JP3053849U - 電気機器の取付台座 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御盤面に取付け、電気機器取付用のレ
−ルを固定するもので、一種類の装置で高さを調整する
機能を有するものを得る。 【解決手段】 基台上部両側にフック部を設け、該フッ
ク部下端両側に、上部両側のフック部が▲かん▼合する
凹部を設け、中央部に長孔を設けた弾性材により任意の
高さの取付台座が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

制御盤面に取付け、電気機器取付用のレ−ルを固定するものに関するものであ る。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、図４に示すように、金属製の一定の高さＨの取付金具１１を制御盤面 １３にビス１５で固定し、取付金具１１の上端に、レ−ル１２をビス１６で固定 し、該レ−ル１２のレ−ル上部１２ａ、１２ａに電気機器１４を戴置していた。 しかし従来の方法だと、必要な高さＨに応じた取付金具を用意しなければならず 、在庫管理の点で負担となっていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

一種類の装置で、任意の高さに調整できる機能をもたせる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

底面下端に張出し部を設けてある電気機器取付用のレ−ルの前記張出し部に、 ▲かん▼合固定するために、基台上部両側に、フック部を設け、該フック部下部 両側に他のフック部と▲かん▼合する凹部を有し、中央部に長孔を設けた弾性材 で、該弾性材を前記フック部と前記凹部で相互に▲かん▼合することにより任意 の高さの取付台座が得られる。

【０００５】

【考案の実施の形態】

１は取付台座で、電気機器取付用のレ−ルを固定するもので、樹脂等の弾性材 で構成される。１ａはフック部で、取付台座１のレ−ルの長さ方向の側端に、実 施例では、４箇所、くちばし状で外側方向へ湾曲可能となっている。１ｂは凹部 で、フック部１ａの下部に、他のフック部１ａと▲かん▼合するものである。１ ｃは孔で取付台座のレ−ルの長さ方向の中央部に制御盤面にビスで取付けるため 、レ−ルの細長の孔の形状に合わしている。２はレ−ルで、下端に張出し部２ａ を有する。

【０００６】 図３に示すように、本考案の取付台座１を制御盤面３に、実施例では、フック 部１ａが凹部１ｂに▲かん▼合する形で、４段に重ね合わせ、孔１ｃにビス４で 固定する。最上段の取付台座１の上部に、レ−ル２の張出し部２ａ、２ａに前記 フック部１ａ、１ａを▲かん▼合固定する。以上のように、１種類の取付台座の 段数で高さを調整している。なお取付台座１は弾性材であるが、中空状態でない 直方体なので、強度上、取付金具１１に比べて問題はない。

【０００７】

【考案の効果】

１種類の取付台座で、制御盤面と電気機器取付用のレ−ルの高さを任意に調整 するのが可能となり、従来の種々の高さの取付金具に代わり、在庫管理の面で非 常に有利となった。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の電気機器の取付台座の正面図。

【図２】 図１のＡ−Ａ断面図。

【図３】 本考案の電気機器の取付台座にレ−ルを組込
む状態を示す図。

【図４】 従来の取付金具に電気機器を取付けた状態を
示す図。

【符号の説明】

１ 取付台座 １ａ フック部 １ｂ 凹部 １ｃ 孔 ２ レ−ル ２ａ 張出し部 ３ 制御盤面 ４ ビス １１ 取付金具 １２ レ−ル １２ａ レ−ル上部 １３ 制御盤面 １４ 電気機器 １５ ビス １６ ビス

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 基台の上部両側にフック部を有し、該フ
   ック部下部両側に上部両側のフック部が▲かん▼合する
   凹部を設け、中央部に長孔を有し、前記両側のフック部
   にレ−ル下部張出し部を▲かん▼合固定することを特徴
   とする電気機器の取付台座。