JP3072598B1 - びんの印刷装置 - Google Patents
びんの印刷装置Info
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- JP3072598B1 JP3072598B1 JP11342576A JP34257699A JP3072598B1 JP 3072598 B1 JP3072598 B1 JP 3072598B1 JP 11342576 A JP11342576 A JP 11342576A JP 34257699 A JP34257699 A JP 34257699A JP 3072598 B1 JP3072598 B1 JP 3072598B1
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- Japan
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- bottle
- printing
- station
- rotation
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 印刷ずれを自動的に検出し、印刷ずれを目視
により検査する検査員を不要とする。 【解決手段】 印刷ステーションにおけるびん回転手段
のマウスピースピースの周囲にスケールゲージを設け
る。また、スケールゲージの移動を検知する光スケール
センサと、光スケールセンサからの信号によりスケール
ゲージの回転量を測定し、その回転量が所定の量よりも
大きいときに位置ずれと判断する制御手段を設ける。光
スケールセンサによってびんの回転量を検出できるか
ら、回転機構がびんの目印を捉えられずにびんが位置決
めされなかった場合が、びんの回転量が所定量よりも多
くなることで認識できる。
により検査する検査員を不要とする。 【解決手段】 印刷ステーションにおけるびん回転手段
のマウスピースピースの周囲にスケールゲージを設け
る。また、スケールゲージの移動を検知する光スケール
センサと、光スケールセンサからの信号によりスケール
ゲージの回転量を測定し、その回転量が所定の量よりも
大きいときに位置ずれと判断する制御手段を設ける。光
スケールセンサによってびんの回転量を検出できるか
ら、回転機構がびんの目印を捉えられずにびんが位置決
めされなかった場合が、びんの回転量が所定量よりも多
くなることで認識できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、びんの周方向の所
定の位置に印刷を行う印刷装置に関する。
定の位置に印刷を行う印刷装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、びんを搬送する搬送手段と、
搬送手段の途中に設けられびんの大まかな回転位置の補
正を行うプレレジストステーションと、搬送手段の途中
のプレレジストステーションの下流側に設けられた印刷
ステーションを有し、印刷ステーションはびんに設けら
れた目印（通常はディンプル）に基づいてびんを正規の
位置に回転させる回転手段と、正規の位置に回転したび
んに印刷する印刷手段とを有するびんの印刷装置が知ら
れている。
搬送手段の途中に設けられびんの大まかな回転位置の補
正を行うプレレジストステーションと、搬送手段の途中
のプレレジストステーションの下流側に設けられた印刷
ステーションを有し、印刷ステーションはびんに設けら
れた目印（通常はディンプル）に基づいてびんを正規の
位置に回転させる回転手段と、正規の位置に回転したび
んに印刷する印刷手段とを有するびんの印刷装置が知ら
れている。
【０００３】搬送手段は、いわゆるウォーキングビーム
機構などによってびんを搬送するものである。ウォーキ
ングビーム機構は、長さ方向に複数組が連続して設けら
れたビーム、ビームの駆動手段、及び、びんの支持手段
などからなり、図３に示すように、ビーム１１、１２が
矢印Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄのように移動することで、びん２０
を順次に次のステーション（図３の右方向）に搬送して
いくものである。
機構などによってびんを搬送するものである。ウォーキ
ングビーム機構は、長さ方向に複数組が連続して設けら
れたビーム、ビームの駆動手段、及び、びんの支持手段
などからなり、図３に示すように、ビーム１１、１２が
矢印Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄのように移動することで、びん２０
を順次に次のステーション（図３の右方向）に搬送して
いくものである。
【０００４】プレレジストステーションは、搬送手段の
途中に設けられ、びんを高速で回転させて、びんの回転
位置補正を大まかに行うものである（例えば−１０度〜
−６０度の範囲までに位置補正をする）。プレレジスト
ステーションを設けることで、印刷ステーションにおけ
るびんの位置合わせの時間を短縮させ、びんの搬送を早
めて効率よく印刷を行うことができる。プレレジストス
テーションには、図５に示すように、マウスピース２
２、軸受２３、ボトムチャック２４、クラッチ・ブレー
キユニット２５、モータ２６、光センサ２７が設けられ
ている。マウスピース２２はびんの口部を支持するもの
で、軸受２３に回転自在に軸着されている。軸受２３は
矢印のように水平方向（びんに近づいたり遠のいたりす
る方向）に移動可能である。ボトムチャック２４はびん
の底部を支持するもので、モータ２６及びクラッチ・ブ
レーキユニット２５により回転したり停止したりする。
途中に設けられ、びんを高速で回転させて、びんの回転
位置補正を大まかに行うものである（例えば−１０度〜
−６０度の範囲までに位置補正をする）。プレレジスト
ステーションを設けることで、印刷ステーションにおけ
るびんの位置合わせの時間を短縮させ、びんの搬送を早
めて効率よく印刷を行うことができる。プレレジストス
テーションには、図５に示すように、マウスピース２
２、軸受２３、ボトムチャック２４、クラッチ・ブレー
キユニット２５、モータ２６、光センサ２７が設けられ
ている。マウスピース２２はびんの口部を支持するもの
で、軸受２３に回転自在に軸着されている。軸受２３は
矢印のように水平方向（びんに近づいたり遠のいたりす
る方向）に移動可能である。ボトムチャック２４はびん
の底部を支持するもので、モータ２６及びクラッチ・ブ
レーキユニット２５により回転したり停止したりする。
【０００５】搬送手段２によってびん２０がプレレジス
トステーションに搬送されてくると、図５に示すよう
に、反ドライブ側のマウスピース２２がびん方向に移動
し、びんをドライブ側のボトムチャック２４に押し付け
る。これにより、びん２０の両端（口部と底部）はマウ
スピース２２とボトムチャック２４によって支持され
る。その後、モータ２６の回転がクラッチ・ブレーキユ
ニットによってボトムチャック２４に伝達され、びんを
高速で最大３６０度回転させる。びんの目印であるディ
ンプル２１の位置の検出は、ディンプル検出用の光セン
サ２７により行われる。光センサ２７はびん表面から反
射される光の変化を監視し、びんの回転によってディン
プルが所定の位置に来たときに、ディンプルからの光を
受けると、受光量が減る。このときにクラッチ・ブレー
キユニット２５によりブレーキをかけ、びんの回転を停
止させる。
トステーションに搬送されてくると、図５に示すよう
に、反ドライブ側のマウスピース２２がびん方向に移動
し、びんをドライブ側のボトムチャック２４に押し付け
る。これにより、びん２０の両端（口部と底部）はマウ
スピース２２とボトムチャック２４によって支持され
る。その後、モータ２６の回転がクラッチ・ブレーキユ
ニットによってボトムチャック２４に伝達され、びんを
高速で最大３６０度回転させる。びんの目印であるディ
ンプル２１の位置の検出は、ディンプル検出用の光セン
サ２７により行われる。光センサ２７はびん表面から反
射される光の変化を監視し、びんの回転によってディン
プルが所定の位置に来たときに、ディンプルからの光を
受けると、受光量が減る。このときにクラッチ・ブレー
キユニット２５によりブレーキをかけ、びんの回転を停
止させる。
【０００６】印刷ステーションは、搬送手段の途中で、
プレレジストステーションの下流側に設けられており、
回転手段及び印刷手段を有する。回転手段は、上記のプ
レレジストステーションと同様に、搬送手段で送られて
きたびんの両端（口部と底部）をマウスピースとボトム
チャックで保持し、回転させる。ディンプルを検知する
のはびんに付勢的に接触させた爪で、爪がディンプルに
入り込むと、そこでびんの回転を停止させ、びんが正規
の位置に固定される。位置合わせが完了したびんの外面
に、シルク印刷機などの印刷手段で印刷が行われる。印
刷が多色刷りの場合は、このような印刷ステーションが
搬送手段の途中に複数組設けられる。
プレレジストステーションの下流側に設けられており、
回転手段及び印刷手段を有する。回転手段は、上記のプ
レレジストステーションと同様に、搬送手段で送られて
きたびんの両端（口部と底部）をマウスピースとボトム
チャックで保持し、回転させる。ディンプルを検知する
のはびんに付勢的に接触させた爪で、爪がディンプルに
入り込むと、そこでびんの回転を停止させ、びんが正規
の位置に固定される。位置合わせが完了したびんの外面
に、シルク印刷機などの印刷手段で印刷が行われる。印
刷が多色刷りの場合は、このような印刷ステーションが
搬送手段の途中に複数組設けられる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の印刷装置
は、例えば、ディンプルの位置がびんの上下方向に僅か
にずれている場合など、爪が滑ってディンプルを捉えら
れなかった場合には、回転手段は設定されている最大回
転量（例えば１２０度）だけびんを回転させて停止す
る。このような場合にはびんの位置合わせは全く行われ
ずに、大幅に狂った位置に印刷が行われる。したがっ
て、このような印刷ずれを目視によって検査し、印刷ず
れしたびんを取り除く専属の検査員が必要であった。本
発明は、このような印刷ずれを自動的に検出し、さら
に、印刷ずれを目視により検査する検査員を不要とする
ことを課題とするものである。
は、例えば、ディンプルの位置がびんの上下方向に僅か
にずれている場合など、爪が滑ってディンプルを捉えら
れなかった場合には、回転手段は設定されている最大回
転量（例えば１２０度）だけびんを回転させて停止す
る。このような場合にはびんの位置合わせは全く行われ
ずに、大幅に狂った位置に印刷が行われる。したがっ
て、このような印刷ずれを目視によって検査し、印刷ず
れしたびんを取り除く専属の検査員が必要であった。本
発明は、このような印刷ずれを自動的に検出し、さら
に、印刷ずれを目視により検査する検査員を不要とする
ことを課題とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、びんを搬送す
る搬送手段と、搬送手段の途中に設けられびんの大まか
な回転位置補正を行うプレレジストステーションと、搬
送手段の途中のプレレジストステーションの下流側に設
けられた印刷ステーションを有し、印刷ステーションは
びんに設けられた目印に基づいてびんを正規の位置に回
転させる回転手段と、正規の位置に回転したびんに印刷
を行う印刷手段とを有するびんの印刷装置において、前
記回転手段が、びんの端部を保持して回転させる周囲に
スケールゲージを設けたマウスピースと、スケールゲー
ジの移動を検知する光スケールセンサを有し、光スケー
ルセンサからの信号によりスケールゲージの回転量を測
定し、その回転量が所定の量よりも大きいときに位置ず
れと判断する制御手段が設けられていることを特徴とす
るびんの印刷装置である。
る搬送手段と、搬送手段の途中に設けられびんの大まか
な回転位置補正を行うプレレジストステーションと、搬
送手段の途中のプレレジストステーションの下流側に設
けられた印刷ステーションを有し、印刷ステーションは
びんに設けられた目印に基づいてびんを正規の位置に回
転させる回転手段と、正規の位置に回転したびんに印刷
を行う印刷手段とを有するびんの印刷装置において、前
記回転手段が、びんの端部を保持して回転させる周囲に
スケールゲージを設けたマウスピースと、スケールゲー
ジの移動を検知する光スケールセンサを有し、光スケー
ルセンサからの信号によりスケールゲージの回転量を測
定し、その回転量が所定の量よりも大きいときに位置ず
れと判断する制御手段が設けられていることを特徴とす
るびんの印刷装置である。
【０００９】光スケールセンサによって、マウスピース
の回転量、すなわちびんの回転量を検出することができ
る。例えば、予備回転手段によりびんが正規の位置に対
して−１０度〜−６０度の位置に予備的に位置合わせし
てある場合、光スケールセンサで検出した回転量が６１
度以上である場合、爪がディンプルを捉えられずにびん
が位置決めされなかったことが分かる。
の回転量、すなわちびんの回転量を検出することができ
る。例えば、予備回転手段によりびんが正規の位置に対
して−１０度〜−６０度の位置に予備的に位置合わせし
てある場合、光スケールセンサで検出した回転量が６１
度以上である場合、爪がディンプルを捉えられずにびん
が位置決めされなかったことが分かる。
【００１０】コンピュータなどの制御手段には、予めび
んが位置決めされない場合の回転量（例えば６１度）を
設定値として設定しておき、びんの回転が設定値以上で
ある場合には、表示装置に表示したり、アラームを鳴ら
すなど係員に知らせることができる。また、排除手段に
排除信号を送り、位置決めされずに印刷ずれしたびんを
自動的に排除することも可能である。
んが位置決めされない場合の回転量（例えば６１度）を
設定値として設定しておき、びんの回転が設定値以上で
ある場合には、表示装置に表示したり、アラームを鳴ら
すなど係員に知らせることができる。また、排除手段に
排除信号を送り、位置決めされずに印刷ずれしたびんを
自動的に排除することも可能である。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、実施例に関する図面に基づ
いて本発明を詳細に説明する。図１は実施例の印刷装置
１の平面説明図、図２は印刷装置１の印刷ステーション
の正面説明図、図３は搬送手段の説明図、図４は印刷装
置１の信号の流れの説明図、図５はプレレジストステー
ションの正面説明図である。
いて本発明を詳細に説明する。図１は実施例の印刷装置
１の平面説明図、図２は印刷装置１の印刷ステーション
の正面説明図、図３は搬送手段の説明図、図４は印刷装
置１の信号の流れの説明図、図５はプレレジストステー
ションの正面説明図である。
【００１２】印刷機１は、びんを搬送する搬送手段２
と、びん２０に設けられたディンプル２１に基づいてび
んを正規の位置に回転させる回転手段と、正規の位置に
回転したびん２０に印刷を行う印刷手段３とを有する。
入口コンベア１６で運ばれてきたびん２０は、印刷装置
１の搬送手段２によって印刷装置内を搬送され、印刷完
了したびんは出口コンベア１７に送り出される。
と、びん２０に設けられたディンプル２１に基づいてび
んを正規の位置に回転させる回転手段と、正規の位置に
回転したびん２０に印刷を行う印刷手段３とを有する。
入口コンベア１６で運ばれてきたびん２０は、印刷装置
１の搬送手段２によって印刷装置内を搬送され、印刷完
了したびんは出口コンベア１７に送り出される。
【００１３】搬送手段２は、長さ方向に複数組が連続し
て設けられたビーム１１、１２、これらの駆動手段（図
示せず）、及び、びんの支持手段（図示せず）などから
なり、図３に示すように、ビーム１１、１２が矢印Ａ，
Ｂ，Ｃ，Ｄのように移動することで、びん２０を順次に
次のステーション（図３の右方向）に搬送していく、い
わゆるウォーキングビーム機構である。なお、図３にお
いて符号２３はびんの支持高さを示している。搬送手段
２の制御は印刷装置本体制御部１８によって行われる。
て設けられたビーム１１、１２、これらの駆動手段（図
示せず）、及び、びんの支持手段（図示せず）などから
なり、図３に示すように、ビーム１１、１２が矢印Ａ，
Ｂ，Ｃ，Ｄのように移動することで、びん２０を順次に
次のステーション（図３の右方向）に搬送していく、い
わゆるウォーキングビーム機構である。なお、図３にお
いて符号２３はびんの支持高さを示している。搬送手段
２の制御は印刷装置本体制御部１８によって行われる。
【００１４】搬送手段の途中にはプレレジストステーシ
ョンが設けられている。プレレジストステーションで
は、上記の従来技術で説明したように、びんの大まかな
位置合わせが行われる。
ョンが設けられている。プレレジストステーションで
は、上記の従来技術で説明したように、びんの大まかな
位置合わせが行われる。
【００１５】搬送手段２の途中のプレレジストステーシ
ョンの下流側には印刷ステーションが設けられている。
印刷ステーションには回転手段と印刷手段３が設けられ
ている。回転手段は、マウスピース４（反ドライブ
側）、軸受６、ボトムチャック７（ドライブ側）、クラ
ッチ・ブレーキユニット８、モータ９、爪１０などから
なる。搬送手段２によってびん２０が印刷ステーション
に搬送されてくると、図２に示すように、マウスピース
ピース４がびん方向に移動し、びんをボトムチャック７
に押しつける。これにより、びん２０の両端（口部と底
部）はマウスピース４、ボトムチャック７によって支持
される。その後、クラッチ・ブレーキユニット８のクラ
ッチが繋がれ、ボトムチャック７がモータ９の回転が伝
達されることによって回転する。反ドライブ側のマウス
ピース４は軸受６に回転自在に軸着されているので、び
ん２０及びマウスピース４も同時に回転する。爪１０が
びん２０に設けられているディンプル２１を捉えると、
クラッチ・ブレーキユニット８のブレーキが働き、びん
の回転が停止され、びんは正規の位置に位置決めされ
る。クラッチ・ブレーキユニット８の制御は印刷装置本
体制御部１８によって行われる。
ョンの下流側には印刷ステーションが設けられている。
印刷ステーションには回転手段と印刷手段３が設けられ
ている。回転手段は、マウスピース４（反ドライブ
側）、軸受６、ボトムチャック７（ドライブ側）、クラ
ッチ・ブレーキユニット８、モータ９、爪１０などから
なる。搬送手段２によってびん２０が印刷ステーション
に搬送されてくると、図２に示すように、マウスピース
ピース４がびん方向に移動し、びんをボトムチャック７
に押しつける。これにより、びん２０の両端（口部と底
部）はマウスピース４、ボトムチャック７によって支持
される。その後、クラッチ・ブレーキユニット８のクラ
ッチが繋がれ、ボトムチャック７がモータ９の回転が伝
達されることによって回転する。反ドライブ側のマウス
ピース４は軸受６に回転自在に軸着されているので、び
ん２０及びマウスピース４も同時に回転する。爪１０が
びん２０に設けられているディンプル２１を捉えると、
クラッチ・ブレーキユニット８のブレーキが働き、びん
の回転が停止され、びんは正規の位置に位置決めされ
る。クラッチ・ブレーキユニット８の制御は印刷装置本
体制御部１８によって行われる。
【００１６】びんが正規の位置に固定されると、シルク
印刷機などの印刷手段３により、びん２０の外面に印刷
が行われる。印刷手段３の制御は印刷装置本体制御部１
８によって行われる。
印刷機などの印刷手段３により、びん２０の外面に印刷
が行われる。印刷手段３の制御は印刷装置本体制御部１
８によって行われる。
【００１７】上記で説明した印刷装置は周知のものであ
るが、本発明は上記の印刷装置を改良したものである。
実施例の印刷装置１の特徴は、マウスピース４の外周に
スケールゲージ５が設けられていること、光スケールセ
ンサ１３、排除手段１４、及び、制御手段１９が設けら
れていることである。
るが、本発明は上記の印刷装置を改良したものである。
実施例の印刷装置１の特徴は、マウスピース４の外周に
スケールゲージ５が設けられていること、光スケールセ
ンサ１３、排除手段１４、及び、制御手段１９が設けら
れていることである。
【００１８】反ドライブ側のマウスピース４の外周には
例えば１mm間隔で線が引かれたスケールゲージ５が巻き
付けられている。マウスピース４が回転すると、すなわ
ちびん２０が回転すると、光スケールセンサ１３がスケ
ールゲージ５の回転を検知し、ゲージの線が１本通過す
る毎に１パルスを出力する。このパルス数をカウントす
ることでびんの回転量を把握することができる。
例えば１mm間隔で線が引かれたスケールゲージ５が巻き
付けられている。マウスピース４が回転すると、すなわ
ちびん２０が回転すると、光スケールセンサ１３がスケ
ールゲージ５の回転を検知し、ゲージの線が１本通過す
る毎に１パルスを出力する。このパルス数をカウントす
ることでびんの回転量を把握することができる。
【００１９】図４に示すように、マイクロコンピュータ
などの制御手段１９は、印刷装置本体制御部１８からの
タイミング信号に基づいて光スケールセンサからのパル
スをカウントし、びんの回転量を算出する。タイミング
信号は、例えば、印刷装置本体がクラッチ・ブレーキユ
ニット８を制御する制御信号を用いることができる。即
ち、クラッチを繋げる制御信号によってパルスのカウン
トを開始し、ブレーキを作動させる制御信号によってパ
ルスのカウント終了とすれば、びんが回転している間に
光スケールセンサ１３が出力するパルス（すなわちびん
の回転量）をカウントできる。
などの制御手段１９は、印刷装置本体制御部１８からの
タイミング信号に基づいて光スケールセンサからのパル
スをカウントし、びんの回転量を算出する。タイミング
信号は、例えば、印刷装置本体がクラッチ・ブレーキユ
ニット８を制御する制御信号を用いることができる。即
ち、クラッチを繋げる制御信号によってパルスのカウン
トを開始し、ブレーキを作動させる制御信号によってパ
ルスのカウント終了とすれば、びんが回転している間に
光スケールセンサ１３が出力するパルス（すなわちびん
の回転量）をカウントできる。
【００２０】制御手段１９には、びんの位置決めの良否
を判断する設定値が予め入力されており、びんの回転量
が設定値よりも多い場合には、位置決め不良として、排
除手段に排除信号を送る。びんの回転量が設定値よりも
少ない場合には位置決めが正常に行われたとして排除信
号は送らない。
を判断する設定値が予め入力されており、びんの回転量
が設定値よりも多い場合には、位置決め不良として、排
除手段に排除信号を送る。びんの回転量が設定値よりも
少ない場合には位置決めが正常に行われたとして排除信
号は送らない。
【００２１】エアノズルなどの排除手段１４は、出口コ
ンベア１７に向けて設けられている。制御手段１９から
排除手段１４に排除信号が送られると、排除手段１４は
所定のタイミングが経過するのを待って作動し、印刷位
置ずれしたびんをカレットシュート１５に送り込む。こ
の場合、排除手段１４には印刷装置本体制御部１８が出
力するパルスが送られており、また、排除信号が送られ
てからびんが排除手段１４の前に移動するまでのタイミ
ング（印刷装置本体制御部１８が出力するパルス数）が
設定されている。排除手段１４は制御手段１９から排除
信号を受けると、印刷装置本体制御部１８が出力するパ
ルス数のカウントを始め、設定されているパルス数をカ
ウントしたときに作動する。ことのとき、位置決め不良
のびんは丁度排除手段１４の前に到達しているので、排
除手段によって排除される。
ンベア１７に向けて設けられている。制御手段１９から
排除手段１４に排除信号が送られると、排除手段１４は
所定のタイミングが経過するのを待って作動し、印刷位
置ずれしたびんをカレットシュート１５に送り込む。こ
の場合、排除手段１４には印刷装置本体制御部１８が出
力するパルスが送られており、また、排除信号が送られ
てからびんが排除手段１４の前に移動するまでのタイミ
ング（印刷装置本体制御部１８が出力するパルス数）が
設定されている。排除手段１４は制御手段１９から排除
信号を受けると、印刷装置本体制御部１８が出力するパ
ルス数のカウントを始め、設定されているパルス数をカ
ウントしたときに作動する。ことのとき、位置決め不良
のびんは丁度排除手段１４の前に到達しているので、排
除手段によって排除される。
【００２２】本発明においては、制御手段１９に表示装
置やアラームを接続し、位置決め不良があったときに表
示装置に表示したり、アラームを鳴らしたりすることも
可能である。
置やアラームを接続し、位置決め不良があったときに表
示装置に表示したり、アラームを鳴らしたりすることも
可能である。
【００２３】
【発明の効果】本発明は、自動的に印刷位置の位置ずれ
を検出することができるので、検査員の労力を低減で
き、また、速やかに爪の調整や取り替えといった回転手
段に対する是正処置を行い、不良品の発生を低減でき
る。排除手段を設けると、印刷ずれの検査員が不要とな
り、労力とコストを低減できる。さらに、本発明は従来
の印刷装置にスケールゲージ、光スケールセンサ、制御
手段、排除手段を付加することで容易に実施することが
できる。
を検出することができるので、検査員の労力を低減で
き、また、速やかに爪の調整や取り替えといった回転手
段に対する是正処置を行い、不良品の発生を低減でき
る。排除手段を設けると、印刷ずれの検査員が不要とな
り、労力とコストを低減できる。さらに、本発明は従来
の印刷装置にスケールゲージ、光スケールセンサ、制御
手段、排除手段を付加することで容易に実施することが
できる。
【図１】実施例の印刷装置１の平面説明図である。
【図２】印刷装置１の印刷ステーションの正面説明図で
ある。
ある。
【図３】搬送手段２の説明図である。
【図４】印刷装置１の信号の流れの説明図である。
【図５】プレレジストステーションの正面説明図であ
る。
る。
１ 印刷装置 ２ 搬送手段 ３ 印刷手段 ４ マウスピース ５ スケールゲージ ６ 軸受 ７ ボトムチャック ８ クラッチ・ブレーキユニット ９ モータ １０ 爪 １１ ビーム １２ ビーム １３ 光スケールセンサ １４ 排除手段 １５ カレットシュート １６ 入口コンベア １７ 出口コンベア １８ 印刷機本体制御部 １９ 制御手段 ２０ びん ２１ ディンプル ２２ マウスピース ２３ 軸受 ２４ ボトムチャック ２５ クラッチ・ブレーキユニット ２６ モータ ２７ 光センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−92856（ＪＰ，Ａ) 特開 昭49−96813（ＪＰ，Ａ) 特開 昭49−56709（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−94126（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B41F 17/18 B41F 33/14 G01B 11/26
Claims (2)
- 【請求項１】 びんを搬送する搬送手段と、搬送手段の
途中に設けられびんの大まかな回転位置補正を行うプレ
レジストステーションと、搬送手段の途中のプレレジス
トステーションの下流側に設けられた印刷ステーション
を有し、印刷ステーションはびんに設けられた目印に基
づいてびんを正規の位置に回転させる回転手段と、正規
の位置に回転したびんに印刷を行う印刷手段とを有する
びんの印刷装置において、前記回転手段が、びんの端部
を保持して回転させる周囲にスケールゲージを設けたマ
ウスピースと、スケールゲージの移動を検知する光スケ
ールセンサを有し、光スケールセンサからの信号により
スケールゲージの回転量を測定し、その回転量が所定の
量よりも大きいときに位置ずれと判断する制御手段が設
けられていることを特徴とするびんの印刷装置 - 【請求項２】 請求項１の印刷装置において、印刷装置
が排除手段を有し、前記制御手段が位置ずれと判断した
ときに排除手段に対して排除信号を出力し、排除手段が
そのびんを排除することを特徴とするびんの印刷装置
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