JP2747980B2 - 軸直角移動コネクタ - Google Patents

軸直角移動コネクタ

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JP2747980B2
JP2747980B2 JP6251734A JP25173494A JP2747980B2 JP 2747980 B2 JP2747980 B2 JP 2747980B2 JP 6251734 A JP6251734 A JP 6251734A JP 25173494 A JP25173494 A JP 25173494A JP 2747980 B2 JP2747980 B2 JP 2747980B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/193Means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling part, e.g. zero insertion force or no friction
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/10Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
    • H05K7/1007Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets with means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling parts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベースインシュレータ
とカバーインシュレータとを移動することにより接続ピ
ンをピン軸直角方向に移動してコンタクトに接触させる
軸直角移動コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の接続ピンとコンタクトとを接離す
るコネクタとしては、接続ピンのピン軸と平行な方向に
接続ピン及びコンタクトを相対的に移動して接触を得る
ような軸平行移動コネクタが知られている。このような
軸平行移動コネクタにおいては、一芯(一本)のコンタ
クトを多芯数に配列して組み込んだコネクタであると、
一芯のコンタクトの接離操作よりも大きな接続力及び離
脱力を必要とする。
【0003】また、接続ピン及びコンタクトを保持しつ
つ収納したハウジング等に加わる力も大きくなるため、
接続ピン及びコンタクトの破損や曲りが起こる。しか
も、接続ピン及びコンタクトの破損や曲りのために接続
ピン、コンタクト及びハウジング等の個々の部品を強固
に、かつ大きな形状に作らなければならないという問題
がある。
【0004】従来技術として実公平2−16452号公
報には、上述した欠点を克服するために提案された軸直
角移動コネクタが開示されている。即ち、軸直角移動コ
ネクタは、プリロードピンによりコンタクトの接触部を
予め変位させておき、接続ピンを軸直角方向に移動する
ものである。
【0005】図10、図11(a)、図11(b)及び
図11(c)は、上記従来技術の軸直角移動コネクタを
示している。軸直角移動コネクタは、図10、図11
(a)に示すように、コンタクト36を組み込んだベー
スインシュレータ32に、ピン貫通穴33を形成したカ
バーインシュレータ34を移動可能に組み合わせる。カ
バーインシュレータ34上には基板40が設けられる。
基板40の一面には接続ピン39が設けられている。カ
バーインシュレータ34には接続ピン39が貫通するピ
ン貫通穴33が形成されている。
【0006】ピン貫通穴33に挿通した接続ピン39
は、図11(b)に示すように、接続ピン39のピン軸
とは直角な方向へ、カバーインシュレータ34とともに
移動して、コンタクト36のバネ性を有する接触部35
に摺動させる。これによって、コンタクト36と接続ピ
ン39との接触を得るものである。
【0007】さらに、この軸直角移動コネクタは、別部
品としてカバーインシュレータ34に組み込んだプリロ
ードピン37を有している。プリロードピン37は、図
11(a)乃至図11(c)に示すように、コンタクト
36の接触部35に当接して接触部35を接続ピン39
が摺動するときの位置まで予め変位させた状態に保つ。
さらに、プリロードピン37は、カバーインシュレータ
34によって接続ピン39と実質的に同一平面内で接続
ピン39とともに移動されて接触部35に摺接する。
【0008】なお、接続ピン39およびプリロードピン
37は、図11(c)に示すように、コンタクト36の
接触部35からいずれか一方が外れる位置まで移動可能
である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、軸直角
移動コネクタは、プリロードピン37という別部品をカ
バーインシュレータ34に組み込む必要があり、プリロ
ードピン37をカバーインシュレータ34に組み込むた
めに、組立性が悪化したり、全体的コストアップとなり
経済性に劣るという問題がある。
【0010】また、プリロードピン37はコンタクト3
6と接続ピン39との接離時において、かならずコンタ
クト36の接触部35を摺動するため、摩擦力や押圧力
によって接触部35に悪影響を及ぼすという問題があ
る。
【0011】それ故に本発明の課題は、接離時に必要と
する力が小さくでき、コンタクトの多芯化、小形化が図
れる軸直角移動コネクタを提供することにある。
【0012】また、本発明の他の課題は、組み立ての簡
素化、部品の削減を図ることができる軸直角移動コネク
タを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、導電性
のコンタクトを組み込んだベースインシュレータと、該
ベースインシュレータに、ピン挿入穴を貫通形成したカ
バーインシュレータを摺動可能に組み合わせ、前記ピン
挿入穴に貫通させた導電性の接続ピンをピン軸とは直角
な方向へ前記カバーインシュレータとともに動かして前
記コンタクトのばね性を有する接触部に摺動させ、これ
によって前記コンタクトと前記接続ピンとの接触を得る
軸直角移動コネクタにおいて、前記カバーインシュレー
タの一部として前記カバーインシュレータから突出して
形成され、かつ前記接続ピンと実質的に同一平面で動か
され、前記接触部を前記接続ピンが摺動するときの位置
まで前記コンタクトを予め変位させておくプリロード用
突起を有し、前記接続ピン及び前記プリロード用突起
は、前記コンタクトからいずれか一方が外れる位置まで
移動可能であり、しかも少なくとも一方が前記コンタク
トに対応する位置にあるように両者の位置関係が設定さ
れており、前記コンタクトは一対の接触バネ片を有し、
該一対の接触バネ片は、先端部分のそれぞれに前記プリ
ロード用突起が前記ピン軸とは直角な方向に摺動するこ
とによって前記一対の接触バネ片に形成されている前記
接触部の相互間の間隔を前記一対の接触バネ片自身の弾
性力により変更する自由端部を有し、前記一対の接触バ
ネ片には、前記自由端部が前記接触部よりも先端側に形
成されており、前記プリロード用突起は前記自由端部に
摺動つつ、前記接触部間を前記接続ピンを入り込ませる
幅寸法に前記自由端部を拡開する突起中間部を有してい
ことを特徴とする軸直角移動コネクタが得られる。
【0014】また、本発明によれば、前記コンタクト、
前記接続ピン、前記プリロード用突起が所定間隔をもっ
て複数配置されており、前記プリロード用突起のそれぞ
れは、前記自由端部間に入り込んで前記自由端部を外向
きに押し広げていく一側と、前記カバーインシュレータ
を移動して前記プリロード用突起を前記コンタクトから
離脱し、前記接続ピンを前記接触部の中央部分に位置さ
せて接触したときに、前記プリロード用突起が移動方向
で隣合う前記コンタクトの前記自由端部の開閉に影響な
く隣合う前記コンタクトへ入り込む他側とに、前記突起
中間部から前記ピン軸とは直角な両側方向へすぼまって
いる幅狭部を有していることを特徴とする軸直角移動コ
ネクタが得られる。
【0015】また、本発明によれば、前記突起中間部は
前記接続ピンのピン軸とは直角な方向で前記接続ピンの
ピン径よりも大きい寸法に設定されていることを特徴と
する軸直角移動コネクタが得られる。
【0016】
【作用】上記のように構成される本発明の軸直角移動コ
ネクタによると、プリロード用突起は、カバーインシュ
レータが移動することにより、コンタクトの接触部を拡
開して接続ピンを接触部に接触させる。
【0017】また、コンタクトは先端に自由端部を有し
ており、プリロード用突起が自由端部を大きく拡開する
ことにより、接触部をも拡開して接続ピンが接触部に摺
接することから、プリロード用突起が接触部に直接に摺
接することがない。
【0018】
【実施例】図1乃至図5は、本発明の軸直角移動コネク
タの一実施例を示している。図1及び図2を参照して、
軸直角移動コネクタは、複数の導電性コンタクト1と、
これらのコンタクト1を行列方向に組み付けたベースイ
ンシュレータ2と、このベースインシュレータ2上を覆
っているカバーインシュレータ3とを有している。ベー
スインシュレータ2とカバーインシュレータ3には、ベ
ースインシュレータ2に対してカバーインシュレータ3
を相対的に移動するように操作する操作レバー4が設け
られている。
【0019】カバーインシュレータ3の上面には、図3
乃至図5に示すIC、LSIなどを内蔵している基板1
1が搭載される。基板11には、この基板11の回路に
接続されている複数の導電性の接続ピン10が行列方向
に複数配置されている。接続ピン10はカバーインシュ
レータ3の上面に対向する一面からこの一面を直交する
ように外向きにのびている。
【0020】コンタクト1を組み付けたベースインシュ
レータ2と、ベースインシュレータ2を覆うカバーイン
シュレータ3とは、接続ピン10のピン軸に対して直角
な方向に摺動可能に組み合わされている。操作レバー4
は回動操作によって接続ピン10とコンタクト1との接
・離を行う。
【0021】即ち、図1乃至図3に示すように、操作レ
バー4はカバーインシュレータ3とベースインシュレー
タ2との双方の一側に形成されている溝によって組み合
わされたレバー挿通穴5a,5bに挿通された駆動部4
aと、この駆動部4aの一端から直角に曲げられてのび
ている操作部4bとを有している。カバーインシュレー
タ3は操作レバー4の駆動部4aを軸として操作部4b
を回動することによって、駆動部4aに押されて実質的
に同一平面内で移動される。図3においては、レバー挿
通穴5a,5bの移動を実線及び破線で示した。
【0022】カバーインシュレータ3には、接続ピン1
0が一対一に挿入される複数のピン挿入穴3aが貫通形
成されている。カバーインシュレータ3は、接続ピン1
0のピン軸とは直角な方向に摺動可能に組み合わせる。
【0023】コンタクト1は、図6及び図7にも示すよ
うに、互いに間隔をもって対向している一対の接触バネ
片1aと、一対の接触バネ片1aの一端を相互に接続し
て保持した保持部1bと、保持部1bから一対の接触バ
ネ片1aとは反対方向にのびている端子部1cとを有し
ている。
【0024】保持部1bとは反対側の一対の接触バネ片
1aの先端部分には、接続ピン10が接触する接触部1
dと、自由端部1eとが形成されている。一対の接触バ
ネ片1aには接触部1dが互いに近付く向きに湾曲して
形成されている。また、一対の接触バネ片1aには、接
触部1dよりも先端側に自由端部1eが形成されてい
る。
【0025】カバーインシュレータ3のピン挿入穴3a
に通した接続ピン10は、ピン軸とは直角な方向へカバ
ーインシュレータ3とともに移動してコンタクト1のバ
ネ性を有する接触部1dに摺動させ、これによってコン
タクト1と接続ピン10との接触を得る。
【0026】さらに、カバーインシュレータ3にはコン
タクト1の自由端部1eに対向する面にプリロード用突
起6が形成されている。プリロード用突起6は接続ピン
10と実質的に同一平面内で移動され、コンタクト1の
接触部1dを接続ピン10が摺動するときの位置まで、
一対の接触バネ片1aを拡開する方向に予め変位させて
おく役目を果たす。また、プリロード用突起6は接続ピ
ン10と同一平面内で移動する方向でピン挿入穴3aを
挟むように所定間隔をもって複数がカバーインシュレー
タ3に一体に形成されている。したがって、プリロード
用突起6は絶縁性の樹脂材を用いてカバーインシュレー
タ3を形成する際に、同時に形成することができる。
【0027】一対の接触バネ片1aの自由端部1eは、
プリロード用突起6がピン軸とは直角な方向に摺動し接
触部1dの相互間を一対の接触バネ片1aの弾性力によ
り拡開したり狭めるように働く。即ち、プリロード用突
起6は接続ピン10との接触部1dより上部の自由端部
1eを押し広げ一対の接触バネ片1aを変位させる。こ
のとき、接触部1dは一対の接触バネ片1aとともに変
位する。なお、接触部1dは接続ピン10の外径と同じ
間隔またはそれ以上の間隔に広開される。
【0028】また、プリロード用突起6は、図9
(a)、図9(b)及び図9(c)に示すように、接続
ピン10と実質的に同一平面内で移動される同一平面上
において、接触部1d間を接続ピン10を摺接させるの
に必要な幅寸法に拡開するために自由端部1eを拡開さ
せる形状を有している。即ち、プリロード用突起6は、
接続ピン10のピン軸とは直角な方向に接続ピン10の
ピン径よりも大きい幅寸法の突起中間部6aと、突起中
間部6aからピン軸とは直角な両側方向にテーパ状にす
ぼまってのびている幅狭部(傾斜部)6b,6cとを有
している。
【0029】接続ピン10及びプリロード用突起6は、
コンタクト1の接触部1dから外れた位置まで移動可能
である。しかも接続ピン10及びプリロード用突起6
は、少なくとも一方のプリロード用突起6が接触部1d
に対応する位置にあるような両者の位置関係が設定され
ている。
【0030】次に、コンタクト1及び接続ピン10の接
続・離脱における動作をプリロード用突起6の動作とと
もに、図9(a)、図9(b)及び図9(c)をも参照
して説明する。
【0031】図9(a)には、接続ピン10とコンタク
ト1とが離脱している時の状態を示している。図9
(b)には、接続ピン10とコンタクト1との接続初期
における中間状態を示している。図3(c)には接続ピ
ン10とコンタクト1との接続状態を示している。
【0032】まず、図1及び図5に示すように、操作レ
バー4の操作部4bをカバーインシュレータ3の上面に
対してほぼ垂直になるまで回動した状態では、図8及び
図9(a)に示すように、接続ピン10とコンタクト1
とがピン軸に対して直角方向で離れた位置関係にある。
この際、図9(a)の紙面左側に位置するプリロード用
突起6は突起中間部6aが一対の接触バネ片1aの自由
端部1e間に入り込んでおり、突起中間部6aが自由端
部1eを外向きに押し広げている。この時の接触部1d
の間隔は接続ピン10の直径よりも若干小さい寸法の間
隔に設定されている。
【0033】次に、操作レバー4の操作部4bをカバー
インシュレータ3の上面に平行となる方向に回動する
と、図9(b)に示すように、一対の接触バネ片1aに
対してカバーインシュレータ3が紙面左方向(基準線A
の矢印方向)に移動して、接続ピン10が接触部1dの
間に食い込む。この状態では、接続ピン10が接触部1
dを外向きに押し広げるため、自由端部1eはプリロー
ド用突起6の突起中間部6aの幅寸法よりも大きい幅寸
法に拡開される。
【0034】さらに、操作レバ4ーの操作部4bをカバ
ーインシュレータ3にほぼ平行となるまで回動して倒す
と、図3及び図9(c)に示すように、一対の接触バネ
片1aに対してカバーインシュレータ3が紙面左方向に
さらに移動するため、接続ピン10が接触部1dを摺動
しつつ接触部1d間に完全に入り込む。この状態では、
接続ピン10が接触部1dを外向きに押し広げた状態で
接触し、接続ピン10を接触部1dの中央部分に位置さ
せて接触する。このとき、図9(c)に示すように、紙
面左側のプリロード用突起6は、コンタクト1から完全
に離脱し、ピン挿入穴3aに対して紙面右側のプリロー
ド用突起6は、その幅狭部6cを自由端部1e間に少し
入り込ませているが、自由端部1e間の寸法よりも小さ
い形状となっているため、自由端部1eの開閉には影響
しない。
【0035】なお、プリロード用突起6の一方側の幅狭
部6cは、自由端部1eに間隔をもって入り込むのみで
よいため、突起中央部6aの幅寸法よりも狭い幅寸法に
設定されてる形状であれば目的は達成される。
【0036】図9(a)、図9(b)及び図9(c)に
おいて、紙面右側の各プリロード用突起6は、コンタク
ト1、ピン挿入穴3a、ピン挿入穴3aに挿入されてい
る接続ピン10に対して隣接するコンタクト1、ピン挿
入穴3a及接続ピン10に同様な動作で寄与するもので
ある。
【0037】なお、接続ピン10とコンタクト1とを離
脱するときには、図9(c)に示す状態から図9(a)
に示す状態にベースインシュレータ3を操作レバ−4に
よって回動すると、図9(c)に示す状態から図9
(a)に示す状態に戻る。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の軸直角移動コネ
クタによると、接続ピンとコンタクトとの接続時に必要
とする力を抑えられる(一芯あたりの接触力×芯数×動
摩擦係数=離脱力)ので、接続ピンの移動力も小さくな
り、コンタクトの多芯数化が可能となる。同時に接続時
に接続ピン及びハウジングにかかる力も小さくなるの
で、ピンの変形・破損を防ぐことができ、ハウジングの
強度向上のために大きくする必要もなくなる。
【0039】また、従来のプリロードピンを組み込む必
要がないため、組み立てが単純になり、部品点数が減る
ため経済性に優れた軸直角移動コネクタが得られる。
【0040】さらに、プリロード用突起はコンタクトの
自由端部を拡開するように作用し、接触部を摺動するこ
とがないため、摩擦力や押圧力によって接触部に悪影響
を及ぼす恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の軸直角移動コネクタの一実施例の外観
を示す斜視図である。
【図2】図1の軸直角移動コネクタの分解斜視図であ
る。
【図3】図1の軸直角移動コネクタの接続ピンとコンタ
クトとが接触した状態の要部を示す断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図3の軸直角移動コネクタの接続ピンとコンタ
クトとの非接触状態を示す断面図である。
【図6】本発明の軸直角移動コネクタに用いるコンタク
トの一実施例を示す側面図である。
【図7】図6のコンタクトの斜視図である。
【図8】図6のコンタクトにプリロード用突起が入り込
んでいる状態を示す正面図である。
【図9】本発明の軸直角移動コネクタの動作を説明する
図であって、(a)は接続ピンとコンタクトとが離脱し
ている時の状態を示す平面図、(b)は接続ピンとコン
タクトとの接続初期における中間状態を示す平面図、
(c)は接続ピンとコンタクトとの接続状態を示す平面
図である。
【図10】従来の軸直角移動コネクタの要部を示す分解
斜視図である。
【図11】図10の軸直角移動コネクタの動作を説明す
る図であって、(a)は接続ピンとコンタクトとが離脱
している時の状態を示す側断面図、(b)は接続ピンと
コンタクトとの接続初期における中間状態を示す側断面
図、(c)は接続ピンとコンタクトとの接続状態を示す
側断面図である。
【符号の説明】
1,36 コンタクト 1a 一対の接触バネ片 1b 保持部 1c 端子部 1d、35 接触部 1e 自由端部 2,32 ベースインシュレータ 3、34 カバーインシュレータ 3a ピン挿入穴 4 操作レバー 5a,5b レバー挿通穴 6 プリロード用突起 6a 突起中間部 6b,6c 幅狭部 10、39 接続ピン 11、40 基板 33 ピン貫通穴 37 プリロードピン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性のコンタクトを組み込んだベース
    インシュレータと、該ベースインシュレータに、ピン挿
    入穴を貫通形成したカバーインシュレータを摺動可能に
    組み合わせ、前記ピン挿入穴に貫通させた導電性の接続
    ピンをピン軸とは直角な方向へ前記カバーインシュレー
    タとともに動かして前記コンタクトのばね性を有する接
    触部に摺動させ、これによって前記コンタクトと前記接
    続ピンとの接触を得る軸直角移動コネクタにおいて、 前記カバーインシュレータの一部として前記カバーイン
    シュレータから突出して形成され、かつ前記接続ピンと
    実質的に同一平面で動かされ、前記接触部を前記接続ピ
    ンが摺動するときの位置まで前記コンタクトを予め変位
    させておくプリロード用突起を有し、前記接続ピン及び
    前記プリロード用突起は、前記コンタクトからいずれか
    一方が外れる位置まで移動可能であり、しかも少なくと
    も一方が前記コンタクトに対応する位置にあるように両
    者の位置関係が設定されており、前記コンタクトは一対
    の接触バネ片を有し、該一対の接触バネ片は、先端部分
    のそれぞれに前記プリロード用突起が前記ピン軸とは直
    角な方向に摺動することによって前記一対の接触バネ片
    に形成されている前記接触部の相互間の間隔を前記一対
    の接触バネ片自身の弾性力により変更する自由端部を有
    し、前記一対の接触バネ片には、前記自由端部が前記接
    触部よりも先端側に形成されており、前記プリロード用
    突起は前記自由端部に摺動つつ、前記接触部間を前記接
    続ピンを入り込ませる幅寸法に前記自由端部を拡開する
    突起中間部を有していることを特徴とする軸直角移動コ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の軸直角移動コネクタにお
    いて、前記コンタクト、前記接続ピン、前記プリロード
    用突起が所定間隔をもって複数配置されており、前記プ
    リロード用突起のそれぞれは、前記自由端部間に入り込
    んで前記自由端部を外向きに押し広げていく一側と、前
    記カバーインシュレータを移動して前記プリロード用突
    起を前記コンタクトから離脱し、前記接続ピンを前記接
    触部の中央部分に位置させて接触したときに、前記プリ
    ロード用突起が移動方向で隣合う前記コンタクトの前記
    自由端部の開閉に影響なく隣合う前記コンタクトへ入り
    込む他側とに、前記突起中間部から前記ピン軸とは直角
    な両側方向へすぼまって いる幅狭部を有していることを
    特徴とする軸直角移動コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の軸直角移動コネクタにお
    いて、前記突起中間部は前記接続ピンのピン軸とは直角
    な方向で前記接続ピンのピン径よりも大きい寸法に設定
    されていることを特徴とする軸直角移動コネクタ。
JP6251734A 1994-10-18 1994-10-18 軸直角移動コネクタ Expired - Fee Related JP2747980B2 (ja)

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