JP3071614U - チャイルドシート等のサイドピロー - Google Patents
チャイルドシート等のサイドピローInfo
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- JP3071614U JP3071614U JP2000001350U JP2000001350U JP3071614U JP 3071614 U JP3071614 U JP 3071614U JP 2000001350 U JP2000001350 U JP 2000001350U JP 2000001350 U JP2000001350 U JP 2000001350U JP 3071614 U JP3071614 U JP 3071614U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 チャイルドシート等で子供が眠ってしまった
際に顎及び頬を確実に支持することができ、簡単に装着
することができると共に取り外しも極めて容易なサイド
ピローを提供することにある。 【解決手段】 チャイルドシート等の肩掛けベルトに着
脱自在に装着され、顎及び頬を支持するためのサイドピ
ローであって、肩掛けベルトに巻き付けて装着するベル
トカバーと、該ベルトカバーに着脱自在に装着され、顎
及び頬を載置し得る凹部を設けたクッション体と、ベル
トカバーの位置決め固定手段とからなることを特徴とす
る。
際に顎及び頬を確実に支持することができ、簡単に装着
することができると共に取り外しも極めて容易なサイド
ピローを提供することにある。 【解決手段】 チャイルドシート等の肩掛けベルトに着
脱自在に装着され、顎及び頬を支持するためのサイドピ
ローであって、肩掛けベルトに巻き付けて装着するベル
トカバーと、該ベルトカバーに着脱自在に装着され、顎
及び頬を載置し得る凹部を設けたクッション体と、ベル
トカバーの位置決め固定手段とからなることを特徴とす
る。
Description
【0001】
本考案は、チャイルドシート等に着座した子供が眠ってしまった際に顎及び頬 を支持するためのサイドピローに係り、特に、起きているときは取り外しておき 、眠ってしまった際に簡単に装着することができるサイドピローに関する。
【0002】
チャイルドシート等に乗せた子供が眠ってしまった場合に、頭部の重量により 首が極端に曲がってしまい、安眠を阻害することがある。 従来より、チャイル ドシートに、全身が沈み込むようにした新生児用のプロテクターを装着したり、 該プロテクターにドーナツ型のヘッドサポートを設けたものはあるが、新生児期 をすぎた子供の場合には顎及び頬などをサポートするに最適なサイドピローはな かった。
【0003】 なお、前記新生児用のプロテクターとして、前記ヘッドサポートの前面側に首 部をサポートするV字状の穴を有するネックサポートを設けたものはあるが、急 停止時に首が前記V字部に入る形態となって危険である。
【0004】
従来のように、全身が沈み込むプロテクターをチャイルドシートに装着する形 式では概して高価なものとなると共に該プロテクターは既存の各種形態のチャイ ルドシートに対応できない欠点がある。 また、サイドピローは起きているときは不要なものであって、常時装着した状 態では邪魔になって子供に違和感を与えるから、眠ってしまった際に簡単に装着 できるようにすることが望ましい。
【0005】 本考案の目的は、チャイルドシート等で子供が眠ってしまった際に顎及び頬を 確実に支持することができ、簡単に装着することができると共に取り外しも極め て容易なサイドピローを提供することにある。
【0006】
本考案のチャイルドシート等のサイドピローは、 請求項1に記載のように、チャイルドシート等の肩掛けベルトに着脱自在に装 着され、顎及び頬を支持するためのサイドピローであって、肩掛けベルトに巻き 付けて装着するベルトカバーと、該ベルトカバーに着脱自在に装着され、顎及び 頬を載置し得る凹部を設けたクッション体と、ベルトカバーの位置決め固定手段 とからなることを特徴とする。
【0007】 これにより、ベルトカバーは常時チャイルドシートの肩掛けベルトに装着して おくことにより肩部のクッション材となり、子供が眠ってしまったときはクッシ ョン体をベルトカバーに装着することにより該クッション体の凹部で顎及び頬を 支持し、安眠できるようにする。 ベルトカバーは肩掛けベルト上で上下にスライド調節でき、位置決め固定手段 により任意の高さ位置で固定することができるから、該ベルトカバーに装着すべ きクッション体の取付位置を任意に設定することができる。
【0008】 請求項2記載のものにおいては、クッション体が中央部から左右に分割されて いて分割面で接離し得るようになっていることを特徴とする。
【0009】 これにより、左右の分割クッション体を片方づつベルトカバーに装着できるか ら、眠っている子供の頭部を持ち上げたりすることなく、少し傾けるだけで装着 することができ、安眠を阻害することはない。
【0010】
本考案に係るチャイルドシート等のサイドピローの実施例を図1〜図7に基づ いて説明する。 図1はチャイルドシート等のサイドピローの使用状態を示す斜視図、図2はベ ルトカバーを肩掛けベルトに装着した状態を示す正面図、図3はベルトカバーを 展開した状態の正面図、図4はベルトカバーの背面図、図5はクッション体の正 面側の斜視図、図6は分割クッション体を分離して示す背面側の斜視図、図7は クッション体の不使用時の保持例を示す斜視図である。
【0011】 チャイルドシート30の安全ベルト31の形式には各種のものがあるが、一般 には、図2に示すように、肩掛けベルト32と、該肩掛けベルト32から係合金 具36を介して延設された腹部ベルト34と、股間ベルト33と、を備えており 、前記係合金具36を前記股間ベルト33に設けたバックル35に係合させて装 着するようになっている。
【0012】 図1に示すサイドピロー1は、チャイルドシート30等の肩掛けベルト32に 着脱自在に装着され、チャイルドシート30に着座した子供Hの顎H2及び頬H 3を支持するためのものである。このサイドピロー1は、肩掛けベルト32に巻 き付けて装着するベルトカバー2と、該ベルトカバー2に着脱自在に装着され、 前記顎H2及び頬H3を載置し得る凹部4を設けたクッション体3と、前記肩掛 けベルト32に装着されるベルトカバー2の位置決め固定手段7とからなってい る。
【0013】 前記ベルトカバー2は、強靱でクッション性を有する生地の表面に柔軟な布材 を配した材質で形成され、両端部2a,2bを裏面側に折り返して重合すること により前記肩掛けベルト32に巻き付けて装着するようになっており、両端部2 a,2bの重合面に縫着したマジックテープによる接合部8a,8bで着脱する ようになっている。
【0014】 前記ベルトカバー2の一端部2aの表面側には上下部にマジックテープによる 装着部9a,9bが設けられ、その近傍には覆い片10が取り付けれていて、そ の裏面には前記装着部9a,9bに係合するマジックテープによる係合片10a ,10bが縫着されている。この覆い片10は前記クッション体3を装着しない 場合に前記装着部9a,9bを閉塞するものである。また、前記接合部8aの側 方には後述する位置決め固定手段7の懸吊紐7aを挿通するためのトンネル布部 11が設けられている。
【0015】 前記クッション体3は、所定形状に成形されたスポンジ体を布で被包して構成 され、中央部から左右に分割されて分割クッション体5,6となっており、両分 割クッション体5,6を接合することにより中央部に前記凹部4が形成されるよ うになっている。分割クッション体5,6の接合面5a,6aには両分割クッシ ョン体5,6を接合するためのマジックテープによる接合片12a,12bが取 り付けられている。
【0016】 前記クッション体3の裏面3b側には前記ベルトカバー2の装着部9a,9b と係合するマジックテープによる装着部13a,13bが上下に取り付けられ、 また、クッション体3の上面3c側には前記上下の覆い片10のうち上部側の覆 い片10を係合させるためのマジックテープによる係止部14a,14bが取り 付けられていてクッション体3をベルトカバー2に装着した状態において該クッ ション体3が荷重によりベルトカバー2から剥がれるのを防止するようになって いる。
【0017】 クッション体3の正面3a側には交通信号のマーク15等が表示されると共 に底面3d側には子供が興味を抱くようなマーク16等が表示されており、クッ ション体3の不使用時には該クッション体3をフロント座席FSの背面側に係止 保持させておくことにより、子供が前記マーク15で交通信号を修得できるよう にしてある。フロント座席FSの背面側にクッション体3を係止保持させるため の手段としては、例えば、前記係止部14に係止する係止片を取り付けた取付紐 (図示しない)を前記フロント座席の背面側に固定する。
【0018】 前記位置決め固定手段7としては、前記ベルトカバー2に設けたトンネル布部 11に懸吊紐7aを挿通し、該懸吊紐7aの下端にはトンネル布部11の下端開 口に係止するストッパー玉7bを取り付けると共に該懸吊紐7aをチャイルドシ ート30に設けられている肩掛けベルト挿通孔36,37から通して背面側に導 出し、該懸吊紐7aに調節ストッパー玉7cを取り付けるようにしてある。
【0019】 この調節ストッパー玉7cは既存のものであり、ボタン7dを押すことにより 懸吊紐7aの所望位置に移動でき、該ボタン7dの押圧を解除すると懸吊紐7a を挟んでその位置で固定されるようになっているから、懸吊紐7aを所定量引き 締めて調節ストッパー玉7cを固定すことにより前記懸吊紐7aの長さ、即ち、 ベルトカバー2の高さ位置が設定され、該調節ストッパー玉7cが前記肩掛けベ ルト挿通孔36,37の裏面側開口に係止することから、前記ベルトカバー2は 設定位置から下方に下がったりすることはない。従って、該ベルトカバー2に装 着されるべきクッション体3の高さ位置を容易に設定することができ、該クッシ ョン体3に子供Hの頭部H1の荷重がかかってもクッション体3がずり下がった りすることはない。
【0020】
本考案のチャイルドシート等のサイドピローによれば、ベルトカバーは常時チ ャイルドシートの肩掛けベルトに装着しておくことにより肩部のクッション材と なり、子供が眠ってしまったときはクッション体をベルトカバーに装着すること により該クッション体の凹部で顎及び頬を支持し、安眠させることができる。
【0021】 ベルトカバーは肩掛けベルト上で上下にスライド調節でき、位置決め固定手段 により任意の高さ位置で固定することができるから、該ベルトカバーに装着すべ きクッション体の取付位置を任意に設定することができる。
【0022】 請求項2記載のものにおいては、クッション体が中央部から左右に分割されて いて分割面で接離し得るようになっているから、左右の分割クッション体を片方 づつベルトカバーに装着でき、眠っている子供の頭部を持ち上げたりすることな く、少し傾けるだけで装着することができて安眠を阻害することはない。
【図1】本考案に係るチャイルドシート等のサイドピロ
ーの使用状態を示す斜視図である。
ーの使用状態を示す斜視図である。
【図2】ベルトカバーを肩掛けベルトに装着した状態を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図3】ベルトカバーを展開した状態の正面図である。
【図4】ベルトカバーの背面図である。
【図5】クッション体の正面側の斜視図である。
【図6】分割クッション体を分離して示す背面側の斜視
図である。
図である。
【図7】クッション体の不使用時の保持例を示す斜視図
である。
である。
1 チャイルドシート等のサイドピロー 2 ベルトカバー 3 クッション体 4 凹部 5,6 分割クッション体 7 位置決め固定手段 7a 懸吊紐 7b ストッパー玉 7c 調節ストッパー玉 11 トンネル布部 30 チャイルドシート 32 肩掛けベルト
Claims (2)
- 【請求項1】 チャイルドシート等の肩掛けベルトに着
脱自在に装着され、顎及び頬を支持するためのサイドピ
ローであって、肩掛けベルトに巻き付けて装着するベル
トカバーと、該ベルトカバーに着脱自在に装着され、顎
及び頬を載置し得る凹部を設けたクッション体と、ベル
トカバーの位置決め固定手段とからなることを特徴とす
るチャイルドシート等のサイドピロー。 - 【請求項2】 クッション体が中央部から左右に分割さ
れていて分割面で接離し得るようになっていることを特
徴とする請求項1記載のチャイルドシート等のサイドピ
ロー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001350U JP3071614U (ja) | 2000-03-09 | 2000-03-09 | チャイルドシート等のサイドピロー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000001350U JP3071614U (ja) | 2000-03-09 | 2000-03-09 | チャイルドシート等のサイドピロー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3071614U true JP3071614U (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=43204951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000001350U Expired - Fee Related JP3071614U (ja) | 2000-03-09 | 2000-03-09 | チャイルドシート等のサイドピロー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3071614U (ja) |
-
2000
- 2000-03-09 JP JP2000001350U patent/JP3071614U/ja not_active Expired - Fee Related
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