JP3069660B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3069660B2
JP3069660B2 JP3270640A JP27064091A JP3069660B2 JP 3069660 B2 JP3069660 B2 JP 3069660B2 JP 3270640 A JP3270640 A JP 3270640A JP 27064091 A JP27064091 A JP 27064091A JP 3069660 B2 JP3069660 B2 JP 3069660B2
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尚之 藤本
幸雄 佐々木
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Fujitsu Ltd
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真記録装置に使
用される現像装置に関するものである。
【0002】電子写真記録装置は、複写機、レーザプリ
ンタ、レーザファクシミリ等に幅広く応用されており、
今後ますますの普及が予想される。この電子写真記録装
置では、帯電,露光,現像,転写,クリーニングの各プ
ロセスの繰り返しにより画像が形成される。本発明はこ
のプロセス中の現像に適用されるものである。
【0003】
【従来の技術】図3は従来の二成分磁気ブラシ現像装置
の概要図で、図中、1はキャリアとトナーから成る現像
剤、2は現像剤攪拌搬送手段、3は現像ローラ、4は現
像剤1のトナー混合比を検知するトナー混合比検知手
段、5はトナー補給手段、6aはトナー補給手段5によ
り補給されるトナー、7は現像剤層厚規制手段、8は現
像剤剥ぎ取り手段である。
【0004】現像剤攪拌搬送手段2は、現像ローラ3に
対する現像剤1の供給を主とする螺旋型スクリュー2a
と、現像剤1の攪拌を主とする螺旋型スクリュー2bか
ら成る。各スクリュー2a,2bの螺旋の方向は同じで
ある。9は、各スクリュー2a,2bの両端部以外の部
分を仕切る仕切り板である。現像ローラ3は、現像剤1
を搬送して図示しない感光体ドラム上の静電潜像を現像
するもので、少なくとも一方が回転するマグネットロー
ラ3aとスリーブ3bで構成されており、例えばマグネ
ットローラ3aは固定され、スリーブ3bは時計方向に
回転する。
【0005】トナー補給手段5は、トナー混合比検知手
段4がトナー混合比の低下を検知した場合に作動して、
螺旋型スクリュー2b上にトナー6aを補給する。現像
剤層厚規制手段7は、現像ローラ3により感光体ドラム
に搬送される現像剤1を一定量に規制(穂高を規制)す
る。現像剤剥ぎ取り手段8は、現像ローラ3上の現像剤
1を取り除いて螺旋型スクリュー2aに戻す。このよう
な構成の現像装置は、特開昭63−92974号公報、
実開昭63−191357号公報に開示されている。
【0006】このような構成の従来の現像装置において
は、トナー補給手段5によりトナー6aが補給された現
像剤1は、図3に矢印で示す方向にそれぞれ回転する各
螺旋型スクリュー2a,2bより成る現像剤攪拌搬送手
段2によって攪拌,搬送されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、現像剤攪拌
搬送手段2作動時に、各スクリューの外側上部付近に、
現像剤1が攪拌,搬送されずに淀んでいる部分が存在す
る。これは、鉄粉から成るキャリアと樹脂から成るトナ
ーの比重の違いと、断面が円形である螺旋型スクリュー
に対し現像剤が方形に満たされているため隅まで螺旋型
スクリューの力が及ばないこととが原因で発生する。そ
して、トナー補給手段5によってトナー6aが補給され
たときに、該淀みの部分にトナー6aが入り込むと、攪
拌,搬送されずに淀んだトナー6bとなって存在し続け
る。
【0008】また、各螺旋型スクリュー2a,2bを逆
方向に回転させた場合、淀みの部分が各スクリュー2
a,2bの内側上部付近となり、該部分に同様にトナー
が淀んだ状態で存在し続けることが判った。
【0009】従って、印字時に現像装置に振動が加わっ
た場合、または現像装置が停止している状態から始動し
た場合等に、淀んでいたトナー6b等が搬送され始め、
攪拌が不十分な状態で現像ローラ3上に搬送され、ひい
ては印字上の濃度むらとなって表われる。また、トナー
混合比検知手段4上にトナー6b等が搬送されると、不
安定な検知になり、正確な制御ができないといった問題
を生じていた。
【0010】本発明は、淀んだトナーが印字またはトナ
ー混合比制御に影響しないように現像剤を確実に攪拌す
ることを可能にした現像装置を提供することを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明では、二成分現像剤を搬送,攪拌するように
回転する現像剤攪拌搬送手段と、少なくとも一方が回転
するマグネットローラとスリーブから成り、前記現像剤
攪拌搬送手段により供給された現像剤を搬送して現像す
る現像ローラと、トナーを補給するトナー補給手段とを
少なくとも備えた現像装置において、前記現像剤攪拌搬
送手段が互いに逆の方向に回転する一対の螺旋型スクリ
ューからなるとともに、前記現像剤攪拌搬送手段の回転
方向が、所定時機に順逆を複数回繰り返すように設定さ
れたことを特徴とする構成とする。
【0012】
【作用】従来の現像装置では、現像剤攪拌搬送手段は順
方向または逆方向のいずれか一方向にのみ回転し、前述
のように一部に淀んだトナーが存在し続ける。
【0013】しかし、本発明では、所定時機に現像剤攪
拌搬送手段の回転方向の順逆を複数回繰り返すようにな
っているため、淀んでいるトナーが攪拌される。その結
果、現像剤のトナー混合比むら及びトナー帯電量むらは
解消され、ひいては印字上の濃度むらを解消することが
できる。
【0014】所定時機(回転方向の順逆を繰り返す時
機)としては、印字開始前、印字終了後、印字中
のいずれかとし、その選定は情況により適宜選定する。
いずれの場合も、トナーの淀みが解消するまで方向順,
逆を複数回繰り返す。
【0015】
【実施例】以下、図1及び図2に関連して本発明の実施
例を説明する。
【0016】図1は本例の現像装置の概要図で、従来と
同様の構成部材には同符号を用いている。本図の現像装
置が従来のものと異なる点は、現像剤攪拌搬送手段2の
各螺旋型スクリュー2a,2bの回転方向が、印字開始
前等の所定時機に順逆を繰り返すように設定されている
ことである。この回転方向の切り替え手順を、印字開始
前を例にとり図2により詳細に説明すると次の通りであ
る。
【0017】図2において、11は各螺旋型スクリュー
2a,2bの軸に取り付けられたギア、12は螺旋型ス
クリュー2b側の歯車11を駆動するモータ、13はプ
リンタ装置全体を制御しているプリンタ制御部、14は
プリンタ制御部13により制御されるモータ制御回路で
ある。プリンタ制御部13から印字開始の指令がくる
と、モータ制御回路14は、モータ12を作動させて、
ギア11を介し螺旋型スクリュー2a,2bを順方向
(印字時の回転方向)に、印字時の回転数である200
r.p.m で5秒間回転させ、次に逆方向に回転数200r.
p.m で5秒間回転させる。この動作を3回繰り返した
後、モータ制御回路14はプリンタ制御部13に印字開
始指令を出し、印字が開始される。
【0018】この印字開始時の螺旋型スクリュー2a,
2bの順逆回転によりトナーの淀みは解消されるが、そ
の詳細は次の通りである。攪拌されずに淀んだトナー
(図3のトナー6b)が残っている状態で螺旋型スクリ
ュー2a,2bを逆方向に200r.p.m で5秒間回転さ
せると、淀んだトナーの一部分は攪拌されるため、減少
して各スクリューの外側上部の位置に淀む。続けて順方
向に同速度で5秒間回転させると、この位置に淀んだト
ナーの一部分は攪拌されるため、減少して再び6bの位
置に淀む。この動作を3回繰り返すと、淀んだトナーは
すべて攪拌されて消滅することが確認された。
【0019】上記説明では、スクリュー順逆回転の繰り
返しを印字開始前に行う例について述べたが、この動作
を印字終了後に行うようにしても、同様の効果が得られ
る。さらに、この動作を印字中に行うようにしても良
く、具体的には、例えば連続印字枚数が30枚になった
とき、プリンタ制御部13により一旦印字を中断し、上
述と同様の動作を行わせ、その後印字を再開する。
【0020】また、多くの枚数を連続印刷し、印字中に
トナー淀みが発生した場合、このまま印字を続けると印
字に濃度むらが発生することがある。このような場合
は、プリンタコントローラによるビットマップメモリへ
のドットデータ展開中等の印字が停止しているときを利
用するか、あるいは一旦印字を中断して、上記順逆回転
の繰り返し動作を行わせる。これにより、トナーの淀み
は解消される。その後印字を再開する。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、現
像剤攪拌搬送手段を所定時機に複数回順逆回転させるこ
とによって、現像剤攪拌搬送手段の一定方向の回転によ
り発生したトナーの淀みを消滅させ、現像剤のトナー混
合比むら,トナー帯電量むらを解消することができ、印
字上の濃度むらを解消して電子写真記録装置の印字品位
を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の現像装置の概要図である。
【図2】本発明の実施例の現像装置の駆動系説明図であ
る。
【図3】従来の現像装置の概要図である。
【符号の説明】
1 現像剤 2 現像剤攪拌搬送手段 3 現像ローラ 5 トナー補給手段 6b 淀んだトナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−216686(JP,A) 特開 平2−132479(JP,A) 特開 平3−170974(JP,A) 実開 平1−139257(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 - 15/095

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二成分現像剤(1)を搬送,攪拌するよ
    うに回転する現像剤攪拌搬送手段(2)と、少なくとも
    一方が回転するマグネットローラとスリーブから成り、
    前記現像剤攪拌搬送手段(2)により供給された現像剤
    を搬送して現像する現像ローラ(3)と、トナーを補給
    するトナー補給手段(5)とを少なくとも備えた現像装
    置において、前記現像剤攪拌搬送手段(2)が互いに逆の方向に回転
    する一対の螺旋型スクリューからなるとともに、 前記現像剤攪拌搬送手段(2)の回転方向が、所定時機
    に順逆を複数回繰り返すように設定されたことを特徴と
    する現像装置。
JP3270640A 1991-10-18 1991-10-18 現像装置 Expired - Fee Related JP3069660B2 (ja)

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