JP3072676U - グリッドアレイ型コネクタ - Google Patents

グリッドアレイ型コネクタ

Info

Publication number
JP3072676U
JP3072676U JP2000002598U JP2000002598U JP3072676U JP 3072676 U JP3072676 U JP 3072676U JP 2000002598 U JP2000002598 U JP 2000002598U JP 2000002598 U JP2000002598 U JP 2000002598U JP 3072676 U JP3072676 U JP 3072676U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grid array
type connector
base
array type
pivot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000002598U
Other languages
English (en)
Inventor
清河 頼
世滄 楊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hon Hai Precision Industry Co Ltd
Original Assignee
Hon Hai Precision Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hon Hai Precision Industry Co Ltd filed Critical Hon Hai Precision Industry Co Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP3072676U publication Critical patent/JP3072676U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/10Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
    • H05K7/1007Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets with means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling parts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/193Means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling part, e.g. zero insertion force or no friction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノートパソコンに適用されカバー開閉時に発
生しうる欠陥を解消するグリッドアレイ型コネクタの提
供。 【解決手段】 複数の電気信号端子を収容するベース
と、該ベースの上に重ね置かれるカバーと、ベースを囲
むよう設置された駆動装置を具え、該ベースが貫通し且
つグリッドアレイ分布を呈する複数の端子収容溝を具
え、該カバーが該端子収容溝と同じ配列を具えた複数の
貫通孔を具えてベースの一つの対角線に沿ってスライド
可能とされた、グリッドアレイ型コネクタにおいて、駆
動装置が枢接部を具えたシートフレームと該シートフレ
ームに枢接された駆動機構とを具え、該枢接部が少なく
ともベースに対応する対角位置に設置され、駆動機構が
スライド手段とスライド手段に組み合わされる駆動ハン
ドルを具え、該駆動ハンドルが長軸と短軸の異なる回転
片を具え、駆動ハンドルの回転片の長軸と短軸とシート
フレームの枢接部が組み合わされ、スライド手段を駆動
してカバーを連動させてベースに対して移動させられる
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のグリッドアレイ型コネクタに係り、特に、ノートパソコンに適 用され、CPUを基板に電性連接させるグリッドアレイ型コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータの高伝送と高機能の発展に伴い、コンピュータ部品及びその構造 もますます複雑化し、コンピュータの小型化の傾向はコンピュータ内部空間を非 常に有限とし、相対的にその内部の部品体積及び部品間の間隔もますます小さく なっている。現在コンピュータのCPUのほとんどは、基板上に設置されたコネ クタを介して信号の伝送を行っており、これによりコネクタ及びCPUの占有す る空間を減少している。周知のコネクタの基板との連接には通常二種類の方式が 採用され、即ち、PGA型コネクタとBGA型コネクタがあり、敏捷並びに安全 にCPUをコネクタに挿入するため、これらのコネクタには駆動機構或いは操作 構造が設けられ、これにベースとカバーを相互に錯位させる方式が組み合わされ ることにより、CPU挿入力を減少している。これに関連する構造については、 台湾パテント出願第80211197号、第82213952号、第82214 483号、第83201360号、第85205751号及び米国パテントNo .5,730,615などがある。図1はそのうち第85205751号の組合 せ斜視図であり、図示されるPGA型コネクタ600は、電気信号端子601、 該電気信号端子601を収容するベース602及びその上に重ね置かれるカバー 603を具備する。そのうち電気信号端子601はベース602より突出し且つ 基板(図示せず)に接近する溶接端604を具え、それは穿孔溶接方式で基板と 電性連接される。ベース602の周縁に対称に二つの操作部700が設けられ、 該操作部700に操作工具例えば扁平なドライバ(図示せず)を挿入するための 凹溝701が設けられ、CPU或いはその他の電子素子のピン(図示せず)をカ バー603を経由してベース602と結合させる時、扁平状のスクリュードライ バ等外部工具(図示せず)を操作部700に組み合わせてカバー603をベース 602に対して移動させ、これによりCPU或いはその他の電子素子のピン(図 示せず)とPGA型コネクタの電気信号端子601を電性導通させる。
【0003】 要求される厚さが相当に小さいノートパソコンの発展により、現在、CPUと 基板間の連接に関して、BGA型コネクタがPGA型コネクタの代わりに採用さ れる傾向にある。BGA型コネクタ関連の構造については、台湾パテント出願第 84101913号及び米国パテントNo.5,637,008がある。組み付 け空間の制限のため、BGA型コネクタは駆動装置を設置してそれによりカバー を駆動して移動させるため、コネクタ自体の体積が増加し、BGA型コネクタの 占有空間を縮小する目的を達成できず、カバーのベースに対する移動のほとんど は扁平状のスクリュードライバー等外部工具を回して行うものとされている。し かし、このようなBGA型コネクタはベースとカバー構造が比較的薄く、その機 械強度は相対的に弱く、このため駆動過程で以下のような問題が出現した。 1.外部機械駆動方式は、作用力の大きさを制御できないほか、適切な施力部 位を確保できず、特に施力が局部になされたり或いは施力作用方向が不正確であ る時、カバーの損傷を形成しやすかった。 2.外部機械駆動方式は正確にカバーのベースに対するスライドの行程を制御 できず、ゆえに過度の施力及び移動の状況が出現しやすく、このとき電気信号端 子が過度の受力により変形し、それにより電性連接の信頼性に影響が生じた。 3.BGA型コネクタと基板間はソルダバンプにより連接されるほかにはその 他の補助連接構造を有さず、ゆえにスクリュードライバー等外部機械駆動方式が コネクタのベースに対して局部圧力を発生しやすいために、コネクタのベースが 弯曲変形し、並びにベース下側のソルダバンプを圧迫し、それによりソルダバン プが圧裂破損するか或いはコネクタの電気信号端子が基板より脱落し、CPUが 正常な作業を行えなくなった。
【0004】 以上から、BGA型コネクタがますます広く応用される状況にあって、全く新 しい構造を提供してカバーとベース間の駆動時に出現する欠陥を解決することが 業界の当面の課題とされている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の主要な目的は、一種の、駆動装置を具えたグリッドアレイ型コネクタ を提供することにあり、その駆動機構は回転カムによりカバーを駆動してベース に対してスライドさせ、有効にカバーの局部受力過大による機械損傷が発生する のを防止するものとする。
【0006】 本考案のもう一つの目的は、一種の、駆動装置を具えたグリッドアレイ型コネ クタを提供することにあり、その駆動機構は有効にカバーの受力方向とその行程 を制御でき、CPUとコネクタ間の信頼性のある連接を確保できるものとする。
【0007】 本考案のさらにもう一つの目的は、一種の駆動装置を具えたグリッドアレイ型 コネクタを提供することにあり、その駆動機構はコネクタのベースに対して発生 する圧迫作用を有効に回避してコネクタのベースの弯曲変形によるソルダバンプ の受圧脱落或いは破損を防止し、CPUの正常な運転を確保できるものとする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、基板に固定されてCPUを載置して基板と電性連接させる グリッドアレイ型コネクタにおいて、 ベースとされ、基板と電気信号の連接を形成し、その上面に該ベースを貫通し 且つグリッドアレイ分布を呈する複数の端子収容溝を具え、該端子収容溝が同じ 数の電気信号端子を収容し、該ベースの少なくとも二つの対側縁に連接部が凸設 された、上記ベース、 カバーとされ、該ベースの上に重ね置かれ、そのベースに対応する二つの対側 縁位置に上記連接部と組み合わされるスライド連接部が設けられ、該カバーが一 定の方向にベースに対してスライド可能とされ、該カバーにベースの端子収容溝 と同じ配置の複数の貫通孔が設けられた、上記カバー、 駆動装置とされ、枢接部を具えたシートフレームと該シートフレームに枢接さ れた駆動機構を具え、該シートフレームが枠形を呈して該ベースをその内側に囲 み、該枢接部が少なくともベースに対応する二つの対角位置に設けられ、該駆動 機構が別にスライド手段と該スライド手段と相互に組み合わされる駆動ハンドル を具え、該駆動ハンドルが異なる長軸と短軸の回転片を具え、駆動ハンドルが回 される時に駆動ハンドルの回転片の長軸とシートフレームの枢接部が抵触してス ライド手段が該カバーをベースに対して移動させる、上記駆動装置、 以上を具えたことを特徴とする、グリッドアレイ型コネクタとしている。 請求項2の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、ベースとカバー がいずれも略矩形体状とされ、該ベースの連接部が凸設されてスライドブロック を具えた三角歯状とされ、カバーのスライド連接部が細長形の滑り溝を具えた凸 塊とされ、該カバーがベースの一つの対角線方向に沿ってスライド可能とされた ことを特徴とする、請求項1に記載のグリッドアレイ型コネクタとしている。 請求項3の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、ベース内に収容 される電気信号端子の基板に近い端部に予め基板との溶接用のソルダバンプが設 けられたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のグリッドアレイ型コ ネクタとしている。 請求項4の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、シートフレーム が隣り合う四つの壁に囲まれてなる収容室を具え、該収容室の四つの壁の長さが ベース及びカバーより僅かに大きく、ベースとカバーをその内側に収容すること を特徴とする、請求項3に記載のグリッドアレイ型コネクタとしている。 請求項5の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、シートフレーム の枢接部が隣り合う二つの壁に跨がり下向きに凹設されて階段状を呈するスライ ドレールと、二つのスライドレールを連接し並びにシートフレームの角部に接近 する矩形の枢接溝を具えて駆動機構のスライド手段がその内側にスライド可能に 組付けられることを特徴とする、請求項4に記載のグリッドアレイ型コネクタと している。 請求項6の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、シートフレーム の枢接溝の外向きの各一つの角部にそれぞれ連接孔が設けられて連接用のスクリ ュースリーブがその内側に収容されて、ボルトによるシートフレームの基板上へ の連接に供されることを特徴とする、請求項5に記載のグリッドアレイ型コネク タとしている。 請求項7の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、駆動機構のスラ イド手段が一体成形部品とされ、それとシートフレームのスライドレールがほぼ 同じV形構造とされて、相互に垂直で並びに相互に階段状を呈する支持部と押動 部を具えて、階段状のスライドレールと相補式にスライド可能に組み合わされる ことを特徴とする、請求項6に記載のグリッドアレイ型コネクタとしている。 請求項8の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、押動部の高さが シートフレームのスライドレールの深さとほぼ同じとされ、その内側面がカバー の隣り合う二つの周縁に当接可能で、スライド手段が受ける駆動力が均一にカバ ーに伝達され、駆動過程におけるカバーの過度の駆動力集中による損傷を防止し たことを特徴とする、請求項7に記載のグリッドアレイ型コネクタとしている。 請求項9の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、スライド手段の 二つの支持部の連接端面の適宜位置に支持部を貫通し且つ長軸、短軸の異なる長 楕円形の枢接孔が設けられて、該枢接孔を駆動ハンドルが貫通し並びにその内側 に枢接されることを特徴とする、請求項8に記載のグリッドアレイ型コネクタと している。 請求項10の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、スライド手段 の支持部の連接部分の外端角が切り取られて枢接溝内側面と平行な平面が形成さ れ、並びに該平面より枢接孔に向けて枢接孔に貫通するネジ孔が設けられて固定 ボアルトが組み込まれて該枢接孔内に収容された駆動ハンドルの脱出が防止され たことを特徴とする、請求項9に記載のグリッドアレイ型コネクタとしている。 請求項11の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、スライド手段 の押動部の連接部分の外端角が切り取られて枢接溝内側面と平行な駆動平面が形 成され、並びに該駆動平面が枢接孔のシートフレームの角部より離れた長軸端縁 にほぼ整合し、スライド手段が最初にシートフレームに位置決めされる時、該駆 動平面と枢接溝内側面との間の距離が長楕円形の枢接孔の長軸の長さより小さい ことを特徴とする、請求項10に記載のグリッドアレイ型コネクタとしている。 請求項12の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、駆動ハンドル がほぼT形構造とされ、相互に垂直な円柱形のハンドフレームと枢接軸を具えた ことを特徴とする、請求項11に記載のグリッドアレイ型コネクタとしている。 請求項13の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、枢接軸の延伸 末端にスライド手段の枢接孔とほぼ同じ形状で、且つ長軸、短軸の異なる平板状 長楕円形の回転片が設けられ、その縦長軸両端縁の長さがスライド手段の枢接孔 の長軸の長さとほぼ同じで、ちょうど枢接孔を貫通してシートフレームの枢接溝 に収容可能とされたことを特徴とする、請求項12に記載のグリッドアレイ型コ ネクタとしている。 請求項14の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、回転片内端に ハンドフレームに向けて細部が延設され、それと回転片がほぼ同じ形態とされ、 その縦長方向の両端縁長さと枢接孔の短軸長さがほぼ同じとされ、駆動ハンドル 位置決め後に枢接孔内に位置決めされて枢接軸を回転させるのに有利とされたこ とを特徴とする、請求項13に記載のグリッドアレイ型コネクタとしている。 請求項15の考案は、CPUを載置してそれを基板と電性連接させるグリッド アレイ型コネクタにおいて、 ベースとされ、基板と電気信号の連接を形成し、該ベースの上面に該ベースを 貫通し且つグリッドアレイ分布を呈する複数の端子収容溝を具え、該端子収容溝 が同じ数の電気信号端子を収容し、該ベースの少なくとも二つの対側縁に連接部 が凸設され、該ベースの少なくとも一つの対角線の両端角にそれぞれ一体成形に より駆動用の枢接部が設けられた、上記ベース、 カバーとされ、該ベースとほぼ同じ形態を呈し並びに該ベースの上に重ね置か れ、ベースに対応する二つの対側縁位置に上記連接部と組み合わされるスライド 連接部が設けられ、該カバーが一定の方向にベースに対してスライド可能とされ 、該カバーにベースの端子収容溝と同じ配置の複数の貫通孔が設けられた、上記 カバー、 駆動装置とされ、ベースの枢接部に枢接され、スライド手段と該スライド手段 に組み合わされる駆動ハンドルを具え、該駆動ハンドルが異なる長軸、短軸の回 転片を具え、駆動ハンドルが回される時に、駆動ハンドルの回転片の長軸がシー トフレームの枢接部と抵触してスライド手段を駆動してカバーをベースに対して 移動させる、上記駆動装置、 以上を具えたことを特徴とする、グリッドアレイ型コネクタとしている。 請求項16の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、ベースの連接 部が凸設されてスライドブロックを具えた三角歯状とされ、カバーのスライド連 接部が細長形の滑り溝を具えた凸塊とされ、該カバーがベースの一つの対角線方 向に沿ってスライド可能とされたことを特徴とする、請求項15に記載のグリッ ドアレイ型コネクタとしている。 請求項17の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、ベース内に収 容される電気信号端子の基板に近い端部に予め基板との溶接用のソルダバンプが 設けられたことを特徴とする、請求項15又は請求項16に記載のグリッドアレ イ型コネクタとしている。 請求項18の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、ベースの枢接 部が隣り合う二つの壁に跨がり上向きに凸設されたV形のスライドレールと、二 つのスライドレールを連接し並びにシートフレームの角部に接近する矩形の枢接 溝を具えて駆動機構のスライド手段がその内側にスライド可能に組付けられるこ とを特徴とする、請求項17に記載のグリッドアレイ型コネクタとしている。 請求項19の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、駆動機構のス ライド手段が一体成形部品とされ、それとベースのスライドレールがほぼ同じV 形構造とされて、相互に垂直で並びに相互に階段状を呈する支持部と押動部を具 えて、階段状のスライドレールとスライド可能に相補式に組み合わされることを 特徴とする、請求項18に記載のグリッドアレイ型コネクタとしている。 請求項20の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、押動部の高さ がシートフレームのスライドレールの深さとほぼ同じとされ、その内側面がカバ ーの隣り合う二つの周縁に当接可能で、スライド手段が受ける駆動力が均一にカ バーに伝達され、駆動過程におけるカバーの過度の駆動力集中による損傷を防止 したことを特徴とする、請求項19に記載のグリッドアレイ型コネクタとしてい る。 請求項21の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、スライド手段 の二つの支持部の連接端面の適宜位置に支持部を貫通し且つ長軸、短軸の異なる 長楕円形の枢接孔が設けられて、該枢接孔を駆動ハンドルが貫通し並びにその内 側に枢接されることを特徴とする、請求項20に記載のグリッドアレイ型コネク タとしている。 請求項22の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、スライド手段 の支持部の連接部分の外端角が切り取られて枢接溝内側面と平行な平面が形成さ れ、並びに該平面より枢接孔に向けて枢接孔に貫通するネジ孔が設けられて固定 ボアルトが組み込まれて該枢接孔内に収容された駆動ハンドルの脱出が防止され たことを特徴とする、請求項21に記載のグリッドアレイ型コネクタとしている 。 請求項23の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、スライド手段 の押動部の連接部分の外端角が切り取られて枢接溝内側面と平行な駆動平面が形 成され、並びに該駆動平面が枢接孔のシートフレームの角部より離れた長軸端縁 にほぼ整合し、スライド手段が最初にシートフレームに位置決めされる時、該駆 動平面と枢接溝内側面との間の距離が長楕円形の枢接孔の長軸の長さより小さい ことを特徴とする、請求項22に記載のグリッドアレイ型コネクタとしている。 請求項24の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、駆動ハンドル がほぼT形構造とされ、相互に垂直な円柱形のハンドフレームと枢接軸を具えた ことを特徴とする、請求項23に記載のグリッドアレイ型コネクタとしている。 請求項25の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、枢接軸の延伸 末端にスライド手段の枢接孔とほぼ同じ形状で、且つ長軸、短軸の異なる平板状 長楕円形の回転片が設けられ、その縦長軸両端縁の長さがスライド手段の枢接孔 の長軸の長さとほぼ同じで、ちょうど枢接孔を貫通してシートフレームの枢接溝 に収容可能とされたことを特徴とする、請求項24に記載のグリッドアレイ型コ ネクタとしている。 請求項26の考案は、前記グリッドアレイ型コネクタにおいて、回転片内端に ハンドフレームに向けて細部が延設され、それが回転片とほぼ同じ形態とされ、 その縦長方向の両端縁長さと枢接孔の短軸長さがほぼ同じとされ、駆動ハンドル 位置決め後に枢接孔内に位置決めされて枢接軸を回転させるのに有利とされたこ とを特徴とする、請求項25に記載のグリッドアレイ型コネクタとしている。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案は、ベースと、該ベースの上に重ね置かれるカバーと、ベースを囲むよ う設置された駆動装置を具え、該ベースが貫通し且つグリッドアレイ分布を呈す る複数の端子収容溝を具え、該端子収容溝に同じ数の電気信号端子が収容され、 並びにベースの少なくとも二つの対側縁に連接部が設けられて、カバーにベース の端子収容溝と同じ配置の複数の貫通孔が設けられたグリッドアレイ型コネクタ において、以下を特徴とし、即ち、駆動装置が枢接部を具えたシートフレームと 該シートフレームに枢接された駆動機構とを具え、該シートフレームが基板に位 置決めされ並びに枠形構造を呈してベースをその内側に囲み、且つ該枢接部が少 なくともベースに対応する二つの対角位置に設置され、駆動機構がスライド手段 とスライド手段に組み合わされる駆動ハンドルを具え、該駆動ハンドルが長軸回 転片と短軸回転片とを具え、駆動ハンドルが回される時、駆動ハンドルの回転片 の長軸とシートフレームの枢接部が抵触し、スライド手段が駆動されることによ りカバーが連動してベースに対して移動し、該駆動装置が有効に作用力の大きさ と施力部位の均一化を制御してスライド手段を敏捷に動作させるほか、正確にカ バーのベースに対するスライドの行程を制御し、カバーが過度の受力と移動によ り損傷を形成するのを防止したことを特徴としている。
【0010】
【実施例】
図2に示されるように、本考案のグリッドアレイ型コネクタ1は、ベース2と 、該ベース2の上に重ね置かれるカバー3及びベース2に収容される駆動装置4 を具え、そのうちベース2はほぼ矩形の平板構造とされ、相互に平行な第1平面 21と第2平面22を具え、ベース2に該第1、第2平面21、22を貫通して グリッドアレイ分布を呈する複数の端子収容溝23が設けられて同じ数の電気信 号端子24を収容する。また、ベース2の二つの対角線の末端それぞれに一つの 辺角25、26、27、28が凸設され、且つ任意の一つの対角線末端の二つの 辺角25、27(26、28)の外端縁がいずれもベース2のもう一つの対角線 方向と平行に保持されている。隣り合う二つの辺角25、26及び27、28間 の二つの対側縁250、270それぞれに二つの三角歯状の連接部251、27 1が設けられてカバー3の対応するスライド連接部351、371(図3参照) との連接に用いられ、それと辺角25、27の組合せによりカバー3が対角線方 向に沿ってベース2に対してスライド可能とされ、且つ辺角25、27の二端縁 及び歯状の連接部251、271と該二端縁の平行な側縁の適宜位置それぞれに スライドブロック29が設けられ、それがちょうどカバー3の対応する滑り溝3 9に収容され並びに滑り溝39内を適宜距離移動可能とされている(後に詳しく 説明する)。
【0011】 ベース2内に収容された電気信号端子24は金属板片を一体加圧成形してなり 、矩形板状の組合せ部240と、その縦長方向に垂直で組合せ部240より相互 に反対方向に延伸されて形成された接触部241及び接着部242を具備し、そ のうち接触部241が折り曲げられて、円弧形の拡張段2410と弾性を具えた 挟持段2411が形成され、CPUのピン(図示せず)が最終的に位置決めされ た後に、該挟持段2411に挟持されて電性導通を達成する。該接着部242は 組合せ部420の板面と垂直であり、その外端面にソルダバンプ243が接着さ れ、グリッドアレイ型コネクタ1の基板上への電性連接に供される。
【0012】 図2、3も合わせて参照されたい。カバー3はベース2とほぼ同じ構造形態と され、カバー3はベース2の第1表面21に重ね置かれ、それはベース2の辺角 26、28がある対角線方向に沿ってベース2に対してスライドし、ベース2と 当接する底面31及びCPU(図示せず)を載置する上面32を具え、且つカバ ー3に底面31と上面32を貫通し端子収容溝23と同じ配置の複数の貫通孔3 3が設けられて、CPUのピン(図示せず)がそれを通過してベース2内の電気 信号端子24と電性導通する。また、カバー3の二つの対角線の末端部分それぞ れに一つの面取り部35、36、37、38が設けられ、且つ任意の一つの対角 線末端の二つの面取り部35、37(36、38)の端縁がいずれももう一つの 対角線方向と平行に保持されている。また、カバー3の二つの対応する面取り部 35、37のベース2の辺角25、27の底面31部分、及び隣り合う二つの面 取り部35、36及び37、38間のベース2の歯形の連接部251、271に 対応する底面31部分に、それぞれスライド連接部351、371が設けられ、 これらスライド連接部351、371はカバー3の底面31周縁よりその中心に 向けて延伸して設けられた凸塊とされて、ベース2の対応する辺角25、27及 び連接部251、271と組み合わされ、且つスライド連接部351、371の ベース2の辺角25、27及び連接部251、271のスライドブロック29に 対応する側縁にそれぞれ細長形の滑り溝39が設けられ、これら滑り溝39はス ライド連接部351、371の対応側縁よりその内部に向けて延伸されて獲得さ れ、並びにカバー3の底面31と上面32を貫通する。カバー3がベース2の第 1表面21に重ね置かれる時、カバー3のスライド連接部351、371はちょ うどベース2の連接部251、271と相互に組み合わされ、またベース2の連 接部251、271のスライドブロック29ももカバー3のスライド連接部35 1、371の滑り溝39中に収容され、これによりカバー3がベース2の辺角2 6、28のある対角線方向に沿ってスライド可能とされる。
【0013】 さらに図4に示されるように、駆動装置4は、基板(図示せず)に設置される シートフレーム40及びシートフレーム40に組み付けられた駆動機構41を具 え、該駆動機構41は、略L形を呈するスライド手段42と該スライド手段42 及びシートフレーム40に枢接された駆動ハンドル43を具備する。該シートフ レーム40は二つずつが相互に隣接する第1壁401、第2壁402、第3壁4 03、第4壁404で組成された収容室405を具え、且つ収容室405の四つ の壁401、402、403、404の長さはベース2及びカバー3より僅かに 大きく、これによりベース2とカバー3がその内側に収容され並びにカバー3が ベース2に対して一定距離移動可能な状態に保持される。また、シートフレーム 40の二つの対角付近にそれぞれ枢接部406が内側に向けて形成され、該枢接 部406は隣り合う二壁に跨設されて下向きに凹設されて並びに階段状を呈する スライドレール407と、二つのスライドレール407を連接し並びにシートフ レーム40の角部に接近する矩形の枢接溝408を具え、駆動機構41のスライ ド手段42がスライド可能にその内側に組み合わせられる(後に詳しく説明する )。シートフレーム40の枢接溝408の外に向いた各一つの角部にそれぞれ連 接孔409が設けられ(図7参照)、連接用のスクリュースリーブ5がその内側 に収容され、ボルトでシートフレーム40を基板(図示せず)上に固定するのに 利用される。また、シートフレーム40の第2、4壁402、404中部の対応 する適宜位置にそれぞれ切欠き4020、2020が設けられて、ベース2中に 置き入れられたCPUを取り出すのに便利とされている。
【0014】 図4に示されるように、駆動機構41のスライド手段42は、一体成形により 獲得され、並びにシートフレーム40のスライドレール407とほぼ同じV形構 造を有し、相互に垂直な第1折り曲げ部420と第2折り曲げ部421を具備し 、且つ第1、第2折り曲げ部420、421は相互に垂直で並びに階段状を呈す る支持部4201と押動部4211を具備し、ちょうど階段状のスライドレール 407とスライド可能に相補式に組み合わされる。また、押動部4211の高さ はシートフレーム40のスライドレール407の深さはほぼ同じとされ、その内 側面がカバー3の隣り合う二つの周縁に当接可能で、以てスライド手段42が受 ける駆動力が均一にカバー3に伝達され、これにより駆動過程でカバー3が駆動 力の過集中により受ける損傷が防止される。スライド手段42の二つの支持部4 201の連接部分の端面の適宜位置に、支持部4201を貫通し且つ長軸と短軸 の異なる長楕円形の枢接孔4202が設けられて駆動ハンドル43の貫通と枢接 に供される。図5に示されるように、該枢接孔4202の外端縁が切られてシー トフレーム40の枢接溝408内側面と平行な平面が設けられ、並びに該平面に 枢接孔4202を貫通するネジ孔4203が設けられ、固定ボルト6が組み込ま れて枢接孔4202内に収容された駆動ハンドル43の脱出を防止している。ま た、二つの押動部4211の連接端角外縁も切られて枢接溝408の内側面と相 互に平行な駆動平面4212が設けられ、該駆動平面4212が枢接孔4202 のシートフレーム40の辺角より離れた長軸端縁がほぼ整合し、スライド手段4 2が最初にシートフレーム40に位置決めされる時、該駆動平面4212と枢接 溝408内側面の間の距離が長楕円形の枢接孔4202の長軸の長さより小さく 、また駆動ハンドル43の回転片4320の縦長軸の長さより小さい(後に詳し く説明する)。こうして駆動ハンドル43が回転する時、その回転片4320の 長軸端が上述の駆動平面4212に当接してスライド手段42を移動させる。
【0015】 駆動ハンドル43は略T形の構造を呈し、相互に垂直な円柱形ハンドフレーム 431及び枢接軸432を具備し、そのうち枢接軸432の延伸末端に、シート フレーム40の枢接溝408の形態に対応して平板状を呈し、且つ長軸、短軸の 異なる長楕円形の回転片4320が設けられている。図5に示されるように、そ の縦長軸両端縁の長さはスライド手段42の枢接孔4202の長軸の長さはほぼ 同じとされ、ちょうど枢接孔4202を貫通してシートフレーム40の枢接溝4 08中に収容可能である。また、回転片4320内端にハンドフレーム431に 向けて細部4321が延設され、それと回転片4320がほぼ同じ形態とされ、 その縦長の両端縁に向いた長さが枢接孔4202の短軸長さとほぼ同じとされ、 駆動ハンドル43が位置決めされた後、枢接孔4202中に収容され、枢接軸4 32の回転に有利とされている。
【0016】 図6に示されるように、本考案のグリッドアレイ型コネクタ1は組立時に、ま ず駆動装置4を基板7に固定し、さらにカバー3を電気信号端子24を組み込ん だベース2に圧接し、並びに一定の位置を達成し、このときベース2上のカバー 3のスライド連接部351、371はベース2の連接部251、271と相互に 当接して組み合わされ、ベース2の連接部251、271のスライドブロック2 9はカバー3のスライド連接部351、371の滑り溝39中に収容される。そ の後、ベース2とカバー3を駆動装置4の収容室405に設置して基板7との溶 接を進行する。
【0017】 図7に示されるように、カバー3が開放状態にある時、カバー3の貫通孔33 とベース2内の電気信号端子24の接触部241の拡張段241は整合し、この 時、CPUのピン8をその内側に挿入する。さらに注意してスライド手段42を シートフレーム40の対応するスライドレール407に組み込む。駆動ハンドル 43の回転片4320の縦長軸長さはスライド手段42の駆動平面4212とシ ートフレーム40の枢接溝408内側面の間の距離より大きいため、ゆえに駆動 ハンドル43を回転させる時、その縦長軸がスライド手段42の駆動平面421 2に抵触し並びにスライド手段42を駆動し移動させられ、図7に示されるよう に、カバー3を押し動かすことによりCPUのピン8を連動させて電気信号端子 24の拡張段2410より挟持段2421に移動させ電性導通を達成させる。ス ライド手段42及び駆動ハンドル43の回転片4320の大きさと形態はいずれ も予め設定され、ゆえに外部機械駆動方式における作用力の大きさと施力の過集 中を制御不能な状態が出現せず、且つ施力過大によるカバーのベースに対する過 度のスライドの状況が発生しない。
【0018】 また、本考案のグリッドアレイ型コネクタ1の駆動装置4はスライド手段42 が位置決めされている時、それとシートフレーム40の枢接溝408との間に間 隙を保持し、ゆえによく見られる工具、例えば扁平なスクリュードライバーでス ライド手段42を押動してカバー3を連動させてベース2に対して移動させても 、カバー3を損傷することがない。
【0019】 このほか、本考案のグリッドアレイ型コネクタ1の駆動装置9のシートフレー ム90はベース2と一体成形することによっても獲得でき、図9に示されるよう に、ベース2の対角線の二つの対角部分にそれぞれ一体成形によりスライドレー ル92と枢接溝920を具えた枢接部91が設けられ、且つ駆動装置9にさらに 枢接部91と組み合わされる駆動機構93が設けられ、枢接部91、駆動機構9 3のスライド手段94及びT形の駆動ハンドル95等の部分はいずれも前の実施 例の駆動装置4の構造とほぼ同じとされている。
【0020】
【考案の効果】
本考案のグリッドアレイ型コネクタの駆動装置は、枢接部の構造を採用し、且 つ枢接部構造の大きさがカバーのベースに対するスライドの必要に合わせて先に 設定されることにより、回転過程中で現在の技術で出現した各種の問題を回避で き、有効に作用力の大きさを制御し、施力部位を適当に確保するだけでなく、ス ライド手段により局部作用力を均一にカバーに作用させ、カバーの機械損傷を防 止し、また、枢接部の回転片の寸法を改変することにより正確にカバーのベース に対するスライドの行程を制御でき、それにより電気信号端子に過度の受力によ る変形を発生させない。
【0021】 総合すると、本考案のグリッドアレイ型コネクタの構造は実用新案登録の要件 に符合する。ただし、以上の説明は本考案の望ましい実施例に係るものであって 本考案の請求範囲を限定するものではなく、本考案に基づきなしうる細部の修飾 或いは改変は、いずれも本考案の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知のグリッドアレイ型コネクタの組合せ斜視
図である。
【図2】本考案のグリッドアレイ型コネクタの分解斜視
図である。
【図3】本考案のグリッドアレイ型コネクタの別角度か
らみた分解斜視図である。
【図4】本考案のグリッドアレイ型コネクタの駆動装置
の分解斜視図である。
【図5】本考案中、スライド手段に固定ボルトがねじ込
まれた状態表示断面図である。
【図6】本考案のグリッドアレイ型コネクタの組合せ斜
視図である。
【図7】図6の開放状態時のVI-VI 線の局部断面図であ
る。
【図8】図6の閉合状態時のVI-VI 線の局部断面図であ
る。
【図9】本考案のグリッドアレイ型コネクタのもう一種
のベース構造の斜視図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 ベース 21 第1平面 22 第2平面 23 端子収容溝 24 電気信号端子 240 組合せ部 241 接触部 2410 拡張段 2411 挟持段 242 接着部 243 ソルダバンプ 25、26、27、28 辺角 250、270 側縁 251、271 連接部 29 スライドブ
ロック 3 カバー 31 底面 32 上面 33 貫通孔 35、36、37、38 面取り部 351、371 スライド連接部 39 滑り溝 4、9 駆動装置 40、90 シー
トフレーム 401 第1壁 402 第2壁 4020、4040 切欠き 403 第3壁 404 第4壁 405 収容室 406、91 枢接部 407、92 ス
ライドレール 408、920 枢接溝 409 連接孔 41、93 駆動機構 42、94 スラ
イド手段 420 第1折り曲げ部 4201 支持部 4202 枢接孔 4203 ネジ孔 421 第2折り曲げ部 4211 押動部 43、95 駆動ハンドル 431 ハンドフ
レーム 432 枢接軸 4320 回転片 6 固定ボルト 7 基板 8 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)実用新案権者 500174959 66, Chung Shan Road, Tu−Chen, Taipei Hs ien, Taiwan

Claims (26)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に固定されてCPUを載置して基板
    と電性連接させるグリッドアレイ型コネクタにおいて、 ベースとされ、基板と電気信号の連接を形成し、その上
    面に該ベースを貫通し且つグリッドアレイ分布を呈する
    複数の端子収容溝を具え、該端子収容溝が同じ数の電気
    信号端子を収容し、該ベースの少なくとも二つの対側縁
    に連接部が凸設された、上記ベース、 カバーとされ、該ベースの上に重ね置かれ、そのベース
    に対応する二つの対側縁位置に上記連接部と組み合わさ
    れるスライド連接部が設けられ、該カバーが一定の方向
    にベースに対してスライド可能とされ、該カバーにベー
    スの端子収容溝と同じ配置の複数の貫通孔が設けられ
    た、上記カバー、 駆動装置とされ、枢接部を具えたシートフレームと該シ
    ートフレームに枢接された駆動機構を具え、該シートフ
    レームが枠形を呈して該ベースをその内側に囲み、該枢
    接部が少なくともベースに対応する二つの対角位置に設
    けられ、該駆動機構が別にスライド手段と該スライド手
    段と相互に組み合わされる駆動ハンドルを具え、該駆動
    ハンドルが異なる長軸と短軸の回転片を具え、駆動ハン
    ドルが回される時に駆動ハンドルの回転片の長軸とシー
    トフレームの枢接部が抵触してスライド手段が該カバー
    をベースに対して移動させる、上記駆動装置、 以上を具えたことを特徴とする、グリッドアレイ型コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、ベースとカバーがいずれも略矩形体状とされ、該ベ
    ースの連接部が凸設されてスライドブロックを具えた三
    角歯状とされ、カバーのスライド連接部が細長形の滑り
    溝を具えた凸塊とされ、該カバーがベースの一つの対角
    線方向に沿ってスライド可能とされたことを特徴とす
    る、請求項1に記載のグリッドアレイ型コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、ベース内に収容される電気信号端子の基板に近い端
    部に予め基板との溶接用のソルダバンプが設けられたこ
    とを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のグリッ
    ドアレイ型コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、シートフレームが隣り合う四つの壁に囲まれてなる
    収容室を具え、該収容室の四つの壁の長さがベース及び
    カバーより僅かに大きく、ベースとカバーをその内側に
    収容することを特徴とする、請求項3に記載のグリッド
    アレイ型コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、シートフレームの枢接部が隣り合う二つの壁に跨が
    り下向きに凹設されて階段状を呈するスライドレール
    と、二つのスライドレールを連接し並びにシートフレー
    ムの角部に接近する矩形の枢接溝を具えて駆動機構のス
    ライド手段がその内側にスライド可能に組付けられるこ
    とを特徴とする、請求項4に記載のグリッドアレイ型コ
    ネクタ。
  6. 【請求項6】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、シートフレームの枢接溝の外向きの各一つの角部に
    それぞれ連接孔が設けられて連接用のスクリュースリー
    ブがその内側に収容されて、ボルトによるシートフレー
    ムの基板上への連接に供されることを特徴とする、請求
    項5に記載のグリッドアレイ型コネクタ。
  7. 【請求項7】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、駆動機構のスライド手段が一体成形部品とされ、そ
    れとシートフレームのスライドレールがほぼ同じV形構
    造とされて、相互に垂直で並びに相互に階段状を呈する
    支持部と押動部を具えて、階段状のスライドレールと相
    補式にスライド可能に組み合わされることを特徴とす
    る、請求項6に記載のグリッドアレイ型コネクタ。
  8. 【請求項8】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、押動部の高さがシートフレームのスライドレールの
    深さとほぼ同じとされ、その内側面がカバーの隣り合う
    二つの周縁に当接可能で、スライド手段が受ける駆動力
    が均一にカバーに伝達され、駆動過程におけるカバーの
    過度の駆動力集中による損傷を防止したことを特徴とす
    る、請求項7に記載のグリッドアレイ型コネクタ。
  9. 【請求項9】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、スライド手段の二つの支持部の連接端面の適宜位置
    に支持部を貫通し且つ長軸、短軸の異なる長楕円形の枢
    接孔が設けられて、該枢接孔を駆動ハンドルが貫通し並
    びにその内側に枢接されることを特徴とする、請求項8
    に記載のグリッドアレイ型コネクタ。
  10. 【請求項10】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、スライド手段の支持部の連接部分の外端角が切り取
    られて枢接溝内側面と平行な平面が形成され、並びに該
    平面より枢接孔に向けて枢接孔に貫通するネジ孔が設け
    られて固定ボアルトが組み込まれて該枢接孔内に収容さ
    れた駆動ハンドルの脱出が防止されたことを特徴とす
    る、請求項9に記載のグリッドアレイ型コネクタ。
  11. 【請求項11】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、スライド手段の押動部の連接部分の外端角が切り取
    られて枢接溝内側面と平行な駆動平面が形成され、並び
    に該駆動平面が枢接孔のシートフレームの角部より離れ
    た長軸端縁にほぼ整合し、スライド手段が最初にシート
    フレームに位置決めされる時、該駆動平面と枢接溝内側
    面との間の距離が長楕円形の枢接孔の長軸の長さより小
    さいことを特徴とする、請求項10に記載のグリッドア
    レイ型コネクタ。
  12. 【請求項12】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、駆動ハンドルがほぼT形構造とされ、相互に垂直な
    円柱形のハンドフレームと枢接軸を具えたことを特徴と
    する、請求項11に記載のグリッドアレイ型コネクタ。
  13. 【請求項13】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、枢接軸の延伸末端にスライド手段の枢接孔とほぼ同
    じ形状で、且つ長軸、短軸の異なる平板状長楕円形の回
    転片が設けられ、その縦長軸両端縁の長さがスライド手
    段の枢接孔の長軸の長さとほぼ同じで、ちょうど枢接孔
    を貫通してシートフレームの枢接溝に収容可能とされた
    ことを特徴とする、請求項12に記載のグリッドアレイ
    型コネクタ。
  14. 【請求項14】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、回転片内端にハンドフレームに向けて細部が延設さ
    れ、それと回転片がほぼ同じ形態とされ、その縦長方向
    の両端縁長さと枢接孔の短軸長さがほぼ同じとされ、駆
    動ハンドル位置決め後に枢接孔内に位置決めされて枢接
    軸を回転させるのに有利とされたことを特徴とする、請
    求項13に記載のグリッドアレイ型コネクタ。
  15. 【請求項15】 CPUを載置してそれを基板と電性連
    接させるグリッドアレイ型コネクタにおいて、 ベースとされ、基板と電気信号の連接を形成し、該ベー
    スの上面に該ベースを貫通し且つグリッドアレイ分布を
    呈する複数の端子収容溝を具え、該端子収容溝が同じ数
    の電気信号端子を収容し、該ベースの少なくとも二つの
    対側縁に連接部が凸設され、該ベースの少なくとも一つ
    の対角線の両端角にそれぞれ一体成形により駆動用の枢
    接部が設けられた、上記ベース、 カバーとされ、該ベースとほぼ同じ形態を呈し並びに該
    ベースの上に重ね置かれ、ベースに対応する二つの対側
    縁位置に上記連接部と組み合わされるスライド連接部が
    設けられ、該カバーが一定の方向にベースに対してスラ
    イド可能とされ、該カバーにベースの端子収容溝と同じ
    配置の複数の貫通孔が設けられた、上記カバー、 駆動装置とされ、ベースの枢接部に枢接され、スライド
    手段と該スライド手段に組み合わされる駆動ハンドルを
    具え、該駆動ハンドルが異なる長軸、短軸の回転片を具
    え、駆動ハンドルが回される時に、駆動ハンドルの回転
    片の長軸がシートフレームの枢接部と抵触してスライド
    手段を駆動してカバーをベースに対して移動させる、上
    記駆動装置、 以上を具えたことを特徴とする、グリッドアレイ型コネ
    クタ。
  16. 【請求項16】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、ベースの連接部が凸設されてスライドブロックを具
    えた三角歯状とされ、カバーのスライド連接部が細長形
    の滑り溝を具えた凸塊とされ、該カバーがベースの一つ
    の対角線方向に沿ってスライド可能とされたことを特徴
    とする、請求項15に記載のグリッドアレイ型コネク
    タ。
  17. 【請求項17】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、ベース内に収容される電気信号端子の基板に近い端
    部に予め基板との溶接用のソルダバンプが設けられたこ
    とを特徴とする、請求項15又は請求項16に記載のグ
    リッドアレイ型コネクタ。
  18. 【請求項18】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、ベースの枢接部が隣り合う二つの壁に跨がり上向き
    に凸設されたV形のスライドレールと、二つのスライド
    レールを連接し並びにシートフレームの角部に接近する
    矩形の枢接溝を具えて駆動機構のスライド手段がその内
    側にスライド可能に組付けられることを特徴とする、請
    求項17に記載のグリッドアレイ型コネクタ。
  19. 【請求項19】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、駆動機構のスライド手段が一体成形部品とされ、そ
    れとベースのスライドレールがほぼ同じV形構造とされ
    て、相互に垂直で並びに相互に階段状を呈する支持部と
    押動部を具えて、階段状のスライドレールとスライド可
    能に相補式に組み合わされることを特徴とする、請求項
    18に記載のグリッドアレイ型コネクタ。
  20. 【請求項20】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、押動部の高さがシートフレームのスライドレールの
    深さとほぼ同じとされ、その内側面がカバーの隣り合う
    二つの周縁に当接可能で、スライド手段が受ける駆動力
    が均一にカバーに伝達され、駆動過程におけるカバーの
    過度の駆動力集中による損傷を防止したことを特徴とす
    る、請求項19に記載のグリッドアレイ型コネクタ。
  21. 【請求項21】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、スライド手段の二つの支持部の連接端面の適宜位置
    に支持部を貫通し且つ長軸、短軸の異なる長楕円形の枢
    接孔が設けられて、該枢接孔を駆動ハンドルが貫通し並
    びにその内側に枢接されることを特徴とする、請求項2
    0に記載のグリッドアレイ型コネクタ。
  22. 【請求項22】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、スライド手段の支持部の連接部分の外端角が切り取
    られて枢接溝内側面と平行な平面が形成され、並びに該
    平面より枢接孔に向けて枢接孔に貫通するネジ孔が設け
    られて固定ボアルトが組み込まれて該枢接孔内に収容さ
    れた駆動ハンドルの脱出が防止されたことを特徴とす
    る、請求項21に記載のグリッドアレイ型コネクタ。
  23. 【請求項23】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、スライド手段の押動部の連接部分の外端角が切り取
    られて枢接溝内側面と平行な駆動平面が形成され、並び
    に該駆動平面が枢接孔のシートフレームの角部より離れ
    た長軸端縁にほぼ整合し、スライド手段が最初にシート
    フレームに位置決めされる時、該駆動平面と枢接溝内側
    面との間の距離が長楕円形の枢接孔の長軸の長さより小
    さいことを特徴とする、請求項22に記載のグリッドア
    レイ型コネクタ。
  24. 【請求項24】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、駆動ハンドルがほぼT形構造とされ、相互に垂直な
    円柱形のハンドフレームと枢接軸を具えたことを特徴と
    する、請求項23に記載のグリッドアレイ型コネクタ。
  25. 【請求項25】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、枢接軸の延伸末端にスライド手段の枢接孔とほぼ同
    じ形状で、且つ長軸、短軸の異なる平板状長楕円形の回
    転片が設けられ、その縦長軸両端縁の長さがスライド手
    段の枢接孔の長軸の長さとほぼ同じで、ちょうど枢接孔
    を貫通してシートフレームの枢接溝に収容可能とされた
    ことを特徴とする、請求項24に記載のグリッドアレイ
    型コネクタ。
  26. 【請求項26】 前記グリッドアレイ型コネクタにおい
    て、回転片内端にハンドフレームに向けて細部が延設さ
    れ、それが回転片とほぼ同じ形態とされ、その縦長方向
    の両端縁長さと枢接孔の短軸長さがほぼ同じとされ、駆
    動ハンドル位置決め後に枢接孔内に位置決めされて枢接
    軸を回転させるのに有利とされたことを特徴とする、請
    求項25に記載のグリッドアレイ型コネクタ。
JP2000002598U 1999-04-27 2000-04-20 グリッドアレイ型コネクタ Expired - Fee Related JP3072676U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW088206562U TW415684U (en) 1999-04-27 1999-04-27 Grid array electrical connector
TW88206562 1999-04-27

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3072676U true JP3072676U (ja) 2000-10-24

Family

ID=21647385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000002598U Expired - Fee Related JP3072676U (ja) 1999-04-27 2000-04-20 グリッドアレイ型コネクタ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6168452B1 (ja)
JP (1) JP3072676U (ja)
TW (1) TW415684U (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7323775B2 (en) * 2005-11-22 2008-01-29 Lih Duo International Co., Ltd. Memory module
US8223743B2 (en) * 2008-08-28 2012-07-17 Ntt Docomo, Inc. Methods for over-the-air blind synchronization of two OFDMA-based networks that minimizes interference and by using an extended correlation window length
TW201232952A (en) * 2011-01-28 2012-08-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Latch apparatus for memory card
CN102623817A (zh) * 2011-01-28 2012-08-01 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 内存卡扣装置
US9105500B2 (en) 2012-07-13 2015-08-11 International Business Machines Corporation Non-hermetic sealed multi-chip module package
BE1025075B1 (de) 2017-03-21 2018-10-23 Phoenix Contact Gmbh & Co. Kg Elektronikgehäuse zur Einhausung einer Elektronikkomponente

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4420205A (en) * 1981-09-14 1983-12-13 Augat Inc. Low insertion force electronic component socket
GB8309402D0 (en) * 1983-04-07 1983-05-11 Int Computers Ltd Electrical connectors
JP2747980B2 (ja) * 1994-10-18 1998-05-06 日本航空電子工業株式会社 軸直角移動コネクタ
US5707247A (en) * 1995-10-12 1998-01-13 Intel Corporation Low-profile zero-insertion force socket
US5658160A (en) * 1995-11-03 1997-08-19 Lai; Kuang-Chih Zero extraction force socket
US5730615A (en) * 1996-05-22 1998-03-24 Hon Hai Precision Ind. Co. Ltd. Simplified socket for ZIF PGA
US5855489A (en) * 1997-05-12 1999-01-05 The Whitaker Corporation Low profile actuator for ZIF socket

Also Published As

Publication number Publication date
TW415684U (en) 2000-12-11
US6168452B1 (en) 2001-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3073150U (ja) コネクタ
CN100429839C (zh) 电连接器及将集成电路芯片安装于电连接器中的方法
JP3247115B2 (ja) 減少した自己インダクタンスを有する電気コンタクト
JP3071217U (ja) コネクタ
JP3072676U (ja) グリッドアレイ型コネクタ
CN2886844Y (zh) 电连接器
JP4122327B2 (ja) 取外板を有した電気コネクタ
US8241049B2 (en) Adapter apparatus
JP2000311756A (ja) 電気部品用ソケット
TWM381906U (en) Electrical connector and assembly
TWM254751U (en) Electrical connector
US7052291B2 (en) Board connector adjusting system
JP3072424U (ja) コネクタ
TWM272250U (en) Land grid array electrical connector
JP3072246U (ja) コネクタ
TWI279042B (en) Electrical connector
TWM256611U (en) Electrical connector
JP3287464B2 (ja) Zif型ソケット
JP3797467B2 (ja) 電気部品用ソケット
TW201025739A (en) Socket connector and assembly thereof
JP3073017U (ja) コネクタ
CN219498257U (zh) 电连接器及连接器组件
JP2001060483A (ja) コネクタ構造
CN2682663Y (zh) 电连接器
JP2003086279A (ja) コンタクトピン及びicソケット

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees