JP3075224B2 - 集積回路装置 - Google Patents

集積回路装置

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JP3075224B2
JP3075224B2 JP09242381A JP24238197A JP3075224B2 JP 3075224 B2 JP3075224 B2 JP 3075224B2 JP 09242381 A JP09242381 A JP 09242381A JP 24238197 A JP24238197 A JP 24238197A JP 3075224 B2 JP3075224 B2 JP 3075224B2
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宏樹 正岡
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路装置に関
し、特に低速動作モードと、高速動作モードとを備えた
集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、装置のサイズを縮小するために、
集積回路装置が多用されている。ここで、従来の集積回
路装置について、図面を参照して説明する。
【0003】図8に、従来の集積回路装置の回路図を示
す。図8に示されるように、この従来の集積回路装置
は、一定の周波数の信号として原発クロック信号52を
出力する発振回路51と、発振回路51が出力する原発
クロック信号52を入力とし、反転原発クロック信号5
4を出力するインバータ53と、原発クロック信号52
及び反転原発クロック信号54を入力し、第1分周信号
56を出力し、リセット信号64により初期化される第
1分周回路55とを有する。
【0004】さらに、第1分周信号56を入力し、第2
分周信号58を出力し、リセット信号64により初期化
される第2分周回路57と、第2分周信号58を入力
し、第3分周信号60を出力し、リセット信号64によ
り初期化される第3分周回路59と、第3分周信号60
を入力し、第4分周信号62を出力し、リセット信号6
4により初期化される第4分周回路61と、リセット信
号64、インバータ86から出力されたシステムクロッ
クCK1:90及び、データ信号65を入力するスタテ
ィックラッチ66とを有する。
【0005】さらに、スタティックラッチ66の出力を
入力とし、システムクロック切替信号68を出力するイ
ンバータ67と、システムクロック切替信号68を入力
し、反転システムクロック切替信号70を出力するイン
バータ69とを有する。
【0006】さらに、第1分周信号56と反転システム
クロック切替信号70とを入力し、2入力NAND73
に出力する2入力NAND71と、第3分周信号60と
システムクロック切替信号68とを入力し、2入力NA
ND73に出力する2入力NAND72と、2入力NA
ND71及び2入力NAND72の出力を入力とし、第
1選択分周信号74を出力する2入力NAND73とを
有する。
【0007】さらに、第1選択分周信号74を入力と
し、反転第1選択分周信号76を出力するインバータ7
5と、第1選択分周信号74及び反転第1選択分周信号
76を入力とし、第2選択分周信号78を出力し、リセ
ット信号64により初期化される第2選択分周回路77
と、第2選択分周信号78を入力し、反転第2選択分周
信号80を出力するインバータ79とを有する。
【0008】さらに、第1選択分周信号74及び第2選
択分周信号78を入力し、インバータ85に出力する2
入力NAND81と、2入力NAND81の出力を入力
とし、システムクロックCK0:89を出力するインバ
ータ85と、反転第1選択分周信号76、第2選択分周
信号78を入力とし、インバータ86に出力する2入力
NAND82と、2入力NAND82の出力を入力と
し、システムクロックCK1:90を出力するインバー
タ86と、第1選択分周信号74及び反転第2選択分周
信号80を入力とし、インバータ87に出力する2入力
NAND83と、2入力NAND83の出力を入力と
し、システムクロックCK2:91を出力するインバー
タ87と、反転第1選択分周信号76及び反転第2選択
分周信号80を入力とし、インバータ88に出力する2
入力NAND84と、2入力NAND84の出力を入力
とし、システムクロックCK3:92を出力するインバ
ータ88とから構成されている。
【0009】そして、システムクロックCK0:89、
CK1:90、CK2:91及びCK3:92を、他の
周辺回路のダイナミック保持動作、及びスタティック保
持動作の制御信号として用いることができるように、任
意に接続する。
【0010】上述の発振回路51は、ある一定周期のク
ロックを出力し続ける。また、各分周回路55、57、
59及び61は、リセット信号64がONを表す「1」
の場合、入力したクロックの2倍の周期のクロックを、
各分周信号56、58、60及び62として出力する。
【0011】また、上述の発振回路51は、リセット信
号64がOFFを表す「0」である場合、初期化され、
「1」を各分周信号56、58、60及び62として出
力する。
【0012】図8に示されるスタティックラッチ66
は、リセット信号64がOFFを表す「0」の場合、初
期化され、「1」を保持し、出力する。
【0013】また、このスタティックラッチ66は、リ
セット信号64が「1」であり、インバータ86から
力されたシステムクロックCK1:90が「1」の場
合、データ信号65の反転を取り込んで保持し、出力す
る。
【0014】インバータ86から出力されたシステムク
ロックCK1:90が「0」である場合、データの取り
込みは行われず、以前に保持した値が保持され続ける。
【0015】また、システムクロック切替信号68が
「1」であり、従って、インバータ69により反転させ
られることによって反転システムクロック切替信号70
が「0」である場合、2入力NAND71は、第1分周
信号56の値に係わらず、「1」を出力する。
【0016】そして、2入力NAND72は、第3分周
信号60を反転して出力する。その結果、2入力NAN
D73の出力、即ち第1選択分周信号74は、第3分周
信号60と同一になる。
【0017】また、システムクロック切替信号68が
「0」であり、反転システムクロック切替信号70が
「1」である場合、2入力NAND71は、第1分周信
号56を反転して出力する。
【0018】そして、2入力NAND72は、第3分周
信号60の値に関わらず、「1」を出力する。その結
果、2入力NAND73の出力、即ち第1選択分周信号
74は、第1分周信号56と同一になる。
【0019】第2選択分周回路77は、リセット信号6
4が「1」である場合、第1選択分周信号74の2倍の
周期のクロックを第2選択分周信号78に出力する。ま
た、リセット信号64が「0」である場合は、初期化さ
れ、「1」を第2選択分周信号78に出力する。
【0020】一方、リセット信号64が「0」となるこ
とにより、各分周信号56、58、60、62及び78
は「1」として出力される。
【0021】この際、スタティックラッチ66も初期化
され、「1」を出力する。従って、システムクロック切
替信号68は「0」になり、第1選択分周信号74は、
第1分周信号56になる。ただし、ここでは、データ信
号65は「0」に設定しておくものとする。
【0022】以上の動作により、第1選択分周信号74
が「1」であり、かつ、第2選択分周信号78が「1」
であれば、2入力NAND81は「0」である値の信号
を出力し、システムクロックCK0:89は、「1」と
して出力される。
【0023】同様にして、反転第1選択分周信号76が
「0」であり、かつ、第2選択分周信号78が「1」で
ある場合は、2入力NAND82は「1」を出力し、シ
ステムクロックCK1:90は、「0」となる。
【0024】第1選択分周信号74が「1」であり、か
つ、反転第2選択分周信号80が「0」である場合は、
2入力NAND83は「1」を出力し、従って、システ
ムクロックCK2:91は、インバータ87の存在によ
り「0」となる。
【0025】反転第1選択分周信号76が「0」であ
り、かつ、反転第2選択分周信号80が「0」である場
合は、2入力NAND84は「1」を出力し、従って、
システムクロックCK3:92は、インバータ88の存
在により、「0」となる。
【0026】そして、リセット信号64が「1」となる
ことにより、発振回路51から供給される原発クロック
52及び第1選択分周信号74により、各分周回路5
5、57、59、61及び77は、入力されたクロック
の2倍の周期のクロックを各分周信号56、58、6
0、62及び78として出力する。
【0027】次に、図8に示される集積回路装置の信号
のタイミングについて、図9を参照して説明する。図9
に、図8に示されるシステムクロックのタイミングチャ
ートを示す。図9に示されるように、原発クロックのタ
イミングが1である場合、第1選択分周信号74及び第
2選択分周信号78が「1」となり、2入力NAND8
1に全部「1」が入力され、システムクロックCK0:
89は「1」として出力される。この時、他のクロック
であるCK1、CK2、及びCK3は「0」として出力
される。
【0028】同様に、原発クロックのタイミングがタイ
ミング2の場合、反転第1選択分周信号76、第2選択
分周信号78が「1」であり、2入力NAND82に全
部「1」が入力され、システムクロックCK1:90は
「1」として出力される。この時、他のクロックである
システムクロックCK0、CK2、及びCK3は「0」
として出力される。
【0029】同様に、原発クロックのタイミングがタイ
ミング3の場合、第1選択分周信号74、反転第2分周
信号80が「1」であり、2入力NAND83に全部
「1」が入力され、システムクロックCK2:91は
「1」として出力される。この時、他のクロックである
システムクロックCK0、CK1、及びCK3は「0」
として出力される。
【0030】同様に、原発クロックのタイミングがタイ
ミング4の場合、反転第1選択分周信号76、反転第2
分周信号80が「1」であり、2入力NAND84に全
部「1」が入力され、システムクロックCK3:92は
「1」として出力される。この時、他のクロックである
システムクロックCK0、CK1、及びCK2は「0」
として出力される。
【0031】次に、上述のタイミング1の場合の動作に
ついて、さらに詳細に説明する。このタイミング1の場
合は、各システムクロックCK0〜CK3は、1原発ク
ロックの周期の幅で、順次「1」を出力して動作してい
るが、システムクロック切替信号68の値を変えること
によって、より、遅いシステムクロックの動作を選択す
ることが出来る。
【0032】その選択は、データ信号65を「1」に設
定することにより行われる。この選択により、システム
クロックCK1:90が「1」のタイミングでスタティ
ックラッチ66に取り込まれ、システムクロック切替信
号68が「1」になる。
【0033】従って、システムクロック切替信号68が
「1」に変化することにより、CK0〜CK3は4原発
クロックの周期の幅により順次「1」を出力して動作す
る。
【0034】上述のように、図8に示される従来の集積
回路装置では、等間隔のシステムクロックCK0〜CK
3によって、他の周辺回路のダイナミック信号保持動
作、スタティック信号保持動作を制御しているため、シ
ステムクロックを遅い設定にすると、それに応じてダイ
ナミック回路の信号保持期間も長くなる。
【0035】ただし、集積回路では、システムクロック
を遅い設定にしてもその動作を保証するために多少のマ
ージンを持たせ、設定できるシステムクロックより遅く
動作させてテストする必要がある。
【0036】その為、従来技術の集積回路装置では、内
蔵する全機能を低速で動作させ、ダイナミック回路の信
号保持特性をテストしなければならないため、このテス
トに時間が掛かる上、このテスト時間も短縮させること
が難しいという問題があった。
【0037】ここで、上述の従来技術における問題を解
決するための発明として、特開平6−96239号公報
に開示された「シングルチップ・マイクロコンピュー
タ」がある。このシングルチップ・マイクロコンピュー
タについて、以下に説明する。
【0038】まず、従来技術における問題点を解決する
ためには、ダイナミック回路の動作周波数の低速域への
拡張手段として、容量値の増加による信号保持特性の改
善があるが、これはチップサイズの増加にもつながり、
コスト面を考えると現実的な解決策と言えない。
【0039】そこで、上述の特開平6−96329号公
報に開示された発明は、システムクロックとは非同期の
ラッチ取り込み信号を作り、この信号によりダイナミッ
ク保持状態の信号が値を保持できなくなる前にラッチに
取り込もうとする技術である。
【0040】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この上
記公報に開示された発明は、チップサイズの増加を抑
え、動作周波数の低速域への拡張を可能にしたが、ダイ
ナミックに保持した信号をディレイ回路を用いてラッチ
に取り込んでおり、ロジック的に動作させるのではな
く、アナログ回路を用いているため、低電圧で動作させ
た場合、ディレイ回路のディレイ値が製造条件により、
予想以上に大きくなって、却って動作不良を引き起こす
場合がある。
【0041】従って、この様な回路を付加させたところ
でシステムクロックを低速にしたダイナミック回路の信
号保持特性のテストは、省くことは出来ない。
【0042】現在の生産状況のように、1ヶ月に数万個
も出荷しなければならない製品の場合、6インチウエハ
ー1枚で一度に数千個もとれる大きさのチップサイズの
縮小に比べて、製品の一個一個をテストしなければなら
ないテスト時間短縮の方が、総合的なコスト面で考える
と寄与が大きい。
【0043】そこで、チップサイズを考慮したダイナミ
ック回路の信号保持特性の改良よりも、製品のテスト時
間を考慮したダイナミック回路の信号保持特性の改良が
より要求される。
【0044】上述のように、従来例、公知例共にダイナ
ミック回路の保持特性をテストするためには、設定でき
る最低のシステムクロックの動作スピード以下によりテ
ストしなければならないという問題点を有する。
【0045】そのため、このテストには時間が掛かり、
テスト時間を短縮するのも難しいという問題点を有して
いる。
【0046】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、生産性を向上し、テスト時間を短縮することが可能
な集積回路装置を提供することを目的とする。
【0047】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原発クロックを供給する発振回路と、前記原発クロック
の所定のクロック数に基づく第1のタイミングのシステ
ムクロックを前記原発クロックに同期して生成する第1
のシステムクロック生成部と、システムクロック切換信
号が第1の論理レベルのときには、前記原発クロックの
前記所定のクロック数に基づき、前記システムクロック
切換信号が第2の論理レベルのときには、前記原発クロ
ックの前記所定のクロック数より多いクロック数に基づ
第2のタイミングのシステムクロックを前記原発クロ
ックに同期して生成する第2のシステムクロック生成部
と、からなるシステムクロックを生成するタイムベース
を含み、ダイナミック保持動作を制御するための制御
信号が、前記第1のタイミングのシステムクロックで
えられ、スタティック保持動作を制御するための制御信
号が、前記第2のタイミングのシステムクロックで与え
れることを特徴とする。
【0048】請求項2記載の発明は、原発クロック信号
を出力する第1の発振回路(1)と、前記第1の発振回
路から出力された原発クロック信号(2)が入力し、反
転原発クロック信号(4)を出力する第1のインバータ
(3)と、前記原発クロック信号と、前記反転原発クロ
ック信号と、リセット信号(23)とが入力し、第1分
周信号(6)を出力する第1分周回路(5)と、前記第
1分周信号と、前記リセット信号とが入力し、第2分周
信号(8)を出力する第2分周回路(7)と、前記第2
分周信号と、前記リセット信号とが入力し、第3分周信
号(10)を出力する第3分周回路(9)と、前記第3
分周信号と、前記リセット信号とが入力し、第4分周信
号(12)を出力する第4分周回路(11)とを有す
る。
【0049】さらに、前記第1分周信号が入力し、反転
第1分周信号(15)を出力する第2のインバータ(1
4)と、前記第2分周信号が入力し、反転第2分周信号
(17)を出力する第3のインバータ(16)と、前記
第2分周信号と、第6のインバータ(28)から出力さ
れた反転システムクロック切替信号(29)とが入力
し、この2つの入力のNAND演算を実行する第1の2
入力NAND(34)と、前記リセット信号と、データ
信号(24)と、システムクロックCK1(31)とが
入力し、第5のインバータ(26)に出力信号を出力す
る第1のスタティックラッチ(25)と、前記第1のス
タティックラッチから出力された出力信号が入力し、シ
ステムクロック切替信号(27)を出力する第5のイン
バータ(26)と、前記第5のインバータから出力され
たシステムクロック切替信号(27)が入力し、反転シ
ステムクロック切替信号(29)を出力する第6のイン
バータ(28)とを有する。
【0050】さらに、前記第4分周信号(12)と、前
記第5のインバータ(26)から出力されたシステムク
ロック切替信号とが入力し、この2つの入力した信号の
NAND演算を実行する第2の2入力NAND(35)
と、前記第1の2入力NAND(34)から出力された
信号と、前記第2の2入力NAND(35)から出力さ
れた信号とが入力し、この入力した2つの信号のNAN
D演算を実行し、選択分周信号(37)を出力する第3
の2入力NAND(36)と、前記第2のインバータ
(14)から出力された反転第1分周信号(15)が入
力し、この信号に基づいて反転信号を出力する第4のイ
ンバータ(19)と、前記第2のインバータ(14)か
ら出力された反転第1分周信号が入力し、この信号に基
づいてディレイ信号を出力する第1のディレイ回路(1
8)とを有する。
【0051】さらに、前記第2分周信号(8)と、前記
第4のインバータ(19)から出力された反転信号と、
前記第1のディレイ回路(18)から出力されたディレ
イ信号とが入力し、これら入力した3つの信号のNOR
演算を実行する3入力NOR(20)と、前記第3の2
入力NAND(36)から出力された選択分周信号(3
7)が入力し、この信号に基づいてディレイ信号を出力
する第2のディレイ回路(38)と、前記第3の2入力
NAND(36)から出力された選択分周信号が入力
し、この信号に基づいて反転信号を出力する第7のイン
バータ(39)とを有する。
【0052】さらに、前記第2のディレイ回路(38)
から出力されたディレイ信号と、前記第7のインバータ
(39)から出力された反転信号とが入力し、これらの
信号のNOR演算を実行する第2の2入力NOR(4
0)と、前記リセット信号(23)が入力し、このリセ
ット信号に基づいて反転リセット信号(42)を出力す
る第8のインバータ(41)と、前記3入力NOR(2
0)から出力された信号と、第2の3入力NOR(2
2)から出力された信号が入力し、これらの信号のNO
R演算を実行する第1の2入力NOR(21)と、前記
第1の2入力NOR(21)から出力された信号と、前
記第2の2入力NOR(40)から出力された信号と、
前記第8のインバータ(41)から出力された反転リセ
ット信号(42)とが入力し、これらの信号のNOR演
算を実行する第2の3入力NOR(22)とを有する。
【0053】さらに、前記第1分周信号(6)と、前記
第2分周信号(8)と、前記第1の2入力NOR(2
1)から出力されたシステムクロックイネーブル信号
(43)とが入力し、これらの信号のNAND演算を実
行する第1の3入力NAND(44)と、前記第2のイ
ンバータ(14)から出力された反転第1分周信号(1
5)と、前記第2分周信号(8)と、前記第1の2入力
NORから出力されたシステムクロックイネーブル信号
とが入力し、これらの信号のNAND演算を実行する第
2の3入力NAND(45)と、前記第1分周信号
(6)と、前記第3のインバータ(16)から出力され
た反転第2分周信号と、前記第1の2入力NORから出
力されたシステムクロックイネーブル信号とが入力し、
これらの信号のNAND演算を実行する第3の3入力N
AND(46)とを有する。
【0054】さらに、前記第1の3入力NAND(4
4)から出力された信号が入力し、システムクロックC
K0(30)を出力する第9のインバータ(47)と、
前記第2の3入力NAND(45)から出力された信号
が入力し、システムクロックCK1(31)を出力する
第10のインバータ(48)と、前記第3の3入力NA
ND(46)から出力された信号が入力し、システムク
ロックCK2(32)を出力する第11のインバータ
(49)と、前記システムクロックイネーブル信号が入
力し、システムクロックCK3(33)を出力する第1
2のインバータ(50)とを有することを特徴とする。
【0055】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記第1分周回路(5)、前記第2分周回
路(7)、前記第3分周回路(9)、及び、前記第4分
周回路(11)が、前記原発クロック信号、若しくは、
前段の分周回路から出力された分周信号が入力するC端
子と、前記反転原発クロック信号、若しくは出力信号が
入力するCB端子と、前記リセット信号が入力するR端
子と、それぞれの分周信号を出力する2C端子と、出力
信号を出力する2CB端子とを備え、前記C端子から入
力した原発クロック信号、若しくは、前段の分周回路か
ら出力された分周信号がP側に入力し、前記CB端子か
ら入力した出力信号がN側に入力する第1のトランスフ
ァ(311)とを有する。
【0056】さらに、前記R端子から入力したリセット
信号と、第26のインバータ(313)から出力された
出力信号とが入力し、この2つの入力した信号にNAN
D演算を実行する第11の2入力NAND(301)
と、前記C端子から入力した原発クロック信号、若しく
は、前段の分周回路から出力された分周信号がN側に入
力し、前記CB端子から入力した出力信号がP側に入力
し、前記第11の2入力NAND(301)からの出力
信号が入力し、前記第11の2入力NAND(301)
へ出力信号を出力する第26のインバータ(313)
と、前記第11の2入力NAND(301)からの出力
信号を入力する第23のインバータ(303)とを有す
る。
【0057】さらに、前記CB端子から入力した出力信
号がP側に入力し、前記C端子から入力した原発クロッ
ク信号、若しくは、前段の分周回路から出力された分周
信号がN側に入力し、前記第23のインバータ(30
3)から出力された信号が入力する第2のトランスファ
(315)と、前記2CB端子から入力した出力信号が
入力し、この入力した信号に基づき出力信号を出力する
第25のインバータ(309)と、前記CB端子から入
力した出力信号がN側に入力し、前記C端子から入力し
た原発クロック信号、若しくは、前段の分周回路から出
力された分周信号がP側に入力し、第12の2入力NA
ND(305)から出力された信号が入力し、該第12
の2入力NANDに信号を出力する第27のインバータ
(317)とを有する。
【0058】さらに、前記リセット信号と、前記第27
のインバータ(317)から出力された信号とが入力
し、この2つの入力信号のNAND演算を実行する第1
2の2入力NAND(305)と、前記第12の2入力
NANDから出力された信号が入力し、前記2CB端子
に信号を出力する第24のインバータ(307)とを有
することを特徴とする。
【0059】請求項4記載の発明は、請求項2又は3に
記載の発明において、前記第1のスタティックラッチ
(25)が、前記リセット信号と、第29のインバータ
(405)から出力された信号とを入力し、これら2つ
の信号のNAND演算を実行する第13の2入力NAN
D(407)と、前記第13の2入力NAND(40
7)から出力された信号が入力し、第28のインバータ
(403)から出力された信号がN側に入力し、第3の
トランスファ(401)のN側から出力された信号がP
側に入力し、出力信号を出力する第29のインバータ
(405)と、入力が前記第3のトランスファ(40
1)のN側と接続され、出力が前記第3のトランスファ
のP側と接続された第28のインバータ(403)と、
前記第28のインバータ(403)の出力がP側に接続
し、前記第28のインバータの入力がN側に接続してい
る第3のトランスファ(401)とを有することを特徴
とする。
【0060】請求項5記載の発明は、請求項2から4の
いずれかに記載の発明において、前記第1のディレイ回
路(18)、及び、前記第2のディレイ回路(38)
が、前記第2のインバータ(14)、若しくは、前記第
3の2入力NAND(36)から出力された反転第1分
周信号が入力する第30のインバータ(501)と、前
記第30のインバータ(501)から出力された信号が
入力する第31のインバータ(505)と、前記第31
のインバータ(505)から出力された信号が入力する
第32のインバータ(509)と、前記第32のインバ
ータ(509)から出力された信号が入力し、信号を出
力する第33のインバータ(513)とを有する。
【0061】さらに、前記第30のインバータと第31
のインバータとの間の点と、GNDとの間に直列に接続
された第1のコンデンサ(503)と、前記第31のイ
ンバータと第32のインバータとの間の点と、GNDと
の間に直列に接続された第2のコンデンサ(507)
と、前記第32のインバータと第33のインバータとの
間の点と、GNDとの間に直列に接続された第3のコン
デンサ(511)とを有することを特徴とする。
【0062】請求項6記載の発明は、原発クロック信号
(102)を出力する第2の発振回路(101)と、前
記原発クロック信号が入力し、反転原発クロック信号を
出力する第13のインバータ(103)と、前記原発ク
ロック信号と、前記反転原発クロック信号と、リセット
信号とが入力し、第1分周信号と、出力信号とを出力す
る第1分周回路(105)と、前記第1分周回路(10
5)から出力された第1分周信号(106)と、前記第
1分周回路から出力された出力信号と、リセット信号
(114)とが入力し、第2分周信号(108)を出力
する第2分周回路(107)と、前記リセット信号と、
前記第2分周信号とが入力し、第3分周信号(110)
を出力する第3分周回路(109)とを有する。
【0063】さらに、前記リセット信号と、前記第3分
周信号とが入力し、第4分周信号(112)を出力する
第4分周回路(111)と、前記第1分周信号と、前記
第2分周信号とが入力し、これら入力した2つの信号の
NAND演算を実行する第14の2入力NAND(14
6)と、前記第14の2入力NAND(146)から出
力された信号が入力し、クロック幅制御信号(148)
を出力する第34のインバータ(147)と、前記リセ
ット信号が入力し、第14のインバータ(117)に信
号を出力する第2のスタティックラッチ(116)と、
前記第2のスタティックラッチ(116)から出力され
た信号が入力し、システムクロック切替信号(118)
を出力する第14のインバータ(117)とを有する。
【0064】さらに、前記第3分周信号と、前記第14
のインバータ(117)から出力されたシステムクロッ
ク切替信号(118)とが入力し、第6の2入力NAN
Dに信号を出力する第5の2入力NAND(122)
と、前記システムクロック切替信号(120)が入力
し、この信号を反転した反転システムクロック切替信号
を出力する第15のインバータ(119)と、前記第1
分周信号と、前記反転システムクロック切替信号とが入
力し、この入力した2つの信号にNAND演算を実行す
る第4の2入力NAND(121)とを有する。
【0065】さらに、前記第4の2入力NAND(12
1)から出力された信号と、前記第5の2入力NAND
(122)から出力された信号とが入力し、第1選択分
周信号(124)を出力する第6の2入力NAND(1
23)と、前記第1選択分周信号(124)が入力し、
この反転信号を出力する第16のインバータ(125)
と、前記第6の2入力NAND(123)から出力され
た信号と、前記第16のインバータ(125)から出力
された信号とが入力し、第2選択分周信号(128)を
出力する第2選択分周回路(127)とを有する。
【0066】さらに、前記第2選択分周回路(127)
から出力された第2選択分周信号が入力し、反転第2選
択分周信号(130)を出力する第17のインバータ
(129)と、前記第1選択分周信号と、前記第2選択
分周信号とが入力し、この入力した2つの信号のNAN
D演算を実行する第7の2入力NAND(131)と、
前記第7の2入力NANDから出力された信号が入力
し、システムクロックCK0(139)を出力する第1
8のインバータ(135)と、前記第1選択分周信号
と、前記第2選択分周信号と、前記第34のインバータ
から出力されたクロック制御信号とが入力し、この入力
した3つの信号のNAND演算を実行する第4の3入力
NAND(143)とを有する。
【0067】さらに、前記第4の3入力NANDから出
力された信号が入力し、サブシステムクロックCKD0
(145)を出力する第22のインバータ(144)
と、前記第16のインバータ(125)から出力された
信号と、前記第2選択分周回路から出力された第2選択
分周信号(128)とが入力し、この入力した2つの信
号のNAND演算を実行する第8の2入力NAND(1
32)と、前記第8の2入力NAND(132)から出
力された信号を入力し、システムクロックCK1(14
0)を出力する第19のインバータ(136)とを有す
る。
【0068】さらに、前記第17のインバータ(12
9)から出力された反転第2選択分周信号と、前記第6
の2入力NANDから出力された第1選択分周信号とが
入力し、この入力した2つの信号のNAND演算を実行
する第9の2入力NAND(133)と、前記第9の2
入力NANDから出力された信号が入力し、システムク
ロックCK2(141)を出力する第20のインバータ
(137)と、前記第17のインバータ(129)から
出力された反転第2選択分周信号(130)と、前記第
16のインバータから出力された信号とが入力し、この
入力した2つの信号のNAND演算を実行する第10の
2入力NAND(134)とを有する。
【0069】さらに、前記第10の2入力NANDから
出力された信号が入力し、システムクロックCK3(1
42)を出力する第21のインバータ(138)とを有
することを特徴とする。
【0070】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記第1分周回路(105)、前記第2分
周回路(107)、前記第3分周回路(109)、及
び、前記第4分周回路(111)が、前記原発クロック
信号、若しくは、前段の分周回路から出力された分周信
号が入力するC端子と、前記反転原発クロック信号、若
しくは出力信号が入力するCB端子と、前記リセット信
号が入力するR端子と、それぞれの分周信号を出力する
2C端子と、出力信号を出力する2CB端子とを備え、
前記C端子から入力した原発クロック信号、若しくは、
前段の分周回路から出力された分周信号がP側に入力
し、前記CB端子から入力した出力信号がN側に入力す
る第1のトランスファ(311)とを有する。
【0071】さらに、前記R端子から入力したリセット
信号と、第26のインバータ(313)から出力された
出力信号とが入力し、この2つの入力信号にNAND演
算を実行する第11の2入力NAND(301)と、前
記C端子から入力した原発クロック信号、若しくは、前
段の分周回路から出力された分周信号がN側に入力し、
前記CB端子から入力した出力信号がP側に入力し、前
記第11の2入力NAND(301)からの出力信号が
入力し、前記第11の2入力NAND(301)へ出力
信号を出力する第26のインバータ(313)とを有す
る。
【0072】さらに、前記第11の2入力NAND(3
01)からの出力信号を入力する第23のインバータ
(303)と、前記CB端子から入力した出力信号がP
側に入力し、前記C端子から入力した原発クロック信
号、若しくは、前段の分周回路から出力された分周信号
がN側に入力し、前記第23のインバータ(303)か
ら出力された信号が入力する第2のトランスファ(31
5)と、前記2CB端子から入力した出力信号が入力
し、この入力した信号に基づき出力信号を出力する第2
5のインバータ(309)とを有する。
【0073】さらに、前記CB端子から入力した出力信
号がN側に入力し、前記C端子から入力した原発クロッ
ク信号、若しくは、前段の分周回路から出力された分周
信号がP側に入力し、第12の2入力NAND(30
5)から出力された信号が入力し、該第12の2入力N
ANDに信号を出力する第27のインバータ(317)
と、前記リセット信号と、前記第27のインバータ(3
17)から出力された信号とが入力し、この2つの入力
信号のNAND演算を実行する第12の2入力NAND
(305)と、前記第12の2入力NANDから出力さ
れた信号が入力し、前記2CB端子に信号を出力する第
24のインバータ(307)とを有することを特徴とす
る。
【0074】請求項8記載の発明は、請求項6又は7に
記載の発明において、前記第2のスタティックラッチ
(116)が、前記リセット信号と、第29のインバー
タ(405)から出力された信号とを入力し、これら2
つの信号のNAND演算を実行する第13の2入力NA
ND(407)と、前記第13の2入力NAND(40
7)から出力された信号が入力し、第28のインバータ
(403)から出力されN側に入力し、第3のトランス
ファ(401)のN側から出力された信号がP側に入力
し、出力信号を出力する第29のインバータ(405)
と、入力が前記第3のトランスファ(401)のN側と
接続され、出力が前記第3のトランスファのP側と接続
された第28のインバータ(403)と、前記第28の
インバータ(403)の出力がP側に接続し、前記第2
8のインバータの入力がN側に接続している第3のトラ
ンスファ(401)とを有することを特徴とする。
【0075】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る集積回路装置
の実施形態について、図面を参照して説明する。図1
に、本発明に係る集積回路装置の第1の実施形態の回路
図を示す。
【0076】図1に示されるように、この集積回路装置
は、発振回路1と、発振回路1が出力する原発クロック
信号2を入力とし、反転原発クロック信号4を出力する
インバータ3と、原発クロック信号2及び反転原発クロ
ック信号4を入力とし、第1分周信号6を出力し、リセ
ット信号23により初期化される第1分周回路5とを有
する。
【0077】さらに、第1分周信号6を入力とし、第2
分周信号8を出力し、リセット信号23により初期化さ
れる第2分周回路7と、第2分周信号8を入力とし、第
3分周信号10を出力し、リセット信号23により初期
化される第3分周回路9と、第3分周信号10を入力と
し、第4分周信号信号12を出力し、リセット信号23
により初期化される第4分周回路11とを有する。
【0078】さらに、第1分周信号6を入力とし、反転
第1分周信号15を出力するインバータ14と、第2分
周信号8を入力とし、反転第2分周信号17を出力する
インバータ16と、反転第1分周信号15を入力とし、
3入力NOR20に出力するディレイ回路18と、反転
第1分周信号15を入力とし、3入力NOR20に出力
するインバータ19と、ディレイ回路18及びインバー
タ19の出力と第2分周信号8を入力とし、RSラッチ
の2入力NOR21に出力する3入力NOR20とを有
する。
【0079】さらに、リセット信号23及びシステムク
ロックCK1:31、データ信号24を入力とするスタ
ティックラッチ25と、スタティックラッチ25の出力
を入力とし、システムクロック切替信号27を出力とす
るインバータ26と、システムクロック切替信号27を
入力とし、反転システムクロック切替信号29を出力す
るインバータ28とを有する。
【0080】さらに、第2分周信号8と反転システムク
ロック切替信号29を入力とし、2入力NAND36に
出力する2入力NAND34と、第4分周信号12とシ
ステムクロック切替信号27を入力とし、2入力NAN
D36に出力する2入力NAND35と、2入力NAN
D34及び2入力NAND35の出力を入力とし、選択
分周信号37を出力する2入力NAND36とを有す
る。
【0081】さらに、選択分周信号37を入力とし、2
入力NOR40に出力するディレイ回路38と、選択分
周信号37を入力とし、2入力NOR40に出力するイ
ンバータ39と、ディレイ回路38及びインバータ39
の出力を入力とし、RSラッチの3入力NOR22に出
力する2入力NOR40とを有する。
【0082】さらに、リセット信号23を入力とし、反
転リセット信号42を出力するインバータ41と、2入
力NOR40及びRSラッチの2入力NOR21の出力
と、反転リセット信号42とを入力とし、RSラッチの
2入力NOR21に出力するRSラッチの3入力NOR
22と、3入力NOR20及びRSラッチの3入力NO
R22の出力を入力とし、システムクロックイネーブル
信号43を出力するRSラッチの2入力NOR21とを
有する。
【0083】さらに、第1分周信号6、第2分周信号8
及びシステムクロックイネーブル信号43を入力とし、
インバータ47に出力する3入力NAND44と、3入
力NAND44の出力を入力とし、システムクロックC
K0:30を出力するインバータ47と、反転第1分周
信号15、第2分周信号8及びシステムクロックイネー
ブル信号43を入力とし、インバータ48に出力する3
入力NAND45と、3入力NAND45の出力を入力
とし、システムクロックCK1:31を出力するインバ
ータ48とを有する。
【0084】さらに、第1分周信号6、反転第2分周信
号17、及びシステムクロックイネーブル信号43を入
力とし、インバータ49に出力する3入力NAND46
と、3入力NAND46の出力を入力とし、システムク
ロックCK2:32を出力するインバータ49と、シス
テムクロックイネーブル信号43を入力とし、システム
クロックCK3:33を出力するインバータ50とを有
する。
【0085】ここで、上述の集積回路装置においては、
システムクロックCK0:30、CK1:31、及びC
K2:32を、他の周辺回路のダイナミック保持動作の
制御信号に接続し、システムクロックCK3:33を他
の周辺回路のスタティック保持動作の制御信号に接続す
る。
【0086】次に、図1に示される本発明に係る集積回
路装置の第1の実施形態を構成する各部材について、さ
らに詳細に説明する。
【0087】まず、発振回路1は、ある一定周期のクロ
ックを出力し続ける。各分周回路5、7、9及び11
は、リセット信号23が「1」の場合、入力したクロッ
クの2倍の周期のクロックを各分周信号6、8、10及
び12として出力する。
【0088】そして、リセット信号23が「0」の場
合、初期化され、「1」を各分周信号6、8、10及び
12に出力する。
【0089】スタティックラッチ25は、リセット信号
23が「0」の場合、初期化され、「1」を保持し、出
力する。
【0090】そして、リセット信号23が「1」であ
り、かつ、システムクロックCK1:31が「1」の場
合、データ信号24の反転を取り込んで保持し、出力す
る。
【0091】システムクロックCK1:31が「0」の
場合は、取り込みを行わず、以前に保持した値を出力す
る。
【0092】次に、システムクロック切替信号27が
「1」であり、かつ、反転システムクロック切替信号2
9が「0」である場合、2入力NAND34は、第2分
周信号8に関わらず、「1」を出力する。
【0093】2入力NAND35は、第4分周信号12
を反転した信号を出力する。その結果、2入力NAND
36の出力、即ち選択分周信号37は、第4分周信号1
2と同一になる。
【0094】次に、システムクロック切替信号27が
「0」であり、かつ、反転システムクロック切替信号2
9が「1」である場合、2入力NAND34は、第2分
周信号8の反転を出力する。
【0095】2入力NAND35は、第4分周信号12
に関わらず、「1」を出力する。その結果、2入力NA
ND36の出力、即ち選択分周信号37は、第2分周信
号8と同一になる。
【0096】ディレイ回路18、インバータ19、及び
3入力NOR20は、反転第1分周信号15の立ち上が
りエッジ検出回路で、通常「0」を出力するが、第2分
周信号8が「0」である場合、反転第1分周信号15の
立ち上がりエッジを検出すると3入力NOR20は、デ
ィレイ回路18のディレイ幅分の「1」のパルスを出力
する。
【0097】そして、第2分周信号8が「1」である場
合、反転第1分周信号15の立ち上がりエッジを検出し
ても3入力NOR20は、常に「0」を出力する。
【0098】ディレイ回路38、インバータ39、及び
2入力NOR40は、選択分周信号37の立ち上がりエ
ッジ検出回路で、通常「0」を出力するが、選択分周信
号37の立ち上がりエッジを検出すると2入力NOR4
0は、ディレイ回路38のディレイ幅分の「1」のパル
スを出力する。
【0099】2入力NOR21、3入力NOR22より
構成されるRSラッチは、リセット信号23が「0」の
時、即ち反転リセット信号42が「1」の時、2入力N
OR21の出力、即ちシステムクロックイネーブル信号
43が「1」になる。
【0100】リセット信号23が「1」の時、即ち反転
リセット信号42が「0」の時、3入力NOR20から
「1」のパルスが、2入力NOR21に入力されると、
2入力NOR21の出力、即ちシステムクロックイネー
ブル信号43が「0」になる。
【0101】2入力NOR40から「1」のパルスが、
3入力NOR22に入力されると、2入力NOR21の
出力、即ちシステムクロックイネーブル信号43が
「1」になる。リセット信号23の「0」で、各分周信
号6、8、10、12は「1」となる。
【0102】また、リセット信号23の「0」で、スタ
ティックラッチ25も初期化され、「1」を出力する。
システムクロック切替信号27は「0」になり、選択分
周信号37は、第2分周信号8になる。システムクロッ
クイネーブル信号43は「1」となる。ここでは、デー
タ信号24は「0」に設定しておく。
【0103】これにより、第1分周信号6は「1」、第
2分周信号8の「1」から3入力NAND44は「0」
を出力、システムクロックCK0:30は、「1」とな
る。
【0104】同様にして、反転第1分周信号15が
「0」である時、第2分周信号8の「1」から3入力N
AND45は「1」を出力し、システムクロックCK
1:31は、「0」となる。第1分周信号6が「1」、
反転第2分周信号17が「0」であることから3入力N
AND46は「1」を出力し、システムクロックCK
2:32は、「0」となる。
【0105】この時、システムクロックイネーブル信号
43の「1」を入力とするインバータ50からシステム
クロックCK3:33は、「0」となる。
【0106】リセット信号23の「1」により、発振回
路1から供給される原発クロック2から、各分周回路
5、7、9、11は、入力されたクロックの2倍の周期
のクロックを各分周信号6、8、10、12に出力す
る。
【0107】以下に、図1に示される集積回路装置の各
信号のタイミングについて、図2を参照して説明する。
図2に、図1に示される各信号のタイミングチャートを
示す。図2に示されるようにタイミング1の時、第1分
周信号6、第2分周信号8、システムクロックイネーブ
ル信号43が「1」で、3入力NAND44に全部
「1」が入力され、システムクロックCK0:30は
「1」となる。他のシステムクロックCK1:31、C
K2:32、CK3:33は「0」となる。
【0108】同様にタイミング2の時、反転第1分周信
号15、第2分周信号8、システムクロックイネーブル
信号43が「1」で、3入力NAND45に全部「1」
が入力され、システムクロックCK1:31は「1」と
なる。他のシステムクロックCK0:30、CK2:3
2、CK3:33は「0」となる。
【0109】タイミング3の時、第1分周信号6、反転
第2分周信号17、システムクロックイネーブル信号4
3が「1」で、3入力NAND46に全部「1」が入力
され、システムクロックCK2:32は「1」となる。
他のシステムクロックCK0:30、CK1:31、C
K3:33は「0」となる。
【0110】タイミング4の時、第2分周信号8が
「0」、反転第1分周信号15の立ち上がりという条件
になり、3入力NOR20は、ディレイ回路18の幅を
持った、順次、「0」、「1」、「0」のパルスを発生
する。
【0111】これにより、システムクロックイネーブル
信号43は「0」になり、3入力NAND44、45、
46に入力され、各システムクロックCK0〜CK2は
「0」となり、インバータ50により、システムクロッ
クCK3:33が「1」となる。
【0112】この後、第2分周信号8、即ち選択分周信
号37の立ち上がりにより、2入力NOR40は、ディ
レイ回路38の幅を持った、順次、「0」、「1」、
「0」のパルスを発生する。これにより、システムクロ
ックイネーブル信号43は「1」になり、3入力NAN
D44、45、46に入力されてシステムクロックCK
0:30は「1」、CK1:31、CK2:32は
「0」となる。インバータ50により、システムクロッ
クCK3:33が「0」となり、タイミング1に戻る。
【0113】この時、各システムクロックCK0〜CK
3は、1原発クロックの周期の幅で順次「1」を出力し
て動作しているが、システムクロック切替信号27の値
を変えることによってもっと遅いシステムクロックの動
作を選択することが出来る。
【0114】それには、データ信号24を「1」に設定
する。システムクロックCK1:31が「1」のタイミ
ングでスタティックラッチ25に取り込まれ、システム
クロック切替信号27が「1」になる。これにより、各
システムクロックCK0〜CK2は1原発クロックの周
期の幅で順次「1」を出力して動作するが、CK3が
「1」のタイミングになった時、第4分周信号12が立
ち上がるまでシステムクロックCK3:33が「1」の
タイミングを保つ。即ち、システムクロックCK3:3
3は13原発クロック幅分の間隔を持つ。
【0115】次に、図1に示される第1分周回路5、第
2分周回路7、第3分周回路9、及び、第4分周回路1
1について、図3を参照してさらに詳細に説明する。図
3に、図1に示される第1分周回路5、第2分周回路
7、第3分周回路9、及び、第4分周回路11の回路図
を示す。
【0116】図3に示されるように、図1に示される各
分周回路は、原発クロック信号、若しくは、前段の分周
回路から出力された分周信号が入力するC端子と、反転
原発クロック信号、若しくは出力信号が入力するCB端
子と、リセット信号が入力するR端子と、それぞれの分
周信号を出力する2C端子と、出力信号を出力する2C
B端子とを備えている。
【0117】さらに、C端子から入力した原発クロック
信号、若しくは、前段の分周回路から出力された分周信
号がP側に入力し、CB端子から入力した出力信号がN
側に入力するトランスファ311と、R端子から入力し
たリセット信号と、インバータ313から出力された出
力信号とが入力し、この2つの入力信号にNAND演算
を実行する2入力NAND301と、C端子から入力し
た原発クロック信号、若しくは、前段の分周回路から出
力された分周信号がN側に入力し、CB端子から入力し
た出力信号がP側に入力し、2入力NAND301から
の出力信号が入力し、2入力NAND301へ出力信号
を出力するインバータ313とを備えている。
【0118】さらに、2入力NAND301からの出力
信号を入力するインバータ303と、CB端子から入力
した出力信号がP側に入力し、C端子から入力した原発
クロック信号、若しくは、前段の分周回路から出力され
た分周信号がN側に入力し、インバータ303から出力
された信号が入力するトランスファ315と、2CB端
子から入力した出力信号が入力し、この入力した信号に
基づき出力信号を出力するインバータ309と、CB端
子から入力した出力信号がN側に入力し、C端子から入
力した原発クロック信号、若しくは、前段の分周回路か
ら出力された分周信号がP側に入力し、2入力NAND
305から出力された信号が入力し、この2入力NAN
D305に信号を出力するインバータ317とを備えて
いる。
【0119】ここで、上述のインバータ313及びイン
バータ317は共に、クロックドインバータとして構成
されている。
【0120】さらに、リセット信号と、インバータ31
7から出力された信号とが入力し、この2つの入力信号
のNAND演算を実行する2入力NAND305と、こ
の2入力NAND305から出力された信号が入力し、
2CB端子に信号を出力するインバータ307とを備え
ている。
【0121】次に、図1に示される本発明に係る集積回
路装置の第1の実施形態が具備するスタティックラッチ
25について、図4を参照して説明する。図4に、スタ
ティックラッチ25の回路図を示す。
【0122】図4に示されるように、このスタティック
ラッチ25は、リセット信号と、インバータ405から
出力された信号とを入力し、これら2つの信号のNAN
D演算を実行する2入力NAND407と、2入力NA
ND407から出力された信号が入力し、インバータ4
03から出力されN側に入力し、トランスファ401の
N側から出力された信号がP側に入力し、出力信号を出
力するインバータ405と、入力がトランスファ401
のN側と接続され、出力がトランスファのP側と接続さ
れたインバータ403と、インバータ403の出力がP
側に接続し、このインバータ403の入力がN側に接続
しているトランスファ401とを有する。
【0123】ここで、上述のインバータ405は、クロ
ックドインバータとして構成されている。
【0124】次に、図1に示される本発明に係る集積回
路装置の第1の実施形態が具備するディレイ回路18、
及びディレイ回路38について、図5を参照して説明す
る。図5に、図1に示されるディレイ回路18、及びデ
ィレイ回路38の回路図を示す。
【0125】図5に示されるように、このディレイ回路
は、インバータ14、若しくは、2入力NAND36か
ら出力された反転第1分周信号が入力するインバータ5
01と、インバータ501から出力された信号が入力す
るインバータ505と、インバータ505から出力され
た信号が入力するインバータ509と、インバータ50
9から出力された信号が入力し、信号を出力するインバ
ータ513と、インバータ501とインバータ505と
の間の点と、GNDとの間に直列に接続されたコンデン
サ503と、インバータ505とインバータ509との
間の点と、GNDとの間に直列に接続されたコンデンサ
507と、インバータ509とインバータ513との間
の点と、GNDとの間に直列に接続されたコンデンサ5
11とを有する。
【0126】従って、この図1に示される本発明に係る
集積回路装置の第1の実施形態によれば、通常の動作状
態において、低速動作モード時にスタティック回路に周
期の長いパルスを与えて動作させても、ダイナミック回
路には周期の短いパルスを与えて動作させるため、遅い
周期のクロックパルスを用いたダイナミック保持テスト
を不要にすることができるので、生産性を向上し、テス
ト時間を短縮することができる。
【0127】次に、本発明に係る集積回路装置の第2の
実施形態について図6を参照して説明する。図6に、本
発明に係る集積回路装置の第2の実施形態の回路図を示
す。図6に示されるように、この集積回路装置は、発振
回路101と、発振回路101が出力する原発クロック
信号102、原発クロック信号102を入力とし、反転
原発クロック信号104を出力とするインバータ103
と、原発クロック信号102、反転原発クロック信号1
04を入力とし、第1分周信号106を出力し、リセッ
ト信号114で初期化する第1分周回路105とを有す
る。
【0128】さらに、第1分周信号106を入力とし、
第2分周信号108を出力し、リセット信号114で初
期化する第2分周回路107と、第2分周信号108を
入力とし、第3分周信号110を出力し、リセット信号
114で初期化する第3分周回路109と、第3分周信
号110を入力とし、第4分周信号112を出力し、リ
セット信号114で初期化する第4分周回路111とを
有する。
【0129】さらに、リセット信号114、システムク
ロックCK1:140、データ信号115を入力とする
スタティックラッチ116と、スタティックラッチ11
6の出力を入力とし、システムクロック切替信号118
を出力するインバータ117と、システムクロック切替
信号118を入力とし、反転システムクロック切替信号
120を出力するインバータ119と、第1分周信号1
06と反転システムクロック切替信号120を入力と
し、2入力NAND123に出力する2入力NAND1
21と、第3分周信号110とシステムクロック切替信
号118とを入力とし、2入力NAND123に出力す
る2入力NAND122とを有する。
【0130】さらに、2入力NAND121と、2入力
NAND122の出力を入力とし、第1選択分周信号1
24を出力する2入力NAND123と、第1選択分周
信号124を入力とし、反転第1選択分周信号126を
出力するインバータ125と、第1選択分周信号12
4、反転第1選択分周信号126を入力とし、第2選択
分周信号128を出力し、リセット信号114で初期化
する第2選択分周回路127と、第2選択分周信号12
8を入力とし、反転第2選択分周信号130を出力する
インバータ129とを有する。
【0131】さらに、第1選択分周信号124及び第2
選択分周信号128を入力とし、インバータ135に出
力する2入力NAND131と、2入力NAND131
の出力を入力とし、システムクロックCK0:139を
出力するインバータ135と、反転第1選択分周信号1
26、第2選択分周信号128を入力とし、インバータ
136に出力する2入力NAND132と、2入力NA
ND132の出力を入力とし、システムクロックCK
1:140を出力するインバータ136と、第1選択分
周信号124、反転第2選択分周信号130を入力と
し、インバータ137に出力する2入力NAND133
とを有する。
【0132】さらに、2入力NAND133の出力を入
力とし、システムクロックCK2:141を出力するイ
ンバータ137と、反転第1選択分周信号126、反転
第2選択分周信号130を入力とし、インバータ138
に出力する2入力NAND134と、2入力NAND1
34の出力を入力とし、システムクロックCK3:14
2を出力するインバータ138とを有する。
【0133】さらに、第1分周信号106、第2分周信
号108を入力とし、インバータ147に出力する2入
力NAND146と、2入力NAND146の出力を入
力とし、クロック幅制御信号148を出力するインバー
タ147と、第1選択分周信号124、第2選択分周信
号128と、クロック幅制御信号148を入力とし、イ
ンバータ144に出力する3入力NAND143と、3
入力NAND143の出力を入力とし、サブシステムク
ロックCKD0:145を出力するインバータ144と
を有する。
【0134】ここで、サブシステムクロックCKD0:
145を他周辺回路のダイナミック保持動作、各システ
ムクロックCK0:139、CK1:140、CK2:
141、CK3:142を他の周辺回路のスタティック
保持動作の制御信号に任意に接続する。
【0135】また、上記発振回路101は、ある一定周
期のクロックを出力し続ける。
【0136】各分周回路105、107、109、11
1は、リセット信号114が「1」の時、入力されたク
ロックの2倍の周期のクロックを各分周信号106、1
08、110、112として出力する。リセット信号1
14が「0」の時、初期化され、「1」を各分周信号1
06、108、110、112として出力する。
【0137】スタティックラッチ116は、リセット信
号114が「0」の時、初期化され、「1」を保持し、
出力する。リセット信号114が「1」で、システムク
ロックCK1:140が「1」の時、データ信号115
の反転を取り込んで保持し、出力する。システムクロッ
クCK1:140が「0」の時、取り込まず、以前に保
持した値を出力する。
【0138】システムクロック切替信号118が
「1」、反転システムクロック切替信号120が「0」
の時、2入力NAND121は、第1分周信号106に
関わらず、「1」を出力する。2入力NAND122
は、第3分周信号110の反転を出力する。その結果、
2入力NAND123の出力、即ち第1選択分周信号1
24が、第3分周信号110と同一になる。
【0139】システムクロック切替信号118が
「0」、反転システムクロック切替信号120が「1」
の時、2入力NAND121は、第1分周信号106の
反転を出力する。2入力NAND122は、第3分周信
号110に関わらず、「1」を出力する。その結果、2
入力NAND123の出力、即ち第1選択分周信号12
4は、第1分周信号106と同一になる。
【0140】第2選択分周回路127は、リセット信号
114が「1」の時、第1選択分周信号124の2倍の
周期のクロックを第2選択分周信号128に出力する。
リセット信号114が「0」の時、初期化され、「1」
を第2選択分周信号128に出力する。
【0141】2入力NAND146は、第1分周信号1
06、第2分周信号108が共に「1」の時、インバー
タ147に「0」を出力し、その他の場合は「1」を出
力する。クロック幅制御信号148を出力するインバー
タ147は、2入力NAND146からの出力を反転し
て出力する。
【0142】リセット信号114の「0」で、各分周信
号106、108、110、112、128は「1」と
なる。その結果、クロック幅制御信号148は「1」と
なる。スタティックラッチ116も初期化され、「1」
を出力する。システムクロック切替信号118は「0」
になり、第1選択分周信号124は、第1分周信号10
6になる。ここでは、データ信号115は「0」に設定
しておく。
【0143】これにより、クロック幅制御信号148の
「1」、第1選択分周信号124の「1」、第2選択分
周信号128の「1」から2入力NAND131は
「0」を出力し、3入力NAND143は「0」を出力
し、システムクロックCK0:139は、「1」、サブ
システムクロックCKD0:145は、「1」となる。
【0144】同様にして、反転第1選択分周信号126
の「0」、第2選択分周信号128の「1」から、2入
力NAND132は「1」を出力し、システムクロック
CK1:140は、「0」となる。
【0145】次に、第1選択分周信号124の「1」、
反転第2選択分周信号130の「0」から2入力NAN
D133は「1」を出力し、システムクロックCK2:
141は「0」となる。
【0146】反転第1選択分周信号126の「0」、反
転第2選択分周信号130の「0」から、2入力NAN
D134は「1」を出力し、システムクロックCK3:
142は、「0」となる。
【0147】リセット信号114の「1」により、発振
回路101から供給される原発クロック102及び第1
選択分周信号124に基づき、各分周回路105、10
7、109、111及び127は、入力されたクロック
の2倍の周期のクロックを各分周信号106、108、
110、112、128として出力する。
【0148】次に、図6に示される本発明に係る集積回
路装置の第2の実施形態の各信号のタイミングについ
て、図7を参照して説明する。図7に、図6に示される
集積回路装置の各信号のタイミングチャートを示す。
【0149】図7に示されるようにタイミング1の時、
第1選択分周信号124及び第2選択分周信号128が
「1」で、2入力NAND131に全て「1」が入力さ
れ、システムクロックCK0:139は「1」となる。
他のシステムクロックCK1:140、CK2:14
1、CK3:142は「0」となり、クロック幅制御信
号148の「1」から、3入力NAND143は「0」
出力となる。その結果、サブシステムクロックCKD
0:145は「1」となる。
【0150】同様に、タイミング2の時、反転第1選択
分周信号126、第2選択分周信号128が「1」で、
2入力NAND132に全て「1」が入力され、システ
ムクロックCK1:140は「1」となり、他のシステ
ムクロックCK0:139、CK2:141、CK3:
142は「0」となる。また、クロック幅制御信号14
8の「0」から、サブシステムクロックCKD0:14
5は「0」として出力される。
【0151】タイミング3の時、第1選択分周信号12
4及び反転第2分周信号130が「1」で、2入力NA
ND133に全て「1」が入力され、システムクロック
CK2:141は「1」となり、他のシステムクロック
CK0:139、CK1:140、CK3:142は
「0」となる。クロック幅制御信号148の「0」か
ら、サブシステムクロックCKD0:145は「0」と
なる。
【0152】タイミング4の時、反転第1選択分周信号
126及び反転第2分周信号130が「1」で、2入力
NAND134に全て「1」が入力され、システムクロ
ックCK3:142は「1」となり、他のシステムクロ
ックCK0:139、CK1:140、CK2:141
は「0」となる。クロック幅制御信号148の「0」か
ら、サブシステムクロックCKD0:145は「0」と
なる。
【0153】再びタイミング1に戻る。この時、各シス
テムクロックCK0〜CK3は、1原発クロックの周期
の幅で順次「1」を出力して動作しているが、システム
クロック切替信号118の値を変えることによって、も
っと遅いシステムクロックの動作を選択することが出来
る。
【0154】それには、データ信号115を「1」に設
定する。システムクロックCK1:140が「1」のタ
イミングでスタティックラッチ116に取り込まれ、シ
ステムクロック切替信号118が「1」になる。これに
より、第3分周信号110が選択され、この分周信号に
基づいてシステムクロックは作られ、各システムクロッ
クCK0〜CK3は4原発クロックの周期の幅で順次
「1」を出力して動作する。但し、サブシステムクロッ
クCKD0:145は、CK0:139が「1」になっ
た時、1原発クロック幅の「1」を出力し、他のシステ
ムクロックのタイミングでは、「0」を出力する。
【0155】ここで、図6に示される集積回路装置が具
備する各分周回路105、107、109、111、及
び127の構成は、第1の実施形態と同様に、図3によ
り示され、また、スタティックラッチ116の構成も、
第1の実施形態と同様に、図4により示されるので、そ
の説明を省略する。
【0156】従って、この図6に示される本発明に係る
集積回路装置の第2の実施形態によれば、図1に示され
る集積回路装置と同様の効果を得ることができる。
【0157】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、システムクロックを遅い設定にしても、ダイ
ナミック回路の信号保持期間は1原発クロック幅の時間
で高速モードの時と変わらず、低速モードに設定して保
持テストを実行する必要がなくなり、テスト期間を短縮
することができるので、生産性を向上し、テスト時間を
短縮することが可能な集積回路装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集積回路装置の第1の実施形態の
回路図である。
【図2】図1に示される集積回路装置の各信号のタイミ
ングチャートである。
【図3】図1、及び図6に示される集積回路装置が具備
する分周回路の回路図である。
【図4】図1、及び図6に示される集積回路装置が具備
するスタティックラッチの回路図である。
【図5】図1に示される集積回路装置が具備するディレ
イ回路の回路図である。
【図6】本発明に係る集積回路装置の第2の実施形態の
回路図である。
【図7】図6に示される集積回路装置の各信号のタイミ
ングチャートである。
【図8】従来の集積回路装置の回路図である。
【図9】図8に示される集積回路装置の各信号のタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 発振回路 2 原発クロック信号 3 インバータ 4 反転原発クロック信号 5 第1分周回路 6 第1分周信号 7 第2分周回路 8 第2分周信号 9 第3分周回路 10 第3分周信号 11 第4分周回路 12 第4分周信号 14 インバータ 15 反転第1分周信号 16 インバータ 17 反転第2分周信号 18 ディレイ回路 19 インバータ 20 3入力NOR 21 2入力NOR 22 3入力NOR 23 リセット信号 24 データ信号 25 スタティックラッチ 26 インバータ 27 システムクロック切替信号 28 インバータ 29 反転システムクロック切替信号 30 システムクロックCK0 31 システムクロックCK1 32 システムクロックCK2 33 システムクロックCK3 34 2入力NAND 35 2入力NAND 36 2入力NAND 37 選択分周信号 38 ディレイ回路 39 インバータ 40 2入力NOR 41 インバータ 42 反転リセット信号 43 システムクロックイネーブル信号 44 3入力NAND 45 3入力NAND 46 3入力NAND 47 インバータ 48 インバータ 49 インバータ 50 インバータ 101 発振回路 102 原発クロック信号 103 インバータ 104 反転原発クロック信号 105 第1分周回路 106 第1分周信号 107 第2分周回路 108 第2分周信号 109 第3分周回路 110 第3分周信号 111 第4分周回路 112 第4分周信号 114 リセット信号 115 データ信号 116 スタティックラッチ 117 インバータ 118 システムクロック切替信号 119 インバータ 120 反転システムクロック切替信号 121 2入力NAND 122 2入力NAND 123 2入力NAND 124 第1選択分周信号 125 インバータ 126 反転第1選択分周信号 127 第2選択分周回路 128 第2選択分周信号 129 インバータ 130 反転第2選択分周信号 131 2入力NAND 132 2入力NAND 133 2入力NAND 134 2入力NAND 135 インバータ 136 インバータ 137 インバータ 138 インバータ 139 システムクロックCK0 140 システムクロックCK1 141 システムクロックCK2 142 システムクロックCK3 143 3入力NAND 144 インバータ 145 サブシステムクロックCKD0 146 2入力NAND 147 インバータ 148 クロック幅制御信号 301 2入力NAND 303 インバータ 305 2入力NAND 307 インバータ 309 インバータ 311 トランスファ 313 インバータ 315 トランスファ 317 インバータ 401 トランスファ 403 インバータ 405 インバータ 407 2入力NAND 501 インバータ 503 コンデンサ 505 インバータ 507 コンデンサ 509 インバータ 511 コンデンサ 513 インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/06 G06F 1/04 301 G01R 31/28 G11C 29/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原発クロックを供給する発振回路と、前記原発クロックの所定のクロック数に基づく 第1のタ
    イミングのシステムクロックを前記原発クロックに同期
    して生成する第1のシステムクロック生成部と、システ
    ムクロック切換信号が第1の論理レベルのときには、前
    記原発クロックの前記所定のクロック数に基づき、前記
    システムクロック切換信号が第2の論理レベルのときに
    は、前記原発クロックの前記所定のクロック数より多い
    クロック数に基づく第2のタイミングのシステムクロッ
    クを前記原発クロックに同期して生成する第2のシステ
    ムクロック生成部と、からなるシステムクロックを生成
    するタイムベースとを含み、 ダイナミック保持動作を制御するための制御信号が、
    第1のタイミングのシステムクロックで与えられ、ス
    タティック保持動作を制御するための制御信号が、前記
    第2のタイミングのシステムクロックで与えられること
    を特徴とする集積回路装置。
  2. 【請求項2】 原発クロック信号を出力する第1の発振
    回路と、 前記第1の発振回路から出力された原発クロック信号が
    入力し、反転原発クロック信号を出力する第1のインバ
    ータと、 前記原発クロック信号と、前記反転原発クロック信号
    と、リセット信号とが入力し、第1分周信号を出力する
    第1分周回路と、 前記第1分周信号と、前記リセット信号とが入力し、
    2分周信号を出力する第2分周回路と、 前記第2分周信号と、前記リセット信号とが入力し、
    3分周信号を出力する第3分周回路と、 前記第3分周信号と、前記リセット信号とが入力し、
    4分周信号を出力する第4分周回路と、 前記第1分周信号が入力し、反転第1分周信号を出力す
    第2のインバータと、 前記第2分周信号が入力し、反転第2分周信号を出力す
    第3のインバータと、 前記第2分周信号と、第6のインバータから出力された
    反転システムクロック切替信号とが入力し、この2つの
    入力のNAND演算を実行する第1の2入力NAND
    、 前記リセット信号と、データ信号とシステムクロック
    CK1とが入力し、第5のインバータに出力信号を出力
    する第1のスタティックラッチと、 前記第1のスタティックラッチから出力された出力信号
    が入力し、システムクロック切替信号を出力する第5の
    インバータと、 前記第5のインバータから出力されたシステムクロック
    切替信号が入力し、反転システムクロック切替信号を
    力する第6のインバータと、 前記第4分周信号と、前記第5のインバータから出力さ
    れたシステムクロック切替信号とが入力し、この2つの
    入力した信号のNAND演算を実行する第2の2入力N
    ANDと、 前記第1の2入力NANDから出力された信号と、前記
    第2の2入力NANDから出力された信号とが入力し、
    この入力した2つの信号のNAND演算を実行し、選択
    分周信号を出力する第3の2入力NANDと、 前記第2のインバータから出力された反転第1分周信号
    入力し、この信号に基づいて反転信号を出力する第4
    のインバータと、 前記第2のインバータから出力された反転第1分周信号
    が入力し、この信号に基づいてディレイ信号を出力する
    第1のディレイ回路と、 前記第2分周信号と、前記第4のインバータから出力さ
    れた反転信号と、前記第1のディレイ回路から出力され
    たディレイ信号とが入力し、これら入力したつの信号
    のNOR演算を実行する3入力NORと、 前記第3の2入力NANDから出力された選択分周信号
    入力し、この信号に基づいてディレイ信号を出力する
    第2のディレイ回路と、 前記第3の2入力NANDから出力された選択分周信号
    が入力し、この信号に基づいて反転信号を出力する第7
    のインバータと、 前記第2のディレイ回路から出力されたディレイ信号
    と、前記第7のインバータから出力された反転信号とが
    入力し、これらの信号のNOR演算を実行する第2の2
    入力NORと、 前記リセット信号が入力し、このリセット信号に基づい
    反転リセット信号を出力する第8のインバータと、 前記3入力NORから出力された信号と、第2の3入力
    NORから出力された信号が入力し、これらの信号のN
    OR演算を実行する第1の2入力NORと、 前記第1の2入力NORから出力された信号と、前記
    2の2入力NORから出力された信号と、前記第8のイ
    ンバータから出力された反転リセット信号とが入力し、
    これらの信号のNOR演算を実行する第2の3入力NO
    Rと、 前記第1分周信号と、前記第2分周信号と、前記第1の
    2入力NORから出力されたシステムクロックイネーブ
    ル信号とが入力し、これらの信号のNAND演算を実行
    する第1の3入力NANDと、 前記第2のインバータから出力された反転第1分周信号
    、前記第2分周信号と、前記第1の2入力NORから
    出力されたシステムクロックイネーブル信号とが入力
    し、これらの信号のNAND演算を実行する第2の3入
    力NANDと、 前記第1分周信号と、前記第3のインバータから出力さ
    れた反転第2分周信号と、前記第1の2入力NORから
    出力されたシステムクロックイネーブル信号とが入力
    し、これらの信号のNAND演算を実行する第3の3入
    力NANDと、 前記第1の3入力NANDから出力された信号が入力
    し、システムクロックCK0を出力する第9のインバー
    タと、 前記第2の3入力NANDから出力された信号が入力
    し、システムクロックCK1を出力する第10のインバ
    ータと、 前記第3の3入力NANDから出力された信号が入力
    し、システムクロックCK2を出力する第11のインバ
    ータと、 前記システムクロックイネーブル信号が入力し、システ
    ムクロックCK3を出力する第12のインバータとを
    することを特徴とする集積回路装置。
  3. 【請求項3】 前記第1分周回路、前記第2分周回路、
    前記第3分周回路、及び、前記第4分周回路が、 前記原発クロック信号、若しくは、前段の分周回路から
    出力された分周信号が入力するC端子と、前記反転原発
    クロック信号、若しくは出力信号が入力するCB端子
    と、前記リセット信号が入力するR端子と、それぞれの
    分周信号を出力する2C端子と、出力信号を出力する2
    CB端子とを備え、 前記C端子から入力した原発クロック信号、若しくは、
    前段の分周回路から出力された分周信号がP側に入力
    し、前記CB端子から入力した出力信号がN側に入力す
    第1のトランスファと、 前記R端子から入力したリセット信号と、第26のイン
    バータから出力された出力信号とが入力し、この2つの
    入力した信号にNAND演算を実行する第11の2入力
    NANDと、 前記C端子から入力した原発クロック信号、若しくは、
    前段の分周回路から出力された分周信号がN側に入力
    し、前記CB端子から入力した出力信号がP側に入力
    し、前記第11の2入力NANDからの出力信号が入力
    し、前記第11の2入力NANDへ出力信号を出力する
    第26のインバータと、 前記第11の2入力NANDからの出力信号を入力する
    第23のインバータと、 前記CB端子から入力した出力信号がP側に入力し、前
    記C端子から入力した原発クロック信号、若しくは、前
    段の分周回路から出力された分周信号がN側に入力し、
    前記第23のインバータから出力された信号が入力する
    第2のトランスファと、 前記2CB端子から入力した出力信号が入力し、この入
    力した信号に基づき出力信号を出力する第25のインバ
    ータと、 前記CB端子から入力した出力信号がN側に入力し、前
    記C端子から入力した原発クロック信号、若しくは、前
    段の分周回路から出力された分周信号がP側に入力し、
    第12の2入力NANDから出力された信号が入力し、
    該第12の2入力NANDに信号を出力する第27のイ
    ンバータと、 前記リセット信号と、前記第27のインバータから出力
    された信号とが入力し、この2つの入力信号のNAND
    演算を実行する第12の2入力NANDと、 前記第12の2入力NANDから出力された信号が入力
    し、前記2CB端子に信号を出力する第24のインバー
    タとを有することを特徴とする請求項2記載の集積回路
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のスタティックラッチが、 前記リセット信号と、第29のインバータから出力され
    た信号とを入力し、これら2つの信号のNAND演算を
    実行する第13の2入力NANDと、 前記第13の2入力NANDから出力された信号が入力
    し、第28のインバータから出力された信号がN側に入
    力し、第3のトランスファのN側から出力された信号が
    P側に入力し、出力信号を出力する第29のインバータ
    、 入力が前記第3のトランスファのN側と接続され、出力
    が前記第3のトランスファのP側と接続された第28の
    インバータと、 前記第28のインバータの出力がP側に接続し、前記第
    28のインバータの入力がN側に接続している第3のト
    ランスファとを有することを特徴とする請求項2又は3
    に記載の集積回路装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のディレイ回路、及び、前記
    2のディレイ回路が、 前記第2のインバータ、若しくは、前記第3の2入力N
    ANDから出力された反転第1分周信号が入力する第3
    0のインバータと、 前記第30のインバータから出力された信号が入力する
    第31のインバータと、 前記第31のインバータから出力された信号が入力する
    第32のインバータと、 前記第32のインバータから出力された信号が入力し、
    信号を出力する第33のインバータと、 前記第30のインバータと第31のインバータとの間の
    点と、GNDとの間に直列に接続された第1のコンデン
    サと、 前記第31のインバータと第32のインバータとの間の
    点と、GNDとの間に直列に接続された第2のコンデン
    サと、 前記第32のインバータと第33のインバータとの間の
    点と、GNDとの間に直列に接続された第3のコンデン
    サとを有することを特徴とする請求項2から4のいずれ
    かに記載の集積回路装置。
  6. 【請求項6】 原発クロック信号を出力する第2の発振
    回路と、 前記原発クロック信号が入力し、反転原発クロック信号
    を出力する第13のイ ンバータと、 前記原発クロック信号と、前記反転原発クロック信号
    と、リセット信号とが入力し、第1分周信号と、出力信
    号とを出力する第1分周回路と、 前記第1分周回路から出力された第1分周信号と、前記
    第1分周回路から出力された出力信号と、リセット信号
    とが入力し、第2分周信号を出力する第2分周回路と、 前記リセット信号と、前記第2分周信号とが入力し、
    3分周信号を出力する第3分周回路と、 前記リセット信号と、前記第3分周信号とが入力し、
    4分周信号を出力する第4分周回路と、 前記第1分周信号と、前記第2分周信号とが入力し、こ
    れら入力した2つの信号のNAND演算を実行する第1
    4の2入力NANDと、 前記第14の2入力NANDから出力された信号が入力
    し、クロック幅制御信号を出力する第34のインバータ
    、 前記リセット信号が入力し、第14のインバータに信号
    を出力する第2のスタティックラッチと、 前記第2のスタティックラッチから出力された信号が入
    力し、システムクロック切替信号を出力する第14のイ
    ンバータと、 前記第3分周信号と、前記第14のインバータから出力
    されたシステムクロック切替信号とが入力し、第6の2
    入力NANDに信号を出力する第5の2入力NAND
    、 前記システムクロック切替信号が入力し、この信号を反
    転した反転システムクロック切替信号を出力する第15
    のインバータと、 前記第1分周信号と、前記反転システムクロック切替信
    号とが入力し、この入力した2つの信号にNAND演算
    を実行する第4の2入力NANDと、 前記第4の2入力NANDから出力された信号と、前記
    第5の2入力NANDから出力された信号とが入力し、
    第1選択分周信号を出力する第6の2入力NANDと、 前記第1選択分周信号が入力し、この反転信号を出力す
    第16のインバータ 、 前記第6の2入力NANDから出力された信号と、前記
    第16のインバータから出力された信号とが入力し、
    2選択分周信号を出力する第2選択分周回路と、 前記第2選択分周回路から出力された第2選択分周信号
    が入力し、反転第2選択分周信号を出力する第17のイ
    ンバータと、 前記第1選択分周信号と、前記第2選択分周信号とが入
    力し、この入力した2つの信号のNAND演算を実行す
    第7の2入力NANDと、 前記第7の2入力NANDから出力された信号が入力
    し、システムクロックCK0を出力する第18のインバ
    ータと、 前記第1選択分周信号と、前記第2選択分周信号と、前
    記第34のインバータから出力されたクロック制御信号
    とが入力し、この入力した3つの信号のNAND演算を
    実行する第4の3入力NANDと、 前記第4の3入力NANDから出力された信号が入力
    し、サブシステムクロックCKD0を出力する第22の
    インバータと、 前記第16のインバータから出力された信号と、前記第
    2選択分周回路から出力された第2選択分周信号とが
    力し、この入力した2つの信号のNAND演算を実行す
    第8の2入力NANDと、 前記第8の2入力NANDから出力された信号を入力
    し、システムクロックCK1を出力する第19のインバ
    ータと、 前記第17のインバータから出力された反転第2選択分
    周信号と、前記第6の2入力NANDから出力された第
    1選択分周信号とが入力し、この入力した2つの信号の
    NAND演算を実行する第9の2入力NANDと、 前記第9の2入力NANDから出力された信号が入力
    し、システムクロックCK2を出力する第20のインバ
    ータと、 前記第17のインバータから出力された反転第2選択分
    周信号と、前記第16のインバータから出力された信号
    とが入力し、この入力した2つの信号のNAND演算を
    実行する第10の2入力NANDと、 前記第10の2入力NANDから出力された信号が入力
    し、システムクロック CK3を出力する第21のインバ
    ータとを有することを特徴とする集積回路装置。
  7. 【請求項7】 前記第1分周回路、前記第2分周回路、
    前記第3分周回路、及び、前記第4分周回路が、 前記原発クロック信号、若しくは、前段の分周回路から
    出力された分周信号が入力するC端子と、前記反転原発
    クロック信号、若しくは出力信号が入力するCB端子
    と、前記リセット信号が入力するR端子と、それぞれの
    分周信号を出力する2C端子と、出力信号を出力する2
    CB端子とを備え、 前記C端子から入力した原発クロック信号、若しくは、
    前段の分周回路から出力された分周信号がP側に入力
    し、前記CB端子から入力した出力信号がN側に入力す
    第1のトランスファと、 前記R端子から入力したリセット信号と、第26のイン
    バータから出力された出力信号とが入力し、この2つの
    入力信号にNAND演算を実行する第11の2入力NA
    NDと、 前記C端子から入力した原発クロック信号、若しくは、
    前段の分周回路から出力された分周信号がN側に入力
    し、前記CB端子から入力した出力信号がP側に入力
    し、前記第11の2入力NANDからの出力信号が入力
    し、前記第11の2入力NANDへ出力信号を出力する
    第26のインバータと、 前記第11の2入力NANDからの出力信号を入力する
    第23のインバータと、 前記CB端子から入力した出力信号がP側に入力し、前
    記C端子から入力した原発クロック信号、若しくは、前
    段の分周回路から出力された分周信号がN側に入力し、
    前記第23のインバータから出力された信号が入力する
    第2のトランスファと、 前記2CB端子から入力した出力信号が入力し、この入
    力した信号に基づき出力信号を出力する第25のインバ
    ータと、 前記CB端子から入力した出力信号がN側に入力し、前
    記C端子から入力した原発クロック信号、若しくは、前
    段の分周回路から出力された分周信号がP側に入力し、
    第12の2入力NANDから出力された信号が入力し、
    該第12の2入力NANDに信号を出力する第27のイ
    ンバータと、 前記リセット信号と、前記第27のインバータから出力
    された信号とが入力し、この2つの入力信号のNAND
    演算を実行する第12の2入力NANDと、 前記第12の2入力NANDから出力された信号が入力
    し、前記2CB端子に信号を出力する第24のインバー
    タとを有することを特徴とする請求項6記載の集積回路
    装置。
  8. 【請求項8】 前記第2のスタティックラッチが、 前記リセット信号と、第29のインバータから出力され
    た信号とを入力し、これら2つの信号のNAND演算を
    実行する第13の2入力NANDと、 前記第13の2入力NANDから出力された信号が入力
    し、第28のインバータから出力されN側に入力し、
    3のトランスファのN側から出力された信号がP側に入
    力し、出力信号を出力する第29のインバータと、 入力が前記第3のトランスファのN側と接続され、出力
    が前記第3のトランスファのP側と接続された第28の
    インバータと、 前記第28のインバータの出力がP側に接続し、前記第
    28のインバータの入力がN側に接続している第3のト
    ランスファとを有することを特徴とする請求項6又は7
    に記載の集積回路装置。
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