JP3073924B2 - 除塵装置 - Google Patents

除塵装置

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JP3073924B2
JP3073924B2 JP08032603A JP3260396A JP3073924B2 JP 3073924 B2 JP3073924 B2 JP 3073924B2 JP 08032603 A JP08032603 A JP 08032603A JP 3260396 A JP3260396 A JP 3260396A JP 3073924 B2 JP3073924 B2 JP 3073924B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海水又は河川水中
に浮遊している生物(例えばクラゲ)、塵芥等(以下単
に塵芥という)を、掬い上げて除去する除塵装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、工業用水の用水路、発電所の冷
却水取水用水路等には、トラベリングスクリーン(以下
単にトラベという)が設置されている。このトラベは、
ネット等の濾過体と塵芥収容棚とを設けてなる多数のバ
スケットを上下に連なるように無端状のチェンに取付
け、該チェンの駆動により水中の塵芥を集め、水上部に
設けたシュートから排水溝に投げ入れて除去するように
なっている。
【0003】即ち、図13に示すように、バスケット
(45)は左右一対の無端状のチェン(46)間に多数
連設され、該チェン(46)は水路(47)の両側壁側
において、夫々上下に配設されたスプロケット(4
8),(49)に掛装されており、上部スプロケット
(48)がコンクリートスラブ(50)上方に配置され
たモータ(51)によりチェン(52)を介して駆動さ
れるようになっている。前記コンクリートスラブ(5
0)には開口部(53)が形成されていて、該開口部
(53)を前記チェン(46)によりバスケット(4
5)が昇降するようになっている。また、コンクリート
スラブ(50)には、排水溝(54)が設けられ、各バ
スケット(45)で掬い上げた塵芥が、散水管(55)
のノズル(図示省略)からの噴射水によりシュート(5
6)に投げ出され、排水溝(54)へ水と共に排出され
るようになっている。
【0004】上記トラベが、火力発電所の冷却水取水口
に配設されている場合、トラベの処理能力を超えるクラ
ゲ等生物の流入があって、バスケット(45)に張設し
たネットが全面、クラゲ等生物により閉塞され、トラベ
下流側の水位(WL2)の低下を招来し、運転不能にな
るという問題がある。そこで、クラゲ等生物によって全
面閉塞を起こしにくいネットの採用、或いはバスケット
の移動速度の高速化が検討されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バスケット
の移動速度を高速にするために、チェンピッチを小さく
したり、従来のバスケットを水平状に2つ又は3つに等
分割して強度アップを図る等の提案がなされているが、
バスケットから塵芥を円滑かつ確実に排出するのが困難
で、コスト高であるなどの難点がある。本発明は、上述
のような実状に鑑みてなされたもので、その目的とする
ところは、スクリーン即ち無端チェンの移動速度の高速
化を実現できる、かつ十分に満足のできる除塵装置を提
供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、スクリーンを装着した多数のスクリーンフレーム
の両側面を上下方向に回動する無端チェンに取付け、前
記スクリーンフレームを上下方向に回動させることによ
り、流入してくる塵芥を掬い上げ、除去するようにした
除塵装置において、前記無端チェンを巻掛けて回動駆動
させる上部チェンホイルのピッチ円直径が、下部のチェ
ンガイド又はガイドホイルの中心径よりも大きくされ、
前記無端チェンが上部を除き互いに平行になるように、
上部チェンホイルの下方で上流側又は下流側の無端チェ
ンを対向内方に屈曲させる屈曲ガイドが設けられ、チェ
ン屈曲部の外側下方に塵芥受が配設され、前記屈曲ガイ
ドの上端部が上下流方向に揺動可能に取り付けられ、前
記屈曲ガイドの下端部がスプリング又は流体圧シリンダ
等からなるダンパにより支持されていることを特徴とし
ている(請求項1)。
【0007】このような構成によれば、前記スクリーン
が塵芥受上方に位置したとき、屈曲ガイドにより下向き
傾斜状になるので、スクリーンに掛ったごみ類が落ち易
くなり、したがって、チェン移動速度が高速になって
も、ごみ類をスクリーンから円滑かつ確実に落下させる
ことができる。また、下部ではチェンがチェンガイドに
より案内され、円滑に移動され、高速化に対応できる。
【0008】さらに、前記屈曲ガイドの上端部が上下流
方向に揺動可能に取付けられ、前記屈曲ガイドの下端部
がスプリング又は流体圧シリンダ等からなるダンパによ
り支持されているので、チェンの振れによって下降側チ
ェン長さに変化が生じても、屈曲ガイドがダンパの作用
により揺動して吸収し、チェン駆動を円滑にすることが
できる。
【0009】また、本発明は、スクリーンを装着した多
数のスクリーンフレームの両側面を上下方向に回動する
無端チェンに取付け、前記スクリーンフレームを上下方
向に回動させることにより、流入してくる塵芥を掬い上
げ、除去するようにした除塵装置において、前記無端チ
ェンを巻掛けて回動駆動させる上部チェンホイルのピッ
チ円直径が、下部のチェンガイド又はガイドホイルの中
心径よりも大きくされ、前記無端チェンが上部を除き互
いに平行になるように、上部チェンホイルの下方で上流
側又は下流側の無端チェンを対向内方に屈曲させる屈曲
ガイドが設けられ、チェン屈曲部の外側下方に塵芥受が
配設され、前記無端チェンの垂直ガイドを、前記屈曲ガ
イドのある側の反対側に設け、上部チェンホイルの近傍
の少なくともチェンホイル軸側レールをチェンの最大振
れ時に無端チェンと平行になるように傾斜させたことを
特徴としている(請求項2)。
【0010】このような構成によっても、前記スクリー
ンが塵芥受上方に位置したとき、屈曲ガイドにより下向
き傾斜状になるので、スクリーンに掛ったごみ類が落ち
易くなり、したがって、チェン移動速度が高速になって
も、ごみ類をスクリーンから円滑かつ確実に落下させる
ことができる。また、下部ではチェンがチェンガイドに
より案内され、円滑に移動され、高速化に対応できる。
【0011】さらに、前記無端チェンの垂直ガイドを、
前記屈曲ガイドのある側の反対側に設け、上部チェンホ
イルの近傍の少なくともチェンホイル軸側レールをチェ
ンの最大振れ時に無端チェンと平行になるように傾斜さ
せているので、チェンの高速移動によって振れが生じて
も、垂直ガイドの上部にチェンが強力に押し付けられ
ず、接触音が減じられるため、静かで円滑な運転を実現
することができる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1〜図7は本発明の一実施形態を
示し、図1は除塵装置全体概要を示す中央縦断側面図で
ある。図1において、(1)は用水路(2)に設置され
た除塵装置で、水路天端コンクリートスラブ(3)に設
けた開口部(4)上方に載設され、スクリーン(5)を
装着した多数のスクリーンフレーム(6)の両側面が装
着された左右一対の無端チェン(7)が、前記開口部
(4)を上下動するようになっている。
【0016】そして、前記両チェン(7)は、コンクリ
ートスラブ(3)上に設けた架構(8)上に、横軸
(9)を介して軸架された左右一対のチェンホイル(1
0)に巻掛けられ、下部において、水路底(2A)の両
側壁(2B)寄りに設けた下部ガイドレール(11)に
より案内され、上昇行程において上流側垂直ガイド(1
2)により案内されるようになっており、前記横軸
(9)を架構(8)上に設けたサイクロ減速機付モータ
(13)によりチェンホイル(14),チェン(15)
及びチェンホイル(16)を介して駆動し、無端チェン
(7)が上下方向に回動せられるようになっている。
【0017】前記チェンホイル(10)は、そのピッチ
円直径が円弧状の下部ガイドレール(11)の中心径よ
りも大きくされ、チェン(7)の上昇側(上流側)が鉛
直状になるように垂直ガイド(12)が設けられてい
る。そして、チェンホイル(10)の下方でチェン下降
側に、無端チェン(7)を対向内方(上流側)に屈曲さ
せて、チェン下降側がチェン上昇側と平行になるように
するための屈曲ガイド(17)が設けられている(図2
参照)。
【0018】前記屈曲ガイド(17)は、図2に示すよ
うに、上端が横軸(9)と平行な水平ピン(18)によ
り上下流方向に揺動可能に架構(8)に取付けられ、下
端部がスプリングダンパ(19)を介して架構(8)に
取付けられており、無端チェン(7)の上下流方向への
揺れを前記ダンパ(19)により吸収して、無端チェン
(7)の移動を高速で行いうるようにしてある。
【0019】また、屈曲ガイド(17)の存在により、
無端チェン(7)がチェンホイル(10)と屈曲ガイド
(17)の間で傾斜し、前記スクリーンフレーム(6)
が下向き傾斜状となるので、両屈曲ガイド(17)間に
塵芥受シュート(20)を配設して、掬い上げた塵芥を
受け取り、コンクリートスラブ(3)に設けた排出溝
(21)に流し込みうるようになっている。
【0020】前記垂直ガイド(12)のレール(12
A)上端部(H)、即ちチェンホイル(10)近傍の横
軸(9)側は、図2に示すように、無端チェン(7)の
ローラ(22)がチェンホイル(10)の爪(10A)
に係合する時に生じるチェン(7)の最大振れ(S)に
対応させるために、チェン(7)の振れに平行となるよ
うに横軸(9)中心側に傾斜させてあり、これにより、
無端チェン(7)の上昇移動を円滑にすることができる
と共に、発生音を極力低減させ、静かなそして高速運転
が可能なようにしてある。
【0021】前記チェンホイル(10)の下側でかつ下
降行程のスクリーンフレーム(6)の内側には、散水管
(23)が横軸(9)と平行に設けられ、そのノズル
(24)からの噴射水を下向きに傾斜せられたスクリー
ン(5)に吹き付け、スクリーン(5)に付着したごみ
類を強制的に離脱させ、落下させるようになっている。
なお、散水管(23)は、その軸心回りに回転させて、
ごみ類の除去効率を良くすることができる。
【0022】前記無端チェン(7)は、夫々チェンリン
ク(25)と、前記チェンローラ(22)と、該ローラ
(22)に貫通されかつ各リンク(25)が連結される
チェンリンク連結ピン(26)と、該ピン(26)と前
記ローラ(22)の間に介装されるオイルレスブッシュ
(27)と、ピン(26)の端部に螺着されるナット
(28)とにより無端状に形成され、前記ローラ(2
2)がオイルレスブッシュ(27)に対して抵抗が少な
く円滑に回転し、チェン移動速度の高速化に対応しうる
ようになっている。
【0023】前記ピン(26)には、対向内方(スクリ
ーンフレーム(6)の装着側)に、スクリーン支持軸部
(29)が鍔(30)を介して設けられ、対向外側端
(他端)にねじ部(31)が設けられており、該ねじ部
(31)に前記ナット(28)が螺着される。また、各
チェンリンク(25)には、その長手方向中央部にデイ
スタンスピース(32)を介してスクリーンフレーム
(6)の取付ボルト(33)が、そのねじ部(33A)
を対向内方に位置させて貫通されており、各スクリーン
フレーム(6)を前記ピン(26)と1本の取付ボルト
(33)によりチェン(7)に取付けることができるよ
うになっている。
【0024】したがって、チェン(7)のピッチ(前記
連結ピン(26)間隔)を可及的に短くでき、スクリー
ンフレーム(6)の剛性を高めうるので、チェン移動速
度の高速化に容易に対応可能である。前記スクリーンフ
レーム(6)は、上部フレーム材(34)と、下フレー
ム材兼用のごみ受棚(35)と両側部フレーム材(3
6)と、ネットからなる前記スクリーン(5)とにより
バスケット状に形成されており、両側部フレーム材(3
6)の外側に側板(37)を介して、前記取付ボルト
(33)及びナット(38)により、チェンリンク(2
5)に取付けられている。
【0025】そして、前記側板(37)の外側面には、
図7に示すように、下部ガイドレール(11)及び垂直
ガイド(12)に取付けられた高分子ポリエチレン樹脂
板からなる防塵板(39)が当接され、ごみ類が前記ガ
イド(11),(12)内に入って、チェン(7)の回
動を阻害しないようにしてある。なお、防塵板(39)
は高分子ポリエチレン樹脂製とすることにより、側板
(37)と各ガイド(11),(12)との摩擦抵抗を
減少させ、チェン移動を円滑に行うことができ、チェン
移動速度の高速化に対応可能である。
【0026】なお、前記防塵板(39)は、図8に示す
ように、スクリーンフレーム(6)の側板(37)に、
直交状に当接させることができる。
【0027】また、前記フレーム(6)の上部フレーム
材(34)の両端部には、前記ピン(26)のスクリー
ン支持軸部(29)と干渉しないように、切欠部(4
0)が設けられ(図4参照)、ごみ受棚(35)の両端
部には、半円筒状の軸支部材(41)が前記切欠部(4
0)に対応するように固着され、該軸支部材(41)が
前記スクリーン支持軸部(29)に支承されるようにな
っている(図3〜図6参照)。
【0028】前記連結ピン(26)のスクリーン支持軸
部(29)は、図9に示すように、短くして雄ねじと
し、これにナット(42)を螺装して、側部フレーム材
(36)を鍔(30)とナット(42)により挟着固定
するようにしてもよい。このとき、上部フレーム材(3
4)の両端部には、切欠部(40)を設けて干渉しない
ようにした方がよい。
【0029】さらに、スクリーンフレーム(6)のチェ
ン(7)のチェンリンク(25)への取付構造は、図1
0,図11に示すように、チェンリンク連結ピン(2
6)を従来構造のものとして、これを利用することな
く、各ピン(26)間を夫々2本の取付ボルト(33)
により取付けるようにすることができる。そして、スク
リーンフレーム(6)の上部フレーム材(34)は、図
12に示すように、パイプ状としてこれにスクリーン取
付帯板(34A)を溶着したものとし、さらに、側部フ
レーム材を側板(37)と兼用し、軽量化及び強度の増
大を図ることができる。
【0030】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば、スクリーンがネット状でしかも無端状
とされ、これにフレームを装着した形式のものにも採用
でき、また屈曲ガイド(17)のダンパ(19)を油圧
シリンダ等の流体圧式とし、さらには、チェン(7)の
下部ガイド(11)に代えてガイド輪(チェンホイルを
含む)とするなど、適宜設計変更することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、上述のように、スクリーンを
装着した多数のスクリーンフレームの両側面を上下方向
に回動する無端チェンに取付け、前記スクリーンフレー
ムを上下方向に回動させることにより、流入してくる塵
芥を掬い上げ、除去するようにした除塵装置において、
前記無端チェンを巻掛けて回転駆動させる上部チェンホ
イルのピッチ円直径が、下部のチェンガイド又はガイド
ホイルの中心径よりも大きくされ、前記無端チェンが上
部を除き互いに平行になるように、上部チェンホイルの
下方で上流側又は下流側の無端チェンを対向内方に屈曲
させる屈曲ガイドが設けられ、チェン屈曲部の外側下方
に塵芥受けが配設され、前記屈曲ガイドの上端部が上下
流方向に揺動可能に取り付けられ、前記屈曲ガイドの下
端部がスプリング又は流体圧シリンダ等からなるダンパ
により支持されていることを特徴とするものであるか
ら、スクリーンを下向きに傾斜させて、塵芥を円滑かつ
確実に落下させることができ、したがって、チェン移動
速度を速くした場合にも、塵芥の落下排出を確実に行う
ことができる。また、前記屈曲ガイドの上端部が上下流
方向に揺動可能に取付けられ、屈曲ガイドの下端部がス
プリング又は流体圧シリンダ等からなるダンパにより支
持されているので、チェンの振れによるチェン降下側長
さの変化に対応でき、チェンの移動を円滑にして、高速
化に対応することができる。このため、常時は低速運転
を行い、大量のクラゲ等生物が掛かった場合は高速運転
を行うことができる。
【0032】また、本発明によれば、スクリーンを装着
した多数のスクリーンフレームの両側面を上下方向に回
動する無端チェンに取付け、前記スクリーンフレームを
上下方向に回動させることにより、流入してくる塵芥を
掬い上げ、除去するようにした除塵装置において、前記
無端チェンを巻掛けて回動駆動させる上部チェンホイル
のピッチ円直径が、下部のチェンガイド又はガイドホイ
ルの中心径よりも大きくされ、前記無端チェンが上部を
除き互いに平行になるように、上部チェンホイルの下方
で上流側又は下流側の無端チェンを対向内方に屈曲させ
る屈曲ガイドが設けられ、チェン屈曲部の外側下方に塵
芥受が配設され、前記無端チェンの垂直ガイドを、前記
屈曲ガイドのある側の反対側に設け、上部チェンホイル
の近傍の少なくともチェンホイル軸側レールをチェンの
最大振れ時に無端チェンと平行になるように傾斜させた
ことを特徴とするものであるから、スクリーンを下向き
に傾斜させて、塵芥を円滑かつ確実に落下させることが
でき、したがって、チェン移動速度を速くした場合に
も、塵芥の落下排出を確実に行うことができる。また、
前記無端チェンの垂直ガイドを、前記屈曲ガイドのある
側の反対側に設け、上部チェンホイルの近傍の少なくと
もチェンホイル軸側レールをチェンの最大振れ時に無端
チェンと平行になるように傾斜させているので、チェン
が振れても垂直ガイド上部に強力に押し付けられず、接
触音が減じられ、静かで円滑な高速運転を実現できる。
このため、常時は低速運転を行い、大量のクラゲ等生物
が掛かった場合は高速運転を行うことができる。
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体概要を示す中央縦断
側面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】同実施形態におけるスクリーンフレームの縦断
側面(図4のA−A線断面)図である。
【図4】図3の一部破断左側面図である。
【図5】同実施形態におけるスクリーンフレームの上部
での塵芥排出時姿図である。
【図6】同スクリーンフレームの下部での回転時姿図で
ある。
【図7】図1のB−B線断面拡大図である。
【図8】同実施形態における防塵板の他の取付構造例を
示す横断平面(図1のB−B線断面相当)図である。
【図9】同実施形態におけるスクリーンフレームのチェ
ンへの取付構造の他の例を示す一部破断正面図である。
【図10】同スクリーンフレームのチェンへの他の取付
構造例を示す中央縦断側面図である。
【図11】図10の左側面図である。
【図12】同スクリーンフレームのチェンへのさらに他
の取付構造例を示す中央縦断側面図である。
【図13】従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 除塵装置 5 スクリーン 6 スクリーンフレーム 7 無端チェン 9 横軸 10 上部チェンホイル 11 下部ガイド 12 垂直ガイド 12A 垂直ガイドレール 17 屈曲ガイド 19 ダンパ 20 塵芥受シュート 22 チェンローラ 23 散水管 25 チェンリンク 26 チェンリンク連結ピン 27 オイルレスブッシュ 29 スクリーンフレーム支持軸部 32 デイスタンスピース 33 取付ボルト 34 上部フレーム材 39 防塵板 41 軸支部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02B 5/08 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリーンを装着した多数のスクリーン
    フレームの両側面を上下方向に回動する無端チェンに取
    付け、前記スクリーンフレームを上下方向に回動させる
    ことにより、流入してくる塵芥を掬い上げ、除去するよ
    うにした除塵装置において、 前記無端チェンを巻掛けて回動駆動させる上部チェンホ
    イルのピッチ円直径が、下部のチェンガイド又はガイド
    ホイルの中心径よりも大きくされ、 前記無端チェンが上部を除き互いに平行になるように、
    上部チェンホイルの下方で上流側又は下流側の無端チェ
    ンを対向内方に屈曲させる屈曲ガイドが設けられ、 チェン屈曲部の外側下方に塵芥受が配設され 前記屈曲ガイドの上端部が上下流方向に揺動可能に取り
    付けられ、 前記屈曲ガイドの下端部がスプリング又は流体圧シリン
    ダ等からなるダンパにより支持されている ことを特徴と
    する除塵装置。
  2. 【請求項2】 スクリーンを装着した多数のスクリーン
    フレームの両側面を上下方向に回動する無端チェンに取
    付け、前記スクリーンフレームを上下方向に回動させる
    ことにより、流入してくる塵芥を掬い上げ、除去するよ
    うにした除塵装置において、 前記無端チェンを巻掛けて回動駆動させる上部チェンホ
    イルのピッチ円直径が、下部のチェンガイド又はガイド
    ホイルの中心径よりも大きくされ、 前記無端チェンが上部を除き互いに平行になるように、
    上部チェンホイルの下方で上流側又は下流側の無端チェ
    ンを対向内方に屈曲させる屈曲ガイドが設けられ、 チェン屈曲部の外側下方に塵芥受が配設され、 前記無端チェンの垂直ガイドを、前記屈曲ガイドのある
    側の反対側に設け、上部チェンホイルの近傍の少なくと
    もチェンホイル軸側レールをチェンの最大振れ時に無端
    チェンと平行になるように傾斜させたことを特徴とする
    除塵装置。
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