JP3062877B2 - 除塵機 - Google Patents
除塵機Info
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Description
用用水機場及びパイプライン機場に設置され使用される
除塵機の改良に関する発明である。
62−66925号公報記載の考案「バックレ−キ除塵
機」があった。上記考案は、流水路に設けられたスクリ
−ンの下流側に配設された掻揚用エンドレスチェ−ンに
レ−キを回動自在に支持させる構造である。
て例えば、特開昭63−40008号公報記載の発明
「除塵機」がある。上記発明は、駆動装置によってキャ
リングチェ−ンを介して駆動されるスクリ−ンによって
塵芥等を取り除く構造である。
5号公報記載の考案は、ゴミ等を除去する場合に大型の
ゴミはレ−キに引っ掛るのに対して、小型のゴミはレ−
キに引っ掛らずに流水路を流れて行ってしまうとの欠点
があった。
記載の発明は、海水で使用することを考慮してあるの
で、構造が複雑で除塵機自体が大型化してしまうとの欠
点があった。
は、大型のみならず小型のゴミも取り除くことが可能で
構造自体も簡単であり、且つ、本除塵機は小型化の構造
とした。また、金網に付着したゴミを除去しメンテナン
スが不要の除塵機を提供することを目的とするものであ
る。
解決するために、支持脚を取り付けた左右縦枠と上下横
枠と前記左右縦枠に長手方向に平行に取り付けられた左
ガイド、中ガイド、右ガイドとからなり、前記左縦枠と
右縦枠間の内方には左右受けガイドが設け、前記左右縦
枠の下端にはゴミが下横枠と回転移動する金網間に侵入
できないように防護材を設けるとともに、上部にはスプ
ロケット、ロ−ラを取り付けた上回転軸、中央部にはロ
−ラを取り付けた調節軸、下部にはロ−ラを取り付けた
下回転軸、前記上回転軸の背後にはロ−ラを取り付けた
後回転軸を設置し、前記左縦枠の近接位置に下端部には
取水口が形成され、上部には用水路中の流水を汲み上げ
散水するための小孔が形成されているパイプを取り付け
た金網取付基枠に、左右両端には、屈曲部材に挿通され
ているロッドに左右チェ−ンが取り付けられている金網
を前記金網取付基枠に取り付けられているスプロケッ
ト、上回転軸、後回転軸、調節軸及び下回転軸に回転可
能に取り付け、前記金網取付基枠に回転可能に取り付け
られた金網を回転させるために、取付枠に取り付けられ
たモ−タと、前記モ−タの回転力を前記スプロケットに
伝達するためのチェ−ンからなる駆動部を設置し、前記
散水するための小孔が形成されているパイプの下に底が
傾斜した構造の排水受を設置するとともに、前記金網か
らのゴミを受け取るためのゴミ受を設置し、前記駆動部
のモ−タにより前記金網を回転させるようにしたことを
特徴とする除塵機の構成とした。
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明である除塵
機1の平面図である。図1に示すように、本発明である
除塵機1は、金網2と金網取付基枠3と駆動部4より構
成されている。
網2が回転可能に取り付けられている。前記金網2の左
右両端には左右チェ−ン5、6が取り付けられている。
前記金網2は、駆動部4のモ−タ9により金網取付基枠
3上を下方から上方の方向に回転する。
bと上下横枠3c、3dと前記左右縦枠3a、3bに長
手方向に平行に取り付けられた左ガイド10、中ガイド
11、右ガイド12とからなる。前記左縦枠3aと右縦
枠3b間の内方には左右受けガイド13、14が設けら
れているとともに左右縦枠3a、3b下端には防護材2
3を設けてある。
方向で前記左右縦枠3a、3bと平行かつ等間隔で左ガ
イド10、中ガイド11、右ガイド12が設けられてい
て、前記左縦枠3aと右縦枠3b間の内方には左右受ガ
イド13、14を設けられている。金網取付基枠3の下
端には、ゴミが下横枠3dと回転移動する金網2間に侵
入できないように防護材23が取り付けられている。
付基枠3の左上方には、金網2を回転させるための駆動
部4が設置してある。前記駆動部4は、取付枠4a、モ
−タ9、チェ−ン8、スプロケット15から構成されて
いる。
り、図3は本発明である除塵機の右側面図である。図2
及び図3に示すように、駆動部4を構成するモ−タ9の
回転軸の歯車にチェ−ン8が掛けられているとともに、
前記チェ−ン8はスプロケット15に掛けられている。
能に取り付けられている金網取付基枠3にスライド押し
ボルト16、16b及びボルト16a、16cによって
着脱可能に取り付けられている。
枠3a、3b、各左ガイド10、中ガイド11、右ガイ
ド12及び上下横枠3c、3d等から構成されている金
網取付基枠3の上部には上回転軸18、中央部には調節
軸20、下部には下回転軸21が設置されているととも
に、前記上回転軸18の背後には後回転軸19が設置さ
れている。
3aには支持脚24、25が固定されていて、当該支持
脚24、25の中間にはパイプ17を保持するとともに
補強する補強部材22がある。前記調節軸20は、金網
2の張り具合を適度の張り具合に調節する軸である。
にパイプ17が設置され、前記パイプ17の下端には取
水口17aが設けられている。このパイプ17により用
水路内の流水を汲み上げて水圧によりゴミを金網2から
取り除くためのものである。
の左縦枠3aに固定されている保持部材3cに保持され
ている。除塵機1の下横枠3d部分には、金網2の回転
をスム−ズにするための回転軸21があり、ゴミが入り
込み金網2が回転しなくなるのを防止するための防護材
23が取り付けられている。
取付枠4aとモ−タ9とチェ−ン8と回転軸26からな
り、前記回転軸26の回転により金網2が金網取付基枠
3上を回転移動する。回転軸26はモ−タ9の回転軸に
掛けられているチェ−ン8によりモ−タ9の回転力が伝
達される。
の右縦枠3bには支持脚24a、25aが固定され、当
該支持脚24aと支持脚25aとの間の中間位置には調
整軸20がある。前記支持脚25a付近には金網取付基
枠3を補強するための補強部材22がある。
ある。図4に示すように、金網2の左端には左チェ−ン
5が取り付けられているとともに、金網の右端には右チ
ェ−ン6が取り付けられている。前記左チェーン5及び
右チェ−ン6は上から下の方向に回転して移動する。
られている上回転軸18、後回転軸19、下回転軸21
及び調節軸20にはロ−ラ18a、19a、20a、2
1aが取り付けられていて、金網2の回転移動を容易に
している。図4に示すように、下端に取水口17aがあ
るパイプ17は、左縦枠3aの近接位置に取り付けられ
ている。
置した状態の左側面図である。図5に示すように、除塵
機1の下部を用水路27中に浸水させる。用水路27の
水中に示した矢印は用水路を流れている水の流れ方向を
示す。用水路27中にあるゴミ28は、用水路中の水の
流れる方向に移動する。
塵機1の金網取付基枠3に取り付けられ回転し上方に移
動している金網表面7に付着し、付着したゴミ28は、
金網表面7に引っ掛り上方に移動し、駆動部4まで運ば
れゴミ受30上にゴミ28が落下し堆積する。
口17aより、用水路中の流水をパイプ17で上方に汲
み上げ、パイプ17の下面に穿設されている小孔より汲
みあげられた流水が放射状になって散水される。
て落下する。即ち、ゴミ受30上に自動的に落下しなか
っゴミ28は、パイプ17の当該小孔より水が放射状に
なって放出される水の水圧によって金網表面7に付着し
たゴミ28は排水受29内に落下するのである。
よって、金網2の金網表面7がゴミ28により目詰まり
することによりゴミ取り能力が低減するのを防止でき
る。本発明である除塵機1の下端の防護材23は、ゴミ
28が進入し金網2の回転を阻止してしまうむこと防止
するために取り付けてある。
設置した状態の上部背面図である。図6に示すように、
排水受29を設置することにより回転移動している金網
2の表面7に引っ掛ったゴミ28が排水受29内に落下
するので、ゴミ28が飛散することがなくなる。
へ傾斜した構造になっているので、パイプ17の小孔よ
り放出された水や落下したゴミ28が、排水路33に流
れ易い構成になっている。前記パイプ17の小孔より放
出しきれなかった水は、パイプ17bにより放水され
る。
は、スプロケット15を保護する目的でカバ−31が取
り付けられていて、前記駆動部4を構成するモ−タ9に
も同様にモ−タ9を保護する目的でカバ−32が設置さ
れている。
回転力がスプロケット15を介して回転軸26に伝わり
金網2が移動回転する。即ち、前記回転軸26の左右両
端に網スプロケット26a、26bが取り付けられてい
て、前記網スプロケット26a、26bに金網2の両端
に取り付けられている左チェ−ン5及び右チェーン6が
係合し金網2が移動回転する。
断面図であり、回転軸と金網の位置関係を示した図であ
る。図7に示すように、回転軸15、上回転軸18、下
回転軸21はエンドレスの金網2内に配置され、後回転
軸19及び調節回転軸20は前記金網2の外側に設置さ
れている。
及び符号38は、金網取付基枠3を補強するための補強
板である。この補強板34、35、36、37、38は
設けなくてもよい。上回転軸18、後回転軸19、調節
回転軸20及び下回転軸21には、ロ−ラ18a、19
a、20a、21aが取り付けられている。
網の一部拡大図である。図8に示すように、金網2の右
端には、右チェ−ン6が金網2のロッド39、39に取
り付けられている。前記右チェ−ン6は、内リンク40
及び外リンク41をそれぞれ交互に取り付けることによ
り構成される。前記ロッド39、39は、金網を構成す
る屈曲部材42、42、42に挿通されている。
あるから以下の効果が得られる。第1に、用水路の水に
浮かんで流れている大型のゴミでも小型のゴミでも容易
に除去することが可能である。
っ掛けて、排水受けに落下させる構造であるからメンテ
ナンスが不要である。
いて、その小孔から放水され、金網の目詰まりを防止す
る構成であるから長期間使用してもゴミ取り処理能力が
落ちることがない。
左側面図である。
上部背面図である。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 支持脚を取り付けた左右縦枠と上下横枠
と前記左右縦枠に長手方向に平行に取り付けられた左ガ
イド、中ガイド、右ガイドとからなり、前記左縦枠と右
縦枠間の内方には左右受けガイドが設け、前記左右縦枠
の下端にはゴミが下横枠と回転移動する金網間に侵入で
きないように防護材を設けるとともに、上部にはスプロ
ケット、ロ−ラを取り付けた上回転軸、中央部にはロ−
ラを取り付けた調節軸、下部にはロ−ラを取り付けた下
回転軸、前記上回転軸の背後にはロ−ラを取り付けた後
回転軸を設置し、前記左縦枠の近接位置に下端部には取
水口が形成され、上部には用水路中の流水を汲み上げ散
水するための小孔が形成されているパイプを取り付けた
金網取付基枠に、左右両端には、屈曲部材に挿通されて
いるロッドに左右チェ−ンが取り付けられている金網を
前記金網取付基枠に取り付けられているスプロケット、
上回転軸、後回転軸、調節軸及び下回転軸に回転可能に
取り付け、前記金網取付基枠に回転可能に取り付けられ
た金網を回転させるために、取付枠に取り付けられたモ
−タと、前記モ−タの回転力を前記スプロケットに伝達
するためのチェ−ンからなる駆動部を設置し、前記散水
するための小孔が形成されているパイプの下に底が傾斜
した構造の排水受を設置するとともに、前記金網からの
ゴミを受け取るためのゴミ受を設置し、前記駆動部のモ
−タにより前記金網を回転させるようにしたことを特徴
とする除塵機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8301052A JP3062877B2 (ja) | 1996-10-26 | 1996-10-26 | 除塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8301052A JP3062877B2 (ja) | 1996-10-26 | 1996-10-26 | 除塵機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10131153A JPH10131153A (ja) | 1998-05-19 |
JP3062877B2 true JP3062877B2 (ja) | 2000-07-12 |
Family
ID=17892288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8301052A Expired - Fee Related JP3062877B2 (ja) | 1996-10-26 | 1996-10-26 | 除塵機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3062877B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102189826B1 (ko) * | 2020-08-26 | 2020-12-11 | 박상경 | 발전소 취수구 설치용 이물질 제거장치 |
-
1996
- 1996-10-26 JP JP8301052A patent/JP3062877B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10131153A (ja) | 1998-05-19 |
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