JP3073862B2 - ヒアルロン酸産生促進剤 - Google Patents

ヒアルロン酸産生促進剤

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JP3073862B2 JP17248793A JP17248793A JP3073862B2 JP 3073862 B2 JP3073862 B2 JP 3073862B2 JP 17248793 A JP17248793 A JP 17248793A JP 17248793 A JP17248793 A JP 17248793A JP 3073862 B2 JP3073862 B2 JP 3073862B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は培養細胞または生体中の
ヒアルロン酸産生を促進するヒアルロン酸産生促進剤、
または化粧料、医薬等に配合し、皮膚のヒアルロン酸産
生能を高めることのできる、ヒアルロン酸産生促進剤に
関する。
【0002】
【従来の技術】ヒアルロン酸は、細胞間隙への水分の保
持、組織内にジェリー状のマトリックスを形成すること
に基づく細胞の保持、組織の潤滑性と柔軟性の保持、機
械的障害などの外力への抵抗、および、細菌感染の防止
など多くの機能を有している(BIO INDUSTR
Y、8巻、346頁、1991年)。
【0003】たとえば、皮膚のヒアルロン酸は、齢をと
るにつれて減少し、その結果、小ジワやかさつきなどの
老化をもたらすといわれている。
【0004】このような老化した皮膚の改善剤として、
コラーゲンやヒアルロン酸を配合した化粧料が数多く提
案されているが、表面の保湿効果が改善されるだけであ
り、本質的に老化肌を改善するものではない。その他、
皮膚細胞賦活剤としてビタミン類や生薬類が使用されて
いるが、やはり、老化肌の治療にまでは至っていないの
が現状である。
【0005】また、関節液中のヒアルロン酸は、関節軟
骨の表面を覆い、関節機能の円滑な作動に役立ってい
る。正常人関節液中のヒアルロン酸濃度は約2.3mg
/mlであるが、慢性関節リウマチの場合、関節液中の
ヒアルロン酸濃度は約1.2mg/mlへと低下し、同
時に関節液の粘度も著しく低下する(Arthriti
s Rheumatism、10巻、357頁、196
7年)。
【0006】また、化膿性関節炎や痛風性関節炎などで
も慢性関節リウマチの場合と同様、ヒアルロン酸含量の
低下が起こることが知られている〔結合組織(金原出
版)、481項、1984年〕。
【0007】上記疾患において、潤滑機能の改善、関節
軟骨の被覆・保護、疼痛抑制および病的関節液の性状改
善をするために、関節液中のヒアルロン酸量を増加させ
ることが考えられる。たとえば、慢性関節リウマチ患者
にヒアルロン酸ナトリウムの関節注入療法を行うと、上
記の改善が認められている(炎症、11巻、16頁、1
991年)。
【0008】同様に、外傷性関節症、骨関節炎や変形性
関節症においても、ヒアルロン酸の関節注入療法により
上記の改善効果が報告されている〔結合組織と疾患(講
談社)、246頁、1980年〕。
【0009】しかし、上記疾患の治療は長期にわたり、
しかも医師の処方を必要とする。従って、日常の生活の
中で手軽に治療できるヒアルロン酸産生促進剤を含有さ
せた軟膏あるいはゲルが望まれていた。
【0010】また、熱傷受傷後の治癒過程で、壊死組織
の下方から増生してくる肉芽組織の初期から組織全体が
肉芽組織に置き換えられるまでの期間では、肉芽中にヒ
アルロン酸が著しく増加することが知られており〔結合
組織と疾患(講談社)、153頁、1980年〕、熱傷
の初期の治療薬としても、ヒアルロン酸産生促進剤が期
待されている。
【0011】ヒト細胞のヒアルロン酸を産生促進する薬
剤としてはインシュリン様成長因子−1や上皮成長因子
(Biochimica Biophysica Ac
ta、1014、305頁、1989年)およびインタ
ーロイキン−1(日本産科婦人科学会雑誌、41巻、1
943頁、1989年)などのサイトカイン、あるいは
フォルボールエステル(Experimental C
ell Research、148巻、377頁、19
83年)などが知られているが、いずれも化粧品、入浴
剤や医薬品として安心して使用できるものではない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的と
するところは、細胞によるヒアルロン酸産生能を促進さ
せることにより、皮膚の老化防止あるいはヒアルロン酸
の異常分解を伴う疾病の治療に使用でき、しかも人体に
対する影響の少ない、安全なヒアルロン酸産生促進剤を
提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、N−メチ
ル−L−セリン、エタノールアミン、N−メチルエタノ
ールアミン、またはそれらの塩からなる群より選択され
る1種以上の化合物を含有することを特徴とするヒアル
ロン酸産生促進剤によって達成される。
【0014】本発明において用いられるN−メチル−L
−セリン、エタノールアミン、N−メチルエタノールア
ミン、またはそれらの塩は、低分子であるため、皮膚に
塗布した場合、表皮層および基底膜を通過し、線維芽細
胞の存在する真皮層(結合組織)にまで到達することが
でき、線維芽細胞のヒアルロン酸産生能を促進させるの
に有利である(後記試験例−7参照)。
【0015】N−メチル−L−セリン、エタノールアミ
ン、N−メチルエタノールアミン、またはそれらの塩
は、公知の化合物であり、その製造方法は特に限定され
るものではなく、通常用いられている方法でよい。本発
明において、これらの化合物は、単独でも2種以上でも
用いることができる。
【0016】本発明のヒアルロン酸産生促進剤は、それ
自身で、培養細胞または生体細胞に適用して、ヒアルロ
ン酸産生を促進することができが、化粧料、医薬の組
成物等に配合して用いても良い。
【0017】本発明のヒアルロン酸産生促進剤および組
成物の形態は、液剤、固形剤あるいは半固形剤のいずれ
でもよく、好ましくは軟膏、ゲル、クリーム、スプレー
剤、貼付剤、ローション、パック類、乳液、パウダーお
よび入浴剤等が挙げられる。
【0018】これらの組成物を製造するのに使用される
賦形剤または補助剤は、通常、同目的に使用されるもの
から剤形に応じて適宜選択すればよく、特に限定される
ものではないが、たとえば、ワセリン、スクワラン等の
炭化水素、ステアリルアルコール等の高級アルコール、
ミリスチン酸イソプロピルなどの高級脂肪酸低級アルキ
ルエステル、ラノリン酸等の動物性油脂、グリセリン、
プロピレングリコール等の多価アルコール、グリセリン
脂肪酸エステル、モノステアリン酸ポリエチレングリコ
ール、ポリエチレンアルキルエーテルリン酸等の界面活
性剤、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸
ブチル等の防腐剤、蝋、樹脂、各種香料、各種色素、ク
エン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、乳酸等の各種無機
塩や各種酸、水、およびエタノール等が挙げられ、得ら
れた組成物の例としては、化粧品、入浴剤あるいは医薬
品等が挙げられる。
【0019】N−メチル−L−セリン、エタノールアミ
ン、N−メチルエタノールアミン、またはそれらの塩の
ヒアルロン酸産生促進剤中における含有量は、その形態
により異なり、一概には規定できないが、適用組成物全
体を100%(W/W)として、N−メチル−L−セリ
ンまたはその塩の場合、0.001〜3%(W/W)が
好ましく、さらに好ましくは0.01〜0.1%(W/
W)、エタノールアミンまたはその塩の場合、0.00
1〜1%(W/W)が好ましく、さらに好ましくは0.
005〜0.1%(W/W)、N−メチルエタノールア
ミンまたはその塩の場合、0.00001〜0.05%
(W/W)が好ましく、さらに好ましくは0.001〜
0.01%(W/W)である。ただし、入浴剤のように
使用時に希釈されるものの場合は、さらに含有量を増や
すことができる。
【0020】また、培養細胞にヒアルロン酸を産生させ
る時は、N−メチル−L−セリン(塩)の場合、細胞の
培養液中に1mM以上含有させるのが好ましく、さらに
好ましくは、1〜10mM(0.012〜0.12重量
%)、エタノールアミン(塩)の場合、0.005重量
%以上が好ましく、さらに好ましくは、0.005〜
0.1重量%、N−メチルエタノールアミン(塩)の場
合、0.001重量%以上が好ましく、さらに好ましく
は、0.001〜0.01重量%である。
【0021】
【発明の効果】本発明のヒアルロン酸産生促進剤をヒト
皮膚線維芽細胞の培養系に添加すると、濃度依存的にヒ
アルロン酸産生量が促進される(後記試験例−1、2参
照)。このヒアルロン酸産生促進剤は、毒性が低く(後
記試験例−3参照)、かつ皮膚刺激性も低かった(後記
試験例−4〜6参照)。また、本発明のヒアルロン酸産
生促進剤(クリーム、ローション)を皮膚に塗布する
と、表皮層と基底膜を通過し、線維芽細胞のある真皮層
に到達する(後記試験例−7参照)。さらに、本発明の
ヒアルロン酸産生促進剤は、生体中のヒアルロン酸量を
増加させることもできる(後記試験例−8参照)。した
がって、本発明のヒアルロン酸産生促進剤は、安全性が
高く、且つ線維芽細胞に作用し、病的あるいは生理的に
低下した、皮膚などの結合組織のヒアルロン酸産生を促
進することができる。
【0022】
【実施例】実施例に先立って、本発明の効果を示す試験
例を記載する。なお、各試験に用いる試薬の調製法およ
び測定法は次の通りである。
【0023】(a)MEM培地の調製法 Minimum Essential Medium
(大日本製薬製、10−101) 10.6gにそれぞれ
終濃度として1%(V/V)Non Essentia
l Amino Acid(大日本製薬製、16−81
0) 、0.1%ラクトアルブミン水解物(シグマ製、L
−9010)、1mMピルビン酸ナトリウム(大日本製
薬製、16−820)、1.2%(W/V)炭酸水素ナ
トリウム、50mg/l硫酸ストレプトマイシンを添加
し、蒸留水を加えて1lとした後、炭酸ガスを吹き込ん
でpHを約7にした(以下MEM培地と略記する)。
【0024】(b)ウシ胎仔血清(FBS)の非働化 FBS(Irvine Scientific製) を5
6℃で30分間加熱処理した。
【0025】(c)PBSの調製法 塩化ナトリウム8g、塩化カリウム0.2g、リン酸水
素二ナトリウム・12水塩2.9g、リン酸二水素カリ
ウム0.2gを精製水1lに溶解し、Phosphat
e Buffered Saline(以下PBSと略
す)とした。
【0026】(d)緩衝液H 0.1M酢酸ナトリウムおよび0.02%(W/V)ア
ジ化ナトリウム含有0.5M 2−(N−モルフォリ
ン)エタンスルフォン酸−水酸化ナトリウム緩衝液(p
H6.0)。
【0027】(e)緩衝液C 0.15M塩化ナトリウム、0.02%(W/V)アジ
化ナトリウムおよび0.05%ブリッジ−35含有50
mMトリス塩酸緩衝液(pH7.5)。
【0028】(f)プロナーゼ溶液 200μg/mlプロナーゼ(カルビオケム−ベーリン
グ・コーポレイション製、Streptomyces
griseus由来)、0.15M塩化ナトリウムおよ
び0.02%アジ化ナトリウム含有0.5Mトリス塩酸
緩衝液(pH8.0)。
【0029】(g)ヒアルロニダーゼ溶液 6TRU/mlヒアルロニダーゼ(EC 4.2.2.
1、生化学工業製、Streptomyces hya
lurolyticus由来)を含む緩衝液H。
【0030】(h)トリプシン溶液 0.1%トリプシン(シグマ製)含有PBS
【0031】 (i)PD−10カラムを用いた高分子量画分の分画法 試料溶液をPD−10カラム(ファールマシア製、セフ
ァデックスG−25を充填したゲルろ過脱塩カラム)に
供すると、分子量5000以上の高分子量成分は2.5
〜4mlの画分に、分子量5000未満の低分子量成分
は4〜12mlの画分に回収される。
【0032】(j)生細胞数の測定法 6穴プレートで培養された細胞株の培養上清を吸引除去
した後、1ml/ウェルのPBSで各ウェルを3回洗浄
した。
【0033】洗浄後の各ウェルに0.2mlのトリプシ
ン溶液を加えることにより付着した細胞を遊離させた
後、10%非働化FBSを含むMEM培地を加えた。
【0034】細胞を含むMEM培地20μlにトリパン
・ブルー溶液20μlを混合し、生細胞数を測定した。
【0035】(試験例−1)ヒアルロン酸産生促進作用 1.試験化合物:N−メチル−L−セリン
【0036】2.試験方法:細胞培養 正常ヒト線維芽細胞株〔デトロイト551株(ATCC
CCL 110)〕の細胞数を10%(V/V)の非
働化FBSを含むMEM培地にて1x105 個/mlに
調整し、6穴プレート(ファルコン製)に2mlずつ播
種し、95%(V/V)空気−5%(V/V)炭酸ガス
の雰囲気下、37℃で2日間静置培養した。
【0037】培養上清を吸引除去し、PBSで2回およ
びMEM培地で1回それぞれ1ml/ウェルで洗浄後、
MEM培地2mlを各ウェルに加え、95%(V/V)
空気−5%(V/V)炭酸ガスの雰囲気下、37℃で1
日間静置培養した。
【0038】培養上清を吸引除去し、PBSで1回洗浄
およびMEM培地で1回それぞれ1ml/ウェルで洗浄
した。
【0039】つぎに、終濃度0mM、0.1mM、1m
M、3mMおよび10mMとなるようにN−メチル−L
−セリンを添加した1μCi/mlグルコサミン塩酸塩
D−〔1、6− 3H(N)〕(デュ・ポン製、NET−
557A、以下[3H]グルコサミンという)を含むME
M培地を2mlずつ各ウェルに添加し(全てn=3)、
ヒアルロン酸産生量の測定用とした。
【0040】さらに、[3H]グルコサミンを含まない以
外は上記と同じ組成の培地を添加し、生細胞数の測定用
とした。
【0041】上記2種類のプレートを95%(V/V)
空気−5%(V/V)炭酸ガスの雰囲気下、37℃で2
日間静置培養した。
【0042】ヒアルロン酸産生量の測定 ヒアルロン酸産生量の測定用各ウェルから培養上清を回
収し、100℃で10分間加熱した後、その中の0.7
2mlにプロナーゼ溶液0.08mlを加え、ヒアルロ
ン酸に結合した蛋白質や、その他の培養液中に産生され
た蛋白質を分解させた。なお、各ウェルから得られた培
養上清につき、同一の操作を2回行った。
【0043】37℃で18時間静置した後、100℃で
10分間加熱処理し、プロナーゼを失活させた。
【0044】つぎに、上記反応混液0.8mlのうちの
0.3mlずつを2つのチューブに入れ、一方には緩衝
液H0.3mlを、他方にはヒアルロニダーゼ溶液0.
3mlを加え、37℃で18時間静置した後、100℃
で10分間加熱処理し、ヒアルロニダーゼを失活させ
た。
【0045】ヒアルロニダーゼ無添加およびヒアルロニ
ダーゼ添加の上記各反応混液0.6mlのうち、それぞ
れ0.5mlを、0.15M塩化ナトリウム、0.02
%アジ化ナトリウムおよび0.05%ブリッジ−35含
有50mMトリス塩酸緩衝液(pH7.5)で平衡化し
たPD−10カラムに供し、2.5〜4.0mlの高分
子量画分を分取した。
【0046】各高分子量画分1.5mlのうちの1ml
に10mlのシンチゾールEX−H(同仁化学研究所
製)を添加し、液体シンチレーション・カウンター(ア
ロカ製)により高分子量画分に取り込まれた[3H]放射
活性を測定した。
【0047】ヒアルロニダーゼ無添加で高分子量画分に
取り込まれた[3H]放射活性値(DPM/ウェル)か
ら、ヒアルロニダーゼによってヒアルロン酸を特異的に
分解したときの高分子量画分に取り込まれた[3H]放射
活性値(ベース)を引いた値をヒアルロン酸産生量(D
PM/ウェル)とした。
【0048】3.試験結果:種々濃度のN−メチル−L
−セリンを添加したときの生細胞数および得られた培養
上清中のヒアルロン酸産生量を測定した(表1)。その
結果、N−メチル−L−セリンを添加しても、生細胞数
には影響がなく、用量依存的にデトロイト551株のヒ
アルロン酸産生量が上昇することが分かった。
【0049】
【表1】
【0050】(試験例−2)ヒアルロン酸産生促進作用 1.試験化合物:エタノールアミン、N−メチルエタノ
ールアミン
【0051】2.試験方法:試験例−1と同様にして、
エタノールアミンおよびN−メチルエタノールアミンの
ヒアルロン酸産生量を測定した(表2)。
【0052】3.試験結果:エタノールアミンおよびN
−メチルエタノールアミンは、用量依存的にヒアルロン
酸産生を促進することが分かった。
【0053】
【表2】
【0054】(試験例−3)急性毒性試験(特開平4−
1130号公報)
【0055】1.試験化合物:N−メチル−L−セリン
【0056】2.試験方法:水およびN−メチル−L−
セリンの水溶液(検体として5g/kg体重となるよう
に調製)を0.2ml/kg体重の割合でICR系雄性
マウス(5周齢、体重24〜28g、一群5匹)に経口
投与し、その後7日間マウスを観察した。
【0057】3.試験結果: N−メチル−L−セリン
投与群には、対照群(水だけを投与)と同様、全く死亡
例は認められなかった。
【0058】(試験例−4)皮膚累積刺激性試験
【0059】1.試験化合物:N−メチル−L−セリ
ン、エタノールアミン、N−メチルエタノールアミン
【0060】2.試験方法: 日本在来種雄性家兎(体
重約3kg)を用い、ドレイツ法(Appraisal
of the safety of chemica
lsin foods,drags and cosm
etics、46頁、1959年、Edited an
d published by the editor
ial committee,association
of food and drug officia
ls of U.S.A.)に準じて試験した。
【0061】すなわち、毛を刈り取った家兎背部(3x
4cm)に、塩酸にてpH7に調整した試験化合物の
0.1%(W/V)水溶液0.1mlを開放適用にて1
日1回ずつ4日間塗布した。24時間後、皮膚の紅斑、
浮腫、痂皮および亀裂状態を観察し、表3の評価基準に
てそれぞれ紅斑、浮腫、痂皮および亀裂スコアを付け
た。
【0062】
【表3】
【0063】表3に挙げた紅斑スコア、浮腫スコア、痂
皮スコアおよび亀裂スコアを合計して累積刺激スコアと
した。
【0064】つぎに、累積刺激スコアより下記表4の基
準に基づき、N−メチル−L−セリン、エタノールアミ
ンおよびN−メチルエタノールアミンの刺激度を判定し
た。
【0065】
【表4】
【0066】3.試験結果: N−メチル−L−セリ
ン、エタノールアミンおよびN−メチルエタノールアミ
ンの皮膚に対する累積刺激性は低いことが示された(表
5)。
【0067】
【表5】
【0068】(試験例−5)皮膚一次刺激性試験(特開
平4−1130号公報参照)
【0069】1.試験化合物:N−メチル−L−セリ
ン、エタノールアミン、N−メチルエタノールアミン
【0070】2.試験方法:日本在来種雄性家兎(体重
約3kg)を用い、ドレイツ法(Appraisal
of the safety of chemical
s in foods, drags and cos
metics、46頁、1959年、Edited a
nd published by the edito
rial committee,associatio
n of food and drug offici
als of U.S.A.)に準じて試験した。
【0071】すなわち、毛を刈り取った家兎背部に擦傷
部位(損傷皮膚)を作成し、損傷皮膚と正常皮膚のそれ
ぞれに、水0.1ml、またはN−メチル−L−セリン
の1%(W/V)水溶液0.1ml、あるいは塩酸にて
pH7に調整したエタノールアミン、N−メチルエタノ
ールアミンの1%(W/V)水溶液0.1mlを、パッ
チテスト用絆創膏(1.2x1.6cm、リボンエイド
登録商標、リバーテープ製薬製)に浸潤させて貼付し
た。24時間後、絆創膏を剥離し、皮膚の紅斑および浮
腫状態を観察し、さらに絆創膏剥離の48時間後も同様
に観察した。そして、表6の評価基準にてそれぞれ紅斑
および浮腫スコアを付けた。
【0072】
【表6】
【0073】表7に挙げた各スコアを求め、下記式に基
づき、一次刺激スコアを計算した。
【0074】
【数1】
【0075】
【表7】
【0076】つぎに、一次刺激スコアより下記表8の基
準に基づき、N−メチル−L−セリンの刺激度を判定し
た。
【0077】
【表8】
【0078】3.試験結果:N−メチル−L−セリン、
エタノールアミン、N−メチルエタノールアミンの皮膚
刺激性は低いことが示された(表9)。
【0079】
【表9】
【0080】(試験例6)皮膚刺激性試験(ヒトパッチ
テスト、特開平3−227921号公報参照)
【0081】1.試験化合物: N−メチル−L−セリ
ン、エタノールアミンおよびN−メチルエタノールアミ
【0082】2.被検者: 健常人19名
【0083】3.試験方法: クローズドパッチテスト
法(Journal of theSociety o
f Cosmetic Chemist、31巻、97
頁、1980年)により、被検者の前腕部にKIチャン
バーを用いて、塩酸にてpH7に調整した試験化合物の
1%(W/V)水溶液0.05mlを24時間閉塞貼付
し、パッチ除去1時間後および24時間後の皮膚反応を
観察した。
【0084】4.試験結果: N−メチル−L−セリ
ン、エタノールアミンおよびN−メチルエタノールアミ
ンのいずれのパッチテストにおいても、パッチ除去1時
間後および24時間後の両時点で1名の被検者に軽微な
紅斑が認められただけで、皮膚刺激性はほとんどないと
判断された。
【0085】(試験例−7)N−メチル−L−セリン、
エタノールアミン、N−メチルエタノールアミンの皮膚
透過性試験
【0086】1.試験薬 後記実施例3、6、9、14、17のクリームおよびロ
ーション
【0087】2.ラット皮膚の調製 試験前日に剃毛したWistar系雄性ラットをエーテ
ルで屠殺後、すみやかに腹部皮膚を剥離した。
【0088】3.拡散セル実験法 図1に示す垂直型拡散セル装置(ケルコソ・エンジニア
リング製、有効面積8cm2 )を用い、セルを32℃の空
気恒温槽中に置き、レセプター側には等張リン酸緩衝液
(1.44%炭酸水素ナトリウムと2.33%リン酸二
水素カリウムで調製)45mlを入れ、ドナー側のラッ
ト腹部剥離皮膚に試料1gを塗布し(n=3)、1、
2、4および6時間後にレセプター槽の緩衝液を0.2
mlずつ採取し、ただちに−20℃で冷凍保存した。
【0089】4.N−メチル−L−セリン、エタノール
アミン、N−メチルエタノールアミンの定量法 凍結試料を融解後、10mM塩酸で適当な濃度に希釈
し、アスパラチルグリシン(終濃度40μM)を内部標
準として加えた。外部標準にはアミノ酸分析標準液(A
N型)に、同濃度のアスパラチルグリシンおよびN−メ
チル−L−セリン、エタノールアミン、N−メチルエタ
ノールアミン(終濃度10μM)を添加して用いた。こ
れら検体の定量はο−フタルアルデヒド法を用いたポス
トカラム・アミノ酸分析法(リチウム法)(Analy
tical Biochemistry、96巻、29
8頁、1979年)により行った。
【0090】5.試験結果 図2および表10に結果を示す。N−メチル−L−セリ
ン(実施例3)はラット皮膚を透過し、クリーム塗布後
2〜6時間の透過速度は約0.12μmol/cm2 /時
間であった(図2)。また、エタノールアミン(実施例
6、14)、N−メチルエタノールアミン(実施例9、
17)も皮膚を透過することが分かった(表10)。
【0091】
【表10】
【0092】(試験例−8)ラット皮膚中のヒアルロン
酸量に及ぼす影響
【0093】1.試験化合物: N−メチル−L−セリ
【0094】2.皮膚中のヒアルロン酸量の測定方法ラット皮膚からのヒアルロン酸の抽出 ヘアレスラットをエーテルで屠殺後、すみやかに背部皮
膚を剥離した。
【0095】各皮膚(100〜300mg)を30ml
の0.5M酢酸ナトリウムで3回洗浄し、つぎに15M
Lのメタノール/クロロホルム溶液(7:3,V/V)
で3回脱脂した。皮膚を細切し、皮膚100mgあたり
2.4mlの0.15M塩化ナトリウムを加え、ヒスト
コロン(日音医理科機器社製)を用いて28,000r
pm、30秒間、2回ホモジナイズした後、121℃で
20分間加熱処理した。
【0096】加熱処理した皮膚試料を冷却後、1/9容
量の5mg/mlプロナーゼE(メルク社製)含有1M
トリス−塩酸緩衝液(pH7.9)を加え、37℃で2
日間振盪した。100℃で10分間加熱処理し、プロナ
ーゼを失活させた後、3000rpmで3分間遠心分離
し、上清を得た(以下、抽出液という)。
【0097】抽出液中のヒアルロン酸量の測定 上記で得られた抽出液を0.5mlずつに分けて、0.
2M酢酸で平衡化したセファデックスG−50カラム
(1.5x5cm)に供し、ヒアルロン酸を2.0〜
3.5mlの高分子量画分に溶出させ、同一の抽出液由
来の高分子量画分を混合した。各高分子量画分混合液を
凍結乾燥した後、1.5mlの緩衝液Hで溶解した。
【0098】上記溶解液1.5mlのうち、一方のチュ
ーブに950μlを取り、それに50μlの200TR
U/mlヒアルロニダーゼ含有緩衝液Hを加え(ヒアル
ロニダーゼ処理サンプル)、また、他方のチューブに4
75μlを取り、それに525μlの緩衝液Hを加えた
(未処理サンプル)。60℃で18時間静置した後、1
00℃で10分間加熱処理し、ヒアルロニダーゼを失活
させた。
【0099】ヒアルロニダーゼ処理サンプルおよび未処
理サンプルを0.5mlずつに分けて、0.2M酢酸で
平衡化したセファデックスG−50カラム(1.5x5
cm)に供し、2.0〜3.5mlの高分子量画分を得
た。それぞれのサンプル由来の高分子量画分を混合し、
凍結乾燥した後、0.22mlの0.5M塩化ナトリウ
ム含有10mMクエン酸−水酸化ナトリウム(pH3.
5、以下緩衝液Dという)で溶解した。
【0100】上記0.22mlの各溶液のうち、0.2
mlを緩衝液Dで平衡化したDEAE−セファロースカ
ラム(カラム体積0.1ml)に供し、非吸着画分0.
2mlを得た。さらに、0.3mlの緩衝液Dでカラム
を洗浄し、その洗浄画分と非吸着画分を混合した。
【0101】上記混合液を用いて、ヒアルロン酸の二つ
の成分のうちの一つであるグルクロン酸をBitter
らの方法(Analitical Biochemis
try、4巻、330頁、1962年)に従って定量
し、下記の数2により、皮膚中のヒアルロン酸量を算出
した。
【0102】
【数2】
【0103】a;ヒアルロニダーゼ未処理サンプルのグ
ルクロン酸定量値(μg/ml) b;ヒアルロニダーゼ処理サンプルのグルクロン酸定量
値(μg/ml) 194.14;グルクロン酸の分子量 221.21;N−アセチルグルコサミンの分子量 36.04 ;水2分子の分子量
【0104】3.試験対象:6週令または14週令のW
istar系雄性ヘアレスラット、1群6匹
【0105】4.試験方法:6週令および14週令のヘ
アレスラット各群の皮膚中のヒアルロン酸量を、上記の
方法に従って算出した。また、6週令から、50%(V
/V)エタノール(対照薬)または10%(W/V)N
−メチル−L−セリン含有50%(V/V)エタノール
(試験薬)を、それぞれ1日1回、0.1mlずつ背部
に60日間連続塗布し、14週令となったラット2群
の、皮膚中のヒアルロン酸量を、上記の方法に従って算
出した。
【0106】5.試験結果:6週令および14週令のラ
ット皮膚中のヒアルロン酸量を測定した結果を表11に
示す。その結果、6週令ラットの皮膚1gあたりのヒア
ルロン酸量(333±16μg)に比べて、14週令ラ
ットの皮膚1gあたりのヒアルロン酸量(216±21
μg)は有意に低かった(p<0.01)。これは、ラ
ット皮膚中のヒアルロン酸量は、加齢により低下するこ
とを示している。
【0107】また、表12から明らかなように、対照薬
を塗布した群(204±14μg)は、表11に示した
場合の14週令のラット(216±21μg)と同程度
であったのに対し、試験薬を塗布した群(250±18
μg)は有意に高く、N−メチル−L−セリンは、加齢
によるヒアルロン酸量の低下を抑制している。
【0108】
【表11】
【0109】
【表12】
【0110】以下に本発明の実施例を挙げる。なお、表
中の値は重量%を示す。
【0111】実施例1〜9(クリーム) 下記に示す組成でクリームを調製した。
【0112】
【表13】
【0113】調製法: 成分(A)を80℃で均一に混
合溶解した後、それに成分(B)を混合溶解した(混合
液I)。これとは別に、成分(D)を80℃で均一に混
合溶解した後、それに成分(C)を混合溶解した(混合
液II)。つぎに、混合液Iに、徐々に混合液IIを加え
て、充分攪拌しながら30℃まで冷却し、クリームを得
た。
【0114】実施例10〜17(ローション) 下記に示す組成でローションを調製した。
【0115】
【表14】
【0116】調製法: 各成分を混合溶解して、ローシ
ョンを調製した。
【0117】実施例18〜20(入浴剤)
【0118】
【表15】
【0119】調製法: 各成分を混合し、入浴剤を調製
した。なお、この入浴剤は使用時に約3000倍に希釈
される。
【0120】実施例21〜26(軟膏)
【0121】
【表16】
【0122】調製法: 上記(B)の各成分を湯浴で8
0℃に加温しながら混合し、これを、80℃に加温した
上記(A)の各成分の混合物中に攪拌しながら徐々に加
えた。つぎに、ホモジナイザー(Tokusyukik
a Kogyou製)で2.5分間激しく攪拌(250
0rpm)して各成分を充分乳化分散させた後、攪拌し
ながら徐々に冷却して軟膏を得た。
【0123】実施例27〜32(ゲル)
【0124】
【表17】
【0125】調製法: (A)を一部の水(D)で膨潤
させ、残りの水(D)で成分(C)を溶解させた後、両
者を均一に混合した(混合液I)。成分(B)を均一に
混合解させた(混合液II)。混合液Iに混合液IIを加え
て分散し、ゲルを得た。
【0126】実施例33〜38(ヘアトニック)
【0127】
【表18】
【0128】調製法: 香料可溶化剤で香料を溶解した
後、常温で攪拌しながらエタノールに加えて溶解し、成
分(B)を順次加えて溶解した(混合液I)。成分
(C)を溶解させ、攪拌しながら混合液Iに加えて均一
にした後、ろ過してヘアトニックを得た。
【図面の簡単な説明】
【図1】試験例−7で使用した垂直型拡散セル装置を示
す図である。
【図2】試験例−7において、N−メチル−L−セリン
の皮膚透過性試験を行った結果を表す図である。
【符号の説明】
1 テフロン製ふた部 2 サンプリング口 3 薬物試料 4 皮膚 5 O−リング 6 レセプター相 7 攪拌子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI (C12P 19/26 C12R 1:91) (72)発明者 井上 紳太郎 神奈川県小田原市寿町5丁目3番28号 鐘紡株式会社 生化学研究所内 審査官 斎藤 真由美 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 48/00 A61P 1/00 - 43/00 C12P 1/00 - 41/00 BIOSIS(DIALOG) MEDLINE(STN) WPI(DIALOG)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N−メチル−L−セリン、エタノールア
    ミン、N−メチルエタノールアミン、またはそれらの塩
    からなる群より選択される1種以上の化合物を含有する
    ことを特徴とするヒアルロン酸産生促進剤。
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