JP3075203U - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP3075203U
JP3075203U JP2000005362U JP2000005362U JP3075203U JP 3075203 U JP3075203 U JP 3075203U JP 2000005362 U JP2000005362 U JP 2000005362U JP 2000005362 U JP2000005362 U JP 2000005362U JP 3075203 U JP3075203 U JP 3075203U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 病室などのベッドヘッド側壁面に取付けられ
る照明器具において、照明器具の照射方向を可変可能に
することによって、必要に応じた照度を提供することの
できる照明器具を提供する。 【解決手段】 壁面に取付ける照明器具において、壁面
側に配置した後方部と、それと対向して設けた前方部
と、上面側に設けられる透明若しくは半透明の照射口
と、下面側に設けられる展開板と、左右側面に配置され
る右側板と左側板によって形成された筐体の内部に、第
1発光体や電気系統部位などを内蔵する第1照明部位を
備え、前記第1照明部位の下面側に設けた展開板に反射
板を設け、第1発光体から下方に照射される光を上面側
の照射口に反射するとともに、第1照明部位の下面側に
設けた展開板を回転可能に形成し、第1照明部位の下面
側を閉鎖・展開させることによって、第1照明部位が室
内灯と介護灯とを兼用するととに、読書灯として使用す
る第2照明部位を、第1照明部位と壁面との間に別途設
けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、病室などのベッドヘッド側壁面に設置される照明器具(ベッドヘ ッドライト)において、照明光の照射角度を可変可能とすることによって、室内 灯と介護灯を兼用する照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ベッドで過ごすことの多い病室などでは、患者が安静に過ごすことの できるようにグレアのないベースライトが望まれ、その奨励照度も約100〜2 00Lxである。これに対し、患者がベッド面で読書を行なうときの奨励照度は 約150〜200Lxであり、さらに看護婦などが患者の包帯を交換したり介護 を行ったりするときの奨励照度は約200〜750Lxである。このように病室 での代表的な照明における奨励照度はそれぞれ異なり、その用途に応じた照明器 具(すなわち室内灯、読書灯、介護灯)が必要であった。
【0003】 従来技術による照明器具を以下に説明する。 病室などのベッドヘッド側の壁面に設けられる室内灯は、患者が安静に過ごす ことのできるように、照明光を上方へ向かって照射するアッパーライト型のもの が一般に使用されている。
【0004】 図4に従来技術による照明器具100を示す。 従来技術による照明器具100はベッドヘッド側の壁面20に取付けられ、第 1発光体11を内蔵する第1照明部位1と第2発光体12を内蔵する第2照明部 位2を備える。なお第1照明部位1は室内灯として使用され、第2照明部位2は 読書灯として使用される。 図4に示すように、第1照明部位1は上面側に照射口3を有し、第1発光体1 1の光を上方に照射する(アッパーライト型)。すなわち第1発光体11の光を 上方に照射し、ベッド上を直接照射しないことによって患者が安静に過ごすこと のできる快適な照明を提供する。 また第2照明部位2は下面側に照射口3を有し、第2発光体12の光を下方に 照射して読書灯として用いるのに快適な照明を提供する。 すなわち従来技術による照明器具は、室内灯としての第1照明部位1と読書灯 としての第2照明部位2とを備える。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来技術による照明器具では、看護婦などが患者の包帯を交換し たり介護を行ったりするときの照明として快適な照度を得ることができず、別途 介護灯を用意しなくてはならなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案による照明器具は、壁面に取付ける照明器具において、壁面側に 配置した後方部と、それと対向して設けた前方部と、上面側に設けられる透明若 しくは半透明の照射口と、下面側に設けられる展開板と、左右側面に配置される 右側板と左側板によって形成された筐体の内部に、第1発光体や電気系統部位な どを内蔵する第1照明部位を備え、前記第1照明部位の下面側に設けた展開板に 反射板を設け、第1発光体から下方に照射される光を上面側の照射口に反射する とともに、第1照明部位の下面側に設けた展開板を回転可能に形成し、第1照明 部位の下面側を閉鎖・展開させることによって、第1照明部位が室内灯と介護を 兼用するものである。
【0007】 また請求項3記載の考案は、室内灯と介護灯を兼用する第1照明部位と壁面と の間に、第2発光体を内蔵する第2照明部位を設け、前記第2発光体の光を下方 に照射し、第2照明部位を読書灯として用いるものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案による照明器具10の好適な実施例について図1乃至図3を参照して説 明する。 本考案による照明器具10は病室などのベッドヘッド側の壁面20にボルト9 によって取付けられ、第1発光体11を内蔵する第1照明部位1と、第2発光体 12を内蔵する第2照明部位2とから構成され、第1照明部位1は室内灯および 介護灯として兼用され、第2照明部位2は読書等として利用する。 なお第2照明部位2は第1照明部位1と壁面20との間に配置されている。
【0009】 本考案による照明器具10の第1照射部位1を室内灯として使用する状態を図 1の断面図を参照して説明する。
【0010】 第1照明部位1は、第2照射部位2と隣接する側(すなわち壁面20側)に配 置した後方部6と、それと対向して設けた前方部7と、上面側に設けられる透明 若しくは半透明の照射口3と、下面側に設けられる展開板4と、左右側面に配置 される右側板と左側板(図示せず)によって形成された筐体の内部に、第1発光 体11や電気系統部位13などを内蔵する。
【0011】 なお、この実施例による照明器具10では、長尺の第1発光体11が右側板と 左側板によって把持され、壁面20と略平行になるように配置されている。 また電気系統部位13は、後方部6に固定されており、第1発光体11の上方 および下方への照射を遮らないように配置されている。
【0012】 下面側に配置される展開板4は、凸状嵌合部4Aが後方部6の凹状嵌合部6A に勘合して固定されている。この展開板4の前方先端部4Cを前方部7に係止す ることによって、展開板4は第1照明部位1の下面側を閉鎖する。 なお前記展開板4には反射板5が設けられ、第1発光体11から下方に照射さ れる光は反射板5によって、上面側の照射口3へ反射される。
【0013】 すなわち第1照明部位1は、第1発光体11から上方へ照射される光と、反射 板5によって反射された光とが、上面側の照射口3を透過して上方へ照射され、 室内を照明する(アッパーライト型)。
【0014】 次に本考案による照明器具10の第1照射部位1を介護灯として使用する第2 状態を図2の断面図を参照して説明する。
【0015】 上述したように第1照明部位1の下面側には、反射板5を備える展開板4が配 置され、この展開板4の凸状嵌合部4Aが後方部6の凹状嵌合部位6Aに勘合し ている。 詳しくは、凸状勘合部4Aには円弧状の凸部41が形成され、この凸状勘合部 4Aと勘合する凹状勘合部6Aには、前記凸部41を円弧に沿って円弧運動させ るためのガイド溝61が形成されている。 このガイド溝61に沿って凸部41を円弧運動することによって、凸状勘合部 4Aと凹状勘合部6Aとの勘合部位を支軸1Aとして展開板4が回転し、この回 転運動によって下面側に設けられる展開板4が閉鎖・展開する。
【0016】 なお支軸1Aを中心に回転して展開する展開板4の後方先端部には質量調節用 に錘4Bが設けられ、支軸1A(凸状勘合部4A)から前方先端部4Cへ延びる 部位と、その反対側の支軸1A(凸状勘合部4A)から後方先端部へ延びる部位 と質量の不均衡によって展開板4が回転しないように質量調節されいる。
【0017】 また、第1照明部位1の内部には係止部8が設けられ、展開板4を展開した状 態では、展開板4は前記係止部8に係止する。
【0018】 すなわち本考案による照明器具10の第1照明部位1では、展開板4の前方先 端部4Cが前方部7に係止し、下面側が閉鎖した状態(図1参照)から、支軸1 Aを中心に展開板4を回転して展開することによって、展開板4を係止部8に係 止し、下面側を開放する(図2参照)。 これによって、第1発光体11から上方へ照射される光は照射口3から上方へ 照射され、室内を照明するとともに、第1発光体11から下方へ照射される光は 開放口31から下方へ照射され、ベッド上の患者を照射し、看護灯として快適な 照度を提供する。
【0019】 以上説明したように、第1照明部位は下面側に設けた展開板4を支軸1Aを中 心に回転し、展開板4を閉鎖・展開することによって、室内灯として快適な照度 を提供するとともに(展開板4を閉鎖)、介護灯として快適な照度を提供する( 展開板4を展開)。 なお第1照明部位1と壁面20との間に配置されている第2照明部位2は読書 灯として用いるものであり、この実施例では、第2照明部位2は下方に照射口3 を有し、内部の第2発光体12の照射光を下方に照射し、読書するのに快適な照 度を提供する。
【0020】 図3は本発明による照明器具10を病室などのベッドヘッド側の壁面20に取 付けた場合の、病室内の照度(Lx)を示す図である。 この実施例では、ベッドヘッド側の壁面20に取付けた照明器具10は、ベッ ド上の患者Aから約1メートルの高さに配置されている。 図3は、照明器具10の展開板4を閉鎖した状態(図1参照)におけるポイン トX〜ポイントXの照度(括弧内の数値(Lx))と、照明器具10の展開 板を展開した状態(図2参照)におけるポイントX〜ポイントXの照度(L x)の測定結果を示すものである。 この照度測定結果から、本考案による照明器具10は、展開板4を閉鎖した状 態で室内灯として使用する場合は、患者が安静に過ごすことのできるように20 0Lx以下の照度を提供し、展開板4を開放した状態で介護灯として利用する場 合は、介護灯として使用するのに十分な200Lx以上の照度を提供する。
【0021】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案による照明器具は病室などのベッドヘッド側の壁 面に取付ける照明器具であって、第1発光体を内蔵する第1照明部位と、第2発 光体を内蔵する第2照明部位から構成され、前記第1照明部位は下面側に配置さ れる展開板を閉鎖・展開することによって第1発光体による照射方向を変更し、 室内灯と介護灯を兼用する。また前記第1照明部位と壁面との間に配置される第 2照明部位は、第2発光体の光を下方に照射し、読書灯として使用する。 また前記展開板の固定は、ヒンジによる固定ではなく、勘合によって固定した ものであるため、第1発光体の光がヒンジ部位から下方に漏れる心配がないとと もに、展開板の開閉は複雑な展開機構でなく、勘合部位を支軸として展開板を回 転することによって閉鎖・展開するものであるため、開閉を繰り返すことによっ て発生する故障の心配もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による照明器具の第1照明部位を室内灯
として用いた状態(断面図)。
【図2】本考案による照明器具の第1照明部位を介護灯
として用いた状態(断面図)。
【図3】本考案による照明器具の照度測定結果を示す
図。
【図4】従来技術による照明器具(断面図)
【符号の説明】
1 第1照明部位 2 第2照明部位 3 照射口 4 展開板 4A 凸状勘合部 4B 錘 4C 前方先端部 5 反射板 6 後方部 7 前方部 8 係止部 9 ボルト 10 照明器具 11 第1発光体 12 第2発光体 13 電気系統部位 20 壁面

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に取付ける照明器具において、 壁面側に配置した後方部と、それと対向して設けた前方
    部と、上面側に設けられる透明若しくは半透明の照射口
    と、下面側に設けられる展開板と、左右側面に配置され
    る右側板と左側板によって形成された筐体の内部に、第
    1発光体や電気系統部位などを内蔵する第1照明部位を
    備え、 前記第1照明部位の下面側に設けた展開板に反射板を設
    け、第1発光体から下方に照射される光を上面側の照射
    口に反射するとともに、 第1照明部位の下面側に設けた展開板を展開(回転)可
    能に取付け、第1照明部位の下面側を閉鎖・展開させた
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 展開板の凸状勘合部と、後方部の凹状勘
    合部を勘合させて、後方部に展開板を取付けるととも
    に、この勘合部位を支軸として展開板を回転することに
    よって、展開板を閉鎖・展開することを特徴とする請求
    項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 第1照明部位と壁面との間に、第2発光
    体を内蔵する第2照明部位を設け、前記第2発光体の光
    を下方に照射することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の照明器具。
  4. 【請求項4】 ベッドヘッド側の壁面に取付けたことを
    特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の照明
    器具。
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