JP3072935B2 - 見当プリセット方法 - Google Patents

見当プリセット方法

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JP3072935B2
JP3072935B2 JP04086318A JP8631892A JP3072935B2 JP 3072935 B2 JP3072935 B2 JP 3072935B2 JP 04086318 A JP04086318 A JP 04086318A JP 8631892 A JP8631892 A JP 8631892A JP 3072935 B2 JP3072935 B2 JP 3072935B2
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誠 三瓶
秀明 三島
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、グラビア多色印刷機等
の各色の刷り合わせ(以下見当調整という)の縦見当の
調整を印刷ユニット間に設けられたコンペンセータロー
ラを移動させることにより行うグラビア印刷機の見当プ
リセット方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】グラビア印刷等においては、印刷物ピッ
チは使用する版胴の円周で決定され、版胴の円周は印刷
物の種類により大幅に変化する。したがって、版胴円周
が変わった場合には、印刷に先立って縦見当を調整する
必要がある。一般に印刷機の印刷ユニット間には、ウエ
ブパスを調整するためのコンペンセータローラが設けら
れている。
【0003】図5は、見当プリセット装置の従来例(特
開平1−99846号)を示したブロック図、図6は、
従来例に係る見当プリセット装置のコンペンセータロー
ラを示した側面図である。記憶装置(固定データ記憶手
段)22には、各版胴間の紙パス、各版胴の見当調整マ
ーク印刷部の初期位置および走行紙に印刷されるべき各
見当調整マークの間隔が記憶されている。
【0004】コンソール(基準データ入力手段)21か
ら版胴の円周に関するデータが入力されると、そのコン
ソール21からのデータおよび記憶装置22に記憶され
たデータに基づいて、コンピュータ(原動軸位相算出手
段3a)3は、走行紙に印刷された各版胴の見当調整マ
ークがスキャニングヘッド6を通過するときの各版胴の
位相を算出し、この算出された各版胴の位相データに基
づいて所望の見当調整マークのみをスキャニングヘッド
6で検出するためのゲート信号を見当調整装置5で発生
させるタイミングを設定する。
【0005】さらに、コンピュータ(コンペンセータロ
ーラ位置算出手段3b)3は、記憶装置22に記憶され
た見当調整マークの間隔と一致するようなコンペンセー
タローラの位置を算出し、このコンペンセータローラ位
置算出手段3bからのデータに基づいて、コンペンセー
タローラ位置プリセット装置7が各版胴間に配置された
コンペンセータローラの位置を移動させる装置(コンペ
ンセータローラ駆動回路8,エンコーダ13,モータ1
4等)にコンペンセータローラの移動量を設定する。
【0006】この後、見当調整装置5が、ゲート位置設
定装置4により設定されたゲート信号を用いて、走行紙
Wに印刷された各版胴の見当調整マークをスキャニング
ヘッド6により検出し、図6に示すように、各版胴10
a,10b,…などの見当調整マーク15a,15b,
…などが一定の間隔で印刷されるように各版胴10a,
10b,…など間に配置されたコンペンセータローラ1
2a,…などの位置を移動させる。
【0007】版胴10a,10b,…などの見当調整マ
ーク15a,15b,…などを全印刷ユニットとも同じ
位相に合わせ、ユニット間のウェブのパス長が、 nL+d または nL−d ただし、 L:版胴の円周 d:隣りあう見当調整マークの間隔 n:正の整数 となるように、コンペンセータローラ12a,…などの
位置を算出し、設定していた。
【0008】このとき、見当調整装置の初期調整とし
て、各色の版胴10a,10b,…などを、各印刷ユニ
ット(図示せず)に取り付ける場合に、見当調整マーク
15a,15b,…などを、各印刷ユニットに対して、
同一の位置に合わせ、位相が合わせられる。
【0009】以下の説明のように、従来、このような版
胴の初期調整は、水準器91を使うかまたは指示針93
を用いて位置合わせが行われていた。水準器91を使用
する場合には、図7に示すように、例えば、合わせ器具
90に設けられた合マーク90aを版胴10の基準位置
(見当調整マーク15など)に合わせた状態で、版胴の
軸を含む平面に垂直に配置された水準器91が水平を指
すように円周方向の位相を調節する。また、指示針93
を使用する場合には、図8に示すように、印刷機の機枠
61の一部に、取り外し自在の支持棒を取り付け、その
支持棒に取り付けた指示針93の先の矢印状の部分に、
版胴10の基準位置が合うように、周方向の位相と横方
向の位置を決める。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な水準器または指示針を用いて位置合わせを行うので
は、時間がかかるうえ、操作性が悪かった。また、精度
を犠牲にして目測で位置決めを行うと、刷り出し時の見
当が合わずに、調整に時間を要してしまう。さらに、横
方向の位置決めは、水準器では位置決めできないし、指
示針は操作性が悪く、調整が難しかった。このように、
版胴上の見当調整マークを定められた位置に合わせるの
が難しかった。
【0011】本発明の目的は、前述の課題を解決し、版
胴の基準位置を合わせる作業を不要にし、自動的に見当
プリセットを行うことができる見当プリセット方法を提
供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明による見当プリセット方法は、印刷物の縦見
当の調整を印刷ユニット間に配置されたコンペンセータ
ローラを移動させることにより行うグラビア印刷機の見
当プリセット方法において、前記各印刷ユニットの版胴
は、キー位置を基準として製版され、その版胴が印刷
機のキー位置に対して所定の位置にあるときにのみ連結
されることにより、縦見当のプリセットを行う構成とし
てある。
【0013】
【作用】本発明によれば、製版を版胴のキー溝基準で行
い、印刷機側では版装着装置のキー位置が各印刷ユニッ
トごとに一定の位置にあるときにのみ原動軸と連結され
るので、自動的に見当プリセットを行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面等を参照して、実施例について、
さらに詳しく説明する。図1〜図3は、本発明による見
当プリセット方法の実施例を示す図であって、図1は製
版方法の説明図、図2は製版方法の説明図、図3は印刷
機と版胴の連結方法の説明図である。 (キー基準でセルメイクする方法) 製版フィルム100は、電子彫刻製版機200(図2参
照)の回転ドラム202に取り付けられ、スキャナ(不
図示)で読み取るための原稿である。この製版フィルム
100は、回転ドラム202に取り付けるときのピン孔
102の基準位置Iから、1色目の見当調整マーク15
までの距離m及びスキャナ読取の基準位置IIから1色目
の見当調整マークまでの距離m’をあらかじめ決められ
た距離に統一してある。なお、sはスキャナ読取範囲で
ある。この距離m,m’は、品目が異なった場合にも、
製版フィルム100A,100Bのように、統一してあ
る〔図1(A),(B)〕。
【0015】電子彫刻製版機200は、図2に示すよう
に、モータ201によって駆動される回転ドラム202
に、製版フィルム100を取り付け、その製版フィルム
100をスキャナで読み取って、回転ドラム202と同
期して回転する版胴10上に、スキャナで読み取った画
像をダイヤモンド針で彫刻する製版機である。この電子
彫刻製版機200は、回転ドラム202とチャッキング
コーン204に取り付けたキー204aの位相がいつも
同じになるように、回転ドラム202とチャッキングコ
ーン204間には、ジョイント部が設けられていない。
なお、ジョイント部を設ける場合には、ジョイント部に
キー等を設けて、位相がずれないようにする。
【0016】以上のようにすれば、全版胴のトンボ10
4とキー溝206の位相をそろえることができ、第i色
の版胴10iのキー位置から見当調整マーク15まで
の距離m'iは、 m'i=m' +d(i−1) (d:隣りあう見当調整マークの間隔) に統一することができる。この実施例では、電子彫刻製
版機を用いているが、これに限らずその他の製版方式、
たとえば、コンベンショナル・グラビア若しくはダイレ
クト・グラビア又はレーザ製版若しくは電子ビーム製版
等でも同様に行うことができる。
【0017】(キー基準で印刷機に版胴を取り付ける
方法) クラッチ300は、印刷機の原動軸と版胴の回転軸の間
に設けられており、各ユニットごとに版胴10への駆動
力をつないだり切ったりする。このクラッチ300は、
図3(A)に示すように、オス側の第1歯車301とメ
ス側の第2歯車302との噛み合いによって、駆動力の
オン/オフを行う。しかし、従来の第2歯車302’
は、図3(C)に示すように、噛み合いを解いたのち、
角度ψだけずらすと、再び噛み合わせることができるの
で、版胴10iの位相をそろえることができない。そこ
で、この実施例のクラッチは、図3(B)に示すよう
に、歯を非対称なものに変更して1箇所しか噛み合わな
いようにし、各印刷ユニットのチャッキングコーンのキ
ーの位相をそろえることにより、図4に示すように、各
版胴10a〜10cのキー溝206a〜206cの位相
をそろえることができる。
【0018】このように、キーが一定位置にあるとき
だけ、クラッチ300が噛み合うようにしておき、図
5,図6で説明したように、コンペンセータローラ12
a,…などをプリセットする。なお、この実施例では、
版胴10のトンボ104とキー溝206の位相がそろう
ように製版しているので、ユニット間のウェブのパス長
がnLになるように、コンペンセータローラ12をプリ
セットする。
【0019】以上説明した実施例に限定されず、種々の
変形ができる。横見当については、版胴10のエッジか
らトンボマーク104の位置までの距離を、各版10i
について同一にしておくことにより、同様にプリセット
することができる。
【0020】また、各印刷ユニットのキー位置の位相
を検出できるようにしておくことにより、見当調整装置
5のゲートプリセットを行うようにしてもよい。この場
合に、第iユニットの見当調整マーク15iは、先に示
したように、キー溝から、 mi ’=m’+d(i−1) の位置にあるので、キーの位相と版胴の円周及び印刷
点とスキャニングヘッド間の距離から、見当調整マーク
がスキャニングヘッドを通過するときの版胴の位相を算
出することにより、ゲートのプリセットを行うことがで
きる。
【0021】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、従来のように、版胴の基準位置を合わせる作業を
することなく、見当プリセットを自動的に行うことがで
き刷り出し時の調整に要する走行紙及び時間のロスを削
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による見当プリセット方法の実施例(製
版方法)を説明する図である
【図2】本発明による見当プリセット方法の実施例(
方法)を説明する図である
【図3】本発明による見当プリセット方法の実施例(印
刷方法)を説明する図である
【図4】本発明による見当プリセット方法の実施例(印
刷方法)を説明する図である
【図5】見当プリセット装置の従来例を示したブロック
図である。
【図6】従来例に係る見当プリセット装置のコンペンセ
ータローラを示した側面図である。
【図7】従来の初期調整方法を説明するための斜視図で
ある。
【図8】従来の初期調整方法を説明するための斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 原動軸位相検出器 2 原動軸位相読取装置 3 プリセットパソコン 4 ゲート位置設定装置 5 見当調整装置 6 スキャニングヘッド 7 コンペンセータローラ位置プリセット装置 8 コンペンセータローラ駆動回路 15 見当調整マーク 10 版胴 100 製版フィルム 102 取り付け用ピン孔 104 トンボ 200 電子彫刻製版機 201 モータ 202 ドラム 203 ピン 204 チャッキングコーン 206 キー溝 300 クラッチ 301 第1歯車 302 第2歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 33/14,13/12 B41C 1/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷物の縦見当の調整を印刷ユニット間
    に配置されたコンペンセータローラを移動させることに
    より行うグラビア印刷機の見当プリセット方法におい
    て、 前記各印刷ユニットの版胴は、キー位置を基準として
    製版され、その版胴が印刷機のキー位置に対して所定の
    位置にあるときにのみ連結されることにより、縦見当の
    プリセットを行うことを特徴とする見当プリセット方
    法。
JP04086318A 1992-03-10 1992-03-10 見当プリセット方法 Expired - Lifetime JP3072935B2 (ja)

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JP6184138B2 (ja) * 2013-03-14 2017-08-23 住友重機械工業株式会社 印刷システム及び印刷システムのプリセット方法

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