JP3071508U - ウエットスーツの接合構造 - Google Patents

ウエットスーツの接合構造

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JP3071508U
JP3071508U JP2000001247U JP2000001247U JP3071508U JP 3071508 U JP3071508 U JP 3071508U JP 2000001247 U JP2000001247 U JP 2000001247U JP 2000001247 U JP2000001247 U JP 2000001247U JP 3071508 U JP3071508 U JP 3071508U
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cut
wet suit
fabric
wet
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JP2000001247U
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勇治 奥
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NOUVELLE VAGUE INTERNATIONAL CO., LTD.
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NOUVELLE VAGUE INTERNATIONAL CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熟練者でなくても簡易な方法によって裁断面を
突き合わせでき、ミシン縫いのような工程を必要とせず
裁断面を確実に係着できること。 【解決手段】ウエットスーツ生地をオーダーの体型に沿
った型紙に応じて裁断した後、この裁断面に接着剤を塗
布してこの裁断面を突き合わせてウエットスーツを製造
する方法において、前記ウエットスーツ生地3の前記裁
断面を鋸刃状の山型4に裁断し、この山型状の裁断面4
に接着剤を塗布した後、継ぎ合わせ部分のウエットスー
ツ生地3の同一形状の山型を突き合わせて接着し、この
接着部分の表面に所定幅の補強用テープ5を貼り付けて
接合部分を補強してなる構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、アクアレジャーにおけるマリンスポーツ等の潜水用に使用されて いるウエットスーツのウエットスーツの接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ウエットスーツは、身体の表面にピッタリ適合するように縫製するため 、個々の体型に応じて型紙が作られ、この型紙に応じて水を通過させないゴム生 地等に基づいて裁断され製造され、その裁断面に接着剤を塗布した後、裁断線( 突き合わせ部分)に沿って縫製ミシンによって糸縫いが行なわれている。また、 この縫製部分の両面に補強用の合成樹脂テープが貼り付けた構造のものがある。 例えば、図4に示されるように、ゴム生地11の表面に貼り付けたジャージ生地 12の裁断面を突き合わせて接着剤で接合し、表面に補強用テープを貼り付け、 この表面からジャージ生地12と補強用テープ13とを縫い糸14によってすく い縫いされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来は、ゴム生地を直線的または曲線的に裁断した後、正確に裁断 面を突き合わせる作業が熟練者といえども困難であり、接着剤を塗布した後、接 着材の硬化前にの縫製作業を短時間に行なうのは大変であった。また、接着した 後の裁断面が直線的であるので裁断線に直交する方向の力に対して弱く、裁断面 が剥離するおそれがあった。そのため裁断面を接着した後、この裁断線に沿って ミシン糸による縫製を行なわれていて、ウエットスーツ全体の縫製に時間がかか っていた。 この考案の課題は、熟練者でなくても簡易な方法によって裁断面を突き合わせ することができ、ウエットスーツ生地の接合構造を提供することである。 またこの考案の課題は、ミシン縫いのような工程を必要とせず裁断面を確実に 係着できるウエットスーツの接合構造を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案の前記課題は、ウエットスーツ生地をオーダーの体型に沿った型紙に 応じて裁断した後、この裁断面に接着剤を塗布してこの裁断面を突き合わせてウ エットスーツを製造する方法おいて、前記ウエットスーツ生地の前記裁断面を鋸 刃状の山型に裁断し、この山型状の裁断面に接着剤を塗布した後、継ぎ合わせる 部分の前記ウエットスーツ生地の同一形状の山型を突き合わせて接着し、この接 着部分の片面に補強用の所定幅のテープを貼り付けて接合部分を補強してなる構 成によって達成できる。
【0005】 また、前記課題は、前記ウエットスーツ生地がゴム芯材の両面にジャージ布 地を接着したサンドイッチ構造である構成または前記ジャージ布地の接合部分の 表面に所定幅のジャージ布地からなる補強用テープを貼り付けた構成によって前 記課題は達成できる。
【0006】 この考案のウエットスーツの接合構造は、使用者の体型に応じた型紙を作成し 、この型紙に基づくウエットスーツ生地の裁断に際して、直線的ではなく、裁断 部分を鋸刃状の山型に裁断してあるから、継ぎ合わせ部分の相互のウエット生地 の山型を突き合わせることによって裁断面の突き合わせが素人にも容易に作業す ることができる。 また、山型状に裁断面が接着されることにより、接合部分に対して直交する方 向に引張られても裁断面にかかる力が分散され、裁断面の接合面が容易に剥離す ることはない。
【0007】 この考案のウエットスーツの生地はゴム生地を真ん中にして両側に網状のジャ ージ生地を貼り付けた構成であるから伸縮性に優れ、フィット感に優れる。特に 、三層構成にしたので強度に優れ、接合部分の構造と相まって耐久性に優れる。 このような布地の裁断方法としては裁断機の裁断刃によるものでもよいが、レ ーザー光線の照射によって簡易に山型の裁断を行なうことができる。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下この考案のウエットスーツの接合構造について図面に示す実施の形態にお いて説明する。 図1はこの考案のウエットスーツの接合構造を示す部分斜視図である。図2は 図1の要部拡大説明図である。図3はこの考案のウエットスーツの全体図面であ る。図4は従来の接合部分を示す拡大図である。
【0009】 この考案の図1に示すウエットスーツの接合構造は、約1mmの厚さの発泡性 のゴム薄生地1の両面に伸縮するジャージ生地2が接着剤等で貼り付けてある。 このゴム薄生地1は大きな発泡倍率を有するスポンジ薄板であり、外側のジャー ジ生地2は表面強度及び耐久性のために充分な硬さを有し、比較的小さい発泡倍 率で成形してある。これらゴム薄生地1とジャージ生地2とからなる布地3を型 紙に応じて、裁断面が鋸刃状の山型4になるように裁断する。肩口や股部分等の 接合部分において、それぞれの山型4、4・・を突き合わせた裁断面の内面側の 表面にジャージ等の布地または合成樹脂からなる補強用テープ4を接着してある 。
【0010】 この考案のウエットスーツの接合構造は、ゴム薄生地1とジャージ生地2とか らなり、このようなサンドイッチ状に構成した布地3からウエットスーツを製造 するに際して、使用者の体型に応じた型紙を作成し、この型紙に基づいて布地3 を裁断線が鋸刃状の山型4になるように、レーザ光線を照射しながら裁断する。 このとき裁断刃によって裁断してもよいことは勿論である。このように裁断され た各部所の裁断片のそれぞれの山型4の部分を突き合わせ、この裁断面に接着剤 を塗布して容易に接合する。
【0011】 この接合部分の内面側に補強用テープ5を貼り付ける。同様にして肩口や股部 分等を接合してウエットスーツ全体を簡易に製造することができる(図3参照) 。
【0012】
【考案の効果】
この考案のウエットスーツの接合構造は従来のような接合面の合わせ作業に熟 練を必要とせず、山型の裁断面を突き合わせて容易に接合することができる。し かも接合面が山型であるから、裁断面に直交した状態で引っ張られても接合面が 簡単に剥離することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のウエットスーツの接合構造を示す部
分斜視図である。
【図2】図1の要部拡大説明図である。
【図3】この考案のウエットスーツの全体図面である。
【図4】図4は従来の接合部分を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 ゴム薄生地 2 ジャージ生地 3 布地 4 鋸刃状の山型 5 補強用テープ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウエットスーツ生地をオーダーの体型に沿
    った型紙に応じて裁断した後、この裁断面に接着剤を塗
    布してこの裁断面を突き合わせてウエットスーツを製造
    する方法において、 前記ウエットスーツ生地の前記裁断面を鋸刃状の山型に
    裁断し、この山型状の裁断面に接着剤を塗布した後、継
    ぎ合わせる部分の前記ウエットスーツ生地の同一形状の
    山型を突き合わせて接着し、この接着部分の表面に所定
    幅の補強用テープを貼り付けて接合部分を補強してなる
    ことを特徴とするウエットスーツの接合構造。
  2. 【請求項2】前記ウエットスーツ生地が、ゴム芯材の両
    面にジャージ布地を接着したサンドイッチ構造の生地を
    使用することを特徴とする請求項1に記載のウエットス
    ーツの接合構造。
  3. 【請求項3】前記ジャージ布地の接合部分の表面に所定
    幅のジャージ布地からなる補強用テープを貼り付けたこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のウエッ
    トスーツの接合構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010031444A (ja) * 2008-07-01 2010-02-12 Yuasa Globe Kk 手袋の製造方法及び手袋
WO2015162945A1 (ja) * 2014-04-23 2015-10-29 ヌーベルバーグ・インターナショナル株式会社 運動用保護衣
JP2019011548A (ja) * 2018-09-07 2019-01-24 ボードライダーズジャパン株式会社 ジャージー付きクロロプレンゴム生地の極薄素材で構成する衣類

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