JP3070000B2 - キッチン装置 - Google Patents
キッチン装置Info
- Publication number
- JP3070000B2 JP3070000B2 JP12627396A JP12627396A JP3070000B2 JP 3070000 B2 JP3070000 B2 JP 3070000B2 JP 12627396 A JP12627396 A JP 12627396A JP 12627396 A JP12627396 A JP 12627396A JP 3070000 B2 JP3070000 B2 JP 3070000B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerator
- air purifier
- air
- kitchen
- cabinet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Electrostatic Separation (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、厨房室の臭気を
清浄する機能を備えたキッチン装置に関する。
清浄する機能を備えたキッチン装置に関する。
【０００２】
【従来技術とその課題】近年、冷蔵庫の大型化に伴い、
排熱を含んだ上昇気流の量が増加し、冷蔵庫周囲の臭気
が厨房室全体に拡散してしまう、という問題を有してい
た。
排熱を含んだ上昇気流の量が増加し、冷蔵庫周囲の臭気
が厨房室全体に拡散してしまう、という問題を有してい
た。
【０００３】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、大型化された
冷蔵庫の上部に空気清浄機を配設することで、厨房室空
間の有効利用を図ると共に、冷蔵庫の排熱による上昇気
流を利用して厨房室の空気や臭気を効率的に、かつ、静
かな環境下で自動的に清浄することもできるキッチン装
置を提供しようとするものである。
ものであって、その目的とするところは、大型化された
冷蔵庫の上部に空気清浄機を配設することで、厨房室空
間の有効利用を図ると共に、冷蔵庫の排熱による上昇気
流を利用して厨房室の空気や臭気を効率的に、かつ、静
かな環境下で自動的に清浄することもできるキッチン装
置を提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るキッチン装置にあっては、厨房キャ
ビネットの側部に隣接して配設された冷蔵庫の上部に無
風式空気清浄機を配設し、該無風式空気清浄機には、該
冷蔵庫回りの空気を、冷蔵庫の排熱による上昇気流を利
用して送り込まれるように構成されていることを特徴と
するものである。
め、この発明に係るキッチン装置にあっては、厨房キャ
ビネットの側部に隣接して配設された冷蔵庫の上部に無
風式空気清浄機を配設し、該無風式空気清浄機には、該
冷蔵庫回りの空気を、冷蔵庫の排熱による上昇気流を利
用して送り込まれるように構成されていることを特徴と
するものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、この発
明の実施の一形態例を詳細に説明する。
明の実施の一形態例を詳細に説明する。
【０００６】図１に示すように、この形態例に係るキッ
チン装置１は、流し台２と、この流し台２の左側に配置
された収納キャビネット３と、この収納キャビネット３
の左側に配置されたガステーブルキャビネット４と、上
記流し台２と収納キャビネット３の上部に配設された吊
戸棚５と、上記ガステーブルキャビネット４の上部に配
設されたレンジフード６と、上記流し台２の右側に配置
された大型の冷蔵庫７が収納される縦長の冷蔵庫収納キ
ャビネット８と、から構成されており、これら流し台
２，収納キャビネット３，ガステーブルキャビネット
４，吊戸棚５，レンジフード６，冷蔵庫７及び冷蔵庫収
納キャビネット８の前面板は、意匠が統一されて構成さ
れている。尚、上記流し台２，収納キャビネット３，ガ
ステーブルキャビネット４，吊戸棚５，レンジフード６
及び冷蔵庫７は、公知の各種のものと同様に構成されて
いるので、その詳細な説明をここでは省略する。
チン装置１は、流し台２と、この流し台２の左側に配置
された収納キャビネット３と、この収納キャビネット３
の左側に配置されたガステーブルキャビネット４と、上
記流し台２と収納キャビネット３の上部に配設された吊
戸棚５と、上記ガステーブルキャビネット４の上部に配
設されたレンジフード６と、上記流し台２の右側に配置
された大型の冷蔵庫７が収納される縦長の冷蔵庫収納キ
ャビネット８と、から構成されており、これら流し台
２，収納キャビネット３，ガステーブルキャビネット
４，吊戸棚５，レンジフード６，冷蔵庫７及び冷蔵庫収
納キャビネット８の前面板は、意匠が統一されて構成さ
れている。尚、上記流し台２，収納キャビネット３，ガ
ステーブルキャビネット４，吊戸棚５，レンジフード６
及び冷蔵庫７は、公知の各種のものと同様に構成されて
いるので、その詳細な説明をここでは省略する。
【０００７】冷蔵庫収納キャビネット８は、床面から天
井までの高さ寸法を有し、前方が開放した冷蔵庫収納部
９と、この冷蔵庫収納部９の上部に配設された空気清浄
部１０と、から構成されている。
井までの高さ寸法を有し、前方が開放した冷蔵庫収納部
９と、この冷蔵庫収納部９の上部に配設された空気清浄
部１０と、から構成されている。
【０００８】空気清浄部１０の前面側には、下部ガラリ
１１と上部ガラリ１２及びこれらのガラリ１１，１２間
に配設された吊戸棚５の前面板と同一意匠の前面板１３
と、から構成されており、この前面板の後部に無風式空
気清浄機１４が収納されている。
１１と上部ガラリ１２及びこれらのガラリ１１，１２間
に配設された吊戸棚５の前面板と同一意匠の前面板１３
と、から構成されており、この前面板の後部に無風式空
気清浄機１４が収納されている。
【０００９】ところで、空気清浄機には、上記無風式の
ものと強制循環式のものが知られているが、強制循環方
式のものは、誇りの集塵性能や脱臭性能は無風式のもの
よりも高い反面、常時ファンを回転させなければならな
いため、維持費が嵩み、また、ファンの回転騒音が大き
い、という欠点を有している。
ものと強制循環式のものが知られているが、強制循環方
式のものは、誇りの集塵性能や脱臭性能は無風式のもの
よりも高い反面、常時ファンを回転させなければならな
いため、維持費が嵩み、また、ファンの回転騒音が大き
い、という欠点を有している。
【００１０】これに対して、無風式のものは、ほこりを
静電フィルターで帯電させて集塵するもので、ほこりを
強制的に吸い寄せる方式ではないので、ファンを内蔵し
た強制循環方式のものに比べ、維持費が少なく、運転音
が静かであるが、集塵性能及び脱臭性能が低い、という
欠点を有している。
静電フィルターで帯電させて集塵するもので、ほこりを
強制的に吸い寄せる方式ではないので、ファンを内蔵し
た強制循環方式のものに比べ、維持費が少なく、運転音
が静かであるが、集塵性能及び脱臭性能が低い、という
欠点を有している。
【００１１】そこで、この発明では、維持費が少なく、
運転音が静かである無風式空気清浄機１４であっても、
集塵性能及び脱臭性能を向上させるため、冷蔵庫の排熱
による上昇気流を利用して、冷蔵庫回りの空気を、下部
ガラリ１１及び冷蔵庫の背面から無風式空気清浄機１４
へと送り込み、該無風式空気清浄機１４では、この送り
込まれた空気を、図２に示すように、イオン化ユニット
部１５から集塵ユニット部１６を経て静電フィルタ部１
７へと流しつつ、ほこりを集塵し、かつ、臭気を脱臭し
て効率的に除去し、上部ガラリ１２から厨房室内へと送
出するように構成されている。
運転音が静かである無風式空気清浄機１４であっても、
集塵性能及び脱臭性能を向上させるため、冷蔵庫の排熱
による上昇気流を利用して、冷蔵庫回りの空気を、下部
ガラリ１１及び冷蔵庫の背面から無風式空気清浄機１４
へと送り込み、該無風式空気清浄機１４では、この送り
込まれた空気を、図２に示すように、イオン化ユニット
部１５から集塵ユニット部１６を経て静電フィルタ部１
７へと流しつつ、ほこりを集塵し、かつ、臭気を脱臭し
て効率的に除去し、上部ガラリ１２から厨房室内へと送
出するように構成されている。
【００１２】尚、この発明に用いられる無風式空気清浄
機は、図示の構成のものに限定されるものではなく、公
知の各種無風式空気清浄機を用いることができる。
機は、図示の構成のものに限定されるものではなく、公
知の各種無風式空気清浄機を用いることができる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、冷蔵庫の上部に無風式空気清浄機を配設して構成し
たので、厨房室の空間を有効利用することができると共
に、冷蔵庫の排熱による上昇気流を利用して冷蔵庫回り
の空気を効率的、かつ、静かに清浄することができ、こ
の種の無風式空気清浄機における集塵・脱臭効果を大幅
に向上させることができる。
ば、冷蔵庫の上部に無風式空気清浄機を配設して構成し
たので、厨房室の空間を有効利用することができると共
に、冷蔵庫の排熱による上昇気流を利用して冷蔵庫回り
の空気を効率的、かつ、静かに清浄することができ、こ
の種の無風式空気清浄機における集塵・脱臭効果を大幅
に向上させることができる。
【図１】本発明の実施の一形態例に係るキッチン装置の
正面図である。
正面図である。
【図２】同キッチン装置における冷蔵庫上部の構成を示
す断面図である。
す断面図である。
１ キッチン装置 ２ 流し台 ３ 収納キャビネット ４ ガステーブルキャビネット ５ 吊戸棚 ６ レンジフード ７ 冷蔵庫 ８ 冷蔵庫収納キャビネット １０ 空気清浄部 １１ 下部ガラリ １２ 上部ガラリ １３ 前面板 １４ 空気清浄機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A47B 77/08 B03C 3/02
Claims (1)
- 【請求項１】 厨房キャビネットの側部に隣接して配設
された冷蔵庫の上部に無風式空気清浄機を配設し、該無
風式空気清浄機には、該冷蔵庫回りの空気を、冷蔵庫の
排熱による上昇気流を利用して送り込まれるように構成
されていることを特徴とするキッチン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12627396A JP3070000B2 (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | キッチン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12627396A JP3070000B2 (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | キッチン装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09285351A JPH09285351A (ja) | 1997-11-04 |
| JP3070000B2 true JP3070000B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=14931126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12627396A Expired - Lifetime JP3070000B2 (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | キッチン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3070000B2 (ja) |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP12627396A patent/JP3070000B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09285351A (ja) | 1997-11-04 |
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