JP3075180B2 - 感震装置 - Google Patents

感震装置

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JP3075180B2
JP3075180B2 JP13805896A JP13805896A JP3075180B2 JP 3075180 B2 JP3075180 B2 JP 3075180B2 JP 13805896 A JP13805896 A JP 13805896A JP 13805896 A JP13805896 A JP 13805896A JP 3075180 B2 JP3075180 B2 JP 3075180B2
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスメータやガス
遮断装置などに設置されて地震を検出する感震装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の感震装置は、特開平3−1
05221号公報のようなものが知られていた。以下、
その方法について図14を参照しながら説明する。
【0003】図14に示すように、振動変位を検知する
振動スイッチとしての磁歪パルス素子1と、前記磁歪パ
ルス素子1が振動を検出した時に電源回路2の電源を投
入して歪抵抗素子3と信号処理部4を起動して振動を検
出する構成となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術では、振動スイッチでは振動のレベルが検出困難で
あり、所定振動レベル以上の時に電源投入することが難
しく誤動作が多くなることと、小さい振動レベルでも電
源が投入されるため電池の消耗が速いという課題があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、振動信号を検出する振動検出手段と、前記
振動信号から地震か否かを判別する地震判別手段と、こ
の地震判別手段の結果を出力する出力手段と、前記振動
検出手段への駆動用電力を供給する電力供給手段と、前
記振動信号に応じて逐次電力供給を制御する電力供給制
御手段を備えた構成とした。
【0006】上記発明によれば、振動検出手段への電力
供給を逐次振動レベルに応じて間欠的にオンオフ制御を
することで消費電力を大幅に抑制することができるとと
もに、突発的な振動を見逃すことなく検出することがで
きる。そして、オン制御時の振動検出手段の信号レベル
によって振動の大きさを検出することができるので、所
定レベル以上の時のみ、振動信号の地震判別手段を実行
させることができるので消費電力を大幅に低減すること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、振動信号を検出する振
動検出手段と、前記振動信号から地震か否かを判別する
地震判別手段と、この地震判別手段の結果を出力する出
力手段と、前記振動検出手段への駆動用電力を供給する
電力供給手段と、前記振動信号に応じて逐次電力供給を
制御する電力供給制御手段を備えることで、消費電力を
大幅に抑制することができるとともに、突発的な振動を
見逃すことなく検出することができる。
【0008】また、振動信号の振動レベルに応じて電力
供給のオン時間またはオフ時間を制御する電力供給制御
手段を備えた構成とした。
【0009】さらに、振動信号の振動レベルに応じて電
力供給のオフ時間を逐次制御する電力供給制御手段を備
えた構成とした。そして、振動検出手段への電力供給を
間欠的にオンオフ制御をすることで消費電力を大幅に抑
制することができ、かつオン制御時の振動検出手段の信
号レベルによって振動の大きさを検出することができる
ので、所定レベル以上の時のみ振動信号の地震判別手段
を実行させることができるので消費電力を大幅に低減す
ることができるのである。そして、逐次オフ時間を制御
することで高周波数の信号も抜けを生じることなく確実
に検出することができる。
【0010】また、振動信号の振動レベルが所定レベル
以上になった時、電力供給のオフ時間を短く制御する電
力供給制御手段を備えたものである。そして、振動レベ
ルが大きくなった時にはオフ時間を短くすることで大き
な振動波形を逃さず検出することができ、地震の判定を
精度よくおこなうことができるのである。
【0011】また、振動信号の振動レベルが所定レベル
以上になった時、電力供給のオン時間を長く制御する電
力供給制御手段を備えたものである。そして、振動レベ
ルが大きくなった時にはオン時間を長くすることで、振
動波形を逃さず、かつ詳細に連続波形として検出するこ
とができ、地震の判定を精度よくおこなうことができ
る。
【0012】また、オフ時間をランダムに変動制御する
電力供給制御手段を備えたものである。そして、ランダ
ムにオフ時間を変動制御することで周期的なノイズ振動
の影響による誤動作を除去することができるのである。
【0013】また、振動検出手段を搭載する防振手段を
備えたものである。そして、機械的な防振手段で高周波
数の振動を除去することで、地震の特徴である低周波数
を精度よく検出することができる。そして、電気回路に
よるアナログフィルターでは、フィルターによる遅延が
あり電源のオンオフ制御困難であるが、機械的防振手段
を用いると電源のオン・オフ制御を実現することができ
低消費電力化ができるのである。
【0014】さらに、演算によって振動信号をフィルタ
リングする演算フィルター手段を備えたものである。そ
して、検出した振動信号波形を数学的にフィルタリング
して高周波数の振動を除去することで、地震の特徴であ
る低周波数を精度よく検出するとともに、電源のオンオ
フ制御も実現することができ低消費電力化することがで
きるのである。
【0015】また、DC成分から検出できる振動検出手
段を備えたものである。また、DC成分の信号レベルに
より振動検出手段が転倒したことを検知する転倒判別手
段を備えたものである。そして、長時間信号の振動変動
がないが何等かの信号が発生している場合は、転倒と判
定して転倒検知を行うことができるのである。
【0016】また、流路を流れる流体の流量検出手段
と、前記流量検出手段の流量情報によって電力供給のオ
ン時間またはオフ時間を制御する電力供給制御手段を備
えたものである。
【0017】また、第1の所定流量値以上の時、オフ時
間を短くする電力供給制御手段を備えたものである。そ
して、流路に第1の所定流量値以上、流体が流れている
時にはオフ時間を短くして振動の検知を詳細に行って地
震の発見の確立を向上することができるのである。
【0018】また、第2の所定流量値以下の時、オフ時
間を長くする電力供給制御手段を備えたものである。そ
して、第2の所定流量以下の時は流れが少ないので地震
等が発生しても被害が少ないとこからオフ時間を長くし
て電力消費を抑制することができる。
【0019】また、複数個の振動検出手段と、複数個の
振動検出手段のうち1個の振動検出手段への電力供給を
オン・オフ制御しながら振動レベルを監視し、前記振動
レベルが所定値以上になった時に、他の振動検出手段へ
の電力供給をオフからオンに制御する電力供給制御手段
を備えたものである。そして、複数個の振動検出手段に
おいても1個の振動検出手段のみに電力を供給ことで電
力消費を抑制することができるのである。
【0020】また、複数個の振動検出手段と、複数個の
振動検出手段への電力供給を各1個ずつ順番にオンオフ
制御を繰り返す電力供給制御手段を備えたものである。
そして、1個ずつ順番に振動検出手段を動作させること
でどの方向の振動も検出することができるのである。
【0021】また、電力供給は少なくとも3秒に1回以
上おこなう電力供給制御手段を備えたものである。そし
て、3秒に1回以上電力供給することで高周波数の振動
も逃すことなく検出することができるのである。
【0022】以下、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。 (実施例1) 図1は本発明の実施例1の感震装置のブロック図であ
る。
【0023】図1において、5は振動加速度センサ、6
は増幅器、7は地震判別種段、8は出力手段、9は電力
供給制御手段、10は電力供給手段としての電池であ
る。
【0024】次に動作、作用について説明する。本発明
の感震装置は、図2に示すように、電力供給制御手段に
よってオン時間S1とオフ時間T1を制御して、振動加
速度センサ5と増幅器6への電力供給を制御するもので
ある。例えば、オン時間(例えば、S1=1ms)の時
の振動加速度センサ5の振動レベルを検出して、そのレ
ベルa(単位:ガル)に対応したオフ時間T2を設定す
る。すなわち、T2=T1−Δt*aとするのである
(例えば、T1=0.1、Δt=0.0006)。そし
て、T2後に再びオンとして振動レベルを検出して同様
の動作を繰り返すのである。ここで、Tn=T1−Δt
*aとする。なお、図2では正の振動レベルだけを検知
しているように見えるが、実際には、振動レベルは、振
動加速度レベルの絶対値を用いて行うことで正負どちら
の振動にも対応できるものである。
【0025】また、オン時間の時の振動加速度センサ5
の振動レベルが80ガル以上の時は、オン時間S2を長
時間続けて振動波形を連続して計測する。(例えば、S
2=10秒)そして、同時に地震判別手段にも電力を供
給して計測した振動波形から地震か衝撃かを判別するの
である。
【0026】判定の結果、地震であると判定された時の
み出力手段に電力が供給され、出力手段であるガス遮断
弁などが駆動されるものである。
【0027】このように、常に振動レベルに応じて電力
供給を逐次制御することで、振動が低レベルの時はオフ
時間を長くする長時間間隔で計測を行うので電池の消耗
を大幅に抑制することができると共に、振動レベル
応して逐次オフ時間を制御しているので、地震のように
突然大きな振動が発生しても、逐次オフ時間を短くして
短時間間隔で振動レベルを計測するので見逃すことがな
い。また、振動レベルが震度5相当の80ガルとなった
ところでオン時間を長時間に設定し振動波形を詳細に計
測することで、震度5相当の振動時のみ通電するので電
池の消耗をより少なくすることができるのである。
【0028】また、振動レベルが所定レベル以上になっ
たときには、オフ時間を短くする方法でもほぼ同様の効
果が得られる。例えば図3に示すように、震度4相当の
25ガル以上になった時には、オフ時間T4を50ms
とすることでより細かく振動波形を監視することができ
るので、振動を詳細に計測することができる。そして、
特定のオフ時間を設定することができるので、オフ時間
を十分に短くしておけば、急激に変動した場合でも検出
漏れを少なくすることができるし、時間変更を頻繁に制
御しなくてよいので電力供給制御手段による電池の消耗
をより少なくすることができる。以上、オフ時間の逐次
制御について説明したが、同様にオン時間を逐次制御す
る場合は、オン時間S1、S2のように振動加速度レベ
ルに応じ て電力を通電する時間を制御して行なう。そし
て、必要な時に電力供給を行ない不要な電力浪費を制限
して低消費電力とすることができる。
【0029】また、図4に示すように、振動レベルによ
ってオフ時間を設定するときに、振動信号に関係なく電
力のオフ時間をランダムに設定することで、周期的なノ
イズ信号の影響による誤動作を除去することもできる。
【0030】さらに、図5に示すように、振動加速度セ
ンサ5をバネ11のような防振手段の上に搭載すること
で、検出される振動信号は低周波数の信号のみとなり、
高周波数の振動ノイズ信号を除去することができので、
精度よく判別することができるとともに、電気回路のフ
ィルターを使用しなくてよいので、フィルターによる遅
延が生じず電力供給のオンオフ制御が可能になり、電池
の消耗を低減することができるのである。
【0031】ここで、防振手段は電気回路基板12の上
に載せ、その上に振動加速度センサ5を載せる構成とし
たが、図6のように、電気回路基板12を防振手段であ
るバネ11で防振してもよいことは明白である。ここ
で、13は感震器を収納するガスメータのケースであ
る。
【0032】また、防振手段を用いないときは、図7の
ように構成する。すなわち、振動信号をA/D変換器1
5を通してデジタル信号にした後、ソフト的にデジタル
フィルター14で演算によってフィルタリングすると、
高周波成分を除去することができる。そして、機械的防
振手段と同様に、精度よく判別することができるととも
に、電気回路のフィルターを使用しなくてよいので、フ
ィルターによる遅延が生じずオンオフ制御が可能にな
り、電池の消耗を低減することができる。
【0033】さらに、DC成分から検出できる振動加速
度センサを用いれば、振動信号をA/D変換器15を通
してデジタル信号にした後、ソフト的にデジタルフィル
ター14で演算によってDC成分を求めて傾斜または転
倒の判別が行なえる。例えば 図8に示すように、長時
間信号レベルありの状態が継続したとき、振動加速度セ
ンサが傾斜または転倒していると判定して、その出力信
号を出力することができる(例えば、T=1秒)。ここ
で、信号レベルありの状態とは、信号レベルがほとんど
変動しない状態で、かつ信号がゼロではない状態のこと
を言う。これにより、ガスメータの転倒時にはガス流を
停止させることができ、間違ったガス流量計測を行うこ
とがない。
【0034】なお、電力供給は少なくとも、3秒に1回
以上行うこととして、振動検出に漏れがないようにし
た。ここでは、0.101秒に1回監視しているので、
サンプリング定理から、約5Hzの振動波形までは検知
することができるのである。そして、振動がない状態で
も0.101秒に1回は監視することができ、超時間に
わたって電力供給が行なわれないような不安全な状態に
はならない。
【0035】(実施例2) 図9は本発明の実施例2の感震装置を示すブロック図で
ある。実施例1と異なる点は、流路を流れる流体の流量
計測手段16と、流量計測手段16の流量信号によって
電力供給を制御する電力供給制御手段17を備えたもの
である。
【0036】次に動作、作用について説明する。本発明
の感震装置は、図10に示すように第1の所定流量Q1
以上の時は、オフ時間T2を短くするようにした。すな
わち、流量が所定値Q1以上に流れているときは、監視
を厳しくする必要があるのでオフ時間T2を短くするの
である。
【0037】また、Q1から第2の所定流量Q2の時
は、オフ時間T3を長くすることとした。すなわち、流
量がない場合は、それほど頻繁に監視する必要がないの
で、オフ時間T3を長くすることができるのである。こ
のようにして、電池の消耗を極力低減して長寿命化を図
ることができる。ここで、流量Q2以下の時はオフ時間
をT1とし、T1>T3>T2の関係になるように設定
することで、大流量時の振動監視の強化と、低消費電力
を両立することができる。
【0038】このように、流量情報に応じて監視間隔を
制御することで、安全を十分に確保しつつ、電池の長寿
命化を実現することができるのである。
【0039】(実施例3) 図11は本発明の実施例3の感震装置を示すブロック図
である。実施例1と異なる点は、2個の振動検出手段で
ある振動加速度センサ5、18と、2個の振動加速度セ
ンサ5、18への電力供給を制御する電力供給制御手段
19を備えたものである。ここで、20は地震判別手段
である。
【0040】次に動作、作用について説明する。本発明
の感震装置は、図12に示すように2個の振動加速度セ
ンサ5、18と、2個の振動加速度センサのうち1個の
振動検出手段5と増幅器6への電力供給をオンオフ制御
(制御パルスA)しながら振動レベルを監視し、前記振
動レベルが所定値以上になった時に、他の振動加速度セ
ンサ18への電力供給をオフからオンに制御(制御パル
スB)する電力供給制御手段を備えたのである。
【0041】そして、2個の振動加速度センサを有して
水平2方向の振動を検出する場合でも、1個の振動加速
度センサ5のみをオンオフ制御して監視し、他方の振動
加速度センサ18は、監視している振動加速度センサ5
の振動レベルが所定値以上になるまでオフの状態とする
ことで、2個の振動加速度センサを用いた場合でも、消
費電力を少なくすることができるのである。
【0042】また、図13に示すように2個の振動加速
度センサ5、18と、2個の振動加速度センサ5、18
への電力供給を各1個ずつ順番にオン・オフ制御を交互
に繰り返す構成とした。
【0043】そして、順番にオン・オフ制御を行ってい
くことで、1方向の振動だけを監視しているのではな
く、2方向の振動を監視することができるので、確実に
どの方向からの振動も検出することができ、かつどちら
か一方の振動加速度センサはオフの状態になっているの
で、消費電力を少なくすることができる。
【0044】このように、複数個の振動検出手段を用い
ても1個ずつ電力を供給することで電力消耗を抑制する
ことができ、かつどの方向の振動検出も確実に行うこと
ができるのである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明の感震装置に
よれば、次の効果が得られる。
【0046】振動検出手段の振動信号の振動レベルに応
じて電力供給を逐次制御する電力供給制御手段を備える
ことによって、振動が低レベルの時は長時間間隔で計測
を行い電池の消耗を大幅に抑制することができると共
に、振動レベルに対応して逐次電力供給を制御している
ので、地震のように突然大きな振動が発生しても見逃す
ことがない。また、振動レベルが震度5相当の80ガル
となったところでオン時間を長時間設定し振動波形を詳
細に計測することで、震度5相当の振動時のみ通電する
ので電池の消耗が少なくすることができる効果がある。
【0047】そして、オフ時間を振動信号に関係なくラ
ンダムに設定することで、周期的なノイズ信号の影響に
よる誤動作を除去することができる。
【0048】そして、防振手段の上に搭載することで、
高周波数の振動ノイズ信号を除去することができので、
精度よく判別することができるとともに、オン・オフ制
御が可能になり、電池の消耗を低減することができる。
そして、ソフト的にデジタルフィルター14でフィルタ
リングすることによって、フィルターによる遅延が生じ
ずオンオフ制御が可能になり電池の消耗を低減すること
ができる。
【0049】また、DC成分が、長時間信号レベルあり
の状態が連続して継続したとき、振動加速度センサが傾
斜または転倒していると判定することができる。
【0050】そして、流量情報に応じて監視間隔を制御
することで、安全を十分に確保しつつ、電池の長寿命化
を実現することができるのである。
【0051】さらに、複数個の振動検出手段を用いても
1個ずつ電力を供給することで電力消耗を抑制すること
ができ、かつどの方向の振動検出も確実に行うことがで
きるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の感震装置のブロック図
【図2】同感震装置の動作を説明するタイミングチャー
【図3】同感震装置の別の動作を説明するタイミングチ
ャート
【図4】同感震装置のさらに別の動作を説明するタイミ
ングチャート
【図5】同感震装置の側面図
【図6】同感震装置の別の側面図
【図7】本発明の実施例1の別の感震装置のブロック図
【図8】同感震装置の動作を説明するタイミングチャー
【図9】本発明の実施例2を示す感震装置のブロック図
【図10】同感震装置の動作を説明するタイミングチャ
ート
【図11】本発明の実施例3の感震装置のブロック図
【図12】同感震装置の動作を説明するタイミングチャ
ート
【図13】同感震装置の別の動作を説明するタイミング
チャート
【図14】従来の感震装置の構成図
【符号の説明】
5、18 振動加速度センサ 7、20 地震判別手段 8 出力手段 9、17、19 電力供給制御手段 10 電池 11 防振手段 14 デジタルフィルター 16 流量計測手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−105221(JP,A) 特開 平8−77475(JP,A) 特開 昭64−83181(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01V 1/18 G01F 3/22 G01H 1/00

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動信号を検出する振動検出手段と、前記
    振動信号から地震か否かを判別する地震判別手段と、地
    震判別手段の結果を出力する出力手段と、前記振動検出
    手段へ駆動用電力を供給する電力供給手段及び、振動信
    号の振動レベルに応じて電力供給を逐次制御する電力供
    給制御手段を備えた感震装置。
  2. 【請求項2】振動信号の振動レベルに応じて電力供給の
    オン時間またはオフ時間を逐次制御する電力供給制御手
    段を備えた請求項1記載の感震装置。
  3. 【請求項3】振動信号の振動レベルに応じて電力供給の
    オフ時間を逐次制御する電力供給手段を備えた請求項2
    記載の感震装置。
  4. 【請求項4】振動信号の振動レベルが所定レベル以上に
    なった時、電力供給のオフ時間が短くなるように逐次
    御する電力供給制御手段を備えた請求項2記載の感震装
    置。
  5. 【請求項5】振動信号の振動レベルが所定レベル以上に
    なった時、電力供給のオン時間が長くなるように逐次
    御する電力供給制御手段を備えた請求項2記載の感震装
    置。
  6. 【請求項6】オフ時間をランダムに変動制御する電力供
    給制御手段を備えた請求項2記載の感震装置。
  7. 【請求項7】振動検出手段を搭載する防振手段を備えた
    請求項1から6のいずれか1項に記載の感震装置。
  8. 【請求項8】演算によって振動信号をフィルタリングす
    デジタルフィルター手段を備えた請求項1から7のい
    ずれか1項に記載の感震装置。
  9. 【請求項9】DC成分から検出できる振動検出手段を備
    えた請求項1記載の感震装置。
  10. 【請求項10】DC成分の信号レベルにより振動検出手
    段が転倒したことを検知する転倒判別手段を備えた請求
    項9記載の感震装置。
  11. 【請求項11】流路を流れる流体の流量検出手段と、前
    記流量検出手段の流量情報によって電力供給のオン時間
    またはオフ時間を制御する電力供給制御手段を備えた請
    求項1記載の感震装置。
  12. 【請求項12】第1の所定流量値以上の時、オフ時間を
    短くする電力供給制御手段を備えた請求項11記載の感
    震装置。
  13. 【請求項13】第2の所定流量値以下の時、オフ時間を
    長くする電力供給制御手段を備えた請求項11記載の感
    震装置。
  14. 【請求項14】複数個の振動検出手段と、複数個の振動
    検出手段のうち1個の振動検出手段への電力供給をオン
    ・オフ制御しながら振動レベルを監視し、前記振動レベ
    ルが所定値以上になった時に、他の振動検出手段への電
    力供給をオフからオンに制御する電力供給制御手段を備
    えた請求項1記載の感震装置。
  15. 【請求項15】電力供給は少なくとも3秒に1回以上お
    こなう電力供給制御手段を備えた請求項1から13のい
    ずれか1項に記載の感震装置。
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