JP6918327B2 - 錠剤カセット - Google Patents
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Description
また、円形や球形あるいは正多角形や正多面形といった謂わば定形剤から外れた菱形板状の異形剤や、中央部の膨らんだ紡錘状の異形剤、一錠未満の単位で服用できるよう一錠を裁断等で2分割して作られた半錠なども、錠剤カセットで取り扱われることがある。
そして、錠剤カセット20が駆動部30に装着されると、両者20,30の伝動機構23,33が嵌合等にて連結されて協動可能となり、図示しない制御装置の制御に従ってモータ32が動作し、それに応じて伝動機構23,33更には整列盤22が軸回転することで、錠剤8を一つずつ排出路24へ送り込んで落下させるようになっている。
しかしながら、そのように非装着時に単独で軸方向嵌合方式の回転軸の回転を阻止する謂わば非装着時回転阻止手段を具現化するに際しては(特許文献5参照)、多数の歯を持つ環状の係留部材に加えて、揺動部材や揺動支点さらには付勢部材なども、カセット内に追加装備することになったため、而もそれらが小さくて繊細な部材なので作りづらいうえ取り扱いにも注意を要することから、コストアップが避けられない。
また、非装着時回転阻止手段を有効利用して僅かな部材の追加にて更なる機能をも発揮するように改良することが更なる課題となる。
具体的には、仕切部材25と隔壁22aとの間に錠剤8が挟まれて錠剤排出動作に停止や不良といった不具合が生じることや(第2技術課題)、収容錠剤が少なくなったときや静電引力が働いたとき等に錠剤8が仕切部材25の上にとどまって整列盤22が空回りすることをも(第3技術課題)、少しの部材追加にて防止することが望まれる。
錠剤を収容しうる容器部と、前記容器部の中で軸回転しうる整列盤と、有底孔を穿たれた下端部が前記容器部の底部を貫いて下方へ突き出ている回転軸とを備えていて、前記回転軸が軸回転させられるとそれに随伴して前記整列盤が軸回転することで前記容器部から錠剤を逐次排出する錠剤カセットにおいて、
輪状に連なる多数の係留用凹凸を形成された係留部材が前記容器部の内底面に装着されて前記係留用凹凸が前記回転軸から離れた所で前記回転軸を一周しており、前記係留用凹凸に対応した係止部を上部に具備した係止用軸体が下部を前記有底孔に挿入されて前記回転軸に対して軸方向には相対移動しうるが径方向には相対移動しないようになっており、前記係止用軸体が下降して前記係止部が前記係留用凹凸に当接するようになっており、前記有底孔に駆動軸が嵌入されると前記係止用軸体が前記回転軸の軸方向に移動して前記係止部が前記係留部材から離脱するようになっている、ことを特徴とする。
すなわち、前記有底孔は、前記回転軸の部分だけをみると貫通孔と言えるが、前記整列盤と前記回転軸との一体成形物あるいは前記整列盤に前記回転軸を装着した組立物をみると、前記回転軸から前記整列盤に至って底に達する孔になっている。
したがって、この発明によれば、更なる課題(第2技術課題)も解決される。
したがって、この発明によれば、更なる課題(第3技術課題)も解決される。
図1〜4に示した実施例1は、上述した解決手段1〜6(出願当初の請求項1〜6)を総て具現化したものである。
また、それらの図示に際し従来と同様の構成要素には同一の符号を付して示したので、さらに、それらについて背景技術の欄で述べたことは以下の実施例についても共通するので、重複する再度の説明は割愛し、以下、従来との相違点を中心に説明する。
また、図2(a)は、衝上部材62に当接部81が乗り上げた衝き上げ状態の錠剤カセット50に係る縦断面図であり、図2(b)は、容器部21の要部の縦断面図である。
さらに、図3は、(a),(b)いずれも、整列盤22の縦断面図であり、図4は、(a)が当接部材80の斜視図、(b)が係止用軸体70の斜視図、(c)が係留部材60の斜視図である。
その当接部81と衝上部材62との上下方向干渉量Bは(図2(a)参照)、干渉時に整列盤22が容器部21の内底から浮上する距離になるが、仕切部材25と隔壁22aとの高低差A(図1参照)より少しだけ大きくなっている。
そうすると(図2(a)参照)、当接部81が衝上部材62に乗り上げて上下方向干渉量Bだけ上昇するので、当接部材80の装着先の整列盤22も上下方向干渉量Bだけ上昇する。
また、整列盤22の上下動に伴って隔壁22aも上下方向干渉量Bだけ上下動することから、仕切部材25の下に来ていた隔壁22aの上端が、仕切部材25の下面に軽く衝突しながら、仕切部材25を擦るので、仕切部材25の上に乗っていた錠剤が、揺さぶられて、仕切部材25から早々に落下する。
上記実施例の図4(c)に示した衝上部材62は、蒲鉾状の山形のものであり、当接部81が右回りでも左回りでも当接部81を押し上げながら通過させるようになっていたが、当接部81の進行方向が一方向に限定されている場合は、鋸歯状のものなど、当接部81の当たる斜面が片方だけものであっても良い。
上記実施例では、複数の衝上部材62を対向位置に設けることで、当接部材80ひいては整列盤22を円滑に上下させ、回転軸23等を傾けようとする力が生じないようにして各部材が傷まないようにしていたが、各部材の円滑な動作や損傷に問題が無ければ、衝上部材62を対向位置に限らず任意の位置に設けても良い。
20…錠剤カセット、
21…容器部、22…整列盤、22a…隔壁、22b…区画室、
22c…追加部材収容空間、23…回転軸(容器部側伝動機構)、
23a…有底孔、23b…遊挿孔、24…排出路、25…仕切部材、
30…駆動部(ベース)、31…基体、32…モータ、
33…駆動軸(駆動部側伝動機構)、34…排出センサ、
50…錠剤カセット、
60…係留部材、61…係留用凹凸、62…衝上部材、
70…係止用軸体、71…係止部、72…付勢部材、
80…当接部材、81…当接部、
A…高低差、B…上下方向干渉量
Claims (5)
- 錠剤を収容しうる容器部と、前記容器部の中で軸回転しうる整列盤と、有底孔を穿たれた下端部が前記容器部の底部を貫いて下方へ突き出ている回転軸とを備えていて、前記回転軸が軸回転させられるとそれに随伴して前記整列盤が軸回転することで前記容器部から錠剤を逐次排出する錠剤カセットにおいて、
輪状に連なる多数の係留用凹凸を形成された係留部材が前記容器部の内底面に装着されて前記係留用凹凸が前記回転軸から離れた所で前記回転軸を一周しており、前記係留用凹凸に対応した係止部を上部に具備した係止用軸体が下部を前記有底孔に挿入されて前記回転軸に対して軸方向には相対移動しうるが径方向には相対移動しないようになっており、前記係止用軸体が下降して前記係止部が前記係留用凹凸に当接するようになっており、前記有底孔に駆動軸が嵌入されると前記係止用軸体が前記回転軸の軸方向に移動して前記係止部が前記係留部材から離脱するようになっており、
山形の衝上部材が前記係留部材の前記係留用凹凸の輪状連なりの外側の所で前記容器部の内底面に装着されており、下方へ突き出た当接部材が前記整列盤の下向き面に装着されており、前記整列盤の軸回転時に前記衝上部材と前記当接部材とが間欠的に干渉するようになっている、ことを特徴とする錠剤カセット。 - 前記容器部と前記整列盤との環状間隙の上端側の一部を仕切る仕切部材が前記容器部に装着されており、前記整列盤の外周面に形成された多数の隔壁が前記環状間隙を区切っており、前記衝上部材と前記当接部材との上下方向干渉量が前記仕切部材と前記隔壁との高さの差より大きい、ことを特徴とする請求項1記載の錠剤カセット。
- 前記係留部材と前記衝上部材とが一体形成物であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された錠剤カセット。
- 前記有底孔の底部に付勢部材が遊挿されていて前記付勢部材によって付勢されることで前記係止用軸体が下降するようになっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載されている錠剤カセット。
- 前記有底孔が前記回転軸を貫いて前記回転軸の装着先の前記整列盤に至って底を前記整列盤の中に位置させていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載されている錠剤カセット。
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- 2018-02-21 JP JP2018028485A patent/JP6918327B2/ja active Active
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