JP3070760U - パンチ器具 - Google Patents

パンチ器具

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JP3070760U JP2000000506U JP2000000506U JP3070760U JP 3070760 U JP3070760 U JP 3070760U JP 2000000506 U JP2000000506 U JP 2000000506U JP 2000000506 U JP2000000506 U JP 2000000506U JP 3070760 U JP3070760 U JP 3070760U
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punching
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久芳 向井
芳男 鈴川
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株式会社サンヨーケミカル
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パンチ器具をファイル帳へ綴じ込み可能に構
成することにより、用紙に孔を明けて同用紙をファイル
帳へ綴じ込む作業を非常に容易かつ正確に行うことがで
きるパンチ器具の提供。 【解決手段】 中途部で開閉可能な複数の綴じ込みリン
グを備えたファイル帳の該綴じ込みリングを挿脱可能な
複数のリング挿通孔、および前記綴じ込みリングの相互
間隔に略等しい間隔で形成された複数のパンチ孔を有す
るベース板と、このベース板上に回動機構を介して起伏
可能に取り付けられた操作板と、この操作板の前記ベー
ス板側の面にパンチ孔の相互間隔に等しい間隔で設けら
れた複数のパンチ刃とを備え、前記操作板の起伏操作に
よって各パンチ刃をパンチ孔に挿脱可能に構成してなる
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はパンチ器具に関し、より詳しくは、パンチ器具をファイル帳へ綴じ込 み可能に構成することにより、用紙に孔を明けて同用紙をファイル帳へ綴じ込む 作業を非常に容易かつ正確に行うことができるパンチ器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、書類やカード等の用紙に孔を明けるいわゆるパンチ器具としては、例え ば図5および図6に示すものがある。このパンチ器具(20)は、2個のパンチ 孔(21)が形成されたベース(22)と、このベース(22)上に起伏可能に 取り付けられた操作レバー(23)と、この操作レバー(23)の下面側に設け られ該操作レバー(23)の起伏操作により前記パンチ孔(21)に挿脱可能と された2本のパンチ刃ロッド(24)と、パンチ刃ロッド(24)の動作により 生じたパンチ屑を貯留する屑受け(25)とを備えてなるものである。 このパンチ器具(20)を使用する際には、書類用紙をベース(22)上の所 定位置に配置した後、操作レバー(23)を伏せ操作してパンチ刃ロッド(24 )をパンチ孔(21)内に嵌挿する。これにより、書類用紙に2個の孔を明ける ことができる。また、穿孔動作によって生じたパンチ屑は、屑受け(25)内に 自動的に貯留される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記したパンチ器具(20)を含め、通常、パンチ器具は、複数の綴じ込みリ ングを備えたファイル帳に用紙を綴じ込むために使用される。従って、パンチ器 具はファイル帳と一緒に保管されていることが好ましいが、従来のパンチ器具は ファイル帳と一緒に保管できるようには構成されていない。このため、ファイル 帳は本棚やファイルボックス等に保管され、パンチ器具は事務机の引き出しの中 等に保管されているのが実情である。
【0004】 この場合、綴じ込み作業者は本棚等からファイル帳を取り出し、これを事務机 まで運び、さらに引き出しの中からパンチ器具を取り出して、穴明け作業、ファ イルへの綴じ込み作業を行わなければならず、これら一連の作業に多くの手間と 時間がかかるという問題があった。 また、上記したように、従来のパンチ器具(20)はファイル帳と一緒に保管 できるように構成されておらず、当然ながら、ファイル帳の綴じ込みリングに装 着できるようにはなっていない。従って、用紙をファイル帳に綴じ込めるよう該 用紙に孔を明ける場合、用紙に対するパンチ器具(20)の位置を、各用紙毎に 逐一調節しなければならない。この調節作業は非常に面倒な作業であり、綴じ込 み枚数が多い場合には、この作業だけでかなり多くの時間と手間を要する。
【0005】 本考案は、このような実情に鑑みてなされたもので、パンチ器具をファイル帳 へ綴じ込み可能に構成することにより、用紙に孔を明けて同用紙をファイル帳へ を綴じ込む作業を非常に容易かつ正確に行うことができるパンチ器具の提供を目 的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、中途部で開閉可能な複数の綴じ込みリングを備えたフ ァイル帳の該綴じ込みリングを挿脱可能な複数のリング挿通孔、および前記綴じ 込みリングの相互間隔に略等しい間隔で形成された複数のパンチ孔を有するベー ス板と、このベース板上に回動機構を介して起伏可能に取り付けられた操作板と 、この操作板の前記ベース板側の面にパンチ孔の相互間隔に等しい間隔で設けら れた複数のパンチ刃とを備え、前記操作板の起伏操作によって各パンチ刃をパン チ孔に挿脱可能に構成してなることを特徴とするパンチ器具である。
【0007】 請求項2記載の考案は、中途部で開閉可能な複数の綴じ込みリングを備えたフ ァイル帳の該綴じ込みリングを挿脱可能な複数のリング挿通孔、および前記綴じ 込みリングの相互間隔に略等しい間隔で形成された複数のパンチ孔を有するベー ス板と、このベース板上に回動機構を介して起伏可能に取り付けられた操作板と 、この操作板の前記ベース板側の面にパンチ孔の相互間隔に等しい間隔で設けら れた複数のパンチ刃とを備え、前記操作板の起伏操作によって各パンチ刃をパン チ孔に挿脱可能に構成してなり、各パンチ刃の長さは、パンチ孔の長さよりも短 くなっていることを特徴とするパンチ器具である。
【0008】 請求項3記載の考案は、中途部で開閉可能な複数の綴じ込みリングを備えたフ ァイル帳の該綴じ込みリングを挿脱可能な複数のリング挿通孔、および前記綴じ 込みリングの相互間隔に略等しい間隔で形成された複数のパンチ孔を有するベー ス板と、このベース板上に回動機構を介して起伏可能に取り付けられた操作板と 、この操作板の前記ベース板側の面にパンチ孔の相互間隔に等しい間隔で設けら れた複数のパンチ刃とを備え、前記操作板の起伏操作によって各パンチ刃をパン チ孔に挿脱可能に構成してなり、各パンチ刃の長さは、パンチ孔の長さよりも短 くなっているとともに、各パンチ孔は、外方に向けて広がるテーパ孔とされてい ることを特徴とするパンチ器具である。 これらの考案を提供することにより、上記課題を悉く解決する。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。 図1および図2は、本考案に係るパンチ器具を示す斜視図である。図3および 図4は、このパンチ器具をファイル帳に装着した状態で示す側面図である。
【0010】 本考案に係るパンチ器具(1)は、中途部で開閉可能な複数の綴じ込みリング (2)(図3、図4参照)を備えたファイル帳(3)の該綴じ込みリング(2) に綴じ込んで保管使用できるものである。 このパンチ器具(1)は、パンチ孔(4)およびリング挿通孔(6)が形成さ れたベース板(7)と、操作板(5)と、パンチ刃(8)とを備え、操作板(5 )の起伏操作によってパンチ刃(8)をパンチ孔(4)に挿脱することにより、 用紙(9)(図3、図4参照)への孔明け作業を行えるようになっている。 以下、これら構成要素について、順次、詳説する。
【0011】 ベース板(7)は、穴明け作業の土台となるものであり、穴明け作業の際には 、図3に示すように、この板の上に用紙(9)が載置される。ベース板(7)の 素材は、特に限定されるものではないが、できるだけ軽い素材を用いることが持 ち運びやファイル帳(3)への着脱作業等の面で好ましく、そのような素材とし て、例えば各種合成樹脂を使用することができる。
【0012】 ベース板(7)は、上記したように、パンチ孔(4)およびリング挿通孔(6 )を有している。パンチ孔(4)は、操作板(5)に設けられたパンチ刃(8) が嵌入することによって、図4に示す如く、用紙(9)に孔を明けることができ る。 パンチ孔(4)の長さは、図4に示すように、パンチ刃(8)の長さよりも長 いことが好ましい。パンチ孔(4)をパンチ刃(8)よりも長く形成することに より、パンチ孔(4)内にパンチ刃(8)が挿入されたときに、パンチ刃(8) がパンチ孔(4)から突出することがない。従って、パンチ刃(8)の先端によ って作業者が怪我をするのを防止することができ、また、パンチ刃(8)の先端 によって、パンチ器具(1)の下方に位置する用紙やファイル帳が損傷するのを 防止することができる。
【0013】 また、パンチ孔(4)の形状は、パンチ刃(8)がスムースに挿脱できる形状 であるならば特に限定されないが、外方すなわち操作板(5)とは反対側に向け て広がるテーパ孔であることが好ましい。このようなテーパ孔とすることにより 、図4に示すように、孔明け作業によって生じたパンチ屑(10)がパンチ孔( 4)内面に引っ掛かることがないので、パンチ屑(10)をパンチ孔(4)から スムースに落下させることができる。これにより、パンチ屑(10)がパンチ孔 (4)に詰まって穴明け性能が低下するのを防ぐことができる。
【0014】 このパンチ孔(4)は、綴じ込みリング(2)の相互間隔に略等しい間隔で複 数個形成されている。従って、パンチ刃(8)による穴明け作業により、綴じ込 みリング(2)の相互間隔と略等しい間隔で用紙(9)に穴を明けることができ 、用紙(9)を綴じ込みリング(2)に確実に綴じ込むことが可能となる。
【0015】 リング挿通孔(6)は、図3および図4に示す如く、ファイル帳(3)の綴じ 込みリング(2)が挿通される孔である。このリング挿通孔(6)の内径は、綴 じ込みリング(2)の外径より幾分大きく設定される。これにより、綴じ込みリ ング(2)はリング挿通孔(6)に対してスムースに挿脱することができ、パン チ器具(1)をファイル帳(3)に容易に着脱することが可能となる。 また、リング挿通孔(6)は、綴じ込みリング(2)の相互間隔に略等しい間 隔で複数個形成されている。従って、各リング挿通孔(6)へ綴じ込みリング( 2)を確実に通し、ファイル帳(3)へパンチ器具(1)を装着することができ る。 なお、リング挿通孔(6)は綴じ込みリング(2)の数と同じであってもよい が、パンチ器具(1)を綴じ込みリング(2)へ装着できるのであれば、それよ り多くても或いは少なくてもよい。
【0016】 ベース板(7)(図1および図2参照)上において、各パンチ孔(4)からな るパンチ孔(4)列と、各リング挿通孔(6)からなるリング挿通孔(6)列の 間には、複数の回動機構(11)を介して操作板(5)が起伏可能に取り付けら れている。 また、ベース板(7)上において、これら回動機構(11)からなる回動機構 (11)列とパンチ孔(4)列の間には、用紙押さえ(12)が設けられている 。この用紙押さえ(12)は、ベース板(7)上から延出された略Γ字形の部分 であり、前方へ向けて開放部が形成されている。この開放部に用紙(9)(図3 参照)を差し込むことにより、用紙(9)の前後方向の位置決めを行うことがで きる。また、パンチ刃(8)によって穴明け作業を終え、操作板(5)を上向き に回動させたときに用紙(9)がパンチ刃(8)とともに浮き上がるのを阻止す ることができる。
【0017】 また、ベース板(7)には、操作板(5)の側縁部に設けられた鉤状部(13 )と係合可能な係合孔部(14)が形成されている。この係合孔部(14)は、 操作板(5)がベース板(7)に対して完全に伏せた状態となったときに鉤状部 (13)と係合するようになっており、ある程度の力をかけて操作板(5)を起 こそうとしない限り係合状態が解かれないようになっている。従って、孔明け作 業員が意識的に回動操作をしない限り、操作板(5)はベース板(7)に対して 起きないので、パンチ刃(8)による不慮の怪我を防止することができる。
【0018】 操作板(5)は、手動によりベース板(7)上で回動起伏されるものであり、 起状態から伏状態にするときに用紙の穴明けを行うことができる。この操作板( 5)は、上記したように、ベース板(7)上に回動機構(11)を介して起伏可 能に取り付けられている。この回動機構(11)の種類は特に限定されない。
【0019】 操作板(5)のベース板(7)側の面には、パンチ孔(4)の相互間隔に等し い間隔で複数のパンチ刃(8)が設けられており、各パンチ刃(8)は、操作板 (5)の回動操作によりパンチ孔(4)内に挿脱可能とされている。このパンチ 刃(8)の形状は特に限定されないが、図示例では筒状で且つ先端が波形状とさ れている。このような形状とすることにより、少しの力で用紙(9)に確実に孔 を明けることができる。なお、このパンチ刃(8)の長さは、前記したように、 パンチ孔(4)の長さより短いことが安全面の上で好ましい。 また、操作板(5)の前縁部には操作つまみ(15)が形成されている。操作 つまみ(15)を設けることにより、容易に操作板(5)を回動操作することが できる。 また、操作板(5)の側縁部には、上記したように、鉤状部(13)が設けら れており、この鉤状部(13)はベース板(7)に形成された係合孔部(14) と係合することができる。
【0020】 次に、このパンチ器具(1)の使用方法の例について説明する。 なお、綴じ込みリング(2)は、2個の半リング状部(2a),(2b)から 構成されているものとして、以下の説明を行う。 まず、操作板(5)が伏せた状態にあるパンチ器具(1)(図2参照)のリン グ挿通孔(6)に、ファイル帳(3)の一方の半リング状部(2a)を通す。次 に、図3に示す如く、操作板(5)を起きた状態にして用紙(9)を用紙押さえ (12)に差し込み、用紙(9)の前後方向の位置設定を行う。このとき、ファ イル帳(3)上で用紙(9)の位置決めができるので、用紙(9)の穴明け位置 の設定を容易かつ速やかに行うことができる。
【0021】 次いで、図4に示す如く、操作板(5)を伏せする向きに回動操作し、用紙( 9)に穴明けを行う。すると、用紙(9)の縁部には複数の孔が形成される。穴 明けによって生じたパンチ屑(10)は、パンチ孔(4)からスムースに落下す る。次に、操作板(5)を起きる向きに回動操作する。このとき、孔が明けられ た用紙(9)は、用紙押さえ(12)によって浮き上がりを阻止され、パンチ刃 (8)は確実に用紙(9)の孔から抜ける。
【0022】 次に、パンチ器具(1)を一方の半リング状部(2a)側から他方の半リング 状部(2b)側へ移動させ、孔を明けた用紙(9)を一方の半リング状部(2a )に綴じ込む。2個の半リング状部(2a),(2b)を閉じた後、パンチ器具 (1)を一方の半リング状部(2a)側へ移動させる。後は、パンチ屑(10) を捨て、必要に応じてファイル帳(3)を閉じ、所定の本棚等にしまえばよい。
【0023】 なお、パンチ器具(1)を最初から綴じ込みリング(2)に装着してある場合 には、パンチ器具(1)によって用紙(9)に孔を明けた後、閉じた状態にある 綴じ込みリング(2)の他方の半リング状部(2b)側へパンチ器具(1)を移 動させる。そして、綴じ込みリング(2)を開いて一方の半リング状部(2a) へ用紙(9)を綴じ込んだ後、綴じ込みリング(2)を閉じ、パンチ器具(1) を一方の半リング状部(2a)側へ移動させればよい。
【0024】
【考案の効果】 請求項1記載のパンチ器具は、ファイル帳へ綴じ込むことができるので、保管 が容易であるとともに紛失の恐れがなく、また用紙の孔明け作業の際に、速やか に孔明け作業を行うことができる。また、このパンチ器具は、ファイル帳へ綴じ 込んだ状態で用紙に孔を明けることができる。従って、ファイル帳上で用紙の位 置決めを行いながらの孔明け作業が可能となるので、孔明け位置の設定を容易か つ速やかに行うことができる。また、このパンチ器具は、ファイル帳へ装着した 状態のままで、用紙に孔を明けて同用紙をファイル帳へを綴じ込む作業が可能で あるから、この一連の作業を容易かつ確実に行うことができる。
【0025】 請求項2記載のパンチ器具は、保管が容易であるとともに紛失の恐れがなく、 また用紙の孔明け作業の際に、速やかに孔明け作業を行うことができる。また、 このパンチ器具は、ファイル帳上で用紙の位置決めを行いながらの孔明け作業が 可能なので、孔明け位置の設定を容易かつ速やかに行うことができる。また、こ のパンチ器具は、ファイル帳へ装着した状態のままで、用紙に孔を明けて同用紙 をファイル帳へを綴じ込む作業が可能であるから、この一連の作業を容易かつ確 実に行うことができる。 また、各パンチ刃の長さが、パンチ孔の長さよりも短くなっているので、パン チ刃がパンチ孔から突出することがない。従って、パンチ刃の先端によって作業 者が怪我をしたり、あるいは、パンチ器具の下方に位置する用紙やファイル帳が 損傷するのを防止することができる。
【0026】 請求項3記載のパンチ器具は、保管が容易であるとともに紛失の恐れがなく、 また用紙の孔明け作業の際に、速やかに孔明け作業を行うことができる。また、 このパンチ器具は、ファイル帳上で用紙の位置決めを行いながらの孔明け作業が 可能なので、孔明け位置の設定を容易かつ速やかに行うことができる。また、こ のパンチ器具は、ファイル帳へ装着した状態のままで、用紙に孔を明けて同用紙 をファイル帳へを綴じ込む作業が可能であるから、この一連の作業を容易かつ確 実に行うことができる。 また、各パンチ刃の長さがパンチ孔の長さよりも短くなっているので、パンチ 刃の先端によって作業者が怪我をしたり、あるいは、パンチ器具の下方に位置す る用紙やファイル帳が損傷するのを防止することができる。 また、パンチ孔がテーパ孔となっているので、孔明け作業によって生じたパン チ屑をパンチ孔からスムースに落下させることができる。従って、パンチ屑がパ ンチ孔に詰まって穴明け性能が低下するのを防ぐことができる。
【提出日】平成12年2月22日(2000.2.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はパンチ器具に関し、より詳しくは、パンチ器具をファイル帳へ綴じ込 み可能に構成することにより、用紙に孔を明けて同用紙をファイル帳へ綴じ込む 作業を非常に容易かつ正確に行うことができるパンチ器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、書類やカード等の用紙に孔を明けるいわゆるパンチ器具としては、例え ば図5および図6に示すものがある。このパンチ器具(20)は、2個のパンチ 孔(21)が形成されたベース(22)と、このベース(22)上に起伏可能に 取り付けられた操作レバー(23)と、この操作レバー(23)の下面側に設け られ該操作レバー(23)の起伏操作により前記パンチ孔(21)に挿脱可能と された2本のパンチ刃ロッド(24)と、パンチ刃ロッド(24)の動作により 生じたパンチ屑を貯留する屑受け(25)とを備えてなるものである。 このパンチ器具(20)を使用する際には、書類用紙をベース(22)上の所 定位置に配置した後、操作レバー(23)を伏せ操作してパンチ刃ロッド(24 )をパンチ孔(21)内に嵌挿する。これにより、書類用紙に2個の孔を明ける ことができる。また、穿孔動作によって生じたパンチ屑は、屑受け(25)内に 自動的に貯留される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記したパンチ器具(20)を含め、通常、パンチ器具は、複数の綴じ込みリ ングを備えたファイル帳に用紙を綴じ込むために使用される。従って、パンチ器 具はファイル帳と一緒に保管されていることが好ましいが、従来のパンチ器具は ファイル帳と一緒に保管できるようには構成されていない。このため、ファイル 帳は本棚やファイルボックス等に保管され、パンチ器具は事務机の引き出しの中 等に保管されているのが実情である。
【0004】 この場合、綴じ込み作業者は本棚等からファイル帳を取り出し、これを事務机 まで運び、さらに引き出しの中からパンチ器具を取り出して、穴明け作業、ファ イルへの綴じ込み作業を行わなければならず、これら一連の作業に多くの手間と 時間がかかるという問題があった。 また、上記したように、従来のパンチ器具(20)はファイル帳と一緒に保管 できるように構成されておらず、当然ながら、ファイル帳の綴じ込みリングに装 着できるようにはなっていない。従って、用紙をファイル帳に綴じ込めるよう該 用紙に孔を明ける場合、用紙に対するパンチ器具(20)の位置を、各用紙毎に 逐一調節しなければならない。この調節作業は非常に面倒な作業であり、綴じ込 み枚数が多い場合には、この作業だけでかなり多くの時間と手間を要する。
【0005】 本考案は、このような実情に鑑みてなされたもので、パンチ器具をファイル帳 へ綴じ込み可能に構成することにより、用紙に孔を明けて同用紙をファイル帳へ を綴じ込む作業を非常に容易かつ正確に行うことができるパンチ器具の提供を目 的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 請求項1記載の考案は、中途部で開閉可能な複数の綴じ込みリングを備えたフ ァイル帳の該綴じ込みリングを挿脱可能な複数のリング挿通孔、および前記綴じ 込みリングの相互間隔に略等しい間隔で形成された複数のパンチ孔を有するベー ス板と、このベース板上に回動機構を介して起伏可能に取り付けられ伏せ時に該 ベース板に設けられた鉤状部と係合可能な係合孔部が形成され且つ回動操作を行 うための操作つまみが前縁部に形成され た操作板と、この操作板の前記ベース板 側の面にパンチ孔の相互間隔に等しい間隔で設けられた複数のパンチ刃とを備え 、前記操作板の起伏操作によって各パンチ刃をパンチ孔に挿脱可能に構成してな ることを特徴とするパンチ器具である。
【0007】 請求項2記載の考案は、中途部で開閉可能な複数の綴じ込みリングを備えたフ ァイル帳の該綴じ込みリングを挿脱可能な複数のリング挿通孔、および前記綴じ 込みリングの相互間隔に略等しい間隔で形成された複数のパンチ孔を有するベー ス板と、このベース板上に回動機構を介して起伏可能に取り付けられた操作板と 、この操作板の前記ベース板側の面にパンチ孔の相互間隔に等しい間隔で設けら れた複数のパンチ刃とを備え、前記操作板の起伏操作によって各パンチ刃をパン チ孔に挿脱可能に構成してなり、各パンチ刃の長さは、パンチ孔の長さよりも短 くなっていることを特徴とするパンチ器具である。
【0008】 請求項3記載の考案は、中途部で開閉可能な複数の綴じ込みリングを備えたフ ァイル帳の該綴じ込みリングを挿脱可能な複数のリング挿通孔、および前記綴じ 込みリングの相互間隔に略等しい間隔で形成された複数のパンチ孔を有するベー ス板と、このベース板上に回動機構を介して起伏可能に取り付けられた操作板と 、この操作板の前記ベース板側の面にパンチ孔の相互間隔に等しい間隔で設けら れた複数のパンチ刃とを備え、前記操作板の起伏操作によって各パンチ刃をパン チ孔に挿脱可能に構成してなり、各パンチ刃の長さは、パンチ孔の長さよりも短 くなっているとともに、各パンチ孔は、外方に向けて広がるテーパ孔とされてい ることを特徴とするパンチ器具である。 これらの考案を提供することにより、上記課題を悉く解決する。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。 図1および図2は、本考案に係るパンチ器具を示す斜視図である。図3および 図4は、このパンチ器具をファイル帳に装着した状態で示す側面図である。
【0010】 本考案に係るパンチ器具(1)は、中途部で開閉可能な複数の綴じ込みリング (2)(図3、図4参照)を備えたファイル帳(3)の該綴じ込みリング(2) に綴じ込んで保管使用できるものである。 このパンチ器具(1)は、パンチ孔(4)およびリング挿通孔(6)が形成さ れたベース板(7)と、操作板(5)と、パンチ刃(8)とを備え、操作板(5 )の起伏操作によってパンチ刃(8)をパンチ孔(4)に挿脱することにより、 用紙(9)(図3、図4参照)への孔明け作業を行えるようになっている。 以下、これら構成要素について、順次、詳説する。
【0011】 ベース板(7)は、穴明け作業の土台となるものであり、穴明け作業の際には 、図3に示すように、この板の上に用紙(9)が載置される。ベース板(7)の 素材は、特に限定されるものではないが、できるだけ軽い素材を用いることが持 ち運びやファイル帳(3)への着脱作業等の面で好ましく、そのような素材とし て、例えば各種合成樹脂を使用することができる。
【0012】 ベース板(7)は、上記したように、パンチ孔(4)およびリング挿通孔(6 )を有している。パンチ孔(4)は、操作板(5)に設けられたパンチ刃(8) が嵌入することによって、図4に示す如く、用紙(9)に孔を明けることができ る。 パンチ孔(4)の長さは、図4に示すように、パンチ刃(8)の長さよりも長 いことが好ましい。パンチ孔(4)をパンチ刃(8)よりも長く形成することに より、パンチ孔(4)内にパンチ刃(8)が挿入されたときに、パンチ刃(8) がパンチ孔(4)から突出することがない。従って、パンチ刃(8)の先端によ って作業者が怪我をするのを防止することができ、また、パンチ刃(8)の先端 によって、パンチ器具(1)の下方に位置する用紙やファイル帳が損傷するのを 防止することができる。
【0013】 また、パンチ孔(4)の形状は、パンチ刃(8)がスムースに挿脱できる形状 であるならば特に限定されないが、外方すなわち操作板(5)とは反対側に向け て広がるテーパ孔であることが好ましい。このようなテーパ孔とすることにより 、図4に示すように、孔明け作業によって生じたパンチ屑(10)がパンチ孔( 4)内面に引っ掛かることがないので、パンチ屑(10)をパンチ孔(4)から スムースに落下させることができる。これにより、パンチ屑(10)がパンチ孔 (4)に詰まって穴明け性能が低下するのを防ぐことができる。
【0014】 このパンチ孔(4)は、綴じ込みリング(2)の相互間隔に略等しい間隔で複 数個形成されている。従って、パンチ刃(8)による穴明け作業により、綴じ込 みリング(2)の相互間隔と略等しい間隔で用紙(9)に穴を明けることができ 、用紙(9)を綴じ込みリング(2)に確実に綴じ込むことが可能となる。
【0015】 リング挿通孔(6)は、図3および図4に示す如く、ファイル帳(3)の綴じ 込みリング(2)が挿通される孔である。このリング挿通孔(6)の内径は、綴 じ込みリング(2)の外径より幾分大きく設定される。これにより、綴じ込みリ ング(2)はリング挿通孔(6)に対してスムースに挿脱することができ、パン チ器具(1)をファイル帳(3)に容易に着脱することが可能となる。 また、リング挿通孔(6)は、綴じ込みリング(2)の相互間隔に略等しい間 隔で複数個形成されている。従って、各リング挿通孔(6)へ綴じ込みリング( 2)を確実に通し、ファイル帳(3)へパンチ器具(1)を装着することができ る。 なお、リング挿通孔(6)は綴じ込みリング(2)の数と同じであってもよい が、パンチ器具(1)を綴じ込みリング(2)へ装着できるのであれば、それよ り多くても或いは少なくてもよい。
【0016】 ベース板(7)(図1および図2参照)上において、各パンチ孔(4)からな るパンチ孔(4)列と、各リング挿通孔(6)からなるリング挿通孔(6)列の 間には、複数の回動機構(11)を介して操作板(5)が起伏可能に取り付けら れている。 また、ベース板(7)上において、これら回動機構(11)からなる回動機構 (11)列とパンチ孔(4)列の間には、用紙押さえ(12)が設けられている 。この用紙押さえ(12)は、ベース板(7)上から延出された略Γ字形の部分 であり、前方へ向けて開放部が形成されている。この開放部に用紙(9)(図3 参照)を差し込むことにより、用紙(9)の前後方向の位置決めを行うことがで きる。また、パンチ刃(8)によって穴明け作業を終え、操作板(5)を上向き に回動させたときに用紙(9)がパンチ刃(8)とともに浮き上がるのを阻止す ることができる。
【0017】 また、ベース板(7)には、操作板(5)の側縁部に設けられた鉤状部(13 )と係合可能な係合孔部(14)が形成されている。この係合孔部(14)は、 操作板(5)がベース板(7)に対して完全に伏せた状態となったときに鉤状部 (13)と係合するようになっており、ある程度の力をかけて操作板(5)を起 こそうとしない限り係合状態が解かれないようになっている。従って、孔明け作 業員が意識的に回動操作をしない限り、操作板(5)はベース板(7)に対して 起きないので、パンチ刃(8)による不慮の怪我を防止することができる。
【0018】 操作板(5)は、手動によりベース板(7)上で回動起伏されるものであり、 起状態から伏状態にするときに用紙の穴明けを行うことができる。この操作板( 5)は、上記したように、ベース板(7)上に回動機構(11)を介して起伏可 能に取り付けられている。この回動機構(11)の種類は特に限定されない。
【0019】 操作板(5)のベース板(7)側の面には、パンチ孔(4)の相互間隔に等し い間隔で複数のパンチ刃(8)が設けられており、各パンチ刃(8)は、操作板 (5)の回動操作によりパンチ孔(4)内に挿脱可能とされている。このパンチ 刃(8)の形状は特に限定されないが、図示例では筒状で且つ先端が波形状とさ れている。このような形状とすることにより、少しの力で用紙(9)に確実に孔 を明けることができる。なお、このパンチ刃(8)の長さは、前記したように、 パンチ孔(4)の長さより短いことが安全面の上で好ましい。 また、操作板(5)の前縁部には操作つまみ(15)が形成されている。操作 つまみ(15)を設けることにより、容易に操作板(5)を回動操作することが できる。 また、操作板(5)の側縁部には、上記したように、鉤状部(13)が設けら れており、この鉤状部(13)はベース板(7)に形成された係合孔部(14) と係合することができる。
【0020】 次に、このパンチ器具(1)の使用方法の例について説明する。 なお、綴じ込みリング(2)は、2個の半リング状部(2a),(2b)から 構成されているものとして、以下の説明を行う。 まず、操作板(5)が伏せた状態にあるパンチ器具(1)(図2参照)のリン グ挿通孔(6)に、ファイル帳(3)の一方の半リング状部(2a)を通す。次 に、図3に示す如く、操作板(5)を起きた状態にして用紙(9)を用紙押さえ (12)に差し込み、用紙(9)の前後方向の位置設定を行う。このとき、ファ イル帳(3)上で用紙(9)の位置決めができるので、用紙(9)の穴明け位置 の設定を容易かつ速やかに行うことができる。
【0021】 次いで、図4に示す如く、操作板(5)を伏せする向きに回動操作し、用紙( 9)に穴明けを行う。すると、用紙(9)の縁部には複数の孔が形成される。穴 明けによって生じたパンチ屑(10)は、パンチ孔(4)からスムースに落下す る。次に、操作板(5)を起きる向きに回動操作する。このとき、孔が明けられ た用紙(9)は、用紙押さえ(12)によって浮き上がりを阻止され、パンチ刃 (8)は確実に用紙(9)の孔から抜ける。
【0022】 次に、パンチ器具(1)を一方の半リング状部(2a)側から他方の半リング 状部(2b)側へ移動させ、孔を明けた用紙(9)を一方の半リング状部(2a )に綴じ込む。2個の半リング状部(2a),(2b)を閉じた後、パンチ器具 (1)を一方の半リング状部(2a)側へ移動させる。後は、パンチ屑(10) を捨て、必要に応じてファイル帳(3)を閉じ、所定の本棚等にしまえばよい。
【0023】 なお、パンチ器具(1)を最初から綴じ込みリング(2)に装着してある場合 には、パンチ器具(1)によって用紙(9)に孔を明けた後、閉じた状態にある 綴じ込みリング(2)の他方の半リング状部(2b)側へパンチ器具(1)を移 動させる。そして、綴じ込みリング(2)を開いて一方の半リング状部(2a) へ用紙(9)を綴じ込んだ後、綴じ込みリング(2)を閉じ、パンチ器具(1) を一方の半リング状部(2a)側へ移動させればよい。
【0024】
【考案の効果】
請求項1記載のパンチ器具は、ファイル帳へ綴じ込むことができるので、保管 が容易であるとともに紛失の恐れがなく、また用紙の孔明け作業の際に、速やか に孔明け作業を行うことができる。また、このパンチ器具は、ファイル帳へ綴じ 込んだ状態で用紙に孔を明けることができる。従って、ファイル帳上で用紙の位 置決めを行いながらの孔明け作業が可能となるので、孔明け位置の設定を容易か つ速やかに行うことができる。また、このパンチ器具は、ファイル帳へ装着した 状態のままで、用紙に孔を明けて同用紙をファイル帳へを綴じ込む作業が可能で あるから、この一連の作業を容易かつ確実に行うことができる。
【0025】 請求項2記載のパンチ器具は、保管が容易であるとともに紛失の恐れがなく、 また用紙の孔明け作業の際に、速やかに孔明け作業を行うことができる。また、 このパンチ器具は、ファイル帳上で用紙の位置決めを行いながらの孔明け作業が 可能なので、孔明け位置の設定を容易かつ速やかに行うことができる。また、こ のパンチ器具は、ファイル帳へ装着した状態のままで、用紙に孔を明けて同用紙 をファイル帳へを綴じ込む作業が可能であるから、この一連の作業を容易かつ確 実に行うことができる。 また、各パンチ刃の長さが、パンチ孔の長さよりも短くなっているので、パン チ刃がパンチ孔から突出することがない。従って、パンチ刃の先端によって作業 者が怪我をしたり、あるいは、パンチ器具の下方に位置する用紙やファイル帳が 損傷するのを防止することができる。
【0026】 請求項3記載のパンチ器具は、保管が容易であるとともに紛失の恐れがなく、 また用紙の孔明け作業の際に、速やかに孔明け作業を行うことができる。また、 このパンチ器具は、ファイル帳上で用紙の位置決めを行いながらの孔明け作業が 可能なので、孔明け位置の設定を容易かつ速やかに行うことができる。また、こ のパンチ器具は、ファイル帳へ装着した状態のままで、用紙に孔を明けて同用紙 をファイル帳へを綴じ込む作業が可能であるから、この一連の作業を容易かつ確 実に行うことができる。 また、各パンチ刃の長さがパンチ孔の長さよりも短くなっているので、パンチ 刃の先端によって作業者が怪我をしたり、あるいは、パンチ器具の下方に位置す る用紙やファイル帳が損傷するのを防止することができる。 また、パンチ孔がテーパ孔となっているので、孔明け作業によって生じたパン チ屑をパンチ孔からスムースに落下させることができる。従って、パンチ屑がパ ンチ孔に詰まって穴明け性能が低下するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るパンチ器具を示す斜視図であり、
操作板を起こした状態を示す図である。
【図2】本考案に係るパンチ器具を示す斜視図であり、
操作板を伏せた状態を示す図である。
【図3】本考案に係るパンチ器具をファイル帳に装着し
た状態で示す図であり、操作板を起こした状態を示す図
である。
【図4】本考案に係るパンチ器具をファイル帳に装着し
た状態で示す図であり、操作板を伏せた状態を示す図で
ある。
【図5】従来のパンチ器具を示す側面図であり、操作レ
バーを起こした状態を示す図である。
【図6】従来のパンチ器具を示す側面図であり、操作レ
バーを伏せた状態を示す図である。
【符号の説明】
1・・・・・パンチ器具 2・・・・・綴じ込みリング 3・・・・・ファイル帳 4・・・・・パンチ孔 5・・・・・操作板 6・・・・・リング挿通孔 7・・・・・ベース板 8・・・・・パンチ刃 11・・・・・回動機構
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月22日(2000.2.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 パンチ器具
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るパンチ器具を示す斜視図であり、
操作板を起こした状態を示す図である。
【図2】本考案に係るパンチ器具を示す斜視図であり、
操作板を伏せた状態を示す図である。
【図3】本考案に係るパンチ器具をファイル帳に装着し
た状態で示す図であり、操作板を起こした状態を示す図
である。
【図4】本考案に係るパンチ器具をファイル帳に装着し
た状態で示す図であり、操作板を伏せた状態を示す図で
ある。
【図5】従来のパンチ器具を示す側面図であり、操作レ
バーを起こした状態を示す図である。
【図6】従来のパンチ器具を示す側面図であり、操作レ
バーを伏せた状態を示す図である。
【符号の説明】 1・・・・・パンチ器具 2・・・・・綴じ込みリング 3・・・・・ファイル帳 4・・・・・パンチ孔 5・・・・・操作板 6・・・・・リング挿通孔 7・・・・・ベース板 8・・・・・パンチ刃 11・・・・・回動機構

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中途部で開閉可能な複数の綴じ込みリン
    グを備えたファイル帳の該綴じ込みリングを挿脱可能な
    複数のリング挿通孔、および前記綴じ込みリングの相互
    間隔に略等しい間隔で形成された複数のパンチ孔を有す
    るベース板と、このベース板上に回動機構を介して起伏
    可能に取り付けられた操作板と、この操作板の前記ベー
    ス板側の面にパンチ孔の相互間隔に等しい間隔で設けら
    れた複数のパンチ刃とを備え、前記操作板の起伏操作に
    よって各パンチ刃をパンチ孔に挿脱可能に構成してなる
    ことを特徴とするパンチ器具。
  2. 【請求項2】 中途部で開閉可能な複数の綴じ込みリン
    グを備えたファイル帳の該綴じ込みリングを挿脱可能な
    複数のリング挿通孔、および前記綴じ込みリングの相互
    間隔に略等しい間隔で形成された複数のパンチ孔を有す
    るベース板と、このベース板上に回動機構を介して起伏
    可能に取り付けられた操作板と、この操作板の前記ベー
    ス板側の面にパンチ孔の相互間隔に等しい間隔で設けら
    れた複数のパンチ刃とを備え、前記操作板の起伏操作に
    よって各パンチ刃をパンチ孔に挿脱可能に構成してな
    り、各パンチ刃の長さは、パンチ孔の長さよりも短くな
    っていることを特徴とするパンチ器具。
  3. 【請求項3】 中途部で開閉可能な複数の綴じ込みリン
    グを備えたファイル帳の該綴じ込みリングを挿脱可能な
    複数のリング挿通孔、および前記綴じ込みリングの相互
    間隔に略等しい間隔で形成された複数のパンチ孔を有す
    るベース板と、このベース板上に回動機構を介して起伏
    可能に取り付けられた操作板と、この操作板の前記ベー
    ス板側の面にパンチ孔の相互間隔に等しい間隔で設けら
    れた複数のパンチ刃とを備え、前記操作板の起伏操作に
    よって各パンチ刃をパンチ孔に挿脱可能に構成してな
    り、各パンチ刃の長さは、パンチ孔の長さよりも短くな
    っているとともに、各パンチ孔は、外方に向けて広がる
    テーパ孔とされていることを特徴とするパンチ器具。
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