがで きるので、使用感が優れ、長時間の使用にも好適な遠赤外線マットを得られる効 果がある。 また、人体に有害な環境ホルモンを放出しないバインダーを用いており、かぶ れなどを生じるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す部分平面図で、一部は遠
赤外線塗布層がない状態を示している。
【図2】A−A線に沿う拡大断面図である。
【符号の説明】
1 マット基材 2 遠赤外線塗布層 3 通気路

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微粉末にして人体に無害なバインダーに
    混合した天然遠赤外線鉱石を、網状のマット基材に塗布
    乾燥して、多数の通気路をそなえた遠赤外線塗布層を形
    成したことを特徴とする遠赤外線マット。
  2. 【請求項2】 前記天然遠赤外線鉱石が、グラファイト
    シリカ、電気石、トルマリンの1つまたは混合体である
    請求項1の遠赤外線マット。
  3. 【請求項3】 前記バインダーが、アクリル酸エステル
    系樹脂の水性エマルジョンを主体にしたバインダーであ
    る請求項1または2の遠赤外線マット。
  4. 【請求項4】 前記マット基材が、パイル状繊維で構成
    されている請求項1または2または3の遠赤外線マッ
    ト。
JP2000005490U 2000-08-01 2000-08-01 遠赤外線マット Expired - Lifetime JP3075334U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004016513A (ja) * 2002-06-17 2004-01-22 Matsushita Electric Works Ltd 敷物
CN115364074A (zh) * 2022-08-24 2022-11-22 桂林清研皓隆新材料有限公司 一种石墨烯远红外消炎镇痛贴及其制备方法

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