JP2003043791A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003043791A
JP2003043791A JP2001226926A JP2001226926A JP2003043791A JP 2003043791 A JP2003043791 A JP 2003043791A JP 2001226926 A JP2001226926 A JP 2001226926A JP 2001226926 A JP2001226926 A JP 2001226926A JP 2003043791 A JP2003043791 A JP 2003043791A
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Japan
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toner
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image forming
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JP2001226926A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Suzuki
克彦 鈴木
Hisao Okada
久雄 岡田
Teruaki Mitsuya
輝章 三矢
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真法、静電記録法等の高速記録装置に
おいて繰り返し多数枚の画像を形成する画像形成装置に
おいて、特に現像装置内の混合撹拌器を改善することで
従来技術による現像装置の欠点を補い、安定した印刷品
質を得ることである。 【解決手段】 本発明は補給トナーを所望する帯電量に
して現像部に補給するため、トナーホッパ部に予備混合
撹拌室を設置して予備撹拌されたトナー、キャリアを現
像部に補給する予備撹拌機構において、現像剤補給部材
の外周部に回動可能なスリーブと内部に磁気吸引力を有
する部材により構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法、静電
記録法等において繰り返し多数枚の画像を形成する画像
形成装置に関し、像担持体にトナーを供給する現像機内
部に補給トナーと現像剤とを混合撹拌する予備混合撹拌
室を用いた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の印写方法について説明する。
【0003】電子写真方式記録装置においては、光導電
性感光体が一様に帯電され、その後、露光し、感光体上
に部分的な電荷放電が起り、静電潜像が形成される。そ
の後、この静電潜像を、着色剤を含むトナーによって現
像される。感光体上に形成された静電潜像にトナーを供
給する現像装置としては、現像剤にトナーだけを使用し
た一成分現像方式の現像装置のほかに、トナーとキャリ
アとを含む現像剤を使用した二成分現像方式の現像装置
が知られている。このようにして得られたトナー像を記
録紙等の記録媒体上に転写、定着して記録画像が得られ
る。このような工程が繰り返し長時間行われる。
【0004】次に、トナーとキャリアとを含む現像剤を
使用した二成分現像方式について説明する。
【0005】感光体にトナーを供給して現像を行う場
合、現像剤中におけるトナーの濃度が次第に低下するた
め、現像剤中におけるトナー濃度を維持べく、ある程度
トナー濃度が低下すると新たなトナーを補給するように
してある。あらたに補給されたトナーが搬送経路を通
り、現像部に到達し、現像が行われる。この時、補給さ
れたトナーがキャリアとの摩擦帯電により充分に帯電さ
れていないとカブリ(用紙背景部の汚れ)が発生し、画
質に悪影響を及ぼす。また、帯電が不充分の場合は現像
剤中のトナーの割合を検出する透磁率センサが誤動作
し、現像剤中のトナーの割合を一定に維持できなくなる
という問題も発生する。そのため、補給トナーが現像部
に搬送されるまでに所望する帯電が得られるように種々
の撹拌機構が設けられている。主に撹拌部材にはパド
ル、オーガスクリュー、クロスミキサ等が用いられてい
る。
【0006】次に画像形成装置が高速化した場合につい
て説明する。高速化すると新しく補給されたトナーが現
像部に達するまでの時間が短くなることは言うまでもな
い。従って、短い時間で所望する帯電性を得る必要があ
る。高速化に対応する技術としては、(1)トナー、キ
ャリアによる帯電性能の向上、(2)トナー補給から現
像部までの搬送経路の延長による撹拌時間の確保、
(3)補給トナーを予め帯電させてから現像部に補給す
る予備撹拌機構等がある。
【0007】(1)の場合、確実に帯電性は向上するが
実用化までに多くの時間を要する。(2)の場合、効果
はあるが現像装置自体が大型化するという問題がある。
(3)は高速化により短くなった撹拌時間を補うため、
補給前から何らかの方法により帯電し、補給するため高
速化には効果がある。
【0008】画像形成装置が高速化した場合でも所望す
る帯電量になるような予備撹拌機構に関する技術とし
て、図5に示すように、トナーホッパ内に予備混合撹拌
室を設け、第1現像ロールからの戻り現像剤を前記予備
混合撹拌室に取り込み、複数の撹拌部材により、予備混
合撹拌室上方に設けられたトナーホッパから補給された
トナーが戻り現像剤と混合撹拌した後、トナー補給信号
により現像剤フィードロール19の回転により前記予備
混合撹拌室との間にできた隙間から現像部に予備混合撹
拌された現像剤が補給され、既定された時間だけ現像剤
を補給した後、現像剤フィードロール19が所定位置に
戻り補給を終了する方式がある。例えば特開平10−1
77293号公報に記載されているような方式である。
しかし、この方式の補給方法は間欠補給となるため、高
印刷密度を印刷した場合、現像機内の現像剤中のトナー
濃度が低下傾向となる。更なる高印刷密度に対応させる
には改良が必要である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来の印写
方法では、トナーとキャリアの帯電性能を向上する手段
が、トナー、キャリアの改良、あるいは現像部までの到
達時間の延長である。これらには、それぞれの問題があ
った。また、予備撹拌機構を用いる手段では、更なる高
印刷密度に対応させるためには改良が必要である。
【0010】そこで、本発明の目的は高速域でもトナー
とキャリアの帯電性を維持し、かつ高印刷密度印刷にも
対応し、操作性に優れた印写方法を提供することにあ
る。また、本発明の他の目的はこの印写方法を用いて安
定した画像が連続して得られる画像形成装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は補給トナーを所
望する帯電量にして現像部に補給するため、トナーホッ
パ部に予備混合撹拌室を設置して予備撹拌されたトナ
ー、キャリアを現像部に補給する予備撹拌機構におい
て、現像剤補給部材の外周部に回動可能なスリーブと内
部に磁気吸引力を有する部材から構成されことにより達
成される。
【0012】すなわち、上記課題を解決するため、本発
明においては、像担持体上に形成された静電潜像をトナ
ーを用いて顕像化し、該トナー像を記録媒体上に転写
し、記録媒体上に転写されたトナー像を定着工程によ
り、記録媒体上に定着して記録画像を得る静電記録装置
であって、前記像担持体上の静電潜像にトナーを供給す
る現像装置の内部に現像剤とトナーホッパからの補給ト
ナーを撹拌する予備混合撹拌室が設置されており、該予
備混合撹拌室は前記現像剤を搬入する現像剤搬入板と、
前記現像剤と前記トナーを混合撹拌する複数の撹拌部材
と撹拌済みの現像剤を現像部に戻す現像剤フィード部材
から構成されている画像形成装置において、前記現像剤
フィード部材が磁気吸引力を有する部材にて構成した。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施例1)以下、本発明の一例
について図1、図2を用いて説明する。
【0014】図1は本発明となる現像装置の断面を模式
的に表した図である。
【0015】光導電性を有する感光体1に対向し、かつ
近接して、感光体1と逆方向に回動する現像ロール4
(直径約50mm)が上流側に、感光体1と同方向に回
動する現像ロール5、6(直径各々約50mm)を感光
体の移動方向から見て下流側に、更に下流側にキャリア
捕捉ロール8が配置されている。現像ロール4の背面上
部に現像剤補給タンク12が設置されている。現像剤補
給タンク12内の上部にトナーホッパ14があり、その
下部にトナーを補給するためのトナーフィードロール1
5がある。その下部にトナー13と戻り現像剤3Cを混
合撹拌する予備混合撹拌室16があり、予備混合撹拌室
16内には撹拌部材18A、18B、現像ロール4に対
向して現像剤搬入板17、その近傍に余剰現像剤を排出
する開口部30、トナーフィードロール15の下部に現
像剤レベルセンサ22を配置し、撹拌部材18Bと現像
剤フィードロール19の間にトナー濃度センサ23が配
置され、最下部に現像剤フィード部材として現像剤フィ
ードロール19が配置されている。また、前記予備混合
撹拌室16内には、作業開始前に既に現像剤3cが搬入
されており、作業が開始されると撹拌済みの現像剤3e
として現像部に供給され、その後、随時現像剤3cが補
給される。現像容器2底部のキャリアとトナーからなる
現像剤3は、前記現像容器2の底部に配置されている回
動可能な搬送部材7(直径約65mm)の磁気吸引力に
より、その表面を搬送し搬送部材7に近接している現像
ロール6の表面に受け渡される。受け渡された現像剤3
は現像ロール6の磁気吸引力によりその表面に付着し、
現像剤3は前記現像ロール6の感光体と接し現像する側
とは反対側を上流に向かって移動し、上流側の現像ロー
ル5に受け渡される。受け渡された現像剤3は、現像ロ
ール5の磁気吸引力により、その表面に付着し、搬送さ
れ、現像剤3は現像剤規制部材9にて分配される。その
後、現像剤3aは感光体1と現像ロール5、6の間に搬
送されて、感光体1と接し現像する。現像ロール5、6
と感光体1とに接し現像した現像剤3fは、スクレーパ
B20により掻き落される。現像剤3fの一部はトナー
濃度検出器21に入り、現像剤中のトナー濃度を検出す
る。その後、搬送部材7の下部に戻される。
【0016】一方、現像剤規制部材8で分配された現像
剤3bは前記感光体1と逆方向に回動する現像ロール4
に搬送されて、前記現像ロール4の磁気吸引力により、
その表面に付着し、その後、感光体1と前記現像ロール
4の間に搬送されて、感光体1と接し、現像する。現像
を終了して現像ロール4の表面上に残った現像剤3b
は、現像剤補給タンク12の現像ロール4に対向して設
けられた現像剤搬入板17が制御装置26の信号によ
り、開き現像剤補給タンク12内の予備混合撹拌室16
に現像剤3cを補給する。また、現像剤搬入板17が閉
じている場合はスクレーパ10により掻き落され、現像
部に戻る現像剤3dとなる。現像剤3eが現像剤フィー
ドロール19の回動により現像部に補給された場合は、
一緒に混合撹拌器11の中を通り、さらに混合撹拌され
搬送部材7の下部に戻る。
【0017】現像剤搬入板17の開閉動作タイミングを
説明する。トナー濃度検出器21からの信号が制御装置
27に入力される。そこで、その入力信号が設定値を下
回っていた場合は現像部でのトナー濃度低下と判断し、
現像剤フィードロール用駆動装置26により現像剤フィ
ードロール19が回動し、現像部に現像剤3eを補給す
る。その後、トナー濃度検出器21の信号が設定値に戻
ったことを制御装置27が確認し、現像剤フィードロー
ル19の回動を止め、現像部への現像剤3eの供給をや
める。現像剤フィードロール19の回動が止まったこと
を制御装置27が確認し、現像剤搬入板用駆動装置28
により、現像剤搬入板17を開く。
【0018】図2は予備混合撹拌室16下部にもうけら
れた現像剤フィードロール19が撹拌済みの現像剤3e
を現像部へ供給する時の拡大図である。現像剤フィード
ロール19は外周部に回動可能なスリーブ19Aと内部
に複数の磁極を持つマグネットロール19Bから構成さ
れている。マグネットロール19Bには円周上にN磁と
S極が交互に設置され、一部に開放極部分が設けられて
いる。現像剤フィードロール19下部には現像剤フィー
ドロール19の反対側を固定され板バネ状態になり、下
方から現像剤フィードロール19を押し付けているDF
シャフトプレート22がある。また、現像剤フィードロ
ール19上部にはDFシャフトスクレーパ23が設置さ
れている。
【0019】予備混合撹拌室16から現像剤3eが現像
部に供給される動作を説明する。トナー濃度検出器21
からの信号により、現像剤フィードロール19外周部の
スリーブ19Aが時計方向に回動を開始する。予備混合
撹拌室16内に搬入された現像剤3cは内部に設置され
たマグネットロール19Bの磁気吸引力により搬送さ
れ、DFシャフトプレート22を下方に押しながら搬送
を続け、マグネットロール19Bの開放極部分に現像剤
3cが搬送されるとスリーブ19Aの表面から離れ、現
像部に供給される。マグネットロール19Bの開放極部
分を過ぎても、スリーブ19A上に残存した現像剤3e
はDFシャフトスクレーパ23によりスリーブ19A上
より剥離(はくり)され現像部に供給される。この工程
が繰り返し行われる。本発明ではマグネットロール19
Bは固定した状態で使用されているが、スリーブ19A
と同じよう回動しても良く、その回転方向も限定はしな
い。
【0020】現像剤フィードロール19の回動と同時に
現像剤3eが供給されることで、インバータ供給が可能
になり、高印刷密度印刷時の多量のトナー消費にも対応
し、現像部でのトナー濃度の低下もなく、安定した帯電
性と画質を得ることが可能となる。また、スリーブ19
Aとマグネットロール19Bで構成される現像剤フィー
ドロール19を用いることで、現像剤フィードロール1
9の停止位置、停止時間等の制御が不要となるため、現
像部への現像剤3eの供給が単純な作業で可能となる。
【0021】印写プロセスが高速化することで現像剤3
の帯電量立上りが不足しトナー濃度が不安定になり、画
質に悪影響を及ぼす。高速化しても所望する画質を得る
ため、現像剤3の帯電量を完全に立ち上げ、トナー濃度
を安定化させるには本発明のトナーホッパ14と予備混
合撹拌室16からなる現像剤補給タンク12が有効であ
る。印刷速度の高速化に対応し、所望する画質を得るた
めには感光体1と現像ロール4、5、6との周速比を
1.2以上にする必要があった。感光体1の周速度を印
刷速度と定義した場合、従来の技術の現像機、すなわち
予備混合撹拌室16を持たない構成で印刷速度が500
mm/secで感光体1と現像ロール4、5、6との周
速比を1.2にした場合、トナー13が前記トナーホッ
パ14から補給された後、現像ロール4、5の表面に搬
送されて感光体1と接し、現像するまでの時間で、現像
剤3は充分に帯電された。それに対し、印刷速度を10
00mm/sec以上にし、感光体1と現像ロール4、
5、6との周速比を1.2にした場合、トナーが補給さ
れてから現像するまでの時間が約1/2になってしま
う。そのため、現像剤3の帯電量が充分に立ち上らずに
画質に悪影響を及ぼすことがわかった。そこで、印刷速
度が1000mm/sec以上で現像ロール4、5、6
の周速度1200mm/sec以上という条件で図1に
示す本発明の現像機を使用した場合、高速化に伴う現像
剤撹拌混合時間不足による帯電量の低下を補い、所望す
る画質を得ることができた。印刷速度を高速化する場合
は図1に示す本発明の構成が不可欠であることを確認し
た。 (実施例2)以下、本発明の他の例について図2〜図3
を用いて説明する。
【0022】図2は予備混合撹拌室から現像剤を供給す
る時の拡大図、図3は現像剤フィードロール19の内部
マグネットロールに直結したシャフト端部の斜視図であ
る。
【0023】図3(a)に示すようにシャフト端部にキ
ー溝を設け、このキー溝に合うような特製フランジを用
いてマグネットロールの磁極位置を調整する。磁極位置
の調整はフランジを回転すれば良く、そのフランジを固
定することで現像剤フィードロールの内部マグネットロ
ールの磁極位置を設定する。
【0024】図3(b)に示すように、シャフト部分に
ピンを挿入しても上途した内容と同じ効果が得られる。
【0025】本例によれば、現像剤フィードロールシャ
フト部に追加工することで、現像剤フィードロール内部
のマグネットロール磁極位置が容易に調整できるので、
現像部への現像剤供給を最適な状態で行うことができ
る。 (実施例3)以下、本発明の更に他の例について図1お
よび図4を用いて説明する。
【0026】現像ロール4の表面を磁気吸引力により搬
送された現像剤3cは現像剤搬入板17を通り、予備混
合撹拌室16に搬入される。現像剤搬入板17の駆動系
には回転形電磁石であるロータリソレノイド等を使用し
た。ロータリソレノイドは電源をONすることで一定の
角度だけ回転し、電源をOFFすると元の位置に戻ると
いう動作を繰り返す。ロータリソレノイドが一定の角度
だけ回転した時に前記現像剤搬入板17が開口状態にな
るように調整すれば、このロータリソレノイドのON時
間を管理することで、前記現像剤搬入板17の開口状態
を時間で管理できるようになる。その開口時間で予備混
合撹拌室内に搬入される現像剤3cの量を調整できる。
【0027】撹拌部材18B近傍に設けられた磁気ブリ
ッジ式濃度センサからなる現像剤レベルセンサ22があ
る。この現像剤レベルセンサ22により予備混合撹拌室
16に搬入される現像剤3cの最高位を確認でき、過剰
搬入を防止できる。上述のように現像剤搬入板17の開
口状態を時間で管理しているが、現像剤レベルセンサ2
2が現像剤3cのあること確認した場合は前記現像剤搬
入板17を閉口し、過剰搬入を防止する。それでも過剰
に搬入された現像剤があった場合は現像剤搬入板17近
傍に設けられた開口部30より現像部に戻される。逆に
搬入量が少ない場合は現像剤搬入板17の開口時間を延
長する場合もある。
【0028】現像剤搬入板17開口と同時に予備混合撹
拌室16上部にあるトナーフィードロール15が回動を
開始し、トナー13を予備混合撹拌室16に補給する。
基本的にはトナーフィードロール15の駆動時間を制御
してトナー13の補給量を決定する。しかし、現像部か
らの戻り現像剤3cのトナー濃度が基準より高い場合、
規定の時間だけ前記トナーフィードロール15を駆動す
るとトナー13の過剰補給となり、現像剤3cの帯電性
に悪影響を及ぼす。そこで、撹拌部材18Bと現像剤フ
ィードロール19の間に磁気ブリッジ式濃度センサから
なるトナー濃度センサ23を設け、予備混合撹拌室16
内の現像剤3cのトナー濃度を検出し、規定トナー濃度
に達した時点で前記トナーフィードロール15の駆動を
規定時間に達していなくても停止し、トナー13の過補
給を防止する。逆にトナー濃度が規定値より少ない場合
はトナーフィードロール15の駆動時間を延長する場合
もある。
【0029】以上述べた実施例3によれば、予備混合撹
拌室16内に設けられた開口部30と現像剤レベルセン
サ22とトナー濃度センサ23で予備混合撹拌室16内
の現像剤3cの搬入量とトナー濃度を制御するので、帯
電性に有利な状態で撹拌混合されるため、安定した帯電
量が得られる。 (実施例4)以下、本発明の更に他の例について図1お
よび図5を用いて説明する。
【0030】図5は開口部近傍の拡大図である。現像剤
搬入板17近傍に設けられた開口部30下部に開口スペ
ース調整部材31、開口部上部で現像ロール4に対向す
る側に進入防止部材32が設けられている。現像剤搬入
板17を通り、予備混合撹拌室16に搬入された現像剤
3cが余分に搬入された場合、開口部30から現像部に
戻される。この際、現像部に戻される現像剤3cの量を
制御し、予備混合撹拌室16内の貯蔵現像剤量を一定に
する。開口スペース調整部材31は金属製の板状の部材
がDFシャフトスクレーパ25の上に装着され、斜め方
向にスライド移動が可能であり、開口スペース調整後、
固定される。開口スペース調整部材31を固定する位置
により、前記開口部30の開口スペースを調整できる。
【0031】また、前記現像剤搬入板17が閉じている
場合は、現像ロール4の磁気吸引力により、その表面を
搬送してきた現像剤3bはスクレーパ10により剥ぎ取
られ現像部に戻される。この際、開口部30は常に開い
ているため、余剰現像剤を現像部に戻すための開口部3
0からスクレーパ10により剥ぎ取られた現像剤3cが
進入する。現像剤3cが進入することで予備混合撹拌室
16内の貯蔵現像剤量が変化し、現像剤3cの帯電性、
トナー濃度等に悪影響を及ぼす。この進入を防止するた
め、進入防止部材32を設けた。進入防止部材32は金
属製の板状の部材からできており、一部を曲げ前記開口
部30から現像剤3cの進入を防止する。これによりス
クレーパ10により剥ぎ取られた現像剤3cは予備混合
撹拌室16に進入することもなく現像剤3dとして現像
部に戻される。
【0032】これらの部材を用いることで予備混合撹拌
室16内の貯蔵現像剤量を一定に保つことができ、経時
的に安定した帯電量が得られ、所望する画質を得ること
が出来る。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、予備混合撹拌室に磁気
吸引力を有する部材から構成される現像剤フィードロー
ルを設け、現像剤フィードロール内部にあるマグネット
ロール磁極位置を調整可能とし、現像部に撹拌済みの現
像剤を供給するようにしたので、高印刷密度印刷にも対
応できる画像形成装置を提供できる。また、予備混合撹
拌室に余剰現像剤を現像部に戻す開口部と現像剤レベル
センサとトナー濃度センサを用いることで、経時的に安
定した帯電性能が得られ、良好な画質が得られる画像形
成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明となる電子写真式現像装置の断面を模
式的に表した図である。
【図2】 予備混合撹拌室から現像剤を供給する時の拡
大図である。
【図3】 現像剤フィードロール内部のマグネットロー
ルに直結したシャフト端部の斜視図である。
【図4】 予備混合撹拌室の拡大図である。
【図5】 開口部近傍の拡大図である。
【図6】 従来の予備撹拌機構を示す説明図である。
【符号の説明】
1は感光体、2は現像容器、3、3a、3b、3c、3
d、3e、3fは現像剤、4、5、6は現像ロール、7
は搬送部材、8はキャリア捕捉ロール、9は現像剤規制
部材、10、20はスクレーパ、11は混合撹拌器、1
2は現像剤補給タンク、13はトナー、14はトナーホ
ッパ、15はトナーフィードロール、16は予備混合撹
拌室、17は現像剤搬入板、18A、18Bは撹拌部
材、19は現像剤フィードロール、19Aはスリーブ、
19Bはマグネットロール、19Cはピン、21はトナ
ー濃度検出器、22は現像剤レベルセンサ、23はトナ
ー濃度センサ、24はDFシャフトプレート、25はD
Fシャフトスクレーパ、26は現像剤フィードロール用
駆動装置、27は制御装置、28は現像剤搬入板用駆動
装置、29はトナーフィードロール用駆動装置、30は
開口部、31は開口スペース調整部材、32は進入防止
部材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H077 AA12 AA15 AB03 AB14 AB18 AC04 AC12 AD02 AD06 AD32 AE06 DA10 DA16 DA42 DA52 DB01 EA01 EA21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に形成された静電潜像をトナー
    を用いて顕像化し、該トナー像を記録媒体上に転写し、
    記録媒体上に転写されたトナー像を定着工程により、記
    録媒体上に定着して記録画像を得る静電記録装置であっ
    て、前記像担持体上の静電潜像にトナーを供給する現像
    装置の内部に現像剤とトナーホッパからの補給トナーを
    撹拌する予備混合撹拌室が設置されており、該予備混合
    撹拌室は前記現像剤を搬入する現像剤搬入板と、前記現
    像剤と前記トナーを混合撹拌する複数の撹拌部材と撹拌
    済みの現像剤を現像部に戻す現像剤フィード部材から構
    成されている静電記録装置において、前記現像剤フィー
    ド部材が磁気吸引力を有する部材から構成されることを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記現像剤フィード部材の形状は円柱状の
    ロールであり、その外周部に回動可能なスリーブと、そ
    の内部に固定した少なくとも1つ以上の磁石を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記予備混合撹拌室は前記現像剤フィード
    部材の外周部近傍に前記現像剤フィード部材表面に付着
    した現像剤を剥ぎ取る部材を有し、その現像剤剥ぎ取り
    部材が前記現像剤フィード部材内部に設けられた開放極
    部分の後に設置することを特徴とする請求項1または2
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記現像剤フィード部材の内部に設けられ
    た少なくとも1つ以上の磁石の設定位置が自由に変更で
    きることを特徴とする請求項1ないし3記載の画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】前記予備混合撹拌室内において、前記現像
    剤搬入板近傍の開口部を設け、前記開口部に近傍に開口
    部の開口スペースを調整できる部材と予備混合撹拌室外
    からの現像剤搬入を防止する部材があることを特徴とす
    る請求項1ないし4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記静電記録装置の印刷速度が1000m
    m/sec以上であり、前記像担持体上の静電潜像にト
    ナーを供給する現像装置は複数本のマグロールから構成
    されている多段ロール現像機であることを特徴とする請
    求項1ないし5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記静電記録装置の前記マグロールの周速
    度が1200mm/sec以上であることを特徴とする
    請求項1ないし6記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100839631B1 (ko) * 2004-07-22 2008-06-20 소켄 케미칼 앤드 엔지니어링 캄파니, 리미티드 편광판
JP2013083816A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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KR100839631B1 (ko) * 2004-07-22 2008-06-20 소켄 케미칼 앤드 엔지니어링 캄파니, 리미티드 편광판
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