JPH11174843A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

現像装置および画像形成装置

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JPH11174843A
JPH11174843A JP9350251A JP35025197A JPH11174843A JP H11174843 A JPH11174843 A JP H11174843A JP 9350251 A JP9350251 A JP 9350251A JP 35025197 A JP35025197 A JP 35025197A JP H11174843 A JPH11174843 A JP H11174843A
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JP
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chamber
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JP9350251A
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English (en)
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Hideaki Suzuki
秀明 鈴木
Kazue Nishiyama
和重 西山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像剤補給時に生じる現像剤の帯電不良を
軽減し、画像濃度の安定化を図る。 【解決手段】 現像剤担持体1と、第2室7の第2現像
剤攪拌棒22とを同一の第1モータ9で駆動し、第1室
6の第1現像剤攪拌棒21を第2モータ29で駆動し、
ホッパー18内のマグロール3を第3モータ3で駆動す
る。このように現像剤担持体1に最も近接した現像剤攪
拌部材21の駆動と、現像剤担持体1およびマグロール
3の駆動を独立させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた例えば複写機、レーザービームプリンタ、ファクシ
ミリなどの画像形成装置、および該画像形成装置に用い
られる現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に従来の現像装置の一例を示す。
同図において、現像装置10は第1室6および第2室7
を有し、第1室6には現像剤攪拌部材である第1現像剤
攪拌棒21と、現像剤の残量を検知する検知センサ4が
配置されており、第2室7には現像剤攪拌部材である第
2現像剤攪拌棒22が配設されている。
【0003】また、第1室6の開口部には像担持体であ
る感光ドラム11に対向して現像剤担持体1が配置さ
れ、さらに現像剤担持体1に対して所定間隔をおいて現
像剤担持体1に担持される現像剤量を規制する現像剤規
制部材であるブレード5が設けられている。
【0004】さらに、第2室7の上部には補給用現像剤
が収容されたホッパー8が設けられ、ホッパー8の下部
には第2室7に現像剤を供給するための現像剤供給部材
であるマグロール3が設けられている。
【0005】上記の現像装置10は、第1および第2現
像剤攪拌棒21、22の駆動が両方とも現像剤担持体1
を回転させるモーター9からギアを介して駆動を取って
おり、そのために、現像剤担持体1が回転中は第1およ
び第1現像剤攪拌棒21、22も常に一緒に回転するよ
うな構成となっている。なお、マグロール3は独立のモ
ーター19により回転駆動されている。
【0006】しかしながら、このような現像装置では現
像容器内の現像剤の状態(量、特性)やトナーの消費状
況にかかわらず新しい現像剤が無秩序に搬送される構成
になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】現像容器内に残ってい
る古い現像剤は攪拌によって外添剤がトナーに埋め込ま
れたり、現像剤の選択的な現像(現像に適した性質のト
ナーのみ現像されて不適なトナーが残る)により初期現
像剤のトナー粒径より大きくなったり、外添剤の割合が
変化したりして、新しい現像剤とはかなり異質のものに
変化している。
【0008】そのため、古い現像剤の中に新しい現像剤
が入ると全く種類の異なる現像剤が入ってきたのと同じ
ような状態となり、現像剤の帯電量(トリボ)が不十分
でかつ、現像剤自身の電気的性質にムラがあるため、ど
うしても均一に帯電量が上がらずに帯電不良となってし
まう。これをトナーコンタミ現象と呼び、この現象が現
像剤担持体近傍で急激に起きると現像剤のトリボ値の低
下が画像に影響し、濃度が急激に低下してしまう。
【0009】前述の通り従来例では現像剤をホッパーか
ら現像容器に供給する際に攪拌棒が全て回転しているた
めに全く新しい状態の現像剤がすぐに現像剤担持体上に
達してしまうため、このトナーコンタミ現象による画像
濃度の低下が現像剤補給の度に発生し、画像濃度が不安
定になるという大きな問題点を抱えていた。
【0010】具体的には、図4に示すように、長時間使
用(耐久)中に最大濃度差で0.2という変動があっ
た。特に高速機では単位時間当たりのコピー枚数が多
く、現像剤の消費が早いために現像剤補給が頻繁に行わ
れることになるのでこの現象が激しかった。
【0011】トナーコンタミ現象による画像濃度の低下
を防止するには新しい現像剤が現像剤担持体に達する前
に古い現像剤と十分に混合し、現像剤の電気的な性質を
均一にする必要がある。
【0012】従って、本発明の主な目的は、現像剤補給
時に生じる現像剤の帯電不良を軽減し、画像濃度の安定
した現像装置および画像形成装置を提供することであ
る。
【0013】本発明の他の目的は、現像剤補給時に新し
い現像剤が現像剤担持体に達する前に古い現像剤と十分
に混合し、現像剤の電気的な性質を均一にすることので
きる現像装置および画像形成装置を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置および画像形成装置にて達成される。要約すれ
ば、本発明は、現像剤を収容する現像容器と、該現像容
器に設けられ、像担持体上の静電潜像を現像剤によって
可視像化する現像剤担持体と、前記現像容器内に配設さ
れ前記現像剤担持体に現像剤を搬送する複数の現像剤攪
拌部材と、補給用現像剤を収納したホッパー内に設けら
れ、前記現像容器に補給用現像剤を補給する現像剤供給
部材とを有する現像装置において、前記現像剤担持体
と、前記現像剤担持体に最近接の現像剤攪拌部材および
前記現像剤供給部材との駆動が独立であることを特徴と
する現像装置である。
【0015】前記現像剤担持体に最近接の前記現像剤攪
拌部材は前記現像剤供給部材が回転中に停止することが
好ましい。現像剤補給時に停止した前記現像剤担持体に
最近接の前記現像剤攪拌部材が現像剤補給終了後一定時
間経過後に回転再開することが好ましい。現像剤補給時
に前記現像剤担持体に最近接の前記現像剤攪拌部材がそ
のまま回転を続けるかもしくは回転を停止するかの条件
を前記現像剤供給部材の回転時間によって規定すること
が好ましい。
【0016】本発明による他の態様によれば、静電潜像
が形成される像担持体を有し、像担持体現像剤を収容す
る現像容器と、該現像容器に設けられ、前記像担持体上
の静電潜像を現像剤によって可視像化する現像剤担持体
と、前記現像容器内に配設され前記現像剤担持体に現像
剤を搬送する複数の現像剤攪拌部材と、補給用現像剤を
収納したホッパー内に設けられ、前記現像容器に補給用
現像剤を補給する現像剤供給部材とを有する現像装置を
具備する画像形成装置において、前記現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に最近接の現像剤攪拌部材および前記
現像剤供給部材との駆動が独立であることを特徴とする
画像形成装置が提供される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像装置およ
び画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。な
お、つぎに説明する実施例においては、本発明は、例え
ば図9に示されるような電子写真画像形成装置に具現化
されるものとして説明するが、これに限定されるもので
はない。
【0018】図9にて、電子写真画像形成装置は、像担
持体である感光ドラム11を回転自在に設け、該感光ド
ラム11を一次帯電器12で一様に帯電し、つぎに例え
ばレーザのような発光素子13によって情報信号を露光
して静電潜像を形成し、現像装置10で可視像化する。
つぎに該可視像を転写帯電器14により転写材15に転
写し、更に定着装置16にて定着して永久画像を得る。
又、感光ドラム11上の転写残トナーはクリーニング装
置17により除去する。
【0019】実施例1 本発明に係る現像装置の第1実施例について図1、図4
および図5により説明する。なお、本実施例以降の説明
において、前出の部材と同一の部材には同一符号を付
す。
【0020】本実施例の現像装置の現像方式は1成分磁
性トナー(粒径6.5μm)を用いたジャンピング現像
方式とする。プロセス速度は520mm/secで90
枚機に相当する。
【0021】図1において、現像装置10は第1室 6
と第2室7の2つのブロックに分かれており、第1室6
には現像剤攪拌部材である第1現像剤攪拌棒(以下「第
1攪拌棒」という)21、および現像剤の残量を検知す
るセンサ4が収容されている。また第2室7には現像剤
攪拌部材である第2現像剤攪拌棒(以下「第2攪拌棒」
という)22が収容されており、その上方には現像剤ホ
ッパー18が配置され、その下部にはホッパー18内の
現像剤を第2室7に供給する現像剤供給部材である8極
の磁極を有するマグロール3が設けられている。第2室
7内の攪拌棒は複数(2本以上)入っていてもよい。
【0022】また、第1室6の開口部には現像剤担持体
1が延在されており、さらに現像剤担持体1に対して所
定の間隔をおいて現像剤担持体1上の現像剤量を規制す
る現像剤規制部材であるブレード5が設けられている。
【0023】さて、本発明の特徴は、現像剤担持体に最
近接の現像剤攪拌部材(第1現像剤攪拌棒)がそれ以外
の現像剤攪拌部材と独立した動作ができるように別々の
モータを使って駆動している点にある。
【0024】本実施例では現像剤担持体1と第2攪拌棒
22を第1攪拌棒21とは別駆動とする。すなわち、現
像剤担持体1と第2攪拌棒22を第1モータ9により駆
動し、現像剤担持体1に最も近接して配置された第1攪
拌棒21を第2モータ29により駆動し、さらにマグロ
ール3を第3モータ19により駆動する。
【0025】通常コピー時(現像剤非補給時)は第1お
よび第2モータ9、29のスイッチ(不図示)をオンと
し、第1および第2攪拌棒21、22をともに回転して
現像剤の攪拌と搬送を行う。コピー枚数の進行とともに
現像剤が減少すると第1室6内に設置された現像剤残量
検知センサー(圧電素子)4がそれを検知し、現像剤補
給信号を発する。この段階では第1室6内にはまだ数千
枚分程度の現像剤が残っている。センサー4から現像剤
補給の信号が発せられると第2モータ29のスイッチ
(不図示)がオフになり第1攪拌棒21が停止すると同
時に、第3モータ19のスイッチ(不図示)がオンとな
りマグロール3が回転して現像剤を第2室7に供給す
る。
【0026】第2室7内に供給された現像剤は第2攪拌
棒22によって攪拌されるが、第1攪拌棒21が停止し
ていることにより現像剤担持体1上に直ちに搬送される
ことはない。その間、現像は第1室6内の現像剤担持体
1近傍に残った古い現像剤によってのみ行われ、新たに
供給された現像剤は第2室7に残っている古い現像剤と
第2攪拌棒22によって十分混合、攪拌された後に第1
室6に供給されるため、全く新しい状態の現像剤が現像
剤担持体1上に達することが防止される。
【0027】これにより、トナーコンタミ現象による帯
電不良等の障害がなくなり、現像剤補給時においても常
に安定した画像を保ち続けることが可能となる。
【0028】現像剤が十分補給されると、現像剤残量検
知センサー4からの信号が切れて第3モータ19のスイ
ッチがオフとなり、マグロール3が停止し、その5秒後
に第2モータ29のスイッチがオンとなり、第1攪拌棒
21が回転を始める。
【0029】以上の動作を図示すると図5に示すシーケ
ンスのようになる。なお第1攪拌棒21の回転開始を5
秒遅らせるのは、より確実にトナーコンタミ現象を防止
するためである。
【0030】従来の構成の現像装置では、画像濃度が特
に高速機においては不安定になりやすく、図4の折れ線
(1)にて示したように、最大濃度差で0.2の変動が
生じていた。しかし、現像装置を本実施例の構成にする
ことで、図4の折れ線(2)にて示したように、画像濃
度の大きな変動が無くなり(Δ0.05以下)、安定し
た画像を提供し続けることができた。
【0031】実施例2 つぎに、本発明の第2実施例について図1および図6に
より説明する。なお本実施例の現像装置の構成は図1に
示した第1の実施例と概略同様であるので、その説明を
省略するが、本実施例においては、第1攪拌棒21の回
転、停止の条件をさらに細かく設定したものである。な
お、第2室内の現像剤攪拌棒は複数(2本以上)であっ
てもよい。
【0032】図1および図6において、第1室6内に設
置された現像剤残量検知センサー4が現像剤の残量の低
下を感知すると、第3モータ19のスイッチがオンとな
り、マグロール3が回転し、現像剤を第2室7に供給す
る。
【0033】この際、マグロール3の回転時間が2秒未
満の場合は現像剤の供給量が少なかったということで、
第1攪拌棒21はそのまま継続して回転を続ける。それ
以上の時間マグロール3が回転し続けた場合は現像剤の
供給量が多かったということで、第2モータ29のスイ
ッチをオフとし、第1攪拌棒21は停止し、第2室7か
ら第1室6へ新しい現像剤が大量に進入するのを防ぐ。
【0034】この境界を2秒に設定したのは、2秒以下
の補給が行われた場合には濃度変動がごく僅かなのに対
し、これよりも長く、例えば5秒に設定するとトナーコ
ンタミ現象が画像に影響し、濃度が最大で0.1程度低
下するからである。
【0035】このような設定にすることでコンタミ現象
が起こらない程度の少量の現像剤が供給されたときに、
いちいち第1攪拌棒21を停止する必要がなくなるので
現像モータの寿命を延ばすことができ、なおかつ第1実
施例と同様に画像濃度を安定化することができる。
【0036】なお、現像剤残量検知センサからの信号が
切れてから5秒後に第1攪拌棒が回転を開始するのは第
1実施例と同様である。以上の動作を図示すると図6の
シーケンスのようになる。
【0037】以上の構成にすることでより制御され、耐
久における濃度変動をさらに少なくするとともに、現像
関連パースの長寿命化が達成できた。
【0038】実施例3 つぎに、本発明の第3実施例について図2、図7および
図8により説明する。本実施例の現像装置の構成は第1
実施例と概略同一なのでその説明を省略し、異なる部分
すなわち現像剤攪拌棒の駆動方式について詳しく説明す
る。なお、本実施例においても、第1実施例と同様に第
2室内の現像剤攪拌棒は複数(2本以上)でもよい。
【0039】本実施例においては、第2攪拌棒22とマ
グロール3との駆動を同期させ、1つのモータ、本実施
例では第3モータ19にて駆動し、第1攪拌棒21はそ
れと独立して別のモータ、本実施例では第2モータ29
で駆動する。また現像剤担持体1も単独のモータ、本実
施例では第1モータ9で駆動する。
【0040】通常コピー時(現像剤非補給時)は第2モ
ータ29のスイッチをオンして第1攪拌棒21を回転さ
せ、第3モータ19のスイッチはオフして第2攪拌棒2
2は停止させる。
【0041】コピー枚数の進行とともに、現像剤が減少
すると、第1室6内に設置された現像剤残量検知センサ
4がそれを感知し、現像剤補給の信号を発する。この段
階では第1室6内にはまだ数千枚分程度の現像剤が残っ
ていて、第2室7内にもある程度現像剤が残っている。
【0042】現像剤補給の信号により第2モータ29の
スイッチがオフとなり第1攪拌棒21が停止し、同時に
第3モータ19のスイッチがオンとなり第2攪拌棒22
とマグロール3が回転する。
【0043】このとき、第2実施例と同様にマグロール
3の回転時間が2秒未満のときは第2モータ29のスイ
ッチをオンしたままにし、2秒以上のときにはスイッチ
をオフにする構成にしてもよい。
【0044】マグロール3によって第2室7に供給され
た新しい現像剤は第2室7に残っている古い現像剤と第
2攪拌棒22によって混合、攪拌される。
【0045】このように、現像剤担持体1とは離れたと
ころにある第2室7で新しい現像剤が古い現像剤と混ざ
るためトナーコンタミ現象が直接画像に影響することが
防止される。そして、現像剤が十分供給され、現像剤残
量検知センサ4からの信号が切れてから5秒後に第1現
像剤攪拌棒6が回転を始めるのは第1実施例と同様であ
る。
【0046】以上の動作を図示すると、図7のシーケン
ス(マグロール3の回転時間を考慮しない場合)に示す
ようになる。あるいは、図8のシーケンス(マグロール
3の回転時間を考慮する場合)のようになる。
【0047】以上のような構成にすることにより、さら
にコンタミ現象を抑えることができ、濃度変動を少なく
できた。
【0048】実施例4 つぎに本発明の第4実施例について、図3により説明す
る。
【0049】本実施例においては、現像装置の各部材の
駆動方法については第1〜第3の実施例のいずれかの方
法とし、現像剤残量検知センサ4の設置場所を、図3に
示すように、第2室7内とし、さらに第1室6と第2室
7とを区画する壁30を下方に延長し、隙間を小さくす
るとともに、第1室6と第2室7との間にマイラー板3
6を付設することにより第1室6内の現像剤量の安定化
を図った。すなわち、第1室6の現像剤が減り、空間が
できた場合にのみ第2室7から第1室6へと現像剤を送
る構成とした。
【0050】ここで、攪拌棒の駆動方式は第1実施例の
方式を採用した場合について説明する。
【0051】通常、コピー時(現像剤非補給時)は、第
1モータ9、第2モータ29のスイッチをオンとし、第
1および第2攪拌棒21、22がともに回転して現像剤
の攪拌と搬送を行う。
【0052】コピー枚数の進行とともに現像剤が減少す
るとともに第2室7内に設置された現像剤残量検知セン
サ(圧電素子)4がそれを検知し、現像剤補給信号を発
する。この段階では第1室6内にはまだ数千枚分程度の
現像剤が残っている。センサ4から現像剤補給の信号が
発せられると第2モータ29のスイッチ(不図示)がオ
フになり第1攪拌棒21が停止すると同時に、第3モー
タ19のスイッチ(不図示)がオンとなりマグロール3
が回転して現像剤を第2室7に供給する。
【0053】第2室7内に供給された現像剤は、第2攪
拌棒22によって攪拌されるが、第1室6と第2室7の
間の隙間が狭く、マイラー板36が付設されていること
と、第1現像剤攪拌棒21が停止していることにより、
第1室6に搬送されることはほとんどない。その間、現
像は第1室6内に残った古い現像剤によってのみ行わ
れ、新たに供給された現像剤は第2室7に残っている古
い現像剤と第2攪拌棒22によってしばらく混合、攪拌
された後に第1室6に供給されるため、全く新しい状態
の現像剤が現像剤担持体1上に達することが防止され
る。
【0054】このような構成とすることにより、トナー
コンタミ現象による帯電不良等の障害防止に対してより
効果があり、現像剤補給時においてさらに安定した画像
を保ち続けることが可能となった。
【0055】また、本実施例においても第1実施例と同
様に、現像剤残量検知センサからの信号が切れてから5
秒後に第1攪拌棒21の回転を開始する。
【0056】なお、本実施例において、各部材の動作の
シーケンスを第1実施例にて説明したが、第2実施例ま
たは第3実施例のシーケンスとすることも可能であり、
上記と同様な作用効果を得ることができる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本実施
例の現像装置および画像形成装置によれば、現像剤担持
体と、前記現像剤担持体に最近接の現像剤攪拌部材およ
びホッパー内の現像剤供給部材との駆動が独立であるこ
とにより、現像剤補給時に新しい現像剤が前記現像剤担
持体に達する前に古い現像剤と十分に混合し、現像剤の
電気的な性質を均一にすることができ、それにより、現
像剤補給時に生じる現像剤の帯電不良を軽減し、画像濃
度の安定化を達成でき、したがって、高品質画像を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2実施例に係る現像装置
の構成を示す説明図である。
【図2】本発明の第3実施例に係る現像装置の構成を示
す説明図である。
【図3】本発明の第4実施例に係る現像装置の構成を示
す説明図である。
【図4】従来の現像装置の画像濃度と本発明の現像装置
の画像濃度との比較を示したグラフである。
【図5】第1実施例における各部材の動作を示したシー
ケンス図である。
【図6】第2実施例における各部材の動作を示したシー
ケンス図である。
【図7】第3実施例における各部材の動作を示した、マ
グロールの回転時間を考慮しない場合のシーケンス図で
ある。
【図8】第3実施例における各部材の動作を示した、マ
グロールの回転時間を考慮する場合のシーケンス図であ
る。
【図9】本発明が具現化される電子写真画像形成装置の
一実施例を示す概略構成図である。
【図10】従来の現像装置の一構成を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 現像剤担持体 3 マグロール(現像剤供給部材) 6 第1室 7 第2室 9、19、29 モータ(駆動源) 10 現像装置 11 感光ドラム(像担持体) 18 ホッパー 21 第1現像剤攪拌棒(現像剤攪拌部材) 22 第2現像剤攪拌棒(現像剤攪拌部材)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容する現像容器と、該現像容
    器に設けられ、像担持体上の静電潜像を現像剤によって
    可視像化する現像剤担持体と、前記現像容器内に配設さ
    れ前記現像剤担持体に現像剤を搬送する複数の現像剤攪
    拌部材と、補給用現像剤を収納したホッパー内に設けら
    れ、前記現像容器に補給用現像剤を補給する現像剤供給
    部材とを有する現像装置において、 前記現像剤担持体と、前記現像剤担持体に最近接の現像
    剤攪拌部材および前記現像剤供給部材との駆動が独立で
    あることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤担持体に最近接の前記現像剤
    攪拌部材は前記現像剤供給部材が回転中に停止すること
    を特徴とする請求項1の現像装置。
  3. 【請求項3】 現像剤補給時に停止した前記現像剤担持
    体に最近接の前記現像剤攪拌部材が現像剤補給終了後一
    定時間経過後に回転再開することを特徴とする請求項2
    の現像装置。
  4. 【請求項4】 現像剤補給時に前記現像剤担持体に最近
    接の前記現像剤攪拌部材がそのまま回転を続けるかもし
    くは回転を停止するかの条件を前記現像剤供給部材の回
    転時間によって規定することを特徴とする請求項1また
    は2の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤は1成分磁性トナーであり、
    前記現像剤供給部材は複数の磁極を含むマグロールであ
    ることを特徴とする請求項1の現像装置。
  6. 【請求項6】 静電潜像が形成される像担持体を有し、
    像担持体現像剤を収容する現像容器と、該現像容器に設
    けられ、前記像担持体上の静電潜像を現像剤によって可
    視像化する現像剤担持体と、前記現像容器内に配設され
    前記現像剤担持体に現像剤を搬送する複数の現像剤攪拌
    部材と、補給用現像剤を収納したホッパー内に設けら
    れ、前記現像容器に補給用現像剤を補給する現像剤供給
    部材とを有する現像装置を具備する画像形成装置におい
    て、 前記現像剤担持体と、前記現像剤担持体に最近接の現像
    剤攪拌部材および前記現像剤供給部材との駆動が独立で
    あることを特徴とする画像形成装置。
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