JP3069721B2 - 物品搬出装置 - Google Patents
物品搬出装置Info
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- JP3069721B2 JP3069721B2 JP6018214A JP1821494A JP3069721B2 JP 3069721 B2 JP3069721 B2 JP 3069721B2 JP 6018214 A JP6018214 A JP 6018214A JP 1821494 A JP1821494 A JP 1821494A JP 3069721 B2 JP3069721 B2 JP 3069721B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動販売機等に組み込
まれることにより、収納している物品を外部に搬出する
物品搬出装置に関する。
まれることにより、収納している物品を外部に搬出する
物品搬出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、箱状をした物品を上下方向に
積み重ねて収納する収納コラムを有し、該収納コラムの
最下層に収納された物品を収納コラムの後方より押し出
して前方から搬出する物品搬出装置として、実開平3−
66922号や実開平4−67789号等に例が示され
るもの(以下、第1従来例という)がある。これらの物
品搬出装置は、物品を収納する収納コラムの下方にカム
構造からなる物品搬出機構を備えている。この物品搬出
機構は回転駆動軸の回転駆動力を、クランクピンとカム
溝とからなるカム機構によって押し出し板の平行反復移
動に変換し、この押し出し板の水平反復移動によって、
収納コラムの最下層の物品を押し出して搬出するように
なっている。
積み重ねて収納する収納コラムを有し、該収納コラムの
最下層に収納された物品を収納コラムの後方より押し出
して前方から搬出する物品搬出装置として、実開平3−
66922号や実開平4−67789号等に例が示され
るもの(以下、第1従来例という)がある。これらの物
品搬出装置は、物品を収納する収納コラムの下方にカム
構造からなる物品搬出機構を備えている。この物品搬出
機構は回転駆動軸の回転駆動力を、クランクピンとカム
溝とからなるカム機構によって押し出し板の平行反復移
動に変換し、この押し出し板の水平反復移動によって、
収納コラムの最下層の物品を押し出して搬出するように
なっている。
【0003】また、従来から、実開平2−2786号に
示される物品搬出装置(以下、第2従来例という)があ
る。この物品搬出装置は、垂直方向に伸縮するソレノイ
ドの動きをリンク機構によって押し出し板の水平反復移
動に変換し、この押し出し板の水平反復移動によって、
収納コラムの最下層の物品を押し出して搬出するように
なっている。
示される物品搬出装置(以下、第2従来例という)があ
る。この物品搬出装置は、垂直方向に伸縮するソレノイ
ドの動きをリンク機構によって押し出し板の水平反復移
動に変換し、この押し出し板の水平反復移動によって、
収納コラムの最下層の物品を押し出して搬出するように
なっている。
【0004】さらには、従来から、実開平5−7588
6号に示す物品搬送装置(以下、第3従来例という)が
ある。この物品搬送装置は収納コラムの下端側方に単一
の揺動アームを設けるとともに、この揺動アームの揺動
先端から収納コラムに向かって押し出し板を水平に延出
している。そして、駆動軸の先端に偏心配置されたクラ
ンクピンを揺動アームの長孔に係合させることで、揺動
アームをその枢支点を中心に揺動させ、これによって押
し出し板を略水平方向に反復移動させて物品を収納コラ
ムから押し出して搬出するようになっている。
6号に示す物品搬送装置(以下、第3従来例という)が
ある。この物品搬送装置は収納コラムの下端側方に単一
の揺動アームを設けるとともに、この揺動アームの揺動
先端から収納コラムに向かって押し出し板を水平に延出
している。そして、駆動軸の先端に偏心配置されたクラ
ンクピンを揺動アームの長孔に係合させることで、揺動
アームをその枢支点を中心に揺動させ、これによって押
し出し板を略水平方向に反復移動させて物品を収納コラ
ムから押し出して搬出するようになっている。
【0005】一方、物品搬出装置を構成する収納コラム
の構造としては、実開平4−47785号に示すもの
(以下、第4従来例という)がある。この物品搬出装置
の収納コラムはその内隅に奥行係止面と幅係止面とを備
えた係止部を設けている。そして、物品が奥行係止面に
係合するか否かで奥行きの異なる複数種の物品の収納を
可能する一方、物品が幅係止面に係合するか否かで幅の
異なる複数種の物品の収納を可能にしている。
の構造としては、実開平4−47785号に示すもの
(以下、第4従来例という)がある。この物品搬出装置
の収納コラムはその内隅に奥行係止面と幅係止面とを備
えた係止部を設けている。そして、物品が奥行係止面に
係合するか否かで奥行きの異なる複数種の物品の収納を
可能する一方、物品が幅係止面に係合するか否かで幅の
異なる複数種の物品の収納を可能にしている。
【0006】また、収納コラムの構造の他の例として実
開平4−74389号に示すもの(以下、第5従来例と
いう)がある。この物品搬出装置の収納コラムは物品の
幅や高さを調整するアタッチメントを収納コラムに脱着
自在に取り付けることによって幅や高さの異なる複数種
の物品に対応できるようになっている。
開平4−74389号に示すもの(以下、第5従来例と
いう)がある。この物品搬出装置の収納コラムは物品の
幅や高さを調整するアタッチメントを収納コラムに脱着
自在に取り付けることによって幅や高さの異なる複数種
の物品に対応できるようになっている。
【0007】収納コラム構造のさらに他の例としては実
開昭63−253498号に示すもの(以下、第6従来
例という)がある。この物品搬出装置は収納コラムを構
成する左右の側壁の幅を互いに異ならせることによって
奥行寸法の異なる2種類の物品の収納ができるようにな
っている。
開昭63−253498号に示すもの(以下、第6従来
例という)がある。この物品搬出装置は収納コラムを構
成する左右の側壁の幅を互いに異ならせることによって
奥行寸法の異なる2種類の物品の収納ができるようにな
っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記各従来
例には、次のような問題があった。すなわち、搬出機構
の従来例である第1従来例では、押し出し板は、公転す
るクランクピンとの係合により水平反復移動すること
で、物品を搬出するようになっているが、その際、押し
出し板は側方に設けられたガイド部材に当接することに
より、所定の方向に案内されるようになっている。その
ため、押し出し板とガイド部材との間の摩擦が駆動力に
対する負荷となり、その分、駆動源が大きなトルクを発
生させなければならなくなり、駆動源の大型化を招いて
いた。また、押し出し部材がガイド部材との当接により
磨耗して部品寿命が短くなるという問題もあった。さら
には、押し出し部材がガイド部材の間で引っかかってし
まうと、ロックされてしまって搬出動作ができなくなる
という問題もあった。
例には、次のような問題があった。すなわち、搬出機構
の従来例である第1従来例では、押し出し板は、公転す
るクランクピンとの係合により水平反復移動すること
で、物品を搬出するようになっているが、その際、押し
出し板は側方に設けられたガイド部材に当接することに
より、所定の方向に案内されるようになっている。その
ため、押し出し板とガイド部材との間の摩擦が駆動力に
対する負荷となり、その分、駆動源が大きなトルクを発
生させなければならなくなり、駆動源の大型化を招いて
いた。また、押し出し部材がガイド部材との当接により
磨耗して部品寿命が短くなるという問題もあった。さら
には、押し出し部材がガイド部材の間で引っかかってし
まうと、ロックされてしまって搬出動作ができなくなる
という問題もあった。
【0009】また、第2従来例では、ソレノイドとリン
ク機構とを収納するのに多大なスペースを必要とし、そ
の分、装置が大型化するという問題があった。
ク機構とを収納するのに多大なスペースを必要とし、そ
の分、装置が大型化するという問題があった。
【0010】第3従来例では、揺動アームが揺動する位
置と押し出し板が物品を押し出す位置とが一致せず両者
の間に隔たりがあるので、駆動力を伝達する上でのバラ
ンスが悪かった。また、押し出し板は揺動アームに対し
て片持ち支持されているだけであるので駆動力がスムー
ズに押し出し板に伝わりにくく、連結箇所等にぐらつき
が発生しやすかった。このような理由により第3従来例
は搬出操作の安定性に欠けるいう問題を有していた。
置と押し出し板が物品を押し出す位置とが一致せず両者
の間に隔たりがあるので、駆動力を伝達する上でのバラ
ンスが悪かった。また、押し出し板は揺動アームに対し
て片持ち支持されているだけであるので駆動力がスムー
ズに押し出し板に伝わりにくく、連結箇所等にぐらつき
が発生しやすかった。このような理由により第3従来例
は搬出操作の安定性に欠けるいう問題を有していた。
【0011】一方、収納コラムの従来例である第4従来
例では、物品の幅と奥行きに対しては対応することがで
きるが、高さに対応する構造(各物品の高さに応じた搬
出口の構造)を有しておらず、そのために、高さの異な
る物品を収納する際には、その物品の高さに対応した構
造を別に設ける必要があり、これでは多品種の物品を収
納する構造としては不十分であるという問題があった。
例では、物品の幅と奥行きに対しては対応することがで
きるが、高さに対応する構造(各物品の高さに応じた搬
出口の構造)を有しておらず、そのために、高さの異な
る物品を収納する際には、その物品の高さに対応した構
造を別に設ける必要があり、これでは多品種の物品を収
納する構造としては不十分であるという問題があった。
【0012】また、第5従来例では、脱着自在のアタッ
チメントを取り付けることで、大きさの異なる複数の物
品の収納を可能にしているが、アタッチメントを設ける
分、部品点数が増大するという問題があった。
チメントを取り付けることで、大きさの異なる複数の物
品の収納を可能にしているが、アタッチメントを設ける
分、部品点数が増大するという問題があった。
【0013】さらには、第6従来例では、幅の異なる2
種類の物品の収納は可能であるが、その以外の物品を収
納しようとすると、収納コラム全体を取り替える必要が
あり、それでは、取り替え作業が大掛かりになるという
問題があった。
種類の物品の収納は可能であるが、その以外の物品を収
納しようとすると、収納コラム全体を取り替える必要が
あり、それでは、取り替え作業が大掛かりになるという
問題があった。
【0014】したがって、本発明においては、搬出操作
の安定性に優れしかも小型化も可能である物品搬出装置
の提供を第1の目的としており、さらには、簡単な構造
で大きさの異なる多品種の物品の収納が可能である物品
搬出装置の提供を第2の目的としている。
の安定性に優れしかも小型化も可能である物品搬出装置
の提供を第1の目的としており、さらには、簡単な構造
で大きさの異なる多品種の物品の収納が可能である物品
搬出装置の提供を第2の目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の第1の発明においては、箱状をした
物品を上下方向に積み重ねて収納する収納コラムと、該
収納コラムの最下層に収納された物品を収納コラムの後
方より押し出して前方より搬出する搬出機構とを備え、
前記搬出機構は、前記収納コラムの下端両側それぞれに
垂直方向に沿って設けられ、かつその長手方向任意の一
点を枢支点としてその収納コラム底部側端部が物品搬出
方向に沿って揺動する揺動アームと、前記両側の揺動ア
ームを揺動駆動する駆動部と、前記揺動アームの収納コ
ラム下端側端部どうしを連結する物品押し出し部材とを
備え、前記駆動部は、前記両揺動アームの間に配設され
た回転駆動軸を有し、この回転駆動軸と前記両揺動アー
ムとがクランク結合し、前記両揺動アームが同時に揺動
する、という特徴を備えて物品搬出装置を構成した。
るために、本発明の第1の発明においては、箱状をした
物品を上下方向に積み重ねて収納する収納コラムと、該
収納コラムの最下層に収納された物品を収納コラムの後
方より押し出して前方より搬出する搬出機構とを備え、
前記搬出機構は、前記収納コラムの下端両側それぞれに
垂直方向に沿って設けられ、かつその長手方向任意の一
点を枢支点としてその収納コラム底部側端部が物品搬出
方向に沿って揺動する揺動アームと、前記両側の揺動ア
ームを揺動駆動する駆動部と、前記揺動アームの収納コ
ラム下端側端部どうしを連結する物品押し出し部材とを
備え、前記駆動部は、前記両揺動アームの間に配設され
た回転駆動軸を有し、この回転駆動軸と前記両揺動アー
ムとがクランク結合し、前記両揺動アームが同時に揺動
する、という特徴を備えて物品搬出装置を構成した。
【0016】また、第2の発明によれば、箱状をした物
品を上下方向に積み重ねて収納する収納コラムを有し、
該収納コラムの最下層に収納された物品を収納コラムよ
り押し出して搬出する物品搬出装置であって、前記収納
コラムは収納物品の後面を覆う後壁部と、収納物品の両
側面および該両側面に続いて前面の少なくとも一部を覆
う側壁部とを備えており、前記側壁部は前記後壁部に着
脱自在に取り付けられており、以上のものから物品搬出
装置を構成した。
品を上下方向に積み重ねて収納する収納コラムを有し、
該収納コラムの最下層に収納された物品を収納コラムよ
り押し出して搬出する物品搬出装置であって、前記収納
コラムは収納物品の後面を覆う後壁部と、収納物品の両
側面および該両側面に続いて前面の少なくとも一部を覆
う側壁部とを備えており、前記側壁部は前記後壁部に着
脱自在に取り付けられており、以上のものから物品搬出
装置を構成した。
【0017】さらには、本発明の第3の発明によれば、
箱状をした物品を上下方向に積み重ねて収納する収納コ
ラムを有し、該収納コラムの最下層に収納された物品を
収納コラムの後方より押し出して前方から搬出する物品
搬出装置であって、前記収納コラムは収納物品の後面を
覆う後壁部と、収納物品の両側面および該両側面に続い
て前面の少なくとも一部を覆う側壁部とを備えており、
前記側壁部は大きさの異なる複数種の物品に対応してそ
れぞれの物品の幅寸法および奥行き寸法を規制する複数
の規制面を有する規制突起を備えるとともに、該側壁部
の下端には、高さ寸法の最も小さい物品に対応した高さ
寸法を有する搬出口を備えており、かつ該搬出口の上端
縁には、該搬出口には対応しない高さ寸法を有する物品
の搬出を許容する切欠部が設けられており、以上のもの
から物品搬出装置を構成した。
箱状をした物品を上下方向に積み重ねて収納する収納コ
ラムを有し、該収納コラムの最下層に収納された物品を
収納コラムの後方より押し出して前方から搬出する物品
搬出装置であって、前記収納コラムは収納物品の後面を
覆う後壁部と、収納物品の両側面および該両側面に続い
て前面の少なくとも一部を覆う側壁部とを備えており、
前記側壁部は大きさの異なる複数種の物品に対応してそ
れぞれの物品の幅寸法および奥行き寸法を規制する複数
の規制面を有する規制突起を備えるとともに、該側壁部
の下端には、高さ寸法の最も小さい物品に対応した高さ
寸法を有する搬出口を備えており、かつ該搬出口の上端
縁には、該搬出口には対応しない高さ寸法を有する物品
の搬出を許容する切欠部が設けられており、以上のもの
から物品搬出装置を構成した。
【0018】
【作用】第1の発明によれば、押し出し板の両端それぞ
れに設けられた揺動アームによって押し出し板を反復駆
動するので、物品押し出し部材によってバランスよく、
物品の搬出動作を行えることになる。
れに設けられた揺動アームによって押し出し板を反復駆
動するので、物品押し出し部材によってバランスよく、
物品の搬出動作を行えることになる。
【0019】なお、前記駆動部を、前記回転駆動軸の両
端から前記揺動アームに向けて突出し、かつ回転駆動軸
とは偏心したクランクピンと、前記揺動アームにその長
手方向に沿って設けられて前記クランクピンに係合する
長孔とを備えて構成すれば、駆動部を揺動アームの間に
配置することができ、駆動部の収納を効率よく行えるよ
うになる。
端から前記揺動アームに向けて突出し、かつ回転駆動軸
とは偏心したクランクピンと、前記揺動アームにその長
手方向に沿って設けられて前記クランクピンに係合する
長孔とを備えて構成すれば、駆動部を揺動アームの間に
配置することができ、駆動部の収納を効率よく行えるよ
うになる。
【0020】さらには、弾性を有する係合突起と係合部
材との弾性係合によって、前記物品押し出し部材を揺動
アームに取り付ければ、物品押し出し部材の取り付け作
業が容易になる。
材との弾性係合によって、前記物品押し出し部材を揺動
アームに取り付ければ、物品押し出し部材の取り付け作
業が容易になる。
【0021】第2の発明によれば、側壁部の形状を、収
納する物品の大きさ(幅、厚み、高さ)に応じて種々作
成しておけば、収納物品の大きさに応じた形状の側壁部
に取り替えるという簡単な作業によって、収納物品の変
更に対応できるようになる。
納する物品の大きさ(幅、厚み、高さ)に応じて種々作
成しておけば、収納物品の大きさに応じた形状の側壁部
に取り替えるという簡単な作業によって、収納物品の変
更に対応できるようになる。
【0022】第3の発明によれば、収納コラムには、幅
寸法、奥行き寸法の異なる複数種の物品の収納が可能に
なる。さらには、搬出口からは、高さ寸法の異なる複数
種の物品の搬出が可能になる。
寸法、奥行き寸法の異なる複数種の物品の収納が可能に
なる。さらには、搬出口からは、高さ寸法の異なる複数
種の物品の搬出が可能になる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明の一実施例の物品搬出装置
1を備えた自動販売機の構造を示す断面図である。この
自動販売機は、チューイングガム等の物品を卓上で販売
する小型自動販売機であって、その外装ケーシング2の
内部に物品搬出装置1を備えている。物品搬出装置1は
収納コラム3A〜3Dと搬出機構4とを備えている。収
納コラム3A〜3Dは販売する物品α1〜3を上下方向に
積み重ねて収納する縦長の収納空間5を有しており、外
装ケーシング2内に垂直配置されている。収納コラム3
A〜3Dの下端の前側には物品搬出口6A〜6Dが形成
されている。
細に説明する。図1は本発明の一実施例の物品搬出装置
1を備えた自動販売機の構造を示す断面図である。この
自動販売機は、チューイングガム等の物品を卓上で販売
する小型自動販売機であって、その外装ケーシング2の
内部に物品搬出装置1を備えている。物品搬出装置1は
収納コラム3A〜3Dと搬出機構4とを備えている。収
納コラム3A〜3Dは販売する物品α1〜3を上下方向に
積み重ねて収納する縦長の収納空間5を有しており、外
装ケーシング2内に垂直配置されている。収納コラム3
A〜3Dの下端の前側には物品搬出口6A〜6Dが形成
されている。
【0024】搬出機構4は各収納コラム3A〜3Dそれ
ぞれの下方に配設されており、図2〜図4に示すよう
に、駆動ボックス7と、この駆動ボックス7の側面に揺
動自在に取り付けられた揺動アーム8と、揺動アーム8
の先端に設けられた物品押し出し部材9とを備えてい
る。
ぞれの下方に配設されており、図2〜図4に示すよう
に、駆動ボックス7と、この駆動ボックス7の側面に揺
動自在に取り付けられた揺動アーム8と、揺動アーム8
の先端に設けられた物品押し出し部材9とを備えてい
る。
【0025】揺動アーム8は駆動ボックス7の両側面そ
れぞれに垂直配置されており、その下端は段付きネジ1
0を介して駆動ボックス7の側面に回転自在に取り付け
られている。揺動アーム8の中途部には、その長手方向
に沿って長孔11が形成されている。両揺動アーム8の
先端それぞれには係合部材12が設けられている。係合
部材12は駆動ボックス7の上方に突出する基部13
と、基部13の先端から側方に突出する円筒状の係合体
14とからなっている。この係合部材12を介して物品
押し出し部材9が揺動アーム8に取り付けられている。
すなわち、物品押し出し部材9はその両端内部に弾性を
有する係合突起15が設けられており、この係合突起1
5を係合体14に弾性係合させることにより、揺動アー
ム8の先端の間に水平状態で取り付けられている。この
ように、物品押し出し部材9の取り付けは係合突起15
と係合部材12との弾性係合によって行えるので、その
取り付け作業の作業性はよくなっている。なお、揺動ア
ーム8の先端どうしは連結部16によって互いに連結さ
れている。また、揺動アーム8の材質としては樹脂の一
体成形品が適当であるが、物品荷重が大きくて剛性が必
要な場合には、板金成形体でもよい。
れぞれに垂直配置されており、その下端は段付きネジ1
0を介して駆動ボックス7の側面に回転自在に取り付け
られている。揺動アーム8の中途部には、その長手方向
に沿って長孔11が形成されている。両揺動アーム8の
先端それぞれには係合部材12が設けられている。係合
部材12は駆動ボックス7の上方に突出する基部13
と、基部13の先端から側方に突出する円筒状の係合体
14とからなっている。この係合部材12を介して物品
押し出し部材9が揺動アーム8に取り付けられている。
すなわち、物品押し出し部材9はその両端内部に弾性を
有する係合突起15が設けられており、この係合突起1
5を係合体14に弾性係合させることにより、揺動アー
ム8の先端の間に水平状態で取り付けられている。この
ように、物品押し出し部材9の取り付けは係合突起15
と係合部材12との弾性係合によって行えるので、その
取り付け作業の作業性はよくなっている。なお、揺動ア
ーム8の先端どうしは連結部16によって互いに連結さ
れている。また、揺動アーム8の材質としては樹脂の一
体成形品が適当であるが、物品荷重が大きくて剛性が必
要な場合には、板金成形体でもよい。
【0026】物品押し出し部材9は収納コラム3A〜3
Dの下端に形成された物品搬出室20内に収納されてい
る。物品搬出室20は、物品押し出し部材9が揺動でき
るように、収納空間5を後方に膨出させて形成されてい
る。
Dの下端に形成された物品搬出室20内に収納されてい
る。物品搬出室20は、物品押し出し部材9が揺動でき
るように、収納空間5を後方に膨出させて形成されてい
る。
【0027】一方、駆動ボックス7には、その左右を貫
通して回転駆動軸21が水平に配設されている。回転駆
動軸21は駆動ボックス7内に収納された電動機等の駆
動源(図示省略)によって回転駆動されるようになって
おり、その中央部には駆動源の回転駆動を減速ギア(図
示省略)を介して受ける受動ギア22が回転一体に設け
られている。また、駆動ボックス7から突出している回
転駆動軸21の両端には鍔体23が回転一体に取り付け
られている。この鍔体23にはクランクピン24が設け
られている。クランクピン24は回転駆動軸21の外側
に向かって突出しており、回転駆動軸21とは偏心した
位置に配置されている。左右の鍔体23,23に設けら
れたクランクピン24,24は互いに同じ回転角度位置
に設けられており、このように構成されたクランクピン
24が揺動アーム8の長孔11に係合している。
通して回転駆動軸21が水平に配設されている。回転駆
動軸21は駆動ボックス7内に収納された電動機等の駆
動源(図示省略)によって回転駆動されるようになって
おり、その中央部には駆動源の回転駆動を減速ギア(図
示省略)を介して受ける受動ギア22が回転一体に設け
られている。また、駆動ボックス7から突出している回
転駆動軸21の両端には鍔体23が回転一体に取り付け
られている。この鍔体23にはクランクピン24が設け
られている。クランクピン24は回転駆動軸21の外側
に向かって突出しており、回転駆動軸21とは偏心した
位置に配置されている。左右の鍔体23,23に設けら
れたクランクピン24,24は互いに同じ回転角度位置
に設けられており、このように構成されたクランクピン
24が揺動アーム8の長孔11に係合している。
【0028】また、回転駆動軸21に設けた受動ギア2
2にはカムギア25が一体に取り付けられている。カム
ギア25には、このカムギア25の回転角度によって駆
動源の電源を入り切り制御するカムスイッチ26が係合
している。
2にはカムギア25が一体に取り付けられている。カム
ギア25には、このカムギア25の回転角度によって駆
動源の電源を入り切り制御するカムスイッチ26が係合
している。
【0029】なお、本実施例では、受動ギア22、回転
駆動軸21、鍔体23、クランクピン24、および揺動
アーム8の長孔11から駆動部が構成されている。ま
た、図1において、符号27は物品搬出口6A〜6Dか
ら搬出された物品α1〜3を取り出す取り出し口であり、
28は物品搬出口6A〜6Dの上端縁を覆うフラッパー
である。フラッパー28はトーションバネ29によって
物品搬出口6A〜6D側に弾性付勢されており、この弾
性付勢力によって、装置全体が前傾したとしても、物品
α1〜3が物品搬出口6A〜6Dから複数個搬出されない
ようになっている。
駆動軸21、鍔体23、クランクピン24、および揺動
アーム8の長孔11から駆動部が構成されている。ま
た、図1において、符号27は物品搬出口6A〜6Dか
ら搬出された物品α1〜3を取り出す取り出し口であり、
28は物品搬出口6A〜6Dの上端縁を覆うフラッパー
である。フラッパー28はトーションバネ29によって
物品搬出口6A〜6D側に弾性付勢されており、この弾
性付勢力によって、装置全体が前傾したとしても、物品
α1〜3が物品搬出口6A〜6Dから複数個搬出されない
ようになっている。
【0030】次に上記構成の物品搬出装置1の動作を説
明する。まず、図示しない物品選択スイッチを押すこと
により所望の物品α1〜3を選択する。すると、その物品
α1〜3に対応した収納コラム3A〜3D下方の搬出機構
4が駆動を開始する。すなわち、駆動源の駆動を受動ギ
ア22を介して受けた回転駆動軸21が図4中、時計回
りに回転して、回転駆動軸21両端に設けられたクラン
クピン24を回転駆動軸21回りに公転させる。クラン
クピン24が公転すると、クランクピン24に長孔11
を係合させている揺動アーム8は段付きネジ10を枢支
点として揺動する。揺動アーム8が揺動すると、搬出駆
動前では収納空間4の直下に位置することによって最下
層の物品α1〜3を載せている物品押し出し部材9が、物
品搬出室20の後方側に移動する。すると、収納してい
る物品α1〜3全体が物品押し出し部材9から滑り落ち、
最下層の物品α1〜3は物品搬出室20の底部に位置する
ことになる。そして、さらに、揺動アーム8が揺動する
と、物品押し出し部材9は物品搬出室20の前方側に移
動し、今度は最下層の物品α1〜3を物品搬出口6A〜6
D側に押しやり、これによって物品α1〜3が物品搬出口
6A〜6Dから落下するとともに、残存の収納物品α
1〜3全体は物品押し出し部材9上で支えられることにな
る。物品押し出し部材9が往復移動して、最下層の物品
α1〜3を押し出すと、カムギア25もそれに応じて回転
するので、そのことをカムスイッチ26が検知して駆動
源を停止させる。
明する。まず、図示しない物品選択スイッチを押すこと
により所望の物品α1〜3を選択する。すると、その物品
α1〜3に対応した収納コラム3A〜3D下方の搬出機構
4が駆動を開始する。すなわち、駆動源の駆動を受動ギ
ア22を介して受けた回転駆動軸21が図4中、時計回
りに回転して、回転駆動軸21両端に設けられたクラン
クピン24を回転駆動軸21回りに公転させる。クラン
クピン24が公転すると、クランクピン24に長孔11
を係合させている揺動アーム8は段付きネジ10を枢支
点として揺動する。揺動アーム8が揺動すると、搬出駆
動前では収納空間4の直下に位置することによって最下
層の物品α1〜3を載せている物品押し出し部材9が、物
品搬出室20の後方側に移動する。すると、収納してい
る物品α1〜3全体が物品押し出し部材9から滑り落ち、
最下層の物品α1〜3は物品搬出室20の底部に位置する
ことになる。そして、さらに、揺動アーム8が揺動する
と、物品押し出し部材9は物品搬出室20の前方側に移
動し、今度は最下層の物品α1〜3を物品搬出口6A〜6
D側に押しやり、これによって物品α1〜3が物品搬出口
6A〜6Dから落下するとともに、残存の収納物品α
1〜3全体は物品押し出し部材9上で支えられることにな
る。物品押し出し部材9が往復移動して、最下層の物品
α1〜3を押し出すと、カムギア25もそれに応じて回転
するので、そのことをカムスイッチ26が検知して駆動
源を停止させる。
【0031】このような搬出機構4による物品α1〜3の
搬出動作では、物品押し出し部材9の両端それぞれに連
結された揺動アーム8,8がバランスよく物品押し出し
部材9を揺動駆動しており、そのため、駆動力伝達途中
に余分な負荷が発生せず、スムーズに駆動力を伝達でき
る。したがって、駆動力伝達に対して余分な負荷が発生
しない分、駆動系に故障が起きにくく、また、駆動源や
駆動部の小型化も可能になっている。
搬出動作では、物品押し出し部材9の両端それぞれに連
結された揺動アーム8,8がバランスよく物品押し出し
部材9を揺動駆動しており、そのため、駆動力伝達途中
に余分な負荷が発生せず、スムーズに駆動力を伝達でき
る。したがって、駆動力伝達に対して余分な負荷が発生
しない分、駆動系に故障が起きにくく、また、駆動源や
駆動部の小型化も可能になっている。
【0032】また、一対の揺動アーム8,8を駆動する
駆動部を、両揺動アーム8,8の間に配設した回転駆動
軸21と、回転駆動軸21両端の鍔体23に設けたクラ
ンクピン24と、このクランクピン24と係合するよう
に揺動アーム8,8に設けられた長孔11とから構成し
たので、これら駆動部を、揺動アーム8,8の間に収納
することができるようになった。そのため、駆動部の収
納を効率よく行えるようになって搬出機構4全体が小型
化されている。
駆動部を、両揺動アーム8,8の間に配設した回転駆動
軸21と、回転駆動軸21両端の鍔体23に設けたクラ
ンクピン24と、このクランクピン24と係合するよう
に揺動アーム8,8に設けられた長孔11とから構成し
たので、これら駆動部を、揺動アーム8,8の間に収納
することができるようになった。そのため、駆動部の収
納を効率よく行えるようになって搬出機構4全体が小型
化されている。
【0033】この物品搬出装置1は収納コラム3A〜3
Dの構造にも特徴がある。すなわち、収納コラム3A〜
3Dは、図1、図5、図6に示すように、後壁部30と
複数の側壁部31A〜31Eとを備えている。後壁部3
0は収納コラム3A〜3Dと同等の高さ寸法と、複数の
収納コラム3A〜3D全体(図5,6ではコラム数4)
を覆う幅寸法を備えた板材から構成されている。後壁部
30には係合孔32が形成されている。係合孔32は各
収納コラム3A〜3Dの幅間隔毎に配設されており、そ
れぞれ上下一対設けられている。
Dの構造にも特徴がある。すなわち、収納コラム3A〜
3Dは、図1、図5、図6に示すように、後壁部30と
複数の側壁部31A〜31Eとを備えている。後壁部3
0は収納コラム3A〜3Dと同等の高さ寸法と、複数の
収納コラム3A〜3D全体(図5,6ではコラム数4)
を覆う幅寸法を備えた板材から構成されている。後壁部
30には係合孔32が形成されている。係合孔32は各
収納コラム3A〜3Dの幅間隔毎に配設されており、そ
れぞれ上下一対設けられている。
【0034】側壁部31A〜31Eは収納コラム3A〜
3Dの高さ寸法と同等の高さ寸法を備えている。側壁部
31A〜31Eは図7(図7では例として側壁部31A
が示されている)に示すにように、側壁本体33A〜3
3Eと、この側壁本体33A〜33Eの前端を収納コラ
ム3の内側に向けて直角に屈曲して形成することで収納
コラム3A〜3Dの前面の一部を覆う前面部34A〜3
4Eとを備えている。そして、側壁本体33A〜33E
の後端部には上下一対の係合爪35,35が設けられて
いる。これら係合爪35,35の高さ位置は係合孔32
と同位置に設けられており、係合爪35を係合孔32に
係合させることによって側壁部31A〜31Eは後壁部
30に着脱自在に取り付けられている。なお、図6,図
8では、説明の都合上、図1に示したフラッパー28は
図示省略している。
3Dの高さ寸法と同等の高さ寸法を備えている。側壁部
31A〜31Eは図7(図7では例として側壁部31A
が示されている)に示すにように、側壁本体33A〜3
3Eと、この側壁本体33A〜33Eの前端を収納コラ
ム3の内側に向けて直角に屈曲して形成することで収納
コラム3A〜3Dの前面の一部を覆う前面部34A〜3
4Eとを備えている。そして、側壁本体33A〜33E
の後端部には上下一対の係合爪35,35が設けられて
いる。これら係合爪35,35の高さ位置は係合孔32
と同位置に設けられており、係合爪35を係合孔32に
係合させることによって側壁部31A〜31Eは後壁部
30に着脱自在に取り付けられている。なお、図6,図
8では、説明の都合上、図1に示したフラッパー28は
図示省略している。
【0035】このように構成された側壁部31A〜31
Eは、収納する物品α1〜3に応じた形状をしている。す
なわち、この自動販売機では、Aタイプのチューイング
ガムα1、Bタイプのチューイングガムα2、およびCタ
イプのキャンディα3という、それぞれ幅、高さ、奥行
き寸法の異なる物品α1〜3を収納して販売するようにな
っており、各収納コラム3A〜3Dは側壁部31A〜3
1Eの形状によって大きさの異なる複数種の物品α1〜3
を収納できる構造になっている。
Eは、収納する物品α1〜3に応じた形状をしている。す
なわち、この自動販売機では、Aタイプのチューイング
ガムα1、Bタイプのチューイングガムα2、およびCタ
イプのキャンディα3という、それぞれ幅、高さ、奥行
き寸法の異なる物品α1〜3を収納して販売するようにな
っており、各収納コラム3A〜3Dは側壁部31A〜3
1Eの形状によって大きさの異なる複数種の物品α1〜3
を収納できる構造になっている。
【0036】例えば、幅寸法小、奥行き寸法大であるA
タイプのチューイングガムα1と幅寸法大、奥行き寸法
小であるBタイプのチューイングガムα2とを収納可能
な収納コラム3Aでは、両側の側壁部31A,31Bの
間の寸法β1は幅寸法大であるBタイプのチューイング
ガムα2の幅寸法と同様になっており、前面部34A,
34Bと後壁部30との間の寸法β2は奥行き寸法大で
あるAタイプのチューイングガムα1の奥行き寸法と同
様になっている。
タイプのチューイングガムα1と幅寸法大、奥行き寸法
小であるBタイプのチューイングガムα2とを収納可能
な収納コラム3Aでは、両側の側壁部31A,31Bの
間の寸法β1は幅寸法大であるBタイプのチューイング
ガムα2の幅寸法と同様になっており、前面部34A,
34Bと後壁部30との間の寸法β2は奥行き寸法大で
あるAタイプのチューイングガムα1の奥行き寸法と同
様になっている。
【0037】そして、収納コラム3Aを構成する側壁部
31A,31Bの後端部には縦方向に連続した規制突起
36A,36Bが形成されている。この規制突起36
A,36Bは側壁部31A,31Bの内奥部を内側に屈
曲させることにより形成されている。このように形成さ
れた規制突起36A,36Bには、物品α1,α2の幅寸
法を規制する幅規制面37A,37Bと、奥行き寸法を
規制する奥行き規制面38A,38Bとが形成されてい
る。そして、両幅規制面37A,37B間の寸法β3は
幅寸法小であるAタイプのチューイングガムα1の幅寸
法と同等になっており、奥行き規制面38A,38Bと
前面部34A,34Bとの間の寸法β4は奥行き寸法小
であるBタイプのチューイングガムα2の奥行き寸法と
同等になっている。
31A,31Bの後端部には縦方向に連続した規制突起
36A,36Bが形成されている。この規制突起36
A,36Bは側壁部31A,31Bの内奥部を内側に屈
曲させることにより形成されている。このように形成さ
れた規制突起36A,36Bには、物品α1,α2の幅寸
法を規制する幅規制面37A,37Bと、奥行き寸法を
規制する奥行き規制面38A,38Bとが形成されてい
る。そして、両幅規制面37A,37B間の寸法β3は
幅寸法小であるAタイプのチューイングガムα1の幅寸
法と同等になっており、奥行き規制面38A,38Bと
前面部34A,34Bとの間の寸法β4は奥行き寸法小
であるBタイプのチューイングガムα2の奥行き寸法と
同等になっている。
【0038】したがって、この収納コラム3AにBタイ
プのチューイングガムα2を収納する場合は、Bタイプ
のチューイングガムα2の両側は側壁本体33A,33
Bによって規制されるとともに、その奥行きは前面部3
4A,34Bと奥行き規制面38A,38Bとによって
規制されることになり、これによってBタイプのチュー
イングガムα2は収納コラム3Aに確実に収納されるこ
とになる。
プのチューイングガムα2を収納する場合は、Bタイプ
のチューイングガムα2の両側は側壁本体33A,33
Bによって規制されるとともに、その奥行きは前面部3
4A,34Bと奥行き規制面38A,38Bとによって
規制されることになり、これによってBタイプのチュー
イングガムα2は収納コラム3Aに確実に収納されるこ
とになる。
【0039】一方、この収納コラム3AにAタイプのチ
ューイングガムα1を収納する場合は、Aタイプのチュ
ーイングガムα1の両側は幅規制面37A,37Bによ
って規制されるとともに、その奥行きは前面部34A,
34Bと後壁部30とによって規制されることになり、
これによってAタイプのチューイングガムα1は収納コ
ラム3Aに確実に収納されることになる。
ューイングガムα1を収納する場合は、Aタイプのチュ
ーイングガムα1の両側は幅規制面37A,37Bによ
って規制されるとともに、その奥行きは前面部34A,
34Bと後壁部30とによって規制されることになり、
これによってAタイプのチューイングガムα1は収納コ
ラム3Aに確実に収納されることになる。
【0040】同様にして、幅寸法小、奥行き寸法大であ
るAタイプのチューイングガムα1と幅寸法大、奥行き
寸法小であるCタイプのキャンディα3とを収納可能な
収納コラム3Dでは、両側の側壁部31D,31Eの間
の寸法γ1は幅寸法大であるCタイプのキャンディα3の
幅寸法と同様になっており、前面部34D,34Eと後
壁部30との間の寸法γ2は奥行き寸法大であるAタイ
プのチューイングガムα1の奥行き寸法と同等になって
いる。
るAタイプのチューイングガムα1と幅寸法大、奥行き
寸法小であるCタイプのキャンディα3とを収納可能な
収納コラム3Dでは、両側の側壁部31D,31Eの間
の寸法γ1は幅寸法大であるCタイプのキャンディα3の
幅寸法と同様になっており、前面部34D,34Eと後
壁部30との間の寸法γ2は奥行き寸法大であるAタイ
プのチューイングガムα1の奥行き寸法と同等になって
いる。
【0041】さらには、収納コラム3Dを構成する側壁
部31D,31Eの後端部には前記した規制突起36
A,36Bと同様の規制突起36C,36Dが形成され
ている。そして、両側の側壁部31D,31Eに設けら
れた幅規制面37C,37Dの間の寸法γ3は幅寸法小
であるAタイプのチューイングガムα1の幅寸法と同等
になっており、奥行き規制面38C,38Dと前面部3
4D,34Eとの間の寸法γ4は奥行き寸法小であるC
タイプのキャンディα3の奥行き寸法と同等になってい
る。
部31D,31Eの後端部には前記した規制突起36
A,36Bと同様の規制突起36C,36Dが形成され
ている。そして、両側の側壁部31D,31Eに設けら
れた幅規制面37C,37Dの間の寸法γ3は幅寸法小
であるAタイプのチューイングガムα1の幅寸法と同等
になっており、奥行き規制面38C,38Dと前面部3
4D,34Eとの間の寸法γ4は奥行き寸法小であるC
タイプのキャンディα3の奥行き寸法と同等になってい
る。
【0042】したがって、この収納コラム3DにCタイ
プのキャンディα3を収納する場合は、Cタイプのキャ
ンディα3の両側は側壁部31D,31Eによって規制
されるとともに、その奥行きは前面部34D,34Eと
奥行き規制面38C,38Dとによって規制されること
になり、これによってCタイプのキャンディα3は収納
コラム3Dに確実に収納されることになる。
プのキャンディα3を収納する場合は、Cタイプのキャ
ンディα3の両側は側壁部31D,31Eによって規制
されるとともに、その奥行きは前面部34D,34Eと
奥行き規制面38C,38Dとによって規制されること
になり、これによってCタイプのキャンディα3は収納
コラム3Dに確実に収納されることになる。
【0043】一方、この収納コラム3DにAタイプのチ
ューイングガムα1を収納する場合は、Aタイプのチュ
ーイングガムα1の両側は幅規制面37C,37Dによ
って規制されるとともに、その奥行きは前面部34D,
34Eと後壁部30とによって規制されることになり、
これによってAタイプのチューイングガムα1は収納コ
ラム3Dに確実に収納されることになる。
ューイングガムα1を収納する場合は、Aタイプのチュ
ーイングガムα1の両側は幅規制面37C,37Dによ
って規制されるとともに、その奥行きは前面部34D,
34Eと後壁部30とによって規制されることになり、
これによってAタイプのチューイングガムα1は収納コ
ラム3Dに確実に収納されることになる。
【0044】さらに、この収納コラム3A〜3Dでは、
側壁部31A〜31Eが後壁部30に対して係合爪35
を係合孔32に係合するだけで着脱できるように構成さ
れているので、どの側壁部31A〜31Eであっても、
後壁部30の幅方向任意の位置に取り付けることができ
るようになっている。したがって、収納コラム3A〜3
Dの形成位置は、側壁部31A〜31Eの配置具合によ
って任意に選択できるようになっており、収納コラム3
A〜3Dの配置位置は図示のごとくに限定されない。
側壁部31A〜31Eが後壁部30に対して係合爪35
を係合孔32に係合するだけで着脱できるように構成さ
れているので、どの側壁部31A〜31Eであっても、
後壁部30の幅方向任意の位置に取り付けることができ
るようになっている。したがって、収納コラム3A〜3
Dの形成位置は、側壁部31A〜31Eの配置具合によ
って任意に選択できるようになっており、収納コラム3
A〜3Dの配置位置は図示のごとくに限定されない。
【0045】なお、収納コラム3A,3Dの間に設けら
れた収納コラム3B,3Cは、前記した側壁部31B,
31Dおよびこれら側壁部31B,31Dの間に設けら
れた側壁部31CによってAタイプのチューイングガム
α1が収納可能な大きさ寸法になっており、この収納コ
ラム3B,3Cには、Aタイプのチューイングガムα1
のみ収納される。
れた収納コラム3B,3Cは、前記した側壁部31B,
31Dおよびこれら側壁部31B,31Dの間に設けら
れた側壁部31CによってAタイプのチューイングガム
α1が収納可能な大きさ寸法になっており、この収納コ
ラム3B,3Cには、Aタイプのチューイングガムα1
のみ収納される。
【0046】さらには、収納コラム3Aの下端に設けら
れた物品搬出口6Aも、収納する物品α1,2の種類数に
応じた構造を備えている。すなわち、高さ寸法の異なる
Aタイプのチューイングガムα1とBタイプのチューイ
ングガムα2とが収納可能な収納コラム3Aには収納コ
ラム3Aの底部と、側壁部31A,31Bの下端縁とに
よって物品搬出口6Aが形成されている。この物品搬出
口6Aは、高さ寸法の小さいBタイプのチューイングガ
ムα2に対応した高さ寸法を備えている。したがって、
高さ寸法の大きいAタイプのチューイングガムα1は搬
出困難である。そこで、Bタイプのチューイングガムα
2より高さ寸法が大きく、しかも幅寸法も狭いAタイプ
のチューイングガムα1の幅と高さ寸法に応じた大きさ
の切欠37を側壁部31A,31Bの下端縁に形成して
いる。この切欠37によってAタイプのチューイングガ
ムα1の搬出を許容している。
れた物品搬出口6Aも、収納する物品α1,2の種類数に
応じた構造を備えている。すなわち、高さ寸法の異なる
Aタイプのチューイングガムα1とBタイプのチューイ
ングガムα2とが収納可能な収納コラム3Aには収納コ
ラム3Aの底部と、側壁部31A,31Bの下端縁とに
よって物品搬出口6Aが形成されている。この物品搬出
口6Aは、高さ寸法の小さいBタイプのチューイングガ
ムα2に対応した高さ寸法を備えている。したがって、
高さ寸法の大きいAタイプのチューイングガムα1は搬
出困難である。そこで、Bタイプのチューイングガムα
2より高さ寸法が大きく、しかも幅寸法も狭いAタイプ
のチューイングガムα1の幅と高さ寸法に応じた大きさ
の切欠37を側壁部31A,31Bの下端縁に形成して
いる。この切欠37によってAタイプのチューイングガ
ムα1の搬出を許容している。
【0047】また、このように形成された物品搬出口6
Aの高さ寸法、および切欠37形成部分での物品搬出口
6Aの高さ寸法は次のようになっている。すなわち、上
述した搬出機構4で物品を搬出する際には、物品押し出
し部材9を物品搬出室20側に移動させることで、物品
押し出し部材9上に載置されている最下層の物品α1,2
を、一旦、物品搬出室20の底部に落下させる動作を行
う。このとき、積層された状態のまま、落下すれば問題
はないが、落下によって最下層の物品α1,2が斜め状態
になる場合がある。(図8参照) このような場合では、物品搬出口6Aを通過する際にお
ける物品α1,2の高さ寸法はその対角線寸法になってし
まう。そこで、この物品搬出口6Aでは、搬出口6Aの
高さ寸法を、収納物品α1,2の対角線寸法より若干大き
めに設定することで、搬出動作によって斜め状態になっ
てしまっても搬出できるようにしている。
Aの高さ寸法、および切欠37形成部分での物品搬出口
6Aの高さ寸法は次のようになっている。すなわち、上
述した搬出機構4で物品を搬出する際には、物品押し出
し部材9を物品搬出室20側に移動させることで、物品
押し出し部材9上に載置されている最下層の物品α1,2
を、一旦、物品搬出室20の底部に落下させる動作を行
う。このとき、積層された状態のまま、落下すれば問題
はないが、落下によって最下層の物品α1,2が斜め状態
になる場合がある。(図8参照) このような場合では、物品搬出口6Aを通過する際にお
ける物品α1,2の高さ寸法はその対角線寸法になってし
まう。そこで、この物品搬出口6Aでは、搬出口6Aの
高さ寸法を、収納物品α1,2の対角線寸法より若干大き
めに設定することで、搬出動作によって斜め状態になっ
てしまっても搬出できるようにしている。
【0048】このような物品搬出口6Aを構成すること
によって、収納コラム3AにBタイプのチューイングガ
ムα2を収納している場合は、物品搬出口6AからBタ
イプチューイングガムα2を搬出する。一方、Aタイプ
チューイングガムα2を収納している場合は、切欠37
によって拡開された物品搬出口6Aの中央部分からAタ
イプのチューイングガムα1を搬出する。なお、他の収
納コラム3B〜3Dでは、収納している物品α1,α3の
高さ寸法がほぼ同様であるので、切欠37を設けること
なく、一種類の高さ寸法だけを備えた物品搬出口6B〜
6Dとなっている。
によって、収納コラム3AにBタイプのチューイングガ
ムα2を収納している場合は、物品搬出口6AからBタ
イプチューイングガムα2を搬出する。一方、Aタイプ
チューイングガムα2を収納している場合は、切欠37
によって拡開された物品搬出口6Aの中央部分からAタ
イプのチューイングガムα1を搬出する。なお、他の収
納コラム3B〜3Dでは、収納している物品α1,α3の
高さ寸法がほぼ同様であるので、切欠37を設けること
なく、一種類の高さ寸法だけを備えた物品搬出口6B〜
6Dとなっている。
【0049】ところで、このような物品搬出口6A〜6
Dを着脱自在な側壁部31A〜31Eによって構成する
際には、物品搬出口6A〜6Dの形成精度は側壁部31
A〜31Eの取り付け精度(特に高さ位置精度)に左右
される。そこで、これら収納コラム3A〜3Dでは、側
壁部31A〜31Eを正確に取り付けるために、側壁部
31A〜31Eの上端に係合突起40を形成するととも
に、後壁部30においてこれら係合突起40と対応する
位置に係合凹部41を形成している。そして、側壁部3
1A〜31Eの取り付けに際して係合突起40を係合凹
部41に係合させることによって、側壁部31A〜31
Eの取り付け高さ位置を規制している。したがって、こ
のように構成することにより、物品搬出口6A〜6Dの
高さ寸法の精度を出している。
Dを着脱自在な側壁部31A〜31Eによって構成する
際には、物品搬出口6A〜6Dの形成精度は側壁部31
A〜31Eの取り付け精度(特に高さ位置精度)に左右
される。そこで、これら収納コラム3A〜3Dでは、側
壁部31A〜31Eを正確に取り付けるために、側壁部
31A〜31Eの上端に係合突起40を形成するととも
に、後壁部30においてこれら係合突起40と対応する
位置に係合凹部41を形成している。そして、側壁部3
1A〜31Eの取り付けに際して係合突起40を係合凹
部41に係合させることによって、側壁部31A〜31
Eの取り付け高さ位置を規制している。したがって、こ
のように構成することにより、物品搬出口6A〜6Dの
高さ寸法の精度を出している。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の発明によれ
ば、押し出し板の両端それぞれに設けられた揺動アーム
を駆動部によってほぼ同時に揺動駆動することができる
ようになるので、揺動アームを介して反復駆動される押
し出し部材はバランスよく、物品の搬出動作を行うこと
になる。そのため、駆動力伝達途中に余分な負荷が発生
せず、スムーズに駆動力を伝達でき、したがって、駆動
力伝達に対して余分な負荷が発生しない分、駆動部に故
障が起きにくく、さらには、駆動源や駆動部の小型化が
図れるという効果が得られた。
ば、押し出し板の両端それぞれに設けられた揺動アーム
を駆動部によってほぼ同時に揺動駆動することができる
ようになるので、揺動アームを介して反復駆動される押
し出し部材はバランスよく、物品の搬出動作を行うこと
になる。そのため、駆動力伝達途中に余分な負荷が発生
せず、スムーズに駆動力を伝達でき、したがって、駆動
力伝達に対して余分な負荷が発生しない分、駆動部に故
障が起きにくく、さらには、駆動源や駆動部の小型化が
図れるという効果が得られた。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の発明によれ
ば、押し出し板の両端それぞれに設けられた揺動アーム
によって押し出し板を反復駆動するので、押し出し板は
バランスよく、物品の搬出動作を行うことになる。その
ため、駆動力伝達途中に余分な負荷が発生せず、スムー
ズに駆動力を伝達でき、したがって、駆動力伝達に対し
て余分な負荷が発生しない分、駆動部に故障が起きにく
く、さらには、駆動源や駆動部の小型化が図れるという
効果が得られた。
ば、押し出し板の両端それぞれに設けられた揺動アーム
によって押し出し板を反復駆動するので、押し出し板は
バランスよく、物品の搬出動作を行うことになる。その
ため、駆動力伝達途中に余分な負荷が発生せず、スムー
ズに駆動力を伝達でき、したがって、駆動力伝達に対し
て余分な負荷が発生しない分、駆動部に故障が起きにく
く、さらには、駆動源や駆動部の小型化が図れるという
効果が得られた。
【0052】また、一対の揺動アームを駆動する駆動部
を、両揺動アームの間に配設した回転駆動軸と、回転駆
動軸両端の鍔体に設けたクランクピンと、このクランク
ピンと係合するように揺動アームに設けた長孔とから構
成すると、これら駆動部を、揺動アームの間に収納する
ことができるようになる。したがって、その分、駆動部
の収納を効率よく行えるようになって搬出機構全体の小
型化がさらに図れるという効果が得られた。
を、両揺動アームの間に配設した回転駆動軸と、回転駆
動軸両端の鍔体に設けたクランクピンと、このクランク
ピンと係合するように揺動アームに設けた長孔とから構
成すると、これら駆動部を、揺動アームの間に収納する
ことができるようになる。したがって、その分、駆動部
の収納を効率よく行えるようになって搬出機構全体の小
型化がさらに図れるという効果が得られた。
【0053】さらには、弾性を有する係合突起と係合部
材との弾性係合によって、前記物品押し出し部材を揺動
アームに取り付ければ、取り付け作業が容易になるとい
う効果も得られた。
材との弾性係合によって、前記物品押し出し部材を揺動
アームに取り付ければ、取り付け作業が容易になるとい
う効果も得られた。
【0054】第2の発明によれば、側壁部の形状を、収
納する物品の大きさ(幅、厚み、高さ)に応じて種々作
成しておけば、収納物品の大きさに応じた形状の側壁部
に取り替えるという簡単な作業によって、収納物品の変
更に対応できるようになり、一つの物品搬出装置で多数
種の物品の扱いが簡単に行えるという効果が得られた。
納する物品の大きさ(幅、厚み、高さ)に応じて種々作
成しておけば、収納物品の大きさに応じた形状の側壁部
に取り替えるという簡単な作業によって、収納物品の変
更に対応できるようになり、一つの物品搬出装置で多数
種の物品の扱いが簡単に行えるという効果が得られた。
【0055】第3の発明によれば、一つの収納コラム
に、幅寸法、奥行き寸法の異なる複数種の物品の収納が
可能になり、さらには、搬出口からは、高さ寸法の異な
る複数種の物品の搬出が可能になり、一つの物品搬出装
置でさらに、多数種の物品の扱いが簡単に行えるという
効果が得られた。
に、幅寸法、奥行き寸法の異なる複数種の物品の収納が
可能になり、さらには、搬出口からは、高さ寸法の異な
る複数種の物品の搬出が可能になり、一つの物品搬出装
置でさらに、多数種の物品の扱いが簡単に行えるという
効果が得られた。
【図1】本発明の一実施例に係る物品搬出装置を備えた
自動販売機の構造を示す断面図である。
自動販売機の構造を示す断面図である。
【図2】搬出機構の内部構造を示す断面図である。
【図3】搬出機構の側面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】収納コラムの正面図である。
【図6】収納コラムの横断面図である。
【図7】側壁部の外観構造を示す斜視図である。
【図8】物品搬出口の構造の説明に供する要部断面図で
ある。
ある。
3 収納コラム 4 搬出機構 8 揺動アーム 9 物品押し出し部材 30 後壁部 31 側壁部
Claims (5)
- 【請求項1】 箱状をした物品を上下方向に積み重ねて
収納する収納コラムと、該収納コラムの最下層に収納さ
れた物品を収納コラムの後方より押し出して前方より搬
出する搬出機構とを備え、 前記搬出機構は、前記収納コラムの下端両側それぞれに
垂直方向に沿って設けられ、かつその長手方向任意の一
点を枢支点としてその収納コラム底部側端部が物品搬出
方向に沿って揺動する揺動アームと、 前記両側の揺動アームを揺動駆動する駆動部と、 前記揺動アームの収納コラム下端側端部どうしを連結す
る物品押し出し部材とを備え、 前記駆動部は、前記両揺動アームの間に配設された回転
駆動軸を有し、この回転駆動軸と前記両揺動アームとが
クランク結合し、前記両揺動アームが同時に揺動する こ
とを特徴とする物品搬出装置。 - 【請求項2】 前記駆動部は、前 記回転駆動軸の両端から前記揺動アームに向けて突出
し、かつ回転駆動軸とは偏心したクランクピンと、前記 揺動アームにその長手方向に沿って設けられて前記
クランクピンに係合する長孔とを備えていることを特徴
とする請求項1記載の物品搬出装置。 - 【請求項3】 前記物品押し出し部材と前記揺動アーム
との一方には弾性を有する係合突起が設けられるととも
に、他方には前記係合突起が係合する係合部材が設けら
れており、係合突起と係合部材との弾性係合により、物
品押し出し部材を、揺動アームに着脱自在に取り付けて
いることを特徴とする請求項1または請求項2記載の物
品搬出装置。 - 【請求項4】 箱状をした物品を上下方向に積み重ねて
収納する収納コラムを有し、該収納コラムの最下層に収
納された物品を収納コラムより押し出して搬出する物品
搬出装置であって、 前記収納コラムは収納物品の後面を覆う後壁部と、収納
物品の両側面および該両側面に続いて前面の少なくとも
一部を覆う側壁部とを備えており、前記側壁部は前記後
壁部に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする
物品搬出装置。 - 【請求項5】 箱状をした物品を上下方向に積み重ねて
収納する収納コラムを有し、該収納コラムの最下層に収
納された物品を収納コラムの後方より押し出して前方か
ら搬出する物品搬出装置であって、 前記収納コラムは収納物品の後面を覆う後壁部と、収納
物品の両側面および該両側面に続いて前面の少なくとも
一部を覆う側壁部とを備えており、 前記側壁部は大きさの異なる複数種の物品に対応してそ
れぞれの物品の幅寸法および奥行き寸法を規制する複数
の規制面を有する規制突起を備えるとともに、該側壁部
の下端には、高さ寸法の最も小さい物品に対応した高さ
寸法を有する搬出口を備えており、かつ該搬出口の上端
縁には、該搬出口には対応しない高さ寸法を有する物品
の搬出を許容する切欠部が設けられていることを特徴と
する物品搬出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6018214A JP3069721B2 (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 物品搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6018214A JP3069721B2 (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 物品搬出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07225876A JPH07225876A (ja) | 1995-08-22 |
JP3069721B2 true JP3069721B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=11965403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6018214A Expired - Fee Related JP3069721B2 (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 物品搬出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3069721B2 (ja) |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP6018214A patent/JP3069721B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07225876A (ja) | 1995-08-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |