JP3073812B2 - 駐車場システム - Google Patents

駐車場システム

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JP3073812B2
JP3073812B2 JP03265636A JP26563691A JP3073812B2 JP 3073812 B2 JP3073812 B2 JP 3073812B2 JP 03265636 A JP03265636 A JP 03265636A JP 26563691 A JP26563691 A JP 26563691A JP 3073812 B2 JP3073812 B2 JP 3073812B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デパート、スーパー等
の多数の車の駐車が可能な駐車場システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】デパート、スーパー等の多数の車の駐車
が可能な駐車場においては、駐車場の入口に現在の駐車
状態が満車か、あるいは空車かの状態表示がなされてい
る。かかる場合においては、単に満車か空車かのいずれ
かの状態の表示のみである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】入口等において表示盤
による空きスペースの表示や、発券機による空きスペー
スの券を入手しても、その空きスペースが駐車場のどこ
にあるのか咄嗟に判断しずらいため、車が空きスペース
を探すのに時間がかかるという問題があった。本発明は
上述の点に鑑みて提供したものであって、駐車場の空き
スペースをすばやく確認できて、駐車場内での混雑を緩
和することを目的とした駐車場システムを提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
駐車場の個々の駐車スペースにおける車の存在を検出す
る検出手段と、個々の駐車スペースの近傍に設けた表示
器とを有し、検出手段の信号を受けて駐車場の駐車率
が一定率を越えたことを判定し、その率を超えたときの
車の存在しない駐車スペースの近傍に設けた表示器に
よりその駐車スペースが空きスペースであることを表示
する制御手段を設けて成り、この制御手段は、人の検知
による誤検知を防止するために検出手段からの信号の処
理を一定時間遅延させる機能を備え、一定の駐車率以上
の場合には上記遅延時間を0にするものである。
【0005】請求項2記載の発明は、駐車場の個々の駐
車スペースにおける車の存在を検出する検出手段を有
し、駐車場の出入口において車の入る台数と出る台数の
検知を行う検知手段を設け、検知手段からの信号により
入る車と出る車との差を演算し、検出手段からの信号に
て駐車の空きスペース数を検知して、この空きスペース
数に対する上記差の割合である一定時間ごとの駐車率を
演算し、この一定時間ごとの駐車率により満空車表示形
態を変えると共に、満車表示形態に変えるための所定の
駐車率を自動的に変更する機能を備えた制御手段を設け
たものである。
【0006】
【0007】
【作 用】請求項1に記載の発明では、制御手段によ
り、検出手段の信号を受けて駐車場の駐車率が一定率
を越えたことを判定し、その率を超えたときのみ車の存
在しない駐車スペースの近傍に設けた表示器によりその
駐車スペースが空きスペースであることを表示し、駐車
場が混んでいるときに、駐車場の空きスペースをすばや
く確認できて、駐車場内での混雑を緩和するようにして
いる。また、車の駐車台数が少ない一定の駐車率以下の
場合には、遅延時間が働いて、人間が検出手段の下を横
切っても検出手段が誤動作することが少なく、更に、駐
車台数が増えて一定の駐車率以上となった場合には上記
遅延時間を0にすることにより、駐車効率を下げること
もないものである。
【0008】請求項2に記載の発明では、制御手段によ
り、検知手段からの信号により入る車と出る車との差を
演算し、検出手段からの信号にて駐車の空きスペース数
を検知して、この空きスペース数に対する上記差の割合
である一定時間ごとの駐車率を演算し、この一定時間ご
との駐車率により満空車表示形態を変えると共に、満車
表示形態に変えるための所定の駐車率を自動的に変更す
ることで、駐車場内での混雑を緩和するようにしてい
【0009】
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は駐車場の一例として、2階建ての立体駐車
場の場合を示している。1台の車を駐車させる個々の駐
車スペースの上方の天井下面には、車を検出する検出手
段である反射式超音波センサー1が夫々設置されてい
る。
【0011】この超音波センサー1により、各々の駐車
スペースの在庫情報が常に後述するメインコントローラ
に伝送されるようになっている。また、各々の駐車スペ
ースの天井下面にはランプ11が取り付けられており、
このランプ11の点灯により後述するように空きスペー
スであることを表示するようになっている。図2はシス
テム構成図を示し、メインコントローラ2と超音波セン
サー1とは2線からなる信号線3を介して接続されてお
り、1階には駐車スペースに対応した超音波センサー1
1 1 ,11 2 〜11 nが夫々設置されている。また、2
階には駐車スペースに対応した超音波センサー12 1
2 2 〜12 nが夫々設置されている。
【0012】また、メインコントローラ2からの制御信
号を受けて、各ランプ111 1 ,111 2 〜111 n、
112 1 ,112 2 〜112 nを点滅制御するサブコン
トローラ121 1 ,121 2 〜121 n、122 1 ,1
2 2 〜122 nが各駐車スペースの天井下面にランプ
11と共に設けられている。図3は超音波センサー1の
構成を示し、メインコントローラ2と伝送信号の授受を
行うサブコントローラ10と、サブコントローラ10に
より制御される送波部5と、送波部5により駆動されて
超音波を送波するホーン7と、反射波を受波したホーン
7からの信号を受けてサブコントローラ10へ信号を送
る受波部6とで構成されている。
【0013】上記サブコントローラ10は、メインコン
トローラ2と組んで車の検知信号の制御を行うが、サブ
コントローラ10にはチャンネルスイッチが設けられて
おり、夫々の超音波センサー1のチャンネル設定(アド
レス設定)を行うことにより、それに対応した検知情報
信号がメインコントローラ2に送られる。尚、各超音波
センサー1にはサブコントローラ10が夫々設けられて
いる。
【0014】図4に超音波センサー1の具体構成を示
す。サブコントローラ10を超音波センサー1に組み込
んだものであり、図示するように、本体27内に内蔵し
たサブコントローラ10の上面にはチャンネルスイッチ
29が本体27より露出して配設してある。また、信号
線3と接続される端子台30が設けてある。尚、上述し
たように、サブコントローラ10は、超音波の検知信号
を受けてチャンネルスイッチ29の設定により設定した
そのチャンネルに対応した検知信号をメインコントロー
ラ2に送るものである。
【0015】次に図5を参照しながら動作を説明する。
まず、超音波センサー1によって個々の駐車スペースに
車が駐車しているかどうかが、メインコントローラ2を
構成するマイクロコンピュータによって順次確認され
る。その合計が、ある一定の駐車率、例えば80%(こ
の数字は駐車場に合わせて任意に設定可)に達すると、
メインコントローラ2のマイクロコンピュータによって
それが判断され、その情報がサブコントローラ12を構
成するマイクロコンピュータに伝送されて、ランプ11
が点灯する。
【0016】この場合の駐車率は、駐車場が大規模なも
のなら各駐車ブロックを1単位として計算し、小規模な
ら全駐車スペースの駐車率をとればよい。今、簡単な方
の小規模駐車場の場合を考える。駐車率は次式で計算さ
れる。 P=X/N ここで、Pは駐車率を、Xは駐車車両数を、Nは駐車ス
ペース数を夫々示している。
【0017】また、駐車率が一定以上になったとき、空
きスペースに相当するランプ11がメインコントローラ
2及びサブコントローラ12により点灯制御される。つ
まり、仮に80%以上の駐車率になった時、例えば、超
音波センサー12 1 の属する駐車スペースが空きスペー
スだとすると、メインコントローラ2の指示によりサブ
コントローラ122 1 が働き、ランプ112 1 が点灯す
るものである。
【0018】従って、駐車場が混んでいるとき、空きス
ペースを素早く確認することができ、駐車場内での混雑
を緩和することができるものである。尚、メインコント
ローラ2及びサブコントローラ12とで制御手段が構成
される。 (実施例2)次に、請求項2に対応した実施例について
説明する。図6は駐車場Pを示し、その入口13と出口
14とには、駐車場Pに入る車と出る車の数を検知する
検知手段であるループ式や光線式などのセンサー15,
16が夫々設置してある。図7は先の実施例と同様に2
階建ての駐車場を示し、図8は同様にシステム構成図を
示している。尚、基本的には先の実施例と同様なので説
明は省略する。
【0019】この実施例では、センサー15,16から
の信号が制御手段であるメインコントローラ2に入力さ
れている。また、満空車監視盤4が信号線3を介してメ
インコントローラ2に接続され、図9に示すように満空
車監視盤4では、メインコントローラ2からの信号をサ
ブコントローラ171 〜17nが受け、駐車スペースに
車が駐車している場合は該当するランプ8を点灯するよ
うになっている。
【0020】今、入口13から入る車はセンサー15に
て検知され、メインコントローラ2にてカウントアップ
される。一方、出口14から出る車はセンサー16にて
検知され、メインコントローラ2によりカウントされ
る。このカウントした数が駐車場Pに入っている車の数
である。駐車場Pは、日により、また時間によりその利
用状況が異なる。また、個々の駐車スペースにおける車
の存在は先の実施例と同様に検出され、駐車スペースが
所定の駐車率以上になった時、あらためて満車警告
を行う。そして、本実施例では、一定時間内に車の入る
数が出る数より一定以上多ければ、つまり「一定時間ご
との駐車率」が一定以上であれば「所定の駐車率」
下げて満車警告が行われ易くし、これにより、駐車場P
内の車の運行をスムーズにしようとするものである。
【0021】つまり、駐車場P内に入る車の数が一定時
間内に多くなってくると、所定の駐車率を下げないと、
駐車スペースに入っていない駐車場P内をうろついてい
る(空きスペースに向かっている)車が多くなるためで
ある。従って、本実施例では、メインコントローラ2に
おいてこの駐車率を自動的に下げて、運転者に空きスペ
ースが多いと思わせて車の運行をスムーズにさせるよう
にしている。
【0022】(実施例3)図10及び図11は実施例3
を示し、空きスペース18を探して駐車場内に進んでき
た車は、矢印で空きスペース18の方向を示す誘導灯2
1により離れた位置からも空きスペース18がどちらに
あるのか判断できるようにしたものである。
【0023】図11に示すように、各駐車スペースには
信号線3を介してメインコントローラ2と接続されたサ
ブコントローラサブコントローラ201 ・・・が設けら
れていて、各サブコントローラ201 ・・・により誘導
灯211 ・・・を点滅制御するようにしている。すべて
の超音波センサー1からの検知情報がメインコントロー
ラ2に伝送され、メインコントローラ2では一定の駐車
率以上かどうかの演算と判断を行う。一定以上ならば例
えば、車を検知していない超音波センサー1が11 2
あれば、隣の駐車スペースに対応したサブコントローラ
201 と203 を制御して誘導灯211 と213 とを点
灯させる。
【0024】尚、この時、満空車監視盤4にも同じチャ
ンネルにセットされたサブコントローラサブコントロー
ラ17が入っているが、こちらの方はセンサーが働かな
ければ満空車監視盤4のランプ8を点灯させないように
結線しておけば良い。 (実施例4)図12は実施例4を示し、駐車場の空きス
ペース表示を数段階にして、空きスペースより遠い表示
を近い表示より異ならせるようにしたものである。この
実施例では、空きスペース18のすぐ隣の誘導灯21の
矢印の数を3つとして表示し、更に隣の誘導灯21の矢
印の数を2つとし、更に隣の誘導灯21の数を1つし
て、矢印の数が多い程空きスペースに近いことを表し、
運転者は矢印の数を見て一目に空きスペース18が近い
ことがわかり、スムーズに運行することができる。
【0025】この実施例において、構成は図11と同じ
であるが、メインコントローラ2は空きスペース18が
あると、その隣のチャンネル、さらに隣のチャンネルの
判断をして、サブコントローラ20を制御し、誘導灯2
1の点灯を制御している。 (実施例5)図13及び図14に実施例5を示す。各駐
車スペースには先の実施例と同様に車を検知する超音波
センサー1(11 1 ,11 2・・・)が夫々設置され、
また、通路24の天井下面には通路24上の車25を検
知する超音波センサー26(261 ,262 ・・・)が
設置してある。また、超音波センサー26の近くには、
駐車スペースが空スペースであることを表示するための
ランプ22が設けてある。
【0026】これら、超音波センサー1,26は中央制
御器23内に設けたメインコントローラ2と信号線3を
介して接続されている。また、各ランプ22にはサブコ
ントローラ32が設けられていて、各サブコントローラ
32とメインコントローラ2とは同様に信号線3を介し
て接続されている。今、図13に示すように、車25が
左側の通路24に入ってきたとき、超音波センサー26
1 によって車25が検知され、もし、その近くに空スペ
ースがあれば、メインコントローラ2により制御され
て、スペースを表示するランプ22が点灯し、車25を
案内することになる。しかし、近くに空スペースがなけ
れば、ランプ22は点灯せず、車25はそのまま通路2
4を侵入していく。侵入していくと、次の超音波センサ
ー262 が車25を検知し、空スペースがあれば、ラン
プ22が点灯し、空スペースがなければ次に進む。
【0027】(実施例6)実施例6における構成は図1
3及び図14と同じである。本実施例では、ある一定の
駐車率に対して、満車率の設定をさらに精度を向上させ
るため、通行車両の多い、少ないを、通行車両検知用の
超音波センサー26を用いて、その情報を中央制御器2
3のメインコントローラ2に送り、メインコントローラ
2で演算して、通行車両が多ければ満車率を抑え、少な
ければ満車率を若干アップしようというものである。
【0028】(実施例7)実施例7を図15に示す。
今、駐車率が所定以上とする。左側の通路24に複数台
の車25が通行中で、通行車両検知等の超音波センサー
26が一定回数以上(所定の時間内に)繰り返した時、
該通路24は危険(又は空スペースに入りにくい)とい
うランプ33を点灯し、他の通路へ回るように指示を出
す。
【0029】尚、この制御は中央制御器23のメインコ
ントローラ2でなされ、全体の接続構成は図14の場合
と同じである。 (実施例8)ところで、車両の各駐車スペースの在庫を
検出する超音波センサーは、各駐車スペースの天井に取
り付けられることが多いが、各駐車スペースに空スペー
スが多いと、車から降りた人間は、その空スペースの超
音波センサーの下を通過し、この超音波センサーからの
信号を処理する場合に、信号処理を遅延させるオンデイ
レーがないと、人間自体を検知し、在庫車表示がオン、
オフし、人間を車と誤って検知してしまう。
【0030】このような誤動作を避けるため、人間を検
知させにくいように、人間を検知しても即出力を出さな
いようにオンデイレーを超音波センサーに設けている。
しかし、超音波センサーにオンデイレーを設けた場合、
これがほぼ満車になっても、同様にオンデイレーとして
働き(実際、人間が他のスペースを歩くことがない)、
駐車場の利用効率を落としていた。
【0031】そこで、本実施例では、その利用効率を下
げないため、このオンデイレーをメインコントローラ2
に内蔵させて、駐車率が一定値以上になったら、オンデ
イレーの動作を無くすようにしたものである。図16は
上述の状態を示しており、図示するように空スペースが
多いと人間の歩行により、超音波センサー1が動作しな
いようにオンデイレーが必要となる。しかし、車が多く
なると、人間がスペースを横切ることはなく、却ってオ
ンデイレー機能が邪魔になる。
【0032】システム構成図としては、図2の場合と同
じである。尚、図2に示すランプ11は車を検知した場
合に点灯するようになっている。図17(a)は駐車率
が一定以下の場合を示し、(b)は駐車率が一定以上の
場合を示している。図17(a)において、イに示すよ
うに時刻t1 において車を検知すると信号がメインコン
トローラ2に送られる。つまり、イは、メインコントロ
ーラ2に返ってくる超音波センサー1の検知入力であ
る。そして、メインコントローラ2ではオンデイレー機
能を働かせ、ロに示すように、一定時間T1 の後に、メ
インコントローラ2からランプ11へ信号を送り、ラン
プ11を点灯させる。
【0033】次に、駐車率が一定以上の場合の図17
(b)においては、メインコントローラ2側でオンデイ
レー機能を停止させて、メインコントローラ2からラン
プ11へ直ぐに信号を送り、点灯させる。尚、ロのΔt
は、メインコントローラ2の情報処理時間を示し、Δt
≪オンデイレー時間としている。このように構成するこ
とにより、車の駐車台数が少ないとき、人間が超音波セ
ンサーの下を横切っても、オンデイレー機能が働いて、
超音波センサーが誤動作することが少なく、更に、駐車
台数が増えた時には、オンデイレー機能を停止させるこ
とで、駐車効率を下げることもないものである。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明は上述のように、駐
車場の個々の駐車スペースにおける車の存在を検出する
検出手段と、個々の駐車スペースの近傍に設けた表示器
を有し、検出手段の信号を受けて駐車場の駐車率が
一定率を越えたことを判定し、その率を超えたときのみ
車の存在しない駐車スペースの近傍に設けた表示器によ
その駐車スペースが空きスペースであることを表示す
る制御手段を設けて成り、この制御手段は、人の検知に
よる誤検知を防止するために検出手段からの信号の処理
を一定時間遅延させる機能を備え、一定の駐車率以上の
場合には上記遅延時間を0にするものであるから、制御
手段により、検出手段の信号を受けて駐車場の駐車率
が一定率を越えたことを判定し、その率を超えたときの
車の存在しない駐車スペースの近傍に設けた表示器に
よりその駐車スペースが空きスペースであることを表示
することで、駐車場が混んでいるときに、駐車場の空き
スペースをすばやく確認できて、駐車場内での混雑を緩
和することができる効果を奏するものである。また、車
の駐車台数が少ない一定の駐車率以下の場合には、遅延
時間が働いて、人間が検出手段の下を横切っても検出手
段が誤動作することが少なく、更に、駐車台数が増えて
一定の駐車率以上となった場合には上記遅延時間を0に
することにより、駐車効率を下げることもないという効
果を奏する。
【0035】請求項2記載の発明は、駐車場の個々の駐
車スペースにおける車の存在を検出する検出手段を有
し、駐車場の出入口において車の入る台数と出る台数の
検知を行う検知手段を設け、検知手段からの信号により
入る車と出る車との差を演算し、検出手段からの信号に
て駐車の空きスペース数を検知して、この空きスペース
数に対する上記差の割合である一定時間ごとの駐車率を
演算し、この一定時間ごとの駐車率により満空車表示形
態を変えると共に、満車表示形態に変えるための所定の
駐車率を自動的に変更する機能を備えた制御手段を設け
たものであるから、制御手段により、検知手段からの信
号により入る車と出る車との差を演算し、検出手段から
の信号にて駐車の空きスペース数を検知して、この空き
スペース数に対する上記差の割合である一定時間ごとの
駐車率を演算し、この一定時間ごとの駐車率により満空
車表示形態を変えると共に、満車表示形態に変えるため
の所定の駐車率を自動的に変更することで、駐車場内で
の混雑を緩和することができる効果を奏するものであ
る。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の駐車場の構成図である。
【図2】同上のシステム構成図である。
【図3】同上の超音波センサーの構成図である。
【図4】同上の超音波センサーの斜視図である。
【図5】同上の動作を示すフロー図である。
【図6】同上の実施例2の駐車場の構成図である。
【図7】同上の駐車場の構成図である。
【図8】同上のシステム構成図である。
【図9】同上の満空車監視盤の構成図である。
【図10】同上の実施例3の斜視図である。
【図11】同上のシステム構成図である。
【図12】同上の実施例4の斜視図である。
【図13】同上の実施例5の構成図である。
【図14】同上のシステム構成図である。
【図15】同上の実施例7の構成図である。
【図16】同上の実施例8の説明図である。
【図17】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 超音波センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/14 E04H 6/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駐車場の個々の駐車スペースにおける車
    の存在を検出する検出手段と、個々の駐車スペースの近
    傍に設けた表示器とを有し、検出手段の信号を受けて
    駐車場の駐車率が一定率を越えたことを判定し、その率
    を超えたときのみ車の存在しない駐車スペースの近傍に
    設けた表示器によりその駐車スペースが空きスペースで
    あることを表示する制御手段を設けて成り、この制御手
    段は、人の検知による誤検知を防止するために検出手段
    からの信号の処理を一定時間遅延させる機能を備え、一
    定の駐車率以上の場合には上記遅延時間を0にすること
    を特徴とする駐車場システム。
  2. 【請求項2】 駐車場の個々の駐車スペースにおける車
    の存在を検出する検出手段を有し、駐車場の出入口にお
    いて車の入る台数と出る台数の検知を行う検知手段を設
    け、検知手段からの信号により入る車と出る車との差を
    演算し、検出手段からの信号にて駐車の空きスペース数
    を検知して、この空きスペース数に対する上記差の割合
    である一定時間ごとの駐車率を演算し、この一定時間ご
    との駐車率により満空車表示形態を変えると共に、満車
    表示形態に変えるための所定の駐車率を自動的に変更す
    る機能を備えた制御手段を設けたことを特徴とする駐車
    場システム
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