JP3070390B2 - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
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- JP3070390B2 JP3070390B2 JP6123607A JP12360794A JP3070390B2 JP 3070390 B2 JP3070390 B2 JP 3070390B2 JP 6123607 A JP6123607 A JP 6123607A JP 12360794 A JP12360794 A JP 12360794A JP 3070390 B2 JP3070390 B2 JP 3070390B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に家庭で使用され
る、誘導加熱を利用した炊飯器に関するものである。
る、誘導加熱を利用した炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、誘導加熱を利用し、インバ−タ駆
動回路を冷却する為の冷却ファンが使用されている炊飯
器が主流になってきている。
動回路を冷却する為の冷却ファンが使用されている炊飯
器が主流になってきている。
【0003】この種の炊飯器は図4に示すような構成を
している。以下その構成について図を参照しながら説明
する。図に示すように、40は炊飯する米、水を入れる
鍋、41はインバ−タ回路を駆動して鍋40を誘導加熱
するインバ−タ駆動手段、42はインバ−タ駆動手段4
1をファンを回転して冷却し、このファンがロックされ
た時にロック信号を出力する冷却用ファン、43は冷却
用ファン42を駆動する冷却用ファン駆動手段、44は
鍋40の側面を加熱する側面ヒ−タ、45は鍋40の蓋
を加熱する蓋ヒ−タ、46は側面ヒ−タ44と蓋ヒ−タ
45を駆動して通電するヒ−タ駆動手段、47は炊飯動
作をスタ−トする信号を出力する炊飯入力手段、48は
冷却用ファン42と、炊飯入力手段47の出力を入力
し、インバ−タ駆動手段41と、冷却用ファン駆動手段
43と、ヒ−タ駆動手段46に出力して制御する制御手
段である。
している。以下その構成について図を参照しながら説明
する。図に示すように、40は炊飯する米、水を入れる
鍋、41はインバ−タ回路を駆動して鍋40を誘導加熱
するインバ−タ駆動手段、42はインバ−タ駆動手段4
1をファンを回転して冷却し、このファンがロックされ
た時にロック信号を出力する冷却用ファン、43は冷却
用ファン42を駆動する冷却用ファン駆動手段、44は
鍋40の側面を加熱する側面ヒ−タ、45は鍋40の蓋
を加熱する蓋ヒ−タ、46は側面ヒ−タ44と蓋ヒ−タ
45を駆動して通電するヒ−タ駆動手段、47は炊飯動
作をスタ−トする信号を出力する炊飯入力手段、48は
冷却用ファン42と、炊飯入力手段47の出力を入力
し、インバ−タ駆動手段41と、冷却用ファン駆動手段
43と、ヒ−タ駆動手段46に出力して制御する制御手
段である。
【0004】次に図5に従い動作について説明する。図
のステップ50では、炊飯入力手段47に炊飯動作をス
タ−トする信号が入力されステップ51に進む。ステッ
プ51では制御手段48は、インバ−タ駆動手段41
と、冷却用ファン駆動手段43と、ヒ−タ駆動手段46
に信号を出力して冷却用ファン42を連続駆動し、炊飯
シ−ケンスに従い鍋40を加熱し、側面ヒ−タ44、蓋
ヒ−タ45に通電する。次にステップ52に進む。ステ
ップ52では、制御手段48は、冷却用ファン42から
の出力を入力し、冷却用ファン42がロックされている
かどうかを、判定する。ロックされていない時は、ステ
ップ51に進み、炊飯動作を継続する。ロックされてい
る時は、ステップ53に進む。ステップ53では、制御
手段48はインバ−タ駆動手段41と、冷却用ファン駆
動手段43と、ヒ−タ駆動手段46に信号を出力して冷
却用ファン42を停止し、鍋40の加熱を停止し、側面
ヒ−タ44、蓋ヒ−タ45への通電を停止し、次に炊飯
入力手段47に炊飯動作をスタ−トする信号が入力され
るまで待機状態となる。
のステップ50では、炊飯入力手段47に炊飯動作をス
タ−トする信号が入力されステップ51に進む。ステッ
プ51では制御手段48は、インバ−タ駆動手段41
と、冷却用ファン駆動手段43と、ヒ−タ駆動手段46
に信号を出力して冷却用ファン42を連続駆動し、炊飯
シ−ケンスに従い鍋40を加熱し、側面ヒ−タ44、蓋
ヒ−タ45に通電する。次にステップ52に進む。ステ
ップ52では、制御手段48は、冷却用ファン42から
の出力を入力し、冷却用ファン42がロックされている
かどうかを、判定する。ロックされていない時は、ステ
ップ51に進み、炊飯動作を継続する。ロックされてい
る時は、ステップ53に進む。ステップ53では、制御
手段48はインバ−タ駆動手段41と、冷却用ファン駆
動手段43と、ヒ−タ駆動手段46に信号を出力して冷
却用ファン42を停止し、鍋40の加熱を停止し、側面
ヒ−タ44、蓋ヒ−タ45への通電を停止し、次に炊飯
入力手段47に炊飯動作をスタ−トする信号が入力され
るまで待機状態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の炊飯
器では、使用者が、途中で炊飯が停止している原因が理
解できないので再度炊飯をしてしまうという課題があっ
た。さらに短時間でも、ファンロックが発生すると炊飯
動作を停止するので、ファンが正常でも、ノイズによっ
て炊飯動作を停止してしまうという課題があった。さら
にそのまま回転を続ければファンロックが解除され、正
常になるものでも炊飯動作を停止してしまうという課題
があった。
器では、使用者が、途中で炊飯が停止している原因が理
解できないので再度炊飯をしてしまうという課題があっ
た。さらに短時間でも、ファンロックが発生すると炊飯
動作を停止するので、ファンが正常でも、ノイズによっ
て炊飯動作を停止してしまうという課題があった。さら
にそのまま回転を続ければファンロックが解除され、正
常になるものでも炊飯動作を停止してしまうという課題
があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、ファ
ンロックで炊飯動作を停止したことを使用者が理解でき
るように表示するとともに、ファンロックが解除される
までは再使用できないようにし、さらにノイズに強く、
そのまま回転を続ければファンロックが解除され、正常
になる場合には、炊飯動作を停止しないようにできる炊
飯器を提供することを目的としている。
ンロックで炊飯動作を停止したことを使用者が理解でき
るように表示するとともに、ファンロックが解除される
までは再使用できないようにし、さらにノイズに強く、
そのまま回転を続ければファンロックが解除され、正常
になる場合には、炊飯動作を停止しないようにできる炊
飯器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、炊飯する米、水を入れる鍋と、インバ−
タ回路を駆動して前記鍋を誘導加熱するインバ−タ駆動
手段と、前記インバ−タ駆動手段をファンを回転して冷
却し、このファンがロックされた時にロック信号を出力
する冷却用ファンと、前記冷却用ファンを駆動する冷却
用ファン駆動手段と、鍋を加熱する加熱手段と、前記加
熱手段を駆動して通電するヒ−タ駆動手段と、炊飯動作
をスタ−トする信号を出力する炊飯入力手段と、前記炊
飯入力手段の出力を入力して炊飯動作中に、前記冷却用
ファンのロック信号を入力した時、前記インバ−タ駆動
手段と、前記ヒ−タ駆動手段と、前記冷却用ファン駆動
手段に信号を出力して駆動を停止した後、復帰判定動作
として一定時間後に前記冷却用ファン駆動手段に信号を
出力して、前記冷却用ファンを一定時間駆動し、前記冷
却用ファンの信号を入力して、ロック信号が出力されて
いるかを判定し、ロック信号が入力されない時は、炊飯
動作に復帰し、ロック信号が入力された時は、さらに復
帰判定動作を行い複数回の復帰判定動作を行っても前記
冷却用ファンがロックされている時は、これを表示する
ように表示手段を制御して、炊飯動作を停止し、前記炊
飯入力手段の出力を入力しても無効とするように制御し
て停止状態にした後、停止解除信号を出力する停止解除
手段からの信号を入力した時は、復帰判定動作を行い、
ロック信号が入力された時は停止状態を継続し、ロック
信号が入力されない時は、前記炊飯入力手段の出力を有
効とし、前記表示手段による表示を消すように制御する
制御手段とを備えている。
めに本発明は、炊飯する米、水を入れる鍋と、インバ−
タ回路を駆動して前記鍋を誘導加熱するインバ−タ駆動
手段と、前記インバ−タ駆動手段をファンを回転して冷
却し、このファンがロックされた時にロック信号を出力
する冷却用ファンと、前記冷却用ファンを駆動する冷却
用ファン駆動手段と、鍋を加熱する加熱手段と、前記加
熱手段を駆動して通電するヒ−タ駆動手段と、炊飯動作
をスタ−トする信号を出力する炊飯入力手段と、前記炊
飯入力手段の出力を入力して炊飯動作中に、前記冷却用
ファンのロック信号を入力した時、前記インバ−タ駆動
手段と、前記ヒ−タ駆動手段と、前記冷却用ファン駆動
手段に信号を出力して駆動を停止した後、復帰判定動作
として一定時間後に前記冷却用ファン駆動手段に信号を
出力して、前記冷却用ファンを一定時間駆動し、前記冷
却用ファンの信号を入力して、ロック信号が出力されて
いるかを判定し、ロック信号が入力されない時は、炊飯
動作に復帰し、ロック信号が入力された時は、さらに復
帰判定動作を行い複数回の復帰判定動作を行っても前記
冷却用ファンがロックされている時は、これを表示する
ように表示手段を制御して、炊飯動作を停止し、前記炊
飯入力手段の出力を入力しても無効とするように制御し
て停止状態にした後、停止解除信号を出力する停止解除
手段からの信号を入力した時は、復帰判定動作を行い、
ロック信号が入力された時は停止状態を継続し、ロック
信号が入力されない時は、前記炊飯入力手段の出力を有
効とし、前記表示手段による表示を消すように制御する
制御手段とを備えている。
【0008】
【作用】本発明は上記の構成により、冷却用ファンがロ
ックした時、鍋の加熱と加熱手段への通電と冷却用ファ
ン駆動を停止した後、復帰判定動作として一定時間後に
冷却用ファンを一定時間駆動し、冷却用ファンがロック
されているかを判定し、ロックされていない時は、炊飯
動作に復帰し、ロックされている時は、さらに復帰判定
動作を行い複数回の復帰判定動作を行っても冷却用ファ
ンがロックされている時は、これを表示して、炊飯動作
を停止し、炊飯入力手段の出力を入力しても無効とす
る。この後停止解除手段からの信号を入力した時は、復
帰判定動作を行い、冷却用ファンがロックされている時
は、停止状態を継続し、ロックされていない時は、炊飯
入力手段の出力を有効とし、表示手段による表示を消す
ようにできる。
ックした時、鍋の加熱と加熱手段への通電と冷却用ファ
ン駆動を停止した後、復帰判定動作として一定時間後に
冷却用ファンを一定時間駆動し、冷却用ファンがロック
されているかを判定し、ロックされていない時は、炊飯
動作に復帰し、ロックされている時は、さらに復帰判定
動作を行い複数回の復帰判定動作を行っても冷却用ファ
ンがロックされている時は、これを表示して、炊飯動作
を停止し、炊飯入力手段の出力を入力しても無効とす
る。この後停止解除手段からの信号を入力した時は、復
帰判定動作を行い、冷却用ファンがロックされている時
は、停止状態を継続し、ロックされていない時は、炊飯
入力手段の出力を有効とし、表示手段による表示を消す
ようにできる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1,図
2,図3を参照しながら説明する。図1、図2におい
て、1は炊飯する米、水を入れる鍋、2はインバ−タ回
路を駆動して鍋1を誘導加熱するインバ−タ駆動手段、
3はインバ−タ駆動手段2およびインバ−タ回路の加熱
用コイル2aををファンを回転して冷却し、このファン
がロックされた時にロック信号を出力する冷却用ファ
ン、4は冷却用ファン3を駆動する冷却用ファン駆動手
段、5は鍋1の側面を加熱する側面ヒ−タ、6は鍋1の
蓋を加熱する蓋ヒ−タで、この実施例では前記側面ヒー
タ5とともに加熱手段を構成している。7は側面ヒ−タ
5と蓋ヒ−タ6を駆動してを駆動して交流電源12を通
電するヒ−タ駆動手段、8は炊飯動作をスタ−トする信
号を出力する炊飯入力手段、9はマイクロコンピュータ
からなる制御手段で、炊飯入力手段8の出力を入力して
炊飯動作中に、冷却用ファン3のロック信号を入力した
時、インバ−タ駆動手段2と、ヒ−タ駆動手段7と、冷
却用ファン駆動手段4に信号を出力して駆動を停止した
後、復帰判定動作として一定時間後に冷却用ファン駆動
手段4に信号を出力して、冷却用ファン3を一定時間駆
動し、冷却用ファン3の信号を入力して、ロック信号が
出力されているかを判定し、ロック信号が入力されない
時は、炊飯動作に復帰し、ロック信号が入力された時
は、さらに復帰判定動作を行い、複数回の復帰判定動作
を行っても冷却用ファン3がロックされている時は、こ
れを表示するように液晶表示素子からなる表示手段10
を制御して、炊飯動作を停止し、炊飯入力手段8の出力
を入力しても無効とするように制御して停止状態にした
後、停止解除信号を出力する停止解除手段11からの信
号を入力した時は、復帰判定動作を行い、ロック信号が
入力された時は、停止状態を継続し、ロック信号が入力
されない時は、炊飯入力手段8の出力を有効とし、表示
手段10による表示を消すように制御するものである。
なお13は直流電源である。
2,図3を参照しながら説明する。図1、図2におい
て、1は炊飯する米、水を入れる鍋、2はインバ−タ回
路を駆動して鍋1を誘導加熱するインバ−タ駆動手段、
3はインバ−タ駆動手段2およびインバ−タ回路の加熱
用コイル2aををファンを回転して冷却し、このファン
がロックされた時にロック信号を出力する冷却用ファ
ン、4は冷却用ファン3を駆動する冷却用ファン駆動手
段、5は鍋1の側面を加熱する側面ヒ−タ、6は鍋1の
蓋を加熱する蓋ヒ−タで、この実施例では前記側面ヒー
タ5とともに加熱手段を構成している。7は側面ヒ−タ
5と蓋ヒ−タ6を駆動してを駆動して交流電源12を通
電するヒ−タ駆動手段、8は炊飯動作をスタ−トする信
号を出力する炊飯入力手段、9はマイクロコンピュータ
からなる制御手段で、炊飯入力手段8の出力を入力して
炊飯動作中に、冷却用ファン3のロック信号を入力した
時、インバ−タ駆動手段2と、ヒ−タ駆動手段7と、冷
却用ファン駆動手段4に信号を出力して駆動を停止した
後、復帰判定動作として一定時間後に冷却用ファン駆動
手段4に信号を出力して、冷却用ファン3を一定時間駆
動し、冷却用ファン3の信号を入力して、ロック信号が
出力されているかを判定し、ロック信号が入力されない
時は、炊飯動作に復帰し、ロック信号が入力された時
は、さらに復帰判定動作を行い、複数回の復帰判定動作
を行っても冷却用ファン3がロックされている時は、こ
れを表示するように液晶表示素子からなる表示手段10
を制御して、炊飯動作を停止し、炊飯入力手段8の出力
を入力しても無効とするように制御して停止状態にした
後、停止解除信号を出力する停止解除手段11からの信
号を入力した時は、復帰判定動作を行い、ロック信号が
入力された時は、停止状態を継続し、ロック信号が入力
されない時は、炊飯入力手段8の出力を有効とし、表示
手段10による表示を消すように制御するものである。
なお13は直流電源である。
【0010】上記の構成において動作を図3のフローチ
ャートにより説明する。ステップ20では、炊飯入力手
段8が操作されたら、制御手段9は、炊飯動作を開始し
てステップ21に進む。ステップ21では炊飯シ−ケン
スに従い制御手段9は、インバ−タ駆動手段2と、ヒ−
タ駆動手段7と、冷却用ファン駆動手段4に信号を出力
して鍋1を加熱、側面ヒ−タ5、蓋ヒ−タ6に通電し、
冷却用ファン3を連続駆動する。次にステップ22に進
む。ステップ22では、制御手段9は、冷却用ファン3
からの出力を入力し、冷却用ファン3がロックされてい
るかどうかを判定する。ロックされていない時は、ステ
ップ21に戻り、炊飯動作を継続する。ロックされてい
る時は、ステップ23に進む。
ャートにより説明する。ステップ20では、炊飯入力手
段8が操作されたら、制御手段9は、炊飯動作を開始し
てステップ21に進む。ステップ21では炊飯シ−ケン
スに従い制御手段9は、インバ−タ駆動手段2と、ヒ−
タ駆動手段7と、冷却用ファン駆動手段4に信号を出力
して鍋1を加熱、側面ヒ−タ5、蓋ヒ−タ6に通電し、
冷却用ファン3を連続駆動する。次にステップ22に進
む。ステップ22では、制御手段9は、冷却用ファン3
からの出力を入力し、冷却用ファン3がロックされてい
るかどうかを判定する。ロックされていない時は、ステ
ップ21に戻り、炊飯動作を継続する。ロックされてい
る時は、ステップ23に進む。
【0011】ステップ23では、制御手段9は、インバ
−タ駆動手段2と、冷却用ファン駆動手段4と、ヒ−タ
駆動手段7に信号を出力して冷却用ファン3を停止し、
鍋1の加熱を停止し、側面ヒ−タ5、蓋ヒ−タ6への通
電を停止する。ステップ23からステップ24に進む。
ステップ24では、制御手段9は、5秒経過したかを判
定する。5秒経過していない場合は、ステップ23に戻
る。5秒経過したらステップ25に進む。ここでは5秒
としているが、冷却用ファン3が完全に停止する時間で
あれば何秒でもよい。ステップ25では、制御手段9
は、冷却用ファン駆動手段4に信号を出力して5秒間冷
却用ファン3を駆動し、冷却用ファン3からの出力を入
力してファンがロックしているかどうかを判定する。フ
ァンロックが解除されている時は、ステップ21に戻り
炊飯動作を継続する。まだファンがロックされている時
は、ステップ26に進む。ステップ25で5秒間冷却用
ファン3を駆動しているが、冷却用ファン3の出力が安
定する時間であれば何秒でも良い。ステップ26ではフ
ァンロックが4回以下であればステップ23に戻る。ス
テップ26でファンロックが5回目であれば、ステップ
27に進む。ステップ26でファンロックの回数が5回
目であればステップ27に進むが、複数回であれば何回
でも良い。ステップ27ではファンロック処理を行う。
すなわち制御手段9は、インバ−タ駆動手段2と、冷却
用ファン駆動手段4と、ヒ−タ駆動手段7に信号を出力
して冷却用ファン3を停止し、鍋1の加熱を停止し、側
面ヒ−タ5、蓋ヒ−タ6への通電を停止する。さらに表
示手段10を駆動してファンロックであることを表示す
る。さらに炊飯入力手段8が操作されても、無効とし炊
飯動作をスタ−トしないようにする。
−タ駆動手段2と、冷却用ファン駆動手段4と、ヒ−タ
駆動手段7に信号を出力して冷却用ファン3を停止し、
鍋1の加熱を停止し、側面ヒ−タ5、蓋ヒ−タ6への通
電を停止する。ステップ23からステップ24に進む。
ステップ24では、制御手段9は、5秒経過したかを判
定する。5秒経過していない場合は、ステップ23に戻
る。5秒経過したらステップ25に進む。ここでは5秒
としているが、冷却用ファン3が完全に停止する時間で
あれば何秒でもよい。ステップ25では、制御手段9
は、冷却用ファン駆動手段4に信号を出力して5秒間冷
却用ファン3を駆動し、冷却用ファン3からの出力を入
力してファンがロックしているかどうかを判定する。フ
ァンロックが解除されている時は、ステップ21に戻り
炊飯動作を継続する。まだファンがロックされている時
は、ステップ26に進む。ステップ25で5秒間冷却用
ファン3を駆動しているが、冷却用ファン3の出力が安
定する時間であれば何秒でも良い。ステップ26ではフ
ァンロックが4回以下であればステップ23に戻る。ス
テップ26でファンロックが5回目であれば、ステップ
27に進む。ステップ26でファンロックの回数が5回
目であればステップ27に進むが、複数回であれば何回
でも良い。ステップ27ではファンロック処理を行う。
すなわち制御手段9は、インバ−タ駆動手段2と、冷却
用ファン駆動手段4と、ヒ−タ駆動手段7に信号を出力
して冷却用ファン3を停止し、鍋1の加熱を停止し、側
面ヒ−タ5、蓋ヒ−タ6への通電を停止する。さらに表
示手段10を駆動してファンロックであることを表示す
る。さらに炊飯入力手段8が操作されても、無効とし炊
飯動作をスタ−トしないようにする。
【0012】次にステップ28に進む。ステップ28で
は、制御手段9は、停止解除手段11が押されるかを判
定し、押されない時は、ステップ27に戻りファンロッ
ク処理を継続する。ステップ28で停止解除手段11が
押された時は、ステップ30に進む。ステップ30では
制御手段9は、冷却用ファン駆動手段4に信号を出力し
て5秒間冷却用ファン3を駆動し、冷却用ファン3から
の出力を入力してファンがロックしているかどうかを判
定する。まだファンがロックされている時は、ステップ
27に進みファンロック処理を継続する。ファンロック
が解除されている時は、ステップ31に進み停止解除処
理を行う。すなわち制御手段9は、インバ−タ駆動手段
2と、冷却用ファン駆動手段4と、ヒ−タ駆動手段7に
信号を出力して冷却用ファン3を停止し、鍋1の加熱を
停止し、側面ヒ−タ5、蓋ヒ−タ6への通電を停止す
る。さらに表示手段10の表示を消し、炊飯入力手段8
が押されたら、有効とし炊飯動作をスタ−トできる状態
で待機する。
は、制御手段9は、停止解除手段11が押されるかを判
定し、押されない時は、ステップ27に戻りファンロッ
ク処理を継続する。ステップ28で停止解除手段11が
押された時は、ステップ30に進む。ステップ30では
制御手段9は、冷却用ファン駆動手段4に信号を出力し
て5秒間冷却用ファン3を駆動し、冷却用ファン3から
の出力を入力してファンがロックしているかどうかを判
定する。まだファンがロックされている時は、ステップ
27に進みファンロック処理を継続する。ファンロック
が解除されている時は、ステップ31に進み停止解除処
理を行う。すなわち制御手段9は、インバ−タ駆動手段
2と、冷却用ファン駆動手段4と、ヒ−タ駆動手段7に
信号を出力して冷却用ファン3を停止し、鍋1の加熱を
停止し、側面ヒ−タ5、蓋ヒ−タ6への通電を停止す
る。さらに表示手段10の表示を消し、炊飯入力手段8
が押されたら、有効とし炊飯動作をスタ−トできる状態
で待機する。
【0013】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、ファンロック状態の為、途中で炊飯が停止し
ていることが、使用者に容易に理解でき、ファンロック
が解除されない間は、炊飯スタ−トを受け付けないので
再度炊飯をしてしまうという事がなくなる。さらに複数
回、ファンロックしているかどうかを判定するのでノイ
ズによって炊飯動作を停止してしまうということもなく
なる。さらに複数回ファンを停止、駆動するので、ファ
ンロック状態から、ファンロックが解除されることもあ
り、炊飯動作を停止することもなくなるという効果があ
る。
によれば、ファンロック状態の為、途中で炊飯が停止し
ていることが、使用者に容易に理解でき、ファンロック
が解除されない間は、炊飯スタ−トを受け付けないので
再度炊飯をしてしまうという事がなくなる。さらに複数
回、ファンロックしているかどうかを判定するのでノイ
ズによって炊飯動作を停止してしまうということもなく
なる。さらに複数回ファンを停止、駆動するので、ファ
ンロック状態から、ファンロックが解除されることもあ
り、炊飯動作を停止することもなくなるという効果があ
る。
【図1】本発明の炊飯器の一実施例を示すブロック図
【図2】同炊飯器の回路図
【図3】同炊飯器の動作を示すフローチャート
【図4】従来の炊飯器のブロック図
【図5】従来の炊飯器の動作を示すフロ−チャ−ト
1 鍋 2 インバ−タ駆動手段 3 冷却用ファン 4 冷却用ファン駆動手段 5 側面ヒ−タ 6 蓋ヒ−タ 7 ヒ−タ駆動手段 8 炊飯入力手段 9 制御手段 10 表示手段 11 停止解除手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 一典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 鷲▲崎▼ 龍夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−46747(JP,A) 特開 平5−253051(JP,A) 特開 平4−339196(JP,A) 特開 平4−101935(JP,A) 特開 平5−47465(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00
Claims (1)
- 【請求項1】 炊飯する米、水を入れる鍋と、インバ−
タ回路を駆動して前記鍋を誘導加熱するインバ−タ駆動
手段と、前記インバ−タ駆動手段をファンを回転して冷
却し、このファンがロックされた時にロック信号を出力
する冷却用ファンと、前記冷却用ファンを駆動する冷却
用ファン駆動手段と、前記鍋を加熱する加熱手段と、前
記加熱手段を駆動して通電するヒ−タ駆動手段と、炊飯
動作をスタ−トする信号を出力する炊飯入力手段と、前
記炊飯入力手段の出力を入力して炊飯動作中に、前記冷
却用ファンのロック信号を入力した時、前記インバ−タ
駆動手段と、前記ヒ−タ駆動手段と、前記冷却用ファン
駆動手段に信号を出力して駆動を停止した後、復帰判定
動作として一定時間後に前記冷却用ファン駆動手段に信
号を出力して、前記冷却用ファンを一定時間駆動し、前
記冷却用ファンの信号を入力して、ロック信号が出力さ
れているかを判定し、ロック信号が入力されない時は、
炊飯動作に復帰し、ロック信号が入力された時は、さら
に復帰判定動作を行い複数回の復帰判定動作を行っても
前記冷却用ファンがロックされている時は、これを表示
するように表示手段を制御して、炊飯動作を停止し、前
記炊飯入力手段の出力を入力しても無効とするように制
御して停止状態にした後、停止解除信号を出力する停止
解除手段からの信号を入力した時は、復帰判定動作を行
い、ロック信号が入力された時は停止状態を継続し、ロ
ック信号が入力されない時は、前記炊飯入力手段の出力
を有効とし、前記表示手段による表示を消すように制御
する制御手段と、を備えたことを特徴とする炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6123607A JP3070390B2 (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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1994
- 1994-06-06 JP JP6123607A patent/JP3070390B2/ja not_active Expired - Fee Related
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