JP3074171U - 浴槽の蓋 - Google Patents

浴槽の蓋

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JP3074171U
JP3074171U JP2000004258U JP2000004258U JP3074171U JP 3074171 U JP3074171 U JP 3074171U JP 2000004258 U JP2000004258 U JP 2000004258U JP 2000004258 U JP2000004258 U JP 2000004258U JP 3074171 U JP3074171 U JP 3074171U
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敏雄 大石
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敏雄 大石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 浴槽内の湯量が少ない場合でも十分に体が温
まり、経済性に優れ、また湯による心臓や肺部への圧迫
感がなく健康上も優れた効果を発揮する浴槽の蓋を提供
する。 【解決手段】 浴槽11の開口部を覆う蓋1の周縁の一
部に人の首部3が遊嵌する窓孔4を形成する。ここで、
蓋1に窓孔4を開閉可能なシャッター7を設けるとよ
い。また、窓孔4の周縁部を可撓性の保護部材5で覆う
とよい。また、窓孔4の近傍に腕挿通口17を設けると
よい。また、窓孔4の周縁部に湯を吐出可能なシャワー
ノズル9を設けてもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、浴槽の蓋の改良、特に首部が遊嵌する窓孔を設けた浴槽の蓋に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般家庭の風呂場の浴槽に用いる蓋は、浴槽の開口部の全体を覆って浴槽 内に溜めた湯の温度を下げないようにするために用いる。 入浴する際には、浴槽の蓋を完全に取り去るか、蓋を半分ほど開いて用いる。い ずれにしても、開口部が広いためその開口部から熱が容易に逃げてしまい、特に 冬場などの寒い時期には、浴槽内に多量の湯を溜める必要がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、浴槽内の湯量が少ない場合でも十分に体が温まり、経済性に優れ、また 湯による心臓や肺部への圧迫感がなく健康上も優れた効果を発揮する浴槽の蓋を 提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の浴槽の蓋は、浴槽の開口部を覆う蓋の周縁 の一部に人の首部が遊嵌する窓孔を形成したこと、を特徴としている。 ここで、蓋に窓孔を開閉可能なシャッターを設けるとよい。 また、窓孔の周縁部を可撓性の保護部材で覆うとよい。 また、窓孔の近傍に腕挿通口を設けるとよい。 また、窓孔の周縁部に湯を吐出可能なシャワーノズルを設けるとよい。 また、窓孔の周縁部に該窓孔に沿って多数の磁石を配設してもよい。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施の形態を図面に基いて具体的に説明する。図面において、図1 は本考案の第1実施例を示す斜視図、図2は浴槽の開口部に蓋をした状態を示す 斜視図、図3は腕挿通口部の要部断面図、図4は第2実施例によるシャッターの 取付け状態を示す蓋の裏面側から見た斜視図、図5は窓孔部にシャワーノズルを 設けた第3実施例による窓孔部の要部平面図、図6は図4のVI−VI断面図、図7 は浴槽の蓋の使用状態を示す断面説明図である。
【0006】 図1において、浴槽の蓋1は、平面視長方形で、一方の短辺2の中央部に入浴時 人の首部3が遊嵌するU字状の窓孔4を形成してある。この窓孔4の周縁部は、 窓孔4の周縁の平面形状に対応する形状で断面コ字状のゴム製など可撓性の保護 部材5で覆ってある。そして、窓孔4の近傍には腕挿通口17を設けてある。こ の腕挿通口17には、放射状のスリット18が形成されたゴム製など可撓性の仕 切部材19を取付けてあり、該仕切部材19により、通常は腕挿通口17を閉じ た状態に保持している。図1,図2には、腕挿通口17を1箇所設けたものを示 したが、複数箇所(2箇所)設けるようにしてもよい。なお、長方形の蓋1には 、縦方向(短手方向)に延びる多数の折れ線6を長手方向に所定のピッチで設け てあり、蓋1を長手方向に屈曲可能にしている。
【0007】 第2実施例による浴槽の蓋1は、窓孔4を開閉可能なシャッター7を設けたもの で、図3には蓋1の裏面側に設けたものを示した。このシャッター7は、窓孔4 に略対応する形状で窓孔4より若干大きい平板からなり、その基部は水平方向に 回転可能にピン8で支持されている。なお、シャッター7を蓋1の表面側に設け るようにしてもよい。
【0008】 第3実施例による浴槽の蓋1は、図4〜図6に示すように、窓孔4の基部にシャ ワーノズル9を設けたものである。このノズル9の他端側には湯の供給管10を 連結してある。この供給管10に浴槽11の底部に置いた水中ポンプ12から汲 み上げた湯を供給して、シャワーノズル9から湯を吐出させる(図6)。湯が水 平より若干下方に向けて(入浴時、首部3から胸部に向けて)吐出できるよう、 シャワーノズル9を若干下方に向けて取付けるか(図5,図6)、或いはノズル 9を自在パイプ継手を介して供給管10に連結し(図示せず)、ノズル9の傾斜 角度を可変にしてもよい。なお、図6中、符号13は水中ポンプ12の作動スイ ッチで、プラグ14を電源に接続して使用する。
【0009】 また、図4に示すように、保護部材5の内側に窓孔4の周縁に沿って適宜のピッ チで多数の磁石14を配設するようにしてもよい。なお、保護部材5の外側に設 けるようにしてもよい。
【0010】 次に、本考案による浴槽の蓋1の使用方法を説明する。浴槽11内に半分〜1/ 3程度の湯を溜めて、浴槽11内に入り、蓋1の窓孔4から首3から上の頭部が 露出するようにして、蓋1を閉める。このように蓋1を閉めた状態で入浴できる ので、熱は首部3と窓孔4との隙間のみから外に逃げるだけであり、浴槽11内 の温度はほとんど下がらない。このため、浴槽11内に溜める湯の量(15)は 半分〜1/3程度で十分である(従来は多くの湯量(16)が必要であった。) 。このように少ない湯量(15)で足りるため、経済的であり、また、心臓や肺 部に湯が浸らない状態で入浴できるため、心臓や肺部を圧迫することなく入浴す ることができる。なお、窓孔4の周縁部は可撓性の保護部材5で覆っているので 、首部3が窓孔4に触れても保護できる。汗をかいた場合は、腕挿通口17から 腕20を外に出し、顔や頭部の汗を拭う(図3、図7)。このとき、蓋1を開け ることなく腕20を外へ出すことができるので、浴槽11内の熱が外に逃げるこ とはない。 さらに、浴槽11内の湯を水中ポンプ12により汲み上げ、これをシャワーノズ ル9から吐出させ、首部3や胸部にシャワーさせれば、体の保温効果もさらに高 まる。 入浴しないときは、窓孔部4をシャッター7で覆っておけば、窓孔部4から熱が 逃げない。 蛇口(図示せず)の下方に窓孔部4を位置させて浴槽11に蓋1をし、この状態 で蛇口から浴槽11内に湯を注げば、熱は窓孔部4から逃げるだけなので、溜ま った湯温の低下を抑えることができる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1の考案によれば、蓋の周縁の一部に人の首部が遊 嵌する窓孔を形成したので、入浴時、湯温の低下を少なく抑えることができる。 少ない湯量でも浴槽内の温度を保つことができるため、必要な水の量が少なくて すみ、また加熱に必要な熱量も少なくてすむため、経済性に優れる。また、少な い湯量で十分であるため、心臓や肺に負担をかけることなく入浴できる。また、 浴槽内の温度保持力が高いため、サウナ的効果を発揮でき、大量の汗をかき、美 容や健康によい。さらに、浴槽内の保温効果が高くなるため、ぬるめの湯でも十 分に暖まる。 また、請求項2の考案によれば、窓孔を開閉可能なシャッターを設けたので、不 使用時、シャッターを閉じれば、浴槽の開口部の全体を覆うことができ、浴槽内 の湯温の低下を防止できる。 また、請求項3の考案によれば、窓孔の周縁部を可撓性の保護部材で覆ったので 、首部が窓孔に触れても保護できる。 また、請求項4の考案によれば、窓孔の近傍に腕挿通口を設けたので、浴槽の蓋 を閉じたまま、従って、浴槽内の保温状態を維持しつつ、腕を外に出して汗を拭 うことができる。 また、請求項5の考案によれば、窓孔部にシャワーノズルを設けたので、体の保 温効果をさらに増すことができる。 また、請求項6の考案によれば、窓孔の周縁に磁石を配設したので、磁気の作用 により肩凝りをほぐす等の効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す斜視図。
【図2】浴槽の開口部に蓋をした状態を示す斜視図。
【図3】図3は腕挿通口部の要部断面図。
【図4】第2実施例によるシャッターの取付け状態を示
す蓋の裏面側から見た斜視図。
【図5】窓孔部にシャワーノズルを設けた第3実施例に
よる窓孔部の要部平面図。
【図6】図4のVI−VI断面図。
【図7】浴槽の蓋の使用状態を示す断面説明図。
【符号の説明】
1 浴槽の蓋 2 短辺 3 首部 4 窓孔 5 保護部材 6 折れ線 7 シャッター 8 ピン 9 シャワーノズル 10 供給管 11 浴槽 12 水中ポンプ 13 作動スイッチ 14 プラグ 17 腕挿通口 18 スリット 19 仕切部材 20 腕

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽の開口部を覆う蓋の周縁の一部に人の
    首部が遊嵌する窓孔を形成したことを特徴とする浴槽の
    蓋。
  2. 【請求項2】蓋に窓孔を開閉可能なシャッターを設けた
    請求項1に記載の浴槽の蓋。
  3. 【請求項3】窓孔の周縁部を可撓性の保護部材で覆った
    請求項1又は2に記載の浴槽の蓋。
  4. 【請求項4】窓孔の近傍に腕挿通口を設けた請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の浴槽の蓋。
  5. 【請求項5】窓孔の周縁部に湯を吐出可能なシャワーノ
    ズルを設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の浴槽
    の蓋。
  6. 【請求項6】窓孔の周縁部に該窓孔に沿って多数の磁石
    を配設してなる請求項1〜5のいずれか1項に記載の浴
    槽の蓋。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007148646A1 (ja) * 2006-06-23 2007-12-27 Hirohisa Yano 風呂装置

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