JP3073450U - 人形の芯体 - Google Patents

人形の芯体

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JP3073450U
JP3073450U JP2000003426U JP2000003426U JP3073450U JP 3073450 U JP3073450 U JP 3073450U JP 2000003426 U JP2000003426 U JP 2000003426U JP 2000003426 U JP2000003426 U JP 2000003426U JP 3073450 U JP3073450 U JP 3073450U
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doll
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cut groove
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JP2000003426U
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English (en)
Inventor
穣 西谷内
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株式会社秀月人形チエーン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腕芯や、その腕芯を胴芯に組み付けるための
切り溝を形成する工程を減らすことができ、また、切り
溝内に回転止めなどを設けることなく腕芯の回転も防止
することができて、製造コストを低減できる人形の芯体
を提供する。 【解決手段】 左側面から右側面まで開通する横向きの
切り溝2を設けて人形本体7における胴体部8に内蔵す
る胴芯1と、中央部に屈曲出っ張り部4を設けて上記胴
芯1の切り溝内にその屈曲出っ張り部4を挿入するとと
もにその右端部及び左端部をそれぞれ切り溝2の外に出
して胴芯1の側方へ突出させることにより人形本体7に
おける左腕部9と右腕部10にそれぞれ内蔵する一本の
腕芯3とを具えたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は雛人形等の人形の中に入れる芯体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な雛人形等は、人形本体における胴体部の中に入れる胴芯と、腕部の中 に入れる腕芯とを組み合せて構成した芯体を用いている。
【0003】 そして、登録実用新案公報第3036796号等に見られるように、左腕用の 腕芯と右腕用の腕芯を別々に形成し、又、胴芯にもそれら左右の腕芯をそれぞれ 挿入する切り溝を左右両側にそれぞれ別々に設けたものが多い。
【0004】 したがって、腕芯及び切り溝を形成する工程数が多くコスト高になるという不 満がある。また、切り溝に挿入した腕芯の回転を防止する必要があり、そのため に、切り溝内に回転止めなどを設けて構造が複雑化することにより製造が面倒に なるという弊害がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、腕芯や、その腕芯を胴芯に組み付けるための切り溝を形成す る工程を減らすことができ、また、切り溝内に回転止めなどを設けることなく腕 芯の回転も防止することができて、製造コストを低減できる人形の芯体を提供す ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案の人形の芯体は、左側面から右側面まで 開通する横向きの切り溝2を設けて人形本体7における胴体部8に内蔵する胴芯 1と、中央部に屈曲出っ張り部4を設けて上記胴芯1の切り溝内にその屈曲出っ 張り部4を挿入するとともにその右端部及び左端部をそれぞれ切り溝2の外に出 して胴芯1の側方へ突出させることにより人形本体7における左腕部9と右腕部 10にそれぞれ内蔵する一本の腕芯3とを具えたことを特徴とする、という構成 を採るものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図を用いて本考案の実施の形態について説明する。まず、図1に示すよ うに、人形本体7は胴体部8の内部に胴芯1を内蔵し、又、左腕部9と右腕部1 0の内部に一連の腕芯3を内蔵している。
【0008】 胴芯1の素材としては木やプラスチックなど、やや硬質で剛性を有する任意の 素材を用いることができるが、防虫効果のある桐の木などが好ましい。
【0009】 また、腕芯3の素材としては変形が容易な針金等が好ましい。
【0010】 胴芯1は背面の上端部に左側面から右側面へ開通する横向きの切り溝2を設け ている。この切り溝2は胴芯1の上面に設けることも可能だが、胴芯1の背面に 設ける方が好ましい。上記の腕芯3は、その線径を切り溝2の幅より僅かに小さ くして、腕芯3を切り溝2に挿入可能とする。
【0011】 また、胴芯1はその上方に人形本体7の頭部11を接続できるようにするため 、その上面に開口する縦穴5を設けて、頭部11の接続棒12を差し込んで固定 できる頭部保持部材6を縦穴5に装填している。この頭部保持部材6の素材も自 由であるが、イグサの束やワラの束などが好適である。
【0012】 腕芯3は中央部に屈曲出っ張り部4を設けている。この屈曲出っ張り4の形状 は自由であり、例えば図2に示すようなU字状等にすることが可能である。
【0013】 腕芯3は胴芯1の切り溝2に通して、その中央部の屈曲出っ張り部4を切り溝 内に配置し、その右端部及び左端部は切り溝2の外に出して胴芯1の側方へ突出 させ、それぞれ人形本体7の左腕部9と右腕部10の形状に合わせて屈曲するこ とによりそれらに内蔵する。
【0014】 腕芯3の屈曲出っ張り部4が切り溝内で回転しようとしても切り溝2の内壁に 当たって阻止されるので腕芯3の回転が防止されることになる。なお、胴芯1の 切り溝内に接着剤を流し込み、腕芯3の中央部をその接着剤で固定してもよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案の人形の芯体は上記の通りであり、左腕部9と右腕部10に内蔵する腕 芯3が1本だけで足り、その腕芯3を組み付ける切り溝2も胴芯1の1ヶ所だけ に設ければよいので、工程数の減少が可能となる。また、腕芯3の中央部に屈曲 出っ張り部4を設けるだけで腕芯3の回転を防止できるので、切り溝内に回転止 めなどを設けて形状が複雑化することを避けることができて製造が容易になる。 したがって、全体的にコストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】人形に内蔵した状態の斜視図である。
【図2】人形に内蔵した状態の一部切截平面図である。
【図3】一部切截左側面である。
【図4】背面図である。
【符号の説明】
1 胴芯 2 切り溝 3 腕芯 4 屈曲出っ張り部 5 縦穴 6 頭部保持部材 7 人形本体 8 胴体部 9 左腕部 10 右腕部 11 頭部 12 接続棒

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左側面から右側面まで開通する横向きの
    切り溝2を設けて人形本体7における胴体部8に内蔵す
    る胴芯1と、中央部に屈曲出っ張り部4を設けて上記胴
    芯1の切り溝内にその屈曲出っ張り部4を挿入するとと
    もにその右端部及び左端部をそれぞれ切り溝2の外に出
    して胴芯1の側方へ突出させることにより人形本体7に
    おける左腕部9と右腕部10にそれぞれ内蔵する一本の
    腕芯3とを具えたことを特徴とする人形の芯体。
JP2000003426U 2000-05-23 2000-05-23 人形の芯体 Expired - Lifetime JP3073450U (ja)

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