JP3071572B2 - クラスタミルのワークロール支持装置 - Google Patents

クラスタミルのワークロール支持装置

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JP3071572B2
JP3071572B2 JP4223512A JP22351292A JP3071572B2 JP 3071572 B2 JP3071572 B2 JP 3071572B2 JP 4223512 A JP4223512 A JP 4223512A JP 22351292 A JP22351292 A JP 22351292A JP 3071572 B2 JP3071572 B2 JP 3071572B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークロール用ロール
チョックを有していないクラスタミルにおいて、主とし
てワークロールを組替えるときや圧延中の緊急事態発生
時に一時的に上側のワークロールを支持してこれらの処
理作業を進めるためのサドル部付きのアームを備えた装
置であって、特に圧延中の緊急事態発生時に起こること
の多いアームやそのサドル部の損傷の復旧を簡単且つ容
易に行うことの出来るクラスタミルのワークロール支持
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】薄鋼板等の冷間圧延に使用されるクラス
タミルのワークロールは、一般にワークロール用ロール
チョックを有していないものが多く、薄鋼板等の製品の
均質な表面仕上とかその良好な品質を確保するためや被
圧延材の寸法変更等の圧延条件の変更やロール疵除去な
どを目的として頻繁に組替えられるが、中間ロールやバ
ックアップロールのみならず主としてワークロールの組
替を行うにはミルハウジング内で一時的にワークロール
を支持する支持装置が必要である。またこの支持装置
は、圧延中の被圧延材の破断,尻抜け,各ロール組替時
における誤操作等の緊急事態発生時にロール群を緊急に
上下方向に退避させるときに、少なくとも上側のワーク
ロールの一時的支持のためにも必要である。以下に、1
2段クラスタミルを例にしてこのようなワークロール支
持装置について本出願人会社等が先に開示した技術及び
その後行った改良について図面により説明する。
【0003】図3は12段クラスタミルの一例のロール
配置図、図4は図3に示したロール配置のクラスタミル
内における従来のワークロール支持装置の一例の全体説
明図、図5は図4中のA部を改良したものの図、図6は
図5中に使用されている従来のサドル部を備えたアーム
を示すもので(イ)は平面図で(ロ)は側面図、図7は図6
(ロ)中のB−B線端面図、図8はサドル部が異常な力を
通板方向や鉛直方向などに受けたときの損傷例の説明図
である。
【0004】クラスタミル1、例えば12段クラスタミ
ルは、図3に示すように被圧延材の通板路mを挟んで上
下方向にそれぞれワークロール2,2'、中間ロール
3,3'、バックアップロール4,4'がこの順に配置さ
れていて、バックアップロール4,4'の圧下力を中間
ロール3,3'からワークロール2,2'を経て被圧延材
の通板路mを走行中の被圧延材に伝達させて圧延するよ
うになっている。従って、圧延中においてはワークロー
ル2,2'、中間ロール3,3'、バックアップロール
4,4'の各ロール間の圧接を阻止するような支持作用
はないが、ワークロール用ロールチョックを有していな
い構造のクラスタミル1においては被圧延材の通板開始
前に上下のワークロール2,2'間を離しておいたり、
ワークロール2,2'に限らず中間ロール3,3'やバッ
クアップロール4,4'をも組替するためにミルハウジ
ングから引き出したり組み込んだりするときに必要な種
々なロール支持装置がミルハウジング内に備えられてい
る。本出願人らは、先に、ワークロール2,2'の組替
のみを実施する観点に立つ技術を開示した(特開平2−
52113号公報参照)。以下に、中間ロール3,3'
やバックアップロール4,4'の引き出し・組み込み操
作を考慮したロール組替機構を付加して前記ワークロー
ル組替装置中のワークロール支持装置(以下、単に従来
技術と言えばこの装置を指す)5'及びその作用を簡単
に説明する。
【0005】図4中に示すように、このクラスタミル1
のミルハウジング内にあって、被圧延材の通板路mの両
側にそれぞれ備えられている一対のハウジングポスト1
a,1aにおいて、このワークロール2,2'の支持装置
5'は、一対のハウジングポスト1a,1aに内設されてい
て、かかるハウジング内で上下のワークロール2,2'
を一時的に支持するために、先端にワークロール2,
2'端部のロールネック部2a,2a'が下から掬われるよう
にして載架されるサドル部6a,6a'を有するアーム6,
6'を備えている。このアーム6,6'は、後記説明する
ロール支持装置としての機能面からそれぞれのサドル部
6a,6a'が被圧延材の通板路mの両側にその各鉛直面に
沿って上下動自在に且つほぼ水平に往復動自在に機能す
ることが必要である。そのために従来のワークロール支
持装置5'においてサドル部6a,6a'の上下動は、各アー
ム6,6'のサドル部6a,6a'とは反対側の端部にピスト
ンロッドが連結された油圧シリンダ7,7'の往復作動
により支点6b,6b'を中心とする各アーム6,6'の回転
動によってなされていた。またサドル部6a,6a'の水平
な往復動は、アーム6,6'の支点6b,6b'が設けられて
いる移動板8,8'が被圧延材の通板路mと平行に設け
られた水平なガイド9,9'にガイドされて油圧シリン
ダ10,10'によって水平移動すると共に油圧シリンダ
7,7'によって水平調整が行われていた。そして、こ
のようなワークロール支持装置5'によってワークロー
ル2,2'を支持する必要のないとき、例えば圧延中に
おいては邪魔にならないように、アーム6,6'を図4
の左方へ水平移動させて、アーム6,6'に備えられて
いるサドル部6a,6a'の先端がハウジングポスト1aの突
出部1aaの先端位置より左方へ隠れるように待機させて
おくのである。
【0006】次に、前記従来技術のワークロール支持装
置5'、特にアーム6,6'のサドル部6a,6a'の動作に
ついて以下に説明する。ワークロール支持装置5'は、
緊急時の措置を除けば主としてワークロール組替時に使
用される。
【0007】そこで先ず、このワークロール2,2'の
組替時においては、油圧シリンダ10,10'、7,7'を作
動させることにより、図4の左寄りのハウジングポスト
1aの突出部1aa内に待機していたアーム6,6'のサドル
部6a,6a'を図4に示すように中央部に前進させてクラ
スタミル1のミルハウジング内の定位置(圧延時と同様
な位置)に在る上下ワークロール2,2'の両端のロー
ルネック部2a,2a'を下方から掬うようにして支持し、
この状態で上下の中間ロール3,3'及びバックアップ
ロール4,4'をそれぞれその支持装置(図示せず)に
よって被圧延材の通板路mの上下方向に移動させること
により、上下の中間ロール3,3'及びバックアップロ
ール4,4'の各ロール配置は図3に示す状態から図4
に示すような二点鎖線の状態、即ちワークロール2,
2'とは縁が切れた状態にするのである。このようなワ
ークロール支持装置5'に対向して図4の右半部分に示
すようにもう一方のハウジングポスト1aにロールサイド
シフト装置11が内設されているのであるが、かかるアー
ム6,6'のサドル部6a,6a'でワークロール2,2'の
ロールネック部2a,2a'を支持し上下の中間ロール3,
3'及びバックアップロール4,4'を上下方向に移動さ
せたら、油圧シリンダ7,7'の作動によりアーム6,
6'のサドル部6a,6a'の高さをワークロール支持装置
5'に対向するロールサイドシフト装置11の水平で平行
なシフトアーム14,14'の先端のサドル部14a,14a'の高
さに合わせ、油圧シリンダ13の作動によってシフトアー
ム14,14'のサドル部14a,14a'をそれぞれアーム6,
6'のサドル部6a,6a'に近付けると共に、油圧シリンダ
12を僅かに作動させてシフトアーム14,14'のサドル部1
4a,14a'でそれぞれワークロール2,2'のロールネッ
ク部2a,2a'を下方から支持させ、しかる後に油圧シリ
ンダ7,7'を作動させてアーム6,6'のサドル部6a,
6a'を少し下げてサドル部6a,6a'がワークロール2,
2'のロールネック部2a,2a'を支持しない状態にしてか
ら油圧シリンダ13を作動させてシフトアーム14,14'の
サドル部14a,14a'を図4に示す右方の所定位置まで後
退させる。この後は通常台車方式による図示しないロー
ル搬送手段によって新ワークロール2,2'がこのミル
ハウジング内に搬入されてきてそのロールネック部2a,
2a'がアーム6,6'のサドル部6a,6a'に載架されると
共に、旧ワークロール2,2'がロールサイドシフト装
置11からこのロール搬送手段に移されてクラスタミル1
のミルハウジング外へ搬出される。そこで上側のアーム
6を降下させると共にその他の上下すべての各ロールを
元の位置へ復帰させた後、アーム6,6'を下げてワー
クロールの支持状態から解放する。そして、そのサドル
部6a,6a'と、一方のロールサイドシフト装置11におけ
るシフトアーム14,14'のサドル部14a,14a'とを、被圧
延材を支障なく圧延するためにそれぞれハウジングポス
ト1aの突出部1aa,1aa内に収納し隠れるようにそれぞれ
左方及び右方へ後退させ待機させた状態にして、ワーク
ロール2,2'の組替は終了する。
【0008】次に上下の中間ロール3,3'又はバック
アップロール4,4'のロール組替において、前述した
ワークロール支持装置5'及びこれに関連し機能するロ
ールサイドシフト装置11が果たす役割機能について以下
に説明する。図4に示すように上下の中間ロール3,
3'及びバックアップロール4,4'はワークロール2,
2'と縁を切った状態にしておいて、このミルハウジン
グ内に新ワークロール2,2'は搬入しないで、図中に
示す所定位置でシフトアーム14,14'のサドル部14a,14
a'に下方から支持されているワークロール2,2'を、
図示していないロール搬送手段によってミルハウジング
外へ搬出してしまい、このミルハウジング内にワークロ
ール2,2'が全く無い、即ち不在状態にしてしまう。
次いで、不必要になったアーム6,6'のサドル部6a,6
a'とシフトアーム14,14'のサドル部14a,14a'とを邪魔
にならないようにそれぞれハウジングポスト1a,1aの突
出部1aa,1aa内に隠れるように収納し待機させておくの
である。このようなミルハウジング内の状態の下で、通
常台車方式による図示しないロール搬送手段によって、
中間ロール3,3'を有する中間ロール用ロールチョッ
ク3a,3a'を降下又は上昇させてからミルハウジングの
側方へ一挙に引き出したり逆に搬入したりする。更に同
様にして、バックアップロール4,4'を有する図示し
ていないバックアップロール用ロールチョックを降下又
は上昇させてからミルハウジングの側方へ一挙に引き出
したり逆に搬入したりして、これらの各ロール組替を終
了するのである。従って、このクラスタミル1のロール
組替装置全体としては、以上に説明したワークロール支
持装置5’とこれに関連し機能するロールサイドシフト
装置11と、通常台車方式による図示していないロール搬
送手段とから構成されるのである。
【0009】このような図4により説明したワークロー
ル支持装置5'は、圧油源などの駆動機構上及び機械構
造上から上下のアーム6,6'が完全に独立して作動す
ることができるようになっている。しかしながら、この
ような機械構造のものでは上下のアーム6,6'のサド
ル部6a,6a'を連繋を保って動作させることが難しく、
そして以上に説明した各ロール組替操作には必ずしも上
下のアーム6,6'の完全に独立した作動を必要としな
いことから、その後に図5に示すようなワークロール支
持装置5に改良した(以下、このワークロール支持装置
を改良従来技術と言う)。その構造及び動作は次のよう
である。支持プレート15がクラスタミル1のハウジング
ポスト1aに支点15aによって回動自在に固定し内設され
ており、油圧シリンダ16の作動によって支点15a回わり
に回動する。この支持プレート15にはアリ溝状等の溝17
aを有する2本のガイドフレーム17が平行に取り付けら
れているので、ガイドフレーム17の端部17bは油圧シリ
ンダ16の作動による支持プレート15の回動に伴って上下
動する。アーム6,6'はガイドフレーム17の2本の溝1
7aにそれぞれサドル部6a,6a'を前記端部17b側に位置さ
せて図7に示すように摺動可能に嵌合されており、それ
ぞれそのサドル部6a,6a'側で図6の(イ),(ロ)にも示
すようにシリンダロッド18a,18a'に連結されていて油
圧シリンダ18,18'の作動により溝17aに沿って摺動可能
となっている。このように構成されたワークロール支持
装置5を前記説明したワークロール支持装置5’に置き
換えて配置して、前述したように各ロール組替装置を行
うこともできるのである。いずれにしても、以上に説明
した各ロール組替操作中に、誤操作によってワークロー
ル支持装置5',5におけるアーム6,6'やそのサドル
部6a,6a'などが損傷し駆動不能に陥り、莫大な復旧時
間を要する場合もあった。
【0010】また、前述の如く各ロールを組替してか
ら、図3に示す各ロール配置状態で圧延運転中に例えば
被圧延材が破断するような緊急事態が発生したときに
は、短時間と言えどもそのまま放置すれば上流側から運
転停止後も余勢で走行してきた被圧延材が忽ちクラスタ
ミル1のミルハウジング内で行き場を失って烈しく各ロ
ールに衝突したり折れ曲がり複雑にたくれるなどして、
この被圧延材を屑化させ大幅に品質低下させるだけでな
く各ロールをも損傷させる。従ってロール群を被圧延材
の通板路mから素速く退避させることが必要で、そのた
め上下の中間ロール3,3'及びバックアップロール
4,4'の支持装置をそれぞれ上下方向に素速く移動さ
せるクイックオープン操作が必要になる。この場合、下
ワークロール2'は下側中間ロール3'によって支持され
た状態で同時に降下するが、上ワークロール2はそのま
までは落下し行き場を失ってしまい、かかる被害程度を
助長してしまう。そこで、前記各ロール組替の場合と同
様にワークロール支持装置5'又は5を即座に作動させ
て上ワークロール2を支持してから、前記説明したよう
に上下の中間ロール3,3'及びバックアップロール
4,4'の支持装置を上下方向に素速く移動させ、しか
る後に油圧シリンダ7又は16の作動によって支点6b又は
15a回わりにアーム6又は支持プレート15を素速く回動
させて上アーム6のサドル部6aを上昇させることによっ
て上ワークロール2を被圧延材の通板路mから緊急退避
させるのである。
【0011】しかしながら前述したように如くワークロ
ール支持装置5'又は5を作動させるとき、既に緊急事
態は発生しているのであるから、前記作動中やその前後
に上ワークロール2に異常な力がほぼ通板方向X,垂直
方向Z(図6の(ロ)参照)に複雑に加えられることが多
い。そのため、アーム6やそのサドル部6aがその上に載
架され異常な力を受けたワークロール2によって、ある
いはミルハウジング内でたくれ込んだ被圧延材屑に押さ
れて図8の一点鎖線で示すように先端が延びたり、基部
から折れ曲がる等の損傷を受けて、以後の使用が不可能
となることがある。従来技術及び改良従来技術のワーク
ロール支持装置5,5'においては、そのいずれのアー
ム6も、例えば改良従来技術のそれについて図6に示す
ように、サドル部6a,6a'を含めてアーム6,6'全体が
一個の一体物である。従って前記のようにサドル部6aが
損傷を受けて使用不可能となったときはアーム6全体を
交換する必要があり、ミルハウジング内に多量にたくれ
たりちぎれたりしている被圧延材屑の除去や異常なワー
クロールの引き出し作業から始まり、その復旧に半日以
上もかかる場合があって生産効率を著しく低下させてい
たのである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術及び改良従来技術の欠点を解消し、緊急事態に際して
の措置などによってワークロールのロールネック部を支
持するアームやそのサドル部が損傷されても、その復旧
を簡単且つ容易に実施出来て生産効率をより高めること
が出来るようにすることを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者は種々検討を重
ねた結果、クラスタミルのワークロール支持装置におい
て、ワークロールのロールネック部を支持するアームを
アーム本体とこれとは別体のサドル部とから構成し、両
者の連結部を破断する力がアーム本体を変形させる最小
折曲げ力よりも低いシャピンを用いてサドル部をほぼ水
平に維持するように構成することによって前記課題を達
成出来ることを究明して本発明を完成したのである。以
下、図面によって本発明に係るクラスタミルのワークロ
ール支持装置を詳細に説明する。図1は本発明において
使用されるアームの1例を示すもので(イ)は平面図であ
り(ロ)は側面図、図2はシャピンの1例を示す図であ
る。
【0014】本発明において使用されるアーム19は、図
1の(イ),(ロ)に示すようにアーム本体19aと、このア
ーム本体19aとは別体のサドル部19bとから成っている。
そしてこれら両者19a,19bを連結する連結部19cは次の
ように構成されている。即ち、サドル部19bに対してほ
ぼ通板方向Xに力が加えられたときに、その力が剪断力
として作用するようにシャピン19dがアーム19の長さ方
向Y(アーム19の殆んどを占めるアーム本体19aの長さ
方向と言っても同じ)に対して直角にアーム本体19aの
サドル側部分19aaとサドル部19bのアーム本体側部分19b
aとを貫通して配置されている。このように前記力が剪
断力として作用するようにシャピン19dが配置されてい
るということは、その力が剪断力として作用することを
阻止する構造が存在しないことと、またシャピン19dが
存在しなければサドル部19bが通板方向Xに僅かにでも
移動し得る状態にあることと、更にアーム本体19aのサ
ドル側部分19aaとサドル部19bのアーム本体側部分19ba
との接触面が通板方向Xと平行なことを意味している。
このシャピン19dは、その剪断力がアーム本体19aのサド
ル側部分19aaを変形させる最小折曲げ力よりも低く設定
されている(アーム本体19aのうちサドル側部分19aa以
外の部分は、図1の(イ),(ロ)に例示するように実際的
には折れ曲がりの起こることはないように強大に設計さ
れている)。連結部19cは、アーム19のサドル部19bがワ
ークロール2のロールネック部2aの載架という本来の役
割を果たせるように、前記のようなシャピン19dを用い
てサドル部19bを上方からの荷重に対してほぼ水平に維
持するように構成されているのである。前述のように剪
断力の設定されたシャピン19dを連結部19c中に有するこ
とにより、通板方向Xに大きな力が加えられたときにサ
ドル部19bが折れ曲がったり、シャピン19dが剪断するこ
とはあっても、その交換に大変な労苦と時間とを要し然
も不安全なアーム本体19aを損傷させずに済み、従って
シャピン19dと必要に応じてサドル部19bを取り替えるだ
けで比較的に簡単且つ容易に済ますことが出来るのであ
る。
【0015】次に前記アーム19の具体的態様について説
明する。図1に示すように、連結部19cにおいてサドル
部19bのアーム本体側部分19baは二又に分岐していて、
アーム本体19aのサドル側部分19aaを水平に挟んでお
り、シャピン19dはこの挟み部分で両者19ba,19aaを貫
通している。この状態で充分に大きな剪断力が作用した
ときは、シャピン19dはアーム本体19aのサドル側部分19
aaとサドル部19bのアーム本体側部19baとの接触面とシ
ャピン19dの周面とが交差する個所である剪断作用点で
剪断される。そして、シャピン19dが剪断されたときに
アーム本体19aとサドル部19bとが分離してしまうことを
防止するための分離防止用のピン19eが、シャピン19dと
平行に同様にアーム本体19aのサドル側部分19aaとサド
ル部19bのアーム本体側部19baとの両者を貫通してい
る。このピン19eを貫通させているサドル部19bのアーム
本体側部分19baの貫通孔19bbとアーム本体19aのサドル
側部分19baの貫通孔とは、少なくともそのいずれか一方
が少なくとも水平方向の長さを大(水平方向にのみ長い
場合は長孔)に形成されていて、その中にピン19eが前
記したようにシャピン19dが存在しなければ通板方向X
に僅かにでも移動し得るように、即ちサドル部19bの先
端側に隙間が在るように貫通されている。そして、アー
ム本体19aのサドル側部分19aaとサドル部19bのアーム本
体側部分19baとの間にはそれらがほぼ水平に互いに当接
する当接部19ac,19bcが設けられており、これら当接部
19ac,19bcはサドル部19bがそれにワークロール2のロ
ールネック部2aが載架されたときにその重量により水平
位置からその先端が回転して降下しようとすることをシ
ャピン19d又はシャピン19dとピン19eとの協同作用によ
って阻止するように且つサドル部19bの先端側即ち通板
方向Xへ摺動可能に構成されている。シャピン19d,ピ
ン19e及び当接部19ac,19bcの位置関係については、図
例ではシャピン19dを中央とし、ピン19eをアーム本体19
a側に、当接部19ac,19bcをサドル部19b側に配している
が、前記降下阻止と通板方向Xへの摺動可能が得られれ
ばそれに限られず、例えば図1においてシャピン19dと
ピン19eとの位置を変換しても良く、あるいは当接部19a
c,19bcの位置をピン19eよりも更にアーム本体19a寄り
にしたりピン19eの位置と変換しても良い(後二者の場
合、当接部19ac及び19bcを形成するために、アーム本体
19aのサドル側部分19aaとサドル部19bの二つのアーム本
体側部分19baそれぞれとが上下に重なる部分が在るよう
に形状を構成する必要があり、当接部19ac,19bcの上下
関係は図1とは逆転する)。また、アーム本体19aのサ
ドル側部分19aaを二又とし、サドル部19bのアーム本体
側部分19baを一つにして前者で後者を挟むように構成し
ても良く、更には挟み部分がなく単に両者を隣接させた
だけのものであっても良い。
【0016】サドル部19bに載架されたワークロール2
の重量による負荷は前記当接部19ac,19bcが破損し難い
ことからこれが支点となって梃子の原理によりシャピン
19d又はシャピン19dとピン19eとに作用する。従ってピ
ン19e用の貫通孔19ab,19bbが鉛直方向Zにも長さが大
で、ピン19eが宙に浮いているのと同様の状態であると
きは前記負荷はシャピン19dにのみかかるから、それに
耐えるだけの充分な強度が必要である。また、シャピン
19dに大きな剪断力が作用したときにその剪断を保証す
る点からは、図2に示すようにその剪断作用点にノッチ
19daを設けるのが好ましい。
【0017】分離防止用のピン19eはシャピン19dが破断
したときのサドル部19bの分離防止作用からすれば、あ
まり高強度でなくても良い場合もあるが、シャピン19d
の剪断時はその衝撃力は可成り大きく、その勢いで更に
ピン19eをも剪断することが少なくない。従って、この
分離防止用のピン19eの剪断力がシャピン19dのそれより
も高いこと(同じ材質ならより径が大きいこと)が好ま
しい。また前述したように、アーム本体19aの取替を必
要とするような損傷をなくすために、シャピン19dの剪
断力,サドル部19bを変形させ得る最小折曲げ力,アー
ム本体19aのサドル側部分19aaを変形させ得る最小折曲
げ力の大小が前記の順に小から大へ構成することを、形
状によることの他に、材質の面からも対処出来るように
構成しても良い。その例を示すと、アーム本体19aには
SC35(JISG5105)又は高力黄鋼のHLBC
3(JISH3425)を、サドル部19bにはHBsC
1(JISH5102)を、シャピン19dにはS45C
(JISG4051)をそれぞれ用いると良い。
【0018】
【作用】本発明に係るワークロール支持装置のサドル部
19bにワークロール2を載架したとき、アーム本体19aの
当接部19acとサドル部19bの当接部19bcとが当接して支
点となり、少なくともシャピン19dによってサドル部19b
の回転降下を阻止するので、ワークロール2は水平に支
持される。諸般の要請により極薄の被圧延材に高張力を
付与しながら大変な高速で圧延を行う場合に、この被圧
延材が一寸したことで破断することがよくあるのである
が、このような圧延中において被圧延材が破断するとい
った緊急事態が発生したときに、上下のロール群を避難
させる緊急措置の中で、ワークロール支持装置のアーム
19のサドル部19bに直接にあるいはそのサドル部19bに載
架したワークロール2に烈しく被圧延材が衝突してその
大きな力を通板方向Xや鉛直方向Zにアーム19が受けた
場合に、シャピン19dの剪断力はアーム本体19aのサドル
側部分19aaを変形させ得る最小折曲げ力よりも低く設定
してあるので、シャピン19dが先ず剪断される。この場
合、当接部19ac,19bcの当接は、サドル部19bの先端側
への摺動可能であるから、シャピン19dの剪断は阻止さ
れない。またサドル部19bを変形させ得る最小折曲げ力
がシャピン19dの剪断力よりも低くて先に折れ曲がると
しても、シャピン19dの剪断又はサドル部19bの折れ曲が
りのいずれかが起こる前にアーム本体19aのサドル側部
分19aaが折れ曲がることはない。従ってその復旧はシャ
ピン19dかサドル部19bかの取替で簡単且つ容易に済む。
更にシャピン19dの剪断力をサドル部19bを変形させ得る
最小折曲げ力よりも低く設定している場合は、シャピン
19dが最初に剪断されるからサドル部19bは損傷を受けな
い場合が多い。そして分離防止用のピン19eが取り付け
られている場合は、その貫通孔19ab,19bbのいずれかに
ピン19eのサドル部19bの先端側に移動し得る隙間を設け
ることにより、このピン19eによってシャピン19dの剪断
が阻止されることはない。従って、何よりもアーム本体
19aが損傷されずに済み、このピン19eの存在によってシ
ャピン19dが剪断されてもサドル部19bはアーム本体19a
から分離しないから、又はたとえ分離してもこのサドル
部19bのみを連結し取替えれば済むので、復旧作業は一
層容易である。
【0019】
【発明の効果】以上に詳述した如く本発明に係るワーク
ロール用ロールチョックを有していないクラスタミルの
ワークロール支持装置は、ワークロールのみならず中間
ロールやバックアップロールの各ロール組替装置全体の
うちの一装置として有効に機能すると共に、このロール
組替時の誤操作や主として圧延中の被圧延材の破断とい
った緊急事態発生時の措置においても極力損傷されず有
効に機能するように構成された装置であり、以下に列挙
するような効果を有していて、その工業的価値は非常に
大きなものである。 イ)本発明に係るクラスタミルのワークロール支持装置
は、そのアームをアーム本体とこれとは別体のサドル部
とから構成し、これらを連結する連結部を破断する力が
アーム本体のサドル側部分を変形させ得る最小折曲げ力
よりも低いシャピンを含んでサドル部をほぼ水平に維持
すると共にシャピンの剪断を阻止する部分がないように
構成したことにより、圧延中の緊急事態の発生に際して
行う措置中にアームに強い力が作用しても、アーム本体
が折れ曲がる等の損傷を受けることはなくて、シャピン
かサドル部かの取替で済むから復旧は簡単であり、更に
シャピンの剪断力をサドル部を変形させ得る最小折曲げ
力よりも低く設定することにより、緊急事態発生時でも
損傷を可及的にシャピンの剪断程度にとどめることが出
来、更に分離防止用のピンを取り付けておくときは、そ
の復旧作業は一層容易である。 ロ)従ってその復旧作業に要する圧延の中断時間を短縮
し、クラスタミルの生産効率を向上させ量産が可能とな
る。勿論、予備品の節減や補修費用の低減も出来る。 ハ)極薄(0.3mm以下)の被圧延材を高張力,非常な高
速圧延といった苛酷な圧延条件で圧延するとき、一寸し
た理由によってこの被圧延材が破断し易いのであるが、
このような破断が発生しても、本発明に係るクラスタミ
ルのワークロール支持装置を用いることによってその被
害程度を極力小さくとどめることが出来て、極薄圧延製
品の製造可能性且つ生産性の拡大向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用されるアームの1例を示す
もので、(イ)は平面図であり、(ロ)は側面図である。
【図2】シャピンの1例を示す図である。
【図3】12段クラスタミルの一例のロール配置図であ
る。
【図4】図3に示したロール配置のクラスタミル内にお
ける従来のワークロール支持装置の一例の全体側面説明
図である。
【図5】図4中のA部を改良したものの図である。
【図6】図5中に使用されている従来のサドル部を備え
たアームを示すもので、(イ)は平面図であり、(ロ)は側
面図である。
【図7】図6(ロ)中のB−B線端面図である。
【図8】サドル部が異常な力を通板方向や鉛直方向など
に受けたときの損傷例の説明図である。
【符号の説明】
1 クラスタミル 1a ハウジングポスト 1aa ハウジングポストの突出部 2,2' ワークロール 2a,2a' ロールネック部 3,3' 中間ロール 3a,3a' 中間ロール用ロールチョック 4,4' バックアップロール 5,5' 従来のワークロール支持装置 6,6' アーム 6a,6a' サドル部 6b,6b' 支点 7,7' 油圧シリンダ 8,8' 移動板 9,9' ガイド 10,10' 油圧シリンダ 11 ロールサイドシフト装置 12 油圧シリンダ 13 油圧シリンダ 14,14' シフトアーム 14a,14a' サドル部 15 支持プレート 15a 支点 16 油圧シリンダ 17 ガイドフレーム 17a 溝 17b 端部 18,18' 油圧シリンダ 18a,18a' シリンダロッド 19 本発明におけるアーム 19a アーム本体 19aa サドル側部分 19ab 貫通孔 19ac 当接部 19b サドル部 19ba アーム本体側部分 19bb 貫通孔 19bc 当接部 19c 連結部 19d シャピン 19da ノッチ 19e 分離防止用のピン m 被圧延材の通板路 X 通板方向 Y アームの長さ方向 Z 鉛直方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−274330(JP,A) 特開 平2−112807(JP,A) 特開 昭57−109617(JP,A) 特開 昭54−71752(JP,A) 実開 平5−84405(JP,U) 実開 平5−14080(JP,U) 実開 平4−113103(JP,U) 実開 平3−51901(JP,U) 実開 昭51−105037(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 31/08 B21B 13/14 B21B 33/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークロール用ロールチョックを有して
    いないクラスタミル(1)のミルハウジング内で上下のワ
    ークロール(2,2')を一時的に支持するために、先端
    にワークロール(2,2')の両端部のロールネック部(2
    a,2a')を載架するサドル部を有するアームを、クラス
    タミル(1)のハウジングポスト(1a)内の被圧延材通板路
    (m)の両側に、そのハウジングポスト(1a)の各鉛直面に
    沿って前記サドル部が上下動及びほぼ水平な往復動自在
    に備えられているワークロール支持装置において、前記
    アーム(19)はアーム本体(19a)と該アーム本体(19a)とは
    別体のサドル部(19b)とから成っており、該サドル部(19
    b)に加えられたほぼ通板方向(X),鉛直方向(Z)の力が
    剪断力として作用するようにシャピン(19d)が該アーム
    (19)の長さ方向(Y)に対して直角にアーム本体(19a)の
    サドル側部分(19aa)とサドル部(19b)のアーム本体側部
    分(19ba)とを含む連結部(19c)に貫通して配置されてい
    て、該シャピン(19d)の剪断力がアーム本体(19a)を変形
    させ得る最小折曲げ力よりも低く設定されていることを
    特徴とするクラスタミルのワークロール支持装置。
  2. 【請求項2】 分離防止用のピン(19e)がシャピン(19d)
    と平行にアーム本体(19a)のサドル側部分(19aa)とサド
    ル部(19b)のアーム本体側部分(19ba)とを貫通してい
    て、アーム本体(19a)のサドル側部分(19aa)とサドル部
    (19b)のアーム本体側部分(19ba)とを貫通している少な
    くともいずれか一方の貫通孔(19ab)及び/又は(19bb)が
    水平方向の長さを前記分離防止用のピン(19e)の直径よ
    りも大に形成されており、アーム本体(19a)のサドル側
    部分(19aa)とサドル部(19b)とにそれらの一部において
    ほぼ水平に互いに当接する当接部(19ac,19bc)がサドル
    部(19b)の先端が載架されたワークロール(2,2')の重
    量により水平位置から回転降下しようとすることを阻止
    するように且つサドル部(19b)のその先端側への摺動可
    能に設けられている請求項1に記載のクラスタミルのワ
    ークロール支持装置。
  3. 【請求項3】 分離防止用のピン(19e)の剪断力がシャ
    ピン(19d)のそれよりも高い請求項2に記載のクラスタ
    ミルのワークロール支持装置。
  4. 【請求項4】 アーム本体(19a)は、油圧シリンダ(16)
    によって作動されてクラスタミル(1)のハウジングポス
    ト(1a)に位置固定された支点(15a)回わりに回動動作し
    て端部(17b)が上下動するガイドフレーム(17)の溝(17a)
    内で、油圧シリンダ(18,18')によってサドル部(19b)を
    該上下動する端部(17b)側に位置させて摺動される状態
    に嵌合されている請求項1から3までのいずれか1項に
    記載のクラスタミルのワークロール支持装置。
  5. 【請求項5】 シャピン(19d)の剪断作用点にノッチ(19
    da)が設けられている請求項1から4までのいずれか1
    項に記載のクラスタミルのワークロール支持装置。
  6. 【請求項6】 アーム(19)及びシャピン(19d)の各材質
    が、アーム本体(19a)はSC35又はHLBC3で、サ
    ドル部(19b)はHBsC1で、シャピン(19d)はS45C
    である請求項1から5までのいずれか1項に記載のクラ
    スタミルのワークロール支持装置。
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