JP3071095U - パワーパッケージリードフレーム - Google Patents
パワーパッケージリードフレームInfo
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- JP3071095U JP3071095U JP2000000809U JP2000000809U JP3071095U JP 3071095 U JP3071095 U JP 3071095U JP 2000000809 U JP2000000809 U JP 2000000809U JP 2000000809 U JP2000000809 U JP 2000000809U JP 3071095 U JP3071095 U JP 3071095U
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- Japan
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- lead frame
- power package
- thickness
- paddle portion
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/15—Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
- H01L2924/181—Encapsulation
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- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】チップで発生する熱を外部に放出する放熱板の
効果をそのまま維持しつつ、材料費用を減らし製作原価
を削減する。 【解決手段】リードフレームの放熱板1cは、パドル部
1bおよび脚部1aと厚さが同じくなるように、パドル
部1bを延長した第1プレート1dと、この第1プレー
ト1dと同一な厚さで第1プレート1dを延長した第2
プレート1eとを備えるとともに、この第2プレート1
eを折り曲げて第1プレート1dと密着させ、パドル部
1bおよび脚部1aの厚さと比べて厚さが2倍になるよ
うにした。
効果をそのまま維持しつつ、材料費用を減らし製作原価
を削減する。 【解決手段】リードフレームの放熱板1cは、パドル部
1bおよび脚部1aと厚さが同じくなるように、パドル
部1bを延長した第1プレート1dと、この第1プレー
ト1dと同一な厚さで第1プレート1dを延長した第2
プレート1eとを備えるとともに、この第2プレート1
eを折り曲げて第1プレート1dと密着させ、パドル部
1bおよび脚部1aの厚さと比べて厚さが2倍になるよ
うにした。
Description
【0001】
本考案は、パワーパッケージリードフレームに係り、さらに詳細には従来の放 熱効果をそのまま維持しつつ材料費を削減可能なパワーパッケージリードフレー ムに関する。
【0002】
図6は従来のパワーパッケージリードフレームの構造を示す正面図、図7は図 6の側面図である。このパワーパッケージリードフレームは、図6および図7に 示すようにリードフレーム101とチップ103、そして前記リードフレーム1 01の一部およびチップ103を包み込むモールド105を有している。
【0003】 前記リードフレーム101は、モールド105の一側に印刷回路基板(Pri nted Circuit Board、図示しない)と接続するため複数の脚 部101aが延びており、モールド105の他側には前記チップ103による熱 を外部に放熱することができるように放熱板101bが設けられている。
【0004】 そして、前記放熱板101bの中央部には、外部放熱器(図示しない)と連結 することができるように外部放熱器連結孔101cが形成されている。
【0005】 このように構成されたパワーパッケージリードフレームは、放熱板101bの 放熱効果を極大化させるため、リードフレーム101の製作のときに脚部101 aの厚さtと放熱板101bの厚さTとを異にして製作する。前記放熱板101 bの厚さTは、脚部101aの厚さより厚い構造になる。
【0006】
しかしながら、上述した従来のパワーパッケージリードフレームでは、チップ 103で発生した熱を外部に発散させる放熱効果を極大化させるためのリードフ レーム101は、厚さの異なる高価なリードフレームを使用して製作するので、 材料費が増加するという問題があった。
【0007】 本考案は前記した従来の技術の課題を解決するためのものであり、その目的と するところは、チップで発生する熱を外部に放出する放熱板の効果をそのまま維 持しつつ材料費用を減らし製作原価を削減可能なパワーパッケージリードフレー ムを提供することにある。
【0008】
上述した課題を解決するために、請求項1記載の考案では、パドル部、放熱板 および脚部を有するリードフレームと、このリードフレームのパドル部に接合さ れるチップと、このチップと前記リードフレームのパドル部および脚部の一部を モールドするモールド部とを備え、前記リードフレームの放熱板は、前記パドル 部および前記脚部と厚さが同じくなるように、前記パドル部を延長した第1プレ ートと、この第1プレートと同一な厚さで前記第1プレートを延長した第2プレ ートとを備えるとともに、この第2プレートを折り曲げて前記第1プレートと密 着させ、前記パドル部および脚部の厚さと比べて厚さが2倍になるようにしたこ とを特徴とする。
【0009】 請求項2記載の考案では、請求項1記載のパワーパッケージリードフレームに おいて、前記放熱板は、第1プレートに少なくとも一つ以上の固定孔を形成し、 この固定孔と対応する前記第2プレートの面を加圧して前記第2プレートの一部 が変形して前記第1プレートの固定孔に圧入されて、前記第1,第2プレートが 一体になって固定されることを特徴とする。
【0010】 請求項3記載の考案では、請求項1記載のパワーパッケージリードフレームに おいて、前記第1,第2プレートは、互いに一致するように折り畳んで位置決め 固定し、外部放熱器連結孔を同時に形成したことを特徴とする。
【0011】
以下、本考案の望ましい一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0012】 図1は本考案に係るパワーパッケージリードフレームの一実施形態を示す平面 図、図2は図1の側面図、図3は図1のA−A線による断面図、図4は図1のリ ードフレームの形成過程を説明するための正面図、図5は図4の側面図である。 図1に示すように、本実施形態のパワーパッケージリードフレームは、リード フレーム1およびチップ3を有している。
【0013】 このリードフレーム1は、図1および図2に示すように図示しない印刷回路基 板と接続するための複数の脚部1aと、チップ3が接合されるパドル部1bと、 チップ3で発生した熱を外部に放熱するための放熱板1cとから構成されている 。この放熱板1cは、パドル部1bから延長された第1プレート1dと、この第 1プレート1dから延長された第2プレート1eとから成る(図4および図5に 示してある)。
【0014】 そして、前記第1プレート1dと第2プレート1eとが連結される連絡点は、 図4に示すように一方向に撓み易いように長い溝などで形成された折曲部7を備 えている。
【0015】 また、第1プレート1dには、図1および図4に示すように少なくとも一つ以 上の固定孔1f,1gが形成されている。これらの固定孔1f,1gは、前記第 1,第2プレート1d,1eを加圧部材を使用して互いに密着するように押圧す ることによって互いに固定するためのものである。
【0016】 さらに、前記脚部1a,パドル部1bおよび第1,第2プレート1d,1eは 、同一の厚さに設定されている。このように本実施形態に使用されるリードフレ ーム1は、同一の厚さを有するプレートを用いて製作する。
【0017】 次に、本実施形態のリードフレーム1の形成過程を説明する。
【0018】 かかるリードフレーム1は、パドル部1bにチップ3を接合させて固定した後 、第2プレート1eが折曲部7を境目として前記第1プレート1dに密着される ように折り曲げる(図5で矢印方向)。
【0019】 そして、加圧部材などを用いて第1プレート1dの固定孔1f,1gと対応す る第2プレート1eの一面を加圧すると、この第2プレート1eの一部が変形し て第1プレート1dの固定孔1f,1gに圧入され、第1プレート1dに第2プ レート1eが一体になって固定される(図3に示す)。
【0020】 次いで、前記パドル部1b、脚部1aの一部およびチップ3を封止用樹脂でモ ールディングして半導体素子アセンブリを製作する。このモールド部を符号5で 示す。
【0021】 なお、前記モールドの成形は、半導体チップ素子の製造工程に従って順序が変 えられることもある。そして、放熱板1cの中央部には、図示しない外部放熱器 を連結するための外部放熱連結孔9が穿設される。この時、外部放熱器連結孔9 は、従来と同様に通常の方法で形成する。但し、本考案の実施形態では第1,第 2プレート1d,1eが互いに一致するように折り畳んで位置決め固定させた後 、同時に穿設される。
【0022】 上述したように、本実施形態による放熱板1cは、脚部1aおよびパドル部1 bの厚さt1に比べて2倍の厚さ2t1を有することになる。これは従来の放熱 板の厚さを満足させるとともに、単に同一の厚さからなる低価のプレートを材料 に用いて放熱効果をそのまま維持しつつ材料費を削減することができる。
【0023】
以上説明したように、本考案のパワーパッケージリードフレームによれば、厚 さが均一な汎用リードフレーム原板素材を用いてリードフレームを製作すること によって材料費を削減させ、放熱板部分を二重に折り曲げて、他の部位より厚さ が2倍になるようにして、従来の放熱板の条件を満足させながら、しかも少ない 費用で放熱効果を維持することができるという利点がある。
【図1】本考案に係るパワーパッケージリードフレーム
の一実施形態を示す正面図。
の一実施形態を示す正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1のA−A線による断面図。
【図4】リードフレームの形成過程を説明するための正
面図。
面図。
【図5】図4の側面図。
【図6】従来の技術によるリードフレームの構造を示す
正面図。
正面図。
【図7】図6の側面図。
1 リードフレーム 1a 脚部 1b パドル部 1c 放熱板 1d 第1プレート 1e 第2プレート 1f,1g 固定孔 3 チップ 5 モールド部 7 折曲部 9 外部放熱連結孔
Claims (3)
- 【請求項1】 パドル部、放熱板および脚部を有するリ
ードフレームと、このリードフレームのパドル部に接合
されるチップと、このチップと前記リードフレームのパ
ドル部および脚部の一部をモールドするモールド部とを
備え、 前記リードフレームの放熱板は、前記パドル部および前
記脚部と厚さが同じくなるように、前記パドル部を延長
した第1プレートと、この第1プレートと同一な厚さで
前記第1プレートを延長した第2プレートとを備えると
ともに、この第2プレートを折り曲げて前記第1プレー
トと密着させ、前記パドル部および脚部の厚さと比べて
厚さが2倍になるようにしたことを特徴とするパワーパ
ッケージリードフレーム。 - 【請求項2】 請求項1記載のパワーパッケージリード
フレームにおいて、前記放熱板は、第1プレートに少な
くとも一つ以上の固定孔を形成し、この固定孔と対応す
る前記第2プレートの面を加圧して前記第2プレートの
一部が変形して前記第1プレートの固定孔に圧入され
て、前記第1,第2プレートが一体になって固定される
ことを特徴とするパワーパッケージリードフレーム。 - 【請求項3】 請求項1記載のパワーパッケージリード
フレームにおいて、前記第1,第2プレートは、互いに
一致するように折り畳んで位置決め固定し、外部放熱器
連結孔を同時に形成したことを特徴とするパワーパッケ
ージリードフレーム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1999-17988 | 1999-08-27 | ||
KR9917988 | 1999-08-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3071095U true JP3071095U (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=43204451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000000809U Expired - Fee Related JP3071095U (ja) | 1999-08-27 | 2000-02-17 | パワーパッケージリードフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3071095U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8754510B2 (en) | 2010-12-10 | 2014-06-17 | Panasonic Corporation | Conduction path, semiconductor device using the same, and method of manufacturing conduction path, and semiconductor device |
-
2000
- 2000-02-17 JP JP2000000809U patent/JP3071095U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8754510B2 (en) | 2010-12-10 | 2014-06-17 | Panasonic Corporation | Conduction path, semiconductor device using the same, and method of manufacturing conduction path, and semiconductor device |
JP5903637B2 (ja) * | 2010-12-10 | 2016-04-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 導電路の製造方法及び半導体装置の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |