JP3070808U - 送電線用鉄塔の鉄骨連結部用鳥害防止具 - Google Patents

送電線用鉄塔の鉄骨連結部用鳥害防止具

Info

Publication number
JP3070808U
JP3070808U JP2000000522U JP2000000522U JP3070808U JP 3070808 U JP3070808 U JP 3070808U JP 2000000522 U JP2000000522 U JP 2000000522U JP 2000000522 U JP2000000522 U JP 2000000522U JP 3070808 U JP3070808 U JP 3070808U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harm prevention
steel frame
leg
transmission tower
power transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000000522U
Other languages
English (en)
Inventor
康泰 高島
Original Assignee
岡上興業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 岡上興業株式会社 filed Critical 岡上興業株式会社
Priority to JP2000000522U priority Critical patent/JP3070808U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3070808U publication Critical patent/JP3070808U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、当該送電線用鉄塔において、L字
鉄骨を連結した複雑な形状になっている鉄骨連結の内側
に取り付けて、鳥の営巣を有効に防止する送電線用鉄塔
の鉄骨連結部用鳥害防止具を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 略三角形状の基板部1の下部に、着脱部
5を有する脚部4からなる取付部7を側面視上略く字状
に配設し、前記基板部7の下方に一個以上の長孔3を設
け、当該長孔3に脚部4を取り付け、脚部4間の間隔を
調整できるようにしてなる構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、送電線用鉄塔の鉄骨連結部の内側に取り付け、カラスや鳩などの鳥 類が巣を作ったりして起こる漏電事故等の鳥害を防止する送電線用鉄塔の鉄骨連 結部用鳥害防止具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、送電線用鉄塔には、カラスや鳩などの鳥類が巣を作ったりして漏電事故 等起こすことがしばしば起こっている。
【0003】 特に、当該鉄塔の鉄骨連結部の内側では複数の鉄骨が連結された構造となり、 巣を作りやすいことから、営巣の好適な場所となっている。
【0004】 しかし、当該鉄骨連結部の内側は、高所であること、L字鉄骨を連結した複雑 な形状になっていること等により、鳥の営巣を防止する有効な手段がなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、当該送電線用鉄塔において、L字鉄骨を連結した複雑な形状になっ ている鉄骨連結の内側に取り付けて、鳥の営巣を有効に防止する送電線用鉄塔の 鉄骨連結部用鳥害防止具を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案に係る送電線用鉄塔の鉄骨連結部用鳥害防止具 は、下記の通りである。
【0007】 請求項1の考案は、略三角形状の基板部の下部に、着脱部を有する脚部からな る取付部を側面視上略く字状に配設してなる構成である。
【0008】 この構成によれば、基板部と取付部とを側面視上略く字状に配設しているため 、鉄骨連結部のガゼット板に取り付けることにより、基板部により傾斜面を形成 した状態で当該鉄骨連結部の内側を覆い隠すことができ、鳥がとまることができ ないばかりでなく、営巣することを防止できる。
【0009】 請求項2の考案は、前記基板部の下方に長孔を設け、当該長孔に脚部を取り付 け、脚部間の間隔を調整できるようにしてなる構成である。
【0010】 この構成によれば、鉄骨連結部のガゼット板に連結した鉄骨の太さや間隔に応 じて、脚部間の間隔を調節できるため、当該鳥害防止具を鉄塔の種々の場所に取 り付けることができ、鳥害防止効果を有効に発揮することができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
本考案に係る送電線用鉄塔の鉄骨連結部用鳥害防止具の実施の形態を図面に基 づき説明する。
【0012】 本考案に係る鉄骨連結部用鳥害防止具Aは、図1に示したように、略三角形状 の基板部1の下部に、着脱部5を有する脚部4からなる取付部7を側面視上略く 字状に配設し、前記基板部1の下方に複数個の長孔3を設け、当該長孔3に脚部 4を取り付け、脚部4間の間隔を調整できるようにしてなる構成である。
【0013】 基板部1は、鋼板を打ち抜き折曲してなる略三角形の板状体で、この基板部1 の底辺に底片部2を直角より少許小さな角度に折曲して、図2に示すように、側 面視上略L字状に設け、当該底片部2の二箇所に長孔3を長手方向に穿設してな るものである。
【0014】 取付部7は、上方にボルト孔(図示せず)を有する脚部4の下端に、着脱部5 を溶接等により固着してなり、着脱部5は、側面視上略横U字状体で、上方にボ ルト6を螺着してなるものである。
【0015】 前記基板部1の長孔3に取付部7の脚部4のボルト孔(図示せず)を重ね、こ れら長孔3及びボルト孔にボルト8を挿通して螺着し、基板部1の下部に取付部 7を側面視上略く字状に配設してなるものである。
【0016】 次に、本考案に係る鉄骨連結部用鳥害防止具の使用方法について、図面に基づ き説明する。
【0017】 基板部1の長孔3と取付部7の脚部4とを螺着したボルト8を予め緩めておき 、鉄塔の鉄骨連結部12の所望の部位における鉄骨10の連結状況に応じて、当 該鳥害防止具Aの脚部4間の間隔を調整した後、前記ボルト8を締め付けて基板 部1と取付部7とを螺着し、当該連結部12のガゼット板11の端片部に略横U 字状の着脱部5をはめ込み、この着脱部5のボルト6を締め付けて当該着脱部5 でガゼット板11を挟持して、図3に示すように、当該鉄骨連結部12の内側を 覆うように当該鳥害防止具Aを取り付け、使用するものである。
【0018】 このように当該鳥害防止具Aは、図5及び6に示すような鉄塔の鉄骨連結部1 2の任意の場所に取り付けて使用すればよい。
【0019】 前記実施の形態では、基板部に底片部を設け、この底片部に長孔を設けて、脚 部間隔を調節した例で説明したが、底片部を省略し、基板部の底辺付近に直接、 長孔を設け、この長孔に取付部の脚部を取り付けるようにして、脚部間隔を調整 できるようにしてもよい。
【0020】 又、長孔を設ける数は、一カ所以上であればよく、特に限定するものではない 。
【0021】 前記実施の形態では、基板部の底辺付近に横長に長孔を設けた例で説明したが 、当該底辺部付近に長孔を略ハ字状に傾斜した状態に設けてもよい。
【0022】 前記実施の形態では、側面視上略L字状に基板部と底片部との角度を直角より 少許小さな角度に折曲し、この底片部に垂下するように脚部を取り付けることに より、基板部の底辺に取付部を側面視上略く字状に配設した例で説明したが、着 脱部を鉄骨のガゼット板に取り付けたときに、基板部が傾斜して鉄骨の連結部を 覆い隠すように傾斜した状態で配設できればよく、図7に示すように、基板部と 底辺部と側面視上略く字状に折曲し、この底片部に取付部を配設したり、図8に 示すように、脚部を側面視上略く字状としたものとし、この脚部を基板部の下部 に直接配設するようにしてもよく、図9に示すように、脚部と着脱部との取り付 け角度を直角より少許小さな角度とし、この脚部を基板部の下部に直接配設する ようにしてもよく、基板部の下部に取付部を側面視上略く字状に配設する方法は 、特に限定するものではない。
【0023】 前記実施の形態では、側面視上略横U字状の着脱部の例で説明したが、鉄塔の ガゼット板に着脱自在に取り付けることができるものであればよく、着脱部の形 状や取り付け方法は、特に限定するものではない。
【0024】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案に係る送電線用鉄塔の鉄骨連結部用鳥害 防止具は、以下に列挙する実用上の様々の優れた効果を有する。
【0025】 本考案に係る送電線用鉄塔の鉄骨連結部用鳥害防止具は、基板部と取付部とを 側面視上略く字状としているため、鉄骨連結部のガゼット板に取り付けることに より、基板部により傾斜面を形成した状態で当該鉄骨連結部の内側を覆い隠すこ とができ、鳥がとまることができないばかりでなく、営巣することを防止できる 。
【0026】 又、鉄骨連結部のガゼット板に連結した鉄骨の太さや間隔に応じて、脚部間の 間隔を調節できるため、当該送電線用鉄塔の鉄骨連結部用鳥害防止具を鉄塔の種 々の場所に取り付けることができ、鳥害防止効果を有効に発揮することができる 。 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態を示す鉄骨連結部用鳥害
防止具の説明斜視図である。
【図2】前記実施の形態の側面図である。
【図3】前記実形態の鳥害防止具を鉄塔の鉄骨連結部内
側に取り付けた状態を示す説明図である。
【図4】前記取り付け状態を説明する一部省説明側面図
である。
【図5】鉄塔の鉄骨連結部の位置を示す側面説明図であ
る。
【図6】前記の一部省略上面説明図である。
【図7】本考案の他の実施の形態を示す説明側面図であ
る。
【図8】本考案の他の実施の形態を示す説明側面図であ
る。
【図9】本考案の他の実施の形態を示す説明側面図であ
る。
【符号の説明】
A 鳥害防止具 1 基板部 3 長孔 4 脚部 5 着脱部 7 取付部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略三角形状の基板部の下部に、着脱部を
    有する脚部からなる取付部を側面視上略く字状に配設し
    てなる送電線用鉄塔の鉄骨連結部用鳥害防止具。
  2. 【請求項2】 前記基板部の下方に長孔を設け、当該長
    孔に脚部を取り付け、脚部間の間隔を調整できるように
    してなる請求項1記載の送電線用鉄塔の鉄骨連結部用鳥
    害防止具。
JP2000000522U 2000-02-07 2000-02-07 送電線用鉄塔の鉄骨連結部用鳥害防止具 Expired - Lifetime JP3070808U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000522U JP3070808U (ja) 2000-02-07 2000-02-07 送電線用鉄塔の鉄骨連結部用鳥害防止具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000522U JP3070808U (ja) 2000-02-07 2000-02-07 送電線用鉄塔の鉄骨連結部用鳥害防止具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3070808U true JP3070808U (ja) 2000-08-15

Family

ID=43204176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000000522U Expired - Lifetime JP3070808U (ja) 2000-02-07 2000-02-07 送電線用鉄塔の鉄骨連結部用鳥害防止具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3070808U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020068612A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 中国電力株式会社 腕金用鳥害防止具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020068612A (ja) * 2018-10-25 2020-04-30 中国電力株式会社 腕金用鳥害防止具
JP7124636B2 (ja) 2018-10-25 2022-08-24 中国電力株式会社 腕金用鳥害防止具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5782584A (en) Rock utility enclosure apparatus
JP3070808U (ja) 送電線用鉄塔の鉄骨連結部用鳥害防止具
JP2009256937A (ja) 営巣防止器
JPH0143908Y2 (ja)
JP2020124162A (ja) ソーラーパネル設置屋根用鳥類侵入防止具
JP2505166Y2 (ja) 電柱取付用中継金具
KR200334700Y1 (ko) 배전용 피뢰기 설치용 일체형 브라켓
JPH0310290Y2 (ja)
JP2836553B2 (ja) 屋外用機器の取付金具
KR20090017782A (ko) 완철의 연결구조
JP4124908B2 (ja) 営巣防止具
JP7415587B2 (ja) ケーブル架設具
CN221610962U (zh) 一种便于通信设备安装的安装架
CN219392143U (zh) 一种散热电表箱
KR200245177Y1 (ko) 과수용 철선고정구
JP3053849U (ja) 電気機器の取付台座
JPH0928270A (ja) 柱上開閉器における鳥害防止構造
JP6561087B2 (ja) 屋根安全具取付金具
JP3046473U (ja) 害鳥防止具
CN208094111U (zh) 一种塔吊电缆固定支架
JPH04114111U (ja) プロテクタ付きナツトスプリング
JPH0453141Y2 (ja)
JP3058525U (ja) 船内電線布設用ダクト電路
JP2522972Y2 (ja) 車載クレーンの取付けブラケット
JP2005341930A (ja) 防鳥モジュールおよび鳥害防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term